大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2009年10月

民主党に増税される国民として

 「民主党はダメだ!たまったものじゃない!!」の一言は、私の一言ではなく私を迎えにきた知人が発した言葉で、本日のテレビを見て「民主党のマニフェストのために、新しい税金で増税されるのは堪らん」と、環境税やタバコ税を口にして「あんたも増税になるんやぞ」と付け加えた。

 子供手当など数々のバラマキ公約を実現させるために、タバコ税を増税したり、ガソリン税を廃止するかわりに環境税を新設すれば、税収の名前が変わっただけで、「公約を実現するためには増税しかない」と発言したと言う民主党幹部の一言は全く身勝手と言わざるを得ない。

 今夏の衆議院選挙はマニフェスト選挙とも言われたが、見方を変えれば「政権交代」がテーマとなっており、自民党批判が選挙結果となり、民主党のマニフェストが評価された結果とは思えず、圧倒的多数となったものの、「四年間かかって公約を…」と前自民党政権と同じ任期いっぱい政権を維持する本音も発言されている。

 タバコ税の増税については、喫煙者が悪者とされている事と少数派となっている事から、文句も言われない(言わせない)一方的増税であり、私はタバコは吸わないし、反自民でもあったが、民主党政権となって我家に対する利益は見当たらず、確実に増税が迫ってくると「反民主」と言わざるを得ない。

 保守的で権力的であった自民党も、近年の不評から体質はかなり変わり、麻生前首相も叩かれっぱなしでも耐え続けていたが、政権発足直後でありながら民主党は聞く耳を持ち合わせず、都合が悪いと答えもせず、国会では「自民党には言われたくない」と切り捨てる始末である。

 どちらにしても有権者の多数の支持は得たものの、公約と矛盾する官僚の登用や、公約実現のための赤字国債の発行や増税については、結果は国民の審判と開き直る前に、国民が納得する協議と説明をすべきではないか。とにかく今の私は、民主党の公約の恩恵はなく、確実に家計に迫る増税に反対したい。
                                  10月31日の一言
関係記事・朝日新聞
〇暫定税率は来年度全廃、たばこ増税に前向き 首相方針
http://www.asahi.com/politics/update/1030/TKY200910300402.html
〇温暖化対策税「規模は2兆円」 小沢環境相が要望
http://www.asahi.com/politics/update/1030/TKY200910300259.html
〇民主党と内閣、「小沢ルール」解釈めぐり右往左往
http://www.asahi.com/politics/update/1031/TKY200910300496.html
〇民主、国会質問する?しない? 小沢ルールへの対応迷走
http://www.asahi.com/politics/update/1028/TKY200910280400.html
〇新聞が書かない民主党の「公約破り」 山口一臣ダメだめ編集長日記
http://www.the-journal.jp/contents/yamaguchi/2009/09/post_90.html
〇民主党公約違反リスト
http://algercg.cocolog-nifty.com/cg/2009/10/post-903e.html
〇民主党初の公約違反!? 長野智子ブログ
http://yaplog.jp/nagano/archive/483

経済建設委員会・行政視察

 経済建設委員会行政調査視察

石川県白山市 10月29日(木)
 ○美しいまちづくり条例について
  \定の経緯について
  地区計画・まちづくり協定の現状について
  今後の見通しについて
 ○松任駅南地区土地区画整理事業について

 ※松任駅前にある「千代女の里俳句館」と「松任中川一政記念美術館」を見学

富山県高岡市 10月30日(金)
 ○歴史と出会えるまちづくりについて
  ‥垰垪得献皀妊訥敢(回遊性創出実証実験)結果について
   ・調査結果の活用方策について
  高岡市町並み保存・都市景観形成に関する条例について
   ・景観計画について

 ※高岡市の空き店舗や商店街も視察

宿泊 高岡駅前マンテンホテル JR北陸本線利用

 2日間の視察を終え、両市とも先進地として目的地とした視察だけに、電柱の地中化や、中心市街地への駐車場対策も万全と思われたが、その土地はかつての大型店舗等の移転によるものであり、白山市は企業誘致が盛んなものの、視察前日にキリンビールの撤退が発表されたとの暗いニュースもありました。

 白山市の美しいまちづくり条例については、町内会単位などで組織する「まちづくり団体」が主体となって、自分たちの町の将来像を定めた「まちづくり計画」をつくり、市とともに実現していくもので、行政の補助金を必要とせず、確実に町並みが美しくなっている事から津島市にも導入は可能と思われる。

 高岡市の回遊性創出実証実験については、中心市街地の空き店舗が増え、商店街がシャッター通りとなっている現状を、オープンカフェの出店などを実証実験し、歩行者の通行量調査やアンケートなどを実施し、平成18年に46件あった空き店舗を20年には29件まで減らすとともに、残された空き店舗の見栄えを良くする工夫も参考になると思われる。

 白山スーパー林道から日本海まで占める白山市は、自然環境に恵まれており、高岡市は歴史・伝統と近代性が調和した風格のある町並みを保存しており、双方とも津島市に参考となるばかりか、高齢化による建物の存続など共通する課題も多い。

 両市に共通して言える事は、町の中心がJRの鉄道駅となっており、白山市は駅前整備に余裕のある道路幅と駐車スペースが取られ、観光資源となる施設や図書館なども駅に近く、高岡市も駅舎こそ老朽化しているものの、駅前に集客力のある複合施設が建ち、路面電車・万葉線を地域住民の足とした街づくりに希望が見出せると思われる。両市とも電柱の地中化は進んでおり、町並みがすっきりとしています。

 面白いのは、加賀藩主前田利家公の出身地である名古屋市中川区(荒子地区)と、二代藩主の菩提寺を持つ高岡市は、街の歩道に街歩きのための誘導表示「トレイル」を設置しており、これは全くの偶然との話ではあったが、担当者は名古屋市の誘導表示も現地で確認しており、東海北陸道の開通によって富山県と愛知県の距離が確実に近くなった事も実感させられました。
                                  10月30日の一言

朝の高岡駅

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 本日早朝の陽が昇ったばかりの富山県高岡駅です。携帯の感度が悪く見にくいですが、真ん中下部に万葉線(路面電車)の車両が停車しています。

 本日は9時から高岡市役所で仕事が始まり、本日夕方には愛知県に戻りますが、朝7時から巡拝する四国遍路の習慣で、朝食までの時間を持て余しています。視察がゆったりではお叱りを受けるかもしれませんが、熟睡して朝からパソコンに座れる余裕が身体には優しく感じられます。

 さて、9時から市役所ですのでまもなく出発です。

行政視察に北陸を訪れ

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 本日は行政視察に石川県白山市に訪れ、当市の「美しい街づくり条例」と松任駅南地区土地区画整理事業について視察し、視察終了後には富山県高岡市まで移動し、明日の視察に備える事となりました。

 明日の視察課題は「歴史と出会える街づくり」と「高岡市町並み保存・都市景観形成に関する条例」について視察してから愛知県に戻る予定です。

 本日の視察では、美しい街づくり条例については、\定の経緯について、地区計画・街づくり協定の現状について、今後の見通しについてと、松任駅南地区区画整理事業についてを質問し、白山市が市町村合併によって成立後の街づくりについて勉強し、視察後には駅前に建つ「千代女の里俳句館」と「中川一政記念美術館」を訪問し、明日の視察地となる高岡市に移動しました。

 今回の視察は、津島市議会の経済建設委員会の行政視察ですが、委員の中には昨年度の市議会議長も含まれており、今までの無責任ではありませんが付いて廻りと違って、委員長として引率する責任と、受け入れ側も市議会副議長が挨拶(議長不在のため)に待ち受けていただいた事から、津島市の名誉を背負ったような責任感から、挨拶にも今までの自分勝手とは違う使命感を感じました。

 土地柄にもよりますが、北陸新幹線の車両基地となる白山市(旧松任市)の駅前に整備された、一般市民用の乗降スペースや、横着な駐車に悩まされているとは言え、市民用の無料駐車場と560台が駐車できる民間の立体駐車場をうらやましく見た次第でもありました。

 津島市に置き換えても、駅前に無料で利用できる駐車スペースはなく、愛知県では無人駅とされそうな乗降客しかいない白山市(松任駅)のゆとりにびっくりで、駅前の事業については全国的に注目され、国も視察に訪れたとの一言に納得の事業です。

 夕食後の二次会三次会に付き合ってから、この場に座りましたが、今回の視察経験を生かして先輩議員が12月議会の質問に立つと発言し、今回の視察には市役所の担当部長も同行しているだけに、「やらせ」となっては遺憾ですが、津島市の将来に向けて同じ認識となれたことは幸いです。

 一方で、私が議員になった当時では当たり前の事でしたが、宿泊するホテルに高岡市議会から、差し入れの日本酒(地酒)が届けられており、近年ではなくなった儀礼を懐かしさとともに、有り難く頂く事となりましたが、色々と議論されそうな事かもしれませんが、議長の自腹と推測され有り難くも思いました。

 さて、明日は高岡市の「歴史と出会える街づくり」について視察してから津島市に帰りますが、私個人は平成5年にPTAの東海北陸ブロックの研究発表会に訪れてから、「万葉の里」として意識して訪れている場所だけに、行政視察としての街づくりの興味は尽きません。この続きは明日へ…
                               10月29日の一言
追伸、
今回はパソコンを持参しておりませんが、ホテルのパソコンで自宅と同じようにこの一言を記し、地元のメールを見れた事に時代の移り変わりを実感させられます。

明日からの行政視察を控えて

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 明日から1泊2日の日程で、津島市議会経済建設委員会の行政視察に石川県白山市と富山県高岡市を訪問する予定となっており、普段は宣伝のような名刺しか持ち歩かないし、差し出す事もめったにありませんが、10年ぶりに毛筆書きの名刺(添付上)を印刷しました。

 議員になる以前には、海部元首相の秘書(実弟)から、「靴を三足履き潰すまで名刺を配れ」と叱咤激励されて、大きく名前が印刷された名刺を大量に作った事がありましたが、議員になってからは書の恩師に毛筆で「市議会議員大鹿一八」と書いてもらった名刺(住所と電話などは裏面)を使うようになりました。

 ところが、そんなに日時が経過しないうちに、「大鹿さん、○△さんと親しいらしいな」と、全く知らない人が私の名刺を所持し、あたかも私と懇意であるように語られ、それが営業目的となる場で出された事から、市内ではほとんど名刺を使わなくなり、初期に作った宣伝用名刺のみが残り、恥ずかしそうに差し出してきました。

 明日からの視察は、委員会で協議して選定されたものですが、候補地については委員長としての思い入れがあった事から、訪問先に敬意を表すために印刷し直した次第でした。

 しかし、前記したように、宣伝用の名刺は軽々しく信用にもなりませんが、表に市議会議員と私の名前だけを毛筆書きされた名刺は、受け取った相手が「ほー、これは」と一目置かれる事が多く、書家によって書かれたものだけに立派に見えますが、前記したように悪用されれば大変な迷惑ともなりかねません。

 新たに印刷し直した名刺は、市内では使う必要もない事から、市外からの訪問者や行政視察など限定して使い、市内では会報を手渡すか宣伝用名刺で済ます予定ですが、私の個人的趣向を明かすと四国八十八ヵ所霊場会とか別格霊場会の「公認先達」の名刺の方が興味が尽きません。

 もっとも四国遍路の人々にはそんな名刺よりも、四国を100回以上巡拝した人々が使用する「錦の納め札」のほうが貴重であり、納め札を入れる箱をかき回したり、所持する人に群がったりと、私の名刺ぐらいとは比較ができない貴重品です。

 もっともこの錦の納め札にも偽者が存在し、私も最初のお遍路ではまんまと引っかかり、謝礼を出して譲ってもらいましたが、再会した時に差し出されたお札に記された名前が違っており、質問しましたが「自分ではない」とか「法名」とかごまかされました。

 世の中には何にでも悪意と悪知恵を働かせる人が存在し、これは他人事ではなく、人を騙さないことと同時に、騙されない事も重要と思います。添付した名刺は、真ん中が立候補前に使っていたもので、下が現在も使っている宣伝用です。
                                 10月28日の一言

郵便局商法の投稿は我が身にも

 本日の朝日新聞夕刊に『郵便局が焼きそば客に勧めるとは』と題する投稿があり、私もこの投稿を読んで「やっぱり、そうだったのか」と思う経験が最近あった事から、夜の書道会で話すと「あった、あった」と複数の人から声があがりました。

 中津川市内の郵便局の窓口で高齢の女性と向き合っていた職員が用事がすんだ後、有名な富士宮市の焼きそばを郵送で買うよう勧め始めた。
 女性がお金を出そうとしたので、所用があって後ろに控えていた私は「本当に買いたいの」と問いかけ、職員には「郵便局では高齢者に対し、こんな方法で商売をしているのですか」とただした。
 結局、女性は買わずに帰ったが、人を待たせて勧誘する「郵便局商法」には驚いた。
                           中津川市 無職(67)


 この投稿を読んで、「そうか、あの時もそうだったのか」と思ったが、半月ほど前に近所の簡易郵便局に息子の学費を振り込みに出向いた際に、帰ろうとする私に女性職員から「珈琲はいかがですか?」との一言が返ってきました。

 一瞬何の事か判らず、「えっ?」と問い直すと、「珈琲は飲まれませんか?」と言われ、私は日頃から郵便局で話す機会もないままに利用している事から、サービスで珈琲を提供してくれるのかと思いながらも、私が議員であるから特別なサービスは後ろの人々に誤解を与えると勝手に思い込み、迷った挙句に「いえ、結構です、有難う」と言って帰ってきた事がありました。

 もっとも、本日の投稿を読むまで、私が議員である事から「珈琲でも…」とサービスで言われたと勝手に勘違いをしており、思い出してみれば窓口の職員と私の会話は自然ではなく、ぎこちない空気であった事を思い出しました。

 「そう、私も珈琲を勧めているのを見た」の一言に、「私はいつも行っているのに言われた事ないぞッ」の声から、投稿にあるように買い物に慣れた主婦ではなく、世間知らずで買いそうな人が勧められているのであろう。

 あの時に「遠慮なくいただきます」とか「有難うございます」などと答えていたら、断るのが苦手なだけにどんな展開になっていたか。私がサービスと勘違いして「郵便局もサービスが良くなった」と思っていただけに、「郵便局商法」にびっくりさせられる投稿となりました。

 これも、民営化されたものの、全くの民間に成りきっていない郵便局職員の営業努力と思い、悪意とは思えないが、どうせ販売するのであれば全員に勧め、人の良さそうな人にのみ勧誘していると思われない営業が必要と思うが、投稿した人が67才でありながら、「高齢の女性に」と記されていた事から、高齢者は何歳からかと考えさせられる投稿でもありました。
                              10月27日の一言

酒井被告の家庭はどうなるのか

 本日は覚せい剤取締法違反の罪で逮捕された酒井法子被告の初公判が東京地裁であり、わずか20の一般傍聴席に対して6615人の傍聴希望者が殺到したとあるが、この倍率は過去最高と言うがいったいどんな人々が集まったのであろうか。

 本日午後のテレビ番組は全てがこの裁判の様子を伝え、評論家や弁護士をコメンテーターに迎えて、事件の再確認から予想される量刑まで予想して、今後の覚せい剤から立ち直る方法まで伝えていたが、傍聴希望者の数からも国民的関心の高さを実感させられました。

関連記事・朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1026/TKY200910260249.html
http://www.asahi.com/national/update/1026/TKY200910260386.html

 この事件に対して、本日の法廷では検察側から1年6ヵ月の懲役刑が求刑されたが、夫である高相祐一被告にも2年の求刑が出されており、共に執行猶予となる可能性が高いものの、今後は2人の覚せい剤からの脱却と新しい生活への転換が課題ともなってくる。

 さて、この中で気になるのは、覚せい剤からの脱却について、「夫と子供の3人で生活したい」と言うごく自然の言葉が、覚せい剤との大きな障壁になっているとの識者の言葉であった。一方で、判決を有利な量刑にするための戦略とも言われるが、「夫とは話し合うが、私の気持ちとしては離婚してお互いに更生する努力が必要だと思う」の言葉をどのようにとらえるのか。

 普通に考えれば当初の「夫と子供の3人で」が自然であり、「母親と子供の3人」との今回の法廷での発言は弁護士とか関係者の入れ知恵としても、あたかも離婚してやり直す事が最善との考えを第三者が押し付けているとしたら問題でもある。

 確かに国民的アイドルである酒井法子さんにとって、生活力もなく身体中入れ墨だらけの夫は、今回の覚せい剤がなかっても不要と思う人は多いと思うが、高相被告も更生して自立する必要があり、酒井被告が法廷で発した「介護の勉強をして…」との進路についても、介護の現場の厳しさを知った上で、本気で職業として進むのであれば大いに結構だが、これが関係者の入れ知恵だけで発した言葉で、今後芸能界に復帰したとすれば介護の言葉を利用した大罪(大げさだが)でもある。

 子供の将来を考えれば、親子3人が一緒に暮らすのが一番であり、法廷で発せられた「母と3人」は年齢的にも一時的な事から、夫である高相被告の再起と自立によって、嫁である酒井被告は芸能界に復帰しなくても生活できる環境を求めるべきではないか。

 こんな一言も他人の勝手なお節介だが、国民的アイドルの宿命とは言え、家庭環境だけでなく親族まで取材され、挙句に離婚した方が一番と言われるのは悲しすぎるのではないか。これだけの大事件に発展したのだから、夫にも目を光らせて家庭が復活するのを祈りたい。
                                10月26日の一言

独り自由になりたい心境に

 かつて少年時代の日曜日は休日だった筈だが、本日は朝から晩まで市内の行事の来賓から、親族の法要に参列した後で、春日井市で行なわれた「東海歩き遍路友の会」の総会に参加する一日となりました。

 今度の日曜日も公的行事と親族の法要があり、この日は当番日となっている「横井庄一記念館」を欠席する事にもなり、その後の休日も同様に行事が続き、真面目に参加しようと考えると、休日のはずの日曜日や土曜日が全滅となる事から、そろそろ自分の損得勘定を働かせないと自分の時間がありません。

 かつて小学校や中学校のPTA役員を務めた際に、夫婦共稼ぎの保護者の意見の中に「土曜日か日曜日に役員会を開いて欲しい」との要望を聞いた事があったが、議員の宿命と言えども毎週の日曜日に行事が企画され、案内まで届けられると定まった休日が皆無となりそうである。

 議員になった当初は有り余る時間に自由を感じる日々もありましたが、数年前からは自身が防災をはじめ各種のボランティア活動に参加した事から時間がなくなり、昨年からは防災ボランティアの参加は有事の市外のみと割り切り、NPOの活動に専念する事にしました。

 それでも今年は毎年恒例としていた上高地の夏休みや京都の送り火を見送り、各種審議会や行事との重複時に日時の変更が難しい事から旅行企画も取りやめていますが、この忙しさはいったい何が原因なのか、考えても判断がつきません。

 さて、そんな窮屈な日程にも関わらず、四国遍路となると夜行日帰りでも出かける事から、家族や知人から好き放題のツケと思われているのかもしれません。

 本日開催された歩き遍路友の会についても、昨年誘っていただいた人があった事から入会する事になったものの、今回は知人も欠席していたことと、私自身は四国八十八ヶ所だけでなく別格霊場会や高野山への行事にも参加していることから、高齢化して思い出話に花を咲かせるばかりでは物足りません。

 団体でワイワイと出かけたマイクロバスから、少人数のグループに変わり、限られた日程から個人の思いつき遍路に変わり、最近では廻るコダワリも強く、1千2百年前の空海(弘法大師)の見た風景と現風景を重ね合わせ、大師の心理に迫りたいなんて思うと独りになりたいと思うようになりました。
                                 10月25日の一言

泥棒が1人もいない町

 本日夕方から開催された同級生が出演する演劇を鑑賞するために、名古屋市の芸術文化センターまで出かけましたが、今回は恩師と2人だけで、現地で同級生と落ち合ったが、帰路に「夕食でも」との恩師の一言が苦痛に感じ、仕事も残っていた事からそのまま散会となりました。恩師は久しぶりの演劇鑑賞で、夕食まで考えていた様子から、帰宅後に家内から「かわいそうに」との一言が返ってきました。

 私の希望としては、昨日の夜行日帰りとした高松の研修会に、交通費や会費諸費用で5万円以上もかかっている事から、ついでに本日まで四国に居残りとしたかったものの、他の所用もあって帰宅していたが、限られた人生と時間だけに今後は自分に正直に生きたいと思います。

 本日は無関心となっていたプロ野球においても、セ・パともに感動の一線が行なわれており、優勝は巨人と日本ハムに決まったものの、敗戦となり監督として最後の試合となった楽天野村監督が、楽天だけでなく日本ハムの選手にも胴上げされる有終の美を飾り、長嶋や王と比較された日陰のイメージを払拭する野球人生を全うされた。一時代の終焉とも思われ淋しい限りでもある。

 さて、本日はテレビ放映の中で「泥棒の1人もいない町」として、三河湾に浮かぶ佐久島が紹介されていたが、「カギをかけるよりも、声をかける」の一言が久々に印象と残る一言となりました。

ようこそ佐久島へ↓
http://www.japan-net.ne.jp/~benten/guide/koutuu_kouji.htm

 地理的には知多半島の先端にある篠島や、日間賀島は名鉄が観光に力を入れている事から訪れた事もあるが、地理的には名古屋に近いものの、佐久島については私は一度も渡った経験がなく、交通の便の悪さも一因と思うが、前記した一言を考えると観光地化される事は考え物かも知れません。

日間賀島 http://www.himaka.com/
篠島 http://www.shinojima-aichi.com/ 

 この佐久島については、平成5年に音羽・蒲郡地区で開催されたPTA相談事業に参加した際に、佐久島のPTA会長も参加していたが、当時にも島民全員が家族のような環境から、不登校とかイジメなどとは無縁の話を聞いた事がありました。

 今回のテレビ放映によって、島民の全員がそれぞれの顔や名前だけでなく、持ち物や仕事や経歴まで知っている事と、同じ島民に自然と声がかけられる環境が羨ましくも思われ、カギもかけない環境については我々の住む地域への参考としたいものでもある。
                                 10月24日の一言

四国で護身法を伝授され

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 本日は四国で一日が始まり、高速道路の深夜割引きで帰ってくる予定を立てていましたが、先達研修会が午後4時に終わった事から、高速の通勤割引き制度と2枚のETCカードを利用して夜9時に津島市に帰ってきました。

 私が四国に旅立つ時は夜行と決めており、帰ってくるのも深夜の午前様と決まっている事から、こんなに早い帰宅は珍しく、この一言も写真は携帯電話を利用したものの、我家のパソコンで書き込む余裕が生まれました。

 本日の四国行きは、高松市にある別格二十霊場第19番香西寺で開催された、別格霊場会の先達研修会に参加し、今年夏に推薦を戴いた先達の辞令を受けるためでしたが、どうしても四国というと八十八ケ所霊場会を思い起こしてしまう中で、20ケ寺しかない事からそれぞれの僧侶の顔が見える身近さと真剣さを感じました。

午前8時から受付…御砂踏み(大師堂)…巡回大師法要…先達物故者追悼法要…大般若転読法要…(加持)…昼食…講話(法話と延寿法の伝授)…霊場寺院紹介…昇補先達辞令伝達…修了書授与(15時40分修了)

 添付した写真は見づらいものですが、香西寺の乃村龍泱僧正による「真言密教と弘法大師」を演題とした本当に見事な講話で、今まで「密教」の意味を勘違いしていた事と、弘法大師(空海)の「一切衆生・悉有佛性」という真言密教の基本を教わりました。

 乃村僧正の声は亡くなった三波春夫さんにそっくりで、顔まで三波春夫さんとそっくりに思え、限られた時間を余す事なくユーモアも交えて真剣に語られたが、私は毎日の生活の中で十善戒を思い出し、「三密業」に徹した生き方をしたいと感化させられました。

 そして、私が真言密教の中で最近興味が尽きない『加持祈祷』の作法についても、霊場会の会長を務められる第9番文殊院住職の新井浩忍僧正より「延命長寿法のお授け」として指導を受け、資料をもらったものの解かりづらく、隣のベテラン先達さんと顔を見合わせて四苦八苦の繰返しとなりました。こんな伝授はめったにありません。

 さて、私の四国遍路では午後5時まで巡拝が続く事から、途中で立ち寄ろうと考えましたが、そうなると明日の仕事(朝3時から会報配布と公的行事)に影響するため一目散の帰路となり、夕方まで四国にいたことすら実感しない一日となりましたが、八十八ケ所霊場会では「補任」とされる先達が、別格霊場会では「辞令」となっており、今後は二種類の輪袈裟と金剛杖をどのように使い分けるのか思案の遍路となりそうです。
                                10月23日の一言

今晩は高松までドライブとなります

 昨日は民営化された郵便局の新社長に元官僚を任命した民主党の批判をしたが、私の住む愛知県津島市については民営化した事により、書留や小包などの再配達が夜9時までおこなわれており、郵便局に対する個人的苦言はあるもののサービスは低下したとは思えません。

 本日は偶然にも朝から郵便配達の不手際で、眠りについた直後にインターホンで起こされ、寝ぼけ眼のままに不愉快な応対をする羽目になりました。

 「大鹿さ~ん、受取人払いで130円下さい」
 「えっ、受取人払いって何なの?」
 「大鹿への手紙が2通ですが」
 「それは、月末でまとめて一括払いだけど」
 「それでも、請求書が付いているから」
 「…」、「…」、「…」、「…」
 「じゃー、郵便局に電話して確認してよ」
 「電話機が無いから…」
 (そんなはずは無いが)「じゃー、家の電話を使って」
 
 こんな顛末から、手紙の料金を受け取って早く配達を続けたい職員と、間違い確実であり、これを支払うと後の会計処理が難しくなる事から、手紙のみを受け取りたい当方の応対に時間がかかり、こうなると手紙を持って帰りたい職員と、手紙を見た以上は受け取りたい当方との平行線の会話が続きました。

 結局は、電話をした事から郵便局の事務処理の過ちと判明しましたが、事務方は配達の職員に持ち帰って再配達を告げたようですが、「事務の間違いのために何度も走れない」との配達職員の言葉から、持ち帰ってから事務方が持ってくる事となりました。

 私にしてみると、私宛に本日配達されてきた手紙を持ち帰るのは、郵便局の勝手な後始末で、事務処理が違うとしても、電話で確認済みの手紙である事から、手紙を置いて配達職員が帰ってから処理すれば簡単と思いますが、事務を担当する職員には日頃から世話になっているので叱れません。

 配達する職員は事務方の間違いは事務方の責任として、お客である私に対して一言の謝罪もないままに立ち去りましたが、民営化されたと言ってもこんな顛末をみれば、民間の小包配達のような臨機応変な対応もできず、未だに公務員意識を引きずったままの体質なんですね。

 赤字が続いた旧国鉄が民営化によってよみがえりましたが、巨額な収益と資金を有する郵便局だけに、民間から元官僚への社長交代は水面下でキナ臭い謀議がなされているとしか思えず、この人事が鳩山首相より先に決められて発表された事にも違和感を覚えます。
 
 さて、眠りについた直後の郵便とか、寝ぼけ眼とは理解に苦しまれるかもしれませんが、昨日から朝3時に起きて会報を配布に走っているため、私は新聞配達当時の生活パターンであった、朝8時から2時間を仮眠と決めていたのですが、記した顛末によってぶち壊しとなりました。

 今晩は明日に高松市で開催される四国別格20霊場の「先達研修会」に参加するために、深夜の旅立ちとなりますが、通いなれたとは思われても5時間以上の運転が必要となり、2時間とは言え仮眠が取れなかったツケは確実に私の身体に直撃します。

 明後日には午前中の行事への参加が必要な事と、孤独な一人旅のために高額な高速通行料金を浮かせて一般道をとも考えますが、そうすれば8時間以上もかかり、金と時間と体力が必要との先達の前置きが切実に見にしみる季節の夕暮れです。
                                    10月22日の一言

結局は小沢院政としか思えない

 4年前に圧倒的国民の支持を得て「郵政民営化」が進められてきたが、民主党は経済界の推薦で社長を務めていた西川善文氏の退陣を強制的に迫り、後任には官僚出身である斉藤元大蔵事務次官を社長にすえる人事を発表した。

 これは酷い。報道では小沢一郎氏との親密な関係が紹介され、細川内閣時には批判の多かった「国民福祉税」構想を立案したした張本人だけに、国民新党の亀井静香郵政改革担当相の記者会見とはいえ、「脱官僚」を公約とした鳩山首相の公約とは完全に反する人事が当り前のように行なわれた事にびっくりさせられる。

 これが政治というものか。政権が発足して2ヵ月も経過しないのに、野党時代や選挙戦で自民党を批判していた赤字国債の発行とあわせて、数にモノを言わせた一方的発表は、野党として声を大にして批判しない自民党もあわせて、民主的とは思えないが…

 一方で、大臣に任命されているとは言え、一閣僚の個人的発言としか思えない施策が、反論も聞く耳を持たぬように発表され、一国の代表である鳩山首相が第三者を装ったように発言しているのも不思議だが、裏側で周到に計算されているとすれば腹立たしい策略とも映る。

 政権与党になればマスコミの厳しい批判は当然と思われるが、高支持率を意識してか筆やコメントも甘く、国民が「もう少し様子を見たら」との甘い認識を良いことに、明らかに小沢幹事長の意向で着々と強権的施策が遂行されているとすれば、鳩山首相の存在は飾り物でしかない。

 無所属無党派である私は、今までの自民党についても権力的体質が嫌いであったが、政権誕生直後のために今後の動向を見守る事も必要かもしれませんが、民主党の独善的発表や公約に反する矛盾について的確に答えない体質には嫌悪感すら感じずにはおれません。

 政治は汚い。国民の多くが発する言葉ですが、民主党内には「市川房江」さんの流れをくむ管さんも存在する事から、是非とも市民党としての体質を発揮して、独善的発言を批判して党内での議論を活発化させてもらいたい。

 さて、23日は高松市で「四国別格二十霊場」の先達研修会がある事から、明日の夜には単身で四国に走る事となりますが、寝る間もないスケジュールが骨身にも堪えるようになってきました。
                                  10月21日の一言

行動しないと反応も返ってこない

 週末に印刷していた会報「津島の風」(活動報告・34号)が完成し、昨日より配布を始めましたが、早速市民の方から反応があり、本日は一番に市役所に出向いて対応(実際は、昨日に消化できなかった仕事があり、朝一番に出向く約束があったので、ついでですが)したところ、その結果から再度連絡をもらう事となりました。

 昨夜に私に伝わった市民の苦言(要望)が、結果こそ伴ってはいないものの、市役所で議論されて(現状報告程度ですが)市民の方に連絡が入った事で、市民は大喜びで自分が津島市民の一員との自覚と、市役所(もちろん伝えた私自身も)の信頼にもなったと思います。(もっとも市民から聞いただけで対応しなかった行政の怠慢ですが…)

 昨年から一年間は政治と議会に関する会報を発行せず、議員になる以前から続いている朝日旅行友の会(朝日旅行友の会は昭和63年から・議員は平成11年から)の会員のみに2ヶ月に一度の会報「旅情」を届けてきましたが、発行しなかったのは「忙しい」のが理由だけではありませんでした。

 議員になってから議会後に必ず発行してきた会報でしたが、配布の際に手渡した会報を私の背中に向かって投げつけた人の姿を知人が目撃し、私自身も会報を届ける支援者が小馬鹿にされた言動を耳にした事から、会報を期待する人には届けたいが、誰が投票してくれたか判らない選挙結果から、市役所から報酬をもらう以上は全ての市民に公平に届けるべきで、希望しない人には届けないとなれば、それこそ私の宣伝物になる事から自問自答の一年間でもありました。

 実際には全市民と言っても、限られた期間と人力では配布する地域に限界があり、とりあえず旅行会の会報を発行していたところ、私の会報の影響かどうかは判りませんが、昨年は旅行社の企画する格安旅行が多かった事もあり、議員の主催する会員募集が増加して、「議員は旅行ばかりやって、選挙運動ではないか」との市民の声や、インターネットを通じた事実とは違う嫌がらせもあり、今年は旅行そのものもストップさせたままとなりました。

 本当は、こんな受動的ではなく、もっと積極的に情報発信すべきですが、この夏までかかったNPO法人の仕事の遅れもあった事から、仕事を一段落させる必要から今回の再開となった訳ですが、「旅行はいつあるの?」とか、一緒に返信用の手紙も配布している事から忙しさに拍車をかけそうな気配です。

 もっとも、議員は冠婚葬祭や式典の添え物ではない事から、自分の主張を全戸に届ける気迫と、これからは自分自身の趣くままの行動に徹して、趣味も復活させようと意欲的になれる一日となりました。
                                 10月20日の一言

事故の実況記事を読んで

 アメリカで起こったトヨタの高級車による猛スピードのまま激突した事故であるが、当初はアクセルにフロアマットが引っかかった単純な事故のような報道であったが、本日の新聞報道によって、当日の生々しい交信の様子を読むと同時に、単純な問題ではないように思えてきた。

レクサス時速190キロ「アクセルが…」通報直後衝突 10月1日朝日新聞
http://www.asahi.com/car/news/NGY200909300029.html

米レクサス暴走、絶望の果ての追突 恐怖の数キロたどる 10月19日朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1019/NGY200910190004.html
http://www.asahi.com/national/update/1019/NGY200910190004_01.html

 事故直後の報道から、380万台のリコールが、フロアマットを原因とするトヨタとアメリカ当局の主張の隔たりに、日本車イジメのような錯覚を持っていたが、190キロの猛スピードのまま激突した事と、運転手が高速道路の運転に精通した45才の高速警察隊員と知り、環境とかエコを売り物としているトヨタ車のイメージとは程遠いものを実感させられた。

 本日は数年前からトヨタのディラーに修理を依頼しながら、現実的には修理を放棄され続けた21年選手のトヨタライトエースが、町工場で見事に蘇えって帰ってきた事から、あまりの調子の良さに嬉しくなり、夜になって家内と三男を無理やり同乗させて試運転に走ってきました。

 「普通の人が試乗と言うのは、スポーツカーか新車じゃないのかな」と笑う三男と家内に、「どうだ」と自慢する私も異常かもしれないが、こんな古い車でもエンジンが停まる可能性(一度も止まった事はありませんが)はあっても、暴走して停まれない凶暴性はありません。

 さて、国内においても今回の事故車と同じ車が走っているが、こんなスピードは全く必要なく、ボタンを押してスタートする車は私とは無縁とは思うが、高速を競うF1レースの事故でも生命はほとんど守られている現実から、トヨタにはこの機会に安全確保に徹してもらいたい。
                                10月19日の一言
追伸
廃車を覚悟して車の中古車情報を検索したら、ガソリン車のライトエース・ステーションワゴンは一台も見当たりませんでした。こうなると全国最後の一台になるまで走らせますよ(笑)

記念館を私の応接間としてしまい

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 本日は横井庄一記念館の一日となりましたが、前回の当番日(10月4日)にバリアフリー検証会で津島市内の街歩きで欠席していたために、1ヶ月ぶりの訪問となり、欠席が多く肩身が狭いために四国のお煎餅(私のお気に入り・かまどせんべい)を持参しての参加です。

 さて、こんな久しぶりの登場でありながら、不謹慎にも私は2日前に徹夜同然で印刷した会報の折込作業(A3・2枚裏表をA4・8ページに)を予定して持ち込んでいたものの、嬉しい悲鳴か、幸せと喜ぶべきかも知れませんが、私を指名した訪問客が続き、記念館を私の応接間としてしまう一日となりました。

 添付した写真は、玄関先で3年間の風雪(雨ですかね)に耐えた記念館の看板と、記念館全体に香水のような香りを放っている「沈丁花・ジンチョウゲ」の樹(携帯電話のピンボケですいません)で、まもなく柿の実も食べ頃を迎えようとしています。

 私のかつての仕事の先輩も訪問し、ミニコミ誌に横井庄一記念館を掲載したいとの話に、「館長(横井夫人)には伝えたの?」と聞くと、館長から「大鹿さんが良ければ」と返事があり、「誰が取材に来るの?」と問うと、「あんたが一番詳しいんじゃない」との話ですが、忙しくて隙間もないスケジュールにもかかわらず、館長からも簡単じゃないとの会話で勝手に決まってしまいました。

 マスコミとか宗教団体には慎重な館長にしては「何故に?」と疑問だったが、先輩は訪問時に高価そうな饅頭を持参しており、先客と会話中に出された饅頭は先輩からの差し入れだったと聞かされ「成る程」と感心させられたが、現役は引退しているものの年の功に1本とられました。

 忙しい毎日の繰返しから記念館を欠席もしがちとなっており、そのために再度訪問を受けるようでは責任も感じますが、次も公的行事と親族の法要のため欠席が決まっており、館長とボランティアのTさんが当番日の日程変更まで考えていたようですが、日程変更をされても日程は埋まっており、変更は全滅となる事から何ともなりません。

 こうした一日が済み、帰宅してから何も手付かずに終わった折込作業を続けていると、明日は胃がんの検診が予約してあり、今晩は夜8時以降は食事を「一切口にいれないでください」と予約表に記されている事から、夕食の締め切り時間にも迫られ、これから午前様となる作業が更に苦痛となる一日ともなりそうです。
                                 10月18日の一言

お手伝いが高齢者ばかりでは

 本日は町内のお寺(我家の隣の尼寺・浄土宗)の秋季永代経が営まれ、私は唯一の男性受付役のために、地域で開かれた公的行事も欠席の断りを入れて座っていたのであるが、お手伝いの女性軍の高齢化は著しく、70から80を越えた老婆(失礼)ばかりでは座卓も並べられず、受付専門である私でも「手伝いましょうか?」と言わざるをえない状況である。

 「腰が痛いから漬物も切れない」とか、重たい物はもてない高齢者ばかりでは、60代の女性も悲鳴をあげ、唯一50代で手伝いに入っている私の家内は堪ったものではなく、どんどん高齢化するお手伝いさんや、代役もなく公的行事を断り続ける私などからは真剣に今後の対策を考えてもらいたくなる。

 かつては、このお寺で華道や茶道を教えてもらう時代もあったが、隣の尼寺も住職がまもなく80才に近づいているものの、跡を引き継ぐ後継者も定まっていない事から、我々の親たちや住職がいなくなれば自然消滅となっていくのではないか。

 今では月に1回は同じ宗派の家を交代で「お講組」が開かれているが、集まるのは70代の母親たちばかりで、親が都合が悪いとしても誰も代わりに行かない事から、これも我々の世代になると自然消滅ではないかと囁かれている。

 さて、本日の永代経に参加された方の中に、「今までに経験した事のない神秘的な経験をしてきたと言っていた」と、ご主人が私と一緒に高野山の「結縁灌頂」を受けてきた時の話をしてみえたご婦人があったと聞いた。

 宗派は違うが、真言密教などは日頃の生活とは無縁な「超人的」な体験もあり、曹洞宗や禅宗のお寺には若い人々が座禅に訪れており、国宝や国の重要文化財など寺院には時代を超えた美術品としての魅力も持ち合わせている事から、手遅れと思わずに若い世代も巻き込んだ巡礼の旅を企画する位の気持ちも欲しい。

 現実には、毎日が檀家廻りに忙しく、いつ起こるか判らぬ葬式のために、檀家どころか自分の旅行にも行けない事を当り前にしておれば、葬式仏教と先祖供養だけのお寺となり、年2回の永代経のお手伝いが年々苦痛と思われるようでは前途は暗い。
                                 10月17日の一言

過去を振り返る一日となり

 本来なら夏の間に済ませておくべき仕事ですが、8月1日に発行した神守中学校同窓会報の広告スポンサーへの集金をはじめました。一年に1回の仕事のため、この事だけが顔を会わせる機会となった知人や先輩とは久しぶりのために話がはずみます。

 商売の事から津島市政まで話ははずみ、毎月訪れる集金ではない事と、私のお金を貰う事が不得手の性格から、ハイハイとは終わらず半分も廻らないうちに夕方を迎え、かつての同業で仕事の後を譲った朝日新聞販売店も店の前で店主と目が合った事から立ち寄りました。

 久しぶりの訪問でしたが、かつての仲間の消息を聞き、我々を担当した社員の栄転話と同時に、廃業した同業者や退職した新聞社社員の話となると、懐かしさよりも淋しさと悲しみが襲ってきました。

 新聞社の社員でありながら、ガソリンを入れたスタンドや買い物をした商店、一緒に入った珈琲屋さんにも朝日新聞をセールスする事から、販売の鬼のように言われていたK担当は、息子さんも東京本社で採用され活躍中と聞いていたが、現在当地方を担当していると聞いたものの、K担当はガンで入院中との話で、末期ガンで面会もできないのではないかと聞かされた。

 K担当は家庭が裕福でなかった事から夜間の大学を卒業した努力家で、寝る時間があるのかと思うほどパワフルで、本社の社員でありながら朝の配達時間に店を訪問(信用できないお店ですが)したり、仕事となれば何所にでも出向いていく行動派で、最後は日刊スポーツ新聞社の幹部まで昇進した。

 大学を出たばかりで、何も判らずに厳しい指導に腹を立てながらも、やると言った事は必ず目標に向けて仕事を遂行していた事から、「君は変わり者だからね」と言われながらも可愛がられ、K担当の退職と私の廃業が同時期であった事から慰労会もしてもらいました。

 「これからも時々やろうなッ」と笑顔の散会となりましたが、それから10年の歳月が経過しており、忙しさもあったものの楽しいはずの再会が果たせぬままに別れが迫っている事に、自分の年齢から過去を振り返る時間も必要と実感させられました。

 23年間も毎月通っていた朝日新聞社ですが、廃業後は一度も訪れたことがなく、私は新聞社の兼業禁止から廃業となりましたが、最近では厳しい社会情勢の影響から副業も容認されるようになったとの話に、後戻りはありませんが顔を出したいと思う一日となりました。
                                10月16日の一言 

予算案の前に報酬を返上すべきだ

 膨大な国の借金を減らすため、国民の批判を覚悟した小泉首相が痛みを伴う三位一体の改革に着手したはずだったが、後任の首相が次々と職責を投げ出し、最後の麻生首相は人気回復のために税金のバラマキに走り、政権交代を訴えた民主党は、自民党のムダ使いを批判しながら、自民党以上にバラマキを選挙公約としており、過去最高の予算規模になりそうな雲行きとなるばかりか、選挙戦で批判していた赤字国債の発行も語られている。

 選挙のために多少の誇張は仕方ないとしても、自民党が使ったムダな予算を削減して財源を確保するとの公約や、赤字国債の発行を選挙戦で批判していた鳩山首相だけに、圧倒的支持率を背景とした公約違反には厳しい批判と監視も必要ではないか。

 物には色々な考えがあり、自民党も大多数の国民から不合格の烙印を押されたのであるから、これをチャンスと政権(民主党)批判に訴えるのではなく、敵に塩を贈る格好になろうとも、実現可能な現実的予算組みに協力すべきではないか。

 もっとも、高速道路や高校授業料などの無料化とか、選挙公約に並べられたバラマキ政策に、国民は期待して投票した訳ではなく、自民党への批判が今回の選挙結果となった事を考えると、公約とは言え無い財源を借金してまで実行する事は再考すべきでもあろう。

 圧倒的支持を得て市長に当選した名古屋市の河村市長であるが、市民の後押しがあっても議会は思うようにならず、時間をかけて市民とともに着々と実現を図っており、国のトップとしても何でもまかり通る訳でもない現実を直視すべきではないか。

 民間企業に限らず、一般家庭においても、収入以上の出費を続ければ確実に倒産や破産となり、過大な借金を背負った民間人に手を差し伸べる金融機関はなく、国と言えどもこのまま赤字を増やす事を国民は望んでおらず、このあたりから考えなおす必要がある。

 もっとも、名古屋の河村市長は自らの報酬を大幅に返上し、市職員の報酬カットにも着手しており、このあたりの金銭感覚が金に無神経な鳩山首相や小沢幹事長とは根本的に違うが、税金のムダ使いや赤字国債を発言する前に、国会議員の報酬を河村市長と同レベルに落とす事が先決ではないか。
                                  10月19日の一言

最後の一台になるまで

 稲沢市(旧祖父江町)の自動車屋に先週預かってきた愛車の不調部分が特定され、キャブレター内の燃料噴射部品の不具合(時々ですが)が原因と判り、さすがに21年選手の部品を探すよりも、オーバーホールをすれば直るとの話から、専門業者に送られていました。

 3万円程度で直るとの話ですが、最近の電子機器が積み込まれた自動車ではないので、不調と思えば修理もきき、私が絶縁状を出すまでは乗れるとの話に、しばらくはお付き合いが続けられそうな展開となってきました。

 ただし、もう修理の展開まで進んでいるとは知らず、私は自宅から10キロ以上離れた自動車屋まで自転車で走っていき、帰りに自転車を積んで帰る予定だった事から、自転車で帰る気力も喪失しており、帰りは代車を借りて帰ってきました。

 「次の車検には相当な費用がかかります」と、中古車が買える高額な金額を提示され、修理もされなかったトヨタのディラーの対応の後だけに、地獄に仏のような心境となり、来年1月の車検までお願いして帰る事となりましたが、こんなポンコツに乗っていると思って粗末に扱っていると、大切な顧客を失う事になっていきます。

 「青ナンバーの営業車について教えてもらえないか」の一言は、半年前に福祉タクシーを購入しようとしてトヨタのお店に尋ねた一言でしたが、21年選手の車に乗っているためか、冷やかしと思われたのか、聞いた営業マンに関心がなかったのか、まともと思われる対応がなされませんでした。

 そのために、新たに購入したタクシーは埼玉県の業者を通じてニッサンの車輌となった(私は今までトヨタの車しか乗った事がありません)ばかりか、営業車は定められた整備点検の感覚も短く、大企業にとって私はアリの存在にもならないものの、確実に入るべき利益を失っていきます。

 11月には家内の車が車検となり、トヨタのお店に依頼はしてありますが、古い車ほど修理費がかかり利益にできますが、こんなポンコツと思って真剣に相手をしてくれないと、車検も親切に修理に応じてくれる整備工場に走る事となっていきます。私は1人ですが、家族全員が車を持っている認識は営業マンには無さそうです。

 さて、久しぶりに自転車を走らせ、少年時代に走り慣れた街の風景が完全に変わっている事にびっくりしましたが、名古屋ばかり向いていた生活の影響か、田舎にはまだまだ会話ができる環境が残されている事が嬉しく思われる一日となりました。
                                  10月14日の一言 

500円をケチって見えなかった問題に

 本日まで決算審査特別委員会が開催されており、休憩中に営業ではないボランティアとして市民病院まで通院患者さんを送り込み、委員会の終了後に同じ会派の議員(32才の有望議員)と談笑していると、市民病院の身体障がい者用駐車場の問題点が指摘され、私のタクシーの試乗も兼ねて病院駐車場まで走りました。

 私もかつての議会で質問した事がありましたが、障がい者用駐車場に健常者が車を乗り入れると500円かかる事から、一度も車を駐車した事がなく、今回の指摘を口で聞く限りではあまりピンときませんでしたが、実際に車を乗り入れて見ると車を通過させるのが精一杯で、駐車券を取るのにも一旦車を降りなければ手が届きません。※出口の駐車料金支払い機器にも手が届きません。

 車を降りて2人で確認していくと、入り口の防護柵が車に当て逃げされてひん曲がっておりましたが、建設当初は障がい者用駐車場ではなかったものの、病院玄関の真横に位置する事から、車が殺到するために障がい者用になった経緯のため、スペースも狭いうえに無理やり曲がり角に駐車バーを設置した事と、病院内の歩道を横切る事から極めて危険と実感させられました。

 考えてみると、私は市議会の中で市民病院に対する質問を一番多くしているものの、大病や大ケガもなく「かかりつけ医」の健康診断程度で済んでいるために、二次医療機関の市民病院には生れてから一度も通った経験もなく、市民の声を頼りに議会で発言してきたため、現場の実態は指摘された事しか見たことがありません。

 僅か500円の駐車料金をケチっていては見えない現実を、若き議員の行動力によって知らされたようですが、市内の事は何でも判っているつもりでも、市内の風景は刻々と変化しており、必要とされる要望も聞かされて動くのではなく、自分の視線で察知するくらいになりたいと思わされました。

 さて、本日は営業ではないと言っても、利用者はタクシーと認識して依頼しており、「いくらですか?」と問われてから、改めて私は人からお金を貰う商売が苦手な性格である事を思い出し、「帰りに貰います」と答えたものの、ボランティア料金として「こんな値段で大丈夫?」と言われていては事業主としては苦しい船出でもあります。
                                10月13日の一言

オリンピック・一着30万円の制服に民意は

 民主党が政権を取り1ヶ月が経過したが、鳩山首相の顔見世的外交日程が続くだけで、本格的な公約に対する論戦がないばかりか、小沢一郎幹事長の「内閣以外の議員立法は認めない」とか、平野官房長官の「与党議員の国会質問は不要」などと、議員の存在そのものを否定する発言も漏れてくる。

 ただし、小沢発言に対して衆議院議長になった横路孝弘氏が苦言を呈するなど、人々の心配する小沢一郎氏の強権的手法や院政に対する批判の声も存在する事から、右派と左派のごちゃ混ぜ政権との心配も、多種多様な発言に期待して民主的な政権への移行を待ちたい。

横路議長、小沢氏に苦言↓朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/1010/TKY200910100305.html

 新聞報道や週刊誌によれば、平野官房長官は今回の衆議院選挙で当選した小沢ガールズなど新人議員に対して、「新人議員は、次の選挙に向け地盤を固める一期にして欲しい」と強調しているとあるが、国政を担う国会議員に選挙のための選挙区活動に専念させるために国税から報酬が支払われているのではない。

 さて、招致に失敗した東京オリンピックには150億円(東京都の発表・実際には400億円もかかったとの報もある)が招致費用として支出された。立候補して招致運動をしただけでこれだけ巨額な税金が充てられた事は、誘致に失敗して良かったと思うべきか、ムダな出費として石原都知事を批判すべきか、都民の民意が問われていく。

 あまりにも巨額な出費に驚かされるが、これだけの出費を福祉政策や医療対策費に充てれば救われる地方自治体も多く、地方自治体の一年分の総予算にも匹敵する税金が充てられ、全てが無駄となった責任は免れる事はできない。

 ちなみに、昨日の一言にも記したように、私は一着数千円の背広を購入するために岐阜市まで走りましたが、今回のオリンピック誘致の総会出席のために作られた制服は一着30万円で、関係者50人分の総額1千500万円もかかっていると聞くと複雑な気持ちとなる。

 このオリンピックに、広島市と長崎市が名乗りを上げ、大阪府の橋下知事も支援する発言をしたと報道されているが、大阪府もかつてオリンピックに名乗りをあげ、巨額な税金を投入したばかりか、計画が頓挫した予定地は未だに未活用である責任が感じられているか疑問となる。

広島・長崎が20年夏季五輪招致へ↓朝日新聞
http://www.asahi.com/sports/update/1010/TKY200910100271.html

 政治家の新鮮で先進的なアイデアは重要と思うが、発言によって必要となる予算や財源は、国民や住民から支払われる税金である事が忘れられてはいまいか。大阪や東京の失敗を先例ともせずに、次々と名乗りを上げる首長に民意は同調しているとは思えないが…
                                 10月12日の一言

愛車に続いて電子レンジもが

 2日前に車の限界かと記しましたが、本日は長年使ってきた電子レンジが不調となり、昨日に自転車の練習に出かけた三男が多度山で拾ってきた栗を入れて栗が破裂してから火を吹くようになったとの話である。

 栗そのものは小ぶりであったが、味は買ってくる物と遜色なく、「また取ってこいよッ」と余裕で話題としていたが、栗の破裂が原因で電子レンジが壊れたと考えるか、長年の使用によって限界がきたと考えるとしても、連鎖反応のように全ての家電製品の買い替えが続いていく。

 今年になってからテレビ、エアコン、電子レンジと故障と買い替えが続き、旧い物を限界まで使うのも故障が続くと有無を言う余裕もなく、必要に迫られて次々と買いに走る事となる。
 極めつけが築40年を越える我家で、表の県道を大型車が通るたびに振動で居間が揺れ、歩くたびに床が沈むため、行政の勧める耐震診断を待たずに改修(薄給で新築はムリ)を迫られています。

 さて、夏の間は小泉首相によるクールビズによって議員の必需品となって礼服が必要なくなっていたものの、10月からはネクタイと背広が仕事着となり、以前の話ですが私が好んで購入した背広やブレザーが、家内が持ち込んだ格安のクリーニング店によって悲惨な姿となって戻ってきました。

 そんな事から、びっくりするほど格安な洋服屋が岐阜にあると知人が紹介してくれ、消耗品として買うことにしたら結構間に合う事から、本日も家族で出かけたところ、店の名前どころか場所も知らないままに出発し、私は家内が知っていると思い込み、家内は私が知っていると思っていたことから岐阜市に入ってから迷子である。

 何度も通っているつもりでも、羽島市から岐阜市にかけては川が入り組み、水害から守るために輪中を形成していることから、曲がりくねった川の堤防上を走ると思わぬ方向に向かい、市町村合併で穂積町が無くなっている事から、久しく経験した事のない迷子となりました。

 結局は以前連れて来てくださった知人に店名を聞き、カーナビのお蔭で到着したものの、買い物の前に食事と主張する家内と、「練習の時間が無くなる」と言う三男の声で、大急ぎの買い物となりましたが、さすがに繊維の町であった事から格安びっくりのスーツや普段着を買い込んで帰宅となりました。

 迷子になった事から、せっかく積んであるカーナビの使い方について取扱説明書を読んでいると、今まで機能させていなかった設定のままで、カーライフが一新すると思うと同時に、2日前から整備工場に置いてきたままの愛車の空き地が淋しく思われてもきました。
                                 10月11日の一言

人の上見て我が身を思え

 諺に「人の振り見て、我が身を直せ」の一言があるが、新聞や雑誌に掲載される同年齢の人の姿を見て、若いつもりでも年齢を重ねてしまった実感と、それでも自分は違うと年齢を否定したい心境になる。

 もっとも、諺の意味は「他人の行いの善し悪しを見て、これを手本として自分の行いを戒めること。人生はこの自戒の連続である。(出典:ことわざ辞典 日東書院)」と、内容が若干違うが、類似する「人の上見て我が身を思え」、「人こそ人の鏡」、「他山の石とする」などを含めて、風体や外形だけが気になってしまいます。

 不摂生と不健康な生活から体重が増え出し、「そのうち運動でもすれば…」と思いながら、運動不足のままに中年を越えて初老を迎えてしまい、運動でもすれば身体が悲鳴をあげ、リフレッシュした自転車は埃を被ったままとなっています。

 さて、前記した例は最近の人事で会長となった人の年齢が57才と知り、新聞に掲載された顔写真から1年の違いはあるものの、これでは老人ではないかと悲しくなった事から記しましたが、これが同年代の犯罪人の顔写真となると完全なる老人にしか映りません。

 「頭でも染めようかな」と、隣で頭髪を染めている家内に呟くと、「みっともないから止めて」と言われるが、頭髪だけでなく、着たいと思う洋服も「みっともない」と明らかに地味な色を勧められ、夏に買ってきた緑色の大島紬の作務衣も「恥ずかしいから」と外出を止められている。

 冒頭に記した諺は、大阪府の橋下知事に贈ろうときした一言ですが、知事の立場から全職員にメールを送りつけ、反論メールを送った女性職員を処分した行為は、知事としての権力の押し付けであり、言論の自由も封殺するもので、自分の今までの行為も反省すべきではなかろうか。

 メールの中身の善悪は別として、知事として大阪府の全職員に自分の思いを押し付けるのには限界があり、色々な意見があるのは自然であり、知事に対して一職員が物申す事の決意に寛容になるべきではないか。むしろ、自分の軽率な発言から山口県光市の事件や、新型インフルエンザを関西から蔓延させた責任など、知事としての言葉や発言の重みと責任を感じるべきではないか。

 私に届くメールにも、真実とは違うばかりか私の名誉を侵害する内容もありますが、こうして毎日書きたい事を書いている事から、反論には考え直すチャンスととらえ、中傷には気にはなるものの名前も記されていない場合は淋しい人と思う事にしています。
                                 10月10日の一言

快調だった21年選手(車)にも限界が

 新しい車が先月の16日に到着したからかどうか…
 直後の連休にも四国遍路に同行した21年選手の愛車ライトエースが不調になり、微妙であるがアクセルを踏んでもエンジンの回転が一瞬だが遅れることがあり、近くの整備工場に持ち込んだものの、不調な原因は色々考えられるものの、確実な不調場所が判らない事から「トヨタの店に持ち込んだら」との話になりました。

 しかし、1ヶ月ほど前に微妙な違和感からトヨタ店に持ち込んだところ、異常なしとの話から当方の希望でプラグを交換した経緯があり、キャブレターの不調を訴えたが、「今ではキャブレターの車は無くなっている…」と調整もされず、市販のキャブレター洗浄液でやり過ごした事があり、トヨタ店では不調と思われる部分を全部交換する話しか出ないと思われる。

 こんなに長い間運転した車はなく、限界がくれば廃車とも考えていたが、数年前からトヨタ店では車検とオイル交換のみで、当方が調整や部品交換を依頼しても、「車が古いから、それを交換しても他の部品が悪くなる」と、高額となる丸ごと一式交換の話しか出てきません。

 素人の私がここを直せばと訴えてもトヨタの直営店では、その部品だけでなく周りの部品も含めた高額な修理しか答えが返ってこない事から、最近では近くの町工場に修理を依頼するようになったが、今回はこの町工場に調べる機材が無いことからお手上げとなりました。

 来年の1月には車検も迫っている事から、このまま乗り潰して廃車かもしれませんが、直そうとすればかなりの高額の修理費がかかる事から限界なのかもしれません。
 そんなことを考えながら知人と珈琲屋に出かけましたが、どうしても諦められない事から稲沢市にある解体屋も持つ自動車屋さんに持ち込み、車を預かってもらってきました。

 我家には家内や子供がそれぞれ所有する車で満杯状態である事から、家内から新しく到着したタクシーもある事で、「無くても良いじゃない」と言われ、「それじゃー、普段はどうするのか」と反論すると、「自転車があるじゃない」と言われたが、考えてみるとまもなく自動二輪も復活して戻ってくる事から、車の回復に期待しながら成り行きに任せる事としました。
                                  10月9日の一言

息子の学費すら簡単に送金できません

 本日は台風18号が愛知県知多半島に上陸し、本州を縦断し多くの被害をもたらしたが、直撃する予報から市議会の日程は休止が決まっていた事から、私にとっては暫しの休息となり、雑用と健康審査の申し込みに出向きました。

 さて、息子(三男)の専門学校の授業料を送金するために郵便局を訪れると、「ご本人ではございませんね」と問われ、かつて家内が息子の送金ができなかった事が脳裏に浮かんだが、「子供の送金は親しかできないでしょう」と答えると隣の窓口へ案内された。

 どうやら親でも簡単に送金ができない様子だが、子供の学費を親が振り込むのは当り前の行為である事と、大人が納得して振り込む事に文句を言われる筋合いでもないが、言われるままに運転免許証を差し出したが、本人確認に提示した免許証をコピーまでする必要があるのだろうか。

 一方で、「息子さんの健康保険証はお持ちでないでしょうか」と問われると、振込用紙に学校名と名前が記されていることから、親の確認だけで十分とも思われ、保護者が未成年の息子の学費の振込みすら簡単にできない社会に違和感を感じました。(帰宅後に確認の電話もありました)

文部科学省・入学金等の納付手続き(本人確認の強化)について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/12/06120704.htm

 今年は息子の学資保険も満期となり、満期返戻金の受け取りが支払った本人しかできないとの事から、私が郵便局まで出かけたが、さんざん待たされた挙句に満期返戻金の確定ができないと、後日に出直しとなりましたが、郵便職員に届けてもらった人もあり、金持ちのお得意様は特別扱いとなっているようでもあり、淋しくてこんな話もできません。

 この本人確認についても運転免許証が一般的ですが、国が必死になって導入した住民基本台帳カードを掲示すると「運転免許証はお持ちではないですか」と問われる事も多く、国で導入を決めた制度だけに当初の目的は果たしてもらいたいものでもあります。
                                 10月8日の一言

迫り来る台風の雨脚を耳にしながら

 過去10年で最強といわれる台風18号が、紀伊半島から東海地方を進路として進んでおり、簡単な補強はしたものの通路に山積みされた品々まで片付ける事は不可能なため、明日の朝が心配で眠れぬ夜を迎えています。

天気予報・台風情報
http://www.jma.go.jp/jp/typh/

 台風が上陸しないものの暴風域に入ったという四国では停電しているとの報に、直撃された場合にどうなるのか、被害が予測できない事から日頃の不備を嘆いても後のまつりです。テレビではあと3時間で紀伊半島に上陸と報じており、刻々と近づく台風の足音に戦々恐々となり、パソコンで進路を見直すものの相手が自然だけになんともなりません。

 今回の台風は今後近畿地方から東海地方に進み(我家も3時間後には暴風域に入りそうです)、その後は関東から東北まで縦断するとの予報に、自分だけの問題ではなく自然災害は全国共通の問題と意識させられる台風の襲来となりました。

 議会では決算審査特別委員会が開催されていますが、事務局や防災担当部署では朝から台風の情報収集に努め、委員会終了後に明日の日程を協議したものの、直撃は免れない情勢から明日は休会として来週に延長する事が決まりました。

 9月議会から各種審議会や式典が続き、そのまま引き続きのように開催された委員会だった事から、台風とはいえ公然とした休みにホッと一息したものの、手帳を見れば来週からも空白なく書き込まれており、出席しているとは言え委員ではなく傍聴席側だった事は幸いでした。

 しかし、明日が空白の一日となるだけではなく、週末から来週の日程に大きく影響するのは、スケジュールに余裕がない生活を送っているツケで、全ての仕事が全て遅れて溜まってくると脅威(ストレス)になる事から、台風の被害が無いことを祈るばかりである。

 台風の足跡は刻々と近づき、避難場所を告げる広報の車輌も走っていることから、過去10年で最強と報じられる台風は現実で、既に警報が出ているニュースを見ながら眠れぬ夜を迎えたが、今から10年前にはどうやって新聞を配達しようかと眠れぬ夜を迎えていたのでもあった。
                                   10月7日の一言

伊勢湾台風の再来は免れたい

 伊勢湾台風から50年が経過し、先月の26日には各地で追悼の式典が行なわれましたが、当時と全く同じような進路で台風が日本に近づいており、稲の収穫を迎えた当地方への影響が心配な状況が続きます。

天気予報台風情報↓↓
http://www.so-net.ne.jp/weather/typh/typhB.html

日テレニュース↓↓
http://news.biglobe.ne.jp/social/888/ntv_091006_8882285372.html

伊勢湾台風フリー百科事典『ウィキペディア』↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E6%B9%BE%E5%8F%B0%E9%A2%A8

 テレビでも報道されているように、大型で非常に強い台風18号はゆっくりと進路を日本に向けており、大方の予想では伊勢湾台風と同じような軌跡で、明後日は紀伊半島に上陸して愛知県に近づくとの予報が外れる事を祈りたいが、今回は覚悟を決めて我家の防災に備えた方が良さそうでもある。

 さて、最近では愛知県は台風の被害から運良く免れているが、私の子供の頃には台風が次々と襲来し、父親が建物に補強のつっかい棒を当て、停電した部屋でロウソクの火を家族全員で囲んで、台風の通過と朝が来るのを待ったものである。

 そうして考えると私は4人も子供がありながら、家族全員でロウソクの火を囲んだ記憶もなく、それだけ自然災害の被害に遭遇しなかった事になるが、一方では家族の絆が希薄となっており、今回の台風についても一家で支えあう意識は芽生えそうもなく、何かが起これば私と家内だけの騒動となるだけかも知れません。

 こうして記している合間にも、添付した台風情報の進路が反れる事を期待してクリックしますが、全く伊勢湾台風と変わらぬような進路で近づく事から、明日は台風に備える時間が欲しいものの、今週は決算審査特別委員会が開催されており、遅れた仕事も手伝って大変な週末を迎えそうでもある。
                                 10月6日の一言

決算審査特別委員会が始まりました

 本日から決算審査特別委員会が開催され、初日は厚生病院委員会の所管する各課の20年度決算について審査が行なわれ、これから連日審査が続けられるが、議員になって10年間続けていた委員から今年は外れており、無言のままに員外として席を温め続けました。

 議員になった時に今は引退された先輩議員の水谷議員より、「決算審査は全部の部署の審査をするから勉強になる」と委員を勧められた事から、毎年委員を続けてきた事と、昨年委員長にあった事などから、今年は会派内で委員を異動したが、委員のつもりで出席するつもりでいる。

 ただし、仕事の遅れと時間を要する行政との打ち合わせも多く、自分の時間を作るまでには至らず、休刊状態の続く会報や、朝日旅行友の会の企画や次の四国遍路の予定も立たず、今月末が締め切りとなっている津島市の健康診断すら予約が済ませてない。

 細かい部分まで語りかけると、夏に発行した中学校の同窓会報に協賛いただいた広告料の集金や、予約をすっぽかした治療中の歯医者、営業許可を得た福祉タクシーの宣伝(NPOの福祉有償運送も)も何も手付かずのままで、「仕事の精査が必要」との知人の助言も空しく響いてくる。

 昨日行なったバリアフリー検証会の報告についても、来年に開催する予定の「人にやさしい街づくり」地域セミナーとあわせて、午前と午後にわたって一日の日程で開催する事を決めましたが、そうなると今までの午後のみの企画とは違い講師選びやテーマも大変となります。

 「適当にやっちゃったら」なんて行政の助言も、適当ならやらない方が良いため、わざわざお金と時間をかけて忙しくなる企画を考える悪循環だが、新たな仕事や行事に目を背けても、自分の自由になる時間を捻出しないと毎日が苦痛と化す可能性も高い。

 訃報が報じられた中川昭一元財務相は私と同年の56才であった事から、彼は東大出身の逸材だけに再起を期待していたが、それも適わぬままに鬼籍に入り、報じられる原因として血流が悪化して心筋梗塞の可能性や、眠れぬ事から睡眠薬の服用など、こんな結果を迎えるのであれば政治を忘れて自分の自由な時間を満悦して欲しかったと思う。心より冥福を祈りたい。
                                  10月5日の一言
2月にも期待を込めた一言を記してありましたが、残念の一言です。合掌
2月の一言 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/38930357.html

バリアフリー検証会

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 本日は津島市では秋祭りが開催されており、市内は祭り一色であったが、NPO法人ひとまち生活ネット津島では、この日にあわせて「バリアフリー検証会」の街歩きを開いており、計画より大幅に少なかったものの安全に全員が散会となりました。

 「こんな日に車イスでは無理です」と、企画した当初は言われていましたが、車イスの人々も参加できるのが当り前と主張して、企画段階では目標を100名としていたものの、現実には案内を依頼した観光ボランティアの人々を含めても27名の結果に終わりました。

 ただし、この日を迎えるにあたって、津島市の商工観光課や建築課などの協力により、観光ボランティアの手配や名鉄津島駅、祭り会館などへの手配など見事に連携ができており、現実には目標の参加者に満たないと思いながらも、100名分の配布物を持ち込んだため、私は終日重い荷物をリュックで背負う一日ともなりました。

 本日は岡崎市や常滑市からもヘルパーを伴って車イスで参加された知人があり、十分に楽しんでもらえたとは思えないが、甚目寺町から参加された人から「地元では外出しない」の言葉に、今回の検証会に地元からの参加者が少なかった理由が図れそうである。

 本当に誰もが自由に好きな場所に出向く事ができる事は可能になるのか。私も仕事に左右はされるものの、自分の意志で行きたい所に行く事が現在は可能だが、もし脳卒中で倒れて半身不随になった時を考えると、4年前から続けているバリアフリー検証会の意義は見いだしたい。

 さて、昨日に記した東京オリンピックについて、報道では「政治力に負けた」との石原都知事の敗戦の弁が語られていた。皮肉であるが、私には人間の情や正論にアメリカや日本の政治力が負けたとしか思われず、政治の限界とあるべき姿を見極めていきたいものである。
                                 10月4日の一言
※ピンボケ写真は近々入れ替えます

東京五輪落選に光明を

 東京オリンピックの招致が失敗に終わり、石原都知事だけでなく国のトップとなった鳩山首相が出向くなど一致団結した運動となったが、「自分の命のあるうちに…」と情に訴えたマドリードや、「なぜ南米でオリンピックは開けないのか」と訴えたリオデジャネイロに敗れ去った。

 東京都民の期待がどの程度だったのかは判らないが、国の首相まで出席したものの、地球環境や経済的な大会などとの訴えはスポーツ大会と言うよりも国や都市の政治的宣伝としか思えず、オリンピックがスポーツ最高の祭典としての説明が不足していたのではないか。

 本日のテレビ報道によれば、地球一周を目指しているタレントの間寛平さんまで東京オリンピックの招致に引っ張り出したものの、汗を流して身体の限界と闘うスポーツとしては、都知事に続くスポーツ選手は女性や猫を借りたような男性軍ばかりで、力強いイメージは皆無ではなかったか。

 スポーツの国際化によって世界各地から生の映像が入り、野球にしても日本の最高級の選手はアメリカの大リーグに移り、現地時間の深夜に流されるテレビに見入るようになり、スターの抜けた日本球界については新聞報道で結果を知るようになった。

 東京で開催されても私は愛知県からテレビ画面を通して鑑賞するだけとなり、競技が競われる日中は仕事で視聴する事は不可能な事から、日本とは真裏にあるブラジルで開催されるオリンピックの方が、深夜の睡眠を減らす事で観戦が可能な事から、東京よりも身近な大会となる可能性も高い。

 新聞報道によれば、「都民、選手ショック」と記されているが、関係した人は落胆していると思うが、現役選手については開催を目指した2016年は7年後になる事から、それまで現役生活が続く可能性は低く、それ以上にオリンピック代表になれると決まっていない事から落胆しているのは政治や経済界の利害だけではなかろうか。

 「東京が出ないなら名古屋へ」なんて、名古屋オリンピックを夢みる人の情報も記されているが、地球規模で考えれば中東やアフリカでの開催も面白い。地球一周を目指す間寛平さんも「トルコから東が心配」と語っており、戦闘や混乱の続く地域で開催されるのが平和の祭典と言えるのではないか。

 東京へのオリンピック招致は残念な結果となったが、今まで反目していた石原都知事と民主党の鳩山首相が一緒に東京を宣伝していた姿から、大局に立って地域社会の繁栄に一致団結する事を今後の糧としてみたいものでもある。
                                   10月3日の一言
 

民間だけの限界も実感し

 本日は農政協議会が開催され、委員長に日比野委員(市議・農業委員会会長)を会長に選出し、各議案説明と協議の後に散会となったが、加藤市議会議長の招き入れにより議長室で懇談が開かれた。委員として出席した中野県議や参加した委員から農業の実態と後継者問題などが本音で語られ、協議会とは違った問題提起と実態把握になり、加藤議長の計らいに感謝すべきと、私としては過去にはない事であるが自民党系の県議や議長などを持ち上げておきたい。

 さて、市民の感情としては市役所や行政に対する厳しい批判を聞く事が多く、市役所の不満を言う人も多いが、市民と行政がスクラムを組んで仕事を進めればびっくりするような成果が発揮されるのではないだろうか。

 最近では市民を主体としたコミュニティー活動がさかんに推進されているが、家庭生活の主力となっている熟年世代の参加は仕事を優先させるために期待できず、仕事を引退したシルバー世代を中心として進められ、これが地域内に新たな上下関係を創りだしはじめている。

 今まで市役所の職員や行政任せとなっていた活動への市民参加は、市民が地域社会の一員としての自覚や、市民自ら地域を支えていく意識を高めているが、新たな権威や名誉職意識を生み出し、定年前までの仕事の感覚から上から目線で独善的に進める人も存在する。

 今まで地域と密接な関係を続けてきた地元業者から、一方的に市外の業者に任される仕事があり、新たな役職に座った人が個人的に親しい業者に委ねてしまうケースで、金銭的には僅かな仕事と思われるものの、次々と閉められる地元の商店が多いだけに気にもなります。

 かつては市役所や学校でも、新たに転任した責任者によって、独断でそれまで出入りしていた業者が締め出され、個人的に親しい業者が入るケースは耳にした事があるが、最近ではこんなケースは見られなくなっており、民間人ゆえにこんなケースも悪いと思わていない。

 前記した「市民と行政がスクラムを組むと」と記したのは、私も議員ではあるが、一民間人としは横着に独善的に進めてしまいそうな事について、行政職員の目は確実に過ちのない視点を持っている事から記した次第です。

 明後日の4日に予定している「津島市内街歩き」についても、管轄する愛知県からは職員を派遣すると連絡が入り、関係する市職員も見事に依頼した仕事をこなしてくれた。主体となるべきNPOが仕事を優先して私一人が走っているのとは大違いで、民間として恥ずかしくも思っている。

 さて、本日になり、参加される人々のケガに備えて障害保険が不備である事が発覚し、社会福祉協議会に出向くと、当日参加する人数すら判らないのに、紹介された関係者は名古屋から我家まで走ってきてくれた。これは明らかに公共団体の信頼が背景にある。こんな事からも改めて行政と民間の協働の効果を実感する一日ともなりました。
                                   10月2日の一言

結縁灌頂のため高野山へ

 本日は結縁灌頂(けちえんかんじょう)を受けるために、私を含めて10名で高野山へ出かけましたが、営業行為ではなく私の個人的旅路ではありますが、私の福祉タクシーにとっては事実上初めての旅客行為となり、当り前の事ではありますが安全に全員を家路につけました。

 午前6時津島市発…東名阪・弥富IC…御在所SA…(第二名神)…名神・大津IC(通勤割引100キロ以内)…(吹田JCT)…近畿自動車道・岸和田和泉IC…かつらぎ町…高野山(11時15分着)

 受付の結果、午後2時からの結縁灌頂となった事から、車を金剛峯寺の駐車場から奥の院・中の橋駐車場に移して、奥の院・弘法大師御廟に参拝の後、車を金剛峯寺前に戻し、昼食をとってから結縁灌頂の行なわれる根本大塔から金堂前で待機となりました。

 結縁灌頂については、前日の一言を参考にしていただくとして、とにかく真っ暗な金堂内にて目隠しをされ「おんさんまやさとばん」の真言を大声で唱え続けていると、頭が真っ白となり、唱えている真言の一言一言すら言葉が飛んでしまいそうな意識となり、誰も倒れないのが不思議な環境で約1時間が経過しました。

 本日は真面目に結縁灌頂を受けるのが目的ですので観光は一切なしで、終了後は金剛峯寺に参拝し、一の橋にある「同期の桜」の慰霊碑と「鶴田浩二さん」のお墓にお参りし、一の橋観光センターで買い物の後に帰路となりました。

 午後4時30分高野山発…橋本市…五條市…天理市・西名阪天理IC…(国道25号)…針IC(夕食)…亀山JCT…東名阪・弥富IC…津島市(午後10時着)

 本日の参加者は、一度だけの四国遍路巡拝の3人を除いては、何度も四国を巡拝している人ばかりで、お遍路の同窓会のような雰囲気であったが、何人かは鬼籍に入った人もある事から、思い出話に花が咲くとともに、私にとっては手足をもぎ取られたようにも実感する帰路となりました。

 さて、本日の高野山行きは私の個人的旅路へ仲間を誘っただけで、一人でも高速料金やガソリン代はかかる事から、春の体験から空席を埋めてもらうつもりで誘った旅行であったが、帰宅後に家内がメンバーから託されたお金(志納)を差し出し、知らないままの散会となったが、遍路仲間の有難さも実感させられるとともに、このお金はタクシー料金として記録する事としました。それにしても、貰っちゃってはいけないんですがね。

春の結縁灌頂⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/40213161.html
                                  10月1日の一言
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