
四国別格二十霊場先達研修会
本日は、四国別格二十霊場先達研修会が愛媛県西条市のりんりんパークー『しこくや』で開催され、8時から受付を早々と済ませたものの、受付前の通路で滑って屋内の池に落ちましたが、幸いにどこも痛みもなかったものの、白衣や靴、ズボンが濡れてしまい、はき直しに戻るハプニングに見舞われました。
八十八カ所霊場会とはスケールが違いますが、今年は特に参加者が少なく、会場も大広間ではなく特設会場になっていたものの、別格霊場会は僧侶の顔が見え、声が聞ける身近な関係がメリットと感じていたことから、むしろ良かったのかもしれません。 私は例年教授される『印』に興味を持って参加していますが、今年は「御詠歌」の講習が行われ、私は全くの無知でありますから、教えられてもピンとひらめきませんが、特別に御詠歌のCDが頂けたので、少しは頭に入れたいと考えています。(もっとも、私はまだカセットテープの人間ですが…)
孤独な一人旅も、顔なじみのご住職の話や、知人の先達との会話から癒されますが、先達も様々で、見た目だけでも俗社会とは無縁の衣装で参加されている人や、最前列には座られる古株の先達方は日ごろどんな生活をされているのか興味本位に想像してしまいます。
研修会は午後3時に終了したものの、四国には遍路以外で来たこともなく、行く当てもないために、結局は会場に近い、第61番香園寺から、62番宝寿寺、63番吉祥寺と巡拝し、ここで打ちどめる腹づもりでしたが、日ごろの癖で「5時までには、まだ行ける」と、第64番前神寺まで参拝することになりました。

本日最後となって一人で本堂の前に立ち、すべての御経を声高々に読み上げるのは気持ちが良く、私の声が本堂に響き渡り、これなら御利益もありそうです。
本堂も大師堂も、ロウソク台や線香台がきれいに清掃されていた事から、ロウソクと線香は省きましたが、清掃後にも参拝客が無造作にロウソクと線香を捧げたため、また朝には清掃のやりなおしなんでしょうか。
こんな時の礼儀についても、目視した場合には我々先達が注意すべきなんでしょうが、嫌われますから同行した人にしか言わないものの、参拝の作法についても知っている人と、知らない人では、満願に至った時の見た目から違ってきます。
昨日訪れた55番南光坊でも、大先達さんの「錦のお札」を頂きましたが、本日最後の前神寺にも納め札入れに「錦のお札」が輝いており、102回目の巡拝と記されていた事から、持ち帰り、帰宅後に連絡したいと思います。
100回以上四国八十八カ所霊場を巡拝すると、「金」から「錦」の札に変わる事から、102回というのは新鮮であり、私にはとうてい達成できない夢でしかありませんが、数年前一緒に先達に補任された知人から、「現在17回目」と聞かされた事から、地元だけにうらやましい環境を実感させられました。
さて、明日は「七ヶ所まいり」の予定でしたが、現地を通りながら「本当に歩けるのか」と自問自答し、いっそのこと多く廻れる車の「ジェット巡拝」にしてしまおうかと心が乱れた後の書き込みです。
さて、明日はどうなっているのでしょうか…
10月31日の一言

さて、本日は最初に住職に親しく声をかけてもらう別格13番仙龍寺(愛媛県四国中央市)からスタートし、次に14番椿堂に寄り、霊験あらたかな千枚通し霊符を求めて12番延命寺にも立ち寄りました。









数日前の一言にも我家の花を記しましたが、本日輝いて見えた花(左)も名前が判りません。携帯電話の写りが悪いため判りづらいかも知れませんが、名前が判った方は連絡下されば幸いです。




本日は、私がお気に入り登録しているブログに添付された植物を見て、我家に植えられた花々の名前が判らない現実から、家族がわざわざ買ってきて植えたものの名前すら忘れられて、勝手に生えている程度に考えて放置されている反省ともなりました。

さて、医療費の支払いができずに行政を頼りに生活している人が存在する一方で、愛犬の治療のため連日のように動物病院を訪れて財布から万札を出している人もあり、多種多様な世の中と生活格差も実感させられます。


本日の朝、愛知県瀬戸市の市道で、岐阜県瑞浪市の小学1年生の児童ら40人が乗った観光バスがガードレールを突き破って、道路脇の斜面に転落する事故が発生した。バスの運転手が死亡し、女性教諭2人が重傷だが、幸いにして児童36人と男性教諭1人が軽いけがとの報道である。
最後にテレビ番組の再編から、3時間スペシャルが連日放映されていますが、雑誌でも新規の連載の登場によって姿を消す人気漫画も存在し、今週発行された少年マガジンでは、10年間も続いていた「ゴッドハンド輝」が最終回を迎えました。
さて、バスはそのまま嵯峨野(嵐山)に走り、昼食後は一時間の自由散策ですが、久しぶりの真夏日なみの晴天に、日差しは厳しく顔を射し、参加者のほとんどが高齢者のために日陰とベンチを探してバスの発車時間をひたすら待つのみで、歩けば土産物が増えるだけの行程です。
南無阿弥陀仏の念仏にあわせて本堂で参加者全員による、数珠送りが繰り広げられ、当山の法主によるご説法を拝聴した後に、希望された人々の先祖供養の読経から、宝物殿に案内され、久しぶりに浄土宗で感動できる儀式(少しだけですが)を体験できました。








