大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2010年12月

平成22年最後の一言

 本日は2年ぶりとなる大掃除となり、表の事務所は何とか来客に応じられるようになったものの、奥の事務所に荷物を運んだだけで、奥の事務所は正月の暇を見て整頓しないと仕事ができません。
 
 以前の私なら大晦日にはこだわりがあり、必ず京都に出向いて八坂神社の「をけら火」を授かり、知恩院か知恩寺(百万遍)の除夜の鐘を聞いて、元旦の建勲神社に一番乗りをはたして柏手をあわせてきました。
 
 今年は年末に寒波が押し寄せ、高速道路にも雪が残っていることから早々に京都行きを諦めたことから、大掃除に取り掛かることになった次第で、来年は4月に選挙が控えていることから、更なる大掃除が必要となります。
 
 年末になり、私は病院で検査を受ける立場となり、家内は追突事故の被害者になるなど、順風に見えた一年が最後に暗転したようで、秋の上高地行きや四国遍路に浮かれていた気分がウソのようです。
 
 それにしても一年の経過は早く、これを記しているうちに新年を迎えそうですが、平成23年は波乱の一年になる予感が大で、一年後に笑って大晦日を迎えられることを祈る心境で一年を終えました。
                                   12月31日の一言
追伸

久々に知人と通話を楽しみ

Skypeでまたゆっくり話しましょう! 電話はナンセンスです
自分のスカイプ名は「○○○○」  です。
 
 一見すると迷惑メールか不適切なコメントにありそうな一言ですが、久しぶりに連絡のあった同級生のメールであった事から、スカイプが何かを検索して安全を確認後にダウンロードしました。
  
 
大鹿一八(私)のスカイプ名 s281218
 
  時間にしてわずか10分程度でダウンロードが終わり、以前にヤフーメッセンジャーで使用していたマイク(普通のマイクです)をつなげ、知人のスカイプ名を入れてコンタクトを取ると懐かしい声が聞こえてきました。
 
 添付したスカイプを見ると、パソコンで無料のままで話したいだけ話せる事から、知人とはその後2時間を越えて話し続け、夕食時にやってきた娘夫婦と孫が帰り支度となって出てきたことから通話を終えた次第です。
 
 とにかくマイク1本あれば、パソコンに差し込むだけで知人と話したいだけ話せて1円もかからないわけですから、メールやコメントに書き込むよりも簡単で、リアルタイムで会話が楽しめます。
 
 私のスカイプ名は『 s281218 』です。正月休みで時間に余裕がある方は、是非ともアクセスして、肉声で会話を楽しもうではありませんか。
 
 本日は高校時代の恩師(校長)宅を訪問し、仏壇に手を合わせてきましたが、私が届けた恩師の写真のコピーが、そのまま額縁に入れて仏壇の横に置かれており、来月には13回忌を迎えられます。
 
 恩師は歴史や史実の大家で、昭和47年に不良生活と決別したとは言え、格好が不良のままの落第生の私を連れて、津島市は勿論ですが祖父江町や八開村の旧家を自転車で訪ねられました。
 
 津島市でも文化財を所有する名家でありながら、私が政治の道に転進する祭には、喜んで看板を上げていただき、お礼に訪れる前に、地元クリニックの人工透析後の不手際で他界されました。本来は医療の責任を問われる不手際ですが、息子さんが癌センターの医師であった事から不問となっており、その息子さんが私と恩師が出会った年齢となり、お孫さんが17才となっておられる事から、随分と年月が経過した事を実感する一日となりました。
                                12月30日の一言

家内も病院に走る年末になり

 先週は市議会開会中の病院診察を巡って、翌日(23日)が祭日のため大騒動で市民病院で特別に診察を受けましたが、本日から来月3日まで正月休みとなり、救急部門や時間外診療はあるものの、病気になった当事者は大変です。
 
 年末に専門医の診察と検査を受け、休み明け最初の4日にも検査を受ける予約がしてありますが、本日は家内の病院診察を巡って、我家では朝から大騒動になるとは思ってもいませんでした。
 
 家内は昨日の夕方帰宅中の交差点で、停車中に後続の車が追突され、家内の車まで玉突き追突となり、その場でも身体に違和感があったものの、翌日病院で検査を受けると帰ってきたようです。
 
 私の住む津島市では、市民病院が本日から3日まで休みで、開業医の中には本日の午前中に診療している例もありますが、多くは来月4日まで休みとなっており、この間は市民病院の時間外診療か、医師会の展開する休日診療を受診することとなります。
 
 家内の場合は自動車事故の被害者で、健康保険が使えず現金払いであることと、診断書も発行できない事から、本日は時間外診療に受診して、改めて来月4日に診察を受けることとなりました。
 
 ただし、朝の段階では病院が普段のように診察しているものとして会話が進んでおり、市民病院に出向いたものの玄関が閉まっており、帰宅して会社や相手の保険会社に連絡して時間外診療を受けました。
 
 本来なら、十分な検査を受けて帰られるものの、診察した医師が内科の医師とあっては外科の患者には対応ができず、適当な湿布の処方箋をもらい、民間薬局で湿布薬をもらってきた次第です。
 
  私の健康問題もありますが、家内もせっかくの正月休みが突然の事故により、静養に徹する日々となり、次男と三男は大晦日まで仕事がある事から、新年早々から貴重な休みもないままのスタートとなりそうです。
 
 もっとも、私は事務所の大掃除も済んでおらず、2日間しか時間がなく、配布する会報も印刷は終わっているものの、折り込み(組み込み)作業が必要なことから、正月は貴重なビジネスタイムとなりそうです。
                                  12月29日の一言

何故に今頃示談会見か…海老蔵事件

 本日の夕刊によれば、歌舞伎役者市川海老蔵に暴行した容疑者を起訴したとの記事があったが、同時に市川海老蔵は自らの記者会見で、元暴走族リーダー及び容疑者と示談が成立した事も報じられている。 
 
海老蔵さん暴行、リオン容疑者を起訴 東京地検
                http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201012280242.html
海老蔵さん、元暴走族リーダーらと示談成立
                http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201012280336.html
「私の振る舞いに問題」海老蔵さん示談会見詳報
                 http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201012280338.html
                 http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201012280341.html
                 http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201012280342.html
                 http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201012280346.html
 
 起訴後に慌てて示談を発表したのか、示談が成立した事件を東京地検は起訴するのか、外出から帰って新聞の夕刊を読んだばかりの私には判りませんが、どちらにしても示談する位なら、海老蔵側も最初から酒の席の痛み分けで、被害届けを出す必要もなく、犯罪者を作る必要もなかったと思うと、記者会見で語っている内容にも疑念が増すばかりでもある。
 
 現実に暴力を振るった事を正直に認めた伊藤リオン容疑者は、反社会的な悪者として顔まで放映されており、今更示談成立と言われても、今回の事件で持たれた悪人のイメージを払拭する事は不可能に近い。
 
 「示談がダーティーな行為、灰色な行為で何らかを隠すという疑いを持たれない、そのためにこういう記者会見を開いた」と弁護士は語っているが、自分は被害者で何一つ暴力は振るっていないと会見した海老蔵の発言はウソであり、自らの行った行為については酒のせいで何も覚えていないでは済まされない。
 
 弁護士は「加熱した報道を払拭したい」と語っているが、ウソの海老蔵発言が事実関係により崩れて、「真実は何か」が過熱報道につながったものであり、今更記者会見を開いても遅いのである。
 
 現実問題として、元暴走族リーダーが被害届けを出せば、海老蔵も伊藤リオンと同じ加害者の立場にあった事から、示談成立の会見の前に、自分の行いの反省ではなく謝罪と同時に、社会に向かってウソをついた謝罪が必要である。
 
 私は市川海老蔵に対して個人的偏見を持っているかも知れないが、自分が付き合った女性と肉体関係を結んで授かった子供を、金によって解決した手法は、売春防止法が施行される以前の感覚にしか思えず、「芸の肥し」として容認する歌舞伎界やファンにも警鐘を鳴らしたい。
                                 12月28日の一言

病院通いも議員の肥やしに

 本日は先週受診した市民病院の2回目の受診日となり、津島市で生まれ育ちながら一度も通院した事のなかった市民病院の診察で、今まで人伝にて耳にしていた実態の一部を垣間見た気がしましたので紹介します。
 
 
 診察の予約時間が本日午前10時のため、10分前に受付に到着したものの、実際に診察室に呼ばれたのは11時15分で、どうやら予約もなく突然訪れても診察券を入れた順番で診察されており、予約しても優先されるわけではありません。
 
 「もしかして、大鹿さんですか?」
 「はい、そうですが…」
 「顔を見てそうだと思いました。いつも会報を読まさせてもらっています」
 「ありがとうございます」
 「ところで、大鹿先生はどうされたのですか?」
 
 本日の待合室は泌尿器科の前で、静かな廊下に「先生」の一言が響き、衆目を集める事となりましたが、診察券を出した受付でも「大鹿さん、どうしたの?」と語りかけられ、病院で「先生」と言われると、医者と混同されているようにも思え、周りの人々の注目を浴びるので身の置き場がありません。
 
 先週のCT検査の映像を見ながら、私の症状の原因を探りますが、血尿の原因は腎臓内の結石の可能性もあるものの、症状が2日間で消えてしまっている事と、最悪のガンのケースも考えて、この日行った尿検査に続き血液検査とレントゲン撮影もすることとなり、年明けの4日に腹部造影CTを受けることとなりました。
 
 血液の採血室の扉を開けると、先客の女性が顔をしかめており、「痛くないようにお願いします」と依頼して隣に座りました。私は血管が出にくい(脂肪太りか)ために、左手から右手に代えて採血を受ける事となりました。
 
 「親指を広げて下さい」
 「えっ、もう刺さりましたか?」
 「もうすぐ終わりですよ」
 「全く刺さった痛みもなかったけど…」
 「この人は上手いから」(隣の看護師さん)
 「最初から判っていたけど、終わってからと思って。有名な大鹿さんですよね」
 「えっ、有名でもないですけど…」
 「いつも見ていますよ」
 「えっ、何を見てもらっていますか?」
 
 津島市議会の場合は、議会の一般質問がテレビ放映されており、このテレビで私を見た人と、毎日更新しているこのブログを見ていただいている人があり、この若い看護師さんは戸別に配布している会報(議会報告)をご覧になっていたようです。
 
 私は注射嫌いのため「そうと判っていたら、こんな無様な姿を見せず頑張ったのに(笑)」と退室しましたが…
 一般の開業医の採血と違い、採血室で採血専門に毎日携わっている事から、市民病院看護師さんの採血は上手いを実感する。
 
 さて、9時半に病院に到着し、会計が終わった時には正午を廻っており、駐車券に判を押してもらった事から、駐車場は無料と思っていると、追加料金を入れないとバーが上がりません。
 
 予約時間に診察となれば無料で済んだ事から、病院の都合で診察が遅れて駐車代金も必要となった事は改善の必要もありそうです。私のように痛みも自覚症状もない者ばかりでなく、苦しそうな患者さんも多い事から「待ち時間」の短縮は課題です。
 
 もっとも、本日の担当医師はテキパキと説明して次の検査を指示されて、私の精神的苦しみを前向きに解決してくれそうなので、無責任な人々の「死人病院」との悪評は払拭してくれる診察となりました。
 
 そのお陰で、午後に約束してあった来年開催の地域セミナーの打ち合わせも精神的余裕で、愛知県と津島市の担当者とも雑談交じりに打ち合わせができ、久々に市役所閉庁間際までの居残りとなりました。夜も会報印刷が午前様となりますが、精神的に絶好調となりました。
                               12月27日の一言

散々な家庭内での存在感に

 本日は体調不良から、横井庄一記念館への到着が遅れたものの、偶然に訪れておられた商社勤務の方の知識の豊富さに驚かされ、館長と3人で会話が弾んでいましたが、次の訪問者により時間切れとなりました。
 
 この人は名古屋に単身赴任中ですが、仕事で世界各国に赴いたことから国際情勢に詳しく、その中でも悲惨な戦争や紛争地を自分の足で訪れ、戦争の記録にも詳しいことから館長も身を乗り出しての会話でした。
 
 さて、やっと帰った我家ですが、夜7時からのボクシング番組が見たいために、居間のテレビのチャンネルをそれまで家族任せにしていると、久しぶりに帰宅していた妹と母親がスケート番組を選択したことから、大人げなく大騒動で退室し、事務所の寒い部屋での鑑賞となりました。
 
 しかも、番組が終わって戻ってくると、ボクシングが放映されており、事情を知らない長男が帰ってから代えたようですが、私の存在を無視したようなテレビのチャンネル問題は、家の主人公がないがしろにされている現実でもありました。
 
 父親が生存中は父親の発言に家内から辛抱を強いられ、母親と妹の発言には家内は私に辛抱を求め、生意気になった子供たちが好き放題に振舞う中で、家庭円満のためには私が辛抱する事を求める家内や家族にはぶち切れです。
 
 「そんなテレビ位で…」と家内は言いますが、私が7時からボクシングを見たい事を知った上で、それまで好き放題にチャンネルを握っていた三男も、騒動を知りながら、途中でボクシングが放映されながら、怒っている私にはそれを伝える事もできません。
 
 サラリーマンだった父親は、私が学生時代に起業してから生活費を入れず、今では息子たちが立派に成人しながら、結婚どころか生活費も入れずに我家の居候状態で、その上に私に我慢を強いる家内や家族には口も聞きたくありません。
 
 明日は病院行きですが、家族と言えども人の身体は何ともできません。結局は自分のことは自分で切り開くしかなく、これからは自分の時間と、自分の空間を考えたい一日となりました。
                             12月26日の一言

泣き続ける孫の子守役に

 本日の午前中は孫の子守役となり、睡眠4時間で必死に約束の9時に娘宅に到着しました。孫の人見知りは激しく、日曜日に顔をあわせて笑顔で別れたものの、私の顔を見て泣き出します。
 
 幸いにして、日曜日に持っていった消防車などオモチャのお礼に、「じいちゃん、ありがとう」とお辞儀の練習をしていた事もあってすぐに泣き止みましたが、これから2時間以上にわたって面倒を見るのは大変です。
 
 それまでかかっていたテレビを幼児用のビデオに切り替え、孫がテレビ画面に夢中になっている隙に、娘は出掛けていきましたが、このままコタツで居眠りと思っていた私の希望はおよそ10分程度で裏切られ、母親の不在に気付いた孫が泣き出しました。
 
 私の顔を見て泣くくらいですから、私があやしても泣き止む筈もなく、そのまま放置しておけば泣き止むだろうと放置しておきましたが、孫は母親を探しながら泣き続け、歩き疲れてそのまま寝てくれないかとの期待も叶いません。
 
 とにかく2時間位は娘が帰ってこない事から、何とかテレビやオモチャで泣き止まないかと頑張りましたが、その効果も全くなく、窓のカーテンを持って外の様子を見て泣く孫が不憫になり、近寄って抱き上げると私に抱きついてくれました。
 
 ただし、抱かれてはくれたものの泣き止まず、そのまま風呂場のガラスやトイレをノックして「ママは居るかな?」と歩き続け、涙とヨダレで服が濡れるのを我慢していると、私の頬に孫の頬がくっ付きだし、眠っていくのが実感されました。
 
 しかし、私が座ろうとすれば泣き出し、コタツに寝かそうとすると目を覚ます事から、眠った孫を抱いたまま約1時間ほど立ったままで過ごし、やっとの事でコタツに寝かす事に成功しました。
 
 考えてみても、思い出してみても、私は4人も子供(男3人女1人)がありながら、風呂に入れた経験も、眠る子を抱っこして歩いた経験もなく、泣き続ける孫の世話をするのが初めて経験で、このまま家内よりも人気を独り占めできたらと思いながらの子守体験となりました。
 
 コタツで仮眠する程度の思惑がはずれ、やっと寝かせた孫が今度は私が帰る時にも寝たままでは、「じいさん」の印象も薄れる事から、今度は寝させ続けておきたい娘に内緒で身体を突付いて起こします。
 
 「じいちゃん、ありがとう」のお辞儀は、頭を下げる時に手を敬礼のように添えるので、私も「ありがとう」の敬礼から、笑顔で「バイバイ」を繰り返し、叔父と約束した午後1時を超過して娘のアパートを後にしました。
 
 こんな生活がいつまで続くのか。我家の息子たちの結婚は光明も見えず、月曜日の検査結果によっては人生の岐路に立つ可能性から、若かりし頃は子育てを家内任せにし、孫との至福のひと時は限られている事を実感させられます。
                             12月25日の一言

自分も病人(の可能性)なんだけど…

 本日がクリスマスイブとの認識もなく、仕事をこなしているとボランティアの移送サービスの依頼があり、私は市民病院の副院長と約束があった事から、代わりに出動したメンバーと待ち合わせて慰労の珈琲タイムで、夕方にも「急病人が」との電話が入り、慌ててメンバーと駆けつけると「施設の車で搬送してもらうことになった」と用済みの話で、仕事に借り出した責任でこの後の珈琲代も私の負担となりました。
 
 「お父さん、お願いしたい事があるんだけど…」
 「…何なんだ…」
 「実は、明日病院に行きたいので…」
 「どうしたんだ」
 「足の膝が痛くて」
 「…誰の?…」
 「私なんだけど」
 「何だ、お前か…」
 
 私は一瞬、孫の調子が悪いための病院行きかと思いましたが、娘の都合で借り出され、私は2時間程度孫の遊び相手になって欲しいとの話に、「お父さんも身体の調子が悪く市民病院に行ってきたんだぞ」と言ったものの信用もされません。
 
 「それで何処が悪いの?」
 「うーん、ガンかなァ」
 「ウッ、ヒャヒャヒャヒャー(笑)」
 「何が可笑しいんだ」
 「そんな訳ないわッ」
 「判らんだろー、月曜日に再検査だから…」
 
 私は現在会報のアンケート用紙を印刷中ですが、そんな顛末から明日は早朝から娘のアパートで孫の子守役となり、「お母さんは忙しいと言っていたから…」の一言から、私は暇人と思われていると思うと淋しいものがあります。
 
 一方で、私の書の恩師から寺の看板を書いてもらった叔父が、「年内にお礼がしておきたいから、どうしたら良いか」と言われても、歩くのもままならぬ叔父では、結局は私が同行して手土産を買い、明日の午後に一緒に行くしかありません。
 
 「オヤジの悪くなった歳になった…」と、2日前の病院行きを叔父に説明しましたが、「もうダメだわ…◎△×○▲」と、私の事は耳に入らず、自分の体調不良をさかんに訴えられる始末です。
 
 もう24日になっており、今年もあと一週間しかありません。会報は完成しても配布は年越しとなり、昨年から年越しとなっている大掃除くらいは済ませて新しい年を迎えたいものです。
 病気の心配を記しながら、今晩も午前様で印刷です。
                                  12月24日の一言

しばらくは体調管理に徹します

 昨日の血尿騒ぎはひとまず小休止で、本日は昨晩に家内に背中に乗ってもらった事から腰の痛みも消え、正常に戻ったようですが、第三者の言うように疲れや飲みすぎが原因ではなく、私の身体に何らかの異常が起こっているのでしょう。
 
 「議員がそんな病気を記していてはダメだろう」と、心配して電話をくれた人がありますが、議員や政治家の多くは健康をアピールし、病気は隠して内緒で病院を受診しているようですが、私の行動は全議員に筒抜けで病院に走りました。
 
 確かに病気で自分が生きていくだけで精一杯な身体では、議員活動は務まりませんが、私は気をつけないと判らない位の血尿で、自分の身体に何も具体的な痛みとか異変もない事から、早期の検査と診断により治療に専念すべきと思います。
 
 「大鹿さん、病院に来てくれません」と、私の昨日の顛末を知らない市外の人から、退院して自宅に帰る足としての依頼があり、私を頼りとしておられる人もある事から、早期の治療が重要です。
 
 「そんなことは歳をとれば当り前だよ」との知人の一言に、「経験があるの?」と問うと、「ある」との返事に、「それで病院には?」、「行ってない」、「大丈夫?」、「その後治まったから」との会話に、亡くなった父親の悪夢がよみがえります。
 
 前記した議員の病気についてですが、病気の体験も議員活動の肥しとなり、患者になった立場で医療や世の中を見渡せる事から、病気は必ずしも議員の致命傷とは思えませんが…
 
 むしろ、廻りに話したことから、一年前まで泌尿器科で診察しておられた内科医師に伝わり、予定外の診察を受けられ、最悪の結果とは思えない事から、本日の祭日も安心して行動ができました。「なーんだ」と笑える結末に期待しています。
 
 私が尊敬する俳優の「鶴田浩二」さんは、自分の病気と苦しい闘病生活を家族と限られた人以外には一切悟らせず、自分の元気なイメージだけを我々に残して、62歳の若さでこの世を去っています。
 
 「大鹿さんも完全なガン年齢ですよ」と、57歳でご主人を亡くされたMさんに言われた忠告を思い出し、私を必要とする人やNPO活動が存在する事から、自分の健康管理にも注意したいと思います。
 
 明日は来年2月に開催予定のセミナーにパネラーとして参加していただく、市民病院副院長と会う約束がありますが、おしゃべりの私は打ち合わせよりも自分の事を語ってしまいそうです。年末に愛知県の担当者との打ち合わせが残っていますが、来月には自分の写真展も迫ってくる事から、病気も忘れられる事は幸いか不幸か、しばらくは我慢の日々となりそうです。
                                 12月23日の一言

議会と病気と休日が重なり

 本日は12月議会の最終日で、9時から順調に議事が進んでいたものの、理事者(市役所)側から本日提出された補正予算を巡って議会運営委員会が開催され、今までは最終日の議案は委員会審議を省略されていたが、慎重審議が必要と委員会への付託が決まり、予定では午後2時頃には終了する議会は時間延長を決め、午後6時半まで続きました。
 
 議会運営委員会では、多数が議会の本会議上の質疑は有線テレビで放映されている事から市民にも議論が判り、議案内容から委員会付託は必要がないとの意見であったが、最終日の議案提出を委員会で審議しない慣例は、議員にとって十分な審議を放棄するものだとの意見に、少数意見ではあったものの正論でもあり、全員一致をもって議会運営を進めたい事から時間延長となりました。
 
 さて、私自身の個人的都合ですが、昨日に続き朝一番の小便の出始めに数滴のピンクの小水が出た事から、パソコンの医療情報を見てから家を出たものの、議会終了後に診察を受けようと考えていました。
  「最悪は膀胱がんかも…」と、私の父親の悪夢が甦り、一刻も早く医師の診断を受けようと家をでましたが、私の住む津島市では開業医が水曜日の午後は休診となっており、明日は祭日のため開業医も市民病院も休みです。
 
 休日診療では検査に限界があり、市民病院の時間外診療の対象ともなりませんが、病状の悪化を考えると落ち着かず「こんな時はどうしたら良いの?」の質問に、関係者も「ウーン」の一言しか返ってきません。
  こんなやりとりを聞いていた病院関係者が、泌尿器科ではないものの、かつて専門としておられた嘱託の内科医師に聞いてくれたところ、「4時までなら診ても良い」との返事が届けられました。
 
 偶然と言うか、前記した議案の委員会付託により、議事録から委員長報告をまとめるまで時間が空き、隙間をついて市民病院に走りました。
 
 「何時になったら終わるんだろう」と待合室の患者さんの声を聞き、議員が割り込んで診察を受けたとの過去の苦情を思い出し、我が身になってみると「早くしてくれ」と勝手な心境で待ち続け、やっと自分の診察となりました。
  急いで議会に戻る必要がある私の立場に関係なく、医師は最悪の想定で専門病院への紹介を説明し、「私はガンですか」と問うと、「詳しく検査しないと判らない」との返事に、「急いで検査をして下さい」とCT検査を受けました。
  検査はすぐに終わりましたが、次の患者さんの診察が始まっており、時間を気にしながらまた待ち続けます。そして…
 
 「ウーン、診たところ最悪のケースはないねッ」
 「父親が膀胱ガンだったんですが?」
 「CTで診る限りではガンの心配はないよッ」
 「でも、どこかは悪いんでしょ?」
 「ウーン、腎臓に結石があるかなァ」
 「それで血尿になったのですか?」
 「今は何とも判らないねッ」
 
 こんな顛末で、来週月曜日に改めて検査と診察を受ける事となり、慌てて市役所に戻ると議会は休憩になったままで、議席を空席にすることなく戻れましたが、自覚症状は何もないものの、連休や祭日の急病は当事者にならないとその心境は理解できません。
 
牛丼店に刃物強盗、売上金奪う 愛知  http://www1.news24.jp/nnn/news862735.html
 
 議会は終わったものの、健康である事を当り前に多くの予定や計画に関わっていますが、私が居なかったら停まってしまう仕事や行事もある事から、責任を感ずるとともに、一瞬にして病人のような心境と化してしまいました。
                                  12月22日の一言

本日は書道会の忘年会へ

 私にとっては一年に一度の忘年会が本日開かれます。不景気風を象徴しているようですが、私は飲み会への参加は全て断っており、今では唯一の飲み会が「神守丈友会(書道会)」となってしまいました。
 
 それでは、しばらく出掛けてきます。
 
 ありがたい事は、メンバーの女性軍の存在で、最近では飲酒運転となる事からウーロン茶の宴会が当り前の中で、送迎をしてもらえる事から、会場にはビールが並べられています。
 
 書道会は毎週火曜日の夜に我家の2階で開催されており、平成6年秋から続いていますが、最初に指導をお願いした恩師・長谷川丈夫先生も他界され、メンバーも若くして2人が亡くなっています。
 
 長谷川先生は私の中学時代の恩師(教頭先生)で、書家の岡本白濤先生宅に一緒に通っていたのが、今の恩師後藤毅先生で、こちらも私の中学時代の恩師にあたり、胃がんの全摘手術で一時は会の存続も危ぶまれたものの、今では完全回復で病魔の影もなくなりました。
 
 
 一年に1回の書道展と、1泊の旅行会が定着し、今年は旅行に使った会費が予定より安かった事から、新年会ではなく一足早い忘年会になった次第です。
 
 さて、明日は12月議会の最終日となります。会報の発行も遅れており、本日はアンケート調査用の会報印刷に取り掛かりました。年末を迎え、残された時間を仕事に専念し、今年こそは大掃除を済ませて新年を迎えたいものです。
                               12月21日の一言

身勝手な政治手法に

 国も地方も政治の話題が絶え間なく続き、名古屋市では河村市長が来年1月21日に辞職することになり、名古屋市は2月6日の愛知県知事選挙に市長選と市議会解散を問う住民投票が行われる事となった。
 
政治記事一覧・朝日新聞 http://www.asahi.com/politics/list2.html
 
河村たかし名古屋市長が辞職申し出 2月にトリプル投票
                     http://www.asahi.com/politics/update/1220/NGY201012200008.html
「河村氏の対抗軸必要」 出直し選出馬意向の石田議員
                     http://www.asahi.com/politics/update/1220/NGY201012200020.html
 
 他人事のように記しておりますが、私も来年4月には任期満了となり、市議会選挙の洗礼を受ける立場にありながら、河村市長の登場によって議員のあり方と、議員に対するイメージが大きく変わった事を実感させられています。
 
 名古屋市の民主党市議団から要請を受けた石田衆議院議員が河村市長の対抗馬に名乗りを上げているが、石田氏は愛知県知事への立候補に名乗りを上げたものの、現職衆議院議員であるとの民主党の都合で出馬を断念させられており、今回の都合の良い民主党の候補者選びには納得ができません。
 
 そもそも、民主党が県知事候補に擁立した御園氏よりも、石田衆議院議員の地方政治の実績は高く、その石田氏に知事を断念させておきながら、河村市長の対抗馬として要請することは、長年石田氏を支えてきた後援者も納得はできまい。
 
 かつて犬山市長であった石田衆議院議員は、議員として駆け出しの私にも声をかけていただき、私ごとき相談にも真剣に応じていただいた経験があり、選挙結果は判らないものの、人気絶大なる河村市長の対抗馬に祭り上げられた事は残念に思います。
 
 私は名古屋市民ではありませんが、来年2月6日の愛知県知事選挙は、名古屋市長選挙より経験も実績もない候補者の争いとなり、名古屋市長選は県知事候補よりも経験と実績のある政治家の争いとなる矛盾と、有能な政治家の潰し合いを残念に思います。
 
 国も地方も民主党政権によってズタズタとなっており、「(地方)議員に年金なんか必要ない」と叫んだ民主党新人国会議員の言葉に、地方議員の老後も国民の老後と同じである事が認識されていない現実を実感し、過去の選挙とは違う心境で来春を迎えそうである。
                                12月20日の一言

中国の横暴が紙面を飾り

 本日の新聞を見渡すと、「中国船、韓国艦に激突」、「中国、尖閣に常時監視船」から、「金色の偽ガンダム?中国に」など、中国の国も国民も正当とは思えぬ所業が掲載されている。
 
 「中国船、韓国艦に激突」の記事は、日本の尖閣諸島での所業と共通する漁船の体当たりであるが、今回は五十隻程度の漁船が堂々と違法操業しており、取り締まった漁船の乗組員が鉄パイプやこん棒、スコップで殴りかかっており、組織的な犯罪としか思えず、人海戦術で中国の権益拡大を図っているとしか思えない。
 
 この事件と同じくして、「中国、尖閣に常時監視船」の記事を読むと、日本からベトナム、インドネシアの東シナ海までの海洋権益を確保するために、武力行使とは言えないまでも、強大な軍事力を背景に周辺国への圧力は確信犯でもある。
 
 「金色の偽ガンダム?中国に」については、四川省成都市郊外の遊園地の著作権侵害であるが、広報担当者は「自分たちでデザインを考えた」と主張しているものの、調査するまでもなく「著作権侵害」は確実で、国際社会やルールを無視し放題の民間の放置は国としての責任も皆無である。
 
 中国内部で強権政治が行なわれるのは勝手であるが、チベット動乱やベトナム国境紛争など、隣国まで類が及ぶのは迷惑な話で、今回の韓国の排他的経済水域での事件は、いずれ日本でも再発する可能性が高い。
 
 さて、日本国内においても中国人の進出は目覚しく、我家の近所にも中国人の経営する料理店が存在し、夜間のスーパーでは中国語が飛び交い、夜間に歩道を中国語らしい会話で自転車が通り過ぎていきます。
 
 日本人が日韓併合によって無理やり連れられてきた半島の人々に反省の気持から、「選挙権」や「各種手当」を考えていると、密かに進出している大量の「ハゲタカ」に餌を与える可能性も高い。
 
 日本政府の責任も重い。尖閣諸島について日本固有の領土との認識も無く、沖縄の米軍基地を巡って大きな国益を損ねた鳩山前首相が、反省するどころか「引退宣言」を取り消して、民主党の内紛の片棒を担ぎ出している。こんな情報が益々中国を増長させる可能性も高い。
                               12月19日の一言

今年最後の上高地入りとなり

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 添付した写真は本日午前11時半頃の河童橋で、降り続ける雪によって背景の穂高連邦は勿論ですが、一時は目も開けておれない強風が粉雪をまきあげ、写真も白黒状態で、人の姿も見当たりません。
 
 本日は午前7時30分に閉鎖された釜トンネルに入り、かすかな光を頼りに工事用に通過する大型ダンプカーを壁に張り付いてやり過ごし、11パーセントの急勾配を進みました。釜トンネルは1千3百10メートルある事も、歩いたから判ることで、ここだけで足腰が限界に達します。
 
 釜トンネルを通過するとツルツルに凍結した路面に足をとられ、冬季はトイレも閉鎖され(大正池とバスターミナル、小梨平にあります)ており、やっとの事で10時半頃に大正池に到着しましたが、この間に出会った人(工事作業員以外)は3人だけでした。
 
 雪が降り続ける中を、帝国ホテル、田代橋、ウェストン碑と進み、閉鎖されたホテルを見ながら河童橋に到着したのは11時30分。閉鎖されたホテル白樺荘と五千尺ホテルで後片付けの作業中でしたが、梓川の河原では大型重機により大型ダンプカーによって次々と土砂が運ばれていきます。
 
 積雪と凍結した路を、最後の冬季用トイレのある小梨平まで進み、私が上高地で一番気に入っている梓川沿いのカラマツを写真に収めて、ビジターセンター、河童橋から、誰もいないバスターミナルを通り、大正池で午後1時まで天候の回復を待ちましたが、諦めて雪の中を釜トンネルに向かいました。
 
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  幸いな事に、梓川の土砂を運ぶ大型ダンプカーのために土建会社の大型ショベルカーが凍結した路面に砂を撒き、釜トンネルまで除雪してくれたので、滑って転ぶ心配もなくなり、午前中の逆で下り道のため、釜トンネルを難なく通り抜ける事ができました。
 
 昨年からタクシーを所有している事から、今年は何度となく釜トンネルを通過しましたが、冬季は釜トンネルが閉鎖されている事から、釜トンネルを歩いて通り抜ける必要があり、近くに車を停める場所がない事から、バスかタクシーで釜トンネルを目指す必要があります。
 
 今回は知人の四人駆動車で目的地に出かけましたが、距離が長いだけでなく凍結と積雪の道路を朝から7時間も歩いた事で、足腰は過去にない痛みで車の乗車もままならず、平湯温泉に立ち寄ってからの帰路となりました。
 
 残念な事は、平湯温泉を後にする頃から天候が回復し始め、夕陽が白銀の山々を照らし始めましたが、知人の車ゆえに自由にはならず、満足な写真は撮れませんでしたが、見事な景色に感動して帰宅する事ができました。上高地で今年撮り溜めた写真は、来年1月に写真展を開催する予定です。
                             12月18日の一言

久しぶりに孫と会いました

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 本日は市役所で開かれた市長と会派(2人ですが)の懇談会に参加し、終了後には名古屋市消防局で1月に開催される、民間救急の養成講習となる「患者等搬送乗務員適任者講習」の受講申請書を津島市消防本部に提出しました。
 
 午後には名古屋市中川区にある中部運輸局愛知運輸支局で開催された、一般乗用旅客自動車運送事業の「新規許可事業者講習会」に出席し、法令や運行・整備管理などについて午後4時まで講習が続きました。
 
 本来は完成してしないアンケート用紙の印刷や、議会報告となる会報の製作に入るべきですが、議会最終日に報告する特別委員会の報告書も仕上がっておらず、週末から週明けは大変な日々が続きます。
 
 さて、朝から市役所、消防署、運輸局と一日中外出し、帰宅するときに帰り道の途中にある娘のアパートに立ち寄ろうと、ハンドルを左に切りましたが、久しぶりの対面となる孫には私が認識されず、私の顔を見ると泣き出します。
 
 やっとのことで、玩具の自動車で仲良く遊べるようになりましたが、娘が可愛がった分だけ人見知りになっているようで、「じいさん」と言われても腫れ物に触るような関係はなかなか改善されそうにもありません。
 
 ひと時の休養も、市役所からの電話でかき消され、帰宅後の来客と夕食が終わると午後10時です。実は、ここからが今晩は長い一日となり、知人の息子さんが私を四輪駆動車で上高地に連れていってくれる約束になっています。
 
 もっとも、上高地は釜トンネルが閉鎖されており、明日の早朝に歩いて上高地を目指すわけですが、厳冬の地で果たして目的地まで到着できるかは神のみぞ知る事で、この顛末については明日のブログを楽しみにしていただきたいと思います。
 
 添付した写真は、孫に引き連れられた娘の愛犬とのツーショットで、私の感度の悪い携帯写真の代わりに娘が提供してくれました。
                                 12月17日の一言

トイレに8日間の救出劇に

  東京都港区のマンションで一人暮らしの女性が自宅トイレに閉じ込められ、誰にも気付かれず、入院中の母親の通報で8日目に救出されるという、まさかと思われるような事故が発生しました。
  
1人暮らし、都会の死角 自宅トイレに8日間、女性救出
                ① http://www.asahi.com/national/update/1216/TKY201012160127.html
                ② http://www.asahi.com/national/update/1216/TKY201012160127_01.html
 
 新聞に報じられた内容は、時々テレビから流される「仰天ニュース」のような事件ですが、我家のような旧い住居には無縁であるものの、都会だけでなく田舎でも現代家屋では起こりうる事件だけに対策は必要です。
 
 一人暮らしの事故と聞くと、高齢者のようなイメージが湧きますが、この女性はまだ63才であり、入院中の97才の母親の通報で救い出され、その母親は娘が救出された日に息を引き取っている事から、この心痛が死期を早めたとしか思えず、親が命と引き換えに娘を助けた悲しいニュースでもありました。
 
 誰もが他人事のように感じますが、人数の多い大家族であっても、日中は高齢者が一人で生活している例は多く、持病があれば生命の危機に瀕する事と、年々減ってきている交通事故死と違い、(住)宅内事故は増加の一途をたどっている事から、希薄になっている隣近所の関係構築や、緊急時の助け合いを考えるための事例としたいものである。
 
 さて、本日の朝日新聞夕刊には、「門徒減の本願寺派・都市の布教強化案」なる記事も掲載されています。浄土真宗本願寺派では、減り続ける信者を宗法を見直す事で、新たに百万人増やしたい考えと報じられています。
 
 宗派内の反発も強いと記されているが、教団の歳入の6割が寺院の負担金や門徒の寄付金が占めていると報じられており、歳入減を門徒の拡大に見い出すのは勝手ながら、人間の数は限られており、宗派の違う人間の宗旨換えにでもなれば問題でもある。
 
 私の家庭は浄土宗であるが、先祖から仏壇の中に弘法大師坐像が残されており、私が四国遍路を人生のセカンドライフとしている事から、弘法大師や真言宗にも帰依している。
 
 四国遍路を始めたのは平成13年からであるが、四国遍路を「邪教」と言われたのが日蓮宗の新興教団の信者であり、(弘法大師の)「教義が間違っている」と言われたのが浄土真宗の僧侶である。
 
 生前に廻った四国八十八ヶ所の納経帳と白衣を、「棺桶に一緒に入れて欲しい」との信者の遺言を、「絶対に許せない行為」として取り出させた本願寺派の住職も存在する。寄付金に頼る体質と、他の宗教(考え)を排他する教義の転換も急務ではないだろうか。
                                  12月16日の一言

消防職員の不祥事が報じられ

 広島県呉市の消防局・消防士長(36)が無免許のまま、13年余りも消防車などを運転していたとの報道に本日はびっくりさせられました。
 
 この職員は、普通免許だけでなく、大型免許も所持していると報告しているものの、一度も運転免許を所持しないままに現在に至ったことに、呉市のズサンな現実と、新聞報道では記されていないが、消防局だけに人命に関わる「救急車」も運転していた可能性から、偽装した本人は勿論だが関係者への厳しい対応が必要に思います。
 
無免許で消防車運転13年 呉の職員「試験落ち、うそ」
                     http://www.asahi.com/national/update/1214/OSK201012140096.html
 
 偶然ではありますが、隣の山口県岩国市の岩国地区消防組合の救急隊員の不祥事も報道されており、救急出動した現場で患者を死亡していると判断し、後から検死のため訪れた警察官が生きていることを確認し、患者が病院に搬入されたとの記事もありました。
 
生きているのに「死亡」誤診、現場去る 山口の救急隊員
                     http://www.asahi.com/national/update/1215/SEB201012150025.html
 
 さて、私は来年1月に3日間ではありますが、名古屋市消防局の開催する「患者等搬送乗務員適任者講習」を受講する予定を立てており、近い将来には地域の「民間救急」の担い手になりたいと考えています。
 
 昨日の一言に、不登校で部屋に引きこもりの少年を四国遍路に連れ出すと記しましたが、理想とする目的は清々しいものの、連れ出した四国で行方不明や自殺も考えられ、この民間救急の担い手についても、搬送中の人の生命の危機に瀕する可能性がある事から、先の事とは言え「考え直した方が良い」との関係者の助言も耳にします。
 
 無免許の消防職員については、市民の命を救う仕事の認識が皆無であり、誤診の死亡判断についても命を救いたいとの熱意が感じられません。毎日の仕事とは言え、一秒が生死を分ける職業だけに、偶然にもズサンな事件に他山の石として確認と見直しも急務と思われます。
                                 12月15日の一言

不登校対策に四国遍路を

 本日は「津島市第4次総合計画」に対する調査特別委員会が開催され、3年間に渡って要望や議論を続けた最後の委員会だけに、今議会の議案としては「賛成」だけで意見も出されないと思っていると、細部に渡って議論が交わされました。
 
 これで今議会の委員会審議は最後となる事からホッとしていると、議会最終日に委員長報告が残っている事から、本日の委員会の議事録を読み返して、今週中にはまとめる必要に迫られます。
 
 さて、昨年から教育現場で何度か話題にしたのが、学校を長期間不登校となり、家庭に引きこもっている生徒を四国遍路に誘い出し、学校や社会に復帰させたいとの私の思いです。
 
 昨日実施された津島市議会総務文教委員会の母校の学校訪問に参加し、散会後に校長先生と同窓会の打ち合せのため残り、四国遍路による不登校対策も再度口にしてきました。
 
 現実に四国遍路によって不登校や引きこもりを克服した例は多く、多くの実践例も残されています。
 
若者の再出発を応援するNPO NPO法人ニュースタート事務局
 
 本日開催された夜の書道会は参加者が7名と少なかった事から、早く終わって珈琲屋さんに場所を変えましたが、ここの散会後も寒風吹く歩道上で、教員OBであるSさんにこのプランについて熱く語ってしまい帰宅は深夜となってしまいました。
 
 現実問題として考えると、長期にわたって部屋に引きこもっている生徒を無理やり引っ張りだす事は難しく、参加した生徒が事故や行方不明になる事を考えると、ボランティアのリスクは大きく、自身の体力は勿論ですが、日時も覚悟が必要です。
 各地の先進例の収拾とともに協力者を探して是非とも実現したいものです。
                                 12月14日の一言

県知事候補が一堂に会して

 名古屋市民が講師や生徒になって学ぶ「大ナゴヤ大学」が開催され、来年2月に実施される愛知県知事選に立候補予定の5人が参加し、それぞれの知事選に臨む考えと主張を発表したと報じられた。
 
                  ライブ中継 http://www.ustream.tv/channel/dainagoya1
 
 「みんなの党」候補者薬師寺道代氏は「女性の立場」でアピールし、「共産党」の土井俊彦氏は「福祉・教育・医療」など党としての主張にそれぞれ共感するが、民主党と自民党の候補者は河村名古屋市長と連携する大村秀章(現自民党衆議院議員)候補の「県民税の減税」に対抗して、自民候補は「福祉減税」、民主党候補は「名古屋高速の値下げ」を訴えており、国政で党が主張している政策を無視した選挙目当てにはうんざりとさらせれます。
 
 個人的には自民党国会議員として期待される環境を捨て、離党して立候補を決断した大村候補の過去の実績と郷土愛から発信される公約に期待しているが、政党の推薦とは言いながら何一つ政治経験のない候補者に愛知県を託したいとは思えません。
 
 民主党御園候補は名古屋高速の料金を現行の750円から500円に値下げする方針と報じられているが、そもそも民主党は「高速道路の無料化」を公約としながらも守っておらず、名古屋高速の減額分数十億円は愛知県の負担となる事を考えると個人の痛みは実感していないとしか思えない。
 
 自民党重徳候補に至っては、民主党の事業仕分けで活躍した官僚とのふれ込みながら、事業仕分けの途中で職を投げ出して、民主党ではなく自民党から出馬する感覚自体が信用も期待もできません。
 
 大村氏と連携する河村市長も最近では発言に一貫性がなく、独善的との批判もありますが、首長の大きな権限が発揮できない名古屋市の大きな壁から、政党や国の補助金頼りではない強い愛知県を一緒に目指して欲しいと思います。
 
 私自身が「無党派・無所属」の地方議員であり、個人的に「大村・河村」連合に期待していることから、記載した内容も「利己的」であり、公平な一言ではない事を承知で読んでいただきたいが、政党頼りの元官僚候補だけは阻止したい一心でもある。
                                  12月13日の一言
追伸
名古屋市では早速に全候補者の声が聞かれましたが、津島市では全候補が顔を揃える事もない現実が淋しくもあります。

ボランティアより家庭第一

 本日の報道では、茨城県石岡市で県会議員選挙に立候補している候補者の選挙事務所にトラックが突入し、候補者の親族が死亡する事件が発生しています。
 
県議選候補事務所にトラック 1人死亡、殺人容疑で捜査
                      http://www.asahi.com/national/update/1212/TKY201012120074.html
 
 使用されたトラックは盗難車で、犯人は逃走中ですが、選挙期間中、選挙カーのタイヤをパンクさせられたり、スピーカーの電気ケーブルを切られたり、事務所前の看板のライトを壊されたりする嫌がらせが続き、前日も事務所に消火器がまかれていたと報じられているが、本日の事件だけに、選挙目的だけではなさそうです。
 
 私が初めて選挙に立候補を決めた時に、親戚廻りでこの時に引退される隣接市町のベテラン議員に聞いた話ですが、議員を何期も続けると嫌われるだけでなく、恨まれる人も存在し、家族が買い物に行く自転車に体当たりされた事もあるとの話でした。
 
 当時は「そんな事、ある訳ないだろう」と思っていましたが、市民の人々の為に頑張れば頑張るほど、理不尽な揉め事に立ち会う事もあり、市民と市民の争いに行政は立ち入らない事から、不当と思われる相手に声を大にして抗議した事もあります。
 
 一方で、絶対に認められない行政サービスや、市役所へ仕事の口利き、生活保護など相談されても力になれない案件も多く、思い通りにならなかった事から私の悪口や中傷をされる人も存在します。
 
 冒頭に添付した新聞記事は、元県会議員の立場で立候補している候補者だけに、市会議員の私とは規模の違う利害関係による選挙妨害の可能性もありますが、人の命まで奪う悪質な事件ゆえに一刻も早い解決を望みます。
 
 さて、日曜日は横井庄一記念館のボランティアが仕事となっていますが、我家の庭に残された庭師の伐採した樹木が山積みとなっており、家内や家族が細々と続けている事から、本日は記念館を無断欠席で家の手伝いとなりました。
 ただし、ボランティアよりも自分の仕事と我家の仕事を優先しないと、新たな気持で新年が迎えられないばかりか、来春には無職になりかねません。
                                12月12日の一言

浄化槽の修理に立会い

 本日は寒さに身体が対応できず(ただのナマカワです)、コタツの中の一日となりましたが、故障した浄化槽の修理に立ち会い、浄化槽の構造や仕組みについて聞いた事から、浄化槽の耐用年数は半永久的ではないかと思うとともに、これでは下水道への転換も容易ではないと思いました。
 
 我家には定期的(2月、6月、10月)に浄化槽の点検業者が訪れており、ここに汲み取り業者の負担も考えると相当な金額になりますが、この検査を行っていない人も多く、「やっても、やらなくても変わらないよ」と言う人も存在します。
 
 最近になって、僅かではあるものの側溝内から異臭が漂う事があり、側溝内が満杯である事から、側溝の清掃や浄化方法を考えていましたが、浄化槽のポンプの不調が第一原因と判明し、修理を依頼してありました。
 
 我家の浄化槽は店舗があった事から大型の(15人槽?)浄化槽が入っており、家庭用の浄化槽と比較すると本格的にも思えますが、浄化槽は屋外に置かれた小さなポンプが動かしているだけで、浄化槽は阪神大震災程度の地震でも直撃しなければ壊れないとの話です。
 
 さて、私の住む地域では愛知県が主導する「下水道工事」が進められていますが、これまで家の溝から裏の水路、川に流していた生活廃水を、道路下に埋設された玄関前の下水道に転換するためには、大掛かりな宅内配管工事が必要となります。
 
 私の子供時代のように、スコップで地面に溝を掘れば済んだ作業も、現代では床下のコンクリートを剥がして配管しなおす作業が必要で、老朽化した我家では建て替えする時しか触れません。
 
 現実問題として、大きな敷地に大きな屋敷が建つ農家の中で、未だに水洗化がしていない国民年金しか収入のない独り暮らし老人に、後継者もないのに数百万円の受益者負担と配管工事を強制的に強いるのには無理があります。
 
 それにしても、水洗便所となっている家庭は下水道に強制されないのに、水洗化も図られていない高齢世帯には3年以内に強制的に下水道へ加入させる法律には疑問が捨てられません。集落排水の場合、「やるのが当り前」と近所から言われ、工事費を工面する農家を見ると現代のイジメとしか思えません。
                                 12月11日の一言

テレビドラマの影響は大きい

イメージ 1 テレビ朝日で毎週金曜日深夜に放映されてきたドラマ「秘密」が本日最終回となりました。
 
 
 
テレビ朝日 秘密
 
 
 
 偶然でしたが、番組がスタートする際にこのドラマを見たことから、最終回の9話まで見てしまいましたが、放映される11時15分という時間は仕事とは無縁の時間である事と、毎日パソコンの前に座っている時間ゆえに全編を見れたと思います。
 
 番組のスタート時に一緒に見て感激していた家内は、何度かは見ていたものの、本日も部屋で熟睡していますから、今までテレビドラマは嫌いだった私が見続けている現実にびっくりの顛末です。
 
 私自身は若い頃から作り話のテレビドラマは大嫌いで、「ドッキリカメラ」とか「ビートたけし」系が専門でしたが、昨年の午後に放映されていた韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を見てから、ドラマにも魅力を感ずるようになりました。
 
宮廷女官チャングムの誓い
 
 
 さて、最近になって昨年放映されていた「宮廷女官チャングムの誓い」が、名古屋地区ではCBCテレビで再放送されており、午後2時頃から一日に2話ずつ放映されますが、2日間見逃すと4回分終わってしまう事から見過ごすと筋書きが読めません。(もっとも、前に見ている事から、初めて見た時より主人公を安心して見られますが)
 
 時間に束縛されない専業主婦や、定年後の人々が韓国ドラマに熱中する事が、かつては理解できなかったものの、こんな展開から理解でき、韓国ドラマが日韓の友好に大きく寄与したと実感させられます。
 
 秩序がなくなり、親子でも殺されていく日本の世情を考えると、未だに儒教の教えに忠実な韓国に親近感を覚えたのも、「宮廷女官チャングムの誓い」の影響は大きく、飛行機に乗れなくても船で渡航できる事から一度は訪れたいと考えています。
 
 日韓を取り巻く大きな問題も山積しますが、お互いの文化を知ることが先決で、こんな心境を記しているのもテレビドラマの影響である事から、険悪になっている日中関係の改善にもテレビの果す役割は大きいと思います。
                              12月10日の一言

戦国時代のような政局に

 河村名古屋市長が公約に掲げていた「市民税10%減税」が、名古屋市議会本会議で否決され、来年度の減税は辞任して再出馬する河村市長が再当選となっても、減税の継続は再度の仕切りなおしとなりました。
 
河村市長の恒久減税案を否決 名古屋市議会
 
 愛知県では来年2月6日に愛知県知事選が予定されており、河村市長と連携して自民党の大村衆議院議員も離党して出馬する意向で、この動きには大阪府の橋下知事も連携する意向を発表しており、愛知県から熱い選挙戦が全国に発信される予感がします。
 
 2月6日の知事選にあわせ、名古屋市の河村市長も辞任して同日の市長選となりそうな事から、大村・河村連携の県市民税減税も選挙の大きなテーマとなっており、選挙結果によっては県内の自治体全体にも波及する可能性も高い。
 
 一方で、名古屋市議会解散の直接請求(リコール)の署名の再審査で、同市選挙管理委員会は、請求代表者らが一括して申し出た異議が有効か無効かを判断する方向で検討に入っており、有効署名が必要数に達すれば、議会解散の是非を問う住民投票が来年2月6日投開票の愛知県知事選と同日に実施される可能性がある事から、リコールが成立し、3月に出直し市議選が行われる可能性が再び浮上している。
 
名古屋市議会リコール、成立の可能性 署名の筆跡判定へ
 
 まさに戦国時代のような様相ですが、無党派・無所属の地方議員である私も、今回ばかりは河村・大村連合の動きに注目するだけでなく、党派を超えた市民の支援に大いに期待したいと思っています。
 
 河村市長の行動について、批判的な意見も耳にしますが、減税による自治体の財源不足も住民の意思によるものであり、議員の立場を「ボランティア」とは言うものの、議員報酬を800万円程度としている事と、名古屋市は政務調査費も高額な事から市議会の歩み寄りも不足していたのではないか。
 
 河村市長の登場によって、隣接する大治町や半田市でも市民税の減税が実現し、朝日新聞には毎日「河村語録」が報じられ、住民の政治への関心と、市政に対する参加意識は確実に高まりました。
 
 
 私より年長者である河村市長の孤軍奮闘するパワフルな行動には、政治は既成路線の継続ではなく、市民の発した一言の瞬間から始まる事を実感させられ、遅れた仕事に奮い立ちたいものの、寒波に身体が震える一日となりました。
                            12月9日の一言

市民と行政のかべは厚い

 本日の新聞報道に、岡崎図書館のホームページに不正アクセスしたとして逮捕されたものの、後にソフト開発会社の開発不備と判り、起訴猶予になった男性が岡崎市に謝罪を求めているニュースが掲載されていました。 
 
岡崎図書館問題 起訴猶予の男性、謝罪要求
                      http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001012080002
 
 この問題は、男性が自作したプログラムソフトからアクセスして、図書館のホームページに障害を生じさせたとされたが、後々に同じソフト開発業者の開発した他の図書館のホームページも同じ障害が起こっており、ソフト会社の開発ミスである事が報じられていた。未だに警察に出された被害届が撤回されず、行政の謝罪もない事にびっくりとする報道です。
 
 さて、昨日の私の一般質問で、「市役所の窓口対応について」と題して、市役所職員の説明ミス(不足)により、退職後の健康保険の選択を誤り、定年まで勤めておられた共済組合に継続した事で多額の保険料を払いすぎた市民の問題を質問しました。
 
 この市民の場合は、定年まで勤めた教員時代の共済組合から、「退職して2年目に入るので、国民健康保険の掛け金の方が安いはずだから…」との文書を受け取り、確定申告書を持って市役所に出向いたものの、間違った計算により「共済組合の方が安い」と言われ、一年後になって国民健康保険に加入した際に、21万円を超える大きな金額を損していた事に気づいたのであった。
 
 確定申告書や過去の保険料算定額を記したメモ紙から、この市民の方は市役所職員の間違った説明から、保険の選択を誤り、余分な保険料を支払った事が明白でありながら、本人が共済組合を選択して継続した事から、損害分は戻ってきませんが、この責任を巡って裁判も辞さぬ泥沼の応対に発展しました。
 
 問題は、明らかに市役所のミスであるものの、制度上損害分を市役所が支払えない事と、市民が裁判に訴えても弁護士費用を考えると、弁護士も手を上げない可能性が高く、理不尽な対応に「職員の資質を高めるために」と訴えても、市民に何も利益が残らない泣き寝入りが現実です。
 
 「この事件を機に、二度と同じ過ちを犯さないようにします」と言われても、損害分は戻ってこず、窓口で味わった職員との精神的苦痛も解消されず、謝罪されても儀礼的対応としか思えません。
 
 本日は、昨日の一般質問直後に、この問題を担当する部長と話し合い、この市民のお宅を訪問して謝罪する事として、私も行政と市民の仲介役として立ち会う事で合意し、市民の方の損害分は戻らないものの、双方が歩み寄って和解する事となりました。
 
 「自分だけが…」と思っていても、こんな損害は結構多く、私も過去に行政との間で多くの損をしたと思う事例があり、健康保険や各種制度は知らないと損をする事も多く、知らないと損をするサービスも知らないままに終了しているケースも存在します。
 
 ただし、市役所の窓口対応は年々向上しており、私が議員になった当時とは大幅に改善されており、最近では市役所の民間委託により、施設で対応する民間職員からとんでもない発言が飛び出します。
                                12月8日の一言

一般質問は終わったものの

 津島市議会の一般質問は本日で終了し、私も通告してあった3件の質問が終わり、久しぶりに肩の荷が下りたような気持となりました。
 
 最近は質問内容を事前に市役所側に提出してはいるものの、原稿用紙は一切用意していない事と、行政側の答弁内容をもらわないままに質問しており、感情に任せて「問題発言」や「失言」に至る可能性もあるため、自分の質問が終わるとホッとすることを実感させられます。
 
 議員となって12年目となっていますが、新人時代には事前に通告していない質問をしたり、期待する答弁が出ないと出るまで質問を繰り返して、議会を混乱させた前科があり、厳しい注意を受けた経験から、予め原稿を用意するようになりましたが、3年前からは全く原稿を持たないままに質問しています。
 
 事前に原稿を用意すると、登壇した際は安心感がありますが、行政側の答弁内容も通告時に大体判ってしまい、議会本番がセレモニーのようになる事と、通告時に議論してしまう事から本番での緊張感が希薄になっており、原稿を用意する事が「ヤラセ」のように感ずることが原稿無しとした理由です。
 
 ただし、テレビ中継されている事から、準備万端で資料と原稿を用意し、行政側の答弁内容も入手した質問のようにスムーズには進行せず、老眼でありながら老眼鏡をはめないコダワリは、登壇前の体調管理が苦痛となりつつあります。
 
 さて、昨日の一般質問の中に、来年4月に予定されている市長選に、現職の伊藤市長が出馬する意向を表明し、本日の新聞各紙が記事としていますが、ハコモノ行政と揶揄された頃のように夢のある公約が出せない厳しい地方自治体を取り巻く台所だけに、大変な決断が必要に思います。
 
伊藤・津島市長 再選へ出馬表明  http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001012070003
 
 こんな解説者のような一言を記していますが、議員の多くが選挙モードに移行しており、地域の方々から伝わってくる選挙運動を耳にすると、「肩の荷が下りた」と言っておれる余裕はない事もヒシヒシと実感する師走となってきました。
                                12月7日の一言

一年前の悪夢から悪夢の連鎖に

 本日は津島市議会一般質問が開催され、今議会に質問を通告している12人のうち、午後5時までに8人が登壇し、明日は4人の質問が残っておりますが、私は明日の2人目である事から、午前中の10時頃には登壇となりそうです。
 
 さて、昨日までスケジュールが忙しく、就寝も遅かった事もありますが、本日の早朝起床した際に身体が悲鳴をあげており、限界ギリギリの朝8時まで横になり、何事もなく一日が経過しましたが…
 
 ちょうど一年前の一言となりますが、昨年の12月議会最終日当日の早朝に突然右膝を痛め、市役所は勿論ですが、議会で「杖」の使用を許可され、使用はしなかったものの委員長報告に登壇する際に足を引きずって歩いた悪夢が甦りました。
  
 
 明日の一般質問は勿論ですが、今議会には津島市第4次総合計画案が上程゛されており、特別委員会の委員長報告が最終日にある事から、昨年の反省から最終日の22日まで健康管理には気をつけたいと思っています。
 
 しかし、56歳の私がこんな体調で悩むのに、私より高齢の議員が多いものの、体調不良もあるとは思いますが、何事もないように議場を歩いている姿には、議員活動の善し悪しは別としても元気な秘訣は特筆すべきかもしれません。
 
 先週の土曜日のこととなりますが、忙しい事から家内に病院の薬(高血圧です)を取りに行ってもらったところ、「ご主人は健康診断はきちっとやられるものの、一度も結果を聞いてもらえないから」と受付で言われ(主治医からは説明を受けていますが)て代理で説明を受けてきたようです。
 
 「お父さん、夜に内緒で菓子パンを食べているでしょう」と、家内だけでなく三男にも言われ、私の家族とは言え、私の個人情報である健康診断のデータが勝手に語られ、身長に至っては(169、2cm)「背伸びしたのか」と言われる始末です。
 
 「せっかく検査して、何故結果を聞かないの?」と言われますが、検査結果を聞きには行かないものの、ガンとか緊急性のある場合は連絡がある筈で、後になっても主治医から説明を受けているのに、知らない家族に伝わると散々な人物にされてしまいます。
 
 「これって個人情報じゃないのか」の一言に、「家族だから良いんじゃない」と、久々に管理栄養士の先生に家内を呼ばれた保護者つきの悪夢が甦ってもきました。
                               12月6日の一言

ヤブヘビのような一日になり

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後藤いく子あったかライブ・津島市(今晩)
 
後藤いく子さんのホームページ http://www.goto-ikuko.com/
 
 本日は横井庄一記念館の一日でしたが、我家では庭の樹木の選定が終わった後始末で朝から家族総出の作業中を出発した事から、家族全員のブーイングで送られることとなりました。
 
 一方で、横井庄一記念館でも、館長(横井夫人)と横井さんについての認識違いで、「肉親のあなたがそんな考えとは知らなかった」と厳しい一言をもらう羽目になってしまい、踏んだり蹴ったりの一日となりました。
 
 館長の一言は、記念館に展示されている、横井庄一さんが天皇陛下の園遊会に招待された際の写真についてで、私が心酔する「鶴田浩二」さんは、昭和天皇から園遊会へ招待された際に、死んでいった戦友のために固辞し続けた行動を、私が尊敬していると発した一言が原因でした。
 
 「俺は行かない」
 「天皇陛下から『おまえたちは、よくやってくれた。どうもありがとう』と一言、言ってやってほしいのだ」
 「僕にじゃないよ。もう帰らない奴にだよ。言葉も出ない奴にだよ」
 「それがあれば、成仏はできないまでも、ある程度、納得できるんじゃないかと思うんだよ
 「先に死んだやつのことを考えてやらんと可哀相でね」
そして、
 「たった一言でいいから『すまなかった』と言ってやってほしい」
 「その一言がない限り、俺は園遊会には行かない」
                          杉井輝応著 『鶴田浩二』
 
 戦争で命を落とした戦友へのこだわりで園遊会への招待を固辞した鶴田浩二さんと、グアム島で28年間辛酸を舐めながら園遊会へ笑顔で出席した横井さん。私は二人を比較して発した一言ではありませんでしたが、夫人には横井さんを軽蔑する一言に聞こえた様子です。
 
 「横井さんの耐乏(サバイバル)生活に感心はするが、それは鶴田さんのように憧れて目標とするものではない」との私の真意を説明したものの、果たして館長に伝わったかどうか…
 
 もっとも、私が鶴田浩二さんに心酔する原点は横井庄一さんにあり、生まれ育った幼少時の二人の境遇はそっくりで、戦争で生き残った環境と、二枚目の映画スターとジャングルの旧日本兵では一緒に論ずる事に無理があります。
 
 こんな展開から館長は饒舌な一日となり、自身の女学校時代から亡くなった兄の話など、閉館時間を忘れるほど昔話が続きました。聞き流せない私の悪い性格も実感させられます。
 
 さて、添付した写真は写りが悪いものの、津島市で20年前から続いている「後藤いく子」さんのライブが茜屋さんで開催され、記念館から引き続いて会場に走りましたが、明日から一般質問の立場を理解してくれる人はなく、後片付けからケーキまでいただいて深夜の帰宅となりました。
                                12月5日の一言

海賊イノシシにびっくり

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海賊イノシシ、島泣かす 瀬戸内海、泳いで移動か
                     http://www.asahi.com/national/update/1204/OSK201012040052.html
 
 海を泳ぐイルカの写真と思ってしまいますが、瀬戸内海を島から島へ泳いで渡るイノシシの写真で、高齢化が進んだ島の農家のミカンやサツマイモを喰い荒らしに出没するという記事にびっくりとさせられました。
 
 新聞記事によれば海賊イノシシと記されており、これらのイノシシが島と島を移動しているのかは不明だが、高齢化して人のいない農家をワガママ顔で荒らしまわるイノシシは「海賊」にピッタリのネーミングではないか。
 
 昨日の一言に、ペットの悲哀を記しましたが、人間の高齢化と過疎化をあざ笑うようなイノシシの逞しさに、「ウリ坊」と言われて可愛いイノシシの害獣としての本能を見せられ、イノシシの逞しさに感心している場合ではない現実を見せられた思いです。
 
 さて、本日は親族の法要が行なわれ、明日は横井庄一記念館の留守番の後に、地元で開催される音楽ライブ鑑賞の参加が決まっていますが、月曜日から議会の一般質問を控え、その後のスケジュールを考えると「良い顔」よりも、自分の仕事を自覚する必要がありそうです。
                                 12月4日の一言
 

罪の意識が欲しいペット委棄

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 本日の朝日新聞に不用となった名古屋市のペット殺処分年4700匹について記され、その対象となる犬たちの写真(上)が掲載されており、罪もない犬が見つめる瞳の先には、自分を捨てた飼い主が迎えにくる姿があると思うと、身勝手な人間と、迫り来る薬殺処分も知らないであろうペットに切なくさせられました。
 
 私一人が何とかできる問題ではありませんが、預かった犬との別れさえ堪えられず、ペットとの別れを人間と変わらぬ心情で書き連ね、結局はこのまま一生の相棒としてしまった私には想像もできない哀しい話題でもありました。
 
 新聞に掲載された写真の中の一匹が、もしも我家の愛犬モモと相棒リマであったとしたら…
 こんな心境で放棄した飼い主が今一度考え直してくれたら、この犬たちも救われますが、写真の犬たちはペットショップで購入された犬である可能性が高い事から、ペットを売ったショップの責任も再考する必要を実感させられます。
 
 我家の愛犬はペットショップで購入した例はなく、私が拾ってきた犬もありますが、全てが知人から譲ってもらった犬や猫で、知人の家からやって来たペットは添付した写真の犬のように簡単には手放すわけにはいきません。
 
 そんな事を考えると、ペットの委棄の責任は売ったペットショップの責任が大きく、簡単にお金を出せば買える半面で、思うように育たないと不用にされて捨てられると考えると、売主の責任も必要と思われます。
 
 さて、こんな一言を記している後方では、私の相棒リマと、我家の愛犬モモちゃんが熟睡中で、私に気づいたモモと私の会話を、リマは寝たふりをして聞こえないふりをしていますが、同じような犬が明日も薬殺されていると考えると、我家の平和を実感するとともに、写真の犬たちの延命を祈る一日となりました。
                                  12月3日の一言

出る杭は打たれる

 「出る杭は打たれる」との諺(ことわざ)があります。
 
◎才能や手腕があって頭角を現す者は、他の人から憎まれたり、邪魔をされたりする。また、出過ぎたことをする者は、他人から非難され、制裁を受けるというたとえ。
◎頭角をあらわす者はとかく人から憎まれるということ。また、差し出がましいことをすれば制裁を受けるということ。並べて打った杭の一本が高く出過ぎれば、そろえるために打ちへこまさなくてはならない。

 
 職業上の話となりますが、サラリーマンだけでなく、政治に関わる仕事でもこの諺を実感させられる実例が多く、正しいことであっても、一人で頑張り続けて成果を残しても悪者にされてしまうケースも世の中では見受けられます。
 
 具体例を記すことはプライバシーもあって書けませんが、かつてビートたけしさんが発した「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のギャグは、日本古来からの諺であるかのように世間に広まりました。
 
 昨日の一言に、私は歌舞伎役者の市川海老蔵さんへの苦言を記しましたが、こんな偉そうな苦言を記しておりながらも、弘法大師の十善戒を目標に生活していても、例えばスピード違反や立ち小便など完全なる聖人のようには生活しておらず、粗(あら)探しをされればひとたまりもありません。
 
 「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のギャグは、日本人の性格を見事に言い当てており、これからも長く言い伝えられる諺になっていくのかもしれません。
 
 重要な立場にある人物の発言だけに、誰の発言かは言えませんが、四国遍路中に、私が地方議員とは言えども政治に関わっている事から、菅総理や国会議員の行動についての苦言を耳にしました。
 
 菅首相については四国遍路中となっていますが、マスコミに囲まれて歩き、明日到着する予定の宿に記者が待ち受けていた顛末と、ある参議院議員については、「明日お邪魔します」と仰々しく連絡までしてくる事に対する独り言で、政治家は当り前と思っていても遍路としては評価されない行動を実感させられました。
 
 ただし、菅首相の宿泊や立ち寄ったことを自慢げにPRしている宿や土産物店もあり、四国の各地で菅首相のサインした色紙が飾られているのも現実で、人への苦言は程々にした方が良さそうです。
 
 さて、私も議員としては半年の任期を残していますが、議員を続けるためには来年4月の選挙が迫っています。
 「選挙対策は大丈夫ですか」と問われ、4期目となる事から「事前運動はできない」と返答すると、「新人は今必死に廻っていますよ」と言われ、「頑張っていても、選挙は別」と言われ、相手が選挙のプロだけに心穏やかとはいきません。
 
 「今からでもインターホンを押して一軒一軒廻れば…」と言われ、「自分の性格では出来ない」との返事に、「そう思い込んでるのが間違い」と、何でも出来ないと政治家は失格と手厳しい一言です。
 
 前記した遍路の一言も一緒ですが、政治に関わると世間からの衆目も浴びており、昨年から私が購入した福祉タクシーについても、「二種免許を持っていない」とか「タクシー料金より高い」などと、あらぬ雑言も聞く事となります。
 
 守秘義務から家族にも話さない事も多く、家族が何も知らないと私も何も知らないと世間から評価され、家族に話しても世間のウワサ話が真実のように語られると、議員と言う職業にストレスが増幅していきます。そして議会、NPO、防災、民間救急適任者講習、地域セミナーと選挙モードに入る時間もない現実が胃の痛みとなっていきます。
                                  12月2日の一言 

罪人を作ったのは歌舞伎者だった

 歌舞伎役者の市川海老蔵(サン)が暴行を受けて入院した事件は、「人を介抱していたら、一方的に殴られた」と家族に話し、それを信じた親バカの父親も被害者面でマスコミに語っていたが、逮捕状を出された相手側や現場となった店の関係者の話から、被害者の市川海老蔵の行動にこそ問題があったような証言が出ている。
 
人間国宝になる資格がない市川海老蔵 http://npn.co.jp/article/detail/83726976/
 
 当初はマスコミやワイドショーの解説者や弁護士までもが、市川海老蔵側の立場で、指名手配された青年の罪を大げさに予測して解説していたが、事件を冷静に第三者として見た場合に、暴力は問題だが喧嘩両成敗で終わらせるべき事件で、夫人や親バカが登場したことで罪人を作り、本人の恥ずかしい行動が明るみにされてきたのではないか。
 
                 http://d.hatena.ne.jp/youtube_girls/20100801/1280648248
 
 私は今年7月30日のこの一言(下に添付)で、歌舞伎役者の市川海老蔵について批判的な記載を残し、悪行を続けた役者の結婚式を、寺の一大行事のように宣伝した成田山新勝寺も添付しました。
 
 最近の報道では、歌舞伎役者の市川海老蔵さんの豪華絢爛な結婚式が見たくもないほど流されてくるが、過去に多くの女性と浮名をあげたり、悪行が流れる歌舞伎役者の報道にしては異常ではないか。事の真意は判らないが、過去の報道を見れば泣いている女性も多そうだし、こんな結婚式に便乗する成田山新勝寺も情けない。 
成田山新勝寺のHP http://www.naritasan.or.jp/
 
 結婚式から半年も経過していないが、今回の事件は過去のスキャンダルから予測できた事で、酒癖の悪さだけでなく、女性を性欲の対象としか思わぬような行動や、自分の子供を宿した女性に対する思いやりに欠ける過去は反省しても許されるべきとは思えない。
 
 「情けない」と記した成田山新勝寺についても、ホームページに真言宗智山派の大本山と記され、弘法大師の名前を記してあり、大師の残された「十善戒」の教えとは遠くかけ離れた市川海老蔵を広告塔にした反省が欲しい。
 こんな不謹慎な行動を続けた役者を、「これぐらいは芸の肥やしに」と語る文化人の存在にも、日本文化の貧困を感じ、こんな悪ガキに心酔する歌舞伎ファンも冷水を浴びる必要がありそうだ。
 
 
 さて、本日は恩師に依頼してあった叔父宅の玄関に掲げる「阿弥陀堂」の看板を、恩師とともに叔父に届けました。今週末には叔母の一周忌を控え、家の後継者不在に悩む叔父の救いとなれば幸いである。
                                 12月1日の一言
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