本日もあと数時間で11月が終わり、明日からは12月が始まるのであるが、忙しさの中で11月が過ぎ去ったという印象も湧かず、月日の移り変わりの速さにびっくりである。(今まで何度も記した一言です)
本日は、夏の8月に発行した地元中学校の同窓会報のスポンサーで、集金を済ませていないお店を廻る約束が役員としてあり、約束した午後3時が近づくにつれ、「来なきゃいいのに…」と時間が過ぎ去ることを願ったが、約束どおりに車が到着し、役員の監視付きで集金に廻る事となりました。
夏に廻るべき集金に今頃廻るのは苦痛だが、「申し訳ありませんが」と廻っていると、運転している役員も苦痛らしく、私のおしゃべりが長い(待たされると)と不機嫌になり、相手が不在だと「どうなっているんだ」と顔が怒りだし、「そんなら、お前が行ってこいよ」と言いたいのを我慢しつつの訪問となった。
一緒に廻った役員は私の同級生であるが、ここには大きな誤解がある。それは、だぶんに彼は私が『営業上手』と思っている事であるが、私がかつては新聞販売店を経営し、それなりの営業成績を残していた事や、話し好きな事もあり、多くのスポンサーを探し出している実績から、こういった仕事を「水を得た魚」のように思っているのである。
誰しも頼み事が好きな人間はいない。ましてや、議員の顔を持って頼み込んだ相手を集金に回っていると、自分のためにやっていると思われそうで、車を降りる足の一歩が重くなっていくのである。
営業する人間を雇用した事はあるが、私は営業向きではなく、営業に行くと相手の商売の客となってしまうために、引き受け手のない集金は別としても、「お父さんはダメだから」と家族公認で集金はした事がなかったのである。
そんな私が地域を廻るのである。ストレスが無いわけではないが、会長という立場上怒るわけにもいかず、役員の車に乗せられて急かされて集金に廻ったのであった。
「おい、ちょっと一服しようか」と喫茶店で休憩したが、私の集めた広告費を集計して勝手にブツブツ言っている。どうやら、うっとおしいので早く全部済ませたい様子がありありである。「おい、中に入っていくオレの身にもなってくれよッ」とは言わず、雑誌を読みふけっていると、役員の不機嫌は益々増長し、愛用のタバコをふかし続け、その煙が私の鼻から入ってくる。
「おい、いい加減にしろよッ!」、「オレはお前の臭いタバコの臭いが大嫌いなんだよッ!!」
と言ったらおしまいである。
せめて、ここの支払いだけはするものかと戦法を変えた。辛い集金ではあるが、私にとっては商売を辞めて久し振りに廻る地域は暖かく、旧交を温める月末となった。結局のところ、本当に辛かったのは沈黙のまま私を待ち続けた役員であったのではあろうが。
11月30日の一言
本日は、夏の8月に発行した地元中学校の同窓会報のスポンサーで、集金を済ませていないお店を廻る約束が役員としてあり、約束した午後3時が近づくにつれ、「来なきゃいいのに…」と時間が過ぎ去ることを願ったが、約束どおりに車が到着し、役員の監視付きで集金に廻る事となりました。
夏に廻るべき集金に今頃廻るのは苦痛だが、「申し訳ありませんが」と廻っていると、運転している役員も苦痛らしく、私のおしゃべりが長い(待たされると)と不機嫌になり、相手が不在だと「どうなっているんだ」と顔が怒りだし、「そんなら、お前が行ってこいよ」と言いたいのを我慢しつつの訪問となった。
一緒に廻った役員は私の同級生であるが、ここには大きな誤解がある。それは、だぶんに彼は私が『営業上手』と思っている事であるが、私がかつては新聞販売店を経営し、それなりの営業成績を残していた事や、話し好きな事もあり、多くのスポンサーを探し出している実績から、こういった仕事を「水を得た魚」のように思っているのである。
誰しも頼み事が好きな人間はいない。ましてや、議員の顔を持って頼み込んだ相手を集金に回っていると、自分のためにやっていると思われそうで、車を降りる足の一歩が重くなっていくのである。
営業する人間を雇用した事はあるが、私は営業向きではなく、営業に行くと相手の商売の客となってしまうために、引き受け手のない集金は別としても、「お父さんはダメだから」と家族公認で集金はした事がなかったのである。
そんな私が地域を廻るのである。ストレスが無いわけではないが、会長という立場上怒るわけにもいかず、役員の車に乗せられて急かされて集金に廻ったのであった。
「おい、ちょっと一服しようか」と喫茶店で休憩したが、私の集めた広告費を集計して勝手にブツブツ言っている。どうやら、うっとおしいので早く全部済ませたい様子がありありである。「おい、中に入っていくオレの身にもなってくれよッ」とは言わず、雑誌を読みふけっていると、役員の不機嫌は益々増長し、愛用のタバコをふかし続け、その煙が私の鼻から入ってくる。
「おい、いい加減にしろよッ!」、「オレはお前の臭いタバコの臭いが大嫌いなんだよッ!!」
と言ったらおしまいである。
せめて、ここの支払いだけはするものかと戦法を変えた。辛い集金ではあるが、私にとっては商売を辞めて久し振りに廻る地域は暖かく、旧交を温める月末となった。結局のところ、本当に辛かったのは沈黙のまま私を待ち続けた役員であったのではあろうが。
11月30日の一言