大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2009年02月

注意は他人事ではないナ

 愛知県豊橋市のウズラ飼育場で鳥インフルエンザのウィルスが検出され、ヒナ4万羽を除く28万羽のウズラが薬殺され、飼育場の敷地内に埋められると言う。

 我家では私が中学校に上がる頃までニワトリ(鶏卵)が飼われており、一時は300羽ほどに増えていたが、時々病気で死ぬニワトリがあり、一時に大量に死ぬ事もあったが、当時は検査された事は一度もなく、死んだばかりとは言えそのニワトリも食卓に上がり、私は今になっても鶏肉が好きになれないでいる。

 こんな当時の悲惨な話になると、私の父親が生きているニワトリを殺す事ができない為に死んだばかりのニワトリを食していたと聞くが、一度だけ生きたニワトリが木につるされて食用された時は、結局家族の誰もが口にできなかった記憶があり、今回の処分には時代の移り変わりを実感させられる。

 さて、今回の鳥インフルエンザは毒性が弱いと言われ、愛知県や専門家も卵や肉を食しても問題がないと発表しているが、一部のスーパーでは回収されており、ベトナムでは今月25日に鳥インフルエンザで男性が死亡しており注意も必要と思われる。

 時々報道されてくる話題に、鉄道会社の駅員や運転手が朝の起床に寝過ごした事件があり、昨日にも名鉄電車の駅員が寝過ごし乗客が乗車できなかったとあるが、誰もが他人事ではなく、ハッとさせられた人も多いと思う。

 実は私も2日前に寝過ごした夢を見たが、最近は夢を見る事が多く、体調が万全でない事を暗示しているようで、明日は9時から津島市の式典がある事から、日曜日と思って寝過ごさない事と、3月は議会行事が連続する事から注意が必要との先祖の助言のようにも思えてくる。

 夢はこれから起こり来る出来事の暗示と聞いた事があり、テレビの細木数子さんからは「親や先祖が登場する夢は子孫を心配する助言だから注意するよう」にと聞いた記憶があるが、実際には当日の夢すら忘れている事が多く、夢をメモしていたら人生が変わっていたのかも知れません。
                                 2月28日の一言

連れてきた外国人の企業責任は

 世の中が不況になって、企業を解雇された派遣社員や契約社員についての生活を援助するために、愛知県でも公営住宅を開放して公募したり、名古屋市でも一時的な住まいを提供し、雇用や生活の相談窓口を設けた自治体も多い。

 「市営住宅には入れないだろうか?」の一言は、企業を解雇された人を雇用するために、従業員の新たな住まいが見つからない企業主からの電話であったが、津島市の市営住宅は現在空家がなく、独身者は入居できない規則から難しいと伝えたが、最近の状況では提供するのが当り前と思われているようだ。

 今回の世界的な不況は百年に一度とか言われ、我家だけでなく全ての国民にも影響は出ていると思われるが、勘違いしてはならない事は、全てに行政が対応すべきとの考え方で、トヨタ自動車のある豊田市のように企業城下町として繁栄してきた自治体ばかりではない事が、理解されていないように思われる。

 わが町は織田信長が活躍した戦国時代には、尾張でも有数の湊のある商都として発展し、戦後までは毛織物産業の反映によって潤ってきたが、毛織物産業が衰退するにしたがい、津島市の反映を支えた企業も縮小や閉鎖を余儀なくされ、私が大人になってから景気の良い話は聞いた事がない。

 わが町でも自動車会社や関連企業に勤める市民は多く、今回の不況の影響は確実に影響があるものの、自動車関連企業に支えられてきた地域ではなく、来年度の予算においても市税の減収はあるものの、今回の不況で撤退したり閉鎖された企業も皆無に等しい。

 今回の不況において、津島市役所に相談に訪れた人は、私が聞いている限りでは外国人ばかりで、市営住宅への入居と求人の問い合わせがあったようだが、今までの行政を支えてきたものは、それまで住所を置いて税金を支払ってきた人々である事を再認識したいものである。

 さて、最初に記した市営住宅であるが、家賃が安い事から人気があるようだが、中には数年分の滞納があり、100万円を超える家賃を滞納する住民も存在しており、建物の維持管理に要する費用は津島市民から集められた税金が投入されている意識を今一度再認識したい。

 一方で、新たに人を雇用する商店主や雇用主にとって、雇用する人の住居を探すのは大変な障壁となっており、私も自営時代には大変な思いをした事があるが、住居が見つからないのではなく、雇用する人材に全幅の信用と責任が持てないために困るのであって、雇用主が責任を負えば住居は何処にでも存在し、わが街でも空家が埋まらない事から、外国人の入居者が増加している。

 相談を受ければ、「よしッ」と気持ち良く返答はしたいが、相談を受ける内容によっては、専門家に相談するだけで費用が必要となる案件も多く、知人や縁者ゆえに無料で済ませてもらうが、用件が済めばそのままにされる場合もあり、議員として無力感を実感する事も多くなった。
                                 2月27日の一言

定額給付金に関する臨時議会が開催され

 本日は津島市議会の臨時議会が開催され、現在国会で審議中の定額給付金や地域活性化・生活対策臨時交付金など、未だに国会での議決が済んでいないものの、交付金が国会で議決された場合を想定した補正予算案を全員賛成で議決した。

 県内でも多くの自治体で臨時議会が開催されているが、定額給付金などの国民への配布が衆議院は通過しているものの、参議院の議決が済んでおらず、否決され衆議院でも否決される可能性もある事から、国会を通過してからでも良いとの考えや、5日後には開催が決まっている3月議会で審議も可能であったが、国会を通過後に少しでも早く住民の手元に届けたいとの理事者側の理由での臨時議会開催であった。

 「おい、今日の議会はどうなっているんだ!」とは、議会をケーブルテレビの議会中継で見ていた津島市民の一言であった。
 「いったい、議員たちはどうなっているんだッ」、「馬鹿バカしい!」と、本日の議会がまるで意味の無い茶番劇や、裏取引でもありそうなイメージを抱かれたようである。

 政府与党の提案する定額給付金などを含む補正予算案について、衆議院は賛成多数で通過したものの、参議院では民主党や社民党など野党の反対で審議すら引き延ばされており、野党は反対する意向を示しながら、衆議院の3分の2を持つ与党自民党の分裂に期待しているのに、津島市議会は何故に野党に属する議員も全員が賛成となるのか市民には理解ができていない様子である。

 定額給付金を含む補正予算について、国会でこれだけ長く引き伸ばされ、最後まで抵抗して否決に導こうとしている野党であるが、津島市では野党に属する議員が国会の議決も済んでいない時期に全員が賛成した姿から、本当は国会議員も既に納得しており、政治は全てが「やらせ」ではないかとの市民の疑問は当然でもあろう。

 私自身は無党派無所属の議員であるが、定額給付金についての意見(支払うために支出する経費を考えれば、定額減税の方が良い)はあるものの、これまで国や自治体に税金を支払い続けてきた事から、国からいただける「お年玉」は有難い気持を持っている。

 国会の審議も何とか議決に至りそうであるが、国会の政権争いや政党批判がそのまま地方議会には当てはまらない事の理解を政党に属する議員は説明する必要があり、賛成ありきの議論と思われれば、地方議会が茶番劇に映り、テレビに公開されているだけに市民の視線は厳しいと実感もする一日となった。
                                 2月26日の一言

こんな結婚が感動物語となるのかナ

 本日はテレビのワイドショーが、朝から歌手の玉置浩二と女優の石原真理子の復縁と入籍を報じ、24年をかけた感動的な結婚のように伝えているが、人が誰と結婚したり離婚に至っても他人の勝手な出来事かもしれないが、こんなに何度もの結婚と離婚を繰り返した行動を好意的に報ずるマスコミの対応に疑問を持たずにはいられない。

本日の新聞報道
 歌手、玉置浩二(50)と女優の石原真理子(45)が電撃的に復縁し、25日入籍した。同日午後、東京駅で会見した玉置は、「ジジイ化しちゃいましたが、まだときめいています」と話した。
 2人は1985年に不倫愛が発覚、翌年に破局したが、2006年には石原が自伝「ふぞろいな秘密」の中で玉置のDV(近親者暴力)癖を暴露。受けた暴力に大きくページがさかれ、腰の骨が折れる大けがを負ったことなどを告白した。
 しかし、一方では自伝の執筆中から石原は玉置と連絡を密に取っていた。石原は「ここまでは書いていいか」「映画で玉置の曲を使わせてもらえないか」など相談。石原は渡米して03年に白人男性と結婚し、翌年に離婚した。玉置は石原と不倫していた当時、結婚していた同郷の女性とは86年に離婚。98年に女優、薬師丸ひろ子と、07年にキーボード奏者の安藤さと子と、それぞれ離婚している。
 破局からの長い年月を玉置は「真理が散歩して、僕は反省して散歩の帰りを待っていたら、24年間経っちゃった」、石原は「あっという間でした」と振り返った。(引用・サンケイスポーツ)


 今から3千5百年ほど前に古代イスラエルのモーゼは十戒を示し、これがキリスト教にも影響して現在の世界中の道徳や倫理感の大きな中核となっているが、日本においても今から千2百年前に空海(弘法大師)が十善戒を示し、現代まで引き継がれてきた。

モーゼ 十戒
1.神の他に、なにものをも神としてはならない。  
2.神の名をみだりに唱えてはならない。       
3.安息日を覚えてこれを聖とせよ。          
4.父母を敬え。                      
5.殺してはならない。                   
6.姦淫してはならない。                  
7.盗んではならない。                   
8.隣人について偽証してはならない。          
9.隣人の家をむさぼってはならない。
10.隣人の妻をむさぼってはならない。

 空海 十善戒
〇不殺生(ふせっしょう) 生き物を殺しません。
〇不偸盗(ふちゅうとう) ものを盗みません。
〇不邪淫(ふじゃいん) みだらな男女の関係をしません。
〇不妄語(ふもうご) うそいつわりをいいません。
〇不綺語(ふきご) たわごとをいいません。
〇不悪口(ふあっく) 人の悪口をいいません。
〇不両舌(ふりょうぜつ) 二枚舌を使いません。
〇不慳貪(ふけんどん) ものを慳み貪りません。
〇不瞋恚(ふしんに) いかり憎むことをしません。
〇不邪見(ふじゃけん) まちがった考え方をしません。

 今回の話題は、確かにテレビや週刊誌の話題としては新しいビックニュースかもしれないが、当人同士が良ければ何でもまかり通るものでもなく、過去に離婚した夫人達にもそれぞれの両親と親族が存在する事まで考えられているとは思えない。

 他人のお節介と言われるかもしれないが、芸能人達の離婚や不倫が社会の正当な行動のように報道されると、青少年に与える影響は計り知れず、安易な同棲や離婚が益々増加し、道徳観や倫理観の欠如から、出産直後の幼児が遺棄される事件が多発している事から、日本人として改めて先人から伝承されてきた戒めを噛み締めたいものである。

 これだけ何度も離婚や結婚を繰り返していれば、法律は犯していないものの、一夫多妻制を禁ずる精神は完全に崩壊し、犬やネコの結婚と同じレベルで、私は批判を受けても今回の入籍騒動は嫌悪すべきと訴え、増加の一途をたどる身勝手な離婚から発生する母子家庭にも国民の税金が垂れ流されている現実も我が身として考えてもらいたい。
                                  2月25日の一言

便利になった事から不便を感じて

 各地から梅の話題が続いておりましたが、我家にも3本(種類)の梅の木があり、家族の視線に無視されながらも物陰で見事に咲き誇っており、今年は結実も期待できそうな勢いを感じます。我家では半月後に咲くアンズの花が見事で、サクランボも続きますが、今年は開花が早そうです。

 本日は朝から3月議会に向けた議会運営委員会が開催されたものの、終了後に出かけた部署で目的とする職員が不在ばかりで、ロビーで一般市民向けに置いてあるパソコンに座ってみましたが、この一言を記しているヤフーやメール類は完全にシャットアウトされており、空いた時間も使えません。

 議会にも議員用にパソコンは置いてあるが、これも通信に規制がかけてあり、メールだけでなく自分のホームページも確認できないため、愛知県から私宛に届けられた資料も見ることができず、自宅に帰らないと仕事ができず、仕事をしてもそれを市役所のパソコンには双信ができないので、継続した仕事ができません。

 これだけ便利な通信が可能となった情報化時代となり、市役所の職員にもそれぞれのパソコンがあるものの、迷惑メールが多量に送られてくる事と、住民の個人情報や市役所の資料が流出する危険性を防ぐだけでなく、職員が仕事に関係のない遊びにパソコンを利用する事件が続いて報道された事から、完全なる自由な送受信や資料の検索ができません。

 もっとも議員の全てがパソコンを利用しているわけではなく、市役所と議員の自宅には連絡用に電話ファックスが置かれている事から、確認が中途半端になっており、住民との連絡にも電子メールが多用される中で、市役所とは旧態依然のファックスでの受信となっており、気をつけないと前記した梅の花と同じように見逃す可能性もあり注意が必要です。

 もっとも、近い将来は議会の自席にもパソコンが配備される時代がやってくるであろうが、パソコンの普及によって議員が簡単に問い合わせていた質問についても、「ホームページから検索して下さい」と言われると、会話と議論が欠乏する可能性も否めません。

 さて、年度末が近づき、NPO法人の事業報告と同時に収支報告や来年度予算や事業計画とともに、税務署への申告も今年は免れません。こちらに関しては固定電話すら引いておらず、法人のゴム印すら作っていないので、「利益にならないのに…」と封印していた石頭を、目的達成のための必需品として考え直す必要があります。
                                  2月24日の一言

睡眠不足の雑談(私のグチ)です

 本日は朝から来年度予算(21年4月~22年3月)の説明会が開催され、明日以降も議会運営委員会や臨時議会(26日)など連日のスケジュールが埋まり、3月には3日に開会となる議会本会議が開催され、中学校や小学校の卒業式など議員にとっては12月の師走より忙しい日々が続く。

 さて、数日前に今年は風邪をひいていないと記しているが、人の多い所を意識的に避けており、健康のために始めた自転車乗りも寒風が吹いている事から最近では乗っておらず、どうやら運動不足によって腹回りが太ってきた事を実感するようになってきた。

 最近では睡眠のリズムが狂っており、寝ようとしても熟睡が続かず、予定された行事にあわせた睡眠のとり方が問題となっている。
 元々が真っ暗で静かな部屋では中々寝付かれず、眠りが浅いためにすぐに目が覚め、空腹では眠れない事から深夜に間食を繰返し、朝の朝刊を出迎えて一瞬の眠りで出かけ、帰宅後には昼寝とか転寝が必要となり、これがアダとなって寝るべき夜に眠れない。

 「そんな事を苦にせず、寝たい時や眠れる時に寝れば良いですよ」と、今月始めに管理栄養士さんに相談(相談する相手が間違っているかも)した際に言われ、精神的に安心できたが、最近では眠らない時間に眠り込んでしまい生活リズムが完全に狂ってしまった感がある。

 本日は午後に市民病院の公開講座があり、参加する予定をたてていたが、昼休みの休憩に自宅に戻ってコタツに入った事から、一瞬の眠りに陥り、知人からの電話にボケたような応対をし、「糖尿病じゃないから…」と公開講座に行かずに、訪れた市役所職員などへ対応して出かけると帰宅時には既に夕食が始まっていた。

 ここからが問題で、夕食が済んで一人でテレビに見入っていると、普段の睡眠不足から5分もせずに眠り込み、家族がそれぞれの部屋に戻って寝込む頃に目が覚めるのである。そしてこのパソコンの前に座るのであるが、コタツの上である事から始末が悪いのかもしれません。

 睡眠不足とリズムが狂っている原因は、議会だけでなく行事の日程が続いている中に、NPO法人の新たな仕事に対応するために行政への申請と、愛知県への報告に追われ、赤字どころか持ち出しばかりの中で、税金の請求書が届き、今年度の報告と申告が迫ってきます。こんな愚痴を書き込んでしまいましたが、議会の一般質問の選択にも迷いがあり、時間が迫る事も睡眠不足を助長します。
                                 2月23日の一言

自分のできる役目を忘れて

 本日は横井庄一記念館の当番であったが、学童保育の研究集会が名古屋で開催されたため、午後は記念館を抜け出して参加し、閉館間際に滑り込んだものの、留守にしていた事から記念館の将来像についての会話が遅くまで続く事となりました。

 館長は昭和2年生まれで80歳になっており、万が一の話は「私はまだ大丈夫ですよ」と、縁起でもないような話となりますが、元気な時だから話せる話でもあり、病に倒れてからは話題にできない事から、開館3年目の今年にとって避けられぬ話題でもあります。

 ところで、記念館は名古屋高速道路の千音寺ICから500メートルの距離にある事から、雑用で出かける際には目的地まであっと言う間に到着し、昭和47年に横井庄一が発見され、この地に自宅を建造した時にはこんな便利な土地になるとは想像もできなかった事から、せめて50年くらい先までは残せるようにしたいというのが私の持論ですが、肉親の私の死後は誰がどうやって存続させるんでしょうか。

 さて、本日の学童保育の研究集会は、午後の分科会で「大規模学童保育の適正規模化」に参加し、行政の目安とする学童保育の規模を超えた団体の問題点を豊橋市と津島市の事例報告から協議したが、他市の実例と同時に、名古屋市から参加された人の話から大きなヒントをいただいたように思った。

 今から8年程前の話になるが、学校開放の先進的取り組みから金沢市を訪れたところ、金沢市の学校開放については名古屋市を参考に計画が立てられており、「こんな遠くまで来なくても名古屋市の方が参考になる」と言われた事がありました。

 そして、「大都市の名古屋市がやっている事から、金沢市は簡単にできると思った」との言葉から、「小回りのきく津島市なら何でも理想的な施策が実現可能」と言われて、納得して帰った事があり、本日も報告者ではない名古屋市の事例を聞き、意外な光明を感じさせられたのは私だけではないと思われる。

 この学童保育についても、私自身は(鶴田浩二ファンですから、人よりも頑固で古臭く)母親は仕事より家事と、4人の子供は学童保育とは全く無縁であったが、我家から巣立っていった娘などは、アパートで共稼ぎでも苦しい台所である事と、我が家も昨年から家内が働きに出ている事で、「オレに任せなさい」とも言えない現実に直面しています。

 さて、今年からは法人税も請求され、新たな仕事も依頼が増え、新たな展開を求められているNPO法人「ひとまち生活ネット津島」の定款には、福祉の増進や街づくりと並んで、地域安全活動と子どもの健全育成を図る活動が目的に記されている。

NPO法人の定款⇒ http://www.kuronowish.com/~oshika18/newpage16.htm

 高齢者や障害を持った人の依頼にも十分に応えられない現状だが、時間に余裕ができた世代に訴えて、まもなく『おじいさん』の立場から役に立てる可能性は高く、議員として聞かされてきた立場に惑わされて、我が身と感じていなかった事への反省と、役所なんかあてにせず「任せなさい」と言える可能性もある事を名古屋市の事例から閃きました。ちょっと記念館にも元気(苦しいですが…)をもらう一日となりました。
                                  2月22日の一言

私の必需品のお守りです

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 インフルエンザが猛威をふるい学級閉鎖も報じられるが、峠は越えたとの見解もあり、しばらくの辛抱となりそうだが、私自身は今シーズンになって珍しくも一度も風邪らしき症状もないままに本日を迎えており、家族が風邪で病院に走る中で珍しい事でもあります。

 ただし、これは私の体調が絶好調という訳ではなく、いつ風邪を引いてもおかしくない体調も多く、年末は風邪寸前の体調の中で、自転車でネックウォーマーを首と鼻に着けて走る逆療法でかわし、家族が風邪で苦しむ時にはショウガで喉を消毒(?)し、ヴェポラップを鼻にぬり、タオルを巻いて寝ました。

 そんな私の風邪の予防と、心の支えになっているのが、写真の「新ジキニン顆粒」と「ケロリン」で、私の外出時はお守り役として必ず携帯している薬です。ジキニン(全薬工業)は総合感冒薬で、ケロリン(内外薬品)は頭痛歯痛薬で共に顆粒の薬です。

 実際にはこの他にも、ウエストポーチの中には、目薬とブルーベリーの栄養補助食品と、筋肉痛や皮膚や口内炎のクリームやのど飴が入っており、四国遍路など長距離運転には目薬と目の栄養補助食品も必需品となっています。

 前記した「ケロリン」は家庭に置かれた配置薬の箱にも入っており、一袋300円(1包100円)するものを使っていましたが、歩いて3分の距離にある大手チェーン〇〇薬局で64包みの箱入りを購入したので、1包み30円程度となり、置き薬の業者もお手上げです。

 さて、もう一方の風邪薬「ジキニン」については、〇〇薬局で1200円程度(22包)で販売されており、車で5分程度の距離にある〇〇ドラッグがいつも百円程度安く、羨ましく思っていると〇〇薬局も980円のセールがあり、今度は〇〇ドラッグが970円と値下がりしました。

 ここら辺が限度なのかも知れませんが、このような定価の半額以下が当り前として販売されると、富山や奈良から通ってきた置き薬の薬屋さんが壊滅状態になるのも当然なのかもしれません。風邪薬の『もうろう会見』が話題になりましたが、私が今年一度も風邪をひいていない原因は、写真の2種類の薬が予防薬として利用されているからでもあります。症状が出てからではなく、予感した時の1包みの効果は絶大で、このまま3月議会を乗り切り、春を迎えたいと思います。
                                 2月21日の一言

受精卵取り違えで妊娠から中絶へ

 香川県から不妊治療中の20代女性が、体外受精に成功して妊娠したものの、肝心の受精卵を別の患者と取り違えた可能性から、妊娠9週目で人工中絶となり、女性は慰謝料の支払いを求めて病院を訴えている。

 新聞報道によれば、体外受精などの不妊治療による出生児数は06年に1万9587人で、累計では17万4456人(日本産科婦人科学界)になると言う事から、今回の取り違えた事情説明を聞く限り、他の対象者をも疑心暗鬼とさせる事件でもある。

 私自身は4人の子供に恵まれ、しかも3人が希望する男児であった事から、不妊に悩む人々の苦悩は計り知れない立場ではあるが、たった一人の娘が「極めて子供ができづらい体質」と言うだけでなく、日々の生活にも苦痛を伴う症状から、数年前から専門医の指導を受けている。

 昨年9月の事であったが、それまで知人を通じて紹介され、娘が信頼していた(国立病院の)医師が転勤した事により、後任となった医師から「子供が産めない」と断言に近い言葉と同時に、「最悪の場合は子宮の摘出を考えた方が…」との絶望的な所見を聞いてきた。

 泣きながらかかってきた電話にびっくりし、一年後には結婚披露宴も予約していた事と、一生子供を産めない娘と一緒になる相手の心情を考えると、私はこれまでに感じた事のない心痛を味わうとともに、「それでも良い」と覚悟した2人に、諦めずに子作りに励む事と同時に、人には勧められないような四国霊場での神秘的な話をした。

 その中身についてはここでは記さないが、一緒に四国遍路に同行した人々がびっくりする真剣な願をかけて廻り、信じられない事だが遍路から帰った一ヵ月後に妊娠が確認された。
 「そんな筈はないが」が後任となった医師の言葉だったようだが、娘夫婦は四国に足を向けて寝られない恩を受けたと思っている。

 詳細については娘のプライバシーもあり、四国での実体験も詳しくは述べられないが、専門医からダメ出しをだされた娘が見事に妊娠したのであった。

 この事を津島市民病院の医師に『神がかり的』な結果として話したところ、「絶対に生まれないとは言われていないでしょう」と、妊娠する可能性がたとえ少なくとも、妊娠した事は医学的に不思議ではないと言われたが、昨年の九月に娘は大病院の専門医に、子供が絶望的な事と、症状によっては子供が産めなくなる子宮摘出を告げられていたのでもあった。

 ワラにもすがる思いで、私も過去の遍路や参拝では経験した事のない巡礼を続け、「子供の事となると人が変わった」と同行者にからかわれたが、絶望のふちに立たされると信じられないような行動も、恥も外聞もなくしてしまうのでもある。

 今回の事件の当事者や家族にとっては、長年の念願が叶い天国のような世界から地獄に貶められるばかりか、人口中絶によって益々子供が産みづらい環境になった可能性も高い。娘の経験からも、不妊治療は精神的なケア-も重要であり、患者も相当な覚悟で受診している事から、今回のような事件が繰り返さない仕組みと、当事者には是非とも子供が授かる最大限の努力を望みたい。
                                   2月20日の一言

国会を笑ってはおれない地方

 どん底まで低下した内閣支持率の中で、ロシアからアメリカへと麻生首相は外交政策に人気回復を賭けて精力的に動いているが、あまりにも周りが脆弱で、連日のように新たな問題が起こり、それでも必死に弁解して当り前のように首相の座に固執する執念には、見習う必要すら感ずるようになってきた。

 過去の安部元首相や、福田前首相はあまりにも簡単に政権を放り投げたが、それに比較すると政権運営の瀬戸際の中で、野党ばかりか自民党内の反対勢力も含めて、批判ばかりを耳にしながらよくも頑張る気力が涌いてくるものである。

 ロシアとの日帰り外交やアメリカへの渡米も予定されているが、連日の謝罪や弁解が続き、議会では自業自得ではあるが、過去の発言との違いを継ぎ接ぎだらけのように弁解し、野党の厳しい指摘にも堪えた様子も見せずに笑顔で応じている。

 これが世界的に例の無いと言われる不況の時でなく、ネジレ国会とは違う安定政権であったならば、ロシアとの新しい関係や、北朝鮮との関係回復など麻生首相の得意分野で功績を残せる可能性も高かったのかもしれない。

 さて、不祥事は国政ばかりではなく、地方都市においても首長や大物と言われる議員の事件が相次ぎ、愛知県でも西尾市の市長が汚職事件を起こして名古屋地検に受託収賄罪で逮捕された。逮捕直後は市街化調整区域に家が建つように働きかけて欲しいと市長と業者だけの単純な事件と思われたが、逮捕後に報じられた内容からは、地元の商工会議所も含めて計画が話し合われ、議員までもが内容を知っていた事から、口利きとは言え特定の利益ではなく公平な成果が整えば地域貢献ともなり得たかもしれず、金銭の授受(市長が返したと言う)が残念で仕方がない。

 国政と違い地方の方が業者との距離が近く、我々でも相談されれば口利きとの意識はなく、担当部署に問い合わせたり、市民の利益(問題解決)となるためには、出来ない事と知りそれを伝えながらも、一応は担当部署に訴えてみる事もある。問題はこの後で、成果があってもなくとも御礼に茶菓子を持ってみえる人の存在である。

 「困るから止めて下さい」
 「気持ちだから…」
 「こんな事も選挙違反になるんですが」
 「受け取ってもらえなければ、今度頼み辛くなるから」

 議員に当選した瞬間からこんな繰り返しで、町内会の当選祝いの酒を断った事から一部の人々から批判も受けた。私の議員生活と後援会では一切の金品を貰わない事になっているし、公職選挙法ではこんな事を厳しく禁止されている。
 ただし、「挨拶程度」と称して、工事の説明のために建設業者が茶菓子を持参する慣例があり、私が「絶対に受け取らない」ために、最近では後ろに紙袋をぶら下げている。

 「議員の方から議会全体で受け取らないと決めてくれ」とは、挨拶時の手土産を持ってこないように訴えた時の業者の幹部の言葉であった。
 一方で、留守中の事務所の入り口や机に、野菜や土産物が置いてある事がある。「誰だろうか」とは言いながら、母親が畑で物々交換をしたり、旅の土産物を貰えばこちらも土産物を買ってくる。こんな事まで法律が裁く目的ではないが、これが当り前となり、選挙目的となれば問題でもある。

 今回逮捕された西尾市の中村市長は、以前に公的な税金の滞納があり、問題と指摘されてから支払うとともに謝罪した事があった。市民の税金から報酬を受け取り、市民に税金を支払ってもらう立場での自身の滞納は問題だが、首長に限らず議員の台所も大変で、我家も催促を受けながら支払っている事が多く、苦しい台所から今回の事件があったとしたら、私自身の戒めにもしたい。(微力の地方議員ゆえに無縁の話ですが)
                                   2月19日の一言
追伸
20日朝刊では、19日に兵庫県宝塚市の市長も収賄で逮捕されたとの報道がありました。

万引きで誤認逮捕された高校生の報に

 愛知県警港署が17日に、菓子パンなどを万引したとする窃盗容疑で無関係の名古屋市港区の男子高校生(17)を誤って逮捕し、約2時間後に釈放していたとの報道があった。 防犯ビデオの映像などから誤認逮捕が判明したと言うが、逮捕された場所が近くのパチンコ店であった事から、本来なら声高に誤認逮捕を批判したいところだが、どのような後始末となるのか教育的対応が気になるところでもある。

 今回の誤認逮捕を伝える報道では細部の状況が判らないが、スーパーの警備員の目撃証言から少年が逮捕されており、警察も最初から否認している少年を目撃証言を信用して逮捕した事実を考えると、警察ばかりでなく、警備員と警備員を雇っているスーパーの経営者にも責任ある謝罪が必要である。

 ただし、今回の事件で見過ごしてならないのは、誤認逮捕されている高校生が法律によって禁止されているパチンコ屋で逮捕されている事で、最近の少年犯罪のすそ野を広げていると言われるタバコなどの微罪とあわせて警察や学校の対応にも注目したい。

 自分とは無関係の疑いで追求される事の理不尽な心境は、先月のブログにも私の体験も含めて記したあるが⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/38497480.html 
 私の実体験では、議員になる直前にも警察から自転車泥棒の疑いで、公衆の面前で大声を上げて制止されて派出所に出向いた経験もあり、選挙への出馬が公然となっていた事から人々に冷やかされた事があった。(過去の一言に記しましたが検索できませんでした)

 さて、限られた警察の人員で取り締まりの限界はあるものの、最近ではパトカーとすれ違う自転車の高校生がタバコを手にしている現場を目撃する事もあり、タバコ程度は犯罪と思わず軽視されているようにも感じ、学生の自転車が盗難にあっても捜索どころか現場にも行かない対応が少年犯罪のすそ野を広げているようにも感ずる。

 一方では、スーパーなどが警備員を採用しておりながら、少年や少女の万引きについては警察に丸投げしている現実も改善を求めたい。十数年前の話となるが、市内のスーパーで万引きした小学生低学年の少女2人が夜まで警察に引き渡された事件があり(以前にも記しています)、昨年もこのスーパーの事件で和解の示談交渉のために訪れた弁護士に「たとえ1円でも告訴は取り下げない」と副店長が叫んだ。

 罪はたとえ少額の微罪であっても見逃す必要はないが、訪れる買い物客は地元の人々であり、出来心の子供まで警察に引き渡す事務的な対応に、このスーパーが市内で一番大きい老舗ゆえに、店ぐるみで犯罪の防止策や少年犯罪への教育的対応も期待したいものでもある。
                                   2月18日の一言

夫人に大声で頑張れと言われても

 財務大臣と金融担当大臣を兼務する中川昭一議員が大臣を辞任した。主要七カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)中の記者会見で、意識もうろうとした醜態が全世界に発信され、飲酒疑惑も晴らせぬままに予算案通過後の辞任が突然の辞任に発展した。

 私は中川氏についてはテレビや新聞を通じた報道でしか縁はないが、私と同じ昭和28年生まれである事と、東大法学部を卒業した経歴や、タカ派で「北海のヒグマ」と呼ばれた父親の中川一郎氏の庶民的イメージも手伝ってその将来に期待していた。

中川昭一議員公式サイト⇒ http://www.nakagawa-shoichi.jp/profile.html

 「頑張れー、日本一」、「頑張れ、頑張れ、大丈夫」と、自宅を出る中川議員の背後から大きく聞こえてくる応援の声が、本日のテレビ画面のニュースから聞こえていたが、その声が夫人の声と聞かされた時には愕然とした。

 今回のろれつが廻らぬ『もうろう会見』が、宴席や休暇中の顔であっても議員のイメージは最悪だが、世界的不況を打破すべき世界中から注目される重要な会議中の会見だけに、取り返しがつかない日本のイメージダウンとなるばかりか、麻生内閣のトドメを刺す事態の中で、その声が中川夫人とすれば一般常識どころか、家庭環境すら異常としか思われない。

 さて、今回の事件によって、中川議員の酒癖の悪さが政界では広く知られていたと報じられており、「口にした程度」とか、「ごっくんではない」と言われても、自分の経験からは2日間徹夜した後で、浴びるほど酒を飲んで熟睡を始めた直後に起こされたような応対で、言い訳となった風邪薬としても飲酒を抜きにしては考えられない醜態が残念でもある。

 「酒は止めた方が良いよ」とは、私が議員になった直後に私の後援会長が発した一言である。もっとも、この一言は、私の父親をはじめ町内(村)の酒好きの(酒に強い)先人が全て短命に終わっている現実から、私も人以上に酒が強いと言われていた事から、酒好き(飲み)に長生きはいないとの教訓であった。

 幸いにして、生まれてから今まで、酒は「誰にも負けない」と意識して飲んできたが、トラブルや事故に遭遇する事なく経過し、議員になってからは宴席そのものを回避し、夜10時まで事務所を開けている事と、3年前からは横井庄一記念館の資料提供の問い合わせがマスコミからある事や、このブログの存在も過度の飲酒から遠ざけてくれている。

 中川議員もかつては若くて知的なイメージがあった。父親の中川一郎氏は自殺によって政界を引退したが、過度のストレスや睡眠不足は身体を蝕み、深酒が加われば人相も変えていく。彼は本当に政治家を目指して今までの人生を送ってきたのであろうか。同学年の立場としては、生々しい政治ばかりでなく、文人としての趣味や知的行動によって、周りに期待される人材にリフレッシュを期待したい。
                                     2月17日の一言

娘へ冗談の文無しが本当にされていて

 3月議会の足音が近づく中で、昨日から携帯電話の発信音が鳴り響き、次はメール攻めとなった。発信元は私の長女で、自分の買い物(車のタイヤ)について行って欲しいために、ヒマそうな私に狙いを定めて昨晩は遅くまで、本日は早朝より発信音とバイブの振動が必死に続いた。

 来週早々にとの約束があり、市役所からのファクスもリボン切れで、本日は午前中から予定が立ててあったものの、昨晩は久々の寒さからか、最近なりを潜めていたネズミが天井裏で運動会を催しており、不安な家族の足音と、早朝にネズミが粘着シートに引っかかった事から、家内に起こされほとんど眠れなかった事から、開き直って長女に付き合う事とした。

 「タイヤを交換しようと思うんだけど…」(娘からのメール・以下メールのやり取りを簡略)
 私 「チョコ(バレンタインに)が欲しかったが…」
 「〇〇ちゃんにも買ってないのに…」
 私 「悲しい…」
 「じゃあ明日〇〇タイヤに行って、美味しいケーキ屋があるから…」
 私 「文無しでケーキも食べられないぞ…」
 「今回はコーヒーとケーキご馳走するから次はお父さんが出して」
 私 「…無返信…」
 「ケーキはどっちでも良いけど〇〇タイヤいつ行く?」
 私 「…無返答…」

 返事のない私ではラチがあかず、仕事に出かけた家内に私のスケジュールまで確認して、朝から携帯電話は鳴りつづけ、出ない事から固定電話まで使って渋々で約束を迫られ、出かけたものの目的のタイヤ屋は定休日だった事から、開放されると思っていると「ホームセンターに行ってこようか?」の一言が…

 卒業を控えて自宅にいる三男に助けを求めると「ローラーで練習中」の冷たい返事が。「お昼だからお母さんも一緒にどうかな?」と問われ、仕事があるからと断ると「電話して」の催促に、電話するも家内も忙しく、結局ホームセンターにも付き合わされる事となった。

 「お父さん、タコ焼食べる?」 「食べる」と答えると、私は文無しとなっている事から、娘に買ってもらったタコ焼を食べさせてもらう事になり、「みたらし団子も1本良いか?」と生まれて初めて長女におごってもらう事となりました。
 
 こんな顛末から珈琲屋に出向き、飲み物とサンドウィッチを注文し、文無しを装っていたが、このままではあまりにも自分が可哀想と思い、お金を出そうとすると「お父さん、無いのに無理しなくても」と言われ、本当に私が文無しと思われている様子にびっくりするとともに、普段から必要なお金を家内から貰って小銭しか持たない事から、私は本当に悲しい立場と思われていた現実に直面しました(悲)

 さて、娘の車に乗せてもらって2人だけで出かけた経験は生まれて初めてだが、本日の会話から家内と娘たちはいつも落ち合っている様子で、一家の主である私の立場は哀れなもので、結婚相手から「お父さんにご馳走してあげて」と言われてきたと言うから、びっくりどころか冗談も言えないと、本当に信じられない親子断絶です。

 考えて見ると、長女には出て行くまで関心もなく、3人の息子達だけと関わってきた反省となりますが、夕食時には娘に命令(哀願)されて何度も電話をした三男と家内からも、「うっとおしい」 「しつこい」と私が言われる始末で、娘の独壇場に踏んだりけったりの一日となりました。
                                   2月16日の一言

久しぶりに八起会の名前を聞き

 久しぶりでテレビ画面から『八起会』の名前を聞き、代表の野口誠一氏の名前を懐かしく感じるとともに、仕事を辞して10年の歳月を実感する事となりました。本日の朝日新聞朝刊には、かつて津島市に赴任していた記者3人それぞれの記名記事が掲載され、懐かしさを感じた事もありました。

 私が野口さんの話を初めて聞いたのはNHKラジオの深夜番組『ラジオ深夜便』で、当時は新聞販売店のため朝の3時に起きている事が当り前で、配達に出た人々の様子を見ながら声をかけるのも仕事にしていたため、雑音の少ない時間帯に車中から聞いていただけに印象に残っている。

野口さん関係のHP⇒ http://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-1230.htm

 不況になり、大企業の厳しい人員削減が伝えられてくるが、中小企業や家内工業、個人店主にとっては赤字が続けば倒産が確実となり、借金が返せなければ夜逃げも選択肢となる。実は、私の周りにも倒産や夜逃げした人も多く、それらの人々は独立して起業していた人だけに、PTA役員など地域の中では活躍された人も多いため、一層に淋しさも募るものがある。

 もっとも八起会の野口さんの倒産した理由は、仕事は順調に進んでおり、会社の金で豪遊を続けた夜の浪費が原因であり、倒産はさせたものの経営者としての能力が無いわけではなく、倒産後に八起会を作って人の相談に乗る一方で、講演や著作活動など失敗した人生ではない。

 私の周りにも倒産や自己破産をしたり、夜逃げしただけでなく、自殺をした人もあるが、自営業者の中には地域のボランティアとして協力を仰いだ人もある事から、倒産や廃業が人生の終わりではなく、再起を促すとともに、次の目標を掲げてもらいたいものでもある。

 私自身の話となるが、学生時代に起業独立し、議員になる二ヶ月前に廃業したものの、それ以後議員を続けている事から失敗したとは思われていないが、私自身は現在の生活環境を目標にしていた訳ではなく、昨年7月より家内を働きに出した事から、経営者としては失格で、雇用していた人々のその後の人生にも影響した事や、経営者として完全燃焼できなかった反省も大きい。

 さて、世の中で失敗する人や、倒産や夜逃げをする人には、自業自得と思える人が多いが、世の中の制度や社会の環境の悪さもあるので注意を促したい。そもそも、私が起業する頃には銀行の融資はひじょうに厳しく、今のように簡単に借りられる貸店舗も存在しなかった。

 世の中は予定通りには行かず、病気や事故など想定外の事態が起こり、借金でスタートしていれば休業は即廃業と倒産に至る。我家も貸店舗を所有しているが、そもそも「儲かるから」と知人に勧められた建築だけに、借りる人は支払いが重く圧し掛かっていく。自営業に関わらず、マンションや分譲住宅の支払いができずに転出する人も存在する。

 「今度は〇△が危ない」などと、簡単に倒産する店舗の予想が地域の話題になるが、空き店舗の入居者を探す住宅業者が奔走するものの、次の入居者は確実に見劣りする。店舗の廃業が続き、アパートやマンションの空家が続くと、最後は外国人の溜まり場と化していく。

 八起会とまではいかないが、地域にも同じような組織や、司法や経営にも詳しい相談場所が求められている。倒産した人は縁起が悪いと遠ざける風潮も多いが、周りを見渡すと実に多くの知人が対象となっており、改めて本日まで忘れていた八起会の存在にハッとさせられたのでもあった。
                                 2月15日の一言

飼い主の事故現場から戻った愛犬

 本日はお寺の御忌会と涅槃会に参詣し、ここで政治報告会を済ませ、夕食が済み平和な一日が経終わろうとした夜8時を過ぎた頃、「キキキー」という音と、外の騒々しさから表に出ると交通事故が起こった直後で、救急車や警察への通報で混乱している。

 事故を目撃した人が携帯電話で救急車や110番を押したものの、事故現場の住所が判らず、「越津町」、「何番地?」、「我家は柳之内84番地」などと、野次馬から協力者になり、救急車が到着するのを待ちます。

 事故を目撃して通報した人も同じ町内の人で、犬を連れて散歩中の婦人が道路を横断中に、走ってきたワンボックスの車にはねられたとの話に、「それじゃー、近所の人では?」と思いながらも、介助されるも動かぬ被害者と、道路は完全に遮断される中を救急車が到着しました。

 いつもなら我家の家族全員が事故現場に走る事はありませんが、事故現場に横たわる被害者は、母親と年齢も近いことから知り合いの可能性もあるものの、真っ暗の道路の真中のために母親にも判らないようで、近所の人と思われる事から母親も家に帰りません。

 そして今度はけたたましいサイレンを鳴らしてパトカーが2台到着し、道路の誘導と事故処理が始まり、被害者の身元が (定かではないが) 判明したものの、事故現場では電話番号も判らないため、私か被害者らしき町内のお宅に自転車で走りました。

 そして自宅に到着した時に、自宅前で綱を付けたまま震えてたたずむ愛犬の姿から、この家の奥さんが被害者である事を確信するとともに、よほど怖い事故現場に遭遇して自宅に帰ったためか、愛犬が私の足元にすり寄って来ました。

 まだ奥さんが交通事故に遭遇した事を知らないご主人が、「はい、何でしたか?」と余裕の応対ですが、事故の知らせに慌てて私の自転車で先に事故現場に走り、私は久しぶりのランニングですが、事故の直後だけに緊張からか身体が動きます。

 さて、2日前に我家の犬との戯れを話題にして、昨日はカメの死に直面し、本日も交通事故の現場から倒れた飼い主を残して、真っ暗の路を自分の家に戻った愛犬の姿に感動で涙が出そうになりました。

 事故に直面し、一緒に歩く飼い主が倒れた後で、この犬はどんな心境で自宅を目指したのか。私の家族の話では他人に歩み寄ってくる犬ではない事から、初対面の私に寄って来た心理を推測すると、犬自身もびっくりする事故の恐怖を体験した事が察せられる。私が行くまで、犬は飼い主の帰宅を待っていたとも思われ、震えたままで玄関の前で(家の中で飼われている犬です)座っていたのである。

 事故の発生を地元の人がいち早く通報し、通りがかりの人が車の誘導をし、地元の私が被害者の家に連絡に走り、救急車やパトカーや事故処理の警察の対応も早く、事故の事後処理の連携プレーは最高だったと思われる。今後は被害者の早期回復を祈るとともに、こんな事故が起こらないために地元の連携を図っていきたいと思う。
                                  2月14日の一言

本日の日本の空気

 本日付の朝日新聞夕刊『素粒子』が、国会の政局について、的を得た表現をしていると思うので、あえて私の想いを述べずに、ここに本日の一言として添付します。
 昨日の朝刊(12日付)には、「宇宙ゴミ国際的な監視で衝突防げ」と柳澤正久氏(電気通信大菅平宇宙電波観測所所長)の論文を掲載し、この日に米ロの人口衛生が初めて衝突する事故が発生して、夕刊に報じられましたが、偶然とは言え新聞社の予見と感覚に、私の愚言などはただただ沈黙です。
                                 2月13日の一言

素粒子

忠臣蔵・郵政民営化の段

『配役』
浅野内匠頭(あさのたくみのかみ・小泉純一郎)
吉良上野介(きらこうずけのすけ・麻生太郎)
大石蔵助(おおいしくらのすけ・中川秀直+武部勤)

『見どころ』
「実は反対だった」と今頃になっての吉良の悪態。じっと我慢の浅野。ついに堪忍袋の緒切れて、見得必見。

『人気』
待ってましたの千両役者久々登場で舞台に華やぎ。以前なら連日大入り間違いなしだが、最近の不況風でちと心配。

追伸
 本日の夕方に飼っていたカメの「クミキチ」が死んでいました。昨晩に水槽のヒーターに寄り付き動かないために、手で温めてぬるま湯を足したのですが、これが災いとなったのか、朝には元気に回復していたものの、足した水の中で裏返しのまま(弱っていたので寝返りができずに窒息死か)に死んでいました。
 平成16年6月に道路を横切る枯葉のように小さい「クミキチ」を拾ってきたのですが、考えて見ると車から助けたつもりが、私の不手際で命を失ってしまいました。何も言わないカメだけに、後悔しても遅く、(家族の反対の中で飼っていたので) しばらくカメは飼いません。
 
悲しいのは、暫く不在の水槽にもヒーターと酸素を入れたままにしようと考えていましたが、無情にも家内にコンセントを抜かれ…(また入れましたが) 合掌

愛犬に手品ショーを披露しながら

 家内は夕食の支度に忙しく、子供は携帯メールを見るのに一生懸命なため、誰も相手をしてくれず私の相手は犬しかおりません。ただし、犬も菓子がなければ真剣には相手になってくれず、毎度菓子を与えると体調を壊す(犬の方が気をつかってもらいます)と言って私が叱られるのです。

 さて、昨晩の話ですが、犬を相手に「お手」「お座り」「伏せ」と続けていると、犬の方が賢いのか、こちらが言いつける前にしつけた技を披露します。

 「おおしかモモちゃん」 「ワン」
 「お父さん、好きか?」 「ワン」
 「お父さん、…」 「ウッ…」 「嫌いか?」 「…」
 「お父さん、…、好きか?」 「…、ワン」

 こんなやりとりも限界があり、手元にあった紙で折り紙を見せますが、全く興味を示しません。そこで閃いたのが菓子を使った手品で、興味を示さなかった折り紙の中に菓子を入れてみると、びっくりした犬の視線が輝きはじめました。

 何も入っていない紙を一枚折り、裏返して一枚折り、何も入っていない事を犬に認識させながら、たたみ込んだ折り紙を置きますが、何も入っていないために興味はありません。そこで取り上げた折り紙に袖に隠した菓子を入れます。

 この折り紙を犬の前に置いても関心は示しませんが、犬の敏感な嗅覚から菓子の存在は察知して、目を輝かせています。そして、今度は折り紙を一枚ずつゆっくり開いていくと、何も無かったはずの折り紙の中から菓子が登場し、犬も首をかしげて見つめます。ここで「お預け」…

 今度は逆に、菓子の置いてある紙を折りなおしていき、完成する直前に菓子を袖に隠して犬の前に置くと、犬は菓子が入っていると信じて折り紙を眺めています。ここで「良し」とお預けを解除したものの、折り紙はぺラぺラで菓子はありません。

 人には見せられる代物ではありませんが、犬なら手品も十分通用します。ただし、犬の関心は手品ではなくあくまでも菓子ですので、匂いから菓子の隠し場所を探しますので「お預け」と遠ざけ、何度も繰り返していると頭が混乱したのか、私を無視して自分の寝床に戻っていってしまいました。

 「ちょっと待て」と引き止めて菓子を与えましたが、延々と続く私と犬のやりとりに家族も呆れ顔です。しかし、数多くの技は私が教えたもので、「良し…」でも菓子に近づくものなら、「よし…子さん」とか「吉…田さん」となる、意地悪な指示も多いので犬も私には真剣です。

 もっとも「お父さん、好きか?」で「ワン」と返事をする技は、裏技があり、私に内緒で長男が「お父さん、嫌いか?」で「ワン」と鳴くようにしつけており、相手を見て対応を変える犬の知恵にはびっくりです。久々の新開発となる手品も、菓子の匂いから悟られるので犬と私の知恵比べは当分続きます。
                                 2月12日の一言
 

これからは英語よりも中国語かも

 世界的に不況が伝えられるが、隣の中国においては前年と比較して14パーセントほど落ち込んだと言うものの、1月の自動車の新車販売台数は73万5千台と発表され、米国の販売実績を8万台ほど上回って世界の首位を占めたと報じられている。

 昨年連続した輸入食材への農薬混入や、日本メーカーやブランド品のコピー複製商品など、中国では低レベルな事件や法秩序すら通用しないイメージが払拭できないが、日本が戦後復興を果たしたのと同じく、先進国の物真似や複製を自国の能力に代えつつあり、今後は世界を牽引する可能性も高い。

 現在の中国全土の総人口は12億7千627万人と言われ、人口抑制策をとっているものの、国連の将来人口推計では、20年後には14億から15億人に達すると言われており、日本の生活水準や家電製品などの普及レベルまでには、今後も大きな消費が見込まれる事から、今後は米国追随よりも中国を視野に入れた対応は重要と思われる。

 人口予測については、中国人民の生活レベルや経済状況が向上すれば、現在の人口抑制策が改められ、更に人口が増加する可能性もあり、中国より人口の増加が激しく、20年後には20億近くの人口が予測されるインドとともに、世界に影響する事は必死でもある。

 さて、最近では私の周辺にも中国人が増加し、日系のブラジル人やペルー人のように、見ただけで外国人とは判らない事から目立たないが確実に増加しており、自転車で走る青年や夫婦連れは一見して中国人と言われ、夜のスーパーでは外国語が主役となりつつある。

 一方では、外国人が身近な住民となる事で、町内会費や回覧版の受け渡しが問題となり、私の町内の班にも日本語が全く通じないブラジル人が転入してきた事から、「怖いので言えない」と言う隣の住民からの苦情も今年班長となっている家内が走り廻る事となっている。

 これらの問題も、元々は都合の良い労働力として活用した地元の工場の責任と思われるが、人材派遣会社を通して雇用している事から、トラブルには家を貸した家主と不動産会社なども巻き込む問題となる。もっとも、商売の看板を上げても会費を払う意識を持たない中国人とは感性の違いに驚かされ、旅先でもカメラの被写体の前に割り込んでシャッターを押す中国人などを見ると、マナーの違いは確実だが、我々も彼らを知り、共存していく意識は急務とも思われる。
                                 2月11日の一言

都市計画は絵本の発行ではない

 本日は市議会の全員協議会が開催され、都市計画マスタープラン・緑の基本計画(平成21年10月公表予定)と、国会で話題となっている定額給付金など、国の第2次補正関連事業費などの説明が実施されたが、私が議員になってから議員全員が召集された事は覚えがなく、簡単な説明程度に思って出向いたが、議会や議員を軽視したスケジュールも感じられ、質問が相次ぎ、収まらない事から、とりあえず本日は報告までとして散会となりました。

 この都市計画についても、10年後の平成32年を目標年次として、20年後の津島市の都市としての姿を展望してまとめられるため、毎回同じような計画やプランがまとめられながら、何の進展も見られない事や、計画の中に検討するなどの文言もある事から議論が白熱した。

 津島市の場合は、今後とも市街化区域(自由に建物が建てられる地域)を拡大しない事が宣言されており、市街化調整区域(宅地にはできない土地・田んぼや畑)を多く抱える現状の中では、都市計画に緑を主題にした街づくりは必然的でもあるが、農家も自立どころか赤字の維持となる事から、夢も希望もわいてきません。

 「緑と言うのは、田んぼの雑草も緑だが、枯草も入っているのか」と、ベテラン議員の厳しい質問があり、担当職員は答弁に困って言葉も出ず、「農家にとって何の希望があるのか」と、農業では生活するどころか、勤めて得た収入を持ち出して維持されている農業にも夢のあるようにとれるプランへの皮肉も聞かれた。

 しかし、昭和40年代の先人により、勝手に農業振興地として土地の枠組みを決定され、後継者がなく放置された荒地には宅地並み課税が課され、生活苦から土地を手放せば農地ゆえに坪1万円で売買される現状は、農家の者しか判らない。宅地ならこんな値段はありえない。

 さて、農業しかできない農地であっても、農家の子息の分家とか、沿道サービスとして店舗を建てる場合には農地から宅地に転用もでき、そうして建築許可を取っておきながら、後に赤の他人に売買される違法まがいの行為がまかり通っている。これは違法と思われるが、手続きにミスがなければまかり通り、農家も土地が高く売れ、堂々と指南する不動産屋も存在する。

 もちろん、建物は建っても、以後の改築や増築には建築許可もおりず、売りたくとも売れない土地になり、知らずに転売された人から相談されるケースも多い。こんな違法スレスレの行為が野放しにされておれば、立派な都市計画は意味もなさないのである。

 視点を変えれば、農業振興地である事は、水と緑を基本にした豊かな自然環境も模索できそうだが、農協や農業団体によって、巨額な国費を導入して、川や小川は鉄板やコンクリートで囲われ、放置された田んぼも存在する現実から、今こそ市民への説明と集約に務め、我々議員の役割も正念場でもある。
                                  2月10日の一言

大鹿姓の研究が忘れられており…

 本日は叔父(父親の弟)から電話があり、出ると同時に切れてしまったが、携帯電話の履歴を見ると朝から何度も留守録履歴に残っていたことから、何事か(一大事か)と出かけると今週末に催される寺の御忌会と涅槃会の確認であった。

 私は政治の道に入ってから、毎年この行事に招かれ、一年間の政治活動を参拝する人々に報告する慣例が続いており、隠居したものの叔父が育ったお寺である事から、住職も参拝者も私のために時間を空けていただいて話をするのですが、ここ数年間は頭の半分程度が四国遍路となっている事から、宗派の違う真言宗のお寺の話を複数の僧侶の前で話してきたのでした。今にして思うと恥ずかしい限りで、今年は資料を持って初心で市政報告をしたいと考えています。

 本日訪問した際に叔父の手元に、住職から私に手渡して欲しいと言われた手紙があり、中身を見ると「大鹿一族」に関する文献で、古文書や鈴鹿市史などをまとめた一文でしたが、既に私が所持している文書であり、あまりにも簡単な文書でしたが、わざわざ赤線が引いてある事から有難く持ち帰りました。

本日手渡された文書⇒http://www.pref.mie.jp/BUNKA/TANBO/Q_A/02.htm

 私の大鹿姓や一族の研究は、昭和五十年代に始まりましたが、当時はパソコンやインターネットも無い事から、歴史書や古文書を読んだり(満足に読めませんが)コピーし、時には高価すぎる本を購入して私流の大鹿研究と資料を集めていました。

 ただし、こんな研究は時間の限度がありませんし、どうせ人の研究の集積程度であった事から、数年前まで忘れた存在となっていましたが、ある大鹿さんが全く間違った迷説を語っていた事から、過去に集めた資料を探したものの、政治への転進時に人々に捨てられてしまったらしく、探しながらもインターネット上から検索できる関係文書だけでも残そうと、資料として集積するブログを残していました。

大鹿一族歴史探訪⇒ http://red.ap.teacup.com/oshika18/

 人々の研究した資料や、公表された文書の集積だけで、今から千五百年前まで遡る歴史ですが、ここに記される伊勢の古族大鹿(おおが)氏と、私の隣町の大鹿家(大大鹿と言われてきました)とをつなぐ古文書が現存する事から、集積した難しい資料を現代用に解説する仕事が必要ですが、当分は集積に務め、議員を引退後にゆっくりと完成させたいと思っています。

 さて、最近では前記した大鹿一族の歴史探訪が私の運営と知らず、わざわざ印刷までして持ってきて下さる人や、私に得意げに教える人もあり、本日手渡された資料を見て、放置されたままのブログを見直して、新たな資料を添付した次第です。

 ここには公開しておりませんが、このブログを見て連絡をいただいた人も多く、四国の香川県にも大鹿一族がある事や、新たな情報もある事から、今後は何気ない大鹿情報も添付するか記録をして残したいと思った次第でもあります。

 昨年の6月には量子物理学の権威である宝塚在住の大鹿譲さん(大阪工大名誉教授)から連絡があり、私が親しかった朝日新聞編集委員の大鹿八郎氏の兄にあたるという話から、隣町の大鹿家の関係者でもあり、「色々話したい」と言われながら放置してある事から、改めて反省と行動したいと思う一日ともなりました。
                                   2月9日の一言
大鹿譲さんの書物一覧↓
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%91%E5%8E%AD%8F%F7/list.html

チョコレート売り場には近づけない

 私とは全く無縁の話題ではあるが、まもなくバレンタインデーがやってくる。今年は14日が土曜日のために義理チョコとも縁がないかと思っていると、日頃からチョコレートを食べている男性は恥ずかしくてチョコレートが買えないとの一言を耳にした。

 三男は自転車競技や練習の際に、チョコレートによって適度な栄養補給を採っているらしく、二月に入る前の一月末にはスーパーや売店のチョコレート売り場にはバレンタインの看板が出ているらしく、バレンタインデーがすんでも暫くは、女性から貰えないから自分で買っていくと思われるので、売り場に近づけないとこぼしていた。

 そう言えば我家にはチョコレートがよく置いてあるが、息子が自転車の練習時にポケットに入れていたものらしく、ごく普通の板チョコや、一口タイプのチョコレートであるが、売り場にバレンタインの看板が出てからは買えないとの話に、中年から高年を目指す私には無縁で新鮮な話題となりました。

 笑い話のようですが、チョコレートの代わりにイチゴジャムはどうかと、親子の真剣な議論となりましたが、私の身に置き換えて考えると、朝食はカンテンとヨーグルトとバナナを常食としていますが、カンテンブームやバナナダイエットによって品物が入手できずに値上がりした品物を探した事がありました。

 「そうだ、しばらくはバナナをパンツに入れて走れ」との一言は、私の下品なジョークとしては名言と思われましたが、家族からは軽蔑するような視線を感じ、しばらくは息子の栄養補給の代用品と当面のスケジュールを聞いていましたが、家族が外出した後のテレビからバナナがポケットから登場しました。

 「中曽根さん、健康の秘訣は?」と早朝のテレビ番組の特集があり、歩いてくる中曽根元総理のポケットから一本のバナナが出てきました。もちろんパンツではありませんが、ポケットから取り出されたバナナを見て「おい、オイ!」と叫びましたが…

 それにしても90才と言われる中曽根さんの記憶力と、的を得た言葉と評論を聞くとともに、総理時代の体験談を耳にして、蛇足や間違い続きの麻生総理に聞かせたいばかりか、我が身の健康法としても中曽根さんに注目してみたい。

 さて、3月14日にはホワイトデーがあり、今月の末からはチョコレート売り場にホワイトデーの看板がだされると、しばらくはチョコレート好きの女性にも近寄りづらい売り場になるのかもしれません。
                                  2月8日の一言

今こそ寺の説教が重要である

 我家に届けられる手紙の多くは宣伝物と各種請求書がほとんどだが、心温まる便りも混在しており、その中でもお寺から届けられる手紙の中には自然に涙が頬をつたう内容もあり、私にとってはポストを開ける唯一の楽しみともなっている。

 我家には月参りの際に住職から浄土宗の月刊誌が届けられるが、一年前からは四国八十八ヶ所霊場会から会報「へんろ」が毎月届けられるようになった。しかし、15年以上前から知多半島の先にある「洗い観音・宝珠寺」からは、毎月18日の縁日の案内と住職の一言が記された封書が届けられてくる。

 このお寺に初めて訪問したのは、私の父親が亡くなった平成5年の秋であった。この年の1月に父親は医師からガンによる死の宣告を受け、何とかワラをもつかむ思いで人々の知恵を聞く中で、「宝珠寺でガンが治った人がある」と耳にし、聞いた相手が朝日新聞の記者だっただけに、非科学的な事ではあったがウソとは思えず、かと言って医者が死の宣告をした父親が助かるとは思えず、そうこうするうちに父親は7月に65才で旅立っていった。

 父親が亡くなって半年後に訪問し、住職から医者に見離された人のガンが治った話を聞き、当事者が私の隣町の人であった事と、住職が我々の話に真剣に耳を傾け、真剣に自分の考えを話す姿に感動して帰宅した。と、言うのも、それまでのお寺のイメージは、亡くなった人々の供養しかなく、生きる我々を相手とする住職の姿は印象的でもあった。

 そんな関係がその後続き、訪ねる機会は少ないが、忘れられる事無く手紙は毎月届けられてくる。殺伐とした世の中で、こんなお寺もあり、心のよりどころとなる事から紹介しました。⇒http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/35964221.html

 さて、今月は節分があり、前記した宝珠寺より古くから私に届けられる手紙がある。今年も京都大原にある宝泉院より、お札と福豆が届き、挨拶文が添えられていたが、我が身にも置き換えてこの中の一文を紹介したい。

 ある国の格言の中に「王道如砥」王道は砥石の如く公平であり、人情と礼儀を備えたものである、という言葉があります。ですから、よくよく人々の上に立つ者は、その真意を理解し行動し、社会という車を運んで行って欲しいと願うわけです。
 さて、社会の要、とりわけ人と人との間にある要は何でしょうか?それは縁であると思います。これは何も男女の間だけのことではなく、平たく言えば世の中全体のことだと考えます。
 しかし、この世には承知の通り良縁、悪縁とでも言ったら良いでしょうか、そこから物事の善悪が発生してくる深い意味が潜んでいるわけですから、なかなかに厄介なものです。しかもそれは、この私にとって、時々の判断、決心にも拠るところですが、どちらも選り好みができず、受け取らねばならないと言うのが現実の有様です。ですから自分の中にある本来の心に従って、いろんなことが起こって来た時にも自分の欲望に左右されない無欲さと言ったら良いでしょうか、自然さを忘れずにもっていられる事が大事であると考えます。
 また人との良き縁を築いて行くにおいて、その人その人の長所をよく見、聞きながら、交わって行くのも人生の知恵かと思います。そして何よりも自分を遥かに超えた仏様の呼びかけに応じられるように、仏様の親縁、増上縁を感じ、受け取って歩んで行きたいものてあると思っています。(宝泉院藤井宏全住職の手紙から一部抜粋)

 本日の報道では5日に調印された設楽ダムの実現に向け、地元地権者から割高で購入していた土地への工業団地建設を断念すると発表し、断念によって3億円を超える含み損が愛知県民の負担になると報じられている。この含み損は県民の責任では済まされまい。「王道如砥」の一文から、関係者にこんな一文を読ませるゆとりも必要と実感する。
                                       2月7日の一言
京都宝泉院のHP⇒http://www.hosenin.net/

「ついでに」の言葉に甘えた結果が

 昨年10月末に高齢の母親の介護についての相談を受け、一度は当事者が通所している施設を訪問したものの、担当者が不在であったために年越しとなっていた案件があり、本日訪問するとやはり担当者が不在であったが、他の職員から他の入所施設に最近移ったとの話を聞いた。

 「ついでがあったら…」と言われた依頼であったが、津島市にある老健施設としては一番大きく、病院と一体となっている事や、職員も充実している施設であった事から、最初に訪問した時に用件を伝えて、この施設で何とか対応できなかったかと、三ヵ月も経過させてしまった自分の反省となった。

 対象者は大正初期生まれの女性であるが、最近入所されたという施設は、この一言にも度々コメントを寄せていただく方の義母が、歩けるにも関わらずベッドに拘束され、本人も家族も苦渋の思いをされている施設であり、私が聞いていたら絶対に勧めたくない施設でもあった。

 「どうも、すいませんでした」と帰宅後に自宅を訪問すると、通所サービスから入所サービスを希望していたが、中々順番が廻ってこないところへ、偶然にも入所できると他の施設から連絡があり、「明日までに決めて下さい」と言われ、通所施設の担当者に連絡したものの、偶然にも休みで連絡を取れぬままに入所を決めたとの話であった。

 しかし、入所した時はツエをついて歩けたため、最初は軽度の対象者の入る2階にいたが、数日後には重度の介助を必要とする5階の部屋に移されたと聞き、「ついでに」とは言われたものの、私がもっと真剣に訪問していたらと後悔しても何ともしがたい現実となりました。

 「何も判らなかったから」と言われたが、高齢者の明日の体調を予測する事は難しく、身柄を預かってもらえる話は二度とないチャンスと思われがちだが、病気になれば病院に入院でき、退院後の受け入れ先もないままの強制退院はない事から、当事者を一番知る最初の通所施設のケア-マネージャーをもっと信頼して相談されなかった事が惜しまれる。

 さて、肝心の用件が果たせないままに施設を出ようとすると、「大鹿さんですね」と声をかけられ、通所サービスを受けるために施設を利用する人々が、施設に来るまでの足が不足し、高額なタクシー料金が必要となる現実から、我々NPO法人が進める移送サービスについて質問された。

 ボランティアであるから利用する料金は低額ではあるが、あまり需要が増えるとサービスを提供するボランティアの確保も課題となる。利益とならない仕事だけでなく、事前の講習も必要な事から、ボランティアの確保は難しい事が予測され、春からは私も走る覚悟が必要かもしれません。
                                  2月6日の一言

反対意見が気になる設楽ダム建設

 長野県の田中前知事による脱ダム宣言以来、全国のダム建設に見直しが起こっている中で、愛知県の豊川上流部に設楽ダムを建設するため国土交通省と水没地区の代表者との間で建設に向けて同意する調印式が行なわれた。

 治水と利水が目的とされ、利水については現在でも水あまりの状態で疑問を残し、この巨大ダムの建設によって下流域に住む人々の水害の防止を図るとの目的も、他の方法は考えられないものか。計画から40年が経過し、反対する住民が存在するだけに今一度の検証をのぞみたい。

 この設楽ダムの建設に反対する住民が、水没地区の山林の樹木に1本500円の立ち木購入を呼びかけて、立ち木に名札を付けた「立ち木権」による開発の阻止と、ダム建設に反対の市民団体と連携した運動を展開するように呼びかけている。

 何事にも全員で合意できるとは限らず、最後は多数決に頼らざるをえない事も多いが、小数とは言え反対する住民の存在が忘れられては堪らない。農村部や過疎地区においては、過去にも国や行政の身勝手な計画や線引きによって、多数決を武器として個人の考えは無視され、反対の意見も封印されてきた歴史も多い。

 私の住む地域についても、私自身が議員になって初めて都市計画とは無縁で、何事も農業を主体として計画されており、家も建てられず都市化とは無縁の地域と認識したが、こんな地域になっている事を地元の人々はほとんど認識しておらず、我々の子供から少年時代にかけて、当時の議員も一緒になって農業振興地に決定されていたのである。

 私の住む地域は名古屋駅から30分の距離にあり、本当に将来の20年後や50年後の街づくりが真剣に議論されて、農業振興地を選択していたとは思えず、当時の地域代表がほとんど農家であり、農協や農業団体を支持基盤とした議員が、国や県からの補助金を目当てに決めてしまったのでもあろう。

 今回の設楽ダム建設の報道から、過疎化して反対したくても自立すらできない高齢者や、反対して立ち木トラスト運動を展開する医師らの意見はどのように集約されているのか気にかかる。何事もなく粛々と進んだようなダム建設合意に違和感すら覚えるものがある。
                                 2月5日の一言

とにかく時間不足が問題だ

 インフルエンザが猛威をふるい、クラスを閉鎖している学校も多い事から、しばらくは外出を控えたいが、日頃の怠慢から期限を指定された事と、バツが悪い事もあって重い足を引きずって愛知県庁に出向いたところ、対応が良く当方の間違いも訂正に応じてくれ、予定より早く帰宅できる事となり、同行の知人と昼食をすませて帰宅したが、本日は3月末の気温だそうで、風邪に備えて厚着して出向いた身体は汗ばんで、環境に対応できない絶不調の体調に。

 さて、依頼された仕事の山積と、NPO法人の事業報告や税金処理など、しばらくは自分の仕事と時間が取れないが、私の代わりにNPO法人の仕事で市役所に走った知人は、何度訪れても不在の担当者に仕事がストップしたままで、不在の理由はインフルエンザで休んでいる事から、遅れた仕事が更に遅れそうでもある。

 本日は、病院に入院患者からの電話で、入院患者と医師と事務職員、病院のソーシャルワーカーと民間のケアーマネージャーなどの立場の違いから、患者の退院時期や治療計画が決まらない現実を実感する一日となりました。

 少しでも早く退院したい患者の気持ちと、退院してもリハビリができなくなる現実から、患者が歩けない事から医師は当分の入院を勧めているが、早く退院して通院して毎日のリハビリを続けたい患者と、医療スタッフの限界から通院の患者には週2回のリハビリしかできない現実。

 しかも、私が勧めた入院中の病院のソーシャルワーカーに相談せず、民間のケアーマネージャーばかりに相談して、何も次の解決策が何も見いだせない。医師は当分の入院を勧め、事務局も入院が長期化する事に理解を示しているが、本人が早く自宅に帰りたいために混乱する。

 患者は通院して毎日リハビリを続けたいが、歩けない身体で毎日通院する事は困難で、本人からは毎日通院してリハビリのできる病院を私に紹介して欲しいとの話である。

 「大鹿くん、〇△病院と親しいだろう?」
 「でも、何故に?」
 「リハビリに通いたいんだ」
 「病院に相談したの?」
 「ケアマネには相談した」
 「病院のソーシャルワーカーに相談は?」
 「まだ、してない」

 電話だけでは全体の状況が判らず、早く病院を出て行って欲しいと言われているとの話は、世間のうわさ話と退院したい本人の希望で、何度言っても病院のソーシャルワーカーへの相談はせず、民間施設のケア-マネージャー(以後はケアマネ)へ相談し、行き先が決まらない事から私に電話がかかってくる。

 ここで、民間のケアマが次の行き先まで手配できれば問題はないが、はっきり言って患者とは身近でも次の病院や施設を紹介できる力がない個人規模の民間窓口で、せっかくのお客を手放したくない心情は理解できるが、このケアマネが病院との中に入って調整すべきだが、そんな連携もできないのか、したくないのか…

 とにかく、明日にも病院のスタッフに相談して次の展開を考えるように伝えたが、医師と患者の認識の違いは大きく、病院の相談窓口に相談せず、民間へ相談に走る事から、進捗しない現実が繰り返す事となる。

 顧客が少なくサービス満点(相談の時間だけは)の民間の限界と、サービスしたくとも対象が多く限界のある病院の相談窓口との格差が大きく、経営難で苦しむ小規模民間窓口のケアマネが、病院や施設との連携を深め、患者の安心できる在宅プランを提供してくれるように期待したい。
                                   2月4日の一言

ドクターヘリが飛来する大事故に遭遇し

イメージ 1

 早朝より依頼された仕事に走り回っていると、市民病院の入院患者で現在外泊中の知人から、午後には病院まで行くための車イスを貸して欲しいと連絡があり、それまでに帰る予定であったものの、自宅まで戻る途中で送迎中のボランティアとすれ違い、慌てて追いかける事となりました。

 一時間のリハビリ後に迎えに来て欲しいとの話から、依頼者の自宅は玄関前が急な階段である事から、私もボランティアのWさんに同行する事としましたが、病院から依頼者の自宅を目指していると、道路は完全に車が停止したまま動かない事から裏道に入りましたが、地域全体に異常な雰囲気に包まれています。

 通過中の中学校の運動場には救急車や消防車の車輌と人垣ができ、依頼者の近所の交差点にはパトカーが赤色灯を回して道路を規制中で、県道名古屋津島線は完全に車が止まり、路線バスも乗客を乗せたまま停車しているではありませんか。

 依頼者の自宅前に着いたものの、肝心の依頼者を乗せたボランティアの車が到着しないので、車を停めたままにして事故現場に走ったところ、貨物トラックと正面衝突した(写真の)乗用車が道路をふさぎ、道路は完全に封鎖された状況で、警察官が現場で慌ただしく走り回っています。

 地域全体が異様な雰囲気と感じたのは、パトカーの多さと完全に停止したままの車列だけでなく、通りかかった中学校にはドクターヘリが飛来して、乗用車の運転手を救護する姿を見る見物人と、何とか裏道から通り抜けようとする車列が続き、地域は完全に異常事態です。

 さて、肝心の事故現場については片側に貨物トラックが停車し、反対車線に乗用車が向かい合っていますが、警察官が道路を封鎖している事から、見物の野次馬はほとんどなく、まるで私が当事者のように警察官とトラック運転手の会話が聞こえます。

 トラック運転手の話では、乗用車はスピードを緩める事無く、対抗車線にはみ出してトラックと正面衝突したとの事で、トラックも前部が大破していました。詳しい内容は判りませんが、ドクターヘリが飛び去った後も1時間以上にわたって道路は封鎖された事から、路線バスの迂回する道路もなく、交通を完全に遮断する大事故に依頼された患者さんの存在も一瞬忘れていました。

 さて、明日は午前中に県庁に走り、午後には本日の患者さんを病院に戻し(私はついていくだけですが)、その足で市役所に走りこむ段取りとなっていますが、仕事が山積して年末と同じ忙しい展開に、新たな依頼(仕事)は暫しの休止宣言です。
                                1月3日の一言
追伸
こんなに大きな死亡事故がテレビで報じられません。テレビが気になるものの、本日夜は書道会があり、意外に達筆と自己満足しているとテレビ局からの電話で集中力も途切れます。横井庄一さん(私)のホームページの写真がテレビに引用されるようです。
横井庄一記念館のホームページ↓
http://www.kuronowish.com/~oshika18/newpage201.htm

首都圏まで浅間山噴火が影響とは

 本日の未明に群馬県と長野県の県境にある浅間山で噴火があり、噴煙は2千メートルに達するとともに、噴火によって50センチもの噴石が1キロ先に飛ばされ、火山灰が千葉県君津市や東京都、横浜市、川崎市などへも降り注いだとの記事に、地球の大きな叫び声を聞いたような気になった。

浅間山噴火の記事 本日の朝日新聞↓
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200902010159.html
朝日新聞による映像↓
http://www.asahi.com/video/news/TKY200902020091.html

本日の浅間山噴火(動画・まえちゃんねっと) 2日午前2時から3時↓
http://bousai.maechan.net/volcano/asama/maechan/html/2009020202m.html

本日の浅間山(動画・まえちゃんねっと) 2日午前7時から8時↓
http://bousai.maechan.net/volcano/asama/maechan/html/2009020207m.html

 新聞で報道された内容から、浅間山に近い人々は地響きのような音や地震のような振動を感じ、軽井沢では道路のセンターラインが確認できないほと火山灰が積もり、埼玉県秩父市では新聞配達員が灰で前が見えないと語り、横浜市では駐車してあった車のフロントガラスが灰で覆われるなど、かなりの広範囲に影響を与えた様子が覗える。

 荒牧重雄・東京大名誉教授は「明治期以降の観測実績から、浅間山の噴石が及ぶ範囲はほぼ4キロ圏内。あまり心配することはない」と話すが、東京大学地震研究所の中田節也教授(火山学)は「昨年開いた火口の下にマグマがたまり噴火したのだろう。しばらく噴火が続く可能性がある」と話し専門家の意見も分かれる。

 また、武尾実・同研究所火山噴火予知研究推進センター長は「ここ数十年間続いていた活動と少し違う」と指摘し、1783年には、火砕流や泥流が発生し、千人以上が死亡する大規模な噴火も起きている事から、「活動パターンが変わる可能性もあるので、今後も観測を続けていく」と話している。

 さて、地震の予知には気象庁もてこずっているが、火山活動については観測技術の発展と蓄積により、前日から浅間山の火口周辺に警報を出し、噴火警戒レベルを、入山規制が必要な「3」に引き上げて周辺に噴火に備える注意を促している。ただし、自然現象の先を見通す事は難しく、噴火が続くと山に積もった雪が溶け出して、下流に土石流となって流れ出す危険性もある事から、周辺の人々には注意が必要となる。

 平和ボケではないが、東海沖地震とか東南海地震の危険性から、防災意識を高めて防災ボランティアへの参加をしたものの、いつ来るか判らない地震への危機意識の継続は難しく、当分は何事もないように思ってしまいがちだが、首都圏に近い地域でもこんな危険と隣り合わせであった事にびっくりとする一日となりました。
                                      2月2日の一言

豊田市で優良農地が倉庫になっていた

 本日は午後から名古屋市で開催される「心のバリアフリーシンポジウム」に参加する予定であったが、前日にNPO法人の全役員に愛知県に未提出の書類の督促状が届けられた事から、訪問や連絡が相次ぎ、会計担当の役員との連絡に走ると、とても名古屋に走っておれる状態ではなくなり、役員との連絡に走り廻る一日となってしまいました。

 一円の収入にもならないボランティアの難しさは、メンバーの協力と連携にあると思われるが、反面では1人(私に)に仕事が集中しても困る事から、法人申請時から分担していた事が足かせとなり、3台のパソコンに申請書類が分散しており、資料を共有する必要性にも迫られたが、1人はパソコンをワープロとしか認識しておらず、提出した書類が保存されていない事が発覚した。

 こうなると不足分は全て作り直す必要に迫られ、愛知県の用意した書式に書き入れると、かなり個性的な書式や加工が施されており、パソコンに詳しい事から来年度には役員就任を依頼してあるIさんに連絡して、書き込み可能にしてもらったものの、新たな様式も加工が難解な書式が設定してあり、徹夜覚悟の心意気も明日へ先送りするしかありません。

 さて、本日の中日新聞の一面には、不況によって人員削減や工場の閉鎖が続いているトヨタの本社がある豊田市で、国や県が多額の予算を投じて土地改良を行ない、農地法ではもっとも厳しく転用が禁止されている農業振興地域の農地が、トヨタの子会社によって20ヘクタールもの農地が倉庫に転用されていたと報じられている。

事件を報じるブログ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/ica_1895/23101469.html

 農業のために巨額な資金を投入しながら、豊田市と愛知県だけでなく国も転用を容認していた事は、名古屋駅から30分の距離にありながら、生活のために、買い手のない農地を坪1万円で手放した人々にどのように説明ができるのか。こんな小さな個人には農地転用は鉄のような厳しさだ。

 本日の慌ただしい一日も、年間20万円にも満たない収入しかないNPO法人の収支報告書が未提出な事から、怠れば法人の理事、監事等を20万円以下の過料に処することがあると記され、真面目に提出すれば法人市民税が課税され、督促状にびっくりして訪れた役員の心情を考えると、今回の大掛かりな企業と行政とが一体となった不正な農地転用の責任はどうなるのか。続報と厳罰に期待したい。
                                 2月1日の一言
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