冬季オリンピックに世界の注目が集まっていたが、閉幕を迎えるのに併せたかのように南米チリでマグニチュード8・8の強い地震が発生し、地球の裏側から大きな津波が日本各地に押し寄せてきた。
本日の朝刊では122人の死亡記事が報道されているが、被害総数は更に拡がると思われ、今年に入って1月12日に発生したハイチ地震も、オリンピックの開幕と同時に報道されなくなり、人々の関心は次々と移ってしまう事から、世界中のオリンピックへの関心をチリ地震に注いで欲しいと願う。
1月に発生したハイチ大地震では22万人が死亡し、30万人がケガをしたと発表されているが、昭和35年にチリで発生した地震はマグニチュード9・5と今回の地震より規模も大きかったが、日本に押し寄せた津波で142人の日本人が死亡または行方不明となっており、その反省が生かされテレビは全社が津波情報を流し続けました。
私の意識の中では、日本こそが世界有数の地震大国と思っていましたが、2000年以後に世界中で46ケ所もマグニチュード7・5以上の大地震が発生しており、死者不明者28万人以上となるインドネシア北西部(スマトラ北部)地震や、8万7千人以上の中国四川省中部など、世界中に共通する大問題である事は間違いがありません。
日本では90年代に4ヵ所の大地震(7・5以上)が発生しているものの、2000年以後の大地震は03年に十勝沖地震が起こっているだけで、台風や水害による大災害が続いた事から、地震に対する意識が薄れている可能性も高く、1月のハイチ大震災や今回のチリ地震を他人事にしない警戒が必要に思います。
「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますが、災害だけでなく人的事故も同様に、災いは突然に発生して驚かされます。それにしても地球の裏側から一日で津波がとどく事にも改めて驚かされました。
2月28日の一言
本日の朝刊では122人の死亡記事が報道されているが、被害総数は更に拡がると思われ、今年に入って1月12日に発生したハイチ地震も、オリンピックの開幕と同時に報道されなくなり、人々の関心は次々と移ってしまう事から、世界中のオリンピックへの関心をチリ地震に注いで欲しいと願う。
1月に発生したハイチ大地震では22万人が死亡し、30万人がケガをしたと発表されているが、昭和35年にチリで発生した地震はマグニチュード9・5と今回の地震より規模も大きかったが、日本に押し寄せた津波で142人の日本人が死亡または行方不明となっており、その反省が生かされテレビは全社が津波情報を流し続けました。
私の意識の中では、日本こそが世界有数の地震大国と思っていましたが、2000年以後に世界中で46ケ所もマグニチュード7・5以上の大地震が発生しており、死者不明者28万人以上となるインドネシア北西部(スマトラ北部)地震や、8万7千人以上の中国四川省中部など、世界中に共通する大問題である事は間違いがありません。
日本では90年代に4ヵ所の大地震(7・5以上)が発生しているものの、2000年以後の大地震は03年に十勝沖地震が起こっているだけで、台風や水害による大災害が続いた事から、地震に対する意識が薄れている可能性も高く、1月のハイチ大震災や今回のチリ地震を他人事にしない警戒が必要に思います。
「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますが、災害だけでなく人的事故も同様に、災いは突然に発生して驚かされます。それにしても地球の裏側から一日で津波がとどく事にも改めて驚かされました。
2月28日の一言