4日(木)の写真です。

長尾山 平福寺
長野県安曇野市三郷温4372

門前の柿

仁王門

参道
百体観音像
稲荷大明神
弘法大師空海が遣唐使船で日本に帰るときに、中国から付いてこられた中国の神様ですが、真言宗にはお稲荷様を祀るお寺が多く存在します。

太子殿 手前は十三仏石像
太子堂には聖徳太子が祀られています

聖天堂
 富貴を授けるという大聖歓喜天尊が祀られており、商売繁盛を祈願する人々に信心されているようです

参道

大杉

大銀杏

本堂

本堂前
 高野山真言宗の寺院である長尾山平福寺は、千年以上の歴史を持つ安曇野屈指の古刹です。その開基は不詳ですが、諏訪大社下社にあった神宮寺の僧・憲明阿闍梨(?-1396)の中興とされます。

お賓頭盧様

扁額

絵馬

絵馬

千匹馬

絵馬

案内板

本堂から見る参道

修業大師像

遍照殿(客殿)

納経所

大師堂

安曇野大師

集められた無縁仏など

幡隆上人の名号碑(パンフレットから添付)

一冠木門 (通用門)
この門は悪鬼から聖域を守る意味があるそうです

11月4日の写真です。

 長徳年間 (995年~99年) の創建と伝わり、本尊の木造聖観音菩薩立像は平安末期の作風を残し、鎌倉初期の重厚さがにじみ出ていると言われる長野県安曇野市では最古の仏像だそうです。長尾の観音様と昔から庶民に親しまれてきた広大な境内を持っていた古刹ですが、明治初期の廃仏毀釈によって観音堂を残して廃寺となったことは残念の一語です。

 平福寺を訪れる前日に参拝した満願寺 (725年創建) と松尾寺 (651年創建) も真言宗のお寺ですが、先月参拝した松本市の真言宗山派の牛伏寺 (ごふくじ756年創建) も含めて、弘法大師空海の真言密教が高野山から遠く離れた信州で伝承されてきたことに驚きです。

 牛伏寺では毎日護摩木を焚き上げる密教伝来の祈願が僧侶によって行われていますが、平福寺では地域をつなぐ交流施設が新たに建てられており、ダンスや武道だけでなく宿泊もできるうえに葬儀や通夜もできるという現代風の魅力あるお寺でした。

 上高地の行き帰りの道草ですが、信州には歴史のある古刹が点在することから、四国や高野山から遠く離れていても弘法大師空海の近くに居るような同行二人を実感させられるようになりました。これも来週15日の上高地閉山式が最終日となります。