3月から休んでいた『福祉有償運送』のボランティアでしたが、時間が重複する事から朝から眼科医院への出動となり、帰宅して待機中には市民の方からの相談があり、久々に市民の人のための政治活動となったように感じます。
知人の訪問を待ち、修理中の携帯電話の受け取りや、来月開催される展覧会への出展申し込みに走ったものの、書を書く時間もなく、写真も作品が出来ていない事から、大変な半月後になりそうで、本日が書道会の開催日であることも忘れており、夕食抜きで深夜に至った次第です。
添付した色紙は、先週の四国遍路で善通寺の樫原禅澄善管長に頂いてきた『遍照』です。遍照とは南無大師遍照金剛の遍照金剛を略したもので、遍照金剛とは弘法大師(空海)のことです。
色紙に添付された解説によれば、「遍照とは、すみずみまで広くすべてに行きわたるように照らすということ」とあり、「弘法大師さまの永遠の光明が、あまねく世界を照らすというやさしいお心をあらわしている」との説明が添えられていました。
我家を会場とした書道会は平成6年から始まり、私は毎週火曜日に筆を手にしていますが、私がいくら書道を続けても、差し上げる相手もない事や、樫原管長の色紙と違って欲しいとも思われない事から、書の腕前も上がらない筈です。
「弘法筆を選ばず」の諺は、弘法大師のように書に優れている者なら筆の善し悪しは関係ないという意味で使われますが、1週間前に墨を付けたままの筆を放置して、腕も筆も固まった状態では余計に進歩がありません。
5月31日の一言