一週間前には枝一杯にぶら下がっていたアンズ(写真左)が、本日には数個残されただけとなり、今年最後のアンズの写真(右)となりそうです。
ゴンゴンと音を立てて落ちていたアンズの処理に悩まされ、毎日ジャムつくりに励んだ(家内だけですが)のがウソのような淋しさで、来年まで実らないと思うと採るのも可愛そうで、そのままにして感傷にひかれる夕方となりました。
年齢を重ねるほど時間や日時の進行が早く、今年も半年が経過して明日からは7月になりますが、我が家の裏庭も5月のサクランボから6月のアンズの季節が済み、まもなくブルーベリーの実りを迎えようとしています。
ブルーベリー(写真右)に関しては、私の老眼には効果的であり、わざわざブルーベリーの健康食品を取り寄せているくらいなので大歓迎なんですが、アンズのように屋根を越す大木にはならず、実も小さくて収穫が一瞬ですので、大量に実ったとしても一瞬でなくなってしまいます。
我が家にはこのほかにも、花梨(カリン)、甘柿、柚子(ユズ)などがありますが、私にとって一番有難いのがブルーベリーで、真っ黒に熟すのを心待ちにして出かける都度口にします。
さて、我が家には私の中学時代から生き続けている植物があり、名前をパイナップルリリー(写真下)といいます。 パイナップルリリー http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/h/painapple_lily.htm
花の解説を見ると、根の球根を分けることで増やしていくようですが、我が家に根付いて40年以上も経過しているのに、一度も球根を分けた事がありません。
数年前に隣から新たな芽が出たことはありましたが、そのまま放置されていた事から、今年の春の芽吹きの季節には、植木鉢が割れただけでなく、他の植木鉢の下敷きにされており、私が見つけて植え替えなければ腐ってなくなっていたのかもしれません。
人間は身勝手なもので、新しく購入した花を可愛がり、忘れられた植物は他の新顔と同居にされたり、朽ち枯れてしまう可能性もあり、そんな環境下で生き残った我が家では最長老の花となるのではないでしょうか。
私もそろそろ人生の終盤に入っていくわけですから、自分と同じ空間で生きてきた我が家の植物にも関心を持ち、手入れをして残す気持ちを持ちたいと思います。かつて我が家で主役となっていた植物の子供が、他の家で見事に成長している姿を見る半面で、我が家にあるべき親元が枯れて無くなっている事もあります。
植物の主役交代に自分の人生も重ね合わせると感傷的になりますが、人間の死亡率は100パーセントなのに対して、花や植物は種や根分けで永遠に生き残る可能性もあるためあやかりたいと思う夜になりました。
6月30日の一言
名古屋場所は中止が妥当です。相撲をとっている時間があれば捜査に協力すべきです。(協会も)
黒い霧事件を思い起こしました
私の叔父の同期生が関与していた事もあり
子供心ながら驚きました
あの時は野球とオートレースでしたが
今回の角界の大問題
どのような結末が訪れる事やら