大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2007年06月

初体験の学校3者懇談へ…

 私には4人の子供(3男1女)があり、学校のPTA役員や同窓会役員(現在も現役)を続けてきたが、子供の父兄参観日に行った経験はまったくなく、子供からは「絶対嫌だ」と言われてきた(私も嫌だった)が、高校2年生になった4人目の三男の高校の3者懇談に行く事となった。

 ただし、動機が不純であり、担任の教師に対して「勉強はしなくても良い」と言ってもらいたいとの理由で、息子に指名を受けたような顛末である。確かに、入学前から中学の担任にも「勉強はしなくても運動一本で頑張れば良い」と言って、私学への入学を勧めた経緯から「勉強せよ」などとは間違っても言えない立場ではある。

 しかし、三男の勉強の成績はあまりにも宜しくない(笑)のである。そんな事から、親公認で「勉強より部活動」との言葉を担任に言わせたいらしく、家内ではダメらしいから白羽の矢がたったのである。こうなると家内では絶対にできないし、話題にもできない親子の密談が成立した。

 実は、息子の高校には、長男と次男を見いだして指導していただいた恩師が存在する。特に長男の入学に対しては、「息子さんを指導したい」と熱心に出向いてもらった中学校で、反対の立場から大変失礼な苦言を並べ、陸上部で全国の表彰台まで導いてもらったにもかかわらず、その後においても監督と実際に指導してもらった恩師に御礼の言葉すらかけた事がなかった(息子が嫌う為でもあったが)のである。

 次男の入学については、陸上ではなく相撲部からの勧誘だった事から、「言葉だけでも反対した方が良い」と言う中学校の担任の前で、冒頭から「よろしくお願いしたい」と友好ムードだった事から、三男にもたえず監督から声がかけられているようでもある。

 「3人の先生にお礼に寄りたい」と言うと、家内が異論を唱えたが、「成績の悪い三男のためにもなるから」との不純な動機に三男も、「お父さんに会いたがっている〇×(先生)もいる」とニヤリとした。こうなると、現在三男を指導しておられる先生も含めて「一緒に廻ってこようか」と親子で悪乗りで5人を訪問する事となった。好ましい事ではないだろうが、「勉強より部活動」の三男の援護であり、「評価を上げてくれ」との依頼ではなく、結果は息子が体を張って自ら出す成績である事と、(4人もいて)最後の息子ゆえに、不純と思われてもお許しを願いたい。
                                   6月30日の一言


改めて勉強不足を実感し…

 昨日の一言の影響で、「本日こそ自転車で」と意気込んでいると、天候が思わしくなく、西の空は真っ黒であった。さんざん迷ったあげく「今日だめなら明日もダメ」と、心を鬼にして(笑)自転車で走り出すと早速の雨で、市役所に到着する頃には汗と雨でジトジトになっていた。

 「よりによって、こんな日に乗ってくるなんて」と笑われ、夕方には土砂降りの合い間をぬっての帰宅となった。ただし、傘をさしての片手運転は「なんだー、議員のくせにッ」と言われるとは思わなかったが、久し振りの雨が心地よく濡れて帰宅となった。「なんか、臭くない?」とは帰宅後の家内の一言。

 昨日の一言に関して一言。私は意識して減量(ダイエット)したものではなく、管理栄養士さんから言われた『不適切な食生活や食習慣』を改めただけで、食事量は減らしておらず、ただひたすらに会報「津島の風」を配布し続けた結果であり、苦労や頑張った結果ではない事を述べておきたい。

 さて、本日の夜には、名古屋市の自治労連愛知県本部で、桜花学園大学の森田教授を先生役とする「交通問題勉強会」が開催された。テーマは「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律(5月18日成立)」の学習と、各地の報告であった。

 私は3回目の参加であるが、本日が35回目の勉強会だけに、参加メンバーの経験と知識の高さに驚かされ、津島市の状況についてもひじょうに詳しく、昨年開催されていた「津島市巡回バス検討委員会」が、いかに勉強不足のままに開催され答申が出された事を改めて実感した。(昨年の9月議会で検討委員会について「予備知識のない素人ばかり…」と批判する発言をし、議会中に問題発言と代表者会まで開催され批判を浴びたが…)
                                    6月29日の一言


「なんだッ、元通りじゃん」

 本日は午前中に排水対策についての勉強会と、午後には市民病院調査特別委員会が開催されました。しかし、病院や医療についての自分の引き出しを全てあけてしまうと、他の議員に知恵を与えるばかりか、肝心の議会の本会議での質問や提言もできなくなる事からどこまで発言するかが難しい事を実感しました。

 「3日間は家を空けます」と視察に出かけていたが、帰宅後の我家へは電話と来客の連続となってしまった。「どこに行っていたの?」と、来客が留守番のように居座っている。「なんだッ、市役所か?」、「議会は終ったんだろう?」、「何があったの?」と、市役所に出向いている事がおかしいような口ぶりである。

 さて、明日も市役所で、市民病院について職員の説明を求めてある。夜には名古屋市で『公共交通』の勉強会も予定されている。「一緒に晩飯でも」、「日曜日に立ち会ってくれ」などとの約束が続き、自分本来のやるべき仕事が少しも進捗せず、事務所は資料がゴミのように山積みとなりつつある。

 「なんだッ、元通りじゃん」とは、久し振りに顔を合わせた市職員の言葉である。選挙でやせて減量した身体が、最近の天候不順で自転車から車に足が変わり、忙しくとも身体を使う事がなく、激太りのリバウンド状態である。「会報を出せばまたやせるだろう」との言葉に、「そんなことしてると倒れてしまうぞッ」と、同級生ゆえに親切心からのキツイ一言である。

 電話も11時近くまて続いたが、3日間の空白がいかに大きいかを実感する一日となった。やるべき事、やりたい事も多いが、やらなければ終らない事に悲鳴が続きそうでもある。
                                   6月28日の一言


市民病院の夜間救急に開業医の協力が…

 東京を経由して埼玉県に行き、東京に戻って茨城県に出向き、東京から名古屋に帰ってきた。しかし、東京で踏んだのは駅のホームだけで、土を踏んだのは3日間で茨城県の龍ヶ崎市だけであった。

 さて、本日の朝刊によれば、津島市民病院が夜間の救急外来について民間開業医の協力によって、7月3日から民間開業医による内科の夜間救急外来の診療を始める事が報道されている。

 この事については、私は過去の議会でも繰り返し要望し、今月開催された6月議会の質問でも、津島市の夜間診療について「民間開業医による当番医制かなくなり、市民が安心して生活していくためには、市民病院の救急体制を維持する面からも、民間開業医との連携や協力は急務」として、当局の積極的な働きかけが必要と訴えてきた。

 当局の答弁では否定はしないものの、実現の熱い想いは伝わらなかったが、本日報道された内容に至ったのは、明らかに5月から新しい市長に代わり、その市長が「市民病院の改革」を一番の政治使命としている事にほかならない。このあたりについては、全国的にも珍しい病診連携の先駆けとして注目される事は間違いがない。

 議会での質問や要望が、このように結実した事は、「自分を誉めてやりたい」と思うとともに、新市長のやる気に感謝の一言であり、新市長についても大きな声で誉めておきたい。明日は市民病院の調査特別委員会が開催される事から、病院関係者にはねぎらいの言葉をかけてみたい。
                                    6月27日の一言


行政視察二日目は茨城県龍ヶ崎市へ…

 本日は埼玉県狭山市から茨城県龍ヶ崎市へ移動。狭山市~(西武新宿線)~高田馬場へ。高田馬場~(山手線)~日暮里~(常磐線)~佐貫。佐貫からは関東鉄道龍ヶ崎線で龍ヶ崎市へ。

 駅から旧商店街を歩いて20分で宿泊先のサンライズホテルへ到着した。途中で通過した取手市は、かつてPL学園(桑田や清原が二年生の時)の優勝を阻んだ取手二高があることや、いにしえまで遡れば、大鹿城(現在は競輪場になっている)があったなど多少の予備知識もあったが、肝心の龍ヶ崎市については何も判らないままに到着したのでもあった。

 しかし、立派な駅があった狭山市とは環境も違うが、商店街は津島市と同じくシャッター通りで、歴史を感じる店々がひっそりと閉められている。しかしながらホテル前にはNPOによるインターネットラジオ局があり、パソコンが思うように使えなかった狭山市とは違って環境は良さそうだ。(ただし、書き込み中として書き込んであった全文章が、外出後にESCのボタンを押した事から真っ白に。深夜の書き直しである。人間のミスは自業自得である)

 明日の視察は、学校の不登校対策を目標にしているが、ホテル前には次々とコミュニティーバスが走る事から、充実した巡回バスについての視察や、津島市と同じ悩みとして中心市街地活性化についても興味をそそる環境がある。

 さて、明日の視察で帰宅となるが、同じ悩みを共有する地域間交流で、議員の期間付きトレードが実現できたら新鮮な施策として生かす事はできないだろうか。突拍子もない話ではあるが、何もしない議員と市民から揶揄されるよりは、議員も地元の代表として責任を持った行動を強いられる事から有効と思われる。

 まさか、こんな事は実現しないだろうが、求められれば立候補したいと思う。帰宅後の仕事も考えると、ずっと視察を続けたい心境であるが、視察がかすかな息抜きと感じるようでは、税金のムダ使いと批判されそうでもある。ただし、帰宅後の待ち受ける積み残した仕事を考えると明日意向のスケジュールが恐ろしいのも本音である。
                       6月26日の一言


行政視察

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 本日は、津島市議会総務文教委員会の視察のため埼玉県狭山市に来ています。写真は感度の悪い携帯電話のカメラから見たホテル前から駅方面の景色です。

 ここ狭山市では、学校給食センター更新事業(PFI)をはじめ、公共施設を視察し、明日の午後には茨城県龍ヶ崎市に移動します。
今回はノート型パソコンを持参しましたが、ホテルの無線ランが不調のため使えず、手配した市職員の心痛を察してあきらめましたが、立派な駅を玄関とする狭山市だが、インターネットのできる施設は、タクシーかバスを利用しないと無いとの話にガックリの心境です。駅前に市役所の市民サービスセンターがあり、期待して相談したものの、相手にもされず、行政の時代遅れも実感しました。
天候良し、明日は詳細を。

 追伸 
 幸いにして同僚議員よりパソコンが借りられ、パソコンの前に座る事ができました。今時インターネットの相談にものれないホテルにもガッカリです。情報の保護に敏感で相手にもしてくれない駅前の店や、仕事以外の応対は一切しない狭山市の職員の存在にもガッカリです。

 これが津島市の職員なら声を大にして叫びますが、明日市役所で初めて訪問した観光客の立場として質問し、苦言も呈したいと思います。それにしても、津島市の職員も来訪者にはこんな対応をしているのかも知れませんが、公務員が人に対する奉仕の気持ちが希薄である事を、埼玉県の視察先より実感した事も視察の成果に入れても良いのだろうか。
                             6月25日の一言

  

横井庄一記念館開館一周年を迎え

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 横井庄一記念館が開館したのは、ちょうど一年前の今日(18年6月24日)であった。多くの新聞社やテレビカメラを前にテープカットしたのが上の写真(左から2人目が横井夫人、3人目が私)である。

 わずか一年間とは言え、全国各地から訪問者を受け入れ、毎週日曜日だけの開館ではあるが、多くの人々に記念館を訪れてもらったのである。さすがに最近では訪問者数こそ減ったものの、相変わらず遠来の客が続き、本日も大阪府や滋賀県など県外からの訪問者も続いている。

 ただし、人の訪問と比例して、建物の床が痛みだし、駐車場の確保やトイレの改修など、館長(横井夫人)の経済的負担は増加するのみであり、ボランティアとは言え他人事とは思えない心配も尽きないのである。

 「そー言えば、あなたも横井さんに似ているねー」、「いやー、こんなに太ってはいませんよ」、「いや、いや、目鼻は横井さんに似ているワ」と、私が親類と判った人から言われる事が度々ある。現実には似てはいないが、記念館の玄関に飾ってある庄一晩年の写真は、私の祖祖母(庄一の母親つるの姉)に似ており、母親つるさんより似ていると思われるから、亡くなって10年が経過した今でも郷愁を誘われるのである。

 さて、今後の展開を考えるとボランティアの存在は大きく、記念館の屋台骨にならないと存続も危うくなってくるが、ボランティアの説明が上達すると、本当の横井庄一像とは違った印象を与えてしまう場面も増え、間違いを訂正すると訪問者は説明役から私に聞き耳を立ててしまうのである。

 そんな展開の中で開館1年を迎え、ボランティアの人々に依頼してあったビデオテープも出来上がってきた。本来なら何らかの記念行事も期待されていたと思われるが、私のぎっしりと埋まったスケジュールから先送りにされている感もする。明日から3日間は埼玉県と茨城県の行政視察である。この一言も関東圏からの発信となるが、私をあてにしている人々には伝わらない事から、空白の3日間となるのでもある。
                                6月24日の一言


働かないで稼ぐの広告に

 忙しい日程が続き、来週も3日間は家を空け、行政視察の予定が入っている。忙しいのは構わないが、3日間家に戻れない事から、地域の仕事は全てストップとなる。

 6月議会が終わり、自身の会報発行はもちろんだが、今月始めに申請したNPO法人の仕事も進捗しておらず、8月に総会を控える中学校の同窓会会報の編集と発行も残している。
 「大鹿さん、知多にはいつ行かれるの?」の一言は、知多半島山海にある『洗い観音』の宝珠寺に一緒する約束のある人々から家内が聞いてきた一言である。この観音様のご利益から、「なんとしても…」とすがられる人々の声だけに、無視できないプレッシャーとなってくる。そうなると、8月16日の「京都の送り火」も近づき、9月には5回目となる「四国八十八ヶ所巡礼の旅」も続いてくる。
 
 そんな頃には愛知県よりNPO法人の認証もおりるため、具体的活動の打ち合わせも必要となってくる。そんな頃には9月議会になっており、その後のバリアフリー検証会や11月の「朝日旅行友の会」の募集も続き、そのように考えると来年まで忙しいレールは今から確定的にひかれているようで苦しくなってくる。

 さて、本日の朝刊の広告欄に、「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」なる本の公告が掲載されてきた。働かないで金が入ってくるはずはないが、余分に働いても一円も入ってこない仕事ゆえに興味本位に資料を請求すると、夕方にはパソコンに資料が送られてきた。送られるのは何でも構わないが、今回の無料レッスンの流れとして「明日はまず、準備体操をします。お楽しみに。」と記されている。

 明日は(と言うより数時間後)横井庄一記念館の留守番である。せっかくだが、無料のレッスンを受ける時間すらない現実と、ゆっくりとここに座っておれない現実に気づかされる。先日の四国遍路で松山の石手寺から戴いてきた『在家勤行法則』の中に、十善戒の不偸盗の説明として「はたらかず恵みをうけぬ」と記されている。忙しさも邪心を持たさぬ天命かと理解してみた方が良さそうでもある。
                                      6月23日の一言
 ちなみに、明日は横井庄一記念館が開館して一周年にあたります。


市長の給料全額カットが提案され…

 本日は議会最終日であったが、過去の事例では午前中に終りそうな少ない議案数であったが、市長の提出した議案について紛糾し、夕方まて審議が続けられた。

 紛糾のもととなったのは、市長の給料を7月から3ヶ月間全額返上し、無報酬とする議案が提出された事にあった。この事については、市長が4月の選挙において発表した、就学前の幼児の医療費を10月から無料にするとの公約が実現できなくなった事の責任として出された議案であった。

 「ちょっとお邪魔したい」と電話をもらい、この議案の提出に理解と支持を求められた。マニフェストの時代であるが、発表した公約が守れない責任から報酬を全額返上するとの話に、公約が守れない大きな原因が医師不足による市民病院の経営悪化にもある事から、市長だけでなく我々議員の責任も感じたが、市長の強い信念から理解はしたものの、「我々は2人だけだから、大きな会派の理解を得て下さいヨ」と言って別れたのであった。

 案の定、本会議では10月の公約実現を優先すべきとの意見や、多数派から異論が出され、委員会でも侃侃諤諤の議論となったのである。考え方だが、公約を守れなかったら報酬カットで責任となれば、マニフェストも公約も意味がなくなってしまう。ただし、市長が純粋に自身の責任として発表した議案を否決すれば、市長のリーダーシップにも疑問符をつける事となり、議会との連携不足から市職員に与える影響も否めない。

 刻々と時間は経過したものの、結局は市長の決断を尊重し賛成多数となったが、この議会で市長は「市民病院の公設公営が維持できなければ責任を取る」との発言も残している。私も一般質問では、「市民病院については4月から市長になった新市長の責任より、それ以前から議員である我々の責任でもある」と発言した。議員の任期は4年あるが、市民病院の公設公営が維持できない場合は市長と道連れとの覚悟が必要である。
                                    6月22日の一言


安息日をおぼえてこれを聖くせよ

 本日の朝刊に目を通すと、一面には自民党の身勝手な国会運営の記事と、隣りには牛ミンチ偽装問題、そして下段にはガソリンや身近な製品の値上げ記事が掲載されている。

 2面には、都会の東京都でおこった温泉のガス爆発事故が続き、最終面を飾る社会面にはバイク便で振り込め詐欺事件や金塊強盗事件やミンチ偽装と暗いニュースのオンパレードである。中ほどの生活欄は2ページとも年金問題の記事であるが、これも明るい話題とは言い難い話題である。

 人生は浮き沈みもあり、悪い事も起こってくるが、これだけ暗いニュースが続くと明るい話題を求めたくもなってくる。こうしている間にも、交通事故で命を落としている人もあり、病気で苦しんでいる人もあろうとは思うが、一瞬でも暗いニュースや事件を止める事はできないものだろうか。

 かつては、公害対策が目的ではあったか、「ノーカーデー」なる日が存在した。交通事故の死亡者数については毎年減少傾向にあるとはいえ、事故そのものは減少しておらず、誰も車に乗らない日が作られれば、事故そのものも存在しない筈ではあるが…。

 かつてモーゼは、『安息日をおぼえてこれを聖くせよ』と十戒の中で説いている。これがもとで、一週間に一日は休みが定着しているが、最近では365日年中無休なる企業も多く、機械音が日本中で静まる日は不可能である。もっとも、都市部を壊滅状態にする大地震でも起これば静かな街が実現するかもしれないが。できる事なら、日本中の全員が仕事の手を休めてみたい。そうすれば、事故も起こらず、偽装ミンチも製造が止まるのである。機械音が何一つなく、人の声しか聞こえない一瞬に憧れを持つのは私だけであろうか。
                                    6月21日の一言


都心部の地下に天然ガス資源とは

 東京都の温泉施設でガス爆発がおこり、6人が死傷した事件は、全国どこでも存在するようになった温泉ブームに水を差すのだろうか。報道によれば、同様な事件が以前から各地で続いており、掘れば出てくるのは温泉ばかりではなく、一緒に汲み上がる天然ガスの存在にはびっくりでもある。

 2日前に帰った四国遍路においても、各地に存在する温泉が疲れを癒してくれた。一日目には大歩危・小歩危峡谷に近い祖谷秘境の湯(徳島県三好市)を利用した。二日目の屋島周辺にはクアハウスや健康ランドがあり、四国全体に温泉が点在している。

 しかし、大都会の東京都の真下にメタンガスの大資源が眠っておる事も意外だが、温泉の汲み上げに伴って天然ガスが噴出する危険性については、専門家以外には認識されていなかったのではないか。報道によれば、千葉県では自然に噴出する天然ガスが各地に存在している事から、今回の事件の反省から温泉に限定せず対策が必要でもある。

 ただし、資源の少ない日本の都心部の地下に大量の天然ガスが広範囲に眠っている事が判っていて、何故に今まで放置され続けたのであろうか。素人目には利用しない手はなさそうに思えるが、何も判らぬ立場での論評は無責任とは判っているが、自然の摂理に反する行為が引き起こした事故である事は間違いのない事実でもある。

 私の住む地域では、地下水の汲み上げが地盤沈下の原因になる事から、規制が設けられている。全国各地に広まった温泉掘削も、自然に湧き出る温泉とは違い、無理矢理に地下1千メートルや2千メートルに眠っている温泉を、機械によって強制的に汲み上げているのである。自然の摂理や循環を無視した罪は大きい事を自覚したい。
                                      6月20日の一言


なぜ、こう言い返さなかったの

 「えっ、6日間で廻ってきたんだって」とは、四国遍路に詳しい知人の一言であった。いかにスピード化時代になったとはいえ、6日間での巡拝にはびっくりの様子でもあった。

 ガイドブックを参考にすると、大型バスで11泊12日程度、貸切タクシーでは7泊8日程度と記されている。ちなみに徒歩による巡拝は、個人差があるものの約40日程度は必要となる。遍路の早廻り記録は耳にした事がないが、車での6日間を短縮しても5日にする事は不可能ではないだろうか。一方で、時間との勝負は、帰宅後の脳裏に『納経所』のイメージばかりが残されている。時間にとらわれない遍路がしてみたい。

 さて、遍路に浮かれていたくとも、仕事の約束は待ってはおらず、眠い目をこすっての出勤である。6月議会での私の議会質問に関係して市民の有識者と意見交換が目的であった。「なぜ、こう言い返さなかったの」との辛辣な意見もいただいたが、自分の不足する部分については第三者の意見は的を得ている場合が多い。

 本日は2時間の予定が5時間を超過したが、議会で私の質問に対する行政側の答弁もれが多く、議論がかみあっていない場合がある事について、私自身は答弁できない事情を知りつつ質問しているが、関係する市民にとってはおかしい話となって映っているのかもしれず、対応も必要と感じたしだいである。

 今まで会報による議会報告を行なってきたが、今後は議会の一般質問をビデオによって有識者や一般市民と検証していく事も重要と思わされた次第でもある。
                                     6月19日の一言


4回目の遍路から帰りて…

 4回目の四国八十八ヶ所霊場巡りが満願となり帰宅した。今回は車による野宿遍路で、第46番浄瑠璃寺から第88番大窪寺までを3日間で走破した。

 今回は菩提の道場である愛媛県と涅槃の道場・香川県の巡拝であったが、一昨年に残した巡礼の残りで、通算して6日間で廻ったこととなる。
 さて、今回は車による巡礼で、過去3回のマイクロバスによる巡拝とは運転手のストレスが違う。狭い四国の街で駐車場もなく、山道では車のすれ違いもできないマイクロバスとは違い、乗用車であれば寺の境内まで侵入ができることと、ロープウェーやケーブルカーを使う必要もなく、宿泊の予約や時間の制約もないことから巡礼だけを考えれば気ままな旅となる。

 広島県から同様に廻っている人は、26回目の巡拝との事だが実に速い。完全な週末遍路を繰り返して回数を重ねておられるが、我々とは距離的に環境が違い、週末だけで満願ができる環境が羨ましいかぎりである。
 遍路の納め札を見ると、50回以上巡拝した人の金の札を見かけるが、名古屋からは距離的に難しく思われ、巡拝された人々の思い入れにただ敬服するのみである。

 ただし、車であれば野宿とはいえ、各地に温泉入浴施設が建ち、24時間営業のコンビニがある事から、かつての善根宿や本堂の軒下を借りる野宿に比べれば天国といっても良いだろう。たかだか4回の遍路だが、最初に廻った時とは環境も飛躍的に良くなっている。これからの人生で何回廻れるかは判らないが、次は9月の予定となっており、今度こそ家内抜きでは語れない。
                                    6月18日の一言


四国遍路・第二日目

本日は、香川県の六十六番雲辺寺から八十三番一宮寺まで巡拝しました。写真は善通寺の境内でイベントに参加して踊る若者たちです。この活気を津島市もあやかりたいですね。明日は五ケ寺で満願となり帰宅となります。

 http://blog.livedoor.jp/s281218_hobby/archives/2590329.html へ転載しています

四国遍路・第一日目

 本日、六月十六日は、愛媛県の四十六番浄瑠璃寺から、六十五番三角寺まで巡拝しました。途中の第五十二番太山寺では、住職より四国霊場会の公認先達への推薦状を出していただける約束をいただき、今回の巡拝が終りしだいあらためて訪問する事となり、新たな展開と目標ができました。明日は香川県六十六番雲辺寺からスタートです。



 http://blog.livedoor.jp/s281218_hobby/archives/2590327.htmlへ転載しています

ベテラン議員の存在感に…

 6月議会も一般質問が終わり、本日で3つある常任委員会が終了し、最後の本会議まで表面上は暫しの小休止となる。ただし、議案は少ないものの、新市長の思い入れの深さと、過去からの経過との狭間で緊迫する場面にも遭遇する。

 議会の勉強会も今年は多い。新人議員にとっては何事も全て勉強するしかなく、再選議員にとっても不勉強な部分の再確認となるばかりか、身勝手に思い込んだ認識の修正も重要である。3期目となるが、勉強会の開催は過去になく多く、良い意味での緊張感が存在する。

 しかし、ベテラン議員には追い越す事ができない視点と経験がある。「おい、大鹿君、アレはどうなっているんだ?」と、本日の委員会終了後に、委員会内でのやりとりについて問われた。事の発端は、私が舞台裏まで知り尽くしている問題を、確認の意味を込めて質問した案件に、新人議員がまったく見当違いの質問を続けたために、過去の議会や委員会から想定される将来への流れとは違う説明のように思われる案件があったのである。

 私でも専売特許のように得意とする分野はあるが、先輩議員は中身にこそ入ってこないものの、私の過去の言動ややりとりから事の本質を見透かされていたようでハッとさせられた。これでこそ市民の代表である議員である。「選挙の時しか姿が見えない」とか、「何もしていない」との市民の厳しい批判や多選禁止の声も耳にするが、ベテラン議員の経験も無にしてはならない事を実感した。

 省みると、私も過去の流れを無視して、身勝手な発言や質問をしていた事が、今では恥ずかしい思い出話となるが、何も知らずに次々と質問を続けた過去を、新人議員の発言とベテラン議員の発言から思い起こす一日となった。
                                       6月15日の一言


老人ホームと水門

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 今では珍しくなった旧式の水門が、地域の人々を洪水から守っています。後方に見える建物は、老人ホームです。

 かつては水郷地帯で、水路を利用していた当地方では、農家の軒先まで川が入り込んで、農繁期の交通手段も水路の舟に頼っていたとの話ですが、現在はその面影もなくなりました。このような水門も貴重な存在になり、数年後には姿を消す運命にあります。

 一方で、後方に立つ建物は有料老人ホームで、地域との交流もなく田んぼの中に建つ姿も最近では珍しくはなくなってきました。近代的な老人ホームを水害から護る旧式の水門に哀愁をかんじます。
                                   6月14日の一言

お父さん、知らなかったの…

 私の車は平成1年に初年度登録された20年選手直前であるが、息子の自転車からゴミまで何でも運べるため重宝しているが、本日も親族の家具運びに出動すると、最近は自転車通勤のためクモの巣がはりめぐらされており、同行した知人と顔を見合わせ苦笑である。

 最近知人の親が高齢のため廃車する予定だった車が加わったが、我々夫婦の2台と、長男、長女、次男と5台も車が並べられると駐車場は一杯となってしまう。これらの税金だけでも大変であるが、一方で、三男の自転車2台は現役であるが、乗らなくなった自転車も多く、母2台(現役1台)、家内2台(1台バンク中)、私が2台、長男の2台と次男や長女の自転車は置かれたまま動いた気配すらなく、私の自動二輪(知人が修理中)や小型・原付きも含めると、置き場面積も相当なものとなっている。

 しかも、全てが旧くなっており、乗るたびに修理を繰り返して、年月が経過して修理を繰り返すの連続でもある。我家は妹と長女と次男がマンションやアパートを借りて出ているが、税金は全てが住所地の我家に届けられるために、この時期は税金の納付書が大量に届けられ、2階やウラには遊んでいる部屋もある事から、改造や修理費がかかっても一緒に同居した方が得策に思えるが、ままならぬところに私の存在感が薄れている事を実感する。

 さて、息子と婚約中の彼女が来月末に来日するらしい。「お父さん、知らなかったの」と家内に言われたが、知らぬは自分だけで、来日の目的は入籍手続きをするとの事である。相手は今年の3月までアメリカ人であったが、両親が寝たきりとなった母親のためにルーマニアに移住し、親元に帰れなくなる事からルーマニア国籍に代わっており、手続きもアメリカのようにはいかず、東京の大使館と津島市役所を往復して入籍とは大げさな事である。

 許せないのは、この東京行きには家内も同行するとの話である。「何でお前だけが…」、「お父さんも行きたいの」と言われると、行きたくとも行きたいとは言えず、週末四国に行きたい本音が隠してあり、無視された怒りを家内の心中を読んで言葉を飲み込んだのでもあった。
 しかし、私の四国行きがパソコンを通じて知った叔父の口から、この時既に伝わっていた事を私は知るよしもなく、本日の夜を迎えたのでもあった。
                                    6月13日の一言


歩道を占拠するゴミ置き場

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 歩道を塞ぎ歩行者の行く手を阻むゴミ置き場です。最近は自転車で市役所に出かけている事から、今まで感じなかった事や、新たな発見も多く、やはり自分の身をもって体験しないと本当の姿が見えない事を実感しています。


更新が止まったブログを訪問し続けて…

 この一言を通じて遠距離の人とも情報交換していると、意外に距離を感じなくなり、各地の情報にあたかもその地にいるような錯覚を覚える事がある。

 その一方で、私のブログのゲストブックに初めて訪問され、私が一番最初にお気に入りブログに選んだ「松本聖夜の聖夜句日記」の書き込みが4月22日で止まったままになっており、他人ではありながら我家から遠くない距離の住人だけに、氏の動向が気になって仕方がない。

 過去のブログを読み直し、彼の行動範囲まで30分程度で到達できるため行ってみたい衝動に駆られ、「いや、いや、個人のプライバシーがあるから」と思いとどまっているものの、体調不良によって入院でもされていたらと心配が日に日に増幅されてくるのでもある。(こんな過去を振り切れない性格が私の欠点でもある)

 コメントに対する返信も4月25日で止まっており、「気分転換に自転車で出ませんか」と私が誘った4月29日のコメントを最後に、返信も滞っている。仕事が忙しいのであれば、それはそれで結構な事であるが、病気やケガで入院されている可能性から、どこまで近寄ってよいのかお節介な性格から一人で悩む日々をおくっている。そして、更新されていないブログを淋しく訪問し続けているのである。

 さて、その一方で、私が応援していた元巨人軍の桑田真澄選手が縁で、毎日訪問するブログや、四国のお遍路が縁で訪問を始めたブログもあり、新たな出会いにはこんな淋しさを忘れさせてもらいひじょうに感謝の日々でもある。最近のテレビの大河ドラマで「国は人、人は国」との言葉があったが、ブログを通じた交換によって力を借りる場面もあり、ブログも人と人をつなぐ重要な社会の枠組みを形成している事を実感せざるをえないのである。

 しかし、この一言を通じて私の素顔を正直に語っているつもりだが、家族へのウソや家内への隠し事は問題でもある。現実に、私の行動を家内より詳しく把握しておられる知人もあり、時として「あれッ」と一触即発の危機も訪れるのである。週末に予定している「四国遍路」についても、家内にははっきりと言ってはおらず、ブログでは堂々と書き込みコメントのやりとりもしている矛盾から、明日には正直に話そうと思っている。また、そうでもしないと私が遍路に誘っている知人までもが悪役にされてしまうのである。
                                    6月11日の一言


ずる休みから秘策を練る一週間…

 本日は早朝より予定された行事が多く、明日には議会の一般質問を控えている事から、綱渡りの一日となる予定であったが、昨晩から続く降雨により出鼻が挫かれてしまったのでもあった。

 4時間の睡眠から、午前6時に起床し、本日開催予定の『海部地方総合防災訓練』のために用意を始めたが、雨はさほどでもないが、止む様子もなく、かといって肌寒くもあり、着ていく衣装を考えて、家内に引っ張り出してもらい、長靴を探して雨合羽を着ていると、市役所の担当者から「中止」の連絡であった。

 聞けば、昨晩より局地的な雷雨や豪雨により床下浸水も発生しており、警報が発令されていたのでもあった。ただし、今回の防災訓練には海部地区の防災ボランティアも多く参加する事になっており、私に対しては市役所が参加を確認していた事から中止の連絡があったものの、一般のボランティアへの連絡は無かったのではないか。「ボランティアは自己完結」が口癖になっている事と、警報が出ている場合には中止と打ち合わせがあったものの、今後は改善が必要と思われる。

 さて、本来であれば、午前9時には家を出発し、午後5時までは『横井庄一記念館』の一日でもあったが、一緒に同行しているボランティアのTさんは、車の手配がしてある事から、中止により午前中は『ずる休み』を決行する事に決めた。(これはここだけの秘密であり、横井夫人にも内緒であるが…)

 こんな天候では記念館で出迎えるのも大変な苦痛で、誰も来ない記念館は身の上話で時間が経過し、来客はしつこく長い案内を聞かされる事となる。考えてみるとボランティアのTさんの案内する時間は、日に日に長くなり、時には横井庄一とはまったく違う話が展開されているのである。今月の24日は開館して1年目となる事から、ビデオの活用やホームページの復活など、根本的な改善も必要であろう。

 帰宅後も予定外の行動である。友人から家内用に廃車する車をもらう事になっており、持って行くとの連絡があった。もっとも、持ってきてもらうだけでは済まず、私が送っていかなければならないのである。明日の議会での一般質問の整理もしておらず、深夜までかかる事から、午前中のずる休みをムダにした反省をしてももう遅い。

 週末はこのブログでは記してあるが、四国お遍路に出発予定であり、一緒する知人にも知らせてあるが、肝心な家内(風当たりが強い)と家族には何も知らせていないのである。ただし、家内は週末に次男と長女と一緒に、三男の出場するインターハイの東海地区予選を観覧するために静岡県の修善寺まで出かける予定を立てており、私は交換条件で四国を切り出す戦法を練っているのである。明日からの一週間が良き日々になる事を祈りたい。
                                     6月10日の一言


反省できるうちは良いが

 しばらく雨を経験した事がなかったが、昨晩から雷をともなった激しい雨が降り続き、明日の天気も同様な予報が流されている。

 明日は早朝より「海部地方総合防災訓練」が木曽川左岸堤で実施され、横井庄一記念館の当番日でもあるために、一日中家を空ける事となるが、明後日には6月議会の一般質問も控えており、帰宅後は徹夜覚悟の一日となりそうである。

 昨晩は帰宅が遅かった事もあるが、定例で深夜に長電話をもらっている熱心な市民の方と長電話が終わり、パソコンの前に座ると、夕方にメールで転送しておいたアンズの写真にコメントが届けられていた。

 「写真は撮らないから…」と、昨年11月に携帯電話を交換した時に、ついでにレンズが付いている程度の携帯電話を手にしたが、やはり画素数が低く、昨日のアンズについても、実際のアンズの柔らかく細かい色合いが出ておらず、紹介したアンズに申し訳ないと同時に、皆さんにも申し訳なく思っている。ただし、一度デジタルカメラを使うと、何台も所有しているフイルムカメラを廃物にしてしまう事と、旧くなってもカメラを捨てられない自分の性格から、デジタルカメラは封印したいと思っている。

 さて、横井庄一記念館が開館して今月で1年が経過する。開館の時から撮影をお願いし、所蔵のビデオを編集してもらっている「西尾張ホームビデオクラブ」の人々によるビデオが完成されつつある連絡を耳にした。まったく人任せにして、連絡もろくに取っていないのに、着々と進めていただいていた事が申し訳なく思われる。当初公開してあったホームページについては、無料のサイトが閉鎖されてから、そのまま閉鎖状態になっており、「忙しい」との言葉の弁解は限界にきている事と、やりっ放なしの反省が必要となっている。

 反省できるうちは良いが、身体は一つしかない事から、反省で済まない結末の予感がするようになってきた。議会と会報配布、行政視察、防災ボランティア、NPO法人の認証と活動、朝日旅行友の会、と日程が目白押しに迫ってくるが、それぞれの人々との会話によって更に予定を増やしていく。来週末の四国遍路は超特急である。吉野の蔵王堂で僧侶や修験者の読経に併せて「般若心経」を唱え続け、意識モウロウ(神秘体験)となった日の再来は無理だろうか。
                                     6月9日の一言

あんず

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あんずの花が実になり、食卓にあがりました。

NPO法人の申請書が県に受理され…

 前々から『特定非営利活動法人』としての申請手続きを進めていた「ひとまち生活ネット津島」の設立認証申請書が、本日6月7日の午前中に愛知県の担当課に受理された。

 これからは、愛知県公報で公告され、申請した書類が愛知県社会活動推進課(あいちNPO交流プラザ)で約2ヶ月間一般に縦覧された後、審査の後で、認証・不認証の結果が通知(申請後4ヶ月以内)されてくるスケジュールとなっている。本日の担当者の話では、8月中には法人としての認証がおり、連絡があるとの事である。

 ただし、この認証後にも2週間以内に法務局に登記を済ませ、関係各所に届け出が必要となり、肝心の仕事については全くの白紙状態からのスタートでもある。

 今までボランティアとか、NPOなどと記してきたが、この法人の目的と活動について触れておきたい。この『ひとまち生活ネット津島』では、活動の種類を (欸髻医療又は福祉の増進を図る活動 △泙舛鼎りの推進を図る活動 C楼莪汰干萋亜´せ劼匹發侶鯀完蘋を図る活動を展開していく。

 法人の目的として定款では、(略)…高齢者や障がい者の自立した生活、核家族の子育てなどを支える為に、優しさと思いやりの心のある、ごく普通の家庭の主婦や退職した元気な男性がボランティア活動として、清掃・洗濯・買い物・留守番・お話し相手・乳幼児のお世話・子守り、自力で移動が難しい高齢者や障がい者等の病院への通院などの移送サービス等、地域や家庭で必要とされ求められるサービス全般を提供する…(略)と記してある。

 つまりは、地域で求められる仕事には何でも積極的に参加していく予定である。当面は、ボランティアのできる人材を募集しながら、求められる仕事も募集しながらのスタートであるが、高齢者や障がい者の病院や買い物への移送サービスを法的に認められる状況にしていく事から始め、生活全般の要望に応えられる事を目標にしたい。

 さて、申請は受理された事からすぐにでも活動を展開したいところであるが、提出した書類は修正を重ねており、全役員に集合してもらって確認してからの話でもある。特定非営利活動法人としては、『申請中』を追記すれば、法人と同じ活動をしても良いとの事から、一日も速く活動の足跡を刻んでいきたいと考えている。
                                     6月7日の一言

6月議会一般質問の予告…

 6月議会の一般質問は、11日(月)と12日(火)に開催されます。私(大鹿一八)は5番目の登壇ですのて、11日の午後3時前後になりそうです。以下は質問の要旨

〇堋垢寮治姿勢について
   選挙公約から具体策について(市民病院・副市長・市職員の健康管理等)
 ・医師不足に対して具体策はあるか?
 ・研修医制度の定着で医師不足が解消するとの市長発言について?
 ・19年度収支均衡が達成できない点について、改革委員会は公設公営の見直しを答申しているが?
 ・前市長の施策を継承した立候補であれば、改革委員会との約束の先延ばしは問題ではないか?
 ・副市長の役割と市長との役割分担について

∋毀栄賊,侶弍腸?欝擇唹緡鼎砲弔い
   経営改革委員会の答申から、医師確保、医療連携等について問う
 ・半年前に同じメンバーで改革委員会の答申が出された、蒲郡市民病院の現状把握について
 ・医療連携=開放型病床(オープンベッド)の現状と今後の展開について
 ・病院内開院をすすめるぐらいの考えは?
 ・夜間診療について=開業医の協力で実現できないか?
 ・開業医から市民病院への紹介状の文書料金の違いについて
 ・医師の募集と退職金について
 ・かかりつけ医の存在について

市民の行政サービスについて
 ・税金や消費相談など何でも相談できる窓口設置について(退職後の職員登用で実現できないか?)
 ・配食サービスなど、市全体で利用者減となって、当局が問題と思っている事とその改善について
 ・40才以下で乳幼児を抱える女性の健康管理について
   (子供を抱え、経済的負担も重なり、診察が遅れ病気の重症化に至るケースの報告から)
 ・救急車のタクシーのような利用(6月広報)の実態について

又、市長には子ども達が津島市を故郷として、将来社会人になってから戻ってくる魅力ある施策の実現も要望します。伊藤新市長は重要課題を市民病院の経営改革と位置付けており、市民病院を中心とした質問を通告いたしております。議会は市民に限定されず、誰でも自由で予約が無くても傍聴が可能です。
                                    6月6日の一言
  


段ボール2箱分は警察のメンツか…

 昨日の一言に記した「事実と違う新聞報道」については、本日、朝日新聞名古屋本社の広報センターに事実を伝えて担当記者に伝えてもらうとともに、経過を連絡してもらう事となった。

 実際には、朝日新聞だけでなく新聞各社が同じ記事を掲載し、テレビの映像を通じても市民に伝わった光景でもあり、記事として間違っているというものではないが、何も押収する品物が無い部屋で警察は1時間も時間を過ごし、何も入っていないロッカーと机から、段ボール箱2個分と書かれた資料を持ち出したのであった。

 「何が入っておろうと、紙切れ一枚でも2箱は2箱だ」と怒鳴って応対したのは、名古屋で圧倒的シェアを誇る地元中日新聞社の記者であった。「それで、あんたは何を言いたいの」と逆切れ状態である。私は見た目だけでなく、段ボール2箱分の記事の実際の事実関係を知りたいと言ったが、「そんな事、自分で警察に聞けよ」との返事であった。

 結局は捜索しても何もない部屋から「何か」を持ち出して、段ボール2箱の報道となったようである。その「何か」とは何だろうか。選挙違反で辞職した議員の私物は何一つ無かった事から、持ち出したとしたら、私の机に置いてあった議員の住所一覧表ぐらいしか無くなったものがない。こんな顛末を新聞記者に言いたいように言われるのも、議員の不祥事の後ゆえかも知れないが、巷のウワサでは現在も取調べ中の現職議員があるとの話に、同じ議員として活動を続けていくことに嫌悪感も感じるようになってきた。

 議員もそれぞれだが、新聞記者の資質も大きな格差がある。事実関係から、「警察のメンツから、何も無くとも何かを持ち帰った可能性が高い」と認めた記者もあったのである。そうなると、矛先は警察に向けなければならなくなる。
 しかし、これも、見苦しい選挙違反を犯した議員の存在そのものが一番の問題でもあり、全ての立候補者を調べ上げ、微罪でも全て公表して検挙しないと悪しき慣習は改まりそうにもないだろう。
                                   6月5日の一言

事実と違う朝日新聞の報道について…

 夫の選挙違反によって辞任した井桁和子議員に関係して、同じ議員の立場として触れたくない話題であったため、この場にあまり記してはこなかったが、6月2日付けの新聞記事は事実と違う記載のためにあえて記しておきたい。

 6月2日の朝日新聞朝刊では、「津島の議員控室 県警が家宅捜査」と題して、「市役所では1日午前、捜査員3人が、同法違反(買収、事前運動)の疑いで逮捕された元同市長の井桁克容疑者(67)の妻和子氏=同日付で市議を辞職=が所属した「無所属の会」の議員控室を捜索。約1時間で段ボール2箱分の関係書類などを押収した。」と記されている。

 しかし、事実は全く違い、何時間捜索しようとも、この無所属の会控室には、肝心の井桁和子議員の私物は何一つなく、議会事務局が差し入れた市役所の事業を紹介する資料が数点あったものの、それ自体は本日になっても置いたままになっており、それ以外で押収した物があったとしたら、朝日新聞社や愛知県警に段ボール2箱分の中身について、会派の代表者として説明を求めたい心境である。

 そもそも、無所属の会そのものが、無党派・無所属であり、議員個人の自由な発言と行動を尊重して結成されており、会派に入る前の新人議員の選挙活動については、まったく無縁・無関係である事と、議員になって3日間しか控室に入っていない議員と会派の関係についても会派の一員として問いたい心境でもあった。

 あらためて問いたい事は、段ボール箱2杯分の押収した資料の中身である。前日と翌日の控室の中身に何ら変わったものは無い。井桁議員のロッカーは何一つ入っていないどころか、一度も扉が開けられた事実がないのである。では、何を押収して持っていったのか。この様子はテレビニュースでも流されたと聞いた。私には、何も押収物が無いのに、空っぽの段ボール箱2杯が持ち出されたとしか思えないが、そうだとしたら報道された内容は真っ赤なウソとなる。

 このあたりについては、今年3月まで一緒の会派で活動しで引退した先輩議員と、無党派・無所属で何らシガラミと汚れの無い選挙で当選した新人議員の名誉のためにも記しておきたかったのである。

 選挙違反を犯した議員が辞任するのは当然であり、一度でも選挙違反を犯した議員には永久に被選挙権を剥奪する厳しさが必要と思っており、4年前の前市長陣営の選挙違反についても、その主旨を会報に記して地域に配布した。厳しい断罪は当然であるが、形式上とか事実無根の捜索と報道は問題でもある。

 選挙の度に発覚する選挙違反と、何事も無かったかのように次点が繰り上がる市議会に対して、市民の厳しい批判も届いており、厳しい追及と事実の解明を求めるのは当然だが、前記の疑問に答えずして事実解明は期待もできず、警察やマスコミには答えてもらいたいものである。
                                    6月4日の一言


主役が『人』である事が…

 ホームページを開設(16年2月)して3年以上が経過し、以来毎日一言を記してきたが、パソコンについては誰にも習った事もなく、メールに資料や写真を添付する事も満足にできないままに年月が経過している。

 愛知県に提出する申請書の行が揃わず、わずか半角の移動ができずに時間ばかりが経過する。他人の資料を引用しているためと思われるが、一字が直ると別の行が狂いだし、「いっそ全部作り直そうか」と思っていたが、高校生の三男に応援を頼むと一分で直ってしまったのである。

 「なぜッ?」と疑問に思い、やり直していると元のモクアミ状態である。結局、息子が一分で直した状態に30分を要した事から、パソコン(ワードやエクセル)そのものの勉強が急務と実感した。

 ホームページについても、このブログの更新だけとなり、「朝日旅行友の会」や、横井庄一記念館の「明日への道」も、「ひとまち生活ネット津島」も、無料で提供されていたサイトの閉鎖によって休止状態が続いている。早急な改善が求められている。

 さて、NPO法人の設立認証に向けて申請書や定款など関係書類を整えてきたが、明後日には6月議会が開会となり、議会の一般質問についても多くを書き溜めていた事から、選択に苦慮する事体に追い込まれてきた。

 市役所、愛知県庁、議会とスケジュールに追われているが、本日放映された大河ドラマ『風林火山』で、武田信玄の軍師・山本勘助が「国は人、人は国」と話した言葉にハッとさせられた。いまや、国政においても国民の存在が選挙のためだけとなっており、人の存在が第一に考えられているとは思えないのである。

 以前の一言に、武田信玄の「人は石垣、人は城」の色紙 [http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/13738505.html] (朝日新聞社渡辺元社長の書)を紹介した事があったが、地域も街も、会社や自治体、国においても、主役が『人』である事が忘れられてはいまいか。議会においても、「自分」ではなく「市民」のためにある事を自覚して頭の整理をつけていきたい。
                                    6月3日の一言


NPO法人申請は来週に持ち越しに…

 昨日の一言や、以前のブログに「意外に簡単に特定非営利活動法人の申請が受理されそう」との意味の文章を記していたが、本日の書類審査ではまだまだ序の口である事を実感した。

 代書を業務としている司法書士などが、十数万円とか二十数万円の手数料を請求するだけあって、ほぼ完成に近い状態には近づいているものの、前回と同様に数十ヶ所の修正を求められて帰ってきたのであった。ただし、県の担当者から個人的にメールで確認してもらえる事になり、「来週中には完成させましょう」の言葉をもらっての帰宅だから、随分と前進している事は間違いがないが、来週には6月議会が開催となる事から、厳しいスケジュールが続きそうでもある。ただし、一緒に同行した二人はパソコン音痴のために、当方の苦痛は理解されていない様子でもあるが…。

 さて、このまま申請書類に手をつけると、眠られぬ夜と化す可能性が大きい為、全てを忘れて明日へ先送りを決めた。一方で、申請が終わり、3ヵ月後に法人として認証が決定すると、その後の関係各所に対する申請や届け出についても大変な事が本日の担当者の言葉から察せられた。

 今回の申請については、非営利の事業であり、ボランティアの実績とその延長のために、県の担当者も丁寧親切に応対してくれるが、法務局や中部運輸局などではこんな甘い対応は期待できないため、書類申請に苦労しそうである。

 ボランティアで非営利であるNPO法人の書類申請からも容赦なく手数料を取る司法書士や、税金の申告についても積極的に仕事として宣伝している税理士の存在に矛盾を感じながら、協力してくれる市職員や県職員頼りの申請になりそうでもある。
 ここは素直に協力を仰ぎたい。そもそも、今回でもスムーズに展開しているが、愛知県の用意してくれた申請の『手引き』を素直に引用していれば、もっと簡単に申請ができたと思われ、団体への想いとこだわりから「丸写し」をしなかった事が失敗でもあった。趣旨と目的がしっかりとしていれば、書類は形式上揃っていればよかったのである。

 来週に書類が受理されれば、『特定非営利活動法人申請中』とのカンバンのもとに、目的とするボランティア活動が堂々と展開できるとの事である。人のため、地域のための法人申請ゆえに、早急に役員会を招集し、活動に着手する段取りも進める必要があり、周辺にわかに忙しくなりそうである。
                                     6月2日の一言


(選挙違反の取材に)何も判りません

 昨晩は選挙違反に対する取材のため、記者が帰ったのは午前1時過ぎとなり、本日は早朝より取材の電話や問い合わせが続いたが、他人の選挙の中身は全く判らない事から、何ら役には立たないのでもあった。

 逮捕された井桁家については、「大鹿さんが内情を一番知っている」と他の議員から記者は聞いたとの事であったが、昨晩も記者から聞くばかりで何も判らないために当事者の子息に直接問い合わせたくらいであった。しかし、何も判らない当方に振られたのはまことに迷惑であり、誰もが関わりたくない事に応対して「何も判りません」と答える自分の姿を、普段はテレビで見ている白々しい無責任な政治屋の姿と重ね合わせると、情けないやら空しいやら腹立たしくなってきた。

 本日は早朝より議会控室にも警察の捜査が入り、多くのテレビやマスコミが殺到したとの事であったが、捜索しても新人議員の関係する資料は皆無でもある。こんな事で、普段使用している議会控室が映される事が情けない。そして、この問題で召集された各派代表者会は僅か数分で終ってしまったのである。

 さて、寝る間もないが、明日は(実際には既に本日だが)NPO法人の申請届け出に出向く為、関係書類の確認作業をすすめていたが、細かくチェックしていくと間違いのオンパレードである。そのために印刷をし直していると、何が本物で何が間違いで破棄する書類かも判らない混乱状態と化す。

 受理されるかどうかは判らないが、いよいよの実感がひしひしと伝わって実感できるようになってきた。これに併せて、ボランティア活動も実際に並行して進めるために、関係する市当局との打ち合わせも重要である。市民がボランティアとして、関係当局と協働していく事は重要である。

 愛知県から県内全市町村に配送された教材が行方不明になっている事が本日発覚した。発送の主は県の建築指導課であるが、教育現場で使用する教材とビデオが、担当する市の建築課の担当者は何も判らず、教育委員会の学校教育課も所在が判らないために大捜索となったのである。

 なんとか見つかったものの、本来は建築課を通じて教育委員会から教育現場で生かされる教材が、建築課を通さず直接教育委員会に届けられてしまった事から教材が眠ってしまったのである。こんな教材にも県内の多くのボランティア団体が協力して出来上がっており、ボランティアと県の連携から今回の行方不明が解消し、『お役所仕事』の弊害を指摘できた事からもボランティアの存在がいかに有効かを実感したのは、あまりにも手前味噌であろうか。
                                      6月1日の一言
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