3月も本日が最後で、明日から(まもなくですが)新年度の4月に突入するが、ほとんどの人には関心もない年度のかわりが、行政や教育現場では大きな変化とともに、多くの人々の引退も伴い、新たな環境に緊張を隠せない人も存在する。
我が母校である神守中学校の教頭先生として、母校の卒業生で私と同級生のS先生が転任してくる事となった。私にとっては意外な人事で、転出していく前任者から挨拶をされながら、私の問いかけに後任者を知りながら頑として何も言われなかったのは、職務の守秘義務だけではなかったのかもしれない。
私はかねてから同級生のS先生を地元の校長先生に迎えたいと希望していた事から、できることなら校長で転任して欲しかったのであるが、一足飛びにはいかない事から、今回の人事異動は同級生としては喜ぶべきかも知れないが、このことから悩まされる問題にも苦しめられる事となった。
私は平成9年から母校の同窓会長の任にあるが、数年前から自らの降板も真剣に考えており、2年前の総会の席で後任も未定でありながら引退発言をして、勤務歴18年の恩師T先生に苦言をもらったが、欠席者ばかりの役員会では光明も見えてこない。
早急の後任探しは学校関係者や周りに伝えてはあるが、同級生の教頭誕生に「これを機会に辞めてしまおう」と同級生役員の切実な声を聞くと同時に、「おい、S教頭を同級生で支えてやってくれよッ」と言われた恩師の言葉の狭間で過去の記憶が蘇ってきた。
「あんたが会長になって良かった」の言葉に続き、「今まで地元の義理で辞められなかった」と言って同窓会報のスポンサー広告を私が会長になったと同時に辞めた同級生があった。同級生なら逆じゃないかと思いながら、新たなスポンサーを探して声をかけた苦い経験があった。
同窓会長にある事と議員である事から批判の声も存在するが、同窓会長の仕事の大部分は会報発行と総会開催の資金となるスポンサー廻りと集金であり、不景気から撤退するスポンサーの補充も大変になりつつある。こんなことから役員の合言葉が、「もう辞めよう」となり、溜息が先にでるのでもある。
教員生活も終盤を迎えた同級生の教頭登場に、恩師に言われるまでもなく過去にないバックアップをしたいと思うものの、周りの役員の苦労も考えると最後の花を咲かせるとともに、S先生の校長昇格を見届けての引退を果たしたいと思う年度末となった。
3月31日の一言
我が母校である神守中学校の教頭先生として、母校の卒業生で私と同級生のS先生が転任してくる事となった。私にとっては意外な人事で、転出していく前任者から挨拶をされながら、私の問いかけに後任者を知りながら頑として何も言われなかったのは、職務の守秘義務だけではなかったのかもしれない。
私はかねてから同級生のS先生を地元の校長先生に迎えたいと希望していた事から、できることなら校長で転任して欲しかったのであるが、一足飛びにはいかない事から、今回の人事異動は同級生としては喜ぶべきかも知れないが、このことから悩まされる問題にも苦しめられる事となった。
私は平成9年から母校の同窓会長の任にあるが、数年前から自らの降板も真剣に考えており、2年前の総会の席で後任も未定でありながら引退発言をして、勤務歴18年の恩師T先生に苦言をもらったが、欠席者ばかりの役員会では光明も見えてこない。
早急の後任探しは学校関係者や周りに伝えてはあるが、同級生の教頭誕生に「これを機会に辞めてしまおう」と同級生役員の切実な声を聞くと同時に、「おい、S教頭を同級生で支えてやってくれよッ」と言われた恩師の言葉の狭間で過去の記憶が蘇ってきた。
「あんたが会長になって良かった」の言葉に続き、「今まで地元の義理で辞められなかった」と言って同窓会報のスポンサー広告を私が会長になったと同時に辞めた同級生があった。同級生なら逆じゃないかと思いながら、新たなスポンサーを探して声をかけた苦い経験があった。
同窓会長にある事と議員である事から批判の声も存在するが、同窓会長の仕事の大部分は会報発行と総会開催の資金となるスポンサー廻りと集金であり、不景気から撤退するスポンサーの補充も大変になりつつある。こんなことから役員の合言葉が、「もう辞めよう」となり、溜息が先にでるのでもある。
教員生活も終盤を迎えた同級生の教頭登場に、恩師に言われるまでもなく過去にないバックアップをしたいと思うものの、周りの役員の苦労も考えると最後の花を咲かせるとともに、S先生の校長昇格を見届けての引退を果たしたいと思う年度末となった。
3月31日の一言