大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2008年08月

シマノ鈴鹿ロードレースへ

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写真上はタイムアタック決勝前の息子
写真下は先行する息子です

 本日は鈴鹿ロードレースに出場する息子の同伴で、早朝より家内と鈴鹿サーキットに走り、雨中のスタンドで観戦する事になりました。

 昨年の鈴鹿ロードレースでは息子は落車して救急車で運ばれており、そんな心配と同時に、私が観戦したレースでは勝ったためしがなく(家内は優勝も見届けていますが…)、天候も2日前から東海地区を記録的な豪雨が襲っており、最悪なコンディション(私の体調も)で濡れながらの観戦となりました。

昨年の鈴鹿(息子)↓
http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/24888595.html
http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/24767308.html

 エントリーしている個人タイムアタックは、午前中の予選で127名中8位に入り、決勝に出場できる20名の枠に入り、本日最後の決勝レースに進出を決め、「高校日本一を破った事がうれしい」と、昨年も決勝に進んだ最高速チャレンジを調整で走ろうかと、最終レースを意識した様子です。
タイムアタック予選(結果)↓
http://www.shimano-event.jp/result/08suzuka/017-1.pdf

 さて、息子の記録を見たいために、ずぶ濡れになって会場を歩き、午後の「調整」と話した最高速チャレンジを待っていると、「現在は1位」とのメールを残して音信不通に、家内に連れられ会場を歩くもカメラが濡れて顔が強張ってくる。

 それでもこんな事もあります。最高速チャレンジでは社会人や高校スプリント日本代表を抑えて息子が第1位となっていました。またもや家内に連れられて試合記録を確認に雨中の会場を歩かされます。
最高速チャレンジ(結果)↓
http://www.shimano-event.jp/result/08suzuka/result070-1.html

 そうして迎えた本日の最終レース「タイムアタック」は、決勝に残った20名に加え、外国からの招待選手5名と、主催するシマノの専属プロ2名を加えた決勝戦です。途中まで5位だった順位も、最後には13位になりましたが、高校生ですので「良くやった」と誉めてやりたいと思います。
タイムアタック決勝戦(結果)↓
http://www.shimano-event.jp/result/08suzuka/050-1.pdf

 暗くなった会場から、遠く離れた車の駐車場まで、息子の獲得した景品(私は米袋)を背負って汗をかきながら歩き、息子は亀山市のホテルに降ろし、我々は我家まで帰り、明日も一番で鈴鹿サーキットまで走り、雨中の観戦となる予定ですが(明日も大丈夫か)…
                            8月30日の一言

魔がさした後処理は大変

 「裁判に訴えてでも…」とは、交通事故や隣人との揉め事に立ち会う際によく耳にする言葉であるが、裁判がいかに大変な日時や労力と同時に、びっくりするほどの費用がかかる事を実感する一日となった。

 知人の息子さんが事件を起こして警察署から帰っていないが、被害額が少額なことから家族も簡単に思われていた様子だが、帰してもらえると思っていた息子さんは裁判が確定するまで身柄を拘束され、保釈を申請するのに3百万円から4百万円が必要と聞かされる事となった。

 人には「魔がさした」と思われるような過ちを犯す事があるが、反省しても犯した罪は打ち消す事ができず、「まさかあの子が」と人々が口にするような人物でも、わずか数千円の被害額によって裁判が結審する2から3ヶ月も身柄が拘束されるとは人々は思いもしない。

 幸いにして地元出身の弁護士が存在し、今までにも何度か無一文状態の人の相談にのっていただいていた事から、今回の事件の弁護を依頼する事になり、本日弁護士事務所へ同伴して訪れたのであるが、真面目一筋のご両親の常識は裁判には通用しない。

 「やった事だから責任をとるしかない」との言葉は当然だが、相手に弁済して謝罪しても起訴されれば裁判となり、数千円の問題で20数年務めた会社も懲戒免職となり、相手と示談で交渉して不起訴としなければ、息子さんの身柄は拘置され続ける事となる。

 「息子は持病があるので、定期的に病院に行かなければならない」の一言も、身柄を拘束中に外部に出る事は許されず、「それでは病気が悪くなってしまう」の一言も、必要な治療は警察や裁判所が判断すると言われ、犯罪人には自由がない厳しい現実に気づかされるのである。

 さて、これ以上の内容を記す事はできないが、突然の事件や事故で身柄を拘束されると、日頃常用している薬も差し入れが許されないのである。必要な薬については指定医師の診断で薬が処方されるが、複数の症状を持っていると大変である。

 本人の身柄が警察に拘束されると、家族でも連絡すべき電話番号すら判らず、通院する医療機関から病気の診断書すら書き入れてもらえず、こんな時にこそ自分の全てを把握している『かかりつけ医』の存在が大切と実感させられる一日となった。
                           8月29日の一言

戦闘地域との認識不足のツケか

 アフガニスタンで活動していた日本のNGOペシャワ-ル会の伊藤和也さんが、武装グループに拉致されていた事件は、銃撃された伊藤さんの遺体が発見され、関係者によって本人と確認される最悪の結末を迎えていた。

 ペシャワ-ル会そのものについての予備知識もないままに、この一言に記す事には無理があるのかもしれませんが、最近まで伝わっていたアフガニスタンやイラク情勢によれば、アメリカ軍による空爆によって一般市民の巻き添えとなる事件が続いており、現地の反体制の武装勢力にとっては外国人への報復や襲撃も当然考えられる状況下での事件ゆえに、被害に遭遇した伊藤さんやNGOにも危機管理に対する甘さがあったと言わざるをえない。

ペシャワ-ル会について↓
http://tropical.umin.ac.jp/report/97Peshawar.html

 ペシャワ-ル会の設立と経緯について(上のHP参照)は間違いのないものではあるが、最近のマスコミから伝わってくるアフガニスタンの状況は、イラクでの戦闘状況以上に反米感情が激しく、各地で反政府武装グループによる外国人への襲撃事件が起こっており、NGOだけでなく国による厳しい対応が必要ではなかったか。

 新聞に報道された伊藤さんのアフガニスタン派遣の動機を見ると、「語学は、はっきりいってダメです。農業の分野に関しても、経験・知識ともに不足していることは否定できません」と記されている。現地の人たちと一緒に成長していきたいとの記載もあるが、言葉も話せず、経験もない者が、何故にアフガニスタンかとも思うが、食料確保への活動とすれば日本国内の活動から始めるべきではなかったか。

 被害に遭遇した伊藤さんには厳しい一言かもしれないが、無政府状態になっているアフガニスタンでの活動は、国が安定するまで控えるべきであり、混乱期の国が自分達の力で日本のように復興するとは勝手な思い上がりであり、活動そのものは評価したいが、一緒に襲撃されたアフガニスタン人運転手は助かっている事から、余計なお節介としか映っていなかった可能性も高い。

 そもそも、国の自衛隊でも派遣するのに躊躇する武装地帯であり、戦争のプロであるアメリカ軍の兵士すら戦死者が増加しているいる中を、ボランティアで活動をしていた事に驚きを隠せない。世界中に目を移せば、アフガニスタンより飢えている地域も多く、食料に限って言えば日本国内の遊休地で作物を作って送る事も可能である。

 今回の事件から、日本人がいくらアフガニスタンに愛着を感じて頑張ってもアフガニスタン人にはなれない現実と、日本人として何ができるかを考えるべきとの教訓にすべきで、今後は同様な事件が再発しない国の厳しい対応が急務でもあろう。
                             8月28日の一言
追伸
本日の朝日新聞の社説ではアフガン拉致『青年の志を無にしない』と、NGOや伊藤さん達の活動が現地でも評価されていた事実が記されている。見識もあるジャーナリストの言葉だけに、参考にして是非読んでいただきたい。

事務所費不正報告は議員辞職に値する

 今月中旬に忙しくて睡眠時間も取れなかった事から身体が重く、毎年夏休みとして通う上高地へも行かずに身体を休めていたが、疲れがとれるどころか、身体の各地に痛みが残り、運動不足の悪循環かと思っていると、どうも急に涼しくなった事から風邪だったのかもしれない。

 腰が痛く、肩は重く首もまわせない状態から、頭まで痛んでいたのが、風邪薬と頭痛薬を飲んでやっと何とかなりそうな予感がするようになり、今月に残された2日間で何とか仕事を済ませたいと思っていたが、新たに依頼された仕事は先送りができない事から、大変な月末を迎えそうになってきた。

 さて、国会では太田農相の事務所費問題が再燃しているが、過去に何度となく不正流用や不正受給によって、複数の大臣が辞任している事から、就任時に確認されなかった事にも驚くが、公金の不正処理について罪の意識があまりにも希薄であり、この際大臣だけでなく衆参国会議員全員を調査を実施すべきでもある。

 昨年は統一地方選挙の年でもあった事から、昨年の政治資金収支報告については注目もされていると思うが、政治資金規正法や公職選挙法についても、国会議員と地方の市町村議員とは政治環境に大きな相違がある事から、細部の見直しも必要とあると思われる。

 「このまま提出されると選挙違反になりますよ」とびっくりの一言は、今年の3月に政治資金収支報告書を愛知県の選挙管理委員会に提出した時に職員から言われた言葉であった。
※3月のブログ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/31396268.html

 私が選挙や政治活動に使用した資金は、全てが私の財布から出ており、自分の金を法律の範囲内で使うのに何故かと理不尽に思い、その日のブログの一言にも書き入れたが、書類上の入金日すら問題となるのに、公金を受給して支払いもしていない金額を報告するとは問題外でもある。

 これについては、我々地方議員も一緒だが、公的に支給された公金を不正に着服した議員は、たとえ少額であっても国民を欺く詐欺事件として厳罰が必要ではないか。もちろん、世の中には思わぬ間違いもあり、間違って報告している場合もあるだろうが、専属の秘書を持ちながら事実関係のない報告は悪質でもある。

 私は今回の実際の支出もなかった事務所費については、結果的には公金横領と思われるし、公金を私的に着服していないとしても、公金が国民の税金が主体である事を考えると、国民を欺いた行為であり、大臣の辞任ではなく国会議員の辞職に値すると思うものであるが。
                           8月27日の一言

星野監督の最悪シナリオを阻止したい

 北京オリンピックが終わり、メダルを獲得した選手に対する政府や出身地の自治体からの歓迎の式典や表彰が続く中で、感動どころか人々の期待に反して無冠に終わった「星野ジャパン」に対する球界や関係者の批判が噴出している。

 選手の選出に始まり、短期決戦での選手起用についても批判が多く、楽天の野村監督は「仲良しグループをコーチに選んだ時点で、だめだと思った」と批判し、データが使い切れていない事と、「投手出身の監督は視野が狭い」と星野采配をこき下ろしている。

 一方で、オリンピックの日本選手団の役員からも、「寄せ集めの即興チームで勝てるほど甘くない」と野球チームの運営に批判が出され、野球選手が選手村の宿舎に入らず、ホテルから試合会場入りする特別扱いについても批判の発言が続いた。

 ロッテのバレンタイン監督も、「チームにまとまりがなかった。エネルギッシュとは感じなかったし、優れた選手はいるが、ただグラウンドに散っているだけ」と、決勝トーナメント4試合を北京で観戦して語っている。

 さて、誰しも結果だけでなく星野監督の采配やチーム運営に批判的な声が多いが、肝心の星野監督の記者会見では、「野球ファン、日本のスポーツファンに申し訳ない」と謝罪はしたものの、自身の選手起用についても「これが星野流」と反省もない開き直りの発言となった。

 一方では、「ストライクゾーンの違い」などを敗戦の理由に挙げているが、「金メダルしか眼中にない」と発言し、自分の意のままにコーチや選手を選んで乗り込んだオリンピックだけに、素直な反省とともに、韓国のように国を挙げて一丸となった金メダルに学ぶべきでもある。最悪のコメントは、自分で選んだ選手への批判発言である。

 関係するブログ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/minamichannel3/43314610.html

 最後になるが、来春のWBCの監督について、読売巨人軍の渡辺オーナーが星野監督を推薦する発言をした事と、「世間にそう言う声があるなら…」と星野自身も否定をせず、リベンジの可能性も示した事が報じられてきた。

 こうなると悪夢である。オリンピックを前に報じられた星野巨人入りのウワサに嫌悪感を感じていたが、プロ野球の悪の象徴渡辺オーナーと星野の関係に、当分はプロ野球を見たくないと思うとともに、来春の監督人事(巨人とWBC)が気がかりな一日となった。
                           8月26日の一言
星野監督に関係するブログ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/yajimatakehiro2007/24664137.html

まさかの事件発生に

 議員の立場に関係なく人として、知り獲た情報に対する守秘義務がある事から、ここに記す事すら躊躇するものがあるが、私の極めて久しい知人の息子さんが罪を犯し、新聞各紙が事件を報道し、しばらくは警察からも帰れない状況下にあり、裁判のための弁護士の依頼をする事態となっている。

 事故や事件が起こると、その当事者は勿論だが、その当事者の家族や親族まで影響を受け、本人だけでなく家族が永年築いてきた信用や信頼が大きく失墜し、罪によっては永年勤めてきた会社を解雇される可能性も強く、平穏だった家庭生活は一瞬にして苦境を迎える事となる。

 「何でこんなバカな事を」と思える事でも、法に反し、罪である事は承知であろうが、「まさかこんな事では見つからない」と錯覚して違法行為をおこすのか、途中から感覚が麻痺して「試してみたい」と思って実行したのか、本人の意識までは理解できないが、犯罪の落とし穴は現代社会のいたるところに存在する。

 かつての一言にも記した事があるが、どこかの店の釣り銭で紛れ込んだ外国の貨幣を、持っていても困るから自動販売機に投入するか、紛れ込んだと思われる店舗で買い物に使用すると、使用した本人が「偽造通貨使用」の罪人となってしまうのでもある。こんな落とし穴も身近に存在する。

 「知りませんでした」と否定したところで、対応する相手によっては信用されない可能性もあり、過去に何度も被害にあっている相手であれば初犯でも「常習犯」として警察行きとなる可能性は高い。「こんな些細な」と思う事でも、犯した罪の量刑は大きく、反省しても後戻りは許されず、仕事も家庭生活もマイナスからの再起となり、一度失った信用は取り戻しようがない。

 これを我家に置き換えると、私の息子達が犯罪(意図的な実行)を犯せば、議員である私は道義的責任をとって議会に辞任届けを提出する事態となる訳だが、子供達にそんな説教をした事もないが、絶対に何事も心配ないかと言うと、息子達には悪いが万全とは言い難い。

 さて、今回の事件(詳細は記しませんが)から思う事は、これだけ電子機器の性能が発達し、自宅で何でも複写できる時代になった事と、店や施設によってはサービス券のコピーを有効としているが、安易に複写して悪用もできる事例から、悪用を許さないシステムの対応も重要と思う。
                            8月25日の一言

ヨーグルトが帰宅を待つ毎日

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 今年の七月から、自分でヨーグルトを作っています。現在大きめのコーヒーカップに3杯分あり、ヨーグルトの出来具合によって、朝1杯分食べる場合には、もう1杯のカップを半分ずつに分けて、牛乳を足して2杯分として、2杯のカップの上にティシュを被せて輪ゴムでとめ夕方まで培養します。

 「なぜッ?3杯も」と言われますが、時にはうまくヨーグルトが固まらない時や、雑菌によって変色したりする場合もある事(ほとんどありませんが)から、予備も兼ねており、夕方に2杯のヨーグルトの出来具合を確認してから冷蔵庫に入れ、あらかじめ冷蔵庫に残してあった1杯から食するヨーグルト分(写真左)を取りだし、カップ(写真右)に牛乳を足して十分な攪拌を続けてから翌朝まで培養します。

 こうして3杯のヨーグルトが循環していくわけですが、元々は4年か5年前に家内が知人からいただいた「カスピ海〇ナントカ」というヨーグルトで、家内は牛乳パックそのものでヨーグルト菌を残しており、このヨーグルト菌も我家で数年生き続けている事になります。

 商品で購入するヨーグルトとは違い、温度や天候によって出来具合が変化し、雑菌に注意して清潔に保存しないと半日後に影響し、少しでも変化したヨーグルトは食してしまい、出来の良いヨーグルトのみを培養する事で、出来の良いヨーグルト菌が残り続けます。

 こうなると困るのが宅配用に届けられるヤクルトとミルクメーカーのヨーグルトで、ヤクルトは30年以上前から我家に届けられており、もう一種は知人から健康に良いとの理由で届けられておる事から、簡単には断れません。

 ただし、こうなると冷蔵庫がヨーグルトだらけとなり、いずれは心を鬼にして配達を断る事になりそうです。一方では、3杯の新鮮なヨーグルトを引き継ぐためには朝晩の菌の入れ替えは重要で、家内の作りっ放しのヨーグルトとは出来具合が違う事から、旅行の際には注意も必要となります。

 私の事務所には十数年前から飼っている鯉(コイキチ)と、4年前に道路から拾ってきた亀(クミキチ)がおり、2匹とも物言わず私の帰りを(エサを貰うために)待っていますが、最近ではヨーグルトも待っているようで、生きている事を実感する毎日となっています。
                            8月24日の一言

韓国野球から学ぶべきである

 昨日の準決勝で日本を破った韓国の野球チームが、本日の決勝でキューバを破り全勝で金メダルに輝いた。敗戦が続いた影響があったかもしれないが、日本のベンチの暗い表情やムードとは根本的に違うムードが韓国チームにはあった。

 昨日の日本戦に決勝のホームランを放った季承燁は、自身が日本の巨人に在籍する事から、本日の朝刊に「日本チーム、日本のファンに申し訳ない気持はあるけど、これが野球です」と、申し訳ないとのコメントを残している。

 ただし、韓国の監督はオリンピックで打撃の不振を続ける季承燁を、過去の実績と貢献からチームの4番に起用し続け、昨晩の本塁打に続き、本日の決勝戦でも先制のホームランを導いている。また、決勝戦に登板させた投手も最後まで投げさせる予定で起用されていた。

 調子の好不調に関わらず、機械的に交代させられる日本の投手起用に監督と選手の信頼感は希薄で、抑えても当り前で、打たれればムードを暗くする。プロ野球の一線級を選りすぐり、3回ずつ投手交代させるのであれば、素人にも監督は務まるのではないか。

 そして敗戦の責任をとって頭を坊主頭にしたダルビッシュ投手や田中投手の行動に、私は前時代的な違和感を感じられずにはいられない。田中投手の坊主頭に、所属する楽天の野村監督はどのような発言をされるのか本心を聞いてみたい。

 チーム一丸であれば2人だけの坊主頭ではなく、全員が坊主頭になるべきであり、むしろ監督やコーチが率先すべきで、こんな雰囲気にさせるチームのムードがメダルを逃した原因ではないか。もし、仮に監督が楽天の野村監督ならどうなったのか…。

 オリンピックで金メダルを獲得したチームや選手は堂々と闘い、自分の実力を十分に発揮している。自国愛は必要であろうが、スポーツは最高水準の競技を見たいと思っている人も多く、陸上のボルト選手や水泳の北島選手など金メダリストは国境を越えた賞賛を受けている。

 野球に関して言えば、一丸となって金メダルを獲得した韓国や、誰しも実力を認めるキューバなどに対して金メダルを公約とした星野監督の言動にムリがあり、選手にも大きなストレスとした可能性は高く、見方を変えれば星野商店の敗退ではないかと私の目には映ったのでもあった。
                            8月23日の一言

オリンピックの光と影

 本日の朝刊一面は、昨日のソフトボール女子の金メダル獲得の話題が大きく報じられているが、新聞を見渡して安心したのは、昨日も本日のテレビでもさかんに発せられる『宿敵』の活字が見あたらなかった事である。

 確かにメダルを競い、勝敗を争っているとはいうものの、大きな声で『宿敵アメリカ』と絶叫されると、スポーツを観戦している者にも敵の国と戦っているような感覚を覚えさせられるのではないか。
 現実に過去の対戦で、アメリカには苦杯を続けてきたが、私は日本のチームがアメリカの実力を知った上で戦っており、そして試合に勝って金メダルを獲得したものの、テレビの解説者のように敵と戦って勝ったイメージは持っていないと思う。

 さて、こうして記している間に、陸上の男子400メートルリレーで日本が3位に入り、日本の陸上トラックでは80年ぶりのメダルを獲得した。前日の予選でアメリカなどの強豪がバトンミスで落選した幸運はあったものの、4人のチームプレーの勝利であり、個人プレーとは違う4人のバトンタッチのチームワークの勝利である。

 ソフトボール女子の金メダルと対比される野球であるが、全選手をプロ野球から選りすぐったチームであるものの、ソフトボールのようなチームの一体感が感じられず、上野選手のように3試合投げ続ける闘魂も不足し、星野監督の暗い形相のもとで役務的に投手が交代されて打たれるのである。打たれても打ち返して挽回する元気さはない。

 金メダルを逃し、明日の3位決定戦でアメリカと対戦する事になったが、この試合くらいは「絶対に打ち勝つぞッ」の心意気で試合に臨んで欲しい。「打たれたら負ける」イメージが浸透したのは星野監督の投手采配にも原因があると思う。

 対戦するアメリカの監督は、かつて巨人で活躍したディーブ・ジョンソン監督である。元々がアメリカの大リーガーが除かれ、国の最高選手で占められた試合ではないので、世界一と気負わず視聴者や観客にストレスを与えないのびのびとした試合を望みたい。
                              8月22日の一言
オリンピック野球関係のブログ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/toru3379/15036143.html
http://blogs.yahoo.co.jp/aibaiipo1970/15016226.html
http://blogs.yahoo.co.jp/eru27_hawks/35313363.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tommiejunior1023/44193004.html

追伸
 私は2年前からアンチ巨人になったと同時に、チーム一筋と無縁となったプロ野球そのものにも嫌悪感を感じてもいる。かつての巨人ファンとして、長嶋監督のもとで頑張ったジョンソン監督の顔を久々に見て、非国民といわれるかもしれませんが、アメリカのジョンソン監督の笑顔を見たいと思っています。

ソフトボールの金メダルに、ただ、ただ涙

 昨日は陸上の男子2百メートルで、ボルトの世界新記録による百メートルに続く2冠達成に感動させられたが、本日は女子ソフトボールの日本代表が金メダルを達成し、感動させられるだけでなく、家族の前で涙をこらえるテレビ観戦となりました。

 それにしても、エースの上野由岐子投手は昨日の午前中のアメリカ戦に負けたものの147球を投げぬき、夕方にはオーストラリアとの対戦にも登板し171球を投げて勝利を導き、本日のアメリカとの決勝戦にも先発したのだから驚きの体力と闘魂である。

 過去に何度も対戦して圧倒的な力を誇るアメリカに対して、前日の2試合で318球を投げぬいた上野が先発する事にも驚きが隠せないが、同情を許さないベストピッチングで、堂々と投げぬいて勝ち取った金メダルに、たとえ金メダルが取れなかったとしても、勝利のために消費したカロリーは日本選手で一番の活躍ではなかったか。

 昨日の21回と本日の7回を一人で投げきった根性は見事だ。こうなるとプロ野球の一線級を選りすぐった男子野球チームの試合からは根性に値する姿は見受けられない。どこにあれだけの闘魂と体力が残されているのだろうか。

 さて、昨日から投げ続けた上野投手のご両親は、この試合をどこで観戦し、どんな心境で金メダルの瞬間まで見届けたのかに私の興味は尽きない。いったい、どんな親から生まれてどんな環境で成長してきたのか。この試合のテレビ中継の解説を務めた宇津木前監督ですら、解説者の立場を忘れて絶叫と嗚咽をもらした試合を、私は家族の顔色をうかがい、上を向き、歯を食いしばって観戦していた。

 「本当に自分一人ではないと思い、自分を信じて投げました。ここまで応援していただいた人々やファンに感謝したいと思います」の試合後のインタビューにも感動である。「苦しい時もありましたが、… 最後は気持の強い選手が勝つんだと思いました」の言葉を記憶にとどめたい。

 オリンピックも終盤となりましたが、女子選手の活躍と奮闘が記憶に残るオリンピックとなったのではないでしょうか。金メダルにこだわる報道に苦言の一言も記しましたが、メダルを獲得する事での感動とスポーツの醍醐味も感じる一日となりました。
                             8月21日の一言

ここも夏休みに

 本日は夏休みとしました。あれこれ書き出すと休みになりませんので、このへんで…

水(パイプ)の被害は相撲界にも

 予定した上高地を諦めて自宅で夏休みと割り切っても、環境が変わらぬと休みでも休みともならず、これでは毎日が夏休みだったのかと思われてくる。

 全国各地で豪雨や落雷など、不安定な天候から浸水や土砂崩れなどが続いており、我家のある愛知県尾張西地方でも雷雨による浸水などの被害が各地から聞こえてくる中で、我家の上空に限っては雨が降った記憶がないほど晴天が続いてきた。

 その我家にも久しぶりに雨が降りました。土砂降りです。これで乾燥した畑や水不足に悩む水田も大丈夫かと思っていると、5分後には小雨になり、10分後には雨が止み、2時間後には水溜りどころか雨の降った痕も完全になくなっていました。

 今年は世界中で異常気象が問題となり、日本国内でも局地的な豪雨による被害が報じられてくるが、我家の上空のように7月あたりから雨が降らないのも珍しいのではないか。

 「雨が降らない」と、畑の水不足を嘆く母親を他人事のように聞き流してきたが、さすがにこれだけ雨が降らないと、白馬から移植した『朴の木』の葉が緑色から黄緑色に変色し、中には茶色に枯れた葉も出てきた事から連日の水やりが日課になっています。

 さて、水不足とは関係がありませんが、大相撲の間垣部屋の幕内力士、若ノ鵬が麻薬取締り法で逮捕され、「水パイプ」と呼ばれる吸引器具や大麻の吸い殻が、自宅だけでなく間垣部屋からも押収されたと報じられている。

 昨年から相撲界の不祥事や事件が続いているが、落ち着いた矢先の事件だけに協会の対応に注目が集まっているが、「理事長に一任した」とぶっきらぼうな間垣親方の一言に、同じ『花のニッパチ組』と言われた北の湖理事長の苦難は続くが、私も同じニッパチ組として同情する事は甘すぎるか。
                             8月19日の一言

夏休みも休み(休止)になり

 連日の不眠と無計画な行動によって、本日から4日間は上高地の夏休みであったが、上高地まで行く元気がでず、目覚めた記憶がないままに昼を迎え、意識がしっかりした時には高校野球の決勝戦が始まっていた。

 寝不足は確実に身体を強張らせており、欲張って上高地に行くとしても、夏休みが苦行の旅となりかねず、エアコンで冷え切った部屋に居座った方が自然なのかと納得させていると来客の様子に、犬が鳴きやまず「夏休み」で不在の筈が、不在とも言えず…

 「おい、〇△さんが…」と、夏休みと伝えてあるのに営業マンの訪問に私を呼びにくる機転のきかない母親。誰も出ない電話も鳴り続けたあとで携帯電話に転送されてくる事から、ついついかけ直すと仕事の延長と化していきます。

 さて、電話口で「都合の良い日に?」と問われて、「今日から4日間は夏休みで身体が空いているから」と、忙しい来週おくりよりも休み中に済ませた方が得策と、さっそく明日の約束としてしまった事から、完全なる休みは皆無と化してしまいました。

 「今日は我々のために待ってもらったのですか?」とは、夏休みで不在と伝えてあった人々の一言であったが、今年の夏休みは身体の休養が一番と考え、遠出は諦め(てはいませんが)…

 高校野球も終わり、オリンピックもほとんどが終わった印象がある中で、テレビの話題も秋の風が吹き始めたが、原油値上がりの影響から秋を代表する秋刀魚(サンマ)漁の解禁日となったものの、漁船が一斉に休業していると報じられてきた。

 日頃からスーパーで簡単に入手できるサンマだが、捕れすぎて低価格になるのも漁師さんは困るだろうが、漁期を逃せば肝心の秋刀魚が捕れずにより高価格となる可能性も高く、我々消費者にとってはより厳しい台所となりそうでもある。

 そして、本日41才となった清原選手が今シーズン限りで現役を引退すると発表した… 何か淋しすぎる話題ばかりではないか。
                             8月18日の一言

本日は同窓会の総会と物故者法要に

 昨晩の京都から帰ってきたのが深夜の午前1時で、マイクロバスの車内の清掃と忘れ物を確認し、就寝したのが午前3時頃であった。

 「らららーらーらららーららら」と、朝を告げる携帯電話の「赤と黒のブルース」のメドレーに目覚め、マイクロバスを一宮市まで返しに走るが、燃料を満タンにするべきガソリンスタンドが早朝のために見当たらず、見つけたスタンドに飛び込むとセルフのスタンドであった。

 恥ずかしいような話ですが、私は銀行のカードや支払いが全くできず、セルフスタンドについても給油はできても支払いは家内まかせで、本日は一人のため紙幣を入れて満タンにしたものの釣り銭が出てきません。

 表示を見渡しても、どのスイッチを押しても釣り銭が出ず、しばし悪銭苦闘を続けた挙句に給油中のご婦人に尋ねると、丸めてポケットにねじ込んだ領収書に添付されたバーコードを、精算用の器機に示す事を聞かされた次第であった。

 本日は午前10時から母校の同窓会総会が開催され、高齢の恩師を送迎する必要があるので、慌てましたが、日頃家内任せで支払いをしてきたツケを実感した次第でもありました。

 同窓会総会は中学校で10時から始まりましたが、参加された恩師の先生方から懐かしい思い出話の後に、同窓会の行く末と発展を願って色々とアドバイスがあり、11時から近所にある恩師のお寺で開かれる物故者法要に出かけられません。

 物故者法要については、学校の歴史とともに対象者が増え、今後は対象同窓生の把握と法要への遺族のご案内など新たな課題も出されました。そしてその後の会食では、かつての会食とは違って、飲酒がありませんので、恩師達の真面目な会話が続きます。

 同窓会長を拝命して10年が経過しており、「早く次の人に…」を口癖にしてきましたが、同窓会そのものの各地の衰退から、「辞めたら次の人は続けられないよ」の恩師の一言があり、会報の発行や物故者法要とか在校生への支援など、仕事を軽減して役割分担を決めて引き継ぐ必要性も実感した次第です。

 本日の睡眠時間は約3時間で(前日も3時間)、帰宅した午後4時には身体のムリがききません。例年には翌日からの4日間を上高地の夏休みとしていましたが、今年は身体のムリもきかず、仕事も山積している事から自宅での夏休みと決めました。
                           8月17日の一言

京都へ送り火の旅

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 本日は京都五山送り火の観賞に来ています。
手にしているのは、大原のアイスきゅうり(食べかけ・150円)です。これはお薦めの一品です。

 津島市(10:30出発)…弥富IC・東名阪…御在所SA…亀山JC・新名神…大津SA…京都東IC…智積(ちしゃく)院・真言宗智山派総本山…梨木神社・染井の水…大原・宝泉院(3:30~4:30)
 
 新京極通り(夕食・6:00~7:OO)…船岡山での鑑賞13名下車

 マイクロバス車内から鑑賞6名(8:00~)…今出川通り~加茂大橋…百萬遍~北白川でUターン…加茂大橋(大文字と法)…御陰橋(大)…高野橋(船形)…北大路通り(左大文字)…大徳寺・細見酒店(9:00)

 帰途…今出川通り~白川通り…蹴上…京都東IC…大津SA…草津PA(給油)…新名神…弥富IC~津島(12:30着)

 大原へ到着時に雨に降られましたが、送り火は雨のお陰で比較的涼しく(私はマイクロバスの運転席でしたが)鑑賞できました。ただし、連日の晴天続きによって、送り火の薪が乾燥しているためか、燃焼が早く終わったようにも感じる送り火でした。日本酒「雪紫」も3本買えたので、しばらくは楽しみでもあります。

 参加者19名+犬(チワワ)一匹 会費5,400円(交通費と拝観料2件分)

毎年の送り火を明日に控えて

 本日は、お寺で開かれている施餓鬼への参拝と墓参りのみで、明日京都の送り火鑑賞に出かけるためのマイクロバスと旅行保険の手続きに一宮市まで走りました。

 旅行保険については、かつてはマイクロバスを借りるニッポンレンタカーでも扱っていましたが、現在は保険業務はやっていない事と、以前には車に保険が掛かっている事から、傷害保険の重要性は感じていなかったが、数年前の四国遍路中に参加者が倒れる事故があった事から、何事もないとは思うものの、高齢者の多い友の会ゆえに重要になっています。

 さて、レンタカーも一宮市なら、保険を掛ける名鉄観光も一宮市にある事から、保険と車が一緒に処理できる訳であるが、これもかつてはレンタカーは自宅まで配車してもらい、名鉄観光も津島市に支店があったものが閉鎖され、随分と不便になっており、その不便を不便と思わなくなった事に淋しさを実感する。

 京都行きが明日に迫っているものの、送り火は18年続けて出かけていることから、私の鑑賞する好みは決まっており、ここを素通りしては申し訳ないと思う場所を考えると、目的地の選定もできず、私が独断で選定すれば「やっぱり」とか「またか」の一言をもらう事となりそうでもある。

 その中の一つに大原の「宝泉院」がある。京都に行くとここが気になるものの、バスの駐車場から寺までの距離がある事から、高齢者にはこの坂道が不評で、「やっぱり止めときましょうか」の繰返しでしばらく訪問していないのでもあった。

 京都には多くの寺院があり、大きな規模の大寺院や有名な名所も数多いが、私はこの宝泉院から見える借景の庭を額縁の間から眺め、ゆっくりと心落ち着けるのが好みであるが、これも住職が愛知県の出身であり、高校の同級生である事から体感できるものなのかもしれない。

 しかし、当初は伏見城の血染めの天井と京都3大五葉松、額縁の縁側から見る大原の借景のみであったものが、私が訪れるようになってからJR東海のコマーシャルに取り上げられ、今では日本のPRのために外国に紹介されており、新たに水琴窟や庭園が整備され見事に変身している事も見逃せない。

 一方で、議員になってからの十年間は、年末年始と8月16日には必ず京都を訪れており、必ず決まって訪れている場所があります。「またかー」と言う人も多いが、毎年同じ場所に立ち続けることで体感する魅力は自分にしか解からず、理解もされもしないが…
                           8月15日の一言

家ごと移動しないと実現しない夏休み

 「きちんと支払っておいてよ」と、家内から託された未払いのお金を持って市内を走ったものの、クリーニング店はシャッターが閉まっており、事務機屋は売店は開いているものの、事務員は全員盆休みのようで、最後に到着した市役所だけが普段通りに開いていた。

 世間では一週間以上の長期にわたる盆休みが伝わってくるが、市役所は盆も普段と同じように窓口を開けており、盆休みゆえに訪れる来客もあるが、人々が休んでいる時の仕事は中途半端で、いっその事窓口業務を除いて休みを与えたほうが効率的かもしれない。

 こんな話をすると公務員に対する甘い対応のように思われるかもしれないが、私は行政の窓口業務は日曜祭日も開くべきと思っている事を断ったうえで、暇で来客もない時間に職員を机に座らせておくよりも、時間差通勤によって窓口の開庁時間延長につなげるなど「まどろんだ」職場環境は改善すべき意図の一言です。

 さて、盆には天国からご先祖様が家に戻ってこられると言われているが、我家では家内が仕事に出かけている事と、子供達も成人してそれぞれの生活があり、かつてのように一家を挙げて先祖を出迎えるような雰囲気はなくなりつつある。

 「お父さん、行くよッ」と、昨日は働き者の家内に連れられ田んぼの草刈りとなり、本日も仕事で外出の一日となり、明日も午後からは所用が続き、その後も雑用が続く事から、ご先祖様を放りっぱなしの盆休みとなるが、「跡取はこんなに働き者だったのか」と日頃のナマカワを知ったご先祖様は騙せない。
 忙しくなった理由は次々と仕事を先送りとして、限界を超える仕事を手一杯残した自分のナマカワな性格にある。

 仕事帰りに6月に亡くなられた知人のお宅を訪問すると、未だにご主人が亡くなられた悲しみが続いており、いつかは誰しも迎える最後であるが、一人の存在が大きく家庭環境を変えることを実感させられたが、我家も高齢の母親がおり、病気と同居の叔父の存在も考えると他人事ではない。

 例年では盆明けの4日間を夏休みとして、上高地に出向く事を例年の慣例としてきたが、今年は積み残した仕事が多い事から、家族揃っての夏休みは返上となりそうである。

 16日の夜は京都の送り火に出かけるが、こちらも私を待ってくださる知人があり、上高地にも同様な知人がある事から、自分一人でも出かけたい心境と、出かけると仕事が消化できない現実から、気の重くなる月末を迎えるとともに、当分はこの環境を引きずりそうな気配濃厚にある。
                            8月14日の一言
公務員の盆休みに関するブログです↓身勝手な紹介ですがご覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/tenkai1582/15062159.html

スポーツの感激秘話に涙

 汗と涙の高校野球の熱戦が続き、オリンピックでは北島選手が自分のペースで堂々と闘い、銅メダルを獲得したバタフライの松田選手については、出身地の「ビニールハウスのプール」から、当時の師弟関係を20年も続けている恩師の胸にかけた銅メダルなど、結果や戦績よりも人と人との人情や信頼関係の秘話に興味を感じる自分の年齢も実感する。

 久しぶりに高校野球を観戦し、かつて愛知県の東邦高校の監督として数々の戦績を残された阪口監督が指揮をとる岐阜県の大垣日大高校の試合を観戦するかつての東邦の教え子達。愛知県から駆けつけた教え子の「ご苦労様です」の一言に、無言でうなずく阪口監督の顔。

 このやりとりを見ているだけで涙腺が緩み、「おめでとうございます」の一声が発せられない。還暦を過ぎても変わらぬ闘志で指揮をとる監督と、いいオヤジになっても恩師のもとにかけつける教え子の姿に感激した夏は、阪口監督の後を引き継ぐ教え子の森田監督の指揮で明日の3試合目に東邦が登場する。

 さて、「日の丸に絶叫するオリンピック」に批判的な一言を昨日記したが、絶叫しなくとも勝つ者は勝ち、期待された男子柔道は惨敗が続き、女子柔道が見事な一本勝ちを続けている。オリンピックには参加する事に意義があると言われていたが、姑息な闘いで勝っても感動はない。

 前記した水泳の松田選手については本日の新聞記事を読んで、4才の時に宮崎県延岡市にあるビニールハウスのプールで練習を始め、多くの大学から進学を勧められても、恩師も一緒に練習できる環境を求め、愛知県の中京大学に進んで二人三脚で今日に至っており、現在も「反骨心を大切にしたい」と、三分の一は故郷の「ビニールハウスのプール」で泳いでいるという。

 松田選手が寒さに震えて泳いだビニールハウスのプールは、松田選手が高校時代に延岡市の補助でボイラーが設置され、久世コーチは仕事を辞めて水泳の指導に専念し、家族を残して単身赴任で愛知県に移り、4年前の個人コーチから今回は全日本コーチとして帯同した。

 活躍するスポーツ選手の多くは、首都圏の大学に進路を求め、最高の待遇と練習環境を求めて故郷の練習環境を顧みない例が多い。「支えてくれた多くの人々に感謝したい」と語るメダリストは多い。この気持と感動を忘れないで欲しい。
                          8月13日の一言
関係記事・朝日新聞↓
http://www2.asahi.com/olympic2008/news/TKY200808130221.html
http://www2.asahi.com/olympic2008/news/TKY200808130199.html

日の丸に絶叫のスポーツでは

 中国のチベット騒乱や新疆ウイグル自治区の民族紛争に続き、ロシアから独立したグルジア共和国でも国内の民族紛争からロシア軍が進攻する民族間扮装が起こっている。

 民族紛争と言えば中近東のイメージが強いが、中近東ではいまだに米軍の空爆が続けられており、平和の祭典といわれるオリンピックが開催されている時期だけに、今までのオリンピックと比較して『みせかけの平和』と言いたいようなイメージが強い。

 さて、本日は女子柔道で日本に3個目の金メダルがもたらされたが、開幕前には16個の金メダルを予想する評論家もあったが、誰もが確実に思われるのは水泳の北島選手と、柔道と女子レスリングで5個、男子体操で取れる可能性ぐらいで、マスコミの(日本の)メダル獲得にこだわる報道にはうんざりでもある。

 そもそも日本人と中国人、北朝鮮と韓国人の区別はユニフォームがあってできるだけで、容姿では判別もできない事から、国境を超えた応援と交流に進展させるべきで、日の丸を振って日本人選手に絶叫する元テニス選手など応援団に私は嫌悪すら感じるものである。

 もっとも、国のメダルや順位にこだわっても、陸上競技についてはオリンピックに出場できない日本人以上の記録を持つアメリカ選手が多数存在し、野球については大リーグの一流選手は1人も出場しないし、サッカーやバスケットについても金メダルでも世界一とは言いがたい。

 そんな中で水泳の北島選手の金メダルについては、同じ東洋人として体格の小さい北島選手の優勝を中国も評価して選手の奮起材料として報じられているが、地球の裏側から深夜でもスポーツが放映されている現代社会では、自国の選手についてもメダルの獲得がないと放映されない現実も淋しいものがある。

 平和と言いながら世界には多くの紛争が存在しており、開催国の中国国内でも民族の摩擦で事件が起こっている事から、紛争を武力で封じ込んだり、報道規制によってみせかけの平和を演出する事より、現実を直視して平和を求める平和の祭典にして欲しい。

 話を巻頭の武力紛争に戻すが、民族間の紛争でも国連の常任理事国であり、巨大な軍事力を有する中国やロシアの武力行使には他国の仲介もままならず、北朝鮮の核廃棄についても核を保有しているから対等のテーブルに相対できる核保有の意義すら感じさせられてくる。

 世界で唯一原子力爆弾の被害を受けた日本で、核の保有を容認する発言は批判の集中砲火とされるだろうが、原爆が投下されてから現在まで一度も核爆弾が(実験以外は)使用されていない事から、武力抑止のための核と考えると平和への糸口もありそうだが、平和と言われる日本が、日の丸に誠と記して絶叫するオリンピックからはそれも難しい現実を実感させられる。
                              8月12日の一言

散る桜残る桜も散る桜

 本日は税務署に出向き、平成5年に亡くなった父親の相続の際に20年間農業を続ける事と、農地を転売しない事を条件に、農地の納税猶予を受けていた支払うべき納付額を確認し、その金額の大きさにびっくりするとともに、現在は土地の価値が下落して納付額が低くなっている現実と、当時の納付額の大きさに税務署職員から同情(?)の一言もあった。

 税務署に出向いた目的はNPO法人の申告についての相談が主目的であったが、ボランティア目的のNPO法人が赤字になりうる可能性を税務署も認識はしているものの、赤字でも複雑な手続きが必要な事と、赤字ゆえに赤字を次年度に繰り越せる青色申告を勧められたが、ボランティアにとっては目的のボランティア行為以上に仕事量の多い書類申請は何とかならないものかと思う。

 さて、前記した農業の継続も将来の明るい展望が見出せず、赤字続きのNPO法人についても赤字が続く厳しい現実と、動き出してから後戻りができない苦境を実感させられるが、偶然にもこの心境に共通するコメントが今夜書き込んでありました。

 鶴田浩二といえば、この曲はご存知ですか? 散る桜残る桜も散る桜 作詞 曽我部博士・作曲 市川昭介 唄 鶴田浩二   私的には、結構気に入っているのです。2008/8/11(月) 午後 8:44

散る桜残る桜も散る桜 寺岡真三編曲

散る桜 残る桜も散る桜
いつか散りゆく この身じゃないか
男ごころに咲く花は いまをさかりに 咲けよ咲け

散る桜 残る桜も散る桜
ひとり酒でも 杯ゃ二つ
忘れられない面影を 花にうかべて かさね酒

 セリフ「昨日出逢って今日別れ、黙ってうなずく花もある。しかし、覚えていてほしい。別れるということは、また新しい旅立ちなんだ」

散る桜 残る桜も散る桜
所詮 短い命じゃないか
散ってしまえば みなおなじ 風の来ぬ間に 咲けよ咲け


 この曲は昭和54年に発売されたレコードで、B面には「男の旅路」が入っています。この8年後に鶴田浩二さんは亡くなっていますが、こんな曲が自分の人生に重ねられるような年齢になってきました。

 もちろん私も大好きな曲ですが、こんなコメントをいただいた人とは「古いなじみの親父の顔を 今日は見たくて飲みにきた 昔の俺もいる酒場」(名もない男のブルースの一節)で鶴田浩二さんを肴に我を忘れて飲み明かしたいものですね。
                               8月11日の一言

久々の草刈り

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 本日は横井庄一記念館の留守番で、「久々」に一日を通じて来館者が続き、一日の仕事を終えて帰宅したと思っていたら、自宅には過酷な(私にとっては)田んぼの草刈りが待ち受けていました。

 これこそ私にとっては「久々」の仕事で、「田んぼには足を入れない」と横着に宣言しているものの、田んぼのあぜ道の除草は次男に頼んだり、そのままに放置しつづけて数年ぶりの作業で、草刈りの前に草刈り機が埃をかぶっており、掃除から始めないと出かけられません。

 さて、最近ではガソリンの販売も値段の高騰だけでなく、安全面からポリ容器への販売が厳しくなっており、近所のスタンドが日曜休みのため買いに走る事もできず、草刈り機の混合油も単車用に備蓄されたオイルとガソリンでこれも「久々」の勘による手作りとなった。

 草刈り機の始動には過去何度となく苦労し、何度も農機具屋に走った経験があるが、何年も(5年位)エンジンを回していない事から心配な作業でしたが、仕事の終了時にガソリンタンクから完全に燃料を燃焼させてあった事から、過去の苦い不発は免れました。

 ところが永らくやっていない仕事は、着ていく衣装もなく、長靴すら行方不明で「こんな事では行けないぞ」と叫びたいところであるが、昨年から家内が勤めに出ている事からぐっとこらえて準備していると、「一緒に行ってくる」との三男の心強い声があった。

 「ダメ、ダメッ」と家内の非情の声は、三男が魚釣りのためについてくるためで、私は情けない事に「久々」の農作業だけに、「良いから来てくれ」と魚釣りの三男と、後から走ってきた家内の3人での仕事となった。

 「ここが終わったら、もう一ヶ所」と意気込む家内だが、夕暮れとはいえ夏の作業はきつく、夕陽が山に沈む頃には歩くのもしんどく、「一年で一番の重労働」と情けない弱音を吐いて車にもどると、ここにも体力の限界を感じる家内の姿にホッとした帰宅となった。

 ただし、明日以降も残された田んぼの草刈りが必要で、しばらくは健康のため(これは有効です)の運動と思うとともに、「久々」に美味いビールを飲みつづけるために、夕暮れの草刈りが続きそう(続けないと終わりません)な盆前となりました。
                             8月10日の一言
追伸
 ちなみに、息子の釣果は0でした。かつての水郷地帯で、ナマズの宝庫も増え続けたカメが邪魔で淋しい帰宅ですが、昔から大好きだった息子の魚釣り姿を見たのも久しぶりでした。ここに長男と長女、次男の姿があると最高ですが…

久々に(新たな)議会へのテーマが

 この8月より津島市図書館が休館日であった月曜日も開館し、言い方をかえれば「年中無休」体制(月に1回の蔵書整理日と年末年始の休みはありますが)になった。

 蔵書整理日には本の貸し出しこそしていないものの、職員は図書館に勤務しておる事から、私は「年末年始を除いて年中無休」と宣伝すべきと主張するものの、公務員の常識では「月曜日も開館」としか表現できないのが残念でもある。

 公務員の常識では新たに毎週月曜日を開館するためには、人件費や照明、空調費など一日分の経費を支出する必要があると考えるが、民間では人の勤務体制の工夫で乗り切り、私も実施するためにはボランティアで協力すると発言した事もあった。

 3年前に視察した岡山県新見市の哲西図書館はNPO法人が指定管理者となって、津島市とほぼ同じ体制で「年中無休」と唱っており、津島市も同じく指定管理者となったNPO法人がせっかく月曜開館を決断したのに、私の予想より4ヶ月遅れの実施となった。

 「なぜ年中無休と言えないのか」の疑問は残るが、私は「年中無休の図書館」と発言し続けたいと思っています。

 さて、ほとんどの市内の公の施設を指定管理者とする事が決まっているが、現状では民間の指定管理者を選定しても、市役所が維持管理するより経費が削減される程度にしか考えていないと言わざるを得ない。

 市役所の職員の公務員としての常識で運営されていた施設をそのままに運営すれば、経費を削減した分だけ維持は困難であるばかりか、いずれは利用する市民へのサービス低下は免れず、今一度運営面においても指定管理者の民間のアイデアや工夫を取り入れる必要性を感じるものでもある。

 せっかくの民間活力の導入となる指定管理者制度を、市役所の企画で定められた運営にしてはもったいない。このあたりの研究と調査に残された夏の日々をあて、9月議会に向けてのテーマが久々に見えかける一日となった。
                             8月9日の一言

勉強会からテレビ、通夜、反省へと

 本日は都市計画について(企業誘致)の勉強会が市役所で開催され、愛知県から派遣されている職員を講師にして、国の法律や手法、県の方針に基づいて、議員も職員も一緒になって津島市の可能性について学習した。

 この中で気になるのは、土地を所有する地権者の存在で、自分の土地が企業の進出の候補地になっているのも知らないとしたら…

 企業の進出については候補地の中で土地を売る事を前提に考える地権者と不動産会社が存在し、企業の進出が行政の税収を上げると言われると、初会合ですら賛成の方向で席に座る事になり、反対意見は言えるものの、反対すると企業誘致が進捗しない事から、後は個別で対処する事となる。

 さて、帰宅した際にテレビから高校野球の放送が流れており、ちょうど岐阜県代表の市立岐阜商業と香川県代表の香川西高校の試合が始まる時であった。

 香川西は香川県三豊市にあると聞き、息子(三男)が一昨日まで三豊市の知人宅にお世話になっていた事と、隣の岐阜県の市岐阜商は、岐阜市の財政改革によって将来廃校の方針が示され、私学の学校法人に売却される事に、勝ち残って学校存続を訴えると聞いており、人との約束を無視(申し訳ありません)してテレビに見入っていた。

 この日、四国より宅配便で届いた息子の自転車に不具合があり、「お父さんと一緒に行ってよ」との家内の声を無視して甲子園の熱戦に見入っていると電話である。町内に訃報があり、本日通夜が行なわれており、姿のない事を心配した葬儀屋からの連絡であった。

 世の中は盆が近づき、大企業の長期休暇が実施され、甲子園や本日から始まる北京オリンピックなど、浮かれた気分になっていたが浮かれておれない人々も多い。
 通夜から帰ると息子が自転車屋で待っており、家族団欒の食事の面影もない。「おい、どうしたんだ」とは、夕方約束を反故にした知人の一言である。

 「議員の仕事は葬式ばかりじゃないぞ」とは本当に的を得た一言だが、その葬式に欠かさず参列する議員もあり、地元だけに明日も予定した仕事が先送りとなりそうだが、一番の被害者は私と茶飲みを無視された知人である事も間違いのない本日の反省である。
                             8月8日の一言

四国の理解者が家族に増えて

 香川県で自転車の指導を受けるとの話から、数日前息子の知人のお宅に託してきた三男が、本日の早朝に深夜バスで名古屋へ戻ってきた。

 今回の四国行きは息子が計画し、泊めていただく知人が誰かも知らず、相手が女生徒と判った時にはびっくりもしたが、わざわざ岡山までお母さんと出迎えてもらって恐縮するとともに、その知人が全国有数の戦績を残す選手とも知らず、「娘さんも自転車をやっているんですか」と質問した自分の無知が恥ずかしいと反省ばかりでもあった。

 ともあれ、息子はこの知人を通じてアトランタオリンピックに出場し、現在もプロ兼コーチとして活躍されているM選手の練習に参加させてもらい、貴重なアドバイスもいただいて帰った事から、今後の展開に期待したいものでもある。今春の選抜大会に出場し、地方大会で優勝し、今夏も全国が当り前と思っていた息子にとって、この夏は厳しい現実と、ケイリンもロードもこなす事の限界と、基本すらできていない未熟さをM選手から悟ったようで貴重な体験ともなった。

 四国では自転車のペダルを回してばかりと思っていたら、泊めて頂いたお宅のご両親にご厄介となり、ことでん(高松琴平電気鉄道)の1日フリーきっぷを買ってもらい、景勝地の屋島へ出向いたり(私はここで走ったと勘違いしていました)、お父さんにはボートを出してもらい釣りに出かけたり、日本夕日百選の有明浜(ことびき公園)や、食事に誘ってもらい優雅な夏休みを満悦して帰ってきた様子でもある。

 人も車も通らぬ早朝の名古屋駅で、息子が持っていると思った自転車がなく(自転車のために出迎えたのに)、息子に尋ねると、「バスのトランクに入れて振動で自転車が傷付いてはいけない」と、宅配便で送ってもらったとの話に、我家では考えもしなかった展開に、知人やご家族の配慮に感服の一語でもある。

 さて、四国は我家では私の専売特許でもあったが、今晩は息子が四国の主役となり、「四国に行ったら安く泊まれる所を見つけた」と、私の四国遍路の参考にとパンフレット「天然温泉琴弾廻廊」を持ち帰ってきた。寺から寺を目標に走る私の視界には入らない施設であり、仮にHPを見ても判らない情報に素直に感謝し、私以上に四国の「ご接待」にはまって「今度は皆んなで行こう」と話す息子から、改めて四国の魅力を感じる夜となりました。

 息子がお世話になった香川県のHさんご一家と、M選手に感謝し、今度は私がご接待する気持ちと、今までの息子だけの観戦から知人やM選手の活躍にも期待していきたいと思っています。四国は最高~
                                   8月7日の一言
天然温泉・琴弾廻廊HP↓
http://www.kotohiki-kairo.co.jp/

マスコミは理不尽な北京に走り

 まもなく北京オリンピックが開会となるが、平和の祭典と言われてきたオリンピックが、諸外国での聖火リレーだけでなく、中国国内にも人民の不満から爆弾テロが発生し、国民を武力で鎮圧し、国民によって国民を監視させる前時代的国情を世界に発信することとなった。

 ウイグル自治区の警官隊襲撃事件を取材中の日本人記者が、武装警官に暴行され拘束される事件も発生したが、襲撃事件を目撃した旅行者の部屋にも警察官が押しかけ、パスポートの掲示を求めるだけでなく、カメラを押収して撮影した写真をチェックし、現場を撮影した写真はすべて削除されたとある。

 オリンピック会場の隣に地対空ミサイルが配備され、ヘリコプターが飛び、騒動が起きれば武装警官の装甲車が登場する街はとても正常とは言われない。こんな国でオリンピックを開催する事に無理があったと思われるが、とても観光客を受け入れる体制ではなく、旅行者はビクビクして行動するか、偽善者として振舞うしかないのでもある。

 3月のチベット騒乱に対する中国政府の武力鎮圧には、全世界から厳しい批判が寄せられたが、オリンピック直前に起こったウイグル自治区の爆弾襲撃事件も、根底にはチベットと同質の民族間の対立が存在し、独立を宣言していたウイグル族を中国共産党が一方的に統治しているのである。

 国土が隣接している事から、中国の国土のように思われがちだが、チベット自治区もウイグル自治区もチベット族やウイグル族が居住しており、今回の事件が起きたカシュガル周辺の人口の約9割がウイグル族で占められ、漢族はわずか2パーセントという事から、見方を変えればかつて日本が侵略した満州国と同質と言っても過言ではない。

 ただし、世界最大の人口と圧倒的な武器保有を誇る中国に、直接相対して平和を働きかける国は存在するとは思えず、チベット族やウイグル族の人々の苦難は解消されそうにもない。

 さて、本日の報道では、中国製冷凍ギョーザの中毒事件を起こした天洋食品のギョーザを食べた中国人が中毒症状を起こしていた事が判り、混入した農薬は当初の予想どおり中国国内で混入した事が確実と思われるが、こんな小さな事実すら認めない中国の姿勢には大きな危険を感じられずにはいられない。

 中国は今後十年間でおよそ30基の原子力発電所を建設すると発表しているが、真実の公表が果たされず、異端者は武力で封殺する現在の体制が続けば、世界最大の核保有国となった時、近隣諸国の危険性は最大となり、63年前の被爆から核廃絶を訴える日本の主張にもむなしさが残りそうだ。
                            8月6日の一言

都市災害の連鎖に思う

 東京都豊島区の下水道内で下水道の修復工事中の作業員が、雨で突然増水した下水管を流され、5人が流され1人は神田川で発見されたものの、収容先の病院で死亡が確認された。夜になって処理場でも1人が発見されたが、こちらも死亡との報である。朝日新聞↓
http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY200808050211.html

 一方では東京足立区でも大規模な道路陥没が発生し、走行中のバイクが転落する事故も発生し、この周辺でも下水工事がされていたとの事から、下水道が原因の陥没と思われ、偶然にも都会でしか起こらない事故が連続した。朝日新聞↓
http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY200808050445.html

 現在私の住む地域でも下水道工事が2年後の稼動を目指して進められているが、道路の下に下水道の本管を埋設する事から、工事後の道路の振動が激しく、何度も舗装やマンホール周辺の補修が行なわれたが、海抜0メートル地帯だけに稼動後のトラブルも心配となる。

 今回の道路陥没現場では、破損したガス管から漏れたガスが漂い、付近の住民が避難する騒ぎとなったが、我家の前にも都市ガスの本管が埋設してあり、今後都市ガスが供給されるようになると、同様な事故になる可能性も否めない。

 本日の事故を報じるテレビから、東京都もかつては山や岡とともに谷や渓谷が存在し、そこを自然に流れる水路があったはずで、都市化の中でコンクリートやアスファルトによって必要な水路が省かれてしまったことを実感させられた。

 水は必ず高い所から低い所に流れ、決して自然の摂理を曲げることは不可能で、予測の出来ぬ自然災害が必ず毎年のように起こっている現実から、都市化された街のかつての地形や特質を調べなおす事は重要であろう。

 3日には首都高速でタンクローリーが炎上し、火災の熱で道路が歪み、上を通る高速道路も沈下して通行止めとなっているが、一つの事故がそれだけでは済まず隣に影響する負の連鎖に、都市計画の見直しや防災対策も急務である。

 私の住む地域は海抜0メートル地帯であるが、かつての水の調整役であった池や川がなくなり、水田も減少している事から、画一的な都市化を見直し、地域の特性を考えた計画の点検と防災対策も重要である事を都会での事故報道から学びたい。
                            8月5日の一言

中国の強制退去よりはましだが…

 地元に建つ企業の工場拡張工事に伴い、地元地権者十数人との交渉がすすみ、我家の先祖伝来の土地も含まれている事から、不動産会社や企業との仮契約が進められているが、この中に含まれる私の叔父については一任されているものの詳細も伝えておらず、本日売買する方向での説明に訪問した。

 農地が坪12万で売れる事を「こんな機会はない」と喜ぶ人もあるが、そもそも土地に対する考えは様々で、戦後の農地解放で広大な土地を手にした人もあれば、我家は父親が戦後も満州にいた事から少ないながらも全ての土地が先祖伝来の土地で、売れば土地が減ってしまう事からできれば売りたくないのでもある。

 「土地が減って困るなら、他の土地を買えば良い」との声もあり、農地の売買価格は坪3万円程度のために買い換えても得との声もあるが、買い換えて稲作を続ける意欲もないために、買い替えを希望する人は無いようだが、我家は買い替えも一度検討したいと伝えてある。

 農業を続けていく気持は少しもないが、現在青々と成長している稲を見ていると、来年は埋め立てられて駐車場になる現実に複雑な思いは隠せない。土地の代替え地を求めるか思案が続くが、売れれば2割を税金でもっていかれ、嫌々売って税金を取られる矛盾も実感する。

 「嫌なら最初に断れば良かったのに」との助言もあるが、我家1軒の反対が全体の契約には結びつかず、全体での交渉でも反対は我家だけのようで、全員が「この際に売りたい」との意向から今日に至ったのでもあった。

 さて、オリンピックが開催される中国では、五輪開催が決まった7年前から150万人が五輪関連の工事や道路拡張で立ち退きをさせられたと報道されている。反対すれば拘束され、強制退去とされてしまう中国とは比較できないが、先祖伝来とは言え元々土地は自分の物ではなかったのかもしれません。
                             8月4日の一言

今日も意識は四国のままで

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 一昨日の深夜に津島市を出発し、昨日は早朝より午後まで岡山に滞在し、午後3時から岡山市から四国観音寺市まで走り、第七十番本山寺に立ち寄ってから帰路につき、途中のサービスエリアで仮眠後、大津サービスエリアで軽食と時間調整(深夜割引のため)の後、蟹江インターに午前0時5分に到着し深い眠り(2日分)につきました。

 四国遍路に出かけている事から、かつては遠いと思っていた四国もついでの感覚になりましたが、最近は睡眠不足が身体に現れ、長距離運転は視力の衰えを実感していましたが、二ヶ月ほど前から目に効くという栄養補助食品を摂取しているために、確実に効果も実感する四国行きとなりました。

 本日の目覚ましは私の腐れ縁の政治的盟友井桁さんで、「まだ寝てました?」の言葉の後で既に我家に向かっているとの話から慌てて顔を洗いましたが、雑談(?)後の昼食には昨日から息子が世話になっている香川県三豊市のHさんから頂いた讃岐うどんが用意されていました。

 「加ト吉(本社が観音寺市)の冷凍さぬきうどんが好物です」と言う私に、観音寺駅で買っていただいた地元推薦のうどんです。さすがに地元の人に自信をもって勧められた「将八本店」のうどんは、私が加ト吉が一番と言う愛知県のうどんのレベルではなく、皆さんにも薦めたい逸品でした。

香川県・将八本店のHP
https://sec.wisecart.ne.jp/img_server/co_img1/show8/doc/map.html

行き
弥富IC…(第2名神・名神・山陽)…山陽IC…岡山市…山陽IC…(瀬戸中央大橋)…さぬき豊中IC…観音寺市

帰途
さぬき豊中IC……高松自動車道…(坂出JCT)…瀬戸中央自動車道…山陽自動車道(倉敷早島支線)…(倉敷JCT)…山陽自動車道…(神戸JCT)…中国自動車道…(吹田JCT)…名神高速道路…(草津JCT)…新名神高速道路…(亀山JCT)…東名阪自動車道…蟹江IC…県道一宮蟹江線

 さて、午後は娘と婚約者の車に同乗して「お千保稲荷」に出かけました。ここに行くといつもケンカになるので私に付いていって欲しいとの話でしたが、私一人と思っていると家内も一緒となり、のんびり見物したいとの私の気分は無視され、オマケのついて廻りも知人が我家に到着しており慌てての帰宅です。

 四国滞在中の息子は早朝から自転車の練習かと思っていると、本日はお世話になっているHさんに琴平のこんぴらさんや、八十四番屋島寺に連れて行ってもらったとのメールが家内に届き、夏休みを満悦しているようですが、明日はプロとの厳しい(嬉しい)練習となり、連絡が待たれます。
                           8月3日の一言

ついでに四国へ

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 本日は家内と息子の三人で岡山の大学オープンカレッジに参加しましたが、息子の関心は自転車競技だけにあり、自転車のロードの練習のため四国まで走りました。

 息子は四国の香川県三豊市の知人宅に泊めていただき、ロードの超有名選手と練習させてもらえるうえに、知人がお母さんとわざわざ岡山まで電車で出迎えていただいたので、積荷の自転車とともに観音寺駅まで送るとの口実から、私も香川県の七十番本山寺まで足をのばす事ができました。

オーブンキャンバス

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息子のオーブンキャンバスに同行しました。手前が息子です。

ボランティアの現実と限界に

 愛知県から委託された「心のバリアフリー推進事業」の委託を受けて、11月にバリアフリーの街歩きと、1月に津島市文化会館で「地域セミナー」を開催することが決まり、テーマは未定ながら講師に日本福祉大学の児玉善郎教授と、パネラーに津島市民病院の副院長神谷里明先生の(とりあえず)お2人の参加は快諾をいただいた。

 この事業の目的は、「障害のある人に対する差別、偏見をなくし傷害のある人の地域生活への移行の促進を図ることを目的とする」とあり、先月24日と31日に津島市人にやさい街づくりアドバイザー会議を開催したものの、2年間続けた「人にやさしい街づくり地域セミナー」との目的の違いから、内容もテーマも決められず本日に至っているのでもある。

 さて、目的である障害のある人々の心のバリアフリーを取り除くために、市内在住の障害のある人々に参加を呼びかけようと福祉課職員に聞くと、「個人情報なので教えられません」との返事である。「教えてくれなくても良いから、対象者に連絡をつけてくれ」、「できません」の繰り返しに、愛知県が意図する企画も対象者まで伝わらない。

 昨年までの地域セミナーについては、障がい者でも健常者でも全ての人々を対象としていたが、今回は愛知県が「障害のある人」と目的を限定しており、そのためには一人でも多くの対象者と接触したいものの、「何とかしたい」との津島市福祉課担当者の意識は皆無で、昨年までの愛知県と津島市と市民が協働できたセミナーには程遠い。

 ちなみに、昨年までの「人にやさしい街づくり地域セミナー」は愛知県の建築指導課(津島市は建築課)の管轄で、今年の「心のバリアフリー推進事業」は健康福祉部障害福祉課(津島市は福祉課)の管轄での事業だが、建築課と比較すると福祉課は愛知県とのパイプが極めて細いとしか(私は)思えない。

 挙句に今年4月に新任となった課長から、「やみくもに多くの人に訴えるにはボランティア活動が地に足がついていない」との厳しい一言があり、当方のレベルを的確に見抜いた指摘だけに心に響くものがあった。

 ただし、2年続けた地域セミナーについては愛知県の管理職から、「津島市で何とか助けて欲しい」と私が開催を依頼されて始まっており、NPO法人についても名古屋市や稲沢市の関係者から、旧佐屋町の障がい児の通園を手助けして欲しいと言われて佐屋町の社会福祉協議会と連携して始まった経緯から、批判される前に行政の不足を反省すべきと言っておきたい。

 問題は、双方とも私が依頼されている事から、私以外の人々の協力者を増やしていかないと、私の個人的行動の限界から底辺が広がらない現実もある。毎年受講者を送り続けてきた「愛知県人にやさしい街づくり連続講座」についても、今年は津島市からの受講生が皆無で、受講生がいなければ街づくりアドバイザーも増えないのである。

 ここに家庭内のゴタゴタも抱えて、中学校の同窓会報は発行できたが、私の会報(議会報告)や、旅行友の会の会報は何ら進捗しておらず、今晩は腹の中に一物を持ちながら、家内と息子と自転車を乗せて岡山まで走る事となりそうである。本当は日曜日まで岡山から香川県まで居座りたかったが…
                                 8月1日の一言
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  • ようこそ 大鹿一八の納経所へ
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  • 我家のきゅうりとプランターのイチゴです
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