大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2011年09月

やっぱり沖縄県は名人だった

 沖縄県が大手ゼネコンなどと架空の随意契約を結んでうその契約書を作り、2億円以上の国の補助金を余分に受けていたことが、会計検査院の検査で発覚したとの報道には額が高額ゆえにびっくりとさせられる一方で、全国の少額の不正まで考えると専門に担当する部署が必要になりそうな事件でもあります。
 
沖縄県、架空契約で補助金 国から2億円 検査院指摘へ
 
予定価格に対する落札額の比率は47%で、大型工事としては異例の低落札率だった⇒⇒工事費が低額になる⇒⇒JV側が納得せず、折り合いがつかない⇒⇒固定工事が終わった後の09年1月になって⇒⇒4億9千万円で随意契約したことにするうその契約書を作成⇒⇒この架空契約で、県は国からさらに約4億4千万円の補助金を受給⇒⇒国の補助金は2億円以上膨らんだという
 
 添付した新聞記事を読む限り、国を欺く沖縄県の完全なる詐欺事件で、国民の税金が支出されている事から、国を欺いた詐欺事件として厳正なる責任者の断罪が必要であり、あいまいな結末は、アメリカ高官ケビン・メア国務省日本部長の「沖縄県民はゆすりの名人」の一言を証明する行為でもある。
 
 問題となっているトンネル工事は、事業費の9割を国の補助金で賄えることになっていた事から、沖縄振興を目的にした高い補助率が悪用された可能性が高い。県に補助金の返還を求めるだけでなく告訴が必要な事案でもある。
 
 「やっぱり、沖縄県民はゆすりたかりの名人だった」と、言われる沖縄県民は迷惑でしょうが、行政が先頭になって不正を行っていた事と、名前の挙がっている大成建設や地元業者からも不正が表面化しなかった現実は重い。
 
 さて、京都大学の小出助教や中部大学の武田教授が、声が枯れるように原発や放射能の危険性を叫んでいるものの、「脱原発」を宣言した官首相から替わった野田首相が破損していない福島原発の再稼動の可能性を発言し、国によって停止させた浜岡原発についても、中部電力は津波対策の後に再稼動させる計画で着々と工事を進めており、これこそ政管癒着で民意は無視されているようだ。
 
「佐賀知事、やらせ認識」 第三者委が認定、最終報告に
佐賀知事側、パー券購入要請 九電は関係社に斡旋
原発再開へ「リスクは菅首相」 九電の佐賀知事発言メモ
 
 一方で、原発再開のためには官首相まで批判して、県知事自ら陣頭指揮していた九州電力の「やらせメール」問題についても、政治献金を受けた古川康知事や佐賀県と九州電力の不透明な関係が原因と第三者委員会が認定した。
 
 国も信用ができず、県も知事も信用できない事件の連続に、人災を地震や津波の被害と勘違いしている福島原発についても、次々と公表される資料から、福島県だけでなく、日本の国土の半分が汚染されていた責任が取れるとは思われない。
 
セシウム汚染の帯、首都圏に 千葉・埼玉の汚染地図公表
都が輸入食品の放射能検査中断 国産と異なる基準懸念
 
                                  9月30日の一言

孤独な世の中での動物の存在

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アンズの根元に咲く我家の彼岸花
 
 動物が主役となる記事が朝日新聞に連続して報じられ、本日は動物を通して命の大切さを学んでもらおうと、県獣医師会が28日に小学校で「学校飼育動物ふれあい教室」を開いた記事と、動物に触れることで、幼児が命の大切さを学んだり、高齢者が癒やされたりする「アニマルセラピー」の活動を学ぶ高校の授業が紹介されていました。
 
飼育動物とふれあって
 
アニマルセラピー実演 安城農林高 
 
ヒルズ 「里親探し」支援寄付キャンペーンを継続
 
 我家で1ヵ月と短い間ではあったが、保護したヒヨドリのヒナ「ピー」ちゃんが23日に死んだ事から、動物の死ぬ直前まで自分の苦痛すら訴えない別れに、私の心に大きな穴が開いたままになっており、しばらくは胃の痛い日々が続きます。
 
 「大鹿さん、今日頼めるかなァ」の一言は、私の高校の先輩で、ガンと闘病中ですが、抗がん剤の副作用で体調が悪くなったため突然の病院行きです。
 数年前にご主人に先立たれ、息子さんが自宅を離れて住んでいる事から独り暮らしとなり、ガンと同居では辛い日々でしょうが、こんな時に愛犬や愛猫でもいれば心が安らぐに違いないと思うものの、病人や高齢者にとってペットとの同居は難しい壁となっています。
 
 一方で、飼い主の身勝手な都合で捨てられる犬やペットは後を絶たず、可愛い動物がベルトコンベアーのように薬殺されており、どうせ殺される位なら何とか高齢者や病人の癒しに利用できないかとも思いますが…
 
 我家も少年時代には犬や猫だけでなく、ニワトリも当り前のように同居しており、数年前から猫は交通事故に遭うことから、捨て猫が自然に入って来る場合のみ喜んで飼う事にしていますが、野良猫自体が存在しない地域になりつつあります。
 
 ニワトリは庭の草を食べ、卵も産むことを理由にして、家族に絶対に飼うと宣言していますが、動物との辛い別れが続くと、「おい、お前とどっちが先に逝くんかなァ」と、相棒リマに縁起でもない一言をささやいてしまいます。
 なかなか心が癒えません。
                                    9月29日の一言
追伸
本日は三男の21才の誕生日でした。忘れていた事に反省です… 

僧侶の除霊で女子中学生が窒息死へ

 熊本県警は27日、佐賀県基山町に大本山がある「中山身語正宗(なかやましんごしょうしゅう)」という宗教団体に属する、同県長洲町宮野にある教会内の「お滝場(たきば)」と呼ばれる修行部屋で、女子中学生に「除霊」と称する暴行を加えて死亡させたとして、僧侶と被害者の父親の2人をを傷害致死容疑で逮捕したと発表した。
 
「除霊」で中2娘死なす 傷害致死容疑、父と僧侶逮捕 
 
 記事や報道されている内容では、逮捕された僧侶は「除霊のための行為で暴行ではない」と容疑を否認し、被害者の父親は「除霊行為を受けており、それで死につながったとは理解できない」と供述しているという。
 
 僧侶も被害者の父親も、娘である女子中学生を救いたい一心であったとは思われるが、修行部屋で、女子中学生(当時13)の両手、両足をベルトなどでいすに縛り付け、無理やり顔面に水を浴びせるなどの暴行を加え、窒息死させた行為は、除霊とは言え体罰や拷問としか思えない。
 
 私自身も「滝行」には関心があり、経験者や関係者に聞いた事がありますが、危険を伴う事からいきなりは体験させてもらえないばかりか、御嶽山にある「清滝」の滝行では先達か経験者の指導が必要といわれました。
 
 大人が希望しても簡単に経験できない「滝行」を、僧侶や父親が娘を無理やり縛り付けて窒息死させたことは、全国の人々に新興宗教の恐怖心を植え付けるニュースとなり、その教会の本山が真言宗の十八本山と並んで、真言宗系諸派として紹介されている現実から、末端寺院の犯罪行為とは言え、公正な調査と改善が必要と思います。
 
真言宗十八本山・真言宗系諸派リンク
      http://www.kuronowish.com/~oshika18/newpage119.htm       
                            ※中山身語正宗 
 
 私自身も科学や医学だけでは説明ができない事象や体験から、真言密教の奥義に大きな興味を持っていますが、科学や医学で説明できない現象は有り得ず、今回の被害者も最後は僧侶の妻が119番通報し、翌日に病院で亡くなっている現実から、僧侶そのものに「霊がとりついている」と判断する霊能力が無いインチキ宗教の可能性が高い。
 
 はじめて耳にした「中山身語正宗」の名称に、非科学的なオカルト集団と思っていると、「大鹿さんが勧める真言宗の本山だよ」と知人に聞かされショックを受けましたが、科学的に証明できない「霊」や「憑依現象」などの存在を軽々しく口にする僧侶はまともではなく、最近の若者が心配となるような事件でもあります。
 
 一方で、かつては「キチガイ」と言われ、世間で精神異常者と判断された人々が、現代社会では人権問題から治療も行われないままになっている例も多く、以前なら精神病院に隔離された人々が、強制的に治療できない事から地域に放置されている現実も改善が必要と思われます。
 
 もっとも、被害者となった女子中学生は、小学校高学年から心身の病気を患い、病院で治療を受けていたことから、担当した医師の診察や説明の不備も見過ごす事はできず、治癒の難しい心身の病気だけに医学的検証も重要だ。
 個人的にはショックを受ける事件となりました。
                                  9月28日の一言 

私の地域で起こっていた騒動に

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 添付した機器は、本日から来月の5日まで、我家の玄関横の垣根から道路に向けて設置された物ですが、何だか判りますか?
 
 最近我家の前では、レーダー検知器による交通取り締まりが行われるため、事情を知らない人にはその関係かと思われるかも知れませんが、この機械は数年前まで愛知県から依頼されて定期的に設置されていた物です。
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 道路裏側の垣根の中は右のようになっており、機器が垣根で隠されており、益々胡散臭く思われます。
 
 添付した球状の機器から何となく判る人もあるかもしれませんが、この機械は愛知県が定期的に行っている騒音調査の騒音計マイクで、期間中は昼夜連続で自動測定され、裏側に置かれた測定箱に記録が残されます。
 
 「これを受け取って下さい」と、愛知県の委託業者担当者から出された紙袋には贈答品のお菓子が入っており、「これは受け取れません」と断ると、「土地を借りるので…」、「そんな心配は無用です」、「会社に持ち帰っても叱られるので…」と玄関前のやりとりは、通行する人々に誤解も与えますから、「議員はこういう物は受け取れません」と固辞しながら、心中では「今晩の書道会に出せば皆に喜ばれるだろうな」などと不謹慎な思いもありますから私のセコイ性格には封印です。
 
 本日は津島市で働いていた外国人労働者に対する、不法と言うより全時代的と思われる雇用主に対して、名古屋市の団体から現地へ抗議運動が行われていたようですが、私が知ったのは既に終わった後であり、前日の議会最終日に関係者が会派控え室に訴えに訪れていながら、その事を言われなかった事が残念でした。
 
 
 私は外国人労働者そのものに好意的ではないものの、外国人登録証やパスポートも取り上げ(支援する団体の資料)、ネパール人を奴隷のように低賃金で使ったり監禁扱いした日本人経営者と、言葉が判らない事から雇用主を信じて、外国人を悪人のように扱う警察署の対応には納得がいきません。
 
 こんな事が私の住む地域で起こっており、(支援団体の資料では)私が我家のペットを動物病院に連れて行く程度の賃金で雇用していることは、信じられない行為と言うよりも、(飲食店の)ブログでその店の宣伝となるような書き入れも存在したことから、支援する人々を信ずるだけでなく、津島市のダーティーイメージ払拭のためにも事実を確認し対処したいと思っています。
                                   9月27日の一言
追伸
私が知らなかっただけで、何度も抗議活動が続けられていたようです。事の真意は判りませんが、こんな事が続いていた経過から、恥ずかしい限りです。
 
ユーチューブの映像 http://www.youtube.com/watch?v=ZmTwRpG47ik
* 映像中、ネパール人のみなさんが「バカヤロ、コノヤロ、ババ、パスポートカエセ」と、やや乱暴な<wbr>言葉遣いになっていますが、これは事件の経緯があまりにも酷いの<wbr>で怒っているのと日本語のボキャブラリーに限りがあるためです。<wbr>ご理解ください。 * 映像中、経営者宅の裏手にあるマンションを「コックさんが最初に<wbr>監禁されていた寮」と紹介していますが、それは間違いで、実際に<wbr>はレストランとマンションの間にある平屋の建物が一回目に監禁さ<wbr>れていた場所です。 *** ネパール人のコックさん夫婦を、携帯、パスポート、外国人登録証<wbr>を取り上げて働かせ、支払われた賃金は半年で4万円。コックさん夫妻が文句を言うと、今度は水もトイレもない場所に監<wbr>禁。監禁中に経営者が「証言しないと殺す」といって脅し、入管で虚偽<wbr>の申請を強要。強制帰国の手続きをとられ、監禁場所から逃げ出したコックさん夫<wbr>妻が労働組合に駆け込み、一緒に警察に行ったところ、労働組合の<wbr>人達を追い返し、もとに経営者に引渡し、再び監禁されるという、<wbr>信じられない事件。 「津島市のレストラン霞・ネパール人夫妻監禁」の事件について、<wbr>笹日労とネパール人のみなさんのアクションに同行して取材しまし<wbr>た。 詳細記事: 津島市ネパール人監禁レストラン。入管申入れと抗議に同行 http://www.janjanblog.com/arch<wbr>ives/50455 津島市のネパール人夫妻監禁。笹日労が奪還。警察・入管もグル?<wbr>! http://www.janjanblog.com/arch<wbr>ives/49415

津島市長の行為が問題とされ

 津島市長が7月中旬の3日間、岩手県大船渡市でボランティア活動に向かう市職員19人を含む20人に、「暑いからジュースでも飲んでくれ」と1万円を渡した事が、今月13日に開催された市議会で公職選挙法違反として質問された事が新聞で報じられ、ネットでも話題にされています。
 
市長、ボランティアにジュース代1万円 公選法抵触か   朝日新聞 23日
2ちゃんねる 掲示板 津島市長、ボランティアに向かう20人にジュース代1万円を渡す…公選法抵触か
 
 私が気になるのは、ネットで話題にしている人々が、当日の議会での質問や、市長の答弁内容を正確に知らないことと、報道は朝日新聞だけでなく、地元の中日新聞も報じている事。そして、この記事が13日に開催された市議会の翌日ではなく、10日後の23日に各社が一斉に報じた事の真意である。
 
 津島市議会は地元有線放送テレビで実況放送され、夜にも再放送されており、誰でも見ることは可能であり、地元中日新聞の記者は議会を傍聴するかテレビで視聴しておりながら翌日報道されなかった。
 
 朝日新聞については、今春から津島支局に記者は不在(閉鎖状態)のままで、当日の議会を直接見ていた可能性はほとんどなく、記事となった情報の出所が何か判らず、市長に批判的な議員か関係者の密告とのウワサもあります。
 
 当然のこととして、津島市民の反響もあり、私のもとに連絡をしてきた人もあるが、この問題について、私は明らかに公職選挙法に違反はするものの、議会当日に市長自ら、「震災復興のための寄付だと思っている」「法の裁きがあるなら受けなければならないと覚悟はいたしております」と答えており、翌日の新聞に報道されなかった事は、悪意による行為ではなかった事が理由ではないかと推測していました。
 
 この問題がどのような結末になるか判りませんし、ネットの掲示板の中では賛否両論入り乱れて投稿されていますが、物事を善意にとるか、悪意をもって見るかによって考え方は大幅に違ってくる事を実感させられます。津島市長が法の裁きを覚悟しているので、憶測による冷やかし投稿は無用にも思います。
 
 一方において、物事の真意が判らないままに、無責任に発信されるコメントにも真剣に対応する人々が存在し、日進市の花火問題についても、日進市にとっては日進市民の意見が優先されるべきだが、市外や県外から届けられる大量のメールや電話で、日進市のスケジュールに穴をあけてお詫び行脚となりました。
 
 本日は9月議会最終日となりましたが、これから秋の行催事が連続する事から、一般社会では当り前に行われるお付き合いが、我々議員にとっては公職選挙法に反する事例が多いことの再認識と、地域の中では家として当り前のお付き合いも存在する事から、我が身に置き換えて考える事件ともなりました。
                                   9月26日の一言

応援した2候補の当選が確定して

 本日は稲沢市議会議員選挙の投票日で、まもなく当落が決まると思いますが、候補者にとっては当選と落選の格差は明日からの生活が一変するため、支援者とともに速報に注目して候補者の心境がヒシヒシと伝わってきます。 
 
稲沢市市議会議員選挙 投開票速報 
 
 投票が済んでいるので記す事ができますが、私は稲沢市と合併した旧祖父江町から立候補している川合候補と、旧平和町から立候補している平野候補と縁があり、出陣式や個人演説会の会場に走りました。
 
 川合候補は私より7才も若いのに、政治経験は私より永く、バイタリティーのある議員で、私の過去の選挙には必ず顔を出してくれており、彼の父親と私の母親は小学校の同級生であった事と、祖父江町は私の出生地である事から、故郷の伝統文化の継承のためにも期待しています。
 
 一方で、平野議員とは、平成5年にPTA活動を通じて知り合い、地元の商工会長を十年近く務められた人格者で、4年前の選挙に立候補されなかった事から、元職としての挑戦だけに厳しい選挙戦を強いられています。
 
 私の住む地域は、昭和30年に津島市と合併した旧神守村で、50数年前の合併にもかかわらず現在でも旧市街地との地域格差が現存し、対等とは言うものの稲沢市に吸収された両地域の人々の生活を守るために頑張って欲しいと、本日の朗報に期待している次第です。
 
 さて、津島市を離れて他市の選挙で政治を語ることは、他都市の議員との比較もされ、間違いや低レベルな主張は津島市の印象を低下させるため、津島市の議員としての責任を感じるとともに、今回の選挙で一緒になった一宮市、愛西市、あま市の議員から学ぶ面もあり、久しぶりに勉強となる選挙戦になりました。
 
 私が初めて選挙に立候補した時は45才でしたが、議員生活は3期12年と思っており、今年から4期目の政治活動に入り、4年後は61才になる事から、60で定年を迎える同級生と同じ気持ちになっていました。
 
 しかし、最近になって、「今まで応援してきたのは、今のお前を頼りにしていたのではなく、定年後の年金生活になってから頼りにしたくて応援してきたんだぞ」と同級生達に言われ、自分と支援者の意識の違いを実感させられました。
 
 昨晩の個人演説会で、私より年長者でありながら、気力、体力で私より若々しい応援演説をされたあま市議会の八島議員によって、私が30代の若い議員2人と会派を組んでいる事から、年齢以上に年寄りと化していた事も指摘されました。
 
 応援した2候補の当選が確定し、明日は9月議会最終日のため、そろそろ風呂に入って(現在12時です)眠りたいと思います。
                                  9月25日の一言

他市の議員からバワーをもらい…

メーテレニュース   
帰宅途中の女性殴り現金4万円奪う 愛知・津島市 23日
愛知県津島市で帰宅途中の女性が刃物で脅されたうえに顔を殴られ現金4万円などが入ったバッグを奪われる強盗事件がありました。
23日午前0時すぎ津島市宇治町の路上で、自転車に乗って家に向かっていた21歳の女性がいきなり現れた男にカッターナイフを突きつけられました。男は「金を出せ」と脅して女性の顔を殴り、自転車の前かごに入れてあったバッグを奪い自転車で逃げました。バッグには現金約4万円入りの財布と携帯電話などが入っていました。女性のけがの程度は軽いということです。警察によりますと、逃げた男は25歳ぐらい、身長165センチから175センチ
パンチパーマに横じまのシャツを着てマスクをしていたということです。
 
 昨日に死んだ「ピーコ」の埋葬が本日最初の仕事となりました。我家のペットは、死んだ時に庭へ埋めることにしており、今年は4月に死んだ愛犬「モモ」に続いて2回目の埋葬となり、鳥では初めての埋葬です。
 
 家内は庭に埋めることを良く思ってはおらず、「モモ」の場合も火葬場に持って行きたい様子でしたが、過去に家族の一員だったペット達が庭で眠っているので、同じように我々の声の聞こえる庭で眠らせたい私のこだわりです。
 
 「ピー」ちゃんは、僅か1ヶ月の別れとなりましたが、拾われたヒナ鳥でありながら、最初から飼われていたかのように手に乗り、腹をすかすと「ピー、ピー」と鳴き、呼ぶと飛んで来るようになった事から、自然界に戻す悲しい別れを想定していましたが、足の骨折から回復することなく永遠の別れがやってきました。
 
 本日も稲沢市の選挙応援に走り、津島市の事例を語ることで、改めて違う見方も実感し、議員生活が4期目になった事と57才の年齢から、少し気力が低下していた部分を、応援に駆けつけた他市の年長議員のパワーにより充電できたようにも思われます。
 
 さて、最初に添付した記事は、我家の近所で起こった事件で、テレビ画面に毎日のように眺める風景が映し出されました。鳥の死に涙する心境で落ち込んでいる間にも事件が起こっている現実問題を何とかしたいものです。
                                  9月24日の一言
追伸

悲しみを胸にしまい個人演説会へ

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 本日は佐藤由美ピアノコンサートの鑑賞のため、岐阜市にあるサラマンカホールまで走りましたが、急な冷え込みのため風邪薬を飲んで、演奏者に迷惑をかけないようにマスクをかけての参加です。
 
 このホールは700席の音楽専用ホールですが、尾張地方には音楽専用ホールが見当たらず、立派な施設に津島市からの同行者はため息混じりに、「こんなのがあったらなァ」の一言がでますが、岐阜市は岐阜県の県庁所在地なんですから比較するほうが間違いです。
 
 本日のプログラムは、モーツァルトやシューマンの曲目が演奏されていますが、音楽とは無縁の我々は、「次に何をやるか説明がないと判らん」となりますが、説明を受けても我々には判りませんから…
 
 昨日に動物病院へ走ったものの、ヒヨドリのヒナ「ピーコ」が夜のうちに死んでおり、揺すっても死んだものは生き返らず、我家に来て1ヶ月の短い別れとなりましたが、1ヶ月を振り返って元気に飛んできた姿が忘れられません。
 
 ピアノの音色に耳を澄ますと、ピーコの顔が浮かび、夜に長男の頭に落ちてきた不運な出会いと、私の知識不足によって、足を骨折した後悔の念が頭をよぎりましたが、コンサート終了時には気持ちを切り替えたものの…明日埋葬します。
 
 さて、稲沢市の市議会議員選挙は明日一日を残すのみとなり、応援弁士を依頼された候補者の個人演説会場に走り、応援する支持者の熱心な顔に、2日後の朗報が聞けることを祈りましたが、私のように地域と無縁の選挙と違い、地域ぐるみの応援に候補者の責任の大きさを実感させられました。
 
 人間というのは何処にどんな縁があるか判らず、12年前の選挙時に私の事務所を訪れたと言われる人が、「秋田県人会」と言われた事から、旧甚目寺町の秋田出身の知人(故人)の名前を挙げたところ、旧知の間柄であった事が判り、故人の思い出話に花を咲かせることになりました。
 
 一方で、候補者が初めて出馬した時の事務所で、私の父親と仲の良かった名鉄のOBと出合ったものの、今回は姿が見当たらず、津島市役所に勤めていた候補者の同級生の姿が無いのは、病気で入退院の繰り返しと聞かされ、年齢を重ねてきた淋しい一面も実感です。
 
 明日は最後の選挙運動となりますが、明日の個人演説会が開かれる会場の近所には、最近会っていない知人や行き来が途絶えた親族の顔が浮かび、会場で話すだけでなく私にもできることが忘れられていました。
                                 9月23日の一言

人工衛星が地球に落下の報道に

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 米航空宇宙局(NASA)は、過去に打ち上げた約6トンの人工衛星が、 米時間で23日に落下し、落下地域は依然としてわからないとの見通しを発表した。大気圏突入で大部分は燃え尽きるが、金属破片26個(計532キロ)が約800キロ四方の範囲に落ちると試算。世界の誰かに当たる確率は3200分の1で、「自分に当たる確率」は21兆分の1になるという。
 
 新聞報道によれば、日本人は宇宙損害責任条約を批准していることから、万が一落下した人工衛星によって人や物が被害にあった場合には、衛星の所有国が損害を補償してくれると言うが…
  
人工衛星、23日落下へ 532キロ、燃え尽きぬ見込み 
衛星の破片、落ちるかも 人に当たる確率3200分の1
 
 破片が落ちるのは赤道を挟んだ北緯57度~南緯57度の間で、日本を含む世界の広い範囲が対象地域になり、26個の金属破片が800キロ四方の範囲に落ちるものの、場所までは予測できないとの報道です。
 しかし、場所が特定できたとしても、空から予告無く超高速で落下してくる人工衛星から逃れることは不可能で、今後もこんなことが続くと考えれば問題となり、中国の衛星なら公表もされない可能性が高く、過去に人的被害はないと言うものの、第1号の被害者にはならない事を祈りたい。
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 さて、本日は久しぶりにボランティアである福祉有償運送で、会員さんを市民病院に送りましたが、本日より抗がん剤の処方を受けるための送迎である事から、笑顔を作っているものの、お互いが心細い心境で、20年前に私の父親が末期がんと診断された時の話を気休めに話すと、会員さんもご主人のがん治療の話を出され、医学が発展していることに期待する話で到着しました。
 
 人間の病気と比較して記すことは不謹慎かも知れませんが、我家では2日前より私の相棒「リマ」が不調で、歩くときに時々小さな悲鳴を上げることから、観察していたものの回復しないため、骨折の経過が良くない拾ったヒヨドリ「ピーコ」とともに、名古屋市の動物病院に走りましたが、病院の駐車場は満車で、駐車するのに30分待ちとなりました。
 
 私の観察では左の前足かと思っていましたが、腰のヘルニアとの診断で、レントゲン検査の結果では骨には異常がないものの、腰を押さえると痛がることから、しばらくは安静にして大好きな2階への階段の上り下りは封印です。
 
 写真はレントゲンの結果を待つ「リマ」で、隣の箱の中には「ピーコ」が沈黙しており、こちらも回復すると暴れて骨折を繰り返し、医師の話では回復は極めて難しく、私の子供として一生看病が続きそうな気配に、「リマ」と「ピーコ」を乗せた車は超安全運転の帰宅です。
 
 我家の暴君「リマ」もこの日は紳士的で、待合室の隣の婦人になでられてもおとなしく、「ピーコ」の診察も私の腕の中で見守りましたが、両者とも一週間後に再来院する必要があり、何とか回復して欲しいもので、久しぶりに父親のような心境となる一日となりました。
                                9月22日の一言

千五百年前の文字発見の報に

イメージ 1 福岡市の古墳から出土した鉄製太刀から、西暦570年を示す「庚寅」の干支と「正月六日」の日付が刻まれている事が、福岡市埋蔵文化財センターのエックス線撮影によって確認され、21日福岡市教委が発表した。
 
 日本書紀には、暦は554年に朝鮮半島の百済から日本にもたらされたとの記載があり、伝わってから十数年で暦が広まっていたことと、日本書紀の記載の信憑性についても歴史を裏づける発見と思われる。
 
日付入りの大刀出土 暦使用の国内最古例か 福岡    朝日新聞夕刊引用
 
 さて、添付した記事にある太刀の写真を見ると、私たちの少年時代にも似たような物が土中から出た事があり、価値は無いだろうが錆を落として遊んだ記憶もあることから、過去に失われた歴史的遺産も多いのではないだろうか。
 
 私の住む町内にも、かつて「越津古墳」が存在し、六畳敷きの石があったことを識者から聞き、町内の古老に聞いたところ、昭和40年代までは場所も特定でき、石の存在も判っていたが、農地の土地改良によって遺稿場所も不明となり、土地改良前の古い地図を確認しないと判らず、その地図を所有する家で探したものの、地図そのものが見つからず、古墳の存在を知る人も殆ど無い事から消え去る運命となります。
 
台風15号 大雨・暴風・高波に厳戒呼びかけ
 
 台風15号は、本日の午後に静岡県浜松地方に上陸し、今晩から明日にかけて関東、東北地方へと進路を向けており、東日本大震災の被災地へ更なる被害をもたらす可能性も高く、東海地方への被害が大々的に報道されたものの、今後の進路が気になるところでもある。
 
 愛知県や岐阜県にも人的被害を出したものの、台風そのものの被害ではなく、台風が近づく前日の被害であったことから、集中豪雨に対する水路の安全対策や堤防の強化は急務で、災害の再発を防止したいものでもある。
 
 もっとも、海抜ゼロメートル地帯に住む者の感覚からすれば、地下通路に売店や精密機器を置けば、浸水を完全に防止することは不可能で、防災対策についても避難所の場所そのものの改善が必要であり、改めて津島市の検証も必要に思う台風の通過となりました。
                                   9月21日の一言 

車に水をかけられびしょ濡れとなり

 「今日はどうしようか?」の電話は、毎週火曜日に開かれる書道会の恩師からで、台風15号の接近による激しい雨が降り続いているため、本日は書道会を中止しようとの連絡で、当地方では激しい雨に見舞われています。
 
イメージ 1 本日は朝から雨が降り続き、午後に帰宅した際には車を降りることができない激しい雨に、我家だけにカーナビのテレビを見て止むのを待っていると、右の写真のように30分が経過しても降りられず、私の車は『車中泊』もできる準備がある事から、このまま着替えも用意しておけばよかったと思える激しい雨の一日となりました。
 
台風15号の進路  http://www.jma.go.jp/jp/typh/111524d.html
 
 この台風15号の被害は、私の認識をはるかに超えており、本日の夕刊やテレビ報道では、名古屋市が100万人に非難勧告を出し、自衛隊に出動を要請したと報じられ、県内では名古屋市だけでなく春日井市にも被害が出るとともに、岐阜県多治見市や白川町では行方不明者も出ている模様である。
 
名古屋市、100万人に避難勧告 自衛隊に派遣要請 
 
 私の住む津島市は、海抜ゼロメートル地帯で、昭和34年の伊勢湾台風では日光川が決壊して長期間水に浸かった歴史があり、明日にも襲来するという台風と満潮が重なると大変な被害も想定されます。
 
 さて、本日は台風関連ですが、隣に回覧板を届けようと我家の前に出たところ、前を通る県道を走る車によって、身体中に道路の水を浴びせられ、着替えをしてから再度届けましたが、この時にも車による噴水のようなかけ水で、下半身はびしょ濡れとなりました。
 
 昔のような水溜りの泥水ではないものの、大量の水をかけられれば、そのままでは外出も続けられず、明らかに運転者の責任は免れないと思いますが、一瞬のことで車の車種やナンバーを暗記することは不可能で、走り去る車を見つめ続けたものの、後の祭りで停まる様子もありません。
 
 もし仮に、車の特定ができたとしても、車の所有者が認めない場合には、第三者の証明できる人物がいないと訴える事もできず、ネットを検索しても殆どが泣き寝入りとなっているのが現実のようだ。
 
 自分も車を運転することから、故意でない不可抗力による水掛けはお互い様とも思いますが、前の車が歩行者に噴水のような水をかけて走る後ろから、スピードを緩めずに水をかけ続けて走り去るのは決して許してはおけません。こんな時にはボランティア精神は皆無の鬼となり、この問題も捨ておけないと実感です。
                                  9月20日の一言

またもや福島産が問題となり

 愛知県日進市で18日夜あった花火大会で、福島県産の花火に対して市民らから「放射能をまき散らす恐れがある」などの声が寄せられたため、打ち上げを中止したことが判り、新聞やテレビで繰り返し報じられています。  
 
福島産花火の打ち上げ中止 「放射能の恐れ」愛知・日進 
 
 花火を作った福島県川俣町の業者は、「東海地方に避難している人もおり、福島の花火だと喜んでもらえると思い協力したのに残念」と話し、町長も「風評被害が広がる事を懸念する」と発言しているが、それは福島県の都合で、使わなかった日進市や主催者を批判するコメントは的外れでもある。
 
 京都の送り日のマキの受け入れ拒否が全国に報じられたが、誰もが汚染の可能性のある物よりも安全な物を求めるのは自然な行為で、安全と言うのであれば検査をして数値を示すのが最低限の責務ではないか。
 
 過去のブログにも記したが、中部大学の武田教授は、「農作物を作る前に、土地の放射性物質を取り除く除染が先決」と、マスコミで何度も発言し、自らのブログにも記されているが、基準値以下とされ出荷される事になった米についても、総てが検査されたものではなく、安全と言うならば県外に出荷する事よりも、福島県内へ出荷して食する事が前提ではないか。
 
福島の一般米、出荷可能に まず2町でセシウム不検出 
福島産早場米すべて出荷可能 一般米予備調査も基準以下 
 
 「明日は我が身」の言葉のように、災害は全国各地に被害をもたらし、毎年全国のどこかで台風による大きな後遺症が残され、数日後にも台風が日本本土に接近する見込みだが、コースを外れ被害が少ない事を祈りたい。
                                  9月19日の一言

稲沢市議会議員選挙が告示され

イメージ 1 本日は稲沢市の市議会議員選挙が告示され、私は旧平和町から立候補している候補者と、旧祖父江町から立候補している現職候補の出陣式に参加し応援の挨拶をしてきました。
 
 旧平和町から立候補している知人は、平成5年にPTA活動を通じて知り合い、小学校と中学校だけでなく、我家から近い高校の会長も務められ、地元の商工会長を永年務めた実績があり、合併前まで町議会議員を務めておられたが、前回の選挙は政治よりも家業を優先して立候補されなかっただけに残念に思っていましたが、私のような変わり者の話を黙々と聞いて下さる候補者だけに、きっと地域の人々の声を拾って活躍される人材ですから、一週間後の朗報が聞ける事を期待しています。
 
 旧祖父江町から立候補している現職候補は、私の選挙時に必ず事務所へ応援に駆けつけてくれる、私にとっては数少ない政治仲間ですが、私より7才も若いのに政治経験は私より長く、人付き合いも上手い情熱家だけに、落としてはならぬ人材です。私にとって旧祖父江町は出生地であり、母親と家内の在所がある第二の故郷で、候補者の父親(故人)と私の母親は小学校の同級生という縁も、再選を果たして旧祖父江町の顔馴染みの人々を安心させて欲しいと願っています。
 
 本日は夜にも立会い演説会場に立って応援する約束となっていますが、選挙戦の最中だけに書き込みはこの程度に止めたいと思います。
 
イメージ 2 さて、今日もやっぱりヒヨドリの「ピーコ」が気がかりで一目散に帰宅しましたが、連休中のため孫を連れて娘が帰っており、孫がヒヨドリを怖がるため私だけは別室で「ピーコ」を左手に乗せたままの休養です。
 
 昨日の梨に続いて、バナナやメロンを与えたところ、喜んで食べますが、私が可愛がれば可愛がるだけ相棒「リマ」も気になり、私の周りを離れず、好きでもないバナナを張り合ってつきまといます。
 
 写真では判りづらいものの、私の右手にあるメロンを突っつく「ピーコ」の残りを狙うリマですが、本日は娘が連れてきた愛犬(チワワ)もおり、賑やかかな日曜日となっています。
 もっとも、最近まで連休に上高地か四国遍路へと、手帳を見て楽しみにしていた事を考えると、全く想定外の日々が続きますが、現在は議会開催中でもある事から、これで良かったと自画自賛の一日となりそうです。
                                   9月18日の一言

鳥と一緒の一日となりました。

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本日・ナシを突っつく「ピーコ」
 
  先週の左足に続き、今週月曜日に右足を骨折して、両足が動かせないヒヨドリ「ピーコ」ですが、2日前に記した内容が嘘のような回復を見せ(信じられないでしょうが)て、本日は私の手の平から私の食べた「梨」を突付いて果汁を飲むようになりました。
 
 昨日までは動かないように外の見えない箱の中に入れてありましたが、外の様子をしきりに気にしていることから、市役所から帰った夕方以降は、2才になった孫の世話をするよりは軽い事から、夜まで私の手の中ですごさせました。
 
 どうやら、温かく柔らかい手の中は居心地が良さそうで、本日は出かける時以外はせがまれるように手の上に置き、カゴに入れると痛そうにし、手の平ではおとなしくしている事から、パソコンへ書き込み中の今も左手の中から私の右手の動きを眼で追っています。
 
 ただし、食べて手の平、食べて手の平の繰り返しは、排泄も自然となりますから、私の手の平は「ピーコ」のフンで緑色となりますが、最近は尻尾の羽をピクピクと立てる時が排泄と判り、阿吽の呼吸でティシュをあてがいます。
 
 今でも幼い羽毛が残るヒナのため、成長が一日ごとに実感され、骨折がなかったら部屋の中を飛んでエサを食べていたと思うと残念でなりませんが、こんなハプニングによって、私は鳥と親子のような時間が経験させていただけました。「ピーコ」には私が判別できるようで、私の手の中ではおとなしくしています。
 
 さて、毎日のように鳥の経過を記しておりますが、これからの事を考えると大変で、安全な鳥カゴの確保と、骨折や万が一私の下敷きにしてしまうと、この楽しい関係も台無しにしてしまう事と、我家には大嫌いなヘビが生息している事から心配は尽きません。
 
 そして、私の幼い頃には、父親が大量に買い込んできたヒヨコを飼育箱から出して、内緒で布団の中に入れて寝ていた思い出や、今まで忘れていたヒヨコの臭いなど、完全に忘れていた過去の記憶が蘇り、私に新鮮な時間を与えてくれました。ピーコに感謝の日々となっています。
                                   9月17日の一言

議会活動から選挙の応援に…

 今年の統一地方選で躍進した減税日本の名古屋市議3人が、自民党や民主党の議員と一緒に海外視察に行く事を希望し、取材に対して海外視察の意義や必要性を主張していたものの、結果的には海外視察を「大名旅行」と批判する河村市長の説得で断念したが、同党議員の市民感覚とは程遠い行動が問題視されるようになってきた。
 
 名古屋市議会では、慣例として4年の任期中に1回海外視察に参加でき、議員1人当たり120万円の予算を計上しており、今年度は10月24日~11月2日の日程で北米とメキシコの都市を訪れる予定とある。一方で、河村市長は「地域委員会を調べたいなら、自分の行きたいところに政務調査費で行けばいい」と話したと報じられており、政務調査費の支出に対しても住民の厳しい批判があることが認識されていないのではないか。
 
減税日本:名古屋市議が海外視察希望 河村市長見送り指示  
 
 海外視察に対する反響が大きかったことや、この半年間に減税日本所属議員の事件や不祥事、不手際が連続した事が原因と思われるが、本日には党所属の名古屋市議に対し、幹事長名で、議員個人で報道機関の取材を受けないよう要請する電子メールを流していたことが報道されている。
 
減税日本市議に「取材受けないで」 
 
 「マスコミ対応は極めて重要だから…個々人によるマスコミ取材は受けずに、党本部に聞いて欲しい」とのメールは、河村市長を旗印に市民派としてマスコミを利用して躍進した地域政党が、議員個人の意見を封印したマスコミ対応を考えた事と、議員個々人に市民感覚も議員としての資質も備わっていなかった事が露呈し、政党としての大きな岐路に立たされている。
 
 私自身は減税日本の考えとは一致しないものの、今年度に入って津島市議会が年間に1500万円も必要とする副市長を2人制にする議案を可決し、その後の議会では国民健康保険税や介護保険の値上げを当り前のように可決した事から、一度世の中をリセットするためには、「河村市長の主張ももっともかも…」と思っていただけに、名古屋市民だけでなく世論にも冷や水をかぶせる事件となりました。
 
 さて、9月の津島市議会は本日で常任委員会の審議を終わり、26日の最終日を待つ段階に入りましたが、個人的には今度の日曜日に告示される稲沢市議会議員選挙の応援演説を依頼され、旧知の2人の候補者からの依頼だけに、無責任な話もできず、休みのないままに10月を迎えることが確実となっています。明日は貴重な休息日になりそうです。
                                    9月16日の一言

先進地に学びたいユニークな施策

 昨日の朝日新聞夕刊の中にある『ひとえきがたり』に、徳島県JR土讃線の大歩危(おおぼけ)駅が紹介され、無人駅となった駅の助役に任命された2才の柴犬「虎太郎」がシッポを振って乗客を出迎えると報じられている。
 
 7月11日に報じられた記事がもとになっているが、昨年の秋に駅が無人化されたのを機に、近隣のまちおこし6団体が「大歩危駅活性化協議会」を結成し、地元ゆかりの妖怪「児啼(こなきじじい)爺」の木彫りを駅長にして、近所の人が飼う「虎太郎」を助役に任命した。
  
犬の助役さん就任、児啼爺駅長とコンビに 徳島 
 
 無人化された駅の事務室を観光案内所に改装し、地元の住民が駅周辺を掃除するとともに、沿線に桜を植えるなど、案内所の管理や電車の利用者への対応も、できる人が自発的におこなっていると言う。
 
 大歩危駅は、四国でも指折りの秘境である祖谷渓谷にあり、大歩危峡と子歩危峡として全国から観光客の訪れる景勝地で、エメラルド色の吉野川沿いに存在する無人駅といっても特急列車も停車する駅である。
 
 私の住む津島市にも数年前に乗降客の減少により、名鉄青塚駅が無人化され、それまで存在したトイレも管理不能となる事から廃止され、駅周辺の立小便が問題となり何とかトイレが設置されたものの、ただ単に電車を利用する人の通過点で、乗客は減少の一途をたどっています。
 
 「東の玄関として何とか整備して欲しい」との声はあがるが、過去に存在した商店はほとんど廃業し、駅周辺は車のすれ違いもできず、人々の声も電車本来の利便性を求めるものではなく、自動車社会としての要望も多く、住民自ら協力して改善させる機運はなく、行政への改善要望ばかりである。
 
 地方の山奥に存在する小さな駅と住民の協働から学ぶものは多い。乗客の減少による駅の無人化であるが、地域の人々の交通の拠点である事と、青塚駅周辺には商店が存在し、公共施設もある事から、地域ぐるみで駅を考えれば新たな展開も予測できそうです。
 
1ヵ月前の羊のブログ   http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/45400097.html
 
 さて、1ヶ月前の新聞報道で、大阪和泉市の住民が世話をする羊2頭が河川敷の雑草を食べて、行政の支出する年間125万円と放置されるゴミの撤去料30万円が節約される(羊の管理費は30万円)という話題に魅力を感じました。
 
 この話題を、私はそのまま津島市で実施できるとは思ってはいませんが、そのユニークな発想をヒントにできる施策は多いと直感し、津島市の親しい管理職に話したところ全く関心を示さないばかりか、考える前に「できない」との返事しか返ってきませんでした。
 
 一方で、この話を愛知県の親しい管理職に話したところ興味を示しただけでなく、他地区の先進事例まで示してくれました。地方と言えども、市職員と県職員との意識の違いもヒントですが、田舎でできる事が都会でできず、都会で考えられない施策がおこなわれている現実に、我々は柔軟な対応が必要に思います。
 
 私の議会内での会派は3人で、2人とも30代の若さが魅力ですが、私の取り上げたこんなとんでもない話題(和泉市の羊)に、「一緒に現地に行きましょうか」との一言が発せられ、こんな飛躍した施策を見てみようとする若い議員の存在に久々となる希望を感じました。
                                  9月14日の一言

議会中ですが、ちょっと脇見運転です…

 本日は9月議会2日目の一般質問が開催され、私は午後に5番目の登壇となり、持ち時間1時間を市民主役の目線で、市民病院の医療や、市民参加型の公園や緑地などについて質問を続けました。 
 
 明日から厚生病院委員会、経済建設委員会、総務文教委員会が開催され、議会は最終日の26日まで続きますが、この会期中に来週と再来週に3連休を含んでおり、上高地や四国遍路にはもってこいですが、議会中で参加すべき日程があり楽しみは10月に持ち越しです。
 
車中5連泊、過労運転させた疑い 運送会社所長ら逮捕
 
 さて、今年の6月に大阪府茨木市の名神高速道路で、大型トラックが渋滞の列に追突し、2人が死亡した事故で、名古屋市の運送会社の営業所長や運行管理責任者など勤務先の社員4名を逮捕したと大阪府警が発表した。
 
 高速道路における大型トラックの追突事故が続発しているが、私は事故発生後の週末に地域の人々を乗せて四国遍路に行く予定があり、事故現場を通る事から印象に残った事故で、追突されて5台の車が炎上し、2人の人命が奪われ、3人が重軽傷との事故に、予測もできない後ろからの追突で突然命を奪われ、帰るべき家に帰れない被害者に我が身を重ねていました。
 
 ただし、車中5連泊については、個人的に車中泊を好みとしており、私は上高地や四国遍路に個人で出かける時には車中泊を行っており、運転席の後ろで足を延ばして寝る寝台を装備した大型トラックが羨ましく思っています。
 
 もっとも、私の場合は仕事や社命で車中泊をしているのではなく、個人の楽しみである旅行での車中泊だけに、「一瞬、居眠りをしてしまった」というトラックの運転手とは違い、眠くなればその場で寝られるため、逮捕された運転手だけの責任ではなく、勤務先の上司4名を逮捕した今回の報道が、全国の運送会社への警鐘となることを望みたいものです。
 
 9月もまもなく半分が経過し、上高地では寒さから車中では2連泊も厳しくなり、閉山まで2ヶ月となり、四国遍路にいけるスケジュールが手帳になく、このまま年を越さないためには、空いた日程は何も考えずに走るしかありませんが、果たして…
 来週から稲沢市の市議会議員選挙が行われ、当落をかけて候補者は必死の1週間となります。関係する議員の応援と朗報によって自身の充電としたい心境です。
                                 9月13日の一言

孫が退院し、鳥を病院に連れて

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 本日は津島市議会の一般質問が開催され、7議員の質問と答弁が終了して散会しましたが、明日も7名の質問が残されており、私は5番目の登壇ですから午後になりそうです。
 
 さて、本日は土曜日から名古屋市内の病院に入院していた孫の退院となりましたが、議会の昼休みに自宅に戻ったところ、我家で左足の骨折を療養中となっているヒヨドリのヒナ「ピーコ」が、今度は右足を負傷してうずくまっており、議会終了後に慌てて名古屋の動物病院まで走りました。
 
イメージ 2 7日に骨折の診断を受け、その後みるみる元気を回復し、最近は羽をばたつかせており、飛ぶのを楽しみにしていましたが、3時間の空白があった事から、エサを求めて暴れて右足も骨折した模様です。
 
 今回はレントゲンを撮るまでもなく骨折が判りましたが、両足を骨折したことから回復も遅れ、回復しても自然界に戻る事は難しい可能性が高そうですか、ここまで関わった以上は骨折が治るまで懸命の看病を覚悟です。
 
 それよりも明日の朝になって元気になっておれば幸いで、今晩が越せるかどうかさえ心配となるくらい弱っており、ピーコの生命力に期待するしかありませんが、拾ってきた当初には満足に飛べないものの、手に乗ってエサを食べていただけに拾ってきた事を後悔しても時間はさかのぼれません。イメージ 3
 
 もっとも、連れて行く動物病院には、壁に「ヒナをひろわないで」のパンフレットがかかっており、鳥は拾わないのが一番でしょうが、真っ黒の深夜に落ちてきた飛べないヒナだった事から、そのまま放置する事もできず、偶然にも人に飼われていたと錯覚するほど人懐っこく、私の手の上でエサを求めて「ピー、ピー」と鳴いていたたけに、このまま見捨てる事もできずに今日に至った次第です。
 
 たとえ1ヵ月かかっても元気になってくれる事を祈るばかりですが、元気な姿を回顧しながら後悔ばかりとなる夕方になりました。明日は議会ですが、鳥一匹助けられない無力感が襲います。
                                    9月12日の一言

歩き遍路友の会総会に参加して

 今年で10回目となる「歩き遍路友の会・東海」の総会が開かれ、会場となる春日井勤労会館がインターチェンジに近いため、高速道路しか利用した事がありませんでしたが、本日は一般道でも余裕の到着となりました。
 
 私は入会して3年目の新参者ですが、「いつかは歩き遍路を…」との思いから、歩き遍路体験を記して出版し、一緒に四国八十八ヶ所霊場会公認先達となった名古屋市のKさんの紹介で入会したものの、Kさんが退会した事から淋しいとの思いも、目的が四国遍路である事から、それぞれの経験談を聞くうちに顔馴染となっていきます。
 
 この会の会長さんから、「四国の別格20霊場の話をして下さい」との依頼があり、メンバーが経験豊富なことから躊躇していましたが、会が始まる前に念押しがあった事から、過去の遍路や愛知県と縁のあるお寺や、先達として厳しいお叱りを受けたハプニングや、四国で出会った人々との温かい交流を紹介させていただきました。
 
 この会には、「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクトを支援する会」の事務局長の森さんも参加されており、本日もはるばる奈良県から参加され、メンバーのヘンロ小屋への要望や意見に、最近の問題点や会の目的を語っていただきました。
 
 さて、私は四国八十八ヶ所と別格二十霊場の108カ寺を廻っていますが、会のメンバーの多くは歩き遍路だけに道を間違えれば大変なロスとなり、体力を浪費することから、失敗談は重要な情報となり、野宿に至っては身の危険も伴う事から話に引き込まれます。
 
 もっとも、四国遍路もそれぞれの目標が違い、色々な理由で四国に出向いているものの、参加されたメンバーが最近出版された「続四国遍路」には、ご夫婦で歩かれた体験談が一冊にまとめられており、1回の四国遍路を1冊の本にまとめる気持ちで巡拝すれば、今まで見えなかった出会いがありそうで、自分の早く多くが売物のジェット巡拝を反省する一日ともなりました。
 
 そもそも、四国遍路は多くが有り余る時間を持つ定年後の人が多く、今年で10年目となった友の会も高齢化が著しく、会員数の減少に悩まされ、総会への参加者も減少を続けているとの話ですが、メンバーの中には貴重な体験をされている人が多く、会の存在をアピールし、一緒に巡拝できると先人の経験も活き、愛知の遍路者を盛り上げられる事は間違いないと思いますが…
 
 暑い夏が経過し、本業である9月議会が済むと、清々しい空気の中で、紅葉の中を訪れる遍路シーズンが始まり、今年も新たな出会いに期待してカレンダーを見直したいと思います。
                                     9月11日の一言
メンバーのサイトと知らずにリンクさせていたホームページです
愛知の札所巡り http://www.aruku88.net/

孫の役にもたたない付き添いに

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 8月末に3日間入院していた2才の孫が、保育園から病児保育に通っていたものの、昨晩には高熱を発したため夜間診療に走り、本日より3日間の入院になったと連絡が入り、娘夫婦がほとんど寝ていないため私が応援で病院に駆けつけたものの…
 
 母親に付きっきりで、母親の姿が見えないと泣き出し、なだめるのが大変な孫に、自分の子供さえ面倒をみたことのない私が役にたつはずもなく、父親や母親の周りに佇むだけですが、何もない病院では自販機のジュース代位しか孫の役にたちませんが、病室がジュースだらけになることから全くの役立たずです。
 
 3日間の入院ですが、最近は子供の医療費が無料となっていることから、我々の子育て時代に比べて親の経済的負担は楽になっており、そんな事から入院が続くとは思えませんが、娘も子供を保育所に預けて働きに出ており、仕事を休み続ける苦痛と責任から精神的にも参っているようです。
 
 私の選挙公約に、4回目の選挙で初めて、「働く女性のために身体を張って働く」の項目を増やしたのも、社会に出て働きたい娘と孫の存在があるためで、子供が突然病気になったり、病後の保育を何とかしたいと思った公約でしたが、津島市と違って名古屋市は既にサービスが始まっており、それでも子供が病気になれば会社には行けません。
 
 選挙が終わって4ヶ月が経過しており、過去から継続する仕事で精一杯になっているものの、愛知県から法人の認可を受けたNPOや、国土交通省から『福祉有償運送』や『福祉タクシー』の認可を受けたような積極的な気持ちで、公約の実現に取り組む必要性を名古屋の病院で実感させられました。
 
 さて、明日は、「歩き遍路友の会(東海)第10回総会」が春日井市で開催され、一年ぶりに当地域の遍路仲間との再会となりますが、来月には西条市で別格霊場会の先達研修会もあり、新たな遍路の始まりを感じさせられます。
                                  9月10日の一言

福島産農産物の内部被曝としたら

 本日の朝日新聞は、『福島の農家支援のため、福岡市内で17日に開店予定だった産地直送品の販売店「ふくしま応援ショップ」が、施設側の要請で出店を取りやめた』と報道し、『運営側は8日、福岡市役所で記者会見し、「これが風評被害というものか」と悔しさを語った』と紹介し、読み方によっては出店を断った施設側の過剰反応のようにも取れるが、「九州に福島の物を持ち込むな」「地域の汚染が広がる」など届けられたメールこそ住民の真の声であり、わざわざ汚染の可能性を持つ福島産を売るよりも、地元の九州の農産物で十分で、応援したいのであれば売り上げから寄付すれば良いのではないか。
  
福島支援ショップ、開店中止 福岡、反対の声受け
 
 さて、私は福島県への応援は、多少の汚染でも同情して食べることではなく、本当の支援は土地の放射線物質の除染であるとの中部大学武田教授の発言が正論と思うが、本日記された私のお気に入りとしている矢嶋さんのブログには、武田教授の発言を証明するようなニュースが転載されていました。
 
 
 それによると、福島産の農産物を何でも食べると宣言し、福島県の何所でも出向くと宣言していた作家の柳美里さんが、「43年間生きて、何度か死線をさまよったことがあるので、痛い、という感覚を解っているつもりでいましたが、未経験の、堪え難い痛み」と自分のツィッターに記しており、「頭と顔面に稲光が走るような、目と歯が全部脱落しそうな激痛に襲われつづけ……氷枕、額こめかみ顎の上に氷水タオル、 両頬に保冷剤……食べ物・飲み物一切受けつけず、氷だけ舐める日々を過ごし…… 」と自身の症状を記している。
参考になるブログ↓↓
 
 本人が放射性物質の内部被曝と記しているわけではないが、毎日更新されていた本人のブログも「福島市飯坂町の果物農家から直送された桃を食べた」と記載がある8月10日以降の更新がされておらず、思い込みは問題だが内部被曝による身体の異常としか思えません。
 
 それにしても世界で唯一の原爆被爆国であり、多くの国民が放射能の後遺症に苦しみ、アメリカやロシアの原発事故の被害実態が伝えられていた中で、何故に柳美里さんは「福島産」にこだわってわざわざ口にしたのか理解に苦しみ、彼女の体調の変化が「福島産」農産物の内部被曝による後遺症としたら、送っていた農家の責任は極めて大きい。
 
 武田教授について、テレビでの厳しい発言や主張から世間に嫌悪感や誤解を与えている可能性はありますが、私は過去のブログに記された内容や、東電や国までが矛盾する対応をしている事から、教授の存在は貴重であり、我々を放射能や汚染された食材から守る広告塔として頑張って欲しいと思っています。
 
 アメリカやロシアが危険として住民の立ち入りを厳しく禁止している中で、日本は何故に安全基準を引き上げてまで住民を戻そうとしているのか。自宅に帰りたい住民の気持ちは理解できるものの、被災地の10年後や50年後に白血病や奇形児が多発する可能性を科学的に否定する事はできず、「人類の経験をしたことのない事だから」と警鐘を鳴らす発言に注目したいと思います。
武田教授のブログ↓↓
なぜ、子供が被曝を心配するのか? http://takedanet.com/2011/09/post_5075.html
一関市長さんへのご返事  http://takedanet.com/2011/09/post_d44c.html
一関市長とのメールのやりとり(2回目) http://takedanet.com/2011/09/post_3a7f.html
 
 最後になりますが、ネット上で柳美里さんの病状が大きな話題となっており、勝手に内部被曝と決めつけるわけにはいきませんが、是非とも医学的に原因を明らかにして、日本の医療の総力をあげて回復を果すべきと思います。
 このまま放置し、サンプル調査で基準値以下だったと、個別の検査がされないままに福島産の農産物が出荷されることは極めて危険で、明らかにされないならば「東北の野菜は危険」との広告塔にもなり、悲しい結果がまっている予感がします。
                                   9月9日の一言

恩師の金ピカの霊柩車を見送り

 本日は91才で亡くなられた恩師の葬儀があり、多くの参列者だったものの教え子の姿は見えず、教師仲間も(年齢から)ほとんどなく、私たちの小学校入学から3年生までの担任だった事から、50年の月日の経過を考えると悲しい別れとなりました。
 
 美人で厳しい恩師で、時には手の平で叩かれるような厳しい半面で、我々には母親のような存在で、退職後に自分で経営された保育園の園長も務められ、我家の前の道路に車を停めて訪ねてもらった事もありますが、遥か昔の姿が今のように思い出されました。
 
 「あんたはいつも隣に座らされていたなァ」と、幼馴染みに言われますが、女子をいじめたり泣かせたりすると、必ず教壇の先生の隣に座らされ、給食も食べさせてもらえず、全員の給食が終わった後で、皆に見られながら一人で給食を食べた苦い思い出があります。
 
 嘘をついたり乱暴な生徒には平手で叩かれていましたから、厳しい中にも使い分けて生徒を厳しく指導されていたと思いますが、教員退職後はやさしく可愛い小母さんに変身され、晩年はあまり外出もされなかった事から、訃報を知らない教え子がほとんどと思われます。
 
 さて、冒頭に「教え子の姿も見えず」と記しましたが、かつては連絡を取り合って同級生と一緒に参列していたものの、男子は仕事を持っており、女子にも「お節介」と思われるのも嫌で、最近は一人での参列となっています。出来の悪かった私が見送るのは皮肉のようですが…
 
 私にとっては小学校時代の恩師は全員が亡くなっており、本日も「私の担任だった」との一言に驚く人が存在し、もはや我々の年齢は「教え子」とは思ってもらえぬ年齢になっているのかも知れないと思った次第です。
 
 恩師に見送られた小学校時代の記憶は白黒でしたが、恩師を乗せて出棺した霊柩車は金ピカに輝いており、我々の母親たちから姉のように慕われていた恩師との別れが、我々の親の出棺ラッシュにならぬ事を祈りたいが…
                                 9月8日の一言

人情に流されるより正論だ・テレビ武田発言に

 読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」に出演した、中部大学武田邦彦教授の発言に対して、岩手県一関市長が、「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などとした発言を取り消すよう抗議のメールを送り、「農家の感情を逆なでする非常識な発言である」とのコメントを発表したと報じられている。
 
「東北の野菜や牛肉、健康壊す」教授発言に一関市長抗議 7日付け朝日新聞
 
 確かに新聞に報じられた見出しだけを見れば問題であるように感じられるが、放送された番組の映像を見ると、「東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの」との子どもの素朴な質問に対して、「もちろん健康を害する…今生産するのが間違っている」との発言はまさに正論であり、番組全体を見れば批判したい人の気持ちは理解できるが、私は「よくぞ言った」とエールを贈りたいし、こんな批判でテレビから排除されたら問題でもある。
 
             YOU TUBE  http://www.youtube.com/watch?v=jjvu2IyuisU#t=1m55s
 
 放射性物質に汚染された畑で、自分の食べる作物を作るのは地主の勝手と済ませられますが、赤の他人である消費者まで汚染した野菜や牛肉を出荷するのは、無責任と言うよりも犯罪行為であり、武田教授の言うように作る前に、土地の除染が先決との発言に間違いはありません。
 新聞報道では制作した読売テレビに、視聴者から約50件の電話があり、うち35件が抗議の内容だったというが、これだけ厳しい議論がされる中で、汚染を隠すように牛肉や野菜が流通している事と、安易に危険といわれる基準値を根拠もなく緩和する国や、検査もせぬままに安全として出荷している農家への抑止力として武田教授の存在は貴重と思います。下記は参考になるブログです。
 
ブログ・エコドライブ日記
 
イメージ 1 さて、2日前に左足を負傷したヒヨドリの雛「ピーコ」ちゃんですが、2日前まで私の肩や膝に乗ってエサを食べていた姿を考えると放置もできず、本日は名古屋市の大きな動物病院に連れて行きました。
 
 当方の希望でレントゲン撮影をすると、足の大腿部が骨折しており、処置後に抗生剤やカルシウム、ビタミンBなどの薬を処方してもらいましたが、意外に安い治療費にホッとする半面で、落ちてきた鳥の雛に、5千円近い治療費をかけて走っている自分と、病院まで苦労して通院している母親を対比すると笑えない話です。
 
 骨折が直らないと成長しても自然界では生きていけない事から、しばらくは骨折の完治を目指しますが、治らないままに大きくなれば飼育は大変で、完治して大きく成長すると永遠の別れが迫ってきます。
 私はこんな場面に弱いのですが、我家ではかつて骨折したキジバトを病院に連れていき、完治して放った後も庭に居ついて家内が呼ぶと寄ってきていたとの話に、私は全く記憶にありませんでしたが、毎年庭に巣を造るキジバトはその子孫かもしれず、私のエゴは封印する必要がありそうです。
 
 ペットの病気が治らず、新たな動物病院を探したり、人から紹介された遠くの病院まで連れて行く人もありますが、本日訪れた病院は獣医師が8名もおり、料金も表示されていた事から、本日は動物でも津島市と名古屋市の大きな医療格差を実感させられる一日となりました。
                                    9月7日の一言

9月議会…私の一般質問

9月議会 私の一般質問
 
1件目 市民病院と医療について
 要旨 1病診連携と在宅医療について
     2市民からの要望について
 
2件目 公園・緑地の整備と魅力化について
 要旨 1津島市緑の基本計画の進捗状況について
     2日光川左岸における河川緑地の確保について
 
3件目 津島市の公共施設アダプトプログラム事業について
 要旨 1アダプトプログラムの現状と今後について
 
 津島市議会一般質問は、12日(月) 13日(火)
 質問に立つ議員は14人(議員定数20) 私は12番目
 
 9月議会一般質問は、6月議会の16人の質問に続き、19人のうち14人が質問にたつ(議長は質問できません)盛況な議会になりそうですが、私は12番目のため13日の昼頃の登壇となりそうです。
 
 1件目の質問は、市民から寄せられた市民病院の窓口や駐車場などへの改善を求める質問と、病診連携から、他科連携、多職種連携の現状と、厚生労働省の掲げる『在宅医療連携拠点事業』の見通しまで質問する予定です。
 
 2件目の質問は、津島市で策定された「緑の基本計画」や「都市計画マスタープラン」に記された公園や緑地化について、策定後の具体的進捗状況を質問しますが、過去に策定された各種の計画が、ほとんど手付かずになっている現状から実現を求めるための質問です。
 バーベキュー施設やドックラン、市民菜園の設置も要望します。
 
 3件目の質問は、市民協働による公共施設のアダプト(里親)制度について、大阪府の河川敷を羊を草刈り役とする市民活動などを紹介し、市民協働の拡大を目指して質問予定です。 
 
 本日は質問の通告と同時に、午後には市役所側へ質問要旨の説明をするヒィアリングが行われましたが、愛知県との企画中の行事連絡や、午前中には「福祉有償運送」の会員さんに迷惑をかけてしまう綱渡りの一日となってしまいました。
 
 淋しい話題は、10日前から我家の家族の一員となっているヒヨドリの雛「ピーコ」ちゃんが、昨日の夕方に片足をネンザか骨折したため、鳥の治療のできる動物病院に行きたいものの、夜には書道会もあって明日に先送りした事です。
 
 「拾ってきた鳥を病院に連れて行くの」と、家内は眉をつり上げますが、昨日まで元気に部屋を飛べるようになり、私の肩や膝に飛んできてエサを口にしていた「愛鳥」ですから、このままにはできません。結果は後日に…
                                  9月6日の一言

高齢者のゲーセン通いの記事に

イメージ 1
朝日新聞からの転載です
 「子どもの遊び場だったゲームセンターがいま、お年寄りも楽しめる「憩いの場」になりつつある」との記事が掲載されていました。↓↓
 
 「ゲーセン」いまや常連はお年寄り シニアサービス充実
 
 東京都葛飾区のゲームセンターでは、2年ほど前から高齢者が増え始め、今は平日昼間の利用者の8~9割を占めると報じられているが、孫を連れて入った名古屋市のショッピングセンターでも、「メダル落としゲーム」の前でゲームに集中する高齢の女性が居たことを思い出しました。
 
 この時は異様な雰囲気を感じましたが、少子化による子供の減少によりゲームセンターも客足の確保が厳しい中で、高齢者が自分たちの憩いの場としてゲームセンターに集えば、高齢者の生きがいづくりにも効果的で、高齢者用の居場所として考えると業者の生き残りも計れそうです。
 
 自分の家に居場所がなく、ショッピングセンターで時間を消化して、夕方になると家に帰る高齢者を、地域の高齢者が笑い話として珈琲屋の話題にしているのを聞いた事がありますが、今では笑い話ではなく真剣な議論が必要になっています。
 
 添付した記事についても、子供と高齢者を一緒にしたようで、「自分はなりたくない」と思っている人が存在するかも知れませんが、過去の慣例や常識を外れて考える事の必要性を感じさせられ、議会でも参考にしたいものです。
 
 一年前に、病気の犬を獣医さんに連れて行けない人に車での同行を頼まれ、約2ヶ月ほど動物病院に通いましたが、高齢者にとってペットの飼育が医学的にも病気の予防と健康に有効と判っていても、病院への通院や自分の寿命を考えて諦めている人が多く存在します。
 
 そんなことを考えていると、明日が通告期限となっている議会での一般質問に、犬のドッグランや里親制度など、日頃考えている個人的閃きがよみがえり、急遽質問に入れようかと思いますか、こんな質問は思い立った時しかできないので、結果を考えずに入れましょうか。あれもこれもと、昨日に4件を3件にと記した後ですが、心が乱れています。
                                      9月5日の一言 
追伸
小宮山洋子厚生労働大臣がタバコ税の大幅値上げを発表したが、テレビで「健康のためにタバコは吸わない方が良い」と笑顔の増税発言に違和感を覚えました。私はタバコは吸いませんが、健康のためなら増税による値上げでなく、売らなきゃいいだろう。タバコだけでなく、有無を言わせない増税は、「取れる者から摂る」体質にしか見えず、減税を主張する名古屋河村市長が懐かしく思い出されました。

感謝すべきだが、嬉しいやら、悲しいやら…

 先月30日ここに記した台風12号が、西日本だけでなく全国各地に多大な被害を与え、本日やっと日本海に通過したものの、明日も東北や北海道に激しい雨を降らせるとの予報があり、台風一過とはいえないばかりか、太平洋上の熱帯低気圧が台風13号として北上しています。
 
全国の死者20人、不明54人 台風12号なお警戒必要  4日・朝日新聞
現在の台風情報 http://www.jma.go.jp/jp/typh/
 
 当初の予測では、私の住む愛知県よりも東側を通過すると思われていたものの、予測もされていなかった四国に上陸し、自転車程度のスピードで被害を拡大させ、暴風域にも入らぬ東日本まで強風と豪雨をもたらしました。
 
 さて、明日から9月議会の本会議が開会しますが、明後日が通告の締め切りとなっているため一般質問の準備をする予定をたてていたものの、午前中に相談したい依頼があり、その後に福祉タクシーの申し込みがあり、先約があった事から断ろうと思いましたが…
 
 「車を頼みたいんですが…」
 「宣伝もしていないのに、何故私を?」
 「〇〇さんから聞きました」
 「それで、何所まで行けば良いの?」
 
 電話の主は福祉施設の職員でしたが、学生時代に我家をアルバイトで助けてくれていた知人で、施設入所者の買い物と昼食に同行したいと送迎の依頼で、障がい者ゆえにタクシーメーターを途中で切って割安にしようとしましたが…
 
 領収書が欲しいとの希望ですが、日頃ボランティアの「福祉有償運送」ばかりで走っており、メーターを使った記憶もなく、領収書の感熱紙は高温のためネズミ色に変色し、操作方法も忘れている始末です。
 
 「ところで、〇〇さんて何処の人ですか?」
 「△△の人です」
 「その人は私が知っている人ですか?」
 「大鹿さんのセミナーで一緒でしたよ」
 
 会えば判るかも知れませんが、知らない人が私が宣伝どころか営業活動をしていない「おおしかタクシー」の宣伝をして下さった事と、セミナーに参加してくださっていた人と人とがつながって交流されていた事から、断らなくて良かったと一息つきました。
 
 さて、午後は約束した人との待ち合わせですが、明日から議会日程が続く事と、高度な専門知識を必要とする相談だけに、幸いにボランティアつながりの社会保険労務士を紹介して事なきを得たものの、世間話に花を咲かせていると夕方です。
 
 議員にとって議会の質問は一番重要な仕事と思いますが、4点のテーマを3件に絞る必要があり、資料を揃えすぎていることから選択が難しく、明後日の通告日も綱渡りの約束があることから、明日の本会議は寝不足のまま出席となりそうです。
                                   9月4日の一言

過去の反省がない高野連に

 今夏の高校野球甲子園大会で準優勝した青森県光星学院の野球部員が飲酒していた問題で、日本高野連が日本高野連会長名による「厳重注意」を発表し、10月に山口県である国民体育大会の参加は見送るとの報道がありました。
  
「厳重注意」受け国体出場辞退 光星学院 
 
 この問題について、私は若い時には過ちもあり、優勝を妬んだ密告程度に考えていましたが、その後に発行された週刊誌やスポーツ紙をはじめ、ネットでも様々な発信がある事から、発覚以前から問題を知っていたと報じられる高野連も含めて疑惑は解明する必要があると思われます。
 
甲子園準V 光星学院 不祥事の病巣 http://gendai.net/articles/view/sports/132211
 
 最新の週刊ポストにも関係する記事が掲載されていたが、今年の夏の甲子園に出場した光星学院のレギュラー9人のうち8人が大阪府出身で、1名が沖縄出身ということで、ベンチ入りした18名のうち、青森県の選手は3人だけという事である。
 
出場資格 ルール化模索 野球特待生、私学経営権が壁に  07年12月朝日新聞
高校野球連盟・特待生問題答申など http://www.jhbf.or.jp/scholarship/return.html
 
 4年前の繰り返しとなりますが、高校野球の特待生制度が問題となり、高野連は特待生問題に関する有識者会議を設置して、条件付きで野球特待生の採用を認める新基準を決め、3年間を試行期間として、12年度の新入生募集までに高校野球の特待生制度について最終結論を出すと発表している。
※上に添付の朝日新聞・高野連答申を参照してください。
 
 現実には、光星学院のように甲子園のレギュラー全員が県外出身で、8人が大阪府出身であることから、「裏の大阪代表」と発信されており、今回の不祥事も大阪府に帰省中に起した問題であり、過去の反省が全く活かされていない高野連の責任を問う声も存在します。そして、飲酒問題についても青森県の高校のイメージを低下させ、ネット配信を見ないと青森県の不祥事と思われています。
 
 4年前に、『禁じられているスポーツ特待制度の実施を申告した376校のうち、8日に開幕した第89回全国高校野球選手権大会への出場を果たした学校は25校にのぼる。』として、『東北勢は秋田以外の5県で特待生問題にかかわった学校が代表に。青森県高野連の関係者は「公立校と私立の強豪校との実力差は大きく、今回の措置で埋まることはなかった」と産経新聞は野球留学について報じており、まさにその青森県でその問題が再来している事は皮肉でもある。
 
 そして、週刊ポストは、光星学院の今回の飲酒や不法行為について、決勝戦の2日後に発表された全日本メンバーに準優勝した光星学院の選手が1人も選出されていない事から、高野連は決勝戦以前に把握していた可能性を指摘している。
 
 北海道や東北の高校が、北国の雪という障害がありながら、頑張って躍進している姿に応援している人も多いと思うが、高校野球の強豪校がひしめく都市部から有望選手を集めれば、簡単に甲子園に出場できる見本のようでもあります。
 学校教育に関わる事だけに厳正なる対応と説明が必要です。
                                    9月3日の一言

老人福祉施設に同行して

 台風12号は当初の予測よりかなり西よりに北上し、高知県に上陸すると報じられていますが、遠く離れた我家でも台風並みの強風が吹き、屋外では多くの家財が倒れたり飛んで明日の後片付けが大変そうな気がします。
 
 本日は脳梗塞で入院している同級生の母親の、退院後の入所先を探すために、市役所の担当窓口に出向き、病院退院後の居場所を安定的に確保するために、老人保険施設や特別養護老人ホームに同行しました。
 
 6月に救急車で市民病院に搬入された母親は、半身マヒで介護度4と判定された90代の高齢者で、同級生は3年前に奥さんを病気で失っている事から、家庭では面倒が見れないため、退院後に入所する施設を探しており、とりあえず入所をする場所は見つけたものの、期間限定で施設も自宅から遠い事から次の入所先を探す必要に迫られています。
 
 病院の相談窓口の担当者も経験が浅く、市役所で応対した職員も若かった事から満足な結果が伴わず、同級生は私のもとを訪れたわけですが、私が前面に出ると本来相談すべき人々が「相談できる議員がいるなら…」と引いてしまいます。
 
 そして、何よりも信頼できないと思われた市役所の担当課の課長が同級生である事を知人は知らず、経験豊富な課長であるため、市役所本来の信頼回復のためにも、市役所に出向いて本来の行政サービスによって解決を目指した次第です。
 
 病院もそうですが、経験豊富な医師が担当になるか、未熟な医師を主治医にするかによって大きな差があり、相談する窓口の職員も同じ事が言えます。本日の市役所行きによって、次の展望が見出され、施設の手続きも済ませましたが、複数の施設に同行した事から、施設の格差も自分の目で確認する事ができました。
 
 本日出向いた2ヶ所の施設については、私自身は強力な個人的パイプも存在しますが、これは議員としての経験ではなく、長年にわたって続けてきた学生時代の恩師や知人との縁である事から、改めて日頃のお付き合いの有難さを実感する一日ともなりました。
                                    9月2日の一言

自然災害よりもタチの悪い原発に

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 左が最新の台風情報・右は2日前の予報
 
 
 大型でゆっくり北上を続ける台風12号が、当初の予測では東海から関東に上陸して、東日本を縦断するコースから進路を西に変えたことから、四国に上陸する可能性が出るとともに、私の住む愛知県はコースから外れそうな展開です。
 
 昨晩の予報では愛知県を直撃しそうな予測に、伊勢湾台風の再来を予感しましたが、愛知県は昨年にも観測史上最大級と言われた大型台風が、伊勢湾台風と同じコースで向ってきましたが、太平洋上を東進して難を逃れました。
 
 実は私の住む地域は過去数年間にわたり、予測コース上にありながら総てコースが外れており、我家の飛ばされそうな屋根も被害には遭っていませんが、毎年台風の通り道となる四国や九州の人々は大変なことと思います。
 
 さて、新聞の扱いは小さいものの、福島原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表され、東京電力は「原発と作業との因果関係はない」と説明しているが、過去の情報隠匿を考えると全く信じる事はできません。
 
<急性白血病>福島第1原発作業員が死亡
           http://blogs.yahoo.co.jp/gkfxq141/29351692.html
 
 死亡した男性は8月上旬から7日間、同原発で休憩所の出入りや放射線量を管理する業務に従事した。勤務を終えた後に体調を崩して入院し、東電は16日に死亡の報告を受けたと言うが、勤務前の健康診断で異常はなかった者が、半月後に急性白血病で死亡している現実を「因果関係なし」と言い切れるか。もし、そうであれば、もっと誰もが納得できる説明が必要であろう。
 
ドイツのテレビ局制作の原発事故番組が福島中央テレビによって削除される
             http://blogs.yahoo.co.jp/aki_setura2003/28455145.html
 
 一方で、ドイツのテレビ局が制作した番組が、福島中央テレビによって削除されたとの情報についても、添付したブログ内の映像を見ると、東電の説明は勿論ですが、国の示す方向性についても信用はできない。ドイツのテレビ局が、「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」の言っている一言を、関係者は何と弁解できるのか。
 
武田邦彦教授のブログ http://takedanet.com/
    農業を保護するか、子供を守るか?   http://takedanet.com/2011/08/post_df4e.html
    「被曝を心配する損害」と「被曝を心配しない損害」 http://takedanet.com/2011/08/post_d6bc.html
     被曝量と健康 http://takedanet.com/2011/09/post_412f.html
 
 私自身は福島県には知り合いがおらず、現地の声を直接聞いた事がありませんでしたが、携帯電話の中に福島県在住の知人が存在する事が判り、久しぶりの会話となりましたが、武田教授の記された内容に確信を持つ内容となりました。
 
 知人は危険区域外の安全と思われる地域ですが、自分の畑で収穫された野菜の検査を希望しても検査機器がなく、未検査のままでは心配だから食べていないとの話は深刻で、添付した「農業を保護するか、子供を守るか」の記事を現実に実感させられました。
 
 安全と判断され、検査もされない自作の野菜を食しない福島県民が存在する中で、サンプル調査で異常なしとされた事で、未調査の農産物が出荷されている現実と、原発内で作業した人が急性白血病で死んでいるにも関わらず、厳しく追及もされないマスコミや政治にも不信感を増幅する一日となりました。
                                 9月1日の一言
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