大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2011年10月

四国・先達研修会が終わり

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四国別格二十霊場先達研修会
 
 本日は、四国別格二十霊場先達研修会が愛媛県西条市のりんりんパークー『しこくや』で開催され、8時から受付を早々と済ませたものの、受付前の通路で滑って屋内の池に落ちましたが、幸いにどこも痛みもなかったものの、白衣や靴、ズボンが濡れてしまい、はき直しに戻るハプニングに見舞われました。
 
イメージ 2 八十八カ所霊場会とはスケールが違いますが、今年は特に参加者が少なく、会場も大広間ではなく特設会場になっていたものの、別格霊場会は僧侶の顔が見え、声が聞ける身近な関係がメリットと感じていたことから、むしろ良かったのかもしれません。
 
 私は例年教授される『印』に興味を持って参加していますが、今年は「御詠歌」の講習が行われ、私は全くの無知でありますから、教えられてもピンとひらめきませんが、特別に御詠歌のCDが頂けたので、少しは頭に入れたいと考えています。(もっとも、私はまだカセットテープの人間ですが…)
 
 孤独な一人旅も、顔なじみのご住職の話や、知人の先達との会話から癒されますが、先達も様々で、見た目だけでも俗社会とは無縁の衣装で参加されている人や、最前列には座られる古株の先達方は日ごろどんな生活をされているのか興味本位に想像してしまいます。
 
 研修会は午後3時に終了したものの、四国には遍路以外で来たこともなく、行く当てもないために、結局は会場に近い、第61番香園寺から、62番宝寿寺、63番吉祥寺と巡拝し、ここで打ちどめる腹づもりでしたが、日ごろの癖で「5時までには、まだ行ける」と、第64番前神寺まで参拝することになりました。
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 本日最後となって一人で本堂の前に立ち、すべての御経を声高々に読み上げるのは気持ちが良く、私の声が本堂に響き渡り、これなら御利益もありそうです。
 
 本堂も大師堂も、ロウソク台や線香台がきれいに清掃されていた事から、ロウソクと線香は省きましたが、清掃後にも参拝客が無造作にロウソクと線香を捧げたため、また朝には清掃のやりなおしなんでしょうか。
 
 こんな時の礼儀についても、目視した場合には我々先達が注意すべきなんでしょうが、嫌われますから同行した人にしか言わないものの、参拝の作法についても知っている人と、知らない人では、満願に至った時の見た目から違ってきます。
 
 昨日訪れた55番南光坊でも、大先達さんの「錦のお札」を頂きましたが、本日最後の前神寺にも納め札入れに「錦のお札」が輝いており、102回目の巡拝と記されていた事から、持ち帰り、帰宅後に連絡したいと思います。
 
 100回以上四国八十八カ所霊場を巡拝すると、「金」から「錦」の札に変わる事から、102回というのは新鮮であり、私にはとうてい達成できない夢でしかありませんが、数年前一緒に先達に補任された知人から、「現在17回目」と聞かされた事から、地元だけにうらやましい環境を実感させられました。
 
 さて、明日は「七ヶ所まいり」の予定でしたが、現地を通りながら「本当に歩けるのか」と自問自答し、いっそのこと多く廻れる車の「ジェット巡拝」にしてしまおうかと心が乱れた後の書き込みです。
 
 さて、明日はどうなっているのでしょうか…
                                   10月31日の一言

四国二日目の放浪記

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四国52番札所・太山寺本堂
 
 本日は車中泊のため、観音寺市にある「道の駅とよはま」で8時半に起床して、しばらくは瀬戸内の島影や海を眺めて、朝食後の10時に出発です。車中泊と言っても、ガスコンロを搭載し、朝から味噌汁とおにぎり、ヨーグルトと普段と変わりません。
 
 四国遍路は、朱印帳の納経所が、午前7時から午後5時までと決まっているために、旅館に宿泊していても6時に朝食をとり、7時にはお寺の本堂前に立っていますから、気ままな一人旅はずいぶんのんびりとしたもんです。
 
 のんびりの理由は、もうひとつあり、今回は車中に京都の銘酒「雪紫」が積んであり、昨晩は(今晩もですが)隣に建つコンビニで買ったツマミを肴にして飲酒していたことも理由です。夜に海の波音を聞きながらの独り酒もたまりません。
 
イメージ 2 さて、本日は最初に住職に親しく声をかけてもらう別格13番仙龍寺(愛媛県四国中央市)からスタートし、次に14番椿堂に寄り、霊験あらたかな千枚通し霊符を求めて12番延命寺にも立ち寄りました。
 
 「千枚通し」と言うと、皆さんは先の尖った針のような千枚通しと思われますが、実際には薄い霊符が千枚入っており、1200年前この地に生えていた松の辺りに、足の悪い人がいるのを弘法大師が憐れんで、千枚通し霊符を一枚授けたところ霊験によって全快したことを源としています。欲しい人が多く、持ち帰ってもすぐに人手に渡ってしまいます。
 
 別格20霊場会では、昨日から愛媛県西条市で「八十八カ所お砂踏み」が開催されている事から、どのお寺にもご住職の姿はありませんが、奥様や受付の人々とゆっくり会話を楽しみ、こんなにゆっくりとした遍路は今までありませんでした。
 
 このまま西条市に到着しても何もやることがないので、私が四国八十八カ所霊場会から先達の補任を受けた時に、私を先達に推薦していただいた第52番太山寺へ車を走らせ、久しぶりにご住職と会話を交わせましたが、団体バスの大量の朱印帳が持ち込まれたため退散です。
 
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 ここで、まったくの思いつきでしたが、今治市にある第55番南光坊に走ることを思い立ち、西条市からは遠ざかりますが一路今治を目指す事にしました。
 
 この南光坊は、納経所に座る平田さんが親切な人で、「あんたのために2つ頼み事ほ聞いて上げる」と言われたり、今は手に入りませんが絵葉書をいただいたり、昨年は先代住職の娘さんから、改修された大師堂のお披露目の前日に、大師が屋移りされている事を教えてもらうなど、私が四国遍路の中でも寺関係者との再会によって心が安らぐ場所ともなっています。
 
 最近では、管前首相が四国遍路を再開した時に、第54番延命寺からスタートした姿を、テレビカメラが待ち構えて全国に発信されたのがこの南光坊でした。
 
 時間は早いものの平田さんと別れ、途中の湯ノ浦温泉郷を目指し、本日は元湯の「四季の里」で入浴し、私の大好きなマッサージ器に座りましたが、これは機械の不調で楽しみが半減したものの、温泉が450円は助かります。
 
 今は東予市のネットカフェでパソコンの前に座っていますが、今からどうするのか未定で、このまま会場に走るのも能がなく、かと言っても行くところもなく…
 実は、行くところはありますが、過去に大変お世話になった大先輩が西条駅前にあるものの、行きたいものの行くと徹夜になり、明日一日中予定されている研修会を欠席するか、寝たままになるので行けないのでもありますが…
 
                                    10月30日の一言
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昨晩はこんな所でお世話になりました。車の後ろが瀬戸内海です。さて、今晩は?

行くあてもなく四国を走り…

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 写真は、明石海峡大橋を渡った淡路サービスエリアで、徳島の物産展を宣伝する「チンドン屋」さん達で、本日は土曜日のために多くの人々が集まり、イメージキャラクターのマスコットも登場して、イベント会場のようになっていました。
 
 予定では昨晩の深夜に出発するつもりでしたが、家内が心配して眠れないような顔をしていたことから、朝の旅立ちとして家を出ましたが、高速道路の近くで知人の家を覗いたことから、珈琲をご馳走になってから再出発となりました。
 
 御在所サービスエリアで土産物を買い、途中で大学時代の同級生の家に寄ろうと連絡すると、「体調が悪くて入退院を繰り返しているから会えない」の返事が返り、「どうして?」と、お節介のため「そうか…」と簡単に電話が切れません。
 夏から「リンパ腫」によって倉敷の病院に入院したり出たりの生活と聞くと、「二度と顔が見えないかもしれない」と縁起でもない一言を発し、「今、倉敷なの?」と行く気満々ですが、それはあらためて…
 
 明石海峡に到着したのが午後1時半で、今日くらいはお寺と関係ない行動をしようと、鳴門から高松と一般道を走り、坂出市の「タムさん」のお宅を訪問するもここも留守で、目的の無いままに四国を西進です。イメージ 2
 
 普段なら午後5時までは八十八カ所のお寺を目指していますが、本日はお寺を封印したことから、久々に四国健康村へ入浴と大衆演劇の鑑賞に立ち寄り、我が家では考えられない1時間も湯船の中でゆったりとしました。
 
 大衆演劇も10月公演最後の週末とあって、舞台のある大広間は座る場所もないほど満杯となっており、一人では居づらい事と、長風呂で汗が止まらない事から退散することにし、玄関ロビーに出たところ、無料のインターネットが設置されておりました。
 
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 以前に立ち寄った時には無かった事から、これは便利になったと本日の一言を記す事にしましたが、私のホームページは検索できましたが、ヤフーブログは「不良サイト」扱いになっており、アクセスできません。
 
 市役所や公的機関でもヤフーのサイトは検索できない事から、ソフトバンクの孫さんに頑張って何とか改善して欲しいものです。
 
 さて、書き込む気持ちになった事から、知人から「マクドナルド」でも公衆無線ランがあると勧められていた事から、一人では初めてマクドナルドを訪れましたが、今度はヤフーBBの会員でないと出来ないと言われ、普通ならそのまま座りますが、「旅の恥は掻き捨て」のことわざどおりに退出です。公衆無線ランとうたうのであれば、誰もが使える環境を望みたいものです。
 
 明日は別格20霊場の仙龍寺や、親しく声をかけてもらうお寺に立ち寄ってから、今治や松山の知人を訪れる予定ですが、その日の目的も決めないままに四国を走ったのは初めてで、いまさら何所にも連絡できない事から、今晩は一人寂しく眠ることになりそうです。
                                    10月29日の一言

入院のウワサが流されており…

 「入院でも、されていましたか?」
 「えッ、なんで?」
 「実は、そんなウワサが…」
 
 久々に訪れた市議会の事務局で職員に問われて、予想もしない一言であったためにびっくりですが、「体調は悪いけどね」の一言に、他の職員の視線が集中した事から、「無いよ、無いよ」を繰り返しましたが、私が事務局に顔を出していなかった事から、入院しているとのウワサがあったようです
 
 「もし、入院だと、お見舞金を出す必要もありますから…」
 「そぉー、それは欲しいね」
 「本当に、入院では無いんですね?」
 
 本当も何も、入院していない事は、過去からの一言を読んでいただければ一目瞭然ですし、過去に検査に出向いただけでも身勝手に大げさに記したくらいで、入院となればそれこそ、このブログの新鮮で大きな話題となったと思われるものの、議員ゆえにこんなウワサも出るのでしょうか。
 
 実は、今年の夏の節電によって、津島市役所の冷房が止まっていた事から、市役所に出向いても必要な仕事を担当部署で直接済ませて、暑苦しい議員控え室や議会事務局に足を運ばずに帰宅する行動が続いており、私の姿を見ない関係者から出たウワサと推測されます。
 
 さて、本日の厚生病院委員会では、市民病院の改革プランについて、「中間見直し案」の説明がありましたが、現状については結果論であり、理想や目標を数字で示されても、対象は病院に通う患者である事から、医療現場での矛盾する現実を痛感する説明でもありました。
 津島市の公設公営の市民病院ですから、少しでも赤字を削減する必要はありますが、何でも救急車で市民病院に搬送することが、市民の不幸を招く可能性もあり、ガンなどの難病や市外の高度医療を受けている患者さんには、出来るだけ最高の医療を案内する事も重要だという事を忘れてはなりません。
 
 明日から四国遍路に出向く事から、本日は市役所と市内を走り回る一日となりましたが、最近では事務所の電話は携帯電話に転送してくるため、ほとんどの仕事は対応できるようになったものの、不在時に溜まった仕事は山積し続けますから、帰宅後のスケジュール管理が大変となりそうです。
                                  10月28日の一言

各地で公務員の不祥事が続き…

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  昨日添付した花の写真が判りづらく、判別が不能でしたが、訪問したブログで簡単にサルビアと判明しました。
 聞き慣れた花の名前ですが、植えられて何年も経過し、雑草のように生えていると鈍感な男には名前すら判らず、開花時期に観賞しないと忘れられたままとなります。 
 
 
 
  新東名高速道路の用地買収をめぐり、買収先の会社から個人的に約4億円を受け取ったとして逮捕された中日本高速道路社員が、採石会社から受け取った約4億円で競艇の舟券を大量に購入していたことが関係者への取材で分かったと報道された。
 
競艇の舟券4億円分買う 脱税容疑の中日本高速社員 
中日本高速社員を逮捕 9千万円脱税容疑認める
 
 新聞報道によれば、この社員は採石会社への買収交渉において、正規の補償費(70億円)に裏で約50億円を上乗せして支払う確認書を交わしており、採石会社に補償総額を600億円になるなどと話しており、あまりにもズサンな契約交渉に会社としての関与と責任が問われるものである。
 
 さて、毎年のように職員の不祥事が続いている桑名市役所において、今回は工事の競争入札妨害事件(最低価格の漏洩)で、建築住宅課長補佐(52)らが逮捕された。毎年のように職員が逮捕されていることと、市長の関係者も逮捕されていることから、首長も含んだ改革が急務でもある。
 
桑名市課長補佐ら5人逮捕=別工事でも情報漏らす
 
 公務員の報酬削減と同時に職員数の削減も課題とされる中で、公務員の不祥事が全国各地で連続しており、本日は三重県津市役所でもゴミの最終処分場の設計価格を業者に漏らしたとして職員が逮捕された事件で、市役所や容疑者の自宅などが家宅捜査されたと報じられている。
 
 週末に四国行きを予定していることから、高速道路や本四連絡橋の通行料金をいかに安く通行するか調べたものの、結局深夜(0時~4時)に通行するか通勤割引き(午前6時~9時・午後5時~8時)に橋を通過しないと高額になる事から、家族が心配する夜行になってしまいます。明日は久々の議会日程があり、夕方までに依頼された仕事を終わらせないと、四国での足取りが重くなりそうですが、久々の一人遍路は本当に弘法大師と一緒の「同行二人」でもあります。
                                 10月27日の一言

庭で新たな家族を発見し

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夕陽に輝く我家の柿
 
 我家の裏庭には大きなヘビが存在する事から、私は春以降めったに庭に入らない(そのためにヘビとは遭遇しません)ために、久しぶりに庭を眺めると、夕陽に照らされた真っ赤な花が輝いており、足を延ばすと、見事に実った柿がほとんどが取られています(鳥も来ています)が、父親の残した柿と先祖伝来の柿が頭上で輝いていました。
 
 あれほど悲しかった愛犬モモの死から半年が経ち、埋葬した場所で「般若心経」を唱え、モモの姉となる先代モモの埋葬場所でも手を合わせていると、庭に開いた穴から何かが私を覗いています。
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 一瞬ヘビかと静観していると、穴の主は「カエル」で、私がヘビを恐れて近づかない庭で、逞しく生活しているのにはびっくりの発見となりました。それにしても、私を恐れることもなく顔を出して眺め続け、携帯電話のレンズを目の前に出しても逃げません。庭はヘビと愛犬や愛猫の埋葬地のイメージばかりでしたが、元気なカエルや鳥も存在していた事を実感です。
 
 カエルの姿を見た事から安心して庭におれますが、私が足を踏み入れない事から、裏庭は荒れ放題となっており、それがカエルや鳥たちにとっては絶好の環境となっている様子で、鳥が運んでくる種子によって名前の判らない雑木も自然に生えています。
 
イメージ 3 数日前の一言にも我家の花を記しましたが、本日輝いて見えた花(左)も名前が判りません。携帯電話の写りが悪いため判りづらいかも知れませんが、名前が判った方は連絡下されば幸いです。
 
 一方では、玄関の横に生えていた杉が最近枯れてしまい、かつては父親が挿し木で苗を育て、我家の裏庭の垣根のように植えてあった事から、庭のいたるところから杉の新芽が出ていましたが、今ではこの樹から育った杉が3本残っているだけで、ヒノキにいたっては1本を残すのみとなり、嫁いできた家内は鈍感ですが、私には父親や先祖の姿が消えていくような寂しさも実感させられています。
 
 さて、本日は今月が締め切りとなっている市の基本検診に走りましたが、体重と腹回りが増えており、1ヵ月後に出る検査結果も悪化している事は間違いがないでしょうが、1ヵ月前に検査した胃がんや肺がんについては異常が無く、心電図も正常だったことから、メタボリックシンドローム判定は「予備軍該当」が続くものの、ひとまずは安心となりそうです。
 
 健康診断は毎年続けており、良くはならないものの、何とか健康体を維持してきましたが、残された健康手帳の過去のデータと比較すると、血圧だけは医師の処方による正常値を維持していますが、体重の増加は他の数値を悪化させるため、今からバッティングセンターに走り、運動不足を改めたいと思う一日ともなりました。
 
                                  10月26日の一言

覚せい剤…マレーシアで邦人へ死刑判決

 マレーシアの高等裁判所は25日、覚醒剤を持ち込んだとして危険薬物不正取引の罪に問われた東京都目黒区の元看護師(37)に対し、死刑判決を言い渡したと発信されている。
 
覚せい剤密輸、日本人元看護師に死刑 TBSニュース
覚せい剤持ち込み、日本人女性に死刑判決 マレーシア アサヒコム
 
 被告は公判で、知人に荷物を運ぶように頼まれたが、覚醒剤が入っているとは知らなかったなどと無罪を主張していたが、判決では「認識があった」とする検察側の主張が認められての死刑判決である。
 
 個人的には被告の行動をよく知らない事から、何とも論評が出来ませんが、被告が覚せい剤と認識せぬままに、事件に巻き込まれた上での死刑判決なら、国としての対応も必要でしょうが、マレーシアの裁判所が十分な調査をして「認識があった」と判断した死刑判決を免れるのは難しいのではないか。
 
 ブログの発信に対する責任を昨日の一言に記しましたが、この問題についてもおおむね被告の行動に厳しい書き込みが多いものの、中にはマレーシアの裁判をバカにする記載や、被告を擁護する書き込みもある事から、罪は罪としてのマレーシアの厳正な裁判と法の遵守を尊重したいものです。
 
 確かに、死刑制度のある日本においても、法を守るべき法務大臣ですら死刑に躊躇している現実がある事から、マレーシアの死刑判決に残酷なイメージを感じてしまうものの、被告の親族や関係者には同情したいが、法律は厳守されるべきで、日本国内においても薬物の密輸に今以上の厳しい国内法が必要に思います。
 
 さて、昨日から2人がかりで病院に搬送している「福祉有償運送」について、利用料金がタクシーの半額から3分の1程度である事から、2人で出動しないと運べない患者さんの現実に、動けないのに入院できない医療現場と、ヘルパーやケアマネージャーが存在しながら何ら助けにならない福祉現場にも不満だらけのボランティアとなりました。
 
 一方で、耳が難聴になっていたり、体調不良から意識が低下している高齢者の立場になれば、電話連絡もままならない現実と、電話の留守録案内テープを通信相手と勘違いして話し込み、用件が済んでいると勘違いしているケースもある事を、本日のボランティア活動から実感し、今後の参考にもしたい一日ともなりました。
                              
                               10月25日の一言

ネット発信に我が身の反省も

 地元のラーメンや食事処を紹介するブログが多く発信されており、記事を読んで知人と訪れたこともありますが、味については人それぞれの好みが違い、何を根拠にして遠くから人々が訪れるのか不思議になる事があります。
 
 一方で、紹介された店の中には、外国人を低賃金で酷使した挙句に、監禁していた事から刑事問題となっている店(下記に添付)も存在し、何らかの基準でもないと無責任な紹介ともなり、明らかに店の関係者の発信と思える紹介やコメントも存在します。
 
 
 私も昭和から平成にかけて発行していたミニコミ誌で、「アジな店」として地元で喫茶店などを紹介していましたが、紹介したくても「金目当て」と思われたり、いらぬお節介と思われる事から、なかなか大変な取材であった事を思い出されました。
 
 インターネットが当り前の社会となり、出かけた土地で入ったお店や、メニューを自由に紹介できる社会となっていますが、過去に紹介されていたお店が短期間で閉店していたり、味よりもお店の対応の善し悪しだけが基準になっているケースもあり、ネットで勝手に作られるイメージにも発信者の責任を求めたい。
 
 そんなことを思っていた矢先に、アサヒコムに『おやじの昼めし』として、東京銀座にある開店から36年が経過した「千里浜」が紹介されており、最近珍しくなりつつある庶民感覚を感ずる店の紹介に、遠く離れて行けないお店ではあるものの、久々に行ってみたいと実感させられました。
  
正統的おやじ居酒屋の刺身定食 銀座「千里浜」
 
 「大鹿さん、今なにをしてるの?」
 「何って、何なの?」
 「今から来てよ!!
 「どうしたの?」
 「〇〇さんが動けないから来てよ?」
 
 福祉有償運送で出動していたボランティアから、病院に行く会員さんが歩けない事から来てくれとの依頼ですが、会員さんには日頃からケアマネージャーやヘルパーが存在することと、歩けないのなら救急車じゃないかと内心思いながらの出動です。
 
 歩けないばかりか、起き上がれない事から、布団から抱き起こし、前でボランティアが背負い、私は後ろから腰のベルトを持ち上げますが、「痛い、痛い」と足腰やベルトにも触れない症状です。
 
 結局は私が運転して、2人で名古屋市の病院まで搬送しましたが、ボランティアは先週の夜に連絡があり、救急車の手配から深夜3時に病院から自宅まで送迎していたとの話に、これは完全にボランティアの限界を超えています。
 
 病院到着直前に電話があり、「もう病院だからいいわッ」との一言に、会員さんは言われませんでしたが、ヘルパーかケアマネージャーに連絡をしていたらしく、大きな施設と多くの搬送車輌を所有していながら、対応できない福祉現場に、我々は2人もかかって走っていた社会の矛盾を感じます。
                                    10月24日の一言
追伸
明日も2人で病院までの依頼がありました。

お寺の受付に座る一日に

  本日は我家の隣に建つ「空巌院」の秋季永代経が開かれ、私は受付係として朝からお寺に座っていましたが、住職が80才になっている事から午後の行事は無くなっているものの、裏方で手伝う人々も高齢化している事から、本日は途中で珈琲屋に行く休憩も取れない忙しさです。
 
 私自身は平成5年に父親が亡くなって以来、父親の代役で受付だけの参加ですが、これまでは住職から帳簿を引き継ぎ、金銭の確認後に座るだけで良かったものの、本日は受付の窓にもカギがかけられており、誰もいないことから机を配置し、座布団も運んでと、今までやらなかった事までやらないと始まりません。
 
 裏方の女性陣についても、私の母親の年代の人もおられますが、住職と同じで身体が動かないことと、代替わりして参加している私の家内たちは段取りが判らない事から、過去には一番忙しかった受付の私が一番楽をしているように感じます。
 
 ただし、百数十名の参拝者の顔と名前が判らないと受付ができない事から、絶対に休めない苦しさも、2年前から近所に住む2年先輩(住職の親族)が座るようになり、精神的にも楽な受付となりました。
 
 本日は奥さんの代役で参加された男性があり、男が1人から3名となった事から雑用も頼める楽々の仕事でしたが、昼食後に「ご苦労様」と言われ受付の仕事は終わったものの、他の男性が後片付けしているのに帰られません。そういう意味では、精神的には楽になったものの、肉体的にはきつい一日となりました。
 
 「お父さん、行くの?」の一言は、買い物は好きなものの、商品の選択がなかなかできない私の性格を知る家内の一言で、私には敷居が高かった「ワークマン」で、四国遍路用のズボンを購入に走りました。
 
 来週の週末には四国に出向く予定となっていますが、過去の夜行日帰りから1泊2日を予定していると、事故や疲れの蓄積を心配する家内から、前後1日でも2日でもゆっくりと行ってくるようにとの話になりました。
 
 今年になってから疲れがなかなか取れないことから、自分自身でも自覚していますが、家内は私の生命保険まで新規に申し込んだ事から、これまでの強行スケジュールは家族公認で「ゆっくり」へと変わっていきます。
 
 私が会員となっている「歩き遍路友の会」のメンバーの多くが、歩く事で健康を目標にされていますが、私もこれまでの仲間を引率する遍路から、自分のペースで景色を見ながらゆっくりと歩く遍路にシフトしていきます。来週には、七ヶ所の寺を歩いて廻れば四国八十八ヶ所の御利益のあると言われる七ヶ所まいりに挑戦です。
 
讃岐・七ヶ所まいり  http://www.zentsuji.com/nanakasho/
 
 さて、身勝手な書き込みを続けていますが、1週間の経過で11月に入ることから、四国行きのまえに山積した仕事を消化していく事も前提の一週間になります。
 
                                  10月23日の一言

絵画展の鑑賞に出かけました

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 津島市西愛宕町にある喫茶店茜屋で、地元の風景画家「皆戸正幸」さんの個展『津島今昔ものがたり』が開催されており、知人と一緒に訪れました。
 
 津島市内の見慣れた街並み風景が描かれていますが、一緒に添付されている現在の写真と見比べると、建物が壊されて無くなっていたり、街並みが変わっていることに気付かされ、寂しさを覚えるとともに、見事に記録されたスケッチが街の記録として残されていることを実感させられます。
 
 当り前に地元の見慣れた風景と判っていても、それが何処だったのか思い出せない人間のあいまいな記憶と、その場を通っておりながら変化にも気付いていない無関心な自分にも気付かされます。
 来週いっぱい開催されており、夕方であれば作者と直接会える可能性も高く、素朴な津島市の姿を再認識していただきたいと、近隣の方々にはお勧めの一言です。
 ちなみに、下に添付したブログでも津島市の街並みが拝見できます。
 
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津島今昔ものがたり
 
 日時:10月17日(月)~22日(土)パート1 
     10月24日(月)~29日(土)パート2
 会場:喫茶茜屋(津島市西愛宕町2-66
 
                      右の写真は会場と作者です
 
ブログ・津島街並ミュージアム
 
 さて、2日前に体力回復のため、野球のバッティング場に出かけたところ、久しぶりのため操作方法が判らず、係員のかたに面倒をかけましたが、若い頃にはバッティング場のホームラン王に輝いた事を思い出し、コインを入れれば必死になれる事から今後も続けようと考えましたが…
 本日は腕だけでなく、背中や足腰など身体中が痛みます。
 
 運動不足から、健康管理のためにウォーキングや自転車を勧められ、自転車のタイヤに空気を入れると翌日にはパンクしており、どちらもなかなか続かないことから、これからは簡単に短時間で参加できるバッティング場を利用したいと思います。
 
 明日は隣のお寺の永代経の受付で、朝から座るだけの一日となりますが、来週末には四国遍路で歩き遍路に挑戦する事から、今月が締め切りとなっている健康診断も忘れず受診したいと考えています。
                                10月22日の一言

13世紀の元寇の沈没船が確認され

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 長崎県松浦市沖の海底に、13世紀の元寇の沈没船がほぼ原形をとどめた形で埋まっていることが、20日研究している琉球大学によって発表された。
 元寇船は鷹島沖合の水深20~25メートルの海底にあり、約1メートルの砂泥に埋まって横たわった状態で見つかったとの報に、最近増加しているダイビング愛好家に呼びかければ、更に多くの貴重な遺物が発見できるのではないか。
 
元寇の船、長崎・鷹島沖で発見 原形とどめる
 
 元寇については1274年の文永の役から750年ほど経過しており、今回の沈没船は7年後の弘安の役かどうかも判らないが、学校の教科書で2度の蒙古襲来を記憶しているものの、実際の内容は添付した「猛牛の角」を見るまで知りませんでした。
 
 
 日本史に残る大事件ではあるものの、アジアからヨーロッパまで征服したモンゴル帝国の2度の進攻を守り切った認識しかありませんでしたが、その300年後に豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592年)があったことを考えると身近な事件にも感じられます。
 
 我家の仏壇に残る過去帳を見ると、その100年後には先祖の戒名が残されており、全く無縁ではあるものの、今回の13世紀の元寇の沈没船まで私の中で歴史がさかのぼり、当時の社会に手が届くような錯覚を覚えました。
 
 来週末には久しぶりの四国遍路となりますが、四国遍路の源となる弘法大師はその500年前まで歴史がさかのぼり、私はその行場で弘法大師の残された経文を唱えて、大師の声と共鳴したいと考えていますから、なかなか歴史がつながらないはずです。
 
 
 本日21日は、地元のお寺で「阿字観」が開かれ参加しましたが、参加して4ヶ月目となるものの、一向に進歩が見られず、自分の呼吸法すら行えない現実と、確実に自覚できる身体の老化現象を実感させられる一日となりました。
                               10月21日の一言

監視が厳しい私の事務局長に

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私の相棒リマ
 私が事務所で何かをすれば、必ず私の見えるところで監視し、菓子の袋を開けようとすれば何所からでも飛んできて、私の健康管理まで目を光らしているのですから、我家では家内以上の事務局長が存在します。
 
 もっとも、この事務局長は私がトイレに行く時も安全のために同行し、事務所を訪問されたお客さんにまで安全が確認されるまで、身体を張って警護に当たりますから、お客さんは安心して近寄れませんが…
 
 ただし、私の事務局長は日本語が少し理解できますが、英語を1語しか話せないハイデを持っていますから…
 
 お判りのように、私の事務局長は相棒リマで、間食でもしようものなら私の口の動きを凝視し、トイレの中までついてきますから、相棒というよりも私を使用人のように思っているのかも知れませんが、これだけ親しくしているのに家内が帰宅すれば2番手、三男が帰れば私は3番手にされてしまいます。
 
 相棒が我家に来たのは2年前の年末で、3ヵ月の約束で預かったのがきっかけで、偶然にも飼い主の住宅事情で私の相棒となりました。
 
 
 我家では、私の子供時代に大きな白い秋田犬がいましたが、隣のニワトリを噛み殺したことから保健所に連れていかれ、しばらくは犬がいなかったものの、私が捨て犬を拾ってきた小学生の頃以来、当り前のように代々の犬が飼われています。
 
 その中でも相棒リマだけは、私と寝食を共にする過去にない関係となっており、私につきまとう環境を改善する事と同時に、必ず迫ってくる相棒との最後の別れの悲しみを緩和するために、相棒にも家族を迎えてやりたいと考えています。
 
 つまり、相棒リマにきれいなお嫁さんを迎えたいと考えており、リマが自分の子供や家族を引き連れてくる姿を想像していますが、私の家族は犬の健康と長寿のため今でも去勢手術を考えていますから、前途多難な夢ではありますが…
 
                               10月20日の一言

固定電話が無用になりつつあり

 「大鹿さんのお宅ですか?」
 「はい、そうですけど…」
 「以前電話した○○の○○なんですが」
 「ところで、何の用件なんですか?」
 「お忙しいところ、すいませんが…」
 
 我家に置かれた自宅の電話にかかってくる電話のほとんどは、電話局の勧誘か健康食品や利殖の電話ばかりで、断るのに四苦八苦し、適当に応えていると逆切れ状態の営業も存在することから、最近は大事な電話は携帯にかかる事から、無視するケースも増えてきました。
 
 「私では判りませんから」と、我家は家内でないと判断できないと情けない親父に徹するか、時には「若い者に聞かないと…」と、留守番の老人役になって応対しますが、真剣に聞いているとそのままでは損をするケースも存在し…
 
後絶たぬオレオレ詐欺 10月19日・朝日新聞
 
 「イッセイだけど…」
 「えっ? イッセイ? イッセイって? 何ッ?
 「プチッ」
 
 これは1ヵ月前に実際に私にかかってきた電話ですが、息子の名前を訓読みしてなりすませたつもりが、読み方が違う事から、間違いを悟って電話を切られてしまったものの、明らかに長男になりすませた詐欺目的としか思えない電話でした。
 
 せっかくの詐欺犯と話せる機会でしたが、相手が名前を間違えていることから、話すこともできませんでした。もっとも、「いっぱちだけど…」と、私になり代わったつもりで名前を間違えた電話も過去にありましたが、関係が最悪時の母親が出た事から「何をふざけているんだ」と切ってしまった事もありました。
 
 「まさか自分が…」と、誰もが思っていますが、本当に家族からかかってくる電話もあることから、「電話に出るなッ」とも言えず、孫を心配する高齢者が被害にあうケースはあり得る前提で、金融機関や電話会社の真剣な対策が必要に思います。
 
 「大鹿さんですね?」
 「前にお話した○○ですが、覚えておられますか?」
 「はい、もちろん覚えてますよ」
 「そろそろ、どうでしょうかね?」
 「うーん、そうですね…」
 
 有能な営業となると、私の声を覚えていて、議員として真面目に対応せざるを得ない会話となり、断っても絶対にその場限りとしない人も存在し、「お父さん、○○さんから電話あったよッ」と、家内が伝言するようになった東京の女性社員も存在します。
 
 真剣な営業も存在しますが、明らかに時間の無駄となる電話や、固定電話から携帯電話に転送し、料金が相手払いになっている環境も判らずに話し続ける腹立たしい営業も存在し、このままでは固定電話は不要になっていくのかもしれません。
 
                                10月19日の一言

花屋と言われた我家を懐古し

イメージ 1 本日は、私がお気に入り登録しているブログに添付された植物を見て、我家に植えられた花々の名前が判らない現実から、家族がわざわざ買ってきて植えたものの名前すら忘れられて、勝手に生えている程度に考えて放置されている反省ともなりました。
 
 10日程前のブログに、右に添付した我家と一緒の花が取り上げられ、「ビロード虎の尾」と記されていたことから、難しい名前だったため手帳に書き入れると同時に、自分の衰えた脳にも記憶させていましたが、本日掲載されたブログでは「アメジストセージ」と記されており、双方のブログを見比べて我家の花の名前を真剣に考えることになりました。
 
 
 結局は、呼び方の違いだけで同一植物と判明したものの、家内が買い込んだ花々が勝手に成長し、まるで草が生えているかのように粗末にしていますが、次々と新たな植物が買い込まれる一方で、我家伝来の植物や花々が姿を消していきます。
 
 我家の庭には親の代から引き継いだ木々が家を取り囲んでいますが、それらは雑木として扱われる木々である事から、毎年訪れる庭師さんが伐採程度に扱っているとは思いませんが、今年も杉の木が1本枯れかけています。
 
 かつては裏庭の垣根のように植えてあった杉や桧が、「スギ花粉」として悪者扱いされるようになった事と、庭師さんが手をかければかけるほど木を痛め、今にも枯れそうな木から枝を取って庭に挿し木をしていましたが、掃除の際に見事に取り去られていました。
 
 本日添付した花の辺りも、昨年には西洋アサガオが根を張り、事務所横の大木に巻きつき、2階を越す勢いで冬まで青い花を咲かせていましたが、今春に家内が徹底的に刈り取ったことから、今年はアメジストセージの真ん中で微かに生き延びている寂しさです。
 
 さて、我家は昭和初期に私の祖母が交通事故で亡くなり、養子だった祖父も家を出た事から、当時60才をこえていた大祖母が3人の孫を育てるために、野菜や花を乳母車に乗せて売り歩いた事から、戦後になった私の子供時代にも庭が花で埋め尽くされていっぱいでした。私が成人後にも、我家を花屋として認識されていた人々もありました。
 
 あの頃に生えていた花々のほとんどは姿を消し、家内が買い込んだ花が咲いていますが、私以外の家族には、私の子供時代に花であふれていた庭を知る者も無い現実と、私自身が花には全く無関心であった事も懐古する一日となりました。
 
                              10月18日の一言

被災地から届く明るい話題に

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 岩手県山田町で、仮設住宅の70歳以上のお年寄りを町内の店や役場に案内する無料の「お楽しみバス」の運行が始まり、町社会福祉協議会の運営で、部屋に閉じこもりがちなお年寄りの外出を支援し、役場や銀行では手続きを手伝うという。
 
仮設と街つなぐ無料バス お年寄り乗せ発車 岩手・山田
 
 宮城県では、全国介護者支援協議会とKDDIが協力し、仮設住宅で暮らすお年寄りたちを、タブレット端末で見守る試みが始まり、住民の緊急時に救急隊などに連絡するシステムが実行され、将来は自治体などと協力し、24時間態勢にしたい考えと言う。
 
タブレット端末で仮設の高齢者見守り 画面で会話・通報
 
 宮城県登米市では、警察官の発案で手作りの黄色い旗を配布し、仮設住宅で暮らすお年寄りらの孤立を防ぐため、何かあったら玄関前に掲げるよう声をかけたとの報道もありました。
 
 「命の旗」と名付けられた旗は県警佐沼署が発案し、駐在所に勤務する署員の家族が手作りし、旗が掲げられていた場合などには、要望を聞いたり、悩みの相談に乗ったりすることを考えている。
 
困ったらこの旗を玄関に 仮設住宅のお年寄りに配布
 
 自然災害は場所や時間を選べず、全国各地で何らかの被害が起こっており、今年は東日本の地震と津波だけでなく、台風やゲリラ豪雨によって西日本全体も大きなダメージを受けているが、復興をめざす被災地から届けられる朗報は我々に元気を与えてくれます。
 
 一方で、何事もなく生活している我々の地域で、なかなか進捗しない新しい施策が被災地で実行されていく事に、恵まれた環境化にある我々も、総てが皆無になった気持ちになれば何でも出来そうな希望をもらった発信でもありました。
                               10月17日の一言

地元のテレビで仕事人列伝が放映され

 東海テレビ(フジテレビ系列)が、日曜日の午後に放映している「スタイルプラス」という番組があり、東海地区に残る伝統職種の職人を紹介しており、この中には私の住む津島市の人も存在します。
  
東海テレビスタイルプラス・東海仕事人列伝
 
  添付した番組のHPページは、5月15日の放送分ですが、この日に紹介された仕事人「堀田秀雄」さんは、庭師が愛用する『津島バサミ』を製作する刀鍛冶職人で、地域では珍しくなった先祖代々の鍛冶屋さんです。
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 テレビでは88才と紹介されていますが、今から20年以上前の昭和63年に、私が発行していた「ふるさとアサヒ」(タブロイド版4ページ)の『街並み・この道・この人』で堀田さんを紹介しており、当時の66才という年齢から22年の年月を積み重ねて仕事を続けておられた事と、私にとっては遥か昔に取り上げた堀田さんが、テレビに元気な姿で登場された事にびっくりです。
 
 私はこのミニコミ誌で、地元で活躍しておられた職人さんなどを紹介していましたが、20数年の歳月が経過したことで、紹介した人の多くが鬼籍に入られてしまい、私も12年前に議員になった事から、当時の取材や紹介が議員になるための事前運動や売名行為と思われないために、紹介した人々を訪れてはいないことから、テレビでの紹介を懐かしく拝見させていただきました。
 
 一方で、津島市にかつては多く存在した職人さんが、最近では殆どが姿を消してしまい、一週間前に訪れた先で見せられた雑誌に、私が平成元年に紹介した日本一の雪駄職人と言われた「木村輝夫」さん(故人)を紹介した私の紙面が添付されていた事も、懐かしさだけでなく紹介した責任と誇りを実感させられました。
 
木村さんを紹介したブログ http://blogs.yahoo.co.jp/myk_mnt/27454202.html
 
 今にして思えば、朝日新聞のイメージアップアップと販売目的のために発行していたミニコミ誌でしたが、紹介した人々は精進を続けられておる事と、議員以上に途中で停止したままの発信への責任を痛感させられています。
 
 もっとも、ネットを利用した紹介もできる事から、私の寿命までは判りませんが、明らかに最終章が近づいている現実を考えると、中途半端に停止させた発信や、議員になって止めたイベントなどの再開も自分の使命ではないかと、本日のテレビから実感させられる一日となりました。
                                   10月16日の一言

格差社会へのデモが東京でも

 経済格差や原発に講義するデモが東京都内各地で行われた。「オキュパイ・トウキョウ」のデモの意味は、「東京を占拠せよ」と言い、米ニューヨークで続く格差社会に講義するデモ隊の呼びかけに応えたものである。
 
NYに続け「東京を占拠」 格差是正など訴えデモ 10月15日・朝日新聞
格差にNO、全米へ飛び火 NYウォール街でデモ 10月5日・朝日新聞
 
 脱原発についてはデモの目的が理解されるが、「格差社会」については参加者の生活環境が判らない事から何とも言えないものの、働く場所も無い厳しい労働環境と、働いても家族を養えない低賃金を考えると今後の成り行きには注目したい。
 
 我家のモノサシで考えるとき、先祖から受け継いだ土地に住んでいるだけで、税金が高負担になっており、子供たちがこのまま相続することは厳しい現実があり、本来平等であるべき国民健康保税まで高額負担となっている税制そのものについては抗議したい心境でもある。
 
 ただし、働けるのに働かずに生活保護を受給している人々が現存し、真面目に働く人々が馬鹿らしくなるような社会を是正しないと、行政の補助を当り前にして生活する人が増加の一途をたどりそうでもある。
 
 「医療費が払えないので何とかして欲しい」との相談を時々耳にしますが、突然の病気で本当に困っている人と、日頃から生活保護を受け、健康保険税も支払わない事を当然として、行政から生活保護打切りを通告されたから訪れてくる人とは大きな差があります。
 
イメージ 1 さて、医療費の支払いができずに行政を頼りに生活している人が存在する一方で、愛犬の治療のため連日のように動物病院を訪れて財布から万札を出している人もあり、多種多様な世の中と生活格差も実感させられます。
 
 私の知人で来週から毎日の仕事に就くことになった年金受給者がありますが、自営業がほとんどだった事から年金額も少なく、行政を頼れば間違いなく生活保護の対象となりますが、プライドもある事から行政ではなく、警備保障会社の門をたたいて生活費を確保されます。
                             今晩の孫と相棒リマ
 
 汗水たらして定年まで働き、毎月のローンで家を残したものの、後継者は離れた土地に居を構え、定年後数年で病魔に倒れていった人を見ると、借家暮らしで遊び好きの一生を送っても結果はたいして変わらないようにも感じます。
 
 私の父親は名鉄の職員でしたが、休みは農業に費やし、若い頃には出社前に野菜を市場に運び、養鶏や商店を母親に任せるなど2人分働いて、定年後は年金がもらえる65才に亡くなり、年金受給はわずか4ヵ月だけでした。こんな結果を考えると、働かずに楽をした人の方が得のように思えますが、そんな楽を考える人の増加が世の中の混乱に輪をかけているようにも思えてきますが…
                                10月15日の一言

愛知県の医療法人が26億円を搾取し…

 愛知県豊橋市に本部のある医療法人「豊岡会グループ」が、傘下の老人保健施設などで、職員数や夜勤の職員の数を水増しし、20億円を超す介護報酬を不正受給していた事が発覚しました。
 
 不正受給額はコムスンの約15億円を上回る過去最大とみられおり、地元中日新聞は、不正受給額は26億円を超える見込みと報道し、愛知県などは介護保険法に基づく事業許可の取り消しを含め、厳しい行政処分を科す方針との話であるが、不正受給の原資は国民の税金である事を考えると、国と国民を騙す犯罪である事から、従業員1131人、病床数1093の施設の数字に惑わされることなく当事者の厳罰を求めたい。
 
介護報酬20億円超、不正受給 過去最大、愛知の豊岡会
 
 さて、社会福祉法人やNPO法人については、スタート時点は総てがボランティア精神から出発していると思われるが、福祉の現場で働く労働環境の悪さと、組織を維持するために、初期の志を維持するのが難しく、制度の悪用から利益を上げている団体が存在すると、ボランティア精神を逸脱してしまいます。
 
 私の関わっているNPO法人も、買い物や通院に行く足の無い障がい者や高齢者の人々を低料金で移送していますが、介護保険を利用することにより、利用者負担が1割であることから、高額となる移送料金を堂々と請求している福祉現場を見ると、法律の改正によっては先の読めないボランティアは空しくなってしまいます。
 
 今回の26億円という高額の介護報酬を搾取した医療法人や、実際に不正請求を知りながら請求した担当職員についても、行政処分だけでなく永久に福祉や医療の指導的立場には戻れない仕組みが必要と思われます。
 
 私は福祉有償運送の代役となる予備要員である事から、毎日の仕事とはなっておりませんが、昨日の会員さんは午前9時30分に事務所を出て、10時に市民病院に送り届け、抗がん剤の投与か終わるのを迎える仕事で、午後5時には終了する予定が、病院の混雑から実際には7時30分までかかり、会員さんから頂いた利用料金は往復で1200円でした。
 
 ボランティアである事から、これで当り前と考えていますが、病院の玄関に並ぶ高額な介護タクシーや施設の車両を眺めると、国の制度とは言え、行政の負担が全く考えられていない現場に矛盾は否めません。ましてや、「福祉」や「介護」の看板を掲げて、国や地方自治体を欺いている現場は許す事が出来ません。氷山の一角との指摘もあり、国を挙げての見直しも急務です。
                                    10月14日の一言

首都圏も深刻な放射能被害に

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 福島第一原発から200キロ以上も離れた東京都の各地で、計画的避難区域の福島県飯舘村役場より高い放射線量が測定され、世田谷区の小学校や保育園では汚染された歩道を通らないように指導しているが、千葉県船橋市では毎時5.82マイクロシーベルトの放射線量が検出されるなど、東京都だけでなく千葉県や埼玉県など、汚染は首都圏全域に拡大し、市民生活にも影響を及ぼしはじめている。
 
 テレビ画面に流れる中部大学の武田邦彦教授の厳しい発言に嫌悪感を持たれる人や、ネット上でも批判的な記載を目にしますが、市民の自主検査によって汚染が現実となった首都圏の各自治体も対応を求められ、チェルノブイリよりも高濃度の数値が示される中で、安全を強調する国や東電の説明だけでは不十分と思わざるをえない状況になっています。
 
児童は迂回して通学、高線量測定の歩道 東京・世田谷
 
 横浜市北区のマンション屋上で測定された放射性物質ストロンチウムも、4から5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても195ベクレルと高い値を示しており、今後は東京都をはじめ首都圏全体の検証が必要になってきました。
 
福島知事、県産米「安全宣言」 
 
 さて、福島県から遠く離れた首都圏で放射性物質が深刻な問題となっている中で、福島県知事は12日に福島県産のコメの安全宣言を出し、福島原発内で5人の作業員が死亡との報にも、東電は放射能の影響ではないと発表しているが、海外メディアが今後100万人以上の死者が出るとの専門家の分析を報道している中で、政府や日本のマスコミ報道が本当に信用ができるとは思えません。
 
福島第一原発で作業員5人が死亡しているのに…
福島原発事故による死者は、今後100万人以上と英紙
 
 今月10日には、「セシウム牛はいりません」とイベントで叫んだ大分県議に批判的な報道もありましたが、この発言は国民の本音を代弁しており、福島県の復興を助ける事と、被害者を増やさない事とは別問題である事から、私は危険と思われる情報は最大限重視する必要があると思います。
 
 そんな中で、世間から厳しい批判もあるものの、武田教授は相変わらず持論を発表しておられ、その発信された内容は確実に我々の対応の参考になると思われる事から、改めて添付して本日の一言といたします。
                              10月13日の一言
放射能汚染「問題はストロンチウム」と武田邦彦教授
 
武田教授のブログ  http://takedanet.com/

韓流ドラマを待ち続ける日々に

【フジ韓流騒動】俳優の高岡蒼甫、ブログを閉鎖し…
デモの様子・ユーチューブ http://www.youtube.com/watch?v=CHMKXzTOL-w
 
 フジテレビと韓流をめぐり、ネット上での発信だけでなく、フジテレビ周辺ではデモ行進まで繰り広げられていますが、ネットでの議論を読んでフジテレビ(私の地域では東海テレビ)でスタートした韓国ドラマ「検事プリンセス」を見ていたら、すっかりとファンになっている自分があり、放送される午後2時にはテレビに釘付けとなってしまいました。
 
 私自身は、戦時中に日本軍を相手として富を築いた台湾人を父とする多国籍者の蓮舫議員が、日本人と結婚しているとはいえ日本の大臣であること自体にも不快感を持っていますが、韓流については冷静な対応が必要ではないかと思います。
 
 
 最近までテレビドラマそのものを見ることもなく、作り物のドラマそのものに否定的でしたが、再放送されるドラマを新鮮な気持ちで視聴する機会が多くなり、深夜に放送されていた「世界の中心より愛をさけぶ」を再放送とも知らずに感動させられていました。
 
世界の中心より愛をさけぶ http://moviemaga.blog20.fc2.com/blog-entry-1215.html
世界の中心より愛をさけぶ6話~11話  http://moviemaga.blog20.fc2.com/blog-entry-8543.html
 
 私は韓国ドラマは「宮廷女官チャングムの誓い」しか見た事がなく、俳優や女優の名前も知らないレベルですが、「チャングム」についても歴史ドラマとして見どころは多く、現在放映中の「検事プリンセス」についても、最初こそ単純なコメディードラマと思っていましたが、背景に大きな謎解きがありました。
 
検事プリンセス http://kandera.jp/sp/kenpri/
 
 日本人のご婦人や女性が韓国ドラマに熱中し、韓国スターにあこがれる姿を無関心に過ごしてきましたが、ドラマチックな人生と無縁のままに年月が経過すると、戻れぬものの自分の青春時代を振り返って熱中しているのかもしれません。
 
 私も学生結婚でしたが、学生でも生活に心配することなく結婚して、何事もなく時間を刻んで年齢を重ね、このままリタイヤして年金の心配をする年齢になり、若い気持ちに戻してくれる韓国ドラマは新鮮な青春を呼び戻してくれます。
 
 フジテレビの韓流問題について、私はネット上で批判的な発信側から読んできましたが、テレビ局や企業としての問題は別として、韓国ドラマが人気を生む背景は、日本のテレビ関係者が真剣に反省する必要があり、殺人事件ばかりを主題にした日本のドラマは教育上にも問題です。
 
 最近の大河ドラマと言われる日本の歴史ドラマは、実際の歴史や史実を変えており、作者の作り話に脚色され、見るものに嘘の歴史を押し付けて、殺人や詐欺の無いドラマが珍しいような現状への反省が急務ではないでしょうか。
 
 母親が見ている韓国ドラマを最初は冷やかしていたものが「ヤブヘビ」となり、最近は内緒でチャンネルを廻して家族から笑われている現実ですが、こんな時間が続く事は平和の象徴で、今でこそ「韓流」とか言っていますが、日本の戦国時代を考えれば500年後には笑い話となっているのではないでしょうか。
                                  10月12日の一言

菅さんの四国遍路に触発されて

 
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  今月3日より四国を巡礼中であった菅前首相の映像がユーチューブに発信されていたので添付して眺めていましたが、65才とは思えぬ健脚で愛媛県今治市の54番延命寺からスタートし、8日には徳島県の雲辺寺の映像が発信されている事から、香川県の大興寺から観音寺あたりまで巡拝されているのだろうか。
 
 残念なことは、市民派の菅さんの公式サイトは5月を最後に更新されておらず、9日までの予定だった四国遍路の最終日の様子が判りませんが、今回の遍路には四国八十八ヶ所の中で3番目の高地にあり、『遍路ころがし』の代名詞のような60番横峰寺も存在することや、映像が添付された66番雲辺寺についても四国霊場で一番標高の高い難所をロープウェーではなく自分の足で踏破し 何時でも笑顔で人々に対応している菅さんの遍路話に興味がつきません。 
  
菅前首相、中断していた四国お遍路八十八カ所めぐりを再開 10/03
 
菅直人参拝 四国八十八ヶ所 今治市国分寺
 
菅直人歩き四国遍路風景(愛媛県新居浜市 10/06
 
菅直人歩き四国遍路風景66番雲辺寺 10/08
 
 私自身が記したものですが、今回の菅前首相の四国遍路に対して、首相退陣から時間が経過していない事と、SPがついた遍路に批判的な記載をしました。
 その気持ちに変わりはありませんが、菅さんの遍路そのものについては自分の足で淡々と巡拝されている事と、記者だけでなく出会った人々に嫌な顔をせず笑顔で応対されていることから評価せざるを得ません。
 
 一方で、私も四国遍路に費やす3日間を後ろめたく感じていましたが、公的行事のない日程の狭間には、自分の意思で堂々と目的地に走り、車によるスピード巡拝ばかりではなく、歩き遍路に挑戦したい気持ちが強まりました。
                                  10月11日の一言

乗り合いタクシーの報道を読んで

 
イメージ 1
乗り合いタクシー発車 香川
 
アサヒコム・香川県坂出市
 
 添付した写真と記事は、今月3日に運行を開始した香川県坂出市の「デマンド型乗り合いタクシー」を紹介する朝日新聞で、路線バスが通っていない過疎地や、路線が廃止された後の住民の足を確保するためのアイデアが全国各地より発信されてきます。
 
 都市部においても高齢になり通院や買い物ができない住民も多く、東京都武蔵野市のように、1日にバスが100本以下の地域を「バス交通不便地域」、バス停から300m以上離れた地域を「バス交通空白地域」として、行政による「ムーバス」が運行されている先進地も存在します。
 
武蔵野市「ムーバス」
 
 もっとも、武蔵野市においては、障がい者や高齢者の足を確保する福祉有償運送も行政が主導しており、この地域の人々は国内で一番『移動する権利』が保障されている先進地でもあります。
 
武蔵野市「レモンキャブ」
 
 私が目標として注目する公共交通が武蔵野市であり、津島市で我々が実現した福祉有償運送についても、レモンキャブを参考にしていますが、巡回バスについても津島市には武蔵野市のような理念や目標がなく、あまりにも赤字が続くと存続も検討される状況にあり、福祉有償運送にいたっては我々の法人が勝手に運営している有様に大きな格差を実感させられます。
 
津島市のふれあいバス http://www.city.tsushima.lg.jp/index.php?pid=286
 
 さて、福祉有償運送や、個人事業主になった福祉タクシーについても、議員との2足のわらじの限界を実感して足踏み状態が続いていますが、現状においても改善すべき問題点がはっきりとしている事から、全国各地から発信される先進情報にアンテナを張り巡らせて、先進地に劣らぬ意欲と責任を持っていきたいと考える一日となりました。
                               10月11日の一言
 
高齢者の足 進む支援 山口県下松市
乗り合いタクシー 脚光 山口県下関市
16市町で38万人利用/コミバス運営苦心 大分県臼杵市
乗り合いタクシーと巡回バスで“地域の足”を確保 石川県志雄町

被災地に残された愛犬との再会へ

 本日の朝日新聞朝刊に、福島県富岡町から名古屋市中村区に避難生活をおくる家族が、福島県で保護されていた愛犬と半年ぶりに再会し、名古屋市に連れ帰ったものの、避難した県営住宅では犬が飼えないため、親類に預けている話題が掲載されていました。
 
 写真入りで大きく報じられているものの、本日付のアサヒコムには掲載されていないため、検索していると、他地区でも同様の記事が掲載されており、福島県南相馬市から山形県天童市に避難する家族3人と、5カ月ぶりに再会した小型犬のメイの記事を添付しました。
 
やっと会えた愛犬、忘れてなかった 福島の被災者
 
 我家では東日本大震災の一ヵ月後に愛犬モモを病気で失いましたが、愛犬といえども家族にとっては人間と同じであり、とりわけ独り暮らしで愛犬と別れている被災地の人々の悲しみは計り知れないものがあります。
 
ユーチューブの映像です
助けてあげたい・・・津波被害で傷ついた仲間を守る犬  http://www.youtube.com/watch?v=Qphn-Oz_cwo
原発10キロ圏内取材】消えた飼い主を探してさまよう犬  http://www.youtube.com/watch?v=6B_lj-XgTGc
福島、残されたペットたち  http://www.youtube.com/watch?v=dX2j38eusfs
 
 本日の中日新聞朝刊には、福島県沖で発見されたものの、誰も引き取りにこない身元不明の男児の遺骨が山元町のお寺に安置され、家族の引き取りを待っているとの記事が掲載されており、保護者や家族全員が犠牲になっている可能性が高いものの、知らぬままとすれば悲しい現実です。
 
漂流犬バンちゃん 奇跡の生還そして涙の再会  http://www.youtube.com/watch?v=1A9NJqANJ7U
被災柴犬1ヵ月半ぶり感動の再会!東日本大震災福島 http://www.youtube.com/watch?v=_cevj_TCi0Q
 
 さて、ユーチューブに投稿された映像を見続けると、家族に見せられない姿を曝け出すことになりますが、映像の中に映る黒い犬を見ていると、4月に逝った愛犬モモの面影も感ずることから、何も知らずにさまよっている犬や猫り保護は勿論ですが、家畜についても実態を報じて欲しいものです。
 
※見ない方が良い映像です
日本では放送できない 報道できないペット達 震災の裏側 http://www.youtube.com/watch?v=HVQIHYNoo20
福島第一原発 警戒区域の動物を殺処分か  http://www.youtube.com/watch?v=rCcddTLFkUc
 
 本日は北陸に出かけていた知人が、現地で釣ってきた鯛を届けてくれました。3連休でありながら、何処にも行きたいと思わない体調を万全にして、来週からの日程をこなしていくためにも明日は貴重な休日となりそうです。
                                 10月9日の一言 

小沢氏もマスコミも民意無視は共通か

 政治資金規正法違反の罪で強制起訴された小沢一郎被告(民主党元代表)の初公判が始まり、小沢氏は全面無罪を主張し、徹底的に司法の場で検察と戦い、無罪を勝ち取ってから民主党で復権を果たすシナリオのようだが…
 
 そもそも、小沢氏が69歳となっている年齢でありながら、どこまで復権がかなうと思っているのか疑問だが、検察の不起訴処分を覆して再度起訴された根底に、国民の不信感が払拭されていない事が理解されているのか。
 
 ウワサされるように民主党の代表になり、再度政権の中枢に立とうとしても、国民の支持が伴わなければ政権は短命に終わる事から、検察に立ち向かう発言は理解できても、記者会見で取材するマスコミに発した言葉や態度は、カメラの先に国民の視線がある事が忘れられており、横着な態度と発言を繰り返せば有権者や国民の理解は得られない。
 
 それよりも私が残念に思ったことは、政治家でありながら、記者から国会での説明責任を問われたときに、裁判中である事を理由にして拒絶し、「君は三権分立をどう考えているの」、「あんたは、あんたの見解は」、「じゃあ三権分立を君はどう考えているの」、「もうちょっと勉強してから質問してください」と開き直っていきり立った態度と、記者会見を馬鹿にしたような言動でした。
 
 正確な単語は別として、国民の大部分が三権分立が、行政権、立法権、司法権に分かれていることは認識しており、国会で説明することが三権分立を妨げるものではなく、国会議員であるからには国会で国民向けの説明をすべきではないか。
 
 もっと残念であった事は、この質問に対する小沢氏の逆質問に、なんら説明とか反論ができなかった記者と、多くのマスコミが居ながら何も発言されなかった事に、記者が国民の代わりに取材している意識があったのか疑問になった。
 
小沢氏会見―「逃げの姿勢」は、なぜ http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
 
 このことについて、朝日新聞社が8日付の社説で、『記者側が「国会で政治責任を明確にすることは裁判に何らの支障も与えない」「三権分立だからこそ、国会で説明すべきだ」と反論しなかったのが残念でならない。改めて、私たちは取材力、質問力を磨いていかなければいけないと自戒する』と記していたが、テレビカメラの前で一人も発言しなかった事から、マスコミよりもネットで発信する国民の方が的を得ているようで残念でならない。
 
小沢氏、広がる健康不安 「大丈夫だ」沈静化に躍起
小沢元代表、無罪主張 初公判「強制起訴は誤り」
 
  小沢氏が、「検察審査会の誤った判断に基づくものにすぎない」と批判する検察審査会は、国民の民意であり、国民が知りたい事は、4億円もの大金が小沢氏の知らない秘書の独断で動かせる「政治と金」の解明でもある。
 
  さて、首相を退陣して一カ月で、SPを引き連れて四国遍路に出かける菅前総理を筆頭にして、国民から極めて批判の多い海外視察に一斉に出かけて当り前と居直る国会議員を見ると、国民の存在は眼中にないのかとさえ思えてくる。
 
小選挙区制の弊害ー中曽根康弘氏や、石原都知事も主張
 
 本日は、小選挙区の弊害について記された私のお気に入りブログを添付しますが、前回の衆議院選挙において、国民を無視し続けた自民党への批判票が、民意を意識しない低レベルな民主党国会議員を大量に誕生させました。
 小沢氏の裁判と、国会での説明責任をめぐり、民主党議員や政権の対応を厳しく見守りたい心境でもあります。
                                10月8日の一言

愛知県のバス転落事故の陰に…

イメージ 1 本日の朝、愛知県瀬戸市の市道で、岐阜県瑞浪市の小学1年生の児童ら40人が乗った観光バスがガードレールを突き破って、道路脇の斜面に転落する事故が発生した。バスの運転手が死亡し、女性教諭2人が重傷だが、幸いにして児童36人と男性教諭1人が軽いけがとの報道である。
 
小1児童ら40人乗りバス転落、運転手死亡 39人けが
運転手はくも膜下出血 愛知の児童乗ったバス転落事故
 
 愛知県警は、荻野さんの遺体に目立った外傷はなく、CT検査の結果死因はくも膜下出血だったと発表し、事故直前に発症したとみているが、事故原因をめぐってバス会社の社長の言葉にはびっくりさせられた。
 
 運転手は勤続20年以上で、「健康診断でも問題なく、持病もないと聞いている。運転操作のミスは考えられない」と、運転手を庇った発言をしているが、運転手の大半が引退するまで無事故であり、確かに操作ミスではなかったが、ベテランは事故を起さないと考えておれば的外れでもある。
 
 まさに事故は予期せぬ人でも起こし、第三者の被害者になりうることもあり、健康であっても突然の心筋梗塞や脳卒中は防ぎようもない。偶然にもCT検査で脳卒中と判ったものの、事故の瞬間を語れる乗客は一人もいないことが疑問です。
 
バスガイドか添乗員は不在なのか…
 
 県警によると、「転落現場の約65メートル手前で、緩やかな下り坂を走行していたバスは左側のガードレールに車体を擦った。もう一度、左側のガードレールに接触した後、左カーブをまっすぐ進み、中央線を越えて右側のガードレールを突き破ったという。路面にはブレーキをかけた際にできるタイヤの跡が残っていなかった」 と報じられている。
 
 新聞報道やテレビニュースしか資料がありませんが、「40人が乗ったバス」で、「児童と教職員ら39人がけが」、「運転手が死亡」を単純に計算すると、バスガイドは乗務していない可能性が高い。
 
 もし仮に、バスガイドが乗務していないとすれば、バスガイドか添乗員が乗務しておれば、県警の発表した「転落現場の約65メートル手前で、左側のガードレールに二度接触してから、左カーブをまっすぐ進んで転落している事から、事故そのものは回避できないものの転落は防げた可能性も否めません。
 
 バスガイドや添乗員が車を操作することはありませんが、運転手の異常は事前に察知できた可能性が高く、異常が判ればサイドブレーキやハンドル操作によって最悪の事故を阻止できた可能性を感じます。
 
 私も過去のバス旅行で、補助席から「危ない」とか、「ブレーキ」と叫ぶ家内の一言に、「ウルサイ」と返した事があり、現実には信号を見落としていたり、事故防止になった経験がある事から、最近の長距離バスが運転手一人で運行するワンマン化を当り前にしている現状の見直しも重要と思います。
 私もマイクロバスや福祉タクシーで人を乗せている事から、健康であっても脳卒中や心筋梗塞は防げないことから、我が身として心配な事故ともなりました。
                                  10月7日の一言

感傷的になってしまう日々に

 本日は知人のブログから、四国遍路中の菅前総理と遭遇した記事とツーショット写真が届けられ、本日午前中には西条市の第62番宝寿寺を通過し、まもなく難所中の難所と言われる60番横峰寺に足を進める菅さんが身近に感じられました。
 
 遍路に対する厳しい批判も多い(私も含めて)中で、何よりも自分の額に汗かき、足の痛みを封印して、笑顔で巡礼者と語り合う菅さんに、人間としてエールを送るとともに、機会があれば私も同行したい心境でいっぱいです。
 
管直人元総理と 10月6日・四国遍路先達のブログ 
 
 さて、当地方では桑名市役所の課長による業者と入札に関する事件に続き、岐阜県庁でも県発注の受注をめぐり、環境生活部の課長補佐が贈収賄事件で逮捕されており、本日も一言に記そうと考えていましたが、心温まるニュースを見つけたので添付しました。
 
「奇跡起きた」 豪雨の迷い牛6日ぶり生還 奄美大島
 
 鹿児島県奄美大島北部を襲った集中豪雨で、行方不明になった黒毛和牛が6日ぶりに発見されたとの記事で、川から海へ流され、直線距離で約10キロ離れた海岸で見つかったとの話であるが、発見されても肉として出荷されれば皮肉だが、幸いにして繁殖用母牛との話にホッとする一方で、飼われていた54頭のうち41頭が行方不明になったとの記事に、他の牛も発見される事に期待したい。
 
イメージ 1 最後にテレビ番組の再編から、3時間スペシャルが連日放映されていますが、雑誌でも新規の連載の登場によって姿を消す人気漫画も存在し、今週発行された少年マガジンでは、10年間も続いていた「ゴッドハンド輝」が最終回を迎えました。
 
 漫画ではありますが、医学の最新治療が引用される専門的な医療漫画でしたが、テレビでドラマ化された人気漫画も、最終回はあっけないものです。
 
 私も中年を通りこして初老に近づいており、「少年マガジン」は可笑しく思えるかもしれませんが、最近の漫画はリアルな劇画が多く、涙腺の緩んだ年代となったためか最終回に感傷的になる漫画が存在し、この作品も残念な別れとなります。
 
 10月に入ったばかりですが、あと一カ月で上高地も閉山となり、紅葉から落葉になる自然界と一緒に、今年も終わってしまったような感覚に襲われ、寂しい心境になってしまうところを、唯一の救いが奄美大島で無事に生還した牛の記事でもありました。
                                     10月6日の一言

菅さんの四国遍路再開の報に

 
  菅直人・前首相が四国霊場八十八カ所の遍路を再び始め、3日は午前中に、愛媛県今治市の55番札所南光坊に到着。参拝を終えると、58番札所仙遊寺に向かって出発した。
                                                   10月3日 朝日新聞   
菅前首相、お遍路再開「復興と原発収束祈った」 
 
 退陣した菅首相が四国遍路を再開したことで、新聞各紙やテレビニュースでも報じられていますが、あまりにも早い遍路の再開にびっくりするとともに、地方議員の私が四国遍路に充てる日程に苦労する中で、現役の国会議員として公務員のSPを従えての巡拝に疑問も感じます。
 
 
菅前首相の遍路再開を話題にしたブログ 
 
 「おい、また四国かよッ」と、私の3日間単位の車遍路でも市民の方から批判の対象となる現実を考えると、現職国会議員として国からの報酬を手にして、警視庁の現役警官である数名のSP(セキュリティーポリス)の警護をつけて廻る巡拝はお大師様との『同行二人』ではなく、水戸黄門のような大名行脚としか映らない。
 
 私は菅前首相は人間として嫌いではなく、首相としては散々な結果となったものの、野党時代の活動や、厚生労働大臣としての英断を考えると、今でも評価したいし、首相末期に発した「脱原発」についても英断と評価したい。
 
 四国遍路の魅力を紹介する八十八ヶ所霊場会の公認先達としても、菅首相の四国遍路を好意的に支援したいが、退陣して1ヵ月しか経過していない中で、首相こそ退陣したものの政界からの引退はしておらず、現職国会議員として一週間の遍路は国会の混迷を考えると無責任としか思えない。
 
 お前も一緒だと言われそうなため、一般国民の方々のブログも添付しましたが、現地で出会った遍路中の人々は好意的に応ずる映像が流されているものの、ブログでは厳しい批判が多く、引退後かせめて税金で雇われる警護のSPが必要とされない環境での遍路再開が良かったと思います。
 
 一方で、何事にも愚劣な批判をコメントする掲示板は無視しても、著名人の発する一言や記載文のなかに、「菅さんは、四国遍路を利用して、再度政治的浮上を目指している」との指摘は、絶対に回避されないと他の四国巡拝者に迷惑となり、これが繰り返されると四国遍路や弘法大師そのもののイメージまで低下させかねません。
 
 引退した小泉元首相を批判する人も多いが、首相退陣後の個人的な行動を批判する話題はなく、悠々自適の生活が時々報じられます。
 四国遍路には大きな功績を残された池田勇人元首相(昭和35年~39年まで首相)が存在するが、首相経験者として四国遍路を利用するだけではなく、これからは四国への恩返しにも務めてもらいたいものです。
                                     10月5日の一言

お大師と言えば、弘法大師だが…

イメージ 1
知恩院・三門
 
 本日は京都知恩院で営まれた「元祖法然上人八百年大遠忌法要」に参加するため、宿泊した大津市の琵琶湖グランドホテルで朝5時30分から朝食をとり、知恩院に到着後は大行列に並び、控え室で説明を受けて本番を待ちました。
 
 法要は僧侶の数の多さに圧倒はされますが、法要そのものは一時間程度で終わり、記念品をもらった後で、知恩院の三門(参門)を案内してもらい、バスの発車まで土産物を買ってブラブラして時間ツブシです。
 
イメージ 2 さて、バスはそのまま嵯峨野(嵐山)に走り、昼食後は一時間の自由散策ですが、久しぶりの真夏日なみの晴天に、日差しは厳しく顔を射し、参加者のほとんどが高齢者のために日陰とベンチを探してバスの発車時間をひたすら待つのみで、歩けば土産物が増えるだけの行程です。
渡月橋・嵐山
 
 50年に一度の行事という事で、「参加できた事は有難い事」と引率の僧侶は満足気に話していますが、50年前に40台以上のバスで参加した行事に、今回4台しか参加していない事を、「時代の変化」と当り前に分析しているようでは浄土宗の前途は全く暗いと言わざるを得ません。
 
 今回の参加者の多くはお寺への義理立てとしており、行事の規模が大きければそれだけで満足していると考えると大間違いで、一泊したことで、浄土宗の僧侶の堕落した日頃の生活が見えてきます。
 
 今回の参加者の中には、私と一緒に四国遍路や高野山に出向いた人も多数存在しており、巡拝マナーについても自然に身についた巡礼者が居る事を知らずして、数珠の持ち方を指南して満足気の僧侶には寂しさも実感です。
 
 もっとも、四国遍路では僧侶から指導されなくても、巡拝者が心得ている食事のマナーやお手洗いのマナーなどを、浄土宗の僧侶は指導されていないのか、輪袈裟をかけたまま食事をしたり、輪袈裟姿のままトイレに入っている僧侶には笑えてきました。
 
 雑音や雑談の多さも高野山では考えられない騒々しさで、宗派に関係なく拝観料もとらずに受け入れている真言宗のお寺の清々しさを感じる一方で、「朱印は全員貰えるからやらないように」との指示で、手元に届けられた朱印は印刷物では希望者から不満が出ました。
 
 信者に寛容な事は真言宗も一緒ですが、浄土宗は日頃の信者との接点(一緒の行動)が無いためか、参加者の巡拝に対する期待するものが判っておらず、旅行会社の参拝ツアーに参加して目の肥えている人々の心中が理解されていません。
 
 不満だらけの羅列となりましたが、こんなことを問題としているようでは人間失格かもしれませんが、葬儀だけは盛大に催し、生きている信者のことは何も考えられていないような企画に、2日間は休養にもなりませんでした。こんな事だから、四国遍路まで年寄り臭く思われてしまうのかも知れません…
                                  10月4日の一言
追伸
「法然上人には天皇から新たに大師の称号が授けられました」と、バスで法然上人が歴史上一番優れた宗教家のような挨拶を聞き、「お大師は弘法大師だ」と、千年以上前からお大師様として人々に慕われている弘法大師と比較してしまう、ヒネクレ者の不快な一言にしてしまいました。

本日は京都から

法然上人800年大遠忌参拝
イメージ 1
出発8:30…蟹江IC…土山SA…宇治東IC…宇治平等院(参拝)…昼食・喜撰茶屋
 …大本山知恩寺(参拝)14:00~15:00…宿泊地・琵琶湖グランドホテル・大津市
 
 本日は浄土宗の法然上人800年大遠忌に参加するために京都まで出かけてきました。
 写真は宇治の喜撰橋に係留されている観光船で、9月25日までは鵜飼見物もできましたが、現在は観光船のみ運航されていました。
 
 平等院は時間の関係もありましたが、世界文化遺産に登録されたことにより、本堂の鳳凰堂には入れず、宝物館のみの鑑賞で、昼食までのつなぎ的拝観です。
 
 次の目的地である知恩寺は浄土宗の宗祖法然上人の開山とする大本山で、イメージ 2南無阿弥陀仏の念仏にあわせて本堂で参加者全員による、数珠送りが繰り広げられ、当山の法主によるご説法を拝聴した後に、希望された人々の先祖供養の読経から、宝物殿に案内され、久しぶりに浄土宗で感動できる儀式(少しだけですが)を体験できました。
 
 このお寺は、今年こそ悪天候で参加しませんでしたが、毎年大晦日の除夜の鐘を撞きに訪れており、久しぶりに旧知の僧侶との再会ともなりました。
 
 さて、私が旅行を企画する場合には、京都なら午後4時過ぎでも旅程を続けますが、本日は4時前にホテルに到着し、6時から食事の予定となっていることから、本当にお年寄りのお参りに同行したような感覚で、明日は午前6時30分にはバスが発車して京都知恩院の大遠忌に参加する予定となっており、朝が苦手な深夜族の私には厳しい一日となりそうですね。
                ちょっと早いですが10月3日の一言です

家のノルマで明日は浄土宗の行事へ

法然没後800年の大遠忌法要始まる 京都・知恩院
 浄土宗を開いた法然の没後800年の大遠忌(だいおんき)法要が2日、京都市東山区の総本山知恩院で始まった。当初は3月下旬からの予定だったが、東日本大震災の影響で延期されていた。25日までの期間中、全国から参拝に4万6千人が訪れる見込み。
 大遠忌は50年に1度。御影堂(みえいどう)に法然が修行した比叡山西塔・青龍寺の法灯がともされた後、午後2時20分、150人の僧侶が江戸時代中期の500年大遠忌から受け継がれてきた形式でお経を唱え、法要が始まった。                                                                                 2011年10月2日・朝日新聞
 
法然没後800年の大遠忌法要始まる 京都・知恩院
 
 私が明日から出かける京都の行事がアサヒコム(asahi.com)に紹介されていました。浄土宗を開いた法然の没後800年の大遠忌は50年に1度開かれ、25日までの期間中、全国から参拝に4万6千人が訪れると報じられた中の1人が私なんですね。
 
 もっとも、浄土宗のお寺では、家族の葬式や法要でお寺の世話になるだけで、生きている自分自身を対象とした行事は何も無く、春と秋の永代経も、夏の施餓鬼もお金を持って先祖供養に参拝するだけで、まさに葬式仏教の印象しかありません。
 
 そんな事もあって、私は平成13年より四国八十八ヶ所に走り、真言宗のお寺の僧侶や関係者と会話することによって、高野山の結縁灌頂や授戒を受け、朝の勤行に参加するとともに、最近では町内にある真言宗のお寺で阿字観を体験させていただくようになりました。
 
 今回の参加は、隣の尼寺に課せられた人員のノルマに応えるための参加で、当初は母親が参加予定でしたが、我家は叔父が浄土宗の僧侶で、旦那寺の住職の兄弟子にあたる事から、旦那寺に関係する僧侶を意識して代役での参加でしかありません。
 
高野山開創1200年記念大法会 記念事業
 
 さて、本日は9月11日に春日井市で開催された歩き遍路友の会・東海の総会の集合写真がメール配信されてきました。
 
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  この友の会は、四国八十八ヶ所を歩いて結願した人がほとんどで、四国の道やお寺については詳しい人ばかりで、私のように真言宗でない人が多いものの、苦しい歩き遍路の中で出会った仲間だけに会話に違和感もなく、私は若造になりますが同志のように話に花が咲きます。
 
 自然と私たちには、弘法大師が弘仁7年(816年)に請願を上奏され、嵯峨天皇によって高野山下賜の太政官符を下されてから、真言密教の根本道場として1200年の歴史を刻み、平成27年に開創1200年を迎える高野山の花を咲かせます。来年はうるう年になる事から、四国遍路も盛り上がります。
 
 難しい宗旨や寺の方針よりも、遍路を体験して共有した意識を持つ仲間との会話や行動は自然ですが、先祖の呪縛や近所付き合いは無理があり、町内の先祖から受け継がれてきた浄土宗の「講組」も、親の代までで、我々の世代になれば解散されると言われている中で、旧態依然のお寺と50年後の浄土宗法然上人大遠忌はどうなっているのだろうか。
                                      10月2日の一言

京都駅で待機タクシーの規制実験が

 JR京都駅で、客待ちタクシーであふれる周辺の混雑解消を目的とした、空車のタクシーの乗り入れを全面的に禁止する規制が社会実験として実施され、長い行列ができたため進入禁止を一時解除して対応したものの、進入禁止は10日まで続ける予定と報じられている。
 
空車タクシー規制実験、京都駅前が大混雑 一時解除も
 
 JR京都駅烏丸口には、約100台分のタクシー待機場所があるものの、溢れたタクシーが路上駐車して渋滞を招き、地域住民から苦情が続いていたらしく、このことは京都駅に限らず名古屋駅でも同じ事情から注目したい実験でもある。
 
 鉄道が高架化され、駅を始発とするバスはバスターミナルが整備され、全国的に駅周辺のスムーズな通行が可能となっている中で、客待ちのタクシーが道路に溢れて自家用車や市民の通行の邪魔になっているケースを度々目撃します。
 
 このことは駅に限らず、大規模な総合病院でも同様な現象として、利用客を降ろすタクシーと、客を待つタクシー乗り場の車によって、玄関周辺が一般患者を乗せた車が横付けできずに病人が苦労している姿を見かけます。
 
 高齢化社会の中で、公共交通を利用するためにも高齢者を駅に降ろす車の停車場を確保することは急務であり、医療機関においても高齢の患者を玄関に停めたい車が殺到します。
 
 3ヵ月ほど前の話となりますが、名古屋市にある名古屋大学付属病院を訪れた際に、駐車場(有料)に入りたい車が長い列を作っておりましたが、患者を降ろすだけの車は有料駐車場を通って玄関に横付けできる出入り口を発見し、30分は無料のため本当に患者を降ろすだけの利用者は無料で利用できる事に大きな感銘を受けました。
 
 有料駐車所には車を入れたくないドライバーの心理と、駐車場を利用する人を用途別に誘導すれば、駅の駐車スペースの有効活用が図られる可能性も高く、何時間も客待ちで街の玄関口を我が物顔で居座るタクシーの一層も考えられそうです。
 
高級旅館に無銭32泊、京阪奈を転々 容疑の夫婦逮捕
 
 さて、我家のお寺(浄土宗)の行事で、月曜日には京都に出向きます(1泊2日のバス旅行)が、格安の旅行パック2人分の高い料金で参加し、京都で宿泊場所が確保できないため、滋賀県の大津で宿泊するスケジュールにはびっくりです。
 
 いまや愛知県と京都くらいは日帰りでも余裕ですが、京都の本山の行事に参加するのに大津で宿泊し、翌日も京都に出かける行程に、お寺の発想の貧しさと、参加人員は揃っているものの、参加者の心情(不満)は何も考えられていない横着な企画は、「連れてってやる」位の心境なんでしょうか。もっとも、母親の代役だけに「有難い」と口にはチャックです。
 
 本日は、同じく京都の話題に、添付した無銭飲食で32泊した夫婦の記事がありましたが、最近は前金を支払うシティホテルも増えているものの、身分証明書も確認しないまま客をもてなす高級旅館にとっては頭の痛い犯罪です。
                                   10月1日の一言
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