午前四時半、あたりは静寂につつまれている。薄暗い林の中を一人で行くと、言いたいがついて来る人あり)で足を進め、本年も一日だけではあるが河童橋に一番乗りである。
天候に恵まれず、雨の心配こそないものの、霧につつまれた梓川に浮かんだように河童橋が横たわっている。
穂高連邦も霧と雲におおわれ、一番に明るい顔を表す焼岳にいたっては存在すらわからない。
わずかづつではあるが、人々が河童橋に集まり静かだった上高地(神河内)の一日が動きだす。
さて、ここからはついて来る人を振りはらって自分一人のこだわりの地に歩く。
ここ八年間、続けて通う場所でここから北アルブスをながめ焼岳を撮る。
川原に一本だけ大木に育ったカラ松は今年も健在だった。人間とは違い何倍もの寿命を持ちながらも、毎年の風雪に耐えていかなければならない。
ここでのこだわりは多いが、このこだわりがあるから毎年の上高地行きがある。このこだわりに応えてくれる上高地の存在は大きい。
8月22日の一言
天候に恵まれず、雨の心配こそないものの、霧につつまれた梓川に浮かんだように河童橋が横たわっている。
穂高連邦も霧と雲におおわれ、一番に明るい顔を表す焼岳にいたっては存在すらわからない。
わずかづつではあるが、人々が河童橋に集まり静かだった上高地(神河内)の一日が動きだす。
さて、ここからはついて来る人を振りはらって自分一人のこだわりの地に歩く。
ここ八年間、続けて通う場所でここから北アルブスをながめ焼岳を撮る。
川原に一本だけ大木に育ったカラ松は今年も健在だった。人間とは違い何倍もの寿命を持ちながらも、毎年の風雪に耐えていかなければならない。
ここでのこだわりは多いが、このこだわりがあるから毎年の上高地行きがある。このこだわりに応えてくれる上高地の存在は大きい。
8月22日の一言