「千円と2千円、3千円の栄養ドリンクが3本あったら、どれが身体に効くと思いますか?」と問われ、常識的に「高い方が効くんじゃないの」と答えると、成分表を見ると大差がなくほとんど同じとの話に新鮮さを感じた。
本日は、午後に市民病院の薬剤師さんを訪問し、時間をとってもらって話を聞く機会があり、病院は医師だけでなく、看護師は勿論だが、薬剤師や放射線技師などがチームとして地域医療を支えている事を再認識させられた。
全国的に病院の勤務医の不足がクローズアップされているが、夜間の当直や休日の診療にも医師と看護師だけではなく、必ず放射線技師や薬剤師も待機している事が意外と知られていない。夜間や救急でもレントゲンが撮られ、薬も処方されているが彼らの姿を意識した人はあるのだろうか。
病院に限らず、開業医においても、薬を処方する医師の存在は感じても、実際に薬を配合する薬剤師の存在を我々は役務的、雑用係のように見ていたようで、彼らが貴重な医療従事者であり、専門知識を持っている事は当然だが、病院の貴重な戦力である意識が希薄であったと反省したい。
医師不足の議論はさかんにされるが、病院経営の中で、薬剤師や放射線技師などの職種にある人々の意見は十分に反映されてきたのだろうか。
医師や看護師ばかりに視線がいってしまうが、今まで脇役のようにされていたとすれば、彼らの見ていた病院の姿や医療現場の長所短所についても耳を傾けてみたいと思う。
さて、食品についても産地の偽装が次々と発覚しているが、健康ブームの中では、薬か食品か区別もつかない代物が通信販売で手軽に手に入るが、効能どころか身体の毒になっている組み合わせも存在し、薬は毒とまでは言わないものの、副作用もある事を認識したい。
私も平成5年に父親に死の宣告を受けた際、効能どおりに効果があれば、毎月20万円ほど必要となる健康食品を購入した事があった。今にして思えば、何の効果もなかったが、こんな時こそ病院勤務の薬剤師のアドバイスを聞いておればと思う一日ともなった。
6月30日の一言
本日は、午後に市民病院の薬剤師さんを訪問し、時間をとってもらって話を聞く機会があり、病院は医師だけでなく、看護師は勿論だが、薬剤師や放射線技師などがチームとして地域医療を支えている事を再認識させられた。
全国的に病院の勤務医の不足がクローズアップされているが、夜間の当直や休日の診療にも医師と看護師だけではなく、必ず放射線技師や薬剤師も待機している事が意外と知られていない。夜間や救急でもレントゲンが撮られ、薬も処方されているが彼らの姿を意識した人はあるのだろうか。
病院に限らず、開業医においても、薬を処方する医師の存在は感じても、実際に薬を配合する薬剤師の存在を我々は役務的、雑用係のように見ていたようで、彼らが貴重な医療従事者であり、専門知識を持っている事は当然だが、病院の貴重な戦力である意識が希薄であったと反省したい。
医師不足の議論はさかんにされるが、病院経営の中で、薬剤師や放射線技師などの職種にある人々の意見は十分に反映されてきたのだろうか。
医師や看護師ばかりに視線がいってしまうが、今まで脇役のようにされていたとすれば、彼らの見ていた病院の姿や医療現場の長所短所についても耳を傾けてみたいと思う。
さて、食品についても産地の偽装が次々と発覚しているが、健康ブームの中では、薬か食品か区別もつかない代物が通信販売で手軽に手に入るが、効能どころか身体の毒になっている組み合わせも存在し、薬は毒とまでは言わないものの、副作用もある事を認識したい。
私も平成5年に父親に死の宣告を受けた際、効能どおりに効果があれば、毎月20万円ほど必要となる健康食品を購入した事があった。今にして思えば、何の効果もなかったが、こんな時こそ病院勤務の薬剤師のアドバイスを聞いておればと思う一日ともなった。
6月30日の一言