大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2008年10月

四国第三日目

先達の大先輩である中尾ご夫妻と第44番大宝寺でお会いしました。昨年は11月16日に第47番の八坂寺でお会いしましたが、一年後の本日偶然にも再会でき、大感激の記念撮影となりました。
 ※ここでは携帯電話しかなかったので、46番浄瑠璃寺で再度写真を撮りなおしました。

 前回お会いした時は132回目の巡拝でしたが、今回は158回目であり、月に2回の満願ペースとの事でした。今回は昨年出会った八坂寺でお別れとなりました。
 本日は第44番から今治市の第55番南光坊までで時間切れとなり、しまなみ海道から尾道経由での帰宅となりました。津島着は午前0時20分でした。

四国第三日目

岩屋寺の私です。屋根の上の断崖からです。


http://blog.livedoor.jp/s281218_hobby/archives/2590357.html


四国遍路第三日目

朝一番の岩屋寺です。もちろんハシゴの上まで上りました。


http://blog.livedoor.jp/s281218_hobby/archives/2590357.html


四国第ニ日目

本日は三十八番金剛福寺から四十三番明石寺まで巡拝し、四十五番前の古岩屋荘に宿泊しています。
 ※古岩屋荘からは携帯電話の電波が届かず、ブログに送信ができませんでした。
上の写真は足摺岬の朝一番(ホテルの窓から)の様子です。

別格は六番から八番まで巡拝。
思わなぬ誤算は、別格八番十夜ケ橋で。場所が大洲インターの入り口のため、高速道路を使って目的地を目指しましたが、現在道路が完全に完成していないため、インター上り口の大洲インターではなく、大洲北インター出口で下りなければ目的地に着かず、完全に迷子になり、ここで足止めです。
ここから高速で松山市まで走り、宿に着いたのは…
 ※写真は第42番仏木寺門前のアイスクリーン売りのおじさんを一枚パチリと。翌日にも再会を楽しみにしていた第50番前のアイスクリーン売りのおじさんの姿がなく、ちょっと心配です。

四国第一日目

本日は、第三十番善楽寺から、第三十九番延光寺まで巡拝し、別格は五番大善寺まで巡拝しました。
さて、今回は四万十川の屋台船(写真)にも乗りました。
宿泊は、足摺岬にある足摺観光ホテルビロー園です。

疑問となる銀行や市役所の手続き

 朝一番の来客と銀行や市役所に同行してもらいながらの会話となり、今夜からの四国行きに対する旅行保険をかけるため一宮市まで走り、用件が済んだのは5時直前となってしまっていた。

 一日の予定では、午後2時には家に帰って夜に備えて一時的にでも昼寝をする予定であったのだが…

 さて、家庭の奥様方には当然の事であろうが、何十年ぶりに銀行に入ったところ、自分の訪ねる所が判らず、団体の予約番号を引いてしまったり、案内された相談窓口は人が出払い、やっと窓口に辿り着いたものの、市役所に保管されていた私名義の通帳は合併前の東海銀行のままで、解約するためには新しい通帳を作る必要があると言われ、どうせ新しく作るのならそのまま残そうとしたものの、私が必要としない銀行カードの再発行に千円必要と言われ、「隠し口座」の魅力を感じつつ、結局は解約して帰ってきた。

 解約するのに新銀行の立派な通帳を作りなおしてそのまま解約で破棄するのはもったいないと思うが、一度も使った事のない通帳と新しく一日で破棄された通帳の2冊を握り締めて帰ってきた。

 昨日は三男が入学する専門学校の入学金を振り込みに指定された銀行窓口に出向いた家内が、「10万円以上の振込みは、本人がする必要がある」と言われ、「本人は高校の授業があり、入学金は親が振り込むのが当り前でしょう」と言うと、「そりゃ、そうでしょうね」の言葉が返ってきたと言う。結局は、家内の身分証明書を出して、息子の入学金を振り込んだのであるが、これも振り込めサギの影響かと思うと不便になったものでもある。

 本日の事であるが、市役所で三男の住民票をもらいに出向いたところ、身分証明書に提出した運転免許証のほかに、もう一通身分を証明できるものが必要と言われた。「えっ?」と思ったが、初めての新しい対応に、「なぜッ?、いつから?」と疑問を残したまま、一市民としては素直に手続きをして帰ったが、過去の犯罪などの影響かこれも説明を必要とする。

 こんな疑問を一杯抱えながらの帰宅となったが、銀行のムダな通帳発行や、不可解な対応から、市役所の2通の身分証明書提出の意味など、市民生活の中には多くの疑問が増えているのではないだろうか。もしや、自分の勉強不足でこれが当り前の社会となっておれば良いが、一度見直してみる必要を実感する一日となった。
                                  10月28日の一言

 

辰吉丈一郎の年齢まで頑張れれば…

 今年は(と言うよりも、津島市では数年)台風がこなかった事から、庭の柿の木に大きな実がぎっしりと実っており、差し歯の様子をうかがいながらかぶりつくが、子供時代に記憶する柿の香りがせず、皮をかじりながら臭いを嗅ぐものの、香りが消えたのか自分の老化現象で臭いを感じないのか…

 昨日はボクシングの辰吉丈一郎が久々(5年ぶり)の試合で2回TKO勝ちをしたと報じられ、相手のレベルウンヌンよりも、眼を負傷し引退宣告される中を40代に近づいてから試合に臨んだ気持ちに乾杯したい心境となった。私は辰吉のファンなんです。

 勝利後の情報を検索していると、新聞各紙が大きく報道しているが、それよりも辰吉の試合を見るために多くのファンがタイの試合会場まで詰め掛け、その内容をいち早くブログに発信している姿に、改めて辰吉人気にうなずくと同時に、試合は遠ざかっていてもボクサーとしての毎日の練習が続けられていた事に、ファンの一人として燃え尽きるまでエールを送りたい。

 二年前に巨人に在籍した桑田投手や仁志選手等への非情な扱いに腹をたて、アンチ巨人を宣言していたものの、ペナントレースで3位のチームが優勝する可能性に期待するファンに腹がたち、久し振りに巨人を応援し優勝後の原監督の涙にもらい泣きしていた。やっぱり心はごまかせない。

 自転車競技で複数の大学を選考していた三男が、あえて専門学校を選択し、先週の金曜日に合格通知を受け取ったが、その翌日に恩師を通じてスポーツでは全国に名をはせる大学から声がかかったとの連絡が入った。

 親として、たとえ専門学校の入学金がムダになることも覚悟の相談をしていると、「そんな金があるなら自転車を買う」と、我が道を定めている様子に、ホッとすべきか息子の選択に自問自答の一日ともなった。辰吉丈一郎の年齢を考えれば、三男の自転車人生の時間は余りすぎるほど残されているのでもある。

 朝は9時から市民病院調査特別委員会が開催されるのに、車の免許証や財布を忘れて仕事にいった家内から「持ってきて」の電話で大忙しの一日がスタートした。
 明日の夜から不在にする事は、今月の仕事は明日一日となり、朝から晩まで走り回る一日が確実のスケジュールと言うより、明日は夜に書道教室もある事から、まったく眠らぬまま徹夜の遍路のスタートにもなる。
                              10月27日の一言

自分の目標意識が不足する事から

 週末には「何をやっているのよッ」と厳しい一言をいただいたが、数年前から誘われるままに自分の行動範囲からはみ出したボランティアに顔を出し、本来やるべき仕事の足を引っ張るようになっており、昨年認可を受けたNPO法人も進捗しないままに停滞させている。

 元々が議員の立場にありながら、市民活動には一市民として参加し、議員としては絶対に参加(来賓など)しない事に決めている事から、自分のやるべき事を優先どころか、やるべき事をやって余った余力以外は参加しない事にしないと、誘われて全部参加すれば何も手がつかない状態に陥っていく。

 一方で、議員として私を理解してご支援いただいたり、実際に私に投票する事で議会活動を支えていただいている人の多くは、市内全域とは言え、現実には議員になるまでの経済活動や、PTAや同窓会活動を続けてきた地元が中心となる事は確実でもある。

 議員として、津島市全体の動向や将来を考える事は重要であるが、津島市全体に目が届くわけではなく、全ての活動に参加できる訳ではない事から、「当面は」と言うより、これからは確実に自分のポジションに立った活動に専念したい。

 昨日は午前中から行事のハシゴとなり、本日も人から「たかだか理髪店なら…」と言われても、髪が伸び放題では品位を疑われそうで、朝から理髪店に走り、午後に参加予定の行事に参加すると、明日が議会の委員会などで、火曜日に先送っても、その夜には四国に発つ事から、週末どころか来月送りとなっしまう現実に、時間に追われるパニック症候群となりそうな心境となってきた。

 「四国を止めれば良いじゃないか」と言う知人もあるが、自分にとっての四国遍路は今後の人生の中心に位置付けたいし、忙しさから夏の上高地行きを回避したが、私を待つ知人もあり、釜トンネルが閉鎖される来月半ばまでには行きたいし、京都にも会員募集の団体では出向くものの、個人的に走りたいとの願望もあり、こんな時間も取れないようでは心の余裕が保てない。

 さて、月末の四国遍路を忘れて2日間を走り廻りたい。しかし、2日は2日しかなく、心を鬼にして来月は自分の仕事だけに専念したい。
                           10月26日の一言

がん医療と心のケアを聞いて

 本日は文化会館で、津島市と津島市医師会、海部医師会、津島海部薬剤師会の共済で、市民公開講座が開かれ、埼玉医科大学国際医療センターの精神腫瘍科教授である大西英樹先生より、『がん医療と心のケア』についての特別講演が開催されました。

 座長を津島市民病院緩和ケア科の部長と病棟看護師長が務めた事から判るように、終末期を迎えたがん患者の心のケアがテーマであったが、がん患者の約半数の人々はうつ病など精神科の専門医師の治療を必要としており、今までガンに対する抗がん剤投与の影響で頭痛や食欲を無くしているものと思い、がん治療を中断するケースが、精神科医の処方でそのまま継続して抗がん剤が投与できる実例が紹介された。

 本日の講演を聞いて、末期がんで亡くなった私の父親の闘病生活を思い出すと、本人は知らなかったものの家族には末期がんで医師から死の宣告をされており、食欲が無くなったり苦痛を訴えるたびに抗がん剤治療が中止されており、精神的な苦痛についての処方は皆無でもあった。

 とんな治療をしても治らないと宣告され、患者が苦痛を訴えれば治療は中止となれば、気休めとは言ってもガンはどんどん進行していたと思われるが、私の父親の苦痛がガン以外にあったとしたら、もっと延命が図られるか、もっと安らかな最後ではなかったか。

 ガンと宣告された患者はもちろんだが、介護する家族にとってもガンという一言は、大きなプレッシャーとなるばかりか、精神科の専門医の治療を必要としている現実が、本日の講演で披露され、参加した市民からその裏付けとなる実例も発言された。

 人口7万人以下の津島市の市民病院が緩和ケア病棟を持つ事に、私は疑問を呈した事があったが、大西教授によればそれは貴重な財産でもあり、埼玉医科大学では精神腫瘍科が存在し、入院患者とその家族の精神的ケアまで実践されている事から、病気だけでなく精神的バックアップの必要性も痛感させられた。

 今回の講演によって、津島市民病院の入院患者の精神的ケアがアップされれば幸いだが、ただでさえ忙しく医師不足に悩まされている病院で、実際に家族や患者から精神的なケアが求められた場合に対応できるものなのか。医療現場の踏ん張りに期待したい。

 さて、病気でなくとも家族の心配事が多く、子供の進路や行動が親の心臓と胃を直撃する。我家も4人も子供がいることから、連日のように何らかの心配事が耳に入り、騒々しい一日が終了しようとしているが、貴重な日曜日も飛び回る事に(月末の四国遍路を控えているためですが)なりそうである。
                            10月25日の一言
埼玉医大国際医療センター精神腫瘍科のHP↓
http://www.saitama-med.ac.jp/kokusai/division_info/16.html

健康のための検査が怖くては

 今年の四月に結核により入院した知人と会していた事から、保健所の案内も待てずに病院でレントゲン検査も受けて、異常なしとの診断をもらっていた事から、今年の肺ガン検診のレントゲンを止めようと考えていたが、肺ガンと結核では違うとの主治医の言葉に、本日は午前中に肺ガン検診を受ける事になっていた。

 半年前に入院した知人は、昨年の9月に咳が止まらない事から風邪と思って近くの医者に行き、レントゲンで肺に異常が発見されたが、医者は結核ではなく肺ガンの可能性を疑い、「しばらくしたら再検査しましょう」との言葉が、今年の3月まで放置され、医者の肺ガンの診断から紹介され受診した病院で、診断間違いで結核が見つかり、翌日の強制入院となったのであった。この顛末からは、肺ガンも結核も同じレントゲンから判断ができそうだが…

 元々が、先の日時の約束が精神的プレッシャーとなる事から、予約は旅行でも極力避けてきたが、検査とは言え病院の予約は、私の小さな心臓を揺れ動かす事になり、昨日からアレコレ考えて、検査を止めようかとまで考える始末は、医者嫌いと言うより、後ろ向きの性格の欠点でもあった。

 「検査を止めよう」と思った理由は、一ヶ月前の四国遍路で体調を崩し、半月前の風邪の症状からいまだに時々咳が出る事から、「もしかしたら結核かも?」との思いに発展し、入院とでもなった多くの関係者を巻き込み、議員辞職もとエスカレートしていく。

 こんなバカな事を考えてしまうところが私の欠点であるが、レントゲンの結果は異常なしで、肺ガンの検診を受けて結核の心配をしているバカな患者を、医師はどう思っているのか、今となっては聞きたい心境でもある。

 さて、私の同級生であるが、私より明らかにメタボリックな体型でありながら、一度も健康審査を受けた事のない人物がいる。この知人よりは長生きしたいと考えるが、人の寿命までは判らない。
 「私はどうでも良いわ」が口癖だった家内も、「ガンで入院すると何百万円もするぞッ」とか、「入院すると子供の学費が払えないぞッ」の私からの脅しで本日検査を受けてきた。

 何事もなければ良いが、旅の疲れや風邪などの回復が確実に遅れており、50代の年齢を実感させられるようになり、天上に召された同級生や知人も多い。
 本日は三男の合格通知が届き、来週は長男がヨーロッパに発つ。私も来週には四国遍路に発つ予定となっており、健康でおれる事に感謝しながらの旅立ちとなりそうでもある。
                            10月24日の一言

何でも屋の一日となった実感が

 本日は携帯電話を忘れたままに仕事に出かけた家内から「持ってきて」の電話をもらい、朝一番の仕事が家内へ携帯電話を届けるのが仕事となり、挙句に「遅かった」との苦言をもらい、「ウン?、?」と立場が逆になっているのを実感した。

 さて、帰宅後に歯をみがき、顔を洗いなおしていると水道から水が出てきません。ついでに頭も洗いたかったので「そのうちには」と思っているが、チョロ、チョロとしか水が出てきません。これは異常と思って、洗濯機や我家の他の水道が流しっ放しかと思って点検するも異常はなしと…

 それでは水道管が破裂でもして漏水でもしていないかと庭に出ても異常はなく、市役所に問い合わせようかと事務所に出ると、水道工事をしている看板と、太いパイプから大量の水が道路の側溝に流されているのが見えた。

 我家からは道路の向かい側になるが、200メートルほど離れた道路で工事が行なわれており、出向いてその旨を伝えると、「ウチでは無い」との返答で、呼ばれた責任者も「そっちは止めてないから」と言うものの、大量に放出されている水と、停まったままの我家の水が無関係とは思えず、「それならそれで良いヮ、今から市役所を呼ぶから」と帰ろうとすると、「市役所」の言葉が効いたか、態度を変えて我家までついて来てくれた。

 我家の出ない水道を確認後も、「こっちまでは停めてない」と言うものの、大量に放出する水を止めたら水道が出るために無関係ではなくなり、何とか水道はでるようになったものの、工事現場まで出向いて訴えても動こうとしない対応に、当方を市議会議員とは理解しない対応から、市民の皆さんはこんな思いをされているんだと改めて実感させられました。

 さて、こんな展開の最中に、隣の尼寺の住職が歩いて来た事から、「もしかして、水が出ないの?」と問いかけると、「違うヮー、カギがかかって家に入れないの」の一言が。

 入り口のカギが壊れて家に入れないばかりか、カギはねじ曲がってしまっており、万力とペンチで直すものの、私の指が悲鳴を上げ、入り口の戸板ごと外そうとしてあるものの、カギが完全に締まっており、潤滑油と工具まで持ち出しての作業となった。

 こんな時に頼りになるべき、ドアや扉も扱う住宅機器会社に勤める次男に電話するものの、音信普通のままで、自分の用事では必死にかけてくるくせにと、息子もあてにできずに手を真っ黒にしての救出劇となった。

 こんな事は珍しいが、何事もなく静かに思える地域の中でも、様々な出来事が起こっており、業者に依頼するほどでもない困り事が多い。半月前の話となるが、部屋の中に出現した蛇(ヘビ)の捕獲に消防車が出動した。「消防署はヘビも捕まえてくれるのか」の皮肉の一言に、「(火災中は別だが)頼まれたら断れないでしょう」の一言が返ってきた。
                             10月23日の一言

これはひき逃げ事故ではなく殺人事件だ

 本日(21日)早朝の大阪で、30才の会社員が繁華街を3キロも引きずられて死亡するひき逃げ事故が発生した。大阪市内では18日にも、親の車を持ち出した女子中学生が自転車の男性をはね、180メートル引きずって重傷を負わせるひき逃げ事件があり、重なる事件に人の命が軽視される世情を見せつけられた気がする。

 今回の事故では、事故発生現場で被害者の同僚が事故を目撃しており、複数の目撃情報がある事や、防犯カメラにも事故車の映像が映っていたことから、早急に車種を特定して犯人を逮捕できるものと期待するが、繁華街の国道を3キロにわたって被害者を引きずる残酷な事件だけに殺人事件としての厳しい断罪が必要でもあろう。

 被害者の立場になり代ると、まるで犬かネコでも轢いて放置されたような、人間を人間とも思わぬ残酷な事件で、事故の瞬間から絶命する間の被害者の心境を想像すると、想像するだけでも血の気が引いてくる。
 本日午前中の健康審査で、採血の注射に目をしかめていた自分を考えると、被害者に成り代り極刑を主張したい心境にもなってくる。

 さて、評論家の中には道路交通法の改正から、飲酒運転や死亡事故に対する量刑が重くなった事からひき逃げ事件が増加しているとの発言もあったが、車の盗難を抑止する対策や、それ以上にゲーム感覚で人の命が軽視されている現代社会の反省と歯止めが急務でもある。

 車が不可欠となった現代社会では、交通事故そのものを無くすことは不可能だが、起こってしまった事故で人命が第一となるのは当り前だが、損害保険が掛けてある事から、被害者の心情や立場が軽く見られがちで、事故後の対応を保険会社任せにする人も多く、事務的に処理されているケースも多い。

 乗用車が普及し始めた当初の昭和40年頃には、車で犬やネコを轢き殺しても、事故処理後に近くの寺へ供養を依頼する人も多かったが、人を轢き殺して逃げていく現代を比較すると、絶望感すら感じさせられるが、人間としての倫理観の回復は深刻な社会問題でもある。

 短期的には、事故後に人命救助を怠った場合への厳しい厳罰と、ひき逃げで被害者が死亡した場合には、交通事故ではなく殺人事件としての処分が必要に思われる。明日は我が身との言葉があり、加害者にも被害者にもなりうる事から肝に銘じたいものでもある。
                           10月22日の一言

職安に足を運んでみて

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 本日はハローワーク(津島職業安定所)に通う知人に同行し、最近の職安の雰囲気と現状を黙視ではあるが見学し、わが長男も最近通っていた場所だけに、最近の求人状況と現行の応対を見物して帰ってきた。

 私自身は学生起業で勤めた経験がなく、職安を利用する機会がないまま現在に至っているが、20年ほど前に新聞業界の求人窓口として職安を訪れた際には現在地ではなく、新しくなったハローワークの建物は初めての訪問となった。

 しかし、建物は新しく近代的であるが、玄関前の印象は暗く、失業して求職に訪れる人々が玄関前で談笑する姿はないとしても、職を求める人々が利用する建物としては、人の出入りが道路からはっきりと見える配置そのものが失業者には好ましいとは思えず、朝や午前中の様子は判らないが、ずいぶんと暗い印象に感じたのである。

 建物内では求人情報をそれぞれがパソコンの前に座って検索しているが、かつての職員と直接応対する人の姿はなく、会話の声が何もなく、広いロビーに私一人で座っていると、図書館より静かな雰囲気は無用の訪問者には居ずらい雰囲気を実感させられた。

 本日は、厚生労働省が新たな雇用対策として、25歳から39歳の年長フリーターを正社員として雇用する企業に、50万から100万円の助成金を出すと発表しているが、窓口となるハローワークが現状のままで良いとは思えず、IT時代にふさわしい変身が必要である。

 私の知人に大手企業の人事を担当する管理職がいるが、職安を事務処理上だけの機関と認識し、実際の求人募集については新聞の紙面に出す募集広告に期待していると聞いた事があるが、退職後の失業保険を目当てに事務処理上として職安を訪れる人々と、真剣に就職する職業を探しに訪れる人々との区分けは急務であろう。

 一言でここに記す事は難しいが、自宅でも求人情報が入手できるIT時代に入っており、役所をまたぐ各種の保険等の手続きも含めた対応や、各種求人情報と連動した職安の体質改善が図られていく必要性を感じるものでもある。
                            10月21日の一言

不正の改善を市民の足かせにしない

 本日午前中に、市役所で「津島市職員に対する働きかけに関する対応要領」についての説明が、議員を対象(各派代表者会が開催)に行なわれた。

 この要領については、大分県の教員採用について大規模な不正採用が発覚した事を受けて、全国的に議員や有力者の行政担当者への働きかけを防止し、こういった事例に対しては窓口職員の孤立化を防ぎ、問題の共有化を図る事と、公正な職務の執行を確保する事などを目的として発表された。

 この要領が対象とする「働きかけ」は、要領の第2条で、職務に関して職員が外部(市民、事業者、公職にある者、公職にあった者等をいう)から受けた提言、依頼、要望、意見等のうち、
〇圓諒?砲斑?靴異なるもの 
公正中立な行政執行を阻害するおそれがあると判断できるもの
職員が職務上知り得た秘密を漏洩させようとするもの
じ?外?冤?鉾燭垢觜坩戮箸覆襪それがあるもの
テ団蟯覿函団体、個人等への便宜供与となる可能性のあるもの
Δ修梁召海陵徇里量榲のために特に必要と認めたもの

 読めばその通りで当り前の事でもあるが、そもそも我々議員のもとに寄せられる意見や質問などは、行政窓口で相手にされず、法律の枠からはみ出したり、現行の法律や条令では対応ができない案件も多く、市民の声を代弁しなくては議員の存在価値も無い事から、脅しや暴言でなければ行政に反する意見も発言する必要性を感じる。

 一方で、市の方針と著しく異なっても、市民の生活(例え一人としても)を守るためには、行政批判は重要な議員の仕事であり、特定の団体や企業とか個人の不正な扱いでなければ、今まで通りに市民の要望や苦情は発言は認められている事は確認した。

 問題は裏取引が存在するかどうかで、本日の会合でも「特定の議員の依頼は受け付けて、ある議員の依頼は通さない」などといった行為があってはならないと、議員側からの厳しい発言もあった。
 現実には、法律の枠からはみ出し、市役所の窓口で門前払いにされるケースも多く、高齢化社会の中で起こってくる生活確保や、悪意もなく陥った現実問題の解決には議員が声を大にして訴える事は重要な役務でもある。

 私が議員になってから、交通違反等の働きかけや政務調査費等議員の会計処理の厳格化など、不正と思われる案件の改善が続き、議会の透明化も図られてきた。しかし、行政窓口の公平性と特定の働きかけを排除するために、市民の声まで排除される事があってはならない。
                            10月20日の一言

朝から寺と遍路の一日に

 本日は隣の尼寺の永代経があり、午前中は受付係を務めたため、午後になって横井庄一記念館へ津島市のボランティアを送り込んだ時、某テレビ局の取材中であったが、私は挨拶もそこそこに春日井市までひた走ったのであった。

 この日、午後1時から春日井市の東名高速春日井インターに近いグリーンパレス春日井で開催されていた『東海歩き遍路友の会』の総会に誘われ、1年に1回の総会と聞いた事から、遅れてもどうしても参加したく、1時に自宅を出発し、横井記念館経由(目的地は内緒)で2時頃に到着した。高速道路のインターに近い横井記念館ゆえに可能な参加でもあった。

 総会に参加できるのは、歩き遍路の体験者だけでなく、私のように車のスピード遍路者や、現在遍路中の人や、これから遍路を始めようとしている人も対象となっており、今回が初めての参加となる私にも自己紹介だけでなく、遍路の体験まで語らせてもらえるような内容であった。

 最近では各地から四国遍路の集いや研修会などの情報が耳に入ってくるが、連絡をしてみると新参者には入れづらいものが多く、やみくもに飛び込んでいけないと思っていたが、この会合は新参者にも優しく遍路の情報交換や体験談が語られていた。

歩き遍路友の会のホームページ↓
http://www.henro.net/henro/news/080927.htm#TOP

歩き遍路友の会(東海)の方々の関係ホームページ↓
http://henro.life.coocan.jp/henro/link.htm

 平成13年から四国遍路をはじめ、昨年には霊場会の公認先達に補任されたものの、遍路中には様々な問題と心の葛藤がある。

 本堂や大師堂で周りの参拝者に配慮することなく大声で間違った般若心経を読み上げる人。自分の入れたばかりの納め札入れの箱の中をひっくり返して錦や金の納め札を探す人。大量の朱印帳を持ったバスの添乗員と競争で納経所を目指す時、神社の賽銭のように背後から賽銭を投げる人、等々。

 遍路の目的は人それぞれで良いと思っていますが、素晴らしい先達の大先輩に感激させられる半面で、新米先達の押し付け講釈を耳にする事もあり、自問自答する心の中身を気軽に発言でき、同じ苦労を語り合える場があった事に心強い一日ともなりました。
                             10月19日の一言

雇用していた知人の離職を聞いて

 我家の裏には昨年の7月より失業した知人が住んでいる。彼は私が9年前に廃業した新聞販売店で長年勤めていたが、有名大学を夢見て親元を飛び出し、受験生のままに住み込みの新聞配達を続け、営業が何もできない事と、人付き合いが下手な事から行き場がなく、店を転々とした後に私の店で十数年勤める事になった。

 彼には学生気分が抜けきれないばかりか、仕事をしていく上で致命的な欠点があった。それは遠方で魅力を感じる情報があると、突然に翌日から仕事を辞めて行ってしまう事であった。雇用する側にとっては明日から突然欠員となり、穴埋めに必死となる事から二度と顔も見たくなくなるのであった。

 そんな彼が、そんな繰返しの中でも、我家で十数年も働き続けられたのは、私と同年であるばかりか、彼が私と同じ『高校5年生』の経験を持っていた事から、「よくも5年も続けられたなァ」との同期の桜のような気持と、「困った時には役にたつ事もあるだろう」と、さしても期待をしていない事から続いたのでもあろうか。

 もっとも、家内は彼の突然の雲隠れが許せず、彼から電話がかかっても切ってしまうので、彼が仕事に復帰するためには私が電話に出るか、私と顔を会わせて「戻ってきたら…」の声がかかる必要があったのでもある。

 それでも30才の頃から、私が廃業後も付き合いが続き、家族の厳しい視線を感じながらも、時々居候として戻り、我家から仕事に出かけていくのである。この一年間に何度も職を転々としているが、彼の希望する職場の条件はびっくりするほど低いのだが、もっとびっくりするのは雇用する側の条件は最低賃金どころか、まともに働いても手取りは十万円を下回っているのである。

 独り者である事からこれでも何とかなるが、今後の生活を考えると厳しい現実がある。暴力団が生活保護を悪用する土壌は、雇用する側にもあり、正社員を避け派遣社員ばかりに頼る企業体質にも改善を求めたいが…

 さて、昨日の事だが、私が創業して3年後の昭和55年から廃業するまで働いていたX君も、9月から会社を退職している事が発覚した。彼は真面目で時間と身体を惜しまぬ性格で、私は店を譲っても良いと考えたくらいだが、その性格を当り前に酷使される事から退職したと聞く。

 私の周りにはそんな知人がごまんと存在しているが、廃業して自分では何ともできないもどかしさどころか、家内を働きに出している現状では何とも無力ではあるが、身近な所に人材を必要としているケースも多く、茶飲み友だちの増加を防ぎ、知人らの再就職の道を探りたい。
                             10月18日の一言

間違いでは済まされない警察のミスに

試験中の取り締まり機で「速度違反」略式起訴し罰金 

 津地検は14日、道路交通法違反事件の捜査でミスがあり、津区検が県外在住者を誤って略式起訴していたと発表した。三重県警によると、誤って略式起訴されたのは20代の女性。同法違反の罪で津簡裁の略式命令に従い、罰金8万円を支払ったという。津地検と三重県警は女性に謝罪。津地検は今後、再審請求をするという。
 津地検や県警によると、女性は4月30日夜、津市内の国道23号(法定速度60キロ)で乗用車を運転中、「高速走行抑止システム」で撮影された画像で、当時の速度を「106キロ」と表示されたことを証拠に5月、同法違反の罪で略式起訴された。ところが、当時装置は無人点検中で、カメラがたまたま女性の車を撮影、106キロの速度も試験表示されたもので実際の速度は不明という。
 速度違反の証拠とされた写真の右上には「試験」の表示があったが、処理をした交通機動隊や津署、略式起訴した津区検も見落とした。
 県警によると、別の人を同様に書類送検した事件があり、略式起訴前にミスが発覚。県警が過去5年間で計5千件の速度違反を改めて調べたところ、7月中旬に今回のミスが発覚したという。
 津地検の河瀬由美子次席検事は、「このような事案が二度と起きないよう確認を徹底し、職員には注意喚起をしている」と話した。県警の中森繁樹交通指導課長は「誤って検挙された方には深くおわびする。業務指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。いずれも関係職員への処分はしていないという。    2008年10月14日朝日新聞


 数日前の新聞報道であるが、間違えた警察も警察なら、誤って捕まった女性も国道を100キロ以上のスピードで走ったかどうかが判らないのにも疑問を感ずるものである。
 自分に置き換えれば、警察から通知があった時点で違反していなければ反論し、略式とは言え起訴される前に正当性を主張すると思われる事から、半年も経てからの過ちの公表にも余計に疑問符がつく。

 むしろ私は、謝って罰金まで支払う事となった女性が、罰金だけでなく免許証にもキズ(免許停止)がつく事から、当初は警察に反論しているのではないかと思う。反論してもカメラに写っている事を証拠に、20代の女性である事から、警察の高圧的な説明から安易に略式起訴に至ったのではないかと思っている。

 私の若き苦い経験に、事故の巻き添えになっていたのに、地元の警察官の便宜(善意ではあったが)によって私の車が事故そのものに関係していない事として処理され、自動車保険が下りなかった事があった。この時の親父の一言が、「こんな事で済んで良かったと思え」と、若い私への注意と警告を込めて「勉強代」として処理された事があった。

 今回の事件の報道から、記事そのものだけでは見えてこない違反そのものの事実と、女性と警察や裁判所のやりとりに興味がわき、警察権力をカサにした高圧的な処理がなかったかの検証も必要と思う。機器材の近代化の中で、機械に頼り切って、人間より機械が信じられていたら淋しいものがありそうでもある。
                                   10月17日の一言

外国人ばかりのスーパーにびっくり

 私は買い物に付いて行った事がなく、最近になってホームセンターに付いて行くようになったが、私が付いていくと欲しい物ばかりで、時間がかかる事から敬遠され、本日は家内と三男が出かけた夜10時まで営業しているスーパーに無理やり付いていった。

 ここしばらく目にしていないバナナについても、「無い」の一言に納得が出来ず、直に見てみたい気持もあったのだが、夜9時を過ぎても買い物にやってくる男の人の姿にびっくりしていると、彼らは日本人ではなく中国人か外国人である事が判ってきた。

 もちろん夕方や買い物の時間に女性が多いのは当然だが、夜のスーパーには外国人の男性が多く、そうして色メガネで見ていると、全員が日本人ではないように思え、日頃から夜のスーパーに外国語が飛び交うと聞いていたものの、目の前で実際に見る光景にびっくりの夜となった。

 さて、アパートが多い町内には外国人の居住が増え、老朽化した借家の一帯は全員が外国人という地域も存在するが、我家の近所のアパートにも外国人が入居し、ゴミの分別などで摩擦も起きていたが、今月から町内の同じ班の中にも外国人が転居されてきた。

 国際化が叫ばれ、国際交流に自治体も力を入れているが、現実に手の届く近所に外国人が居住して、隣の人の素性も判らない世情とは言え、町内行事を伝えに訪れる関係者の立場を考えると、自治体の現状把握と同時に地域内での国際化も考えてみたい。

 たった一晩の経験からものを考えてはいけないが、日頃の生活の中で外国人と遭遇する事も多く、学校にも外国人の子供が増加しており、日本人の嫌がる職業や工場が外国人を必要とするものの、生活の手当ては何もしない事から家賃の安い借家や、知り合いを頼って外国人が増加している可能性が高い。

 一方で、昨年から私を頼って同居人となった知人(かつて私が雇用していた同年生)は、思うような仕事が見つからず、見つかっても長続きしない生活が続き、住む家も見つからない事から我家の居候が一年を超えた。こんな中で、老朽化して入居者が入らないアパートに外国人が集まってくる。

 矛盾を感じるが、住む以上は外国人にも堂々と生活できる生活環境と、生活のルール作りが急務ではなかろうか。我家も長男が外国人を伴侶に迎える可能性が高く、堂々とした生活を続けていくためにも、外国人の環境改善を考えてみたい。
                            10月16日の一言

身近な事故への防止策を

 本日の早朝に岐阜県本巣市のコンビニエンスストアーに、「ブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまった」というワンボックスカーが飛び込み、経営者の女性が頭に軽いケガをしたとの新聞記事が掲載されてきた。↓
http://www.asahi.com/national/update/1015/NGY200810150002.html

 定期的に報じられてくる事故であるが、今回の運転手は58才の男性の運転との事で、高齢者や女性(大変失礼だが)の運転ではなく、運転に慣れた人の事故だけに、幸いにも被害者は軽いケガですんでいるものの、客の多い店であれば多数の被害者が出る可能性が高く、この手の事故が起こらない対策は急務と訴えたい。

 ちょうど一ヶ月前にも隣町で同様な事故が起こり、地元発のブログにも事故直後の写真が掲載されていたが、同様の事故が各地で起こっており、私もコンビニに突っ込んだ事故直後の様子を目撃した事があり、我が身に置き換えると客の立場での巻き添えはごめんである。

ウルトラGGさんのブログ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hirorover200vi/17191882.html

 アクセルとブレーキを間違えるなんて、まさかと思われる人がほとんどだと思うが、私も過去に2回ではあるが踏み間違えた事があった。一度は雪の日にチェーンを付けていた時で、もう一度は田んぼの草刈りの帰りで、共に履きなれない長靴を履いている時であった。

 最近の車は車体の低い車が多く、車の進入を防ぐべき輪止めも車にキズを付けないために低くなだらかになっており、間違えて急発進すれば事故は防ぎようもない。

 ただし、輪止めだけでなく、太い鉄パイプによる車止めを設置すれば、車の突入は回避でき、過去に何度となく車に突っ込まれた商店が設置してから車の突入を防いでいる実例がある事から、コンビニエンスストアーについても同様な対策は簡単と思われる。

 私の知人に事故が起こると喜んで見物に走る人物があり、「事故や火事は大きい方が良い」と冗談で言っているうちに、コンビニが必需となっている私の息子達が被害者になり、一生の傷を負う可能性も否めない事から、私でもできる所から訴えていきたいと思った次第でもある。
                              10月15日の一言

歩き遍路の総会に誘いを受けて

 毎日ポストに郵便物が届けられるが、半分が各種の請求書か残りは息子のリクルートなど宣伝パンフレットであり、役務的にポストを開けているが、本日は四国八十八ヶ所を歩いて巡拝されている東海地区の「歩き遍路友の会」の総会への案内が届けられていた。

詳しくは下記へ↓
http://www.henro.net/henro/news/080927.htm#TOP

 ただし、私は会員ではなく、一緒に先達研修会を受けた知人からのお誘いであるが、歩き遍路どころか「ジェット巡拝」と冗談に語るほど、車によるスピード遍路だけに、経験者の話が聞けると喜んで申し込んだものの、当日は昼過ぎまで隣の寺の受付番があり、その後は横井庄一記念館の勤務日でもあった。

 次回は来年まで開かれない事から、横井庄一記念館をズル休みにして遅れての参加としたが、来週の日曜日はこの他にも関わりのある団体の公開講座もある事から、すべて参加したいものの、一つしかない身体の限界と、非情な選択で遍路を選びました。

 先週半ばから体調不良が続いていたが、なんとか回復のめどがたち午後からは平常の生活に戻ったが、まだ完全な体調とは言えない事から、来週までには完全復調としたいものである。
 ただし、体調不良は週末の上高地行きを中止しただけではなく、積み残してあった仕事が残されており、明日からは絶対に先送りのできないスケジュールが続く。

 「あら、風邪が治ったみたいね」と言われて、「えッ?」と言ってしまったが、私の家庭で起こっている事や、私の心情や体調はインターネットを通じて筒抜けになっており、体調不良から連日家にこもっていたために、風邪については市役所の一部の人たちしか知らないと思っていたのでもあった。

 そんな事から家族から叱られる事もあるが、全てをさらけ出して発信している事から、時として心温まる返信や手紙も届けられ、相手の姿の見える交信も可能になっており、私の体調まで話題にされている家庭があると思えば心強いものでもある。困った時は頼みますよ。
                            10月14日の一言

夢と理想と現実の狭間で

 風邪は治ったように思えるが、頭痛が繰り返すのは未だ完全には治まっていないのに、外見からは理解されず、午後には家内に「せっかくの連休なのに」と引っ張り出され、気力を振り絞って外出するかわりに私の行きつけの場所に車を走らせた。

 久々と言っても3日ぶりの外出であるが、体調が不完全なために寒暖の感覚が判らず、上着を羽織れば汗が噴出しそうな気配に、上着を脱げば寒風が身体にしみ、「陽射しが暑い」と言う家内の言葉が体感できないままに、最後は頭痛の限界から薬のお厄介になった。

 土曜日の朝日新聞土曜版に『二地域居住』が特集されていた。田舎暮らしにあこがれるが、完全に踏み切れない人々に、都市と地方の双方に生活の場を持つ生活への関心が高まっているという。

 さて、都市でもなく、田舎でもない中途半端な地域に住んでいると、田舎の農村風景にも憧れはなく、むしろ都会の駅裏の四畳半にも憧れるが、別荘や山荘を持った知人達の多くが、諸事情によってほとんど放置状態になっている現実が頭をよぎる。

 私の場合は「上高地」が外せないので飛騨高山(旧丹生川村)か木曽路が第一候補となり、かつては実際に候補地探しに走った事もある。夏に涼しい事と、冬にも温泉とスキー場が近い事を条件に探してみると、空家も多く簡単に手が届きそうでもある。

 しかし、実践した人の事例では冬の除雪に100万円以上必要との話や、管理費や交通事情など思っていた理想とは違った現実を耳にする。特集では、ツーリズムマーケティング研究所の研究員の、「週末ショップにも可能性」との記事もあるが、よほどの覚悟が必要である。

 テレビ東京の系列局を通して、田舎暮らしや旅番組が放映されてくるが、その気になれば田んぼや畑はあるし、無農薬の野菜作りもできる環境に住んでいる事から、明日からでも実践できるわけであるが、庭が雑木林になっている現状では、庭の高木にハシゴをかけ枝打ちする事に家内の期待が寄せられている。

 「危ないから専門家に」と親族に言われたが、専門家に任せると両目が飛び出す費用が必要となり、我家を維持していく経費だけでも切り詰めれば二地域居住が可能となりそうでもある。
                             10月13日の一言

老後が思いやられる一日に

 気力のないままに一言を書き込み、最後の日付を書き入れようとすると画面が勝手に変わり、書き込んだ内容が何も残されていません。もー、やめようか…

 体調不良から自宅にこもる2日間となっているが、一歩も家を出ずと言うよりも、一歩も部屋を出ないままに、家族以外の人とは誰とも顔をあわせない2日間となり、外の景色も動向も関係なく、このパソコンの前に座って一言を書き込んでいるのである。

 ただし、朝から晩まで寝転んでゴロゴロしていると、家族の邪魔にされるばかりか、明らかに家族の主役は私ではないとの被害者意識しか湧いてこないのである…

 「おい」、「ちょっと退いて」、「そう、そう」、「おい、こっちに来て」と、私の一語一句を確実に理解して反応する愛犬モモも、「おい、こっちに来い」と命令調の私の一言を無視したまま動かず、三男の足元に擦り寄っていきます。おい、日頃の関係は何なんだ…

 朝の食事も長男の希望でパンが出され、その処理方法であれこれと文句を言われている家内に、「もー、ええ加減にしないか」と怒鳴りますが、私の趣向ではない朝食が、生活の中心にあるべき資金源の私とは無関係に進められていきます。

 何もせぬままに昼食を迎え、何も関心ないままにテレビとパソコンの前にいると夕食です。机に置かれたままの携帯電話に長女からの着信履歴が…

 「おい、何故誰も教えてくれないんだ」と叫びますが、勝手に出ても私が怒りますので自業自得です。「明日は何処にでかけるの?」が娘の目的とは思いますが、娘と彼氏に私だけ乗せてもらって出かけると娘の立場を悪くするし、こんな心境で家族を誘う気にもなれず…

 「おい、〇×はどうした」と外に出ている次男を問うと、今日は帰ってこないとの話に、孤立無援の連休が明日も続きそうであるが、体調が今一つの状態では明日もこんな展開のままに三連休が終わっていきそうな気配濃厚です。

 それにしても、こんな不調な身体と心境で書き込んだ、終了寸前の一言が何のショックか一瞬にして消え去った中から、こうして書き込んだだけでも…(私を誉めてやってください・悲しい)
 なんて暗い一言と思いますが、男の居場所を考えさせられた一日となりました。
                             10月12日の一言

休養と養生の三連休に

 昨日まで開催されていた委員会の半分が体調不良だった事から、本日からの三連休を休養にあてたいと考えていたが、風邪は治りかけたものの身体が重く気力も沸かない事から、身体を横たえていると日頃の睡眠不足から夜を迎える事になってしまった。

 体調不良から何もできないくらいならと、2日前には上高地行きが家族にも伝えてあったが、風邪による体調不良のままで平地より10度程度気温が低い上高地に行く事はできず、本当の休養から養生の連休となりそうでもある。

 さて、人の考えている頭の中身までは判らず、ロス疑惑でサイパンからアメリカ本土に移送された三浦和義容疑者が首吊り自殺を図り死亡した。日本で無罪が確定している事から、アメリカでも裁判で無罪を勝ち取ると発言し「アバヨ」と書き入れた帽子をかぶっていたが…

 自らの命を絶つのにはそれだけの覚悟があったと思うが、日本で無罪判決を受けた三浦容疑者を、あえて逮捕してサイパンから身柄を拘束したロス市警の管理体制の甘さを感じるが、三浦容疑者が自殺に走った原因が気になるものでもある。

 本日は四国から発信されるお遍路ブログから、京都を中心とした34の寺院を廻って数珠玉を集める「数珠巡礼」が始まったとの情報があった。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/fymkt160/17904509.html

数珠巡礼会のホームページ↓
http://jyuzujyunrei.com/

 四国に比べて京都は1時間程度で到着する事から、一見して簡単に思われるが、巡礼会に参加する寺院の境内が大きく、それぞれの寺院に参拝するためには駐車場の料金だけでなく、駐車場から歩く距離や時間、そして拝観料まで考えると結構大変な巡礼となりそうでもある。

 そうして考えて見ると、このホームページの中にも「数珠は本来108玉」と記されている事から、四国八十八ヶ所と別格二十霊場の108ケ寺で「数珠巡礼」を考えていただけると、観光の延長となる京都の数珠巡礼よりも有難いと思った次第でもある。
                             10月11日の一言

フジテレビの新番組「エチカの鏡」に

 この2日間は体調が最悪だった事から、水槽のコイやカメが影響を受け、エサをねだって動き回る中で、手抜きしてあった「ヨーグルト」だけは沈黙のままだったが、天候が良く気温が高かった事から見事な出来栄えとなっていた。

 自分の体調不良に影響を受けるモノもあれば、ほとんど周りの自然はまったく刻々と時間を刻み、それぞれが当り前に変化していくのでもある。

 他界した俳優の緒形拳さんが出演する作品を、本日偶然に見る事となり、知人の語った傲慢な緒形拳とは違った見事な演技を見せつけられ、私生活で怒りの一言を放った若かりし頃の緒形拳と、自分の体力の限界と闘いながら微笑んだ演技を対比させながら、自分の最後を迎えてあれだけの仕事ができるかと自問自答させられることとなった。

 フジテレビでは、10月よりレギュラー番組として「エチカの鏡」を放送するにあたって、横井庄一にもスポットをあてた番組をつくるために、横井庄一の母親「大鹿つる」について9項目の質問が私に寄せられました。

 私に依頼された内容についてここには記しませんが、送られてきた番組の内容から、バラエティーとは一味違った真面目な番組が登場する事と、人の一生は死んだら終わりではなく、後世の人々が生きていく見本になる事を実感し、本日の緒形拳さんの演技にも釘付けとなりました。

 横井庄一の登場がいつ頃になるかは判りませんが、送られてきた番組の内容を添付しておきますので、登場に期待してこの番組に注目して下さい。
                          10月10日の一言

フジテレビ10月レギュラー番組「エチカの鏡」

「エチカ」とは・・・
オランダ語で「論理」という意味の言葉。
この番組では、“エチカ”を
「自分を見つめ直すためのお話」 「生きていくためのヒント」
と位置付けし、番組内で紹介していきます。

<番組内容>
 この番組は、1時間で4本のエチカVTRを視聴者にお届けします。
 そこに描かれる人々の生き方・考え方を見た視聴者が人生を学び、
 自分を見つめ直してもらうという趣旨の番組です。

<番組概要>
放送開始:10月19日(日) 21時~22時
       毎週日曜日21時 ゴールデンレギュラー番組
制作・著作:フジテレビジョン
司会/タモリ 高島彩アナウンサー
スタジオゲスト/鳥越俊太郎  優香  劇団ひとり  ・・・など
エチカVTR出演女優/堀北真希  永作博美  和久井映見  桜井幸子  ・・・など

<エチカVTRの構成>
 女優が、エチカを感じるものが撮影された場所や物がある場所に実際に赴き、
 女優が物語を紹介します。

女優 「綺麗な空気。気持ちいいな・・・。」
女優 「ここで、あの写真が撮られたんですね・・・。」

 女優ナレーションのもと、実際の写真や再現VTRで物語は構成され、紹介されていきます。

最後に、VTRの冒頭で女優がいた場所で撮影された写真やものが登場し、
見ている視聴者がエチカを感じるVTRになります。

体調管理が必死の委員会に

 今週は月曜日から決算審査特別委員会が開催されているが、平成19年度の津島市の一般会計から国民健康保険などの各種特別会計、市民病院や上下水道などの企業会計の審査が続き、朝から夕方まで連日審査が続く委員会は議員の当然の仕事とは言え大変でもある。

 たかだか一週間とは言え、朝から夕方まで決算書の小さな数字の説明を受け、一つ一つの質疑に決算書の数字を確認していると、老眼進行中の我が身には苦痛ともなり、メガネをつけたり外したりの繰返しは頭痛ともなってくる。

 さて、この委員会の副委員長が体調不良で病院に運ばれ、昨日より欠席の届けが出されているが、昨日の委員会終了後から私の体調も最悪となっており、風邪薬と頭痛薬を交互に服用しているが、早朝には鼻水が止まらず頭痛も治まりそうにもありません。絶好調だった体調も、気候の変わり目に影響されたようです。

 今年はこの委員会の委員長を拝命しており、副委員長が不在では議事進行を交代する事も出来ない事から、朝一番で風邪薬(ジキニン)を飲み、出かける直前に鼻つまりに効く「スカイナー」を飲み、のど飴を口にして、委員会の休憩にのどスプレーを噴射し、理事者席の入れ替え時に頭痛薬「ケロリン」を飲んでと、こんな薬漬けは身体に毒とは思いながらのギリギリの議事進行である。

 こんな展開も明日が最終日となるが、市民病院については津島市の財政を圧迫する大きな要因となっている事から、一番重要な審査ともなりそうである。それにしても、医者でもないのに風邪ぐらいは市販の薬やのど飴、スプレーなど素人の知恵を働かせれば薬漬けで何とかなるものでもある。ただし、委員長ゆえの非常事態であり、こんな事を繰り返してこじらせたら重篤な事態も招きかねない。

 幸いなことは、週末には連休を控えている事である。仕事は山積しているが、三連休は精神的にもゆとりと安心を与えてくれ、本当の休養に充てたいものでもある。さて…
                            10月9日の一言

スポーツの光と影

 大相撲のリンチ殺人事件の裁判が始まり、指導とは言えぬリンチ殺人事件としての現実が昨日の名古屋地裁で明らかにされたが、本日の公判では殺人の実行者となった兄弟子3人の弁護に、「反省している」として時津風部屋を引き継いだ現親方が証言台に立った。

 弁護士は例え悪人でも弁護するのが職業であるが、親方の権限は絶対の相撲界とは言え、成人した兄弟子たちが寄ってたかって制裁を加えて17才の少年の命を奪った事実は、被告となった3人以外も見て見ぬふりをした部屋ぐるみの事件ゆえに、相撲部屋や相撲界の反省のなさを実感するとともに、反省しても起こした罪は消せぬ事から、現親方の証言には嫌悪感を感じさせられた。

 日本の国技と言われているが、活躍するのは外国人力士ばかりで、日本の神技としての精神を理解できないばかりか、大麻事件による解雇にも裁判を起こしている現実は、スポーツ界においてもドーピング違反は有無も言わさぬ現実と対比すると、スポーツマン精神すら持ち合わせていないのである。

 さて、桑田選手に続き、清原選手の引退で、彼らや元木、仁志選手達を含めた選手への非情な扱いに嫌悪感を感じて、アンチ巨人となっていたが、今年の劇的な追い上げから首位に立った原監督の顔を見ていると、「やっぱり巨人」の心境になりつつある。

 スポーツ選手には年齢を重ねる事による引退はつきものだが、ボクシングの元チャンピオン辰吉丈一郎の再起戦が決まったとの報が一般紙から伝わり、年齢に挑戦してボクシングの現役にこだわる姿に、ファンの一人として声援をおくりたい。関係記事を添付して…
                             10月8日の一言

辰吉の国内復帰ならず 現役続行は希望  2008年9月26日 朝日新聞

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級元王者の辰吉丈一郎(38)=大阪帝拳=が25日、国内で試合を行えなくなる期限を迎えた。辰吉は日本ボクシングコミッション(JBC)の規定でライセンスが失効する37歳を既に超えており、元王者など実力者に限って認められる例外規定(最後に試合を行った日から5年以内=現行は3年以内)のライセンス申請期限も切れた。最後の試合は03年9月26日の10回戦だった。
 ただし、辰吉は現役続行を希望している。

ボクシング辰吉がタイで再起戦 26日、相手は未定 2008年10月8日 朝日新聞

 元世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の辰吉丈一郎(38)=大阪帝拳=は8日、今月26日にタイのバンコクで再起戦をすることを明らかにした。対戦相手は未定だが、「(5年ぶりの試合が決まって)うれしい。相手は誰でもいい」と話した。試合は10回戦になる見込み。辰吉は9月25日で日本ボクシングコミッション(JBC)の定めるライセンスの申請期限が切れ、国内で試合ができなくなっていた。
 辰吉が最後に試合を行ったのは03年9月26日。バンタム級10回戦でフリオ・セサール・アビラ(メキシコ)にわずかな差の判定勝ちだった。それから5年が経過。規定により国内での試合は不可能となったが、タイには日本のように年齢などによる制限がなく、網膜剥離(はくり)を患った辰吉でも試合が可能だ。

オレを誰だと思っているんだの一言

 俳優の緒形拳さん(71歳)が亡くなり、朝のワイドショーや新聞報道では、俳優としての偉業とともに、関係した人々の感想も述べられ、愛知県春日井市のロケ現場で出会った人の「礼儀正しく、気さくな人だった印象がある」のコメントなど、故人を褒め称えるコメントが寄せられているが、以前の一言にも記した事があるが、「オレを誰だと思っているんだ」と高速道路の料金所に怒鳴り込んだエピソードから、死んだ人の悪口は言いたくないが、人の本当の姿は判らないものだと実感させられた。

 ずいぶんと前の話になるが、高速道路が片側工事を行なっており、スピードが速くて彦根インターの入り口を見落として通過した緒形拳が、八日市インターから戻ってきて彦根インターの料金所事務所に怒鳴り込んだ言葉が、「オレを誰だと思っているんだ」の一言である。

 この時に居合わせた職員を見下したような恫喝は、サービスエリアで働くオバちゃん達の話題となり、それまでファンであった人々も「顔を見るのも嫌になった」のウワサは今もなお残っており、大俳優とは言え、人を上から見下した態度は、議員にも合い通じるものがある反面で、私にとっては一番嫌いな情景であり、訃報ゆえに語りたくない一言だが、テレビの賛美ばかりの報道に対して、恫喝された知人達に成り代わって記した次第でもある。

 さて、大相撲は大麻事件や八百長疑惑が話題になっているが、昨年6月の名古屋場所で起こった時津風部屋のリンチ殺人事件についても、本日名古屋地方裁判所で兄弟子3人に対する初公判が開かれた。ここに至っては、既に事実関係が報道され、ごまかしがきかぬ事から、罪状を認めて正直な供述をしているようだが、ここで語られた内容を聞く限り、親方を挿げ替えて部屋を存続させる事事体が甘温く思えてくる。

 リンチによって命を奪われた斉藤俊さん(時太山)の父親正人さんは、50才の若さで人より健康な17才の息子の命を奪われているが、3人の兄弟子とリンチを指示した親方の責任は当然だが、その現場を見て見ぬふりをした時津風部屋の力士全員にも一般社会の常識からすれば責任は免れない。

 親方の権限が絶対とは言え、誰一人として救いの手や言葉が発せられなかった現実を考えると、部屋そのものへの責任と反省が示されるべきであり、前記した緒形拳さんと一緒に記すのは不謹慎かもしれないが、人を上下関係で判断する体質には嫌悪感を覚えるとともに、改めて犠牲となった斉藤俊さんの冥福を祈らずにはおられない心境となった。
                                10月7日の一言

全ての行政に無力感が…

 地元の県税事務所から手紙が届いていたが、「どうせ、何らかの請求だろう」と放置しておいたら、中身を確認した家内から「お金が戻ってくるよッ」と嬉しい言葉に中身を読み直すと、支払い過ぎた自動車税の返却金が2百円還ってくるとの話で、自らの手で支払った金額の返還だけに、例え2百円とは言え請求に出向かずとも、担当した職員が返しにくるべきではないかと憤慨の中身であった。

 私にも社会保険庁から「ねんきん特別便」が郵送されてきた。これについても、勤めた経験がなく、学生起業で国民年金しか掛けていない事から、わざわざ確認の手紙を送る必要もなく、社会保険庁の怠慢から、ずいぶん無駄な費用を浪費していることを実感する。

 さて、我家には市役所の各種納付書が届けられ、国民健康保険税も最高限度額の請求なら、町内で一番割高な固定資産税をはじめ、過去を振り返っても四人も子供がありながら、一人も児童手当も支給されないばかりか、成人になり巣立ってしまい、一人の扶養家族になっても最高の健保税を請求されると公的負担に無力感さえ感じ、中身の確認をする気持すら沸いてこない。

 ボランティアで始めたNPOについても、法人化によって税務署や県税事務所から次々と書類が届き、提出すると次々と手続きが必要となり、「こんな事なら勝手にボランティアで続けていれば良かった」と溜息が漏れてくる。

 年金が受給される頃を考えても、子供の扶養家族には入れてもらえず、先祖伝来の遺産を子供に相続すると高額な税金がかかる事から、相続しても親の税金の支払いの大きさから、喜んで相続人に名乗り出す筈もない。

 本日から始まっている市議会の決算審査特別委員会では、保育園の保育料を支払わないままに卒園した人々の未払い額の大きさや、医師不足で経営が揺れている市民病院を横目に、津島市の運営する看護学校の卒業生が市外に進路を求める実態とともに、看護学校に通う生徒に奨学金を出して卒業後の進路を確保されている実態など、公立としての限界を感じる一日ともなった。
                            10月6日の一言

記念館を訪れる若者達へ

 本日は地元津島市で秋祭りが行なわれていたが、私は予定どおりに横井庄一記念館の一日となり、祭りとは無縁の一日となりました。

 さて、横井庄一がグアム島で28年ぶりに発見された1月24日(昭和47年)とか、グアム島から日本に帰国した2月2日、82才で亡くなった9月22日(平成9年)の命日などに、テレビの話題として放映される事が多く、その影響から懐かしく思い出された人々や、若い人々は珍しさから横井記念館を訪問されるのである。

 先月末に訪れた四国の別格第3番慈眼寺の穴禅定では、ローソク1本の光りを頼りに、あまりにも狭く厳しい岩の隙間を潜り抜けて到着した洞窟の一番奥の御大師御宝前で、それぞれが本音で声にした願い事は、私を含めて全員が息子や娘の心配事や祈願であった。

横井庄一の母親「つる」も、息子の戦死を信じず、「息子は生きている」と語り、息子の消息を知っていそうな人を訪ね、占いに頼りながらも、帰ってこない現実から立派な墓を建立して、生きている事も知らずに昭和33年に他界している。

 しかし、親が子供の事を思っているのに対して、果たして子供達は親の心配をしているのだろうか。子供の勉強に力を入れ、子供の希望する大学に進学させるまでは良いが、子供は家に戻らず仕事の勤務先に住居を構えて親とは別の家庭を構築していく。

 「いずれは帰ってくるだろう」と期待しても、孫達にとっては子供(親)の住居地をふるさととして成長しており、帰ってくる事は期待できない現実は封印されていく。食料もない敵国のグアム島から28年もかけて実家に戻った横井庄一の事例は、訪れる若者達も驚嘆の声をあげる。

 命を粗末に散らす自殺者が増え、「死にたくなった」と関係ない人々まで道連れにして事件を起こす事例に、記念館を訪れる若者の中にも心配事や苦悩を抱えている人もある事から、戦争の悲惨さばかりではなく、命の大切さとか家庭とか親子関係を再考する記念館にしたいと思う一日となった。
                              10月5日の一言

横井庄一に関するブログを見つけました↓
http://blogs.yahoo.co.jp/s5872stf/56649403.html
http://blogs.yahoo.co.jp/obu423/44911125.html

津島市の秋祭りのブログです↓
http://blogs.yahoo.co.jp/pahuwaseda/44910810.html

↑皆さん、勝手に引用して申し訳ありませんが…

四国の彼岸花と朝夕

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 忘れていましたが、四国別格4番鯖大師本坊前で携帯電話のカメラに彼岸花を写してありました。(9月27日)
四国は彼岸花が多く、秋の野山を真っ赤に染めていたのが今でも印象に残っています。

 さて、四国と言えば夕陽と日の出も見ごたえがあります。写真上は8月2日に瀬戸中央大橋の車中(運転中)からフイルム付カメラで撮影しましたが、簡単なカメラでも見事な夕景です。使い捨てのフイルム付きカメラのレベルの高さにびっくりです。

 下の写真は、9月27日に徳島県日和佐の大浜海岸で撮影した日の出直前の様子です。もっとも太陽は雲の中にいますが…

 四国は四方を海に囲まれており、夕陽や日の出が綺麗な事は当然だが、街中に入れば何処でも同じはずであるが、地元では久しく日の出や夕焼けの素晴らしさを感じた事がなく、子供時代に夕焼けの中を帰宅した記憶から、かつての自然が消え去った寂しさを実感する。

 さて、本日は八月に発行した中学校の同窓会報の広告代集金に地元を廻り、久しぶりに顔を合わせた先輩や知人から、ふるさとを感じさせられる雰囲気を感じて帰宅した。四国や飛騨や信州に気持がひかれ気味だが、来週一週間は決算審査特別委員会が連日続く事から気持を引き締めたい。
                            10月4日の一言

我が身の障害を実感する一日に

 後期高齢者の医療制度に批判的であった人が、障がい者への優遇策にも批判的な意見を述べられていたが、障害を持つ人々に対する制度も厳しくなっている現実があり、自分本位ではなく、それぞれの相手の立場にたち、我が身としての議論が必要と思われる。

 確かに、医療施設の近代化と、医療水準の上昇で、過去には救えなかった命が救われる反面で、障がい者と認定され、障害を持って行き続ける事が必要となった人は増加して、国や地方の財政を圧迫している面は否めないが、「そこまでして生きなくても」の言葉は、健康だから言える言葉であり、明日は我が身の気持ちも忘れてはならない。

 何故、今頃、こんな一言を記しているかと言えば、本日の出先で「くそッ、こんな事で…」と、老眼で目が見えない現実に、自分で記した文字さえ読めず、いつもウエストポーチに携帯している筈の老眼鏡を忘れた事から、わが身に起こっている目の障害を現実に「障がい者」として実感した次第であった。

 誰もが自分を障がい者とは思っていないが、老化による身体の衰えは誰もが当り前にやってくる。目の衰えも当然身体の障害であり、膝が痛くて正座できない人も障がい者であるし、ツエがなければ歩けない人も障がい者に違いない。

 人々は生活の中で、老化に限らず病気や事故によるケガにより何らかの障害を持っており、何も異常が無い人は幸運と思うべきで、そのような障害を取り除くためにバリアフリーに務め、障害を持った人々が苦痛のない生活を国や地方自治体が積極的に支援すべきでもある。

 今回の後期高齢者の医療制度は、75才以上と対象者を限定しており、手帳を発行して障がい者を別個のように扱ってきた国の制度の延長でもあり、これだけ国民的な批判が多い事から、障がい者や難病も含めた全ての人々を対象にした医療制度改革が必要ではないか。

 介護保険にしても制度は定着してきたものの、サービスを受けられる人々の多くが、介護認定の申請すらせずに野放しになっている現実から、申請しなくとも医療機関から自然に申請が出されるべきで、申請した人しかサービスが受けられない現実の改善も必要であろう。

 我家では、それぞれのパソコンの前と、事務所の机と、台所に老眼鏡が置かれ、私のウエストポーチにも老眼鏡を携帯しているが、ここまで障害の幅を広げて考えると、世の中の不備も多く、不備を減らす事によって、我が身も恩恵となる実感をもって考えてみたいと思う一日となった。
                                  10月3日の一言

千五百円の魅力で命を落としては

 昨日の個室ビデオ店火災について、私は昨日の一言に「宿泊所がわりに」と記し、健康ランドなどと同様に、宿泊施設として利用すれば格安に旅が企画できると期待していたのでもある。

 今回の事件で、新聞に報道された店内の写真や、店の間取り図を見ると、出入り口は一つ(勝手に出入りされては困るから当然と言えば当然だが)しかなく、非常口どころか部屋には窓もない事から、入り口で火災があれば奥の部屋は全滅となってしまうのでもある。

 ここには消火器が備わっていたようだが、今回の被害者の多くが火傷ではなく、火災によって発生した有毒ガスで窒息死となったが、被害者の部屋のほとんどが内鍵がかかっており、熟睡していたか火災の発生を知らないままに亡くなった可能性も高い。

 利用者の中には、一晩1500円の低料金で、シャワーと簡易ベッドも備わっている事から、宿泊のために利用していた人もありそうだが、個室ビデオ店が風俗営業や宿泊施設にはあたらない事から、行政の監督が十分ではなく、今後の安全対策としてスプリンクラー設置は急務とも思われる。

 一方で、今回は犯人が確保されているが、同様な事件が起こっても犯人が死亡した場合には真相すら判らず、被害者の身元すら判らない事から、私が経営者であれば最低限は身元の判るシステムにしたい所だが、現代では身元を明かさないのが主流の世の中となりつつある。このブログもその典型ではあるが…

 さて、一晩1500円の宿泊代は魅力である。ここに千円プラスした健康ランドはなお最高だが、維持が難しく地方では閉鎖や夜間の営業を止めているケースも多い。もっとも、個室ビデオもネットカフェも地方には無縁の施設なのでもある。

 本日郵送されてきた四国霊場会の会報「へんろ」には、6月から野宿を中心に歩き遍路に出立した愛知県の女性の手記が記されている。

 寺の通夜堂や善根宿にまじって、地元の人のお接待で泊めてもらった体験から、四国の自然や励ましの言葉で、出発前の軽いウツ状態から気力が回復したとある。今回の犯人も、心の通わない都会ではなく、四国に赴いておればこんな事件は起こさなかったのではないだろうか。今月の「へんろ」には、犬に先導される感動秘話も記されていた。
                           10月2日の一言

携帯電話の音が出ないだけで

 携帯電話がかかってきたが、音が鳴らずにバイブ機能によって気がついた。何故に音が鳴らないのか、携帯電話のあらゆる操作を繰り返すものの、何ら解決策は見つからず、誘い合って出かけた珈琲屋では知人と無言の休憩となった。

 携帯電話会社に出向くと、「マナーモードになっています」と簡単に解除してくれたが、私の知る操作方法とは全く違う操作がなされており、間違った操作をしたと思っていると、「私がしておいた」と家内の声で、日曜日にマナーモードにしたとの話であったが、多機能がアダになって勝手に操作されると持ち主が判らないばかりか、何人かの不在記録に納得する一日となった。

 それにしても、鳴り続けてうるさかったからと、家族とはいえ勝手にマナーモードにされていた事は腹立たしく、画面に見慣れない顔マークまで出ていた事から、余計に腹が立ったが、重要な連絡もあった事から、今となっては4日間が空白であったようで残念に思う。

 さて、本日の未明に大阪で個室ビデオ店が放火され、15人が死亡する事件が起こっている。私はこの個室ビデオ店と、漫画喫茶のインターネット、健康ランドに興味があり、一度も利用した事がないものの、最近では各地の所在を調べていた。

 漫画喫茶(ネットカフェ)には24時間営業が多く、出かけた先でもインターネットが利用できる事から、毎日のブログ更新が全国から発信できるため、旅先から一度利用したいと考えているものの、未だに一度も利用したことがないままに現在に至っている。

 健康ランドについては、テレビや映画、マッサージなど、宿泊施設として利用すればホテルより格安となり、旅の機会を増やせる事から興味を持っているが、最近は経営の厳しさから閉鎖された施設も多く、これも利用した事がないままに今日に至っている。

 本日の火災で15人の命が奪われた個室ビデオ店についても、同様の理由から、シャワーや簡易ベッドも備えられているため、これらを利用した旅を画策していたが、火災にあった店の間取りを見ると、火事の際に逃げ出す事は不可能な状態から、今後の改善を促したい。

 便利な施設が、一人の不届き者によって大災難となったが、私のような機械オンチの中高年にとっては、新しい施設の安全対策を考えてもらわないと無縁の施設となりそうでもある。それにしても、部屋に入ったまま亡くなった人々の無念さは計り知れない。
                             10月1日の一言
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