本日は仕事を午前中に済ませて、午後は目的も定めず名鉄電車に乗車しましたが、途中で待ち合わせた知人が、「セントレア(中部国際空港)に行こう」と発した言葉から、心中は岐阜経由で犬山市に行って、名古屋経由で帰るプランを持っていたものの、時間的制約もある事から、空港に珈琲を飲みに行きました。
地元の勝幡駅を12時6分発の電車に乗り、知人の待つ一宮駅まで乗車後であったものの、セントレア駅には1時半に到着し、さすがは直通の特急列車だけにアッと言う間でした。
津島市や一宮市から、常滑市の空港に珈琲を飲みに行くなんて行動は、運賃だけで一人2千円以上かかり、知人は車を駅の駐車場に入れていることから、本当に無駄遣いの見本みたいな行為です。これは、私の妹が名鉄の職員で、行き先が自由に決められる「家族乗車証」がある事からできる事で、私は親の代からこの「家族券」の恩恵をこうむってきました。
さて、夏休みのために帰路も乗客が少なく、座ってこれた事から息抜きにもなりましたが、愛知県は自動車大国と言われるだけあって車で移動した方が早く、電車の特権となりそうな目的地での飲酒も、駅から車で帰るために厳禁です。
それにしても空港が開港した当初は、わざわざ観光バスで見物に出かけたものですが、本日は空港は人もまだらで、飛行機を利用する人だけではターミナルに入っている店も大変そうです。
「どちらからおいでですか?」
「津島」
「津市?、対馬?…??」
「津島市」
「エッ、愛知県内ですか?」
観光客を出迎える女性のキャッチセールスに、田舎出身の暇なオヤジと勘違いされたか、パンフレットを手渡され、受け取ったらボールペンがもらえると言われ、受け取りに行くと「5分でカードができる」と言われ、私の住む津島市も全く知らない様子はともかく、傘とペットボトルをぶら下げただけの中年に声をかけた若い女性に違和感を覚えた瞬間でした。
「大鹿さん、こんな切符があるなら…」と、突然に声をかけられた知人は、前もって計画すればもっと楽しめるとの話となりましたが、市民の方からの電話を優先すると、思いつきでしか出かけられないのでもあります。途中駅で知人と別れ、通勤気分になりましたが、久しぶりの電車でリフレッシュの一日となりました。
8月31日の一言