本日の写真です。
本日は午前8時から福祉有償運送が始まり、最後の患者さんを移送したのは午後5時近くなっていました。
「おばあちゃんがコーヒー屋で転んでケガをしたので」
「有難うございます。今すぐ迎えに行きます、コメダさんですね」
「有難うございます。あの、弥富市の…」
「えっ?弥富市ですか?」
電話を受けたのは私の家内ですが、「珈琲屋でケガをした」との電話に、30分前に自宅から珈琲屋のコメダへ出かけていった私の母親のケガと勘違いした応対で、我家から10キロ以上離れた弥富市の患者さんを車イスで病院まで搬送することになりました。
我家の母親ではないとホッとしたものの、聞いたこともない住所はカーナビにも表示されず、それ以前に病院へ運んでいた2人の患者さんの送迎と重なりましたが、我家の母親と勘違いして「今すぐ行きます」と応対したことから、名古屋市まで搬送して余裕で帰宅した私の午前中は休みなしとなりました。
さて、勘違いの応対から10キロ以上離れた弥富市まで走っていった家内ですが、タクシーメーターの示した1050円の料金に2千円を差し出され、つり銭はいらないと固辞され受け取られなかったとの話から、駅から遠く離れてタクシーや公共交通のない場所だけに相手にも喜んでいただけたものと思われます。
とんでもない遠方からの依頼にもかかわらず、家内も大喜びで帰宅した姿に勘違いが双方に大きな喜びを生んだ笑い話となりました。
今回は福祉タクシーの話ですが、ボランティアである福祉有償運送についても、ボランティアでありながら役務的に受けている電話応対も多く、「今すぐ行きます」と勘違いで応対した移送ですが、我が身や親族の気持ちになった対応が必要と実感させられました。
一方で、低額な福祉有償運送であっても、安い利用料金も日常的になると当り前になり、限られた年金生活では移送にかかる費用も大きく、移送を依頼する対象者が高齢で自分の身体も自由にならない病人のため、ボランティアに対する配慮は期待できないと自覚し、ボランティア精神を再起させ続けないと続けられません。
千円とか二千円の笑い話ですが、本日は家内の勘違いから家族の気持ちと利用者の喜びと、仕事をして喜ばれる体験となり、忙しい中で清々しい気持ちとなりました。









