大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2012年02月

少女や女性が被害者となる事件が続き…

 「大鹿さん、探偵か興信所の知り合いを紹介して下さい」と、昨年秋に突然の相談をもらったものの、探偵とか興信所に関係する知人は皆無で、街角には看板を見かけるものの、連絡するのも躊躇してしまい力にもなれませんでした。
 
 詳しい内容については記すことができませんが、厳しい労働環境の中で、働く女性が職場に残るために男性上司から理不尽な応対を求められ、最終的には家庭崩壊か離婚に進んでいきそうな案件でした。
 
児童館職員が16歳少女買春容疑  日刊スポーツ
 三重県警桑名署は29日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、同県四日市市の市立児童館の嘱託職員山城弘敬容疑者(58)を逮捕した。
 逮捕容疑は昨年10月31日午前、四日市市内のホテルで、携帯電話の出会い系サイトを通じ知り合った名古屋市の少女(16)に、現金3万円を渡す約束をしてみだらな行為をした疑い。山城容疑者は認否について「留保します」と話している。
 市によると、山城容疑者は1985年に市の嘱託職員となり、18歳未満の児童や保護者らに遊びの場を提供する児童館に勤務していた。四日市市人事課は「事実関係を確認した上で、処分を検討したい」としている。
                                        (共同) [2012年2月29日12時57分]
 
続出する老人の児童買春 http://wjn.jp/article/detail/0891513/
 
 さて、本日の報道では、三重県四日市市役所の児童館に勤める職員が、地元の四日市市内のホテルで、名古屋市の16才の少女に現金を渡してみだらな行為を行っていたことで本日逮捕されたと報じられています。
 
 市役所の職員と言うだけでなく、児童を対象として仕事を担っていた58才(私と同じ年齢)の男性が起こした少女買春にはびっくりさせられますが、北海道札幌市では75才の元警察官が起こした児童買春が週刊誌で報じられており、警察官でも警察署長を歴任した幹部だったと聞くと言葉を失います。
 
 昨年に相談され、地元には探偵や興信所も見当たらない事から、知人に尋ねたものの知る人物は見当たらず、県の公安委員会が認可している事や、探偵業法が存在する事は判ったものの、特別な資格や免許が必要なく開業できるため、よほど信頼できるところに相談しないと危険な臭いがしてきます。
 
 一方で、普段の生活の中で子供や家族の世話など、働きながら仕事を続ける女性が大変な環境にある中で、リストラの対象にされたり、職場に残るために理不尽な要求をされる女性が身近に存在する事も実感させられました。
 
 報道された事件については、出会い系サイトを通じて少女買春が行われており、犯してはならない犯罪が当り前のように発生し、警察官や教師などの犯罪も多い事から厳しい厳罰が求められてきます。
 
                                 2月29日の一言

3月議会の一般質問について

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地震雲としか思えない2本の雲が現われて
 
 添付した写真は市役所に向う途中に見えた雲ですが、市役所到着後もこの雲を見上げて職員と地震雲の話題に花を咲かせ、「9時半には来るから」と言っていた時間に10分の遅刻となり、一般質問の通告書を届けました。
 
 私は過去に見た事のない2本の雲でしたが、飛行機雲じゃないかとの意見が大勢を占めたことから、2機のジェット戦闘機が通過したとは思えませんが、絶対に地震雲と言えない雰囲気となったものの、地震が起きそうな予感がした一瞬です。
 
 ちょうど一年前の3月11日は議会の一般質問が開催中で、私の登壇する前の休憩時に地震が発生し、遅れて始まった私の質問中にも余震が揺れて、音のする天井を眺めて発言を止めた記憶が昨日の事のように蘇ってきます。
 さて、本日の雲はどうか…
 
3月議会 私の一般(代表)質問
 
1件目 津島市の公共交通について
 要旨 ・鉄道の利用状況と津島市の関わりについて
     ・青塚駅の駐輪場の廃止について
 
2件目 津島市の在宅支援について
 要旨 ・高齢者の安否確認と緊急通報システムについて
 
3件目 市内公共施設へのインターネット環境整備について
 要旨 ・公の施設へのフリースポット設置やネット環境整備について
     ・市民病院入院患者のネット環境整備について
 
 1件目の公共交通については、行政が鉄道利用者の増減について、どのような認識を持っているかについて問い、電車のダイヤ改正のたびに本数が減らされてきた過去と、今後の利用者拡大を目指して駐車場や安全な駅とのアクセスなどを質問します。又、地主の訴えで廃止となった青塚駅の自転車駐輪場と、新しい駐輪場が駅から遠いことと、道路照明が不足しているため、安全確保を要望します。
 
 2件目は、行政の緊急通報システムについての現状と今後の展開を問い、技術革新によって自動感知から映像で確認できる先進地事例を紹介して、技術革新を促すことと、独居老人として確認されていない、日中に一人で生活する高齢者に対する対応も求めたいと思います。行政ができる事だけでなく、多様な選択のできる情報提供も求めたいと思っています。
 
 3件目については、市役所をはじめとして、文化会館や図書館など公共施設で、誰もがパソコンからインターネットにアクセスできる環境を求めて質問し、フリースポットの実現を目指した質問です。
 市民病院のネット環境についても、入院患者がパソコンで自由に病気について検索できるようにしたいという、「万が一、自分が入院した場合」の想いを質問しますが、本日の聞き取りでは前向きな答弁が期待できそうです。
 
 1件目の公共交通については、議会で質問するだけでなく、今後は鉄道やバスの関係者や専門家も交えて、市民が利用し易い交通体系を勉強する場を実現に移したいと考えており、この問題は議員という立場に関係なく私のテーマとなりそうです。
 
 2件目と3件目については、私は地元のケーブルテレビ局の関係者とも事前に接触してきましたが、先進地事例を入手したり、無線ランのフリースポットについては予算計上を考えているようなので、一緒になって最善なる情報環境を構築していきたいと考えています。
 
                                 2月28日の一言

犯罪人の心境と同じような心境に

 昨年11月から行方不明となっていた愛知県東海市の女性会社員が、今月に岐阜県御嵩町で発見された遺体であることが判明し、事件に関係する岐阜県の男性2名が逮捕されたが、あまりにも単純に犯人が特定された事から、逮捕された2人が犯人とすると信じられないような事件であると同時に、こんな犯行が簡単に起こったことにびっくりとさせられます。
 
岐阜で女性遺体、取引先社長ら2人逮捕 営利略取の疑い
 
 逮捕されたプラスチック製造業を営む岐阜県輪之内町の小川卓美容疑者は、女性会社員が最後に立ち寄った会社と報道され、行方不明になった直後に他人事のようにテレビのインタビューに答えており、この男性が犯人とすると世の中は怖くて何所にも行けないような気分にさせられます。悲しい事件です。
 
 さて、昨日のことですが、車で対向した自動車学校の生徒を送迎するワンボックス車と身動きの出来ない事態となり、私は相手の無茶苦茶な運転に、窓を開けて抗議したものの、相手の車に追走する車に怒鳴られる理不尽としか思えない事態を経験しました。
 
 共に車がすれ違えない堤防道路の先にある橋を左折して渡る予定で走っていると、対岸にも右折して橋を渡ろうとする自動車学校の生徒送迎者が存在した事から、急停車して待っていると、私を確認もせずに徐行しないまま橋へ突入し、私の前を右折しようとするものの、大回りをしていない事からこのままではぶつかります。
 
 生徒に教習している自動車学校の関係者の運転としては最悪で、私が後退しないと回れないばかりか、知らん顔で無視していた事から、とてもそのまま走る気にならずに窓を開けて抗議する気持ちになりました。
 
 ただし、この車に追随してきた車の運転手が窓を開けて怒鳴り続けることから、そのままになりましたが、私は暴力団と言われても良いから車を降りたい心境を、「議員」である事から封印しましたが、隣に座る知人も行政職員ですから、ひと時とは言え不快な気持ちにさせたことには反省です。
 
 帰宅後に自動車学校に抗議の電話をかけようかと迷ったものの、家内に引き止められてそのままになりましたが、私はこの「あ○ひ自動車学校」にも知人は存在する事から機会があれば訴えたいと思いますが、共にすれ違えない橋や道路では、譲り合う精神が重要で、当方を確認しながら我先に橋へ突入していたら問題で、その上で待機している車に後退させるような運転は自動車学校としては最悪です。
 
 地元とは言え、「あさ○自動車学校」の看板をつけた車の行為だけに、こんな学校には入校するなと言いたい怒りが未だに収まらず、添付した朝日新聞の事件も、こんな単純な巡り合わせかもしれないと記したしだいです。
 
 数日前から「そう状態」と記していますが、こんな時の私は危険で、少年時代の非行体験が脳裏に蘇り、理不尽な不正義には身体を張った抗議に発展するとともに、辞職覚悟の行動に走りそうですから、こんな時こそ「お大師様」の御影を胸に忍ばせる気持ちが必要に思いました。
                                 2月27日の一言

同窓会報の配布に地域を走り廻り…

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 本日は昨晩に届けられた神守中学校同窓会報(約7千部A4版12ページ)を、校区内の各町内役員さんのお宅まで届ける作業に半日がかりとなり、手伝ってくれた役員のおかげもあってスムーズに配布することができましたが、一人だったら大変な一日になったと思われます。
 
 手伝ってくれた役員の話では、市役所の発行する広報を配布した経験から、一度に車に載せると重くてブレーキが効かない事から、2度に分けて配布していたとの話で、「普通の人では、持って行く場所すら判らないだろう」との話です。
 
 中学校から配布する町内会役員さんの名前と住所を聞いているものの、一般の人では役員さんの家を探すだけでも一仕事となり、我家には住宅地図と同時に、今でも新聞を大配(配達の人に届ける)できる車があることから、元新聞販売店主の経験が生きているようです。
 
 ただし、私が会長になって会報を届けるようになった当初は、一人で車を運転して家を探しながら配布しており、本日は老眼鏡を頼りに会報を分け、それでも住宅地図が判別できない老体となった2人がかりの仕事だった事に、過去にない老化を実感させられました。一方で、24才となった愛車「ライトエース」も、久しぶりの重労働により、車体が悲鳴をあげるようになりました。
 
 さて、明日からは津島市議会の3月議会が開会し、翌日には一般質問する主旨と内容の通告や行政とのヒィアリングが続きますが、通告する内容は定まっているものの、連日の忙しさから現地調査が済んでいない部分がある事から、「土曜日か日曜日に映画でも行こうか」と話していた家内を道連れにしたドライブとなり、明日以降に届けられる資料も待ちながらの通告となりそうです。
 
                                2月26日の一言

私だけが家族の歯車から外れて…

 世の中は良い事ばかりが続かないことは判りきっていますが、日曜日に終わった地域セミナーと、翌日に終わった中学校同窓会報の原稿校了により、一日の間違いも許されぬプレッシャーとストレスから解放され、「そう状態」で心地よい一週間が経過しました。
 
 本日は…
 
 (詳細は記せませんが)病院の医師に付きまとい、市役所の福祉課と縁の切れない女性から、何度も電話が入り、自分の母親との話を聞いて欲しいと言われ、断れないことから午後に約束がしてありましたが、午前中から電話が連続した事から愛西市まで走ったものの、肝心の母親が不在で(寒風舞う田舎で、精神的不安定な女性を相手に何も進捗せぬままに時間のみ経過していきます)ラチがあきません。
 
 やっと母親が帰ってこられたものの、親子関係も断絶されている様子で、「このまま連れ帰って下さい」の繰り返しで、どうやら本日午後の約束も勝手に設定されていたようで、精神的に放置はできないために出向いたものの、経済的支援ができるわけではなく、幸いに訪れた郵便小包の対応中に、「これで帰ります」と大声で叫び心を鬼にして車を走らせました。
 
 さて、それでもそれ以外は良縁が多く、本日も昨日に続いて「福祉有償運送」を利用したいと新たな会員の入会が続き、夕方には娘夫婦が孫を連れて帰ってきた事から一緒に夕食を囲みましたし、夜には3月1日発行の同窓会報が完成し、我家に届けられました。これで本当に一つの仕事から解放されますが、明日は一日がかりで約40数軒ある校区内の嘱託員(町内会長)宅まで全所帯分の会報を配布する仕事が必要となり、議会前日の貴重な一日がつぶれていきます。
 
 「今日は夜に映画でも見に行こうか」と家内に言っていた一言は、口先だけで実現しないことが当り前のような空気で、私が帰宅した頃には家内の姿も見当たりません。我家にとっては私は歯車となって噛み合っておらず、静かに時間のみ経過していきます。
 
                                 2月25日の一言

私がハーブの苗を植える珍しい光景が

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植え込みが完了した植木鉢
 
 本日も十分なる睡眠により快調な一日となり、ボランティアの福祉有償運送も、メンバーが断った突然の依頼に走っていく心の余裕を生み、そのまま市役所の仕事も済ませながら、最後に走った所はホームセンターでした。
 
 添付した5個の植木鉢は、昨日に群馬県桐生市の園芸店より宅配されてきた植物を植えた完成形ですが、これを見ただけで植物名が判る人は大変な専門家と思われますが、さて何か判るでしょうか
 
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 実は、このハーブは4月から7月が開花期で、今植え込む時期と思われ、ネット上では低価格で販売されているものの、地元の園芸店や花屋、肥料店など探し廻ったものの、何所にも無いばかりか、入手できないとか、現実に私は桐生市の園芸店から一株475円で購入したのに、800円以上はするはずと言われたり、全く店名を上げて客本意でない販売態度を批判したいような応対が続きました。
 
 私は今まで花には全く関心がなく、今まで育てた事が無い事から地元の園芸店を通じて入手したかったわけですが、ネットで400円程度で販売されている物を仕入れても利益にならない事から相手にもされなかったと思われ、私はこれからハーブを育てようとしているだけに残念でしたし、問い合わせもしない園芸店に向上心は見られませんでした。
 
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 届けられたハーブはシソ科のサルビア属の品種ですが、桐生市で一昨日に発送され、昨日の午後に我家に届けられましたが、園芸店から届いたような汚れはなく、貴金属が入っていると言っても判らないような綺麗なダンボール箱で届き、中では倒れないように厳重な配慮がされていた事から、これからはネットでの購入も安心できる事が判りました。
 
 私が心配する植え方についても、詳しい説明書が同封されており、その説明書に忠実に土や有機肥料を買い求めに走ったものの、ホームセンターのパートのおばさんでは十分な知識も不足しており、ネット情報に近いと思われるものの、素人の私ですから、結果は半年後の成長を見ないと判りません。
 
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 ホームセンターで根腐れを防ぐための砂利と腐葉土を購入し、植木鉢と土は庭から持ち出し、鉢底ネットを敷いた上に砂利を置き、土と腐葉土を混ぜた用土を置き、ポットから出した苗を置いて、周りに土を補充して仕上がりです。
 
 上手に育てれば2メートル程度に成長する可能性もあると記されていた事から、もっと大きな鉢に植えたいと考えましたが、「最初からあまり大きな鉢に植えてしまうと、養分が流れてしまう」と説明書にあり、素人考えは封印して指南書どおりに植え込み完成です。
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 さて、本日は朝のテレビの運勢で「旧友との出会いがある」と、運勢は上向きでしたが、あいにくと懐かしい旧友との再会はなかったものの、先週日曜日に津島市文化会館の小ホールに忘れ、市役所の担当部署に探してもらったものの見つからず、諦めていた私の筆記具が届けられたとの連絡がありました。
 
 筆記具とは言うものの、実際には100円もしないボールペンで、市役所から適当なボールペンが見つかったものの、それは私の物ではなく諦めていたペンでしたが、本日会場の職員から届けられたとの話です。
 
 津島市文化会館は指定管理者として民間企業が管理していますが、たかだか1本のボールペンを忘れ物として市役所に届けた行為は、市役所職員では忘れ物と判っても届けるとは思えない事から、管理者が頼まれもしないボールペンを届けた責任意識に賛辞を送りたいと思います。
 
 ボールペンを手にした職員から、何でこんな安物に固執するのかと思われているかもしれない事から、私が持っていた太さの違う同種のペンと、職員のペン、本日届けられたペンを書き比べて、書き心地の違いを実感してもらいましたが、たかだかボールペンと思っても、確実に書体と字の見た目が違ってくる事から馬鹿にはできない事を実感です。
                                 2月24日の一言

落語の崇徳院と四国八十八ヶ所の縁に

 昨日の一言に「そう・うつ」の「そう」状態と記しましたが、そんな例えがピッタリとする状態で、決して病気ではありませんので念のために(笑)
 ただし、日程が詰まって余裕が無いと、旧知の人と出会っても話している余裕が無い事から、今週に入って少しですが余裕が出来た事から、本日も出会いが笑いと新たな出会いを呼び込みます。
 
 さて、久しぶりに訪れた珈琲屋さんで、マスターと共通の友人であった落語家・故浪漫亭砂九さんの話題に花を咲かせていると、置いてあった「週間現代」に崇徳上皇(天皇在位1123〜41)の記事があり、この「崇徳院」も砂九さんの落語を何度も聴いて知っていた名前で、四国八十八ヶ所巡りで訪れている天皇寺や白峯寺が崇徳天皇と関係していた意識が全くありませんでした。
 
落語「崇徳院」の舞台を歩く  http://ginjo.fc2web.com/019sutokuin/sutokuin.htm
 
 「保元元年(1156)鳥羽上皇が没すると、後白河天皇と崇徳院の対立が表面化し保元の乱が起こり敗北した崇徳天皇は讃岐へ流され、同地で没する」とありますが、未だに無念な最後が語り継がれており、四国にもその名残が存在していたのでした。
 
 
 天皇寺を訪れると必ず「ところてん」を食べるために立ち寄っている八十場についても、白峯山で荼毘に付すための勅許を得る間の約20日間、崇徳上皇の遺体が【八十場の霊泉】に漬けられていたという言い伝えが残されています。
 
 「血の宮」や崇徳天皇の食器などを埋めたとされる「塚」などが残され、天皇であったにも関わらず都から遠く離れた四国に眠る「御陵」の存在は、「怨霊になった崇徳天皇」と特集されるだけでなく、この保元の乱が源平合戦の幕開けになったことも、本日まであまり意識していませんでした。
 
 
 今から千年近く前の話となりますが、崇徳天皇は鳥羽天皇の第一皇子として5歳で天皇になり、その後の権力争いの中で後ろ盾となっていた白河法王の死後、父親の鳥羽上皇から不義の子として皇位を終われた過去を考えると、平和な時代に生まれた私には堪えられない悲話となり、最近の女性宮家とか女性天皇なんて議論は論外とも思えてきます。
 
 本日は半月ぶりに福祉有償運送のボランティアに走り、ついでに珈琲屋さんら立ち寄り、こんな雑誌から四国と落語がつながり、市役所では積み残してあった仕事がはかどり、夕方迎えに走った市民病院では、旧知の人々と懐かしい話に花が咲きました。
 
 忙しい事には変わりがありませんが、忙しい日々に続く少しの時間の余裕が、多くの出会いと明るい話題や朗報を呼び込んでおり、心に余裕を持たないと苦しい話や悲話ばかりを招く事を自覚し、このまま「そう」状態でありたいと思う一日となりました。
                                    2月23日の一言

うつ状態からそう状態になると奇縁もやってきます

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地元の有線テレビ局。クローバーテレビ
 
 奇縁と思わざるを得ない事が起こるから、世の中は捨てたものではありません。
 
 「はい、大鹿です」
 「NPO法人の、大鹿○○さんはいらっしゃいますか?」
 「居りませんが、何でしたか?」
 「実は、私は…」
 
 電話の相手は、地元の青年会議所のメンバーで、地元で4月に防災の講演会を開催予定で、津島市や海部地区の関係団体に案内しているとの話で、私の関係するNPO法人は家内が名目だけの代表になっている代役で午後の約束で訪問を待つ事になりました。
 
 そういえば午後には地元テレビ局とも在宅支援の最新情報を交換する約束をしていた事から、時間の重複を心配していると、さっそく午後一番で「こんにちは」との声が聞こえ、「こりゃー良かった」と早々の訪問に事務所へ走ると…
 
 そこには中学校のPTA役員の時代から、二十年来のお付き合いとなる稲沢市議会議員のH議員が立っておられ、久しぶりに近況の雑談から地方自治を話題にして花を咲かせることとなりました。
 
 おしゃべり(私は人見知りで無愛想ですが、旧知の人にはおしゃべり好きです)が長くなり、「じゃー、そろそろ…」とH議員が帰ろうとした時に、長身でスタイルの良い青年会議所の若者が登場し、「せっかくだから…」とH議員も誘って防災関連のイベントの説明を聞いていると…
 
 「実は、私はこういう者で…」と若者から差し出された名刺を見ると、○○議会議員の肩書きが記され、2人の議員を前にして名乗らずにはおれないようになったのでしょうが、団体の代表が家内名義になっていた事から、議員である私の家とは知らずに我家を訪れ、案内されたら議員の事務所で、そこには他市の議員も居て…
 
 名刺を改めて見直し、名前を確認すると、「あー、アー」と20代の若さで華々しく政治デビューした議員で、私もその行動力と政治姿勢には2つの「カンシン」(感心と関心)を持っていただけに、話題を地方自治に切り替えて話が盛り上がりました。
 
 そして、十分な会話ができた頃に約束の電話が入り、この約束も私の想いと相手の取り組みが十分理解と共有できた事に、(本当は時間的余裕はまったく無いのですが…)久しぶりに前向きで建設的な一日となったような気がします。
 
 昨日と本日の束の間の余裕が、本来なら「議会前ですから…」と、議会前の訪問は約束しませんが、津島市民だけでなく愛西市の住民からの相談にも乗ってしまい、議会前日と議会一般質問の前日にも名古屋市のイベントに参加する約束をしてしまいました。
 
 このブログを一週間前から読み直していただくとお解かりいただけると思いますが、一週間前には山積した仕事のストレスとプレッシャーから、「うつ病」患者のような心境でしたが、2つの大きな仕事が終わった安堵心から、議会前に新規の仕事を約束してしまう結果を省み、かなりの「そう」状態になっている事を自覚する一日となりました。
 好事魔多し…こんな時が危険です。これから稲沢市の相談に出かけます(明らかに議員の地盤とは違います)
                              2月22日の一言

忙しい中で一服の清涼剤に

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 本日は3月議会の議会運営委員会が開催され、今議会に提案される議案説明や提出されている請願3件と陳情2件が読み上げられ、会期や日程案を決定した後に、全員協議会による特別委員会の設置や議会改革について議論した後に散会となりました。
 
 午後には来年度予算案についての説明会が開催されましたが、私は1時半より3ヵ月ぶりの行事があるため市役所を離れ、その後に地元テレビ局との約束もありましたが、留守中に入った電話によって、明日の夕方に延期となりました。先送りは当日の余裕を生みますが、先送りした案件が翌日以降に重なると地獄が待っています。
 
 さて、本日は我家で書道会も開かれますが、夜にも打ち合わせの約束があり、先週に引き続いて心を落ち着けた書道はできませんが、少しは時間の余裕が生まれたような錯覚を持つものの、来週の本会議開会から抜き足ならぬ日々が続きます。
 
 午後に開催された来年度予算の説明会は、担当職員によると30分程度と言う話でしたが、これを自分だけで調べていくと大変な時間が必要となります。それを承知で走った先は、地元の真言宗のお寺で、毎月21日に開催されている「阿字観」に参加するためで、収め弘法と初弘法で年末と1月の「阿字観」が開催されていない事から3ヵ月ぶりの「阿字観」となりました。
 
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 私の母親は、夕方に1時間程度の散歩に出かけ、その途中でこのお寺に立ち寄ってきますが、私が昨年末の収め弘法の際に、昨年4月に病死した愛犬「もも」の供養をお願いした塔婆を最近発見し、「もも」の名前と写真を見てびっくりしたとの話から、私も供養はお願いしたものの、塔婆や写真が置かれていることまでは知らなかった事から、その場かぎりの供養と思っていた「もも」が蘇り、本日はその場所に立ち寄り(上の写真・左は拡大したもの)手を合わせることができました。「もも」がここにも眠っているような錯覚を覚えました。
 
 「阿字観」については、久しぶりのため作法も忘れたような参加となりましたが、生きている我々にとっては、日頃のストレスや生活を見直す良い機会と思うとともに、葬儀や法要など死んだ人ばかりを対象とするお寺が多い中で、生きる者のために貴重な行事が休まず続けられていることには感謝するのみです。忙しすぎる日々の中で、1時間程度とは言え、ひと時の清涼剤にもなりました。
 
                                  2月21日の一言

一瞬の気の緩みへ警鐘となる一日に

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我家の事務所横のスイセン
 
 ひとつの仕事が終わると「ホッ」としますが、ホッとしている時に心の隙ができがちと言われるとおり、朝一番から出かけて一仕事済ませて座っていると、「今、何所にいるの?」と約束してあった人から電話です。
 
 人を通じて医療機関の理事長と会う約束があったことも忘れて昼休みとしていましたが、何とか間に合ったものの、連絡が遅れていると「スッポカシ」か遅刻が確実となるミスが発生していました。
 
 しかし、明日からは議会行事が連続し、月末に完成して月初めに地域に配布される中学校の同窓会報については、私が風邪をひいて寝込んでも、私が依頼している編集者が事故でリタイヤしても、発行が滞ってしまう事から大変な責任が圧し掛かっています。
 
 午前中に訪れた中学校で、卒業式と、その前日に行われる同窓会入会式の時間を打ち合わせていたところ、私はその日に家内と三男を車に乗せて和歌山県まで走る約束をしていたことから、慌てて家内に行けない事を伝える事となりました。
 
 学生時代の起業で、学生結婚し、子供の世話は家内任せで、地域から引き受けたPTA役員などをしている時は仕事まで家内に任せ、身勝手に相談する事もなく仕事を廃業して議員生活に転身してきましたが、半減以上の収入減から家内は勤めにでるようになっており、これでは家族の犠牲ばかりとなります。
 
 「あーあッ」のため息が出る一日となりましたが、明日からも時間刻みの予定が続いていく事から、取り返しのつかないミスがないようにするためにも、警鐘となる一日ともなりました。
                                  2月20日の一言

地域セミナーが終わったものの…

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 本日は津島市文化会館小ホールで、愛知県が主催する「人にやさしい街づくり」地域セミナーが開催され、会場をうめるほぼ満席状態の市民の方々の参加で熱気溢れる…
 
 と、言うのは開場前の設営に汗を流し、スポットライトを浴びて司会進行、「ボランティア活動の現場から見えてくるもの」の報告をした私だけで、会場の暖房が不足していた事から寒さを堪える環境にあったと判ったのは、開場から1時間半も経過した報告後の訴えでありました。
 徹夜続きのような環境から、主催者を代表して挨拶する愛知県幹部の紹介を忘れ、報告もあれもこれもと用意した資料が多すぎて、無情にも1時間15分の持ち時間が過ぎ去りました。
 
 市民対象に行ったアンケート調査の結果から、生活に不便を感ずる人々の5割近くが「交通の便」を訴え、次に2割近い人々が「病院」と「公共施設」が不便と訴えており、生活する中で心配となる点については、圧倒的に「老後の生活」が上がり、次に「病気」をあげている結果を報告し、パネラーをお願いした市民病院副院長の神谷先生と、津島市老人クラブ連合会の櫻木会長、愛知県人にやさしい街づくりアドバイザーの高尾さんらからそれぞれのコメントをいただきました。
 
 最後に本日の主題となる桜花学園大学の森田優己教授の講演で、昨年までの講演後にディスカッションを行っていたものを逆にして、我々の報告とディスカッションの後にしたのですが、我々の報告やコメントをカバーする見事な講演によって、「人にやさしいまちづくりと交通」の演目で参加者に判り易い講演となりました。
 
 今年で6年目となる地域セミナーですが、道路や施設のバリアフリーに始まり、家庭内のバリアフリーや災害時の安全確保から、病院や買い物にいく交通問題をテーマにして、森田先生や日本福祉大学の児玉教授の参加をいただいて参加者に理解しやすい講演を依頼してきました。
 
 セミナーを実施してきた目的は達成されていないものの、多くの皆さんに住民が主役となる街づくりを訴えており、我々のNPO法人のボランティア活動のPRもしている事から、今年は活動の組織的拡大を目標にして頑張りたいと思っていますが、何の指示をしなくても全員が1時間前に集合するメンバーの姿が当り前となっている事は心強く感ずる一日ともなりました。
 
 さて、明日は朝一番で中学校に走り、同窓会報の完成も最終章に入っていきますが、火曜日からは3月議会の運営委員会が開催され、その前に会いたいとの約束も複数になっていることから、やはり月末から月初めまで気を許せない日々が続きます。
 
                                   2月19日の一言

ストレスは我家の弱い者(?)へ

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孫が初めて我家の畑へ
 
 昨日は夕方まで地域を走り廻り、夜は明日開催される地域セミナーの講演をお願いしてある桜花学園大学の森田教授の「交通問題勉強会」に参加し、帰宅後は届けられたメールを確認し、必要な資料を送付していると11時を廻っていました。これから夕食を摂り…
 
 本日は土曜日で、久しぶりに余裕の一日になると目覚まし時計をセットせずに寝ていると、「お父さん、電話、電話ッ」と家内が電話機を持って走ってきました。
 
 「もし、もし…」 (起きたばかりで声も出ません)
 「おはよう、後藤だけど、いつ来るの?」
 
 書道会の恩師からの電話で、日曜日のセミナーに掲示する大看板が依頼してあり、昨日取りにうかがったものの、無料のボランティアにも関わらず横着な私のクレームで書き直し、「明日取りに来ますから…」と帰宅していたのでした。
 
 「今すぐには出られませんから…、うーん…」
   (布団の中で熟睡中ですから、顔も洗って、歯も…)
 
 「それじゃァー、9時でどうかなァ?」
 「解りました。9時には行きます」
 
 当方からお願いした仕事ですから、言われた時間に取りに走るのは当然ですが、「今日はゆっくり寝ていたかった」と渋々起きて台所に行くと、時計は9時まで15分しかなく、歯を磨くどころではなく、顔を洗って一目散に走っても遅刻です。
 
 しばらく仕事を片付けていると、「珈琲でも飲んでくるッ?」と家内の一言ですが、私は珈琲屋さんに行くのは好きなものの、家内と行くのは好きではなく、珈琲屋では雑誌や漫画を熟読する私は、飲んだらすぐに帰ろうとする家内とは目的が違います。
 
 それでも、「これからは新婚気分で時間を大切にしよう」と、今年に入ってから歯の浮くような言葉を発した手前、「そうだな、行ってくるか」と相槌を打ちましたが、モーニングサービスの時間を経過している事から私の行きつけの店に出向きました。
 
 やっぱり最悪です。私たちが入ってまもなく、男性の6人組の客のうち3人が隣の席に座りましたが、残りの3人は私たちのテーブルが空くのをまっており、それを気にする家内が会計の伝票を握った事から、完全に席を立つのを待たれる環境となりました。
 
 自分の行きつけの店ですが、通りがかりの客に帰るのを待たれる最悪の環境は、周りの様子に影響される家内の悪い癖が助長しており、これではリラックスするどころではなく、自分の行きつけの店で家内に急かされて帰宅です。
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 本日唯一の救いは、娘が孫を連れて帰ってきたことで、家内と4人で畑へ野菜を採りに出かけ、そのまま電車を見に走ってから買い物に行きましたが、孫に105円を持たせて100円ショップで買った商品を一人で支払いさせましたが、見事に会計を済ませた姿に感動の一枚です。
 
 孫の好物が「プリン」や「みたらし団子」で、これは私の大好物だけに、孫ではなく自分のために声をあげて買ってもらったようなもので、孫と一緒の行動が癒しともなりました。
 
 ただし、我家の主役であった私の相棒リマ君は、孫に主役の座を奪われ、車では淋しく車中の留守番役となり、夕食も後回しにされたことから、部屋の中へ自分の臭いを付けるマーキングを続け、家族から叱られ続けるストレスの一日となったようです。
 
 明日は地域セミナーがありますが、厳しい寒波が気になります。
                                    2月18日の一言

一喜一憂から「そう」状態へ

 「一喜一憂」の諺がぴったりの日々が続き、このまま消え入りたい心境だった一昨日から、本日は「ラッキー」の一言が当てはまるような、朝から帰宅した午後9時半まで良縁が連続する一日となりました。
 
一喜一憂
 状況の変化などちょっとしたことで、喜んだり不安になったりすること。また、まわりの状況にふりまわされること
 
 仕事が山積し、一つの間違いから不眠不休となるような日が続き、時間に余裕が無いことから、眠るべき時間にも翌日の段取りが苦になって眠れず、眠ったと思うと目覚ましの音にびっくりして、眠たいのに睡眠不足のままに夜を迎える繰返しです。
 
 自分独りだけが駈けずり廻り、無情にも世間から迷惑と思われているのではないかと、中学校の同窓会報の協賛広告主を廻っていましたが、「オッ、久しぶり」に始まり、「おい、こっちまで走ってこいよ」と私のために時間を空けて下さる先輩諸氏のお蔭で、「そう・うつ病」に例えると完全なる「そう」のような一日となりました。
 
 これだけ浮き沈みの激しい毎日は珍しく、このまま「そう」状態を続ければ、私は人の何倍の働きをするのだろうかと、議員になる前の言葉と身体が同調した状態に戻ったような感覚がよみがえります。
 
 過去の一言にも記した事がありますが、本日最後の訪問先は、老人ホームの理事長になっている元議長まで務めた先輩で、引退した先輩議員の中で唯一私が訪れるとともに、辛辣な言葉を素直に聞ける人物でもありました。
 
 やはり人生経験の多い先輩の言葉は財産です。これだけ時間に余裕が無いと、本日訪問した開業医の患者からインフルエンザをもらっては、私の不在が公的行事にも影響する事から、マスク姿で厳重に入りましたが、患者を診察する先生から「いよッ」とマスクもせずに笑顔を向けられ、慌ててマスクを外しながら、元気を無料で注入されたような気分です。
 
 何事も好調に事が進むと疲れも吹っ飛び、行く先々で旧知の人々と会話も弾み、切羽詰った環境を楽しめるような心境となる一日となりましたが、この環境が月末から月始めまでつづくようにしたいものです。
 
                                   2月17日の一言

連日外廻りで一日が経過していき

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すっかり寂びれてしまった津島市の本町通り
 
 本日は朝から昨日の仕事の続きとなりましたが、本日は行く先々で先輩方の温かい応対が続いたことで、昨日の淋しいストレスも吹っ飛んだ一日となりましたが、手配したセミナー広告が新聞に折り込まれ、過去の参加者にも案内が郵送された事から、問い合わせの電話も続き、私の相棒は暗くなるまで淋しい一日となりました。
 
 一年に一度発行する中学校の同窓会報ですが、その費用は協賛してもらえるお店や企業のスポンサー広告のため、私は40軒ほど(全体で60軒)を訪問しますが、宣伝効果が見込めない会報ですから、学校に対する縁が薄い相手の訪問は個人的に辛いものがあります。
 
 会長の任期が予定された10年を大幅に超過し、早く交代すべきと考えているものの、役員会すら出席が少ない現状で、役員の中に後継者を見出す事が難しく、役員のほとんどは私より役員歴の永い町内役員ですから、行事に参加しないままに役員名簿が埋められています。
 
 役員をお願いしたい人材があっても、自分より古い役員が町内に存在する事がネックになって断られてしまい、私が協力を依頼できる数人の役員で維持されている現状から、何とか次の会長を見いだすとともに、動ける組織に改革が求められています。
 
 さて、このスポンサー廻りは、お金の取立てのような一面もありますが、一方ではかつて一緒にPTA活動を行なった同志も存在し、懐かしい昔話に花を咲かせたり、私の訪問を喜んでいただける人も存在する事に救いはありますが…
 
 また、最近はインフルエンザが流行し、学級閉鎖されている学校もありますから、スポンサーのうち10軒程度存在する開業医や診療所の訪問は、マスクとうがい薬を持っての感染防止に必死の訪問となります。
 
 日曜日に開催される地域セミナーは、私が存在しないと全く進行しないばかりか、ディスカッションのコメントももらえないため、インフルエンザでのリタイヤは絶対にあってはならないばかりか、明日には当日資料の印刷も残しており、同窓会報の最終校正も迫り絶対間違いは許されないスケジュールがストレスとなって圧し掛かります。
 
 こんな暗い一言が続き申し訳ありませんね…
                               2月16日の一言

がんの新治療法が続々と

 昨日の一言は、夜11時59分に送信しており、自分では意識したのではなく偶然に1分前に「決定」ボタンを押した訳ですが、パソコンの不調から徹夜作業になるため、何も考える余裕のないままに朝を迎えました。
 
 それでも2時間ほど眠れましたが、無情にも目覚まし時計が鳴り響き、そのまま封筒に日曜日のセミナー広告を入れる作業にかかり、朝日新聞販売店分の折込広告を届けて、当日のパネラーとの打ち合わせに走り、帰宅して封筒入れを終えた午後に郵便局に走り、市役所に立ち寄り慌てて仕事を済ませてとりあえず帰宅です。
 
 その後に3月1日発行の同窓会報の広告スポンサーを廻りましたが、一年に一度の仕事とは言え頭を下げて廻るのは正直苦痛で、皆さんが気持ち良く応対していただけたのが救いですが、不況で毎年続けていただいた掲載を断られると我が身のように堪えます。
 
 明日も残されたスポンサーを廻り、セミナー当日の資料の印刷に取り掛かり、当日の進行役である事から、コメントを質問する内容を検討するなど済ませる仕事は多いものの、折込と郵便の手配が済んでいることからまな板の鯉状態です。
 
 ただし、来週は3月議会の議会運営委員会が開催され、再来週には本会議が開会する事から、自分の一般質問をまとめる作業が続き、月末には中学校区にある町内会総てに会報を届ける仕事をどうするのか? 時間が見当たりません…
 
 さて、最近の報道によれば、人類の課題となっている「がん」に対する新たな新薬や治療方法が次々と発表されており、しばらくすると「がん」に罹っても完治までは無理でも、長期の延命が図れそうに思います。
  
肺がんの原因遺伝子、新たに5種類 治療薬開発に期待 
  
 
 平成5年に私の父親が、肝臓の末期ガンで、「あと1ヶ月、早ければ半月」と宣告された事から、富山の水を汲みに走り、東北から高額な「冬虫夏草」の健康食品を入手したものの、期待した効果は何もありませんでした。
 
 ただし、この時に必死で集めた雑誌や情報が残り、父親が亡くなった後で「前立腺がん」で治療が何もできないと宣告された知人に届けた最新治療法のコピーが効果を発揮して、絶望と本人も半ば諦めていた命が救われ、その人は現在も元気で生活されています。
 
 この人は名古屋の名大病院に入院しており、打開策が見いだせない中で週末の外泊時に連絡があり、明日には病院に戻る深夜の電話でしたから、最新治療法のコピーを届けたいものの、その人は市外の立田村(現在の愛西市)の人で、私は家の場所が判らなかった事から、そのコピーを牛乳屋さんに頼んで届けてもらいました。
 
 「大鹿さん、有り難う…」と、数日後に連絡が入り、病院で最新治療法を医師に伝えたところ、「一度もやった経験は無いが、あんたがそんな治療法を知っているなら挑戦しようか」と、新たな治療法が始まったのでした。
 
 最近では年月が経過した事から、以前のように情報の蓄積はしておりませんが、最新情報を牛乳屋さんが届けて命が救われた話は、仲間内では有名な話となっており、私が朝日新聞販売店を廃業して13年が経過しましたが、毎年年末に発行されている「名医の最新治療(週刊朝日増刊)」を隣の蟹江町からわざわざ先輩店主が届けてくれます。
 
 人間は本当に困らないと真剣になりませんが、そろそろ自分の事として情報に敏感になりたいと思いながら、アサヒコムを読み続ける夜となりました。
 
                                2月15日の一言

パソコンが不調で仕事が半日遅れに

 本日はブログを記しておれる余裕もなくなりました。午前中に昨晩(と言うよりも早朝)印刷した今週日曜日に開催される「地域セミナー」の印刷物を、中日新聞販売店に折り込んでもらうため届け、過去のセミナー参加者名簿をパソコン「筆まめ」で印刷しようとすると、思うように印刷できません。
 
 こんな悪戦苦闘が夕方まで続き、ついに詳しい先生へ連絡したところ、「もっと詳しい人がいる」と知人(私もよく知る人)へ連絡してもらい、急遽駆けつけていただいたところ、「こんな旧いのを使っているの」と、最新式の「筆まめ」を取りに行ってもらい、新しいソフトと交換してもらったんですが…
 
 今度は、印字はできるようになりましたが、肝心の郵便番号が空白になったままで、入らない事から、あらゆる手段を考えてもらっても、印字はできないままに時間ばかりがどんどん経過していきます…
 
 本日火曜日は、夜7時30分から書道会が私の事務所2階で開かれ、私は毎週恩師を迎えに走る訳ですが、パソコン不調で他のメンバーに走ってもらい、市役所でパソコンに詳しい職員まで助けを求めて…
 
 私が不在のままで書道会は始まり、恩師にはセミナーの看板を揮毫してもらうことから2階で説明していると、職員が駆けつけてくれて… しかし、応対もしておれません。
 
 そんな何ともならない展開も、再度新しいソフトを入れ直した事で、簡単に機能するようになりました。
 
 どうやら、私が次々と取り込んだプログラムを一度も削除していない事から、パソコン内の何かが「筆まめ」の障害になっていたらしく、パソコンの動きも悪い事から、整理が必要らしく、パソコンは4台あっても何もバックアップしていないため、忙しさが落ち着いたら何とかする話に発展しました。
 
 1台が不調なら、2台目があると、何とかしのいできましたが、そろそろ限界のようです。さて、無茶苦茶の書き込みも明日に1分前の送信です。これから、宛名印刷を続け、封筒に案内文を入れ込んで午前中には郵便局へ走り、朝日新聞の折込用チラシを販売店に届けて…
 
                                   2月14日の一言

差歯が取れて治療後に、別の歯も取れて…

 昨晩に家内が餅を搗いてくれたので、朝から好物の「きな粉餅」にして口に入れたところ、差し歯となっている上の前歯が取れてしまい、すぐにでも歯医者さんに連絡して走りたいものの、本日は9時より厚生病院委員会が開催される事から、取れてしまった前歯を挿し直して(ぶら下がり状態)市役所に走りました。
 
 休憩中に連絡して、12時20分の予約ができましたが、飲料水を飲もうものなら一緒に胃の中に入ってしまう心配から、朝から何も口にしないままに歯医者に走りました。ただし、私は歯の治療中でありながら、「スッポカシ」の常習犯で、年末の予約を忘れており、正月早々に行く話をしたまま本日に至っている事と、3月1日付けで発行される中学校の同窓会報の広告の依頼も済ませていない事から、低姿勢で情けないくらい神妙な治療が終わりました。
 
 朝から何も口にしておらず、歯が治ったことから慌てて家に帰り、食べる予定であった「きな粉餅」を電子レンジに入れて2個目を口にしたときに、またしても「ガリッ」と歯に金属の感触が走ります。
 
 慎重に口から餅を出すと、今度は奥歯に込んであった詰め物が取れており、またしても歯医者に連絡して、今すぐにも走りたい心境を殺して、明日の午後3時30分の予約をしましたが、そのうちに健康な歯まで折れそうな心境です。
 
 奥歯は右の下を除いて上下3ヶ所の奥歯が無くなっており、そろそろ「入歯」を考える必要に迫られているのかもしれませんが、80才で20本なんて話は差歯を含めてクリアしている現状で、健康な歯はすでに20本を下回っています。
 60才を前にしてこんな状態では私の老後は大変です。もっとも、不規則な不摂生が災いとなり短命の可能性もありますが…
 
 さて、60才の定年を迎える年齢が2年後に近づき、本日も知人と定年後の話題に花を咲かせましたが、年金の支給年齢が遅れるとか、定年を延長して高齢者が働く事が当り前のように語られる事から、好きでもない仕事を引き続き続けるために、「置いてもらえるか」なんて会話になると一抹の寂しさを覚えます。
 
 ましてや、市役所の職員を定年後も続けることは、自分の生活のために働くだけで、市民や住民のために奉仕する意識はほとんど無くなっている事から、私は気分を切り替えて好きな事をやるか、社会貢献できる仕事を見つける事が重要と思います。
 
 こんな話題が出ても不思議でない年齢となり、身体中に老化の兆しが自覚できるようになり、本日は自動二輪好きの市職員に預けてある私の単車の整備と車検の段取りを話し、「僕もあと2年で60だから…」と語ると、「エッ、もう…そうですか」とびっくりされましたが、若いつもりでも確実に時間は刻まれており、自重も大切ですが自嘲となる一日となりました。
 
                                2月13日の一言

お寺で終の棲家を熱弁して

 本日は我家が檀家となっているお寺で、浄土宗の宗祖法然上人の命日建暦2年(1212年)1月25日と、お釈迦さま(入滅の日陰暦2月15日)を供養する涅槃会が一緒に行われ、私はこの日に一年間の政治活動を報告する機会をもらってきました。
 
 
【涅槃会】ねはんえ
釈迦入滅の日とされる陰暦二月一五日(現在は三月一五日)に、釈迦の徳をたたえて行う法会。涅槃図をかかげ、遺教経(ゆいきようぎよう)を読誦する。更衣(きさらぎ)の別れ。常楽会。涅槃講。仏忌。
 
 今回は来週に人にやさしい街づくり地域セミナーを控えている事と、参加者の多くが高齢である事を考えて、地域で行ったアンケート調査の結果から、人々の一番の心配事がダントツで「老後の生活」にある事から、津島市の現状と、私がボランティアの前提としている「人生の最後を在宅で」の可能性について話しました。
 
 私の町内には浄土宗の尼寺がありますが、住職の高齢化と後継者が決まっていない事から、これまで先祖代々継承してきた伝統が次々と消え去り、檀家10軒で続いてきた「講組」も解消するような話となっています。
 
 過去には檀家で葬式が行われると、その日の夜から10軒の男が集まり7日間「念仏講」を行なってきましたが、男が一人も出席しなくなった事から、女性が集まっていたものの、最近では「念仏講」そのものが廃止となりました。
 
 浄土宗の檀家10軒で先祖代々管理してきた町内の観音堂と地蔵堂についても、後継者がいないという理由で放棄する話が進んでいますが、後継者がいないのではなく、「いない家がある」のが大きな理由です。
 
 子供が家を離れて同居していない家は、町内で清掃が行われても参加する若い人が存在しない事から、同世代の高齢者を誘いますが、どんどん若返っていき、参加することもできなくなり、お寺の「講組」も他の家が若返ると年寄が一人になってしまい困ります。
 
 そんなことが理由で、これまで先祖代々続いてきた伝統が消されていきます。一方で、高齢になり病気になると、子供が同居していない家は、一人暮らしを心配して子供が施設に入所を勧め、そんな存在が高齢者で持病を持つと「在宅は大変」と介護施設が終の棲家となるケースが当り前のように増加しています。
 
 私の叔父も2年前に叔母が亡くなり、2人の娘は嫁いでいることから、病院でリハビリ中の本人も病院から施設への流れに異論はなかったものの、「本日退院して家に帰りました」と嬉しい連絡が本日入りました。
 
 施設に入るだけのお金を出す気があれば、最近では在宅でも十分なサービスが受けられ、本人が希望する生活を支援する体制も整ってきています。十分な情報が無い事から、施設に閉じ込められている高齢者も多く、有り余る年金を持つ高齢者は施設も家に戻しません。そんな話をした夕方、叔父の退院を聞き、嬉しさから日頃は疎遠となっている叔父の家に一目散に走る夜となりました。
 
                                  2月12日の一言
追伸
思いつきで記しており、断片的な事例ですから善意にご理解ください。

ボランティアって何だろう

 名古屋市の朝日ホール(朝日新聞社)でボランティアの現状と今後を考える「国際ボランティアシンポジウム」が開催され、ボランティアの歴史のある米国や韓国のボランティア活動の現状報告を聞くシンポジュームが開催されました。
 3日、メーク・ア・チェンジ・デー実行委員会主催、朝日新聞社など共催
 
ボランティア活動広げるには 名古屋 
 
 アメリカでは、一斉にボランティア活動をして、自分と社会に変化を起こす日としてメーク・ア・ディファレンス・デー(MDD)を20年前に始め、10月の第4土曜には参加者は約300万人を維持しているとの話です。
 
 韓国では1994年からMDDを続けており、年によって中心的に取り組む課題を選び、98年は失業者を助ける活動が中心で、2001年はサッカーW杯に関連した活動。外国人が増えて、08年からは多文化ボランティアの活動が活発になり、参加者は18年間増え続け、昨年初めて減っとの報告です。
 
 日本のボランティアを報告した嶋田実名子さんから、「義援金よりも支援金を意識する取り組みを強めています。被災地などで活躍するNPOへの活動支援金を9月までに137億円出しました。ボランティア休暇制度のある企業は会員約500社のうち18%に拡大しました。災害の多い日本で長期間被災地へ入るため、休職制度の整備も必要です」との記事も紹介されていました。
 
 さて、ボランティアって何でしょうかねェ。
 
 私の住む津島市でも、ボランティア活動をするグループや団体がボランティア協議会を作っていますが、数年前にこの協議会の会長から「協議会に登録していないならボランティアではない」とのびっくりする一言を耳にしました。
 
 私は個人ですが、愛知県の防災ボランティアコーディネーターや防災リーダーに認定されていますが、個人が勝手に参加していても、津島市の団体に登録していなければボランティアでないというような発言にびっくりでした。
 
 この一言を根にもっているわけではありませんが、私の所属する「ひとまち生活ネット津島」についても、平成19年に愛知県からNPO法人の認可を得るだけでなく、実際にボランティア活動を実践しておりながら、津島市には団体登録していません。
 
 昨年からボランティア団体やNPO法人の連携や、行政との協働を考えるために津島市主催の会合がもたれました。しかしながら、ここに集まった団体や組織の大半は、津島市から補助金をもらっている団体で、我々のように補助金は一切受け取らず、むしろ法人税を請求され支払う立場とは異質の存在ばかりでした。
 
 前記したシンポジュームで発表された日本の報告は、嶋田実名子さんが花王サステナビリティ推進部長兼社会貢献部長を勤め、日本経団連社会貢献担当者懇談会座長であることから判るように、大企業や経団連の目線で語られており、各種団体から助成金が出され、道路を走る寄付された車両も日常的に見られますが、そのほとんどが営利である社会福祉法人であり、赤字で苦しむ小さなボランティア団体やグループは見向きもされません。
 
 東日本大震災によって、多くのボランティアが被災地に走りますが、その中には自己満足のためのボランティアや、社会貢献の宣伝としかおもえない行動も見受けられ、純粋に個人の志を持って参加したボランティアの苦言も耳にするようになりました。
 
 「ボランティアって何だろう」 改めて考えさせられ叫びたい心境です。
        
                                   2月11日の一言
追伸
本日は祭日だった事も知らず、19日のセミナーの準備が夜まで続きました。
ひとまち地域セミナー http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/45989718.html

福祉有償運送の先進団体を尋ねて名古屋市へ

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 本日は名古屋市緑区にあるNPO法人「たすけあい名古屋」を訪問しました。この法人は平成9年に活動をはじめ、平成11年に法人化されており、平成17年に活動を開始し、19年に法人化した私の「ひとまち生活ネット津島」より10年先を進む目標とすべき団体です。
  
たすけあい名古屋 http://tasukeainagoya.com/
 
 そもそもが、稲沢市のNPO法人が、佐屋町(現愛西市)の障害を持つ幼稚園児を送迎する事ができずに困って相談したのが「たすけあい名古屋」の代表を務められる渡部勝さんで、「それなら津島の大鹿さんに」と紹介されて連絡がありました。
 
 しかし、毎日の朝夕の送迎を決まった時間に走る事はできず、電話口で困っていた時に、「私が行こうか」と言ってくれたのが私の家内で、現在NPO法人となっている原点はこの電話にありました。
 
 渡部勝さんは国土交通省も一目置く存在で、それまで自家用車で高齢者や障がい者の通院や買い物に付き添っていたボランティア活動を、「福祉有償運送」として法律に認められる存在にされた先人でもあります。
 
 バス停まで遠く、経済的にタクシーを利用できない人々を、手ごろな料金で自家用車をタクシーのように利用できる「福祉有償運送」として国に認めさせた第一人者の存在が、私をボランティアに走らせた原動力でもあります。
 
 最近では、福祉施設が「安く利用できる事」を理由にして、本来はタクシー会社や福祉施設がやるべき対象者を我々に紹介するケースや、大変な思いをして高齢者の在宅支援と移送を担っていると、「施設が空いたから」と介護施設に入所させてしまうケースもあり、ボランティアとしての意欲をそぐ事例が続いてきました。
 
 本日は予告せぬ訪問で渡部理事長は不在でしたが、事務局長の高橋さんから「たすけあい名古屋」の現状をうかがい、今まで介護保険や施設への被害者意識に悩まされていましたが、これからはその上を行くヒントを頂いたような気持ちで帰宅できました。
 
 やはり原点に立ち返ることと、先進地や経験を蓄積した見本となる団体を知ることが重要で、来週の日曜日に開催される「セミナー」から、四月の新年度を目指して組織改革に着手する意欲がみなぎってきました。
 
                                 2月10日の一言

一日中家を空ける日が続き…

 本日は、私の母校である神守中学校の同窓会報の中で、「恩師を訪ねて」の取材をするために、定年退職後は地元の県立高校で非常勤講師を勤められる、長女の担任たった愛西市のM先生を訪れました。
 
 M先生の在職中に、ご主人が脳出血で倒れられており、3年生の担任を持っていたことから夜8時まで学校の仕事をこなし、それから病院で朝まで付き添う生活の中で、9時に消灯された病院内の明かりを探して教え子の採点をしていたとの苦労話は、教え子たちにも知らされていない大変な生活だったと思わされます。
 
 私は当時、中学校のPTA会長を務めた後に同窓会長となりましたが、子供たちの生活は家内任せで、M先生のことも娘の担任と思っていましたが、実際には次男の担任もされており、子供たちの恩師から、私の知らない娘や次男の姿を聞く機会ともなりました。
 
 さて、この時期には議会の公的行事が無いことから、平生であれば夕方には帰宅して相棒のリマを散歩させ、オムツをはめて家中を自由に駆け回れるようにしていますが、昨日に続いて帰宅が夜7時を廻っていることから、ストレスをためて私の帰宅を待っています。
 
 私は学生結婚だった事から、私の父親は50才になった時には孫が誕生しており、小さな子供をカスガイとした三世代の家庭でしたが、我家の長男や次男は適齢期を過ぎても結婚すら興味を示さない事から、私にとっては厄介者としか思えず、大人ばかりの家庭は殺伐として心が休まりません。
 
 本来は小さな孫が果たすべき家庭の役割を、私の暴君と化した相棒リマが果たしており、本日訪問したM先生の三世代家族を羨ましく思う帰宅となりました。
 
 明日も同じような日程となりますが、中学校の同窓会報に協賛していただけるスポンサーの広告収入が会報の原資となっている事から、50軒(私は約30軒を担当)の訪問にも迫られている週末も迫ってきました。
 
                                  2月9日の一言
追伸
本日は、パソコン環境かサーバーの環境が非常に悪いことから、送信に苦労する一言にもなりました。
 
 

生活バス四日市を視察して

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生活バスよっかいち・スーパーサンシ前
 
 本日は三重県四日市市の東部地域で、三重交通が利用者の減少を理由に廃止したバス路線を、地域住民が中心となってコミュニティバスを運営している現場を視察し、バスの運転手さんやお客さんの話も伺ってきました。
 
 生活バスよっかいちは、地域住民によって設立された「NPO法人生活バス四日市」が事業主体となり、運行は三重交通に委託し、沿線企業の協賛金と運賃収入が主体となり、四日市市役所からの補助金は1ヵ月に30万円だけというコミュニティバスの目標となるような経営が実現されています。
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生活バスよっかいち http://www.rosenzu.com/sbus/
 
 全国の自治体で運賃100円の巡回バス(コミュニティバス)が運行されていますが、ほとんど全てのバスが赤字を出し、行政の莫大な予算をかけながら、利用者は増加せず、風前のともし火である中で、四日市バスの健闘は全国の見本とすべきものです。
 
 しかし、高齢化により交通の便のなくなった団地の要望により、昨年10月に路線延伸したことから、運行時間が30分から44分と長くなり、便数が1便減った事で利用者が減少しており、路線延伸で利用したい人々の要望に応えるだけでなく、利用者増と運行収入の増加を期待していた関係者の苦悩は続きます。
 
 NPO法人の西脇理事長の話では、三重交通がバス路線を廃止すると発表した当時に会社の定年と重なり、地域の足が無くなる危機感から地域ぐるみで、自分たちの足は自分たちで確保する強い意気込みではじめたものの、最近では利用者に自分たちの足との認識が希薄になってきたと話しておられました。
 
 一方で、経済状況の落ち込みで、スポンサー企業が減少しており、何度も四日市市役所に補助金の増額を訴えているものの、何とかトントンの収支状況である事を理由にしてかなわず、四日市の自治体主導の3路線には数千万円の予算が充てられているのを考えると皮肉です。
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 さて、私も各地の巡回バスを見学したり、実際に乗車したりしてきましたが、四日市バスは三重交通が運行しているものの、住民が企画し地元企業の支援で運営されている事から、バスの運転手さんも乗客と顔馴染みとなっているだけでなく、折り返し地点の近鉄霞ヶ浦駅で待機中には、バスが乗客の集会所のように運転手さんも一緒になって会話が盛り上がっていました。買い物客が乗降する始発のスーパー前では、待機時間が長いことから、車中は形をかえた宅老所となっています。
 
 津島市の巡回バスについては、利用者とバスの運転手さんが顔馴染みにはなっていますが、利用者は路線バスの延長で乗っているだけですから、住民によるNPO法人が経営主体となっている四日市バスの車中は雰囲気が違います。
 
 前記したように利用者減と協賛企業の減少により、厳しい経営は続きますが、自主運営を果たしている存在感は大きく、我々全国の移送に関係するボランティアやNPO法人の目標として維持されていく事を願って津島に戻りました。
 
                               2月8日の一言

ペルー先住民の写真が公開され

 本日の朝日新聞夕刊に、「先住民、刺激しないで」と題して、ペルー南東部にあるアマゾンのジャングルで、現代文明と接触せずに暮らす先住民マシュコ・ピロ族の写真が公開される記事が掲載されてきました。
  
「弓矢で襲われる可能性も」ペルー先住民への接近警告 
 
 記事によれば、こうした先住民がペルーのアマゾン地域に15部族存在し、弓矢を使って近づいた住民や一般人が殺されるケースがあることと、一般人の立ち入りが先住民にウィルスを感染させる可能性から、ペルー当局も注意を促していると言われます。
 
 これだけ科学と文明が発展した現代に、未だに判っていない先住民族が存在することにびっくりとさせられますが、ストレスにまみれた現代社会においては、自殺者が増加の一途をたどっており、他の侵入者を殺しても自分達のテリトリーを一緒に守る先住民の存在にも注目したい心境です。
 
アマゾンに未知の先住民、狩猟道具など公表 ペルー南東部 
 
ペルー先住民は中国人にそっくり=中国報道
 
 さて、隣の中国でもペルーの先住民が話題となっており、8日付の新華社は、「ペルー先住民は中国人とそっくりではないか」との記事も掲載しており、中国語と共通する発音や、先住民の真っ黒な髪やひげをそっくりと表現し、ペルーの学者が中国皇帝の派遣した人物がペルーの王族の源だの説を紹介しています。
 
 はるか彼方のペルーの先住民に民族の共通性を求める中国の報道には呆れますが、北米のインディアンや中南米の先住民族は我々と同じ黄色人種先祖は同じと学校でも聞かされてきただけに、ペルーに親しみを感じられる中国と近い日本が仲良くできない筈はない訳ですが…
 
 常識的に考えれば、中国大陸から日本や千島列島などを経由して、アラスカから中米や南米に移り住んだと考えるのが自然で、人類の歴史の永さを実感させられますが、我々日本人が忘れてしまったコミュニケーションや、助け合いの精神を省みる機会としたいものです。
 
 そして、未だに人々が踏み込めない秘境の地が存在することに新鮮な気持とされる話題でもありました。
                                2月7日の一言
 
 
 

京都より届けられた福豆に

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 今年は節分の日に何所にも参拝しなかったことを家内が心配しており、昨日は家族同伴で国府宮神社で厄落としのために「なおい」や「鏡餅」を授かりに行きましたが、案ずることはなく、本日には京都より節分の「豆」を同封した手紙が届けられていました。
 
 京都の大原に建つ「宝泉院」の藤井宏全住職は、私の高校時代の同級生で、善光寺の東海別院となる「祖父江善光寺」(全国4善光寺)の子息でしたが、京都の大学を卒業後に宝泉院に入って現在に至っています。
 
 そんな関係だけでなく、私の政治的イメージを印刷する仕事を一任し、一緒に四国遍路にも出かけるSさんと住職が遠縁の親戚だった奇縁から、何度も京都を訪れてきましたが、住職からも定期的に心温まる節分の便りが届けられてきました。
 
京都大原・宝泉院 http://www.hosenin.net/
祖父江・善光寺 http://www.zenkoji.com/
 
 さて、我家には平成5年から知多半島のお寺から毎月の案内が届けられていましたが、半年ほど前から届かなくなっており、「最近届かなくなった」との家族の声がありましたが、私のもとには四国八十八ヶ所霊場会や地元の真言宗のお寺からも案内が届くようになっており、八方美人には限界がある事から巧くできたものです。
 
 もっとも、私自身は、神仏に頼って「他力本願」でご利益があるとは思っておらず、悪い事をすれば悪い結果を招き、人のために良いことを行って、心配や後悔するタネを持たないことが重要と思っており、自身の自己反省と穢れを落とすために四国遍路やお寺に参拝しています。
 
 今時、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば天国に行けるとか、無心になって手を合わせれば願いが叶うと思っているのはナンセンスで、そんな宗教や宗派は現代社会の中では受け入れられません。
 
 節分の「豆」や、国府宮神社の「なおい」が無いと、「交通事故でも起したら困る」と私の家内は真剣に考えているようですが、十分な損害保険と、時間の余裕と安全運転に徹すれば交通事故を起す可能性は格段に低くなります。
 
 そんな現実的な事ばかりではありませんが、考えてもいない時にお寺から届けられる便りは、心を清々しくし、日頃の苛立ちや最近のボランティアに対するストレスを解消してくれたように感じます。有り難うございます。
 
                                 2月6日の一言

愛犬も厄落としの参拝へ

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はだか祭りの翌日・国府宮神社本殿横
 
 本日は昨日に「はだか祭り」が行われた稲沢市の国府宮神社を家族で訪れましたが、祭りの翌日にも関わらず屋台が並び、多くの参拝者が訪れており、私は山門の近くの道路に車を停めて留守番役でしたが、交通整理のガードマンの方から「関係者の駐車場が空いているから」と、駐車場に誘導していただきました。
 
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  一般の車の立ち入りを厳禁し、進入しようとする車を排除していただけに、「本当に良いんですか?」の心境でしたが、私の車が旅客用の営業者(タクシー)で、車が大きいことから、スムーズな道路の通行を優先して配慮していただいたと思われます。
 
 親切なガードマンのおかげで、車を山門に近い駐車場に入れることができ、私と一緒に留守番役となっていた相棒リマ(ポメラニアン雄4才)も車を降りて本殿を目指しますが、私の暴君となっているリマも今日はおとなしくしていたものの、人に踏みつけられても困るため、私が抱きかかえての参拝となりました。
 
 神社で参拝後に、「なおい」(細い紅白の布切れ)を家の車両分と、今年は隣の旧七宝町(現あま市・七宝焼の発祥地)から奉納された大鏡餅を切り分けた「餅」を家族分授けられて本日の目標達成となりました。
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 さて、相棒リマを暴君と表現していますが、相棒は縄張り意識が高く、我家を訪れる人々を身体を張って吠えまくります。
 
 ただし、右の写真のように身体が小さい事から、身体を震わせて吠えていても人々は脅威とも思わず、「どうしたの」と撫ぜようとされることから、実際には噛み付きませんが、絶えず危険と表裏一体となります。
 
 一方で、食欲は犬一倍旺盛な事から、屋台から流れてくる美味そうな臭いが気になってしようがなく、落ちているものに喰らいつく可能性が高い事から、本日は私の腕に子供のように抱かれての参拝です。
 
 「わー、可愛い~い」と、私が今までの人生で一度も言われた事のない一言を、相棒と一緒の際には当り前に言われ、人一倍人相の悪い私までが言われているような錯覚を覚えますが、言われる人はほとんどが若い女性ですから、女性にもてないと悩んでいる人には愛犬とのツーショットはお奨めですよ(笑)
 
 最近は機嫌の悪い私に家族も神経をピリピリしていましたが、久しぶりとなる相棒との外出により心が和み、国府宮神社の「厄落とし」をより助長させてくれたように感じられ、相棒が家族の一員であることも実感させられました。
 
                                  2月5日の一言

首都圏で「通勤高速バス」が人気との報に

 首都圏の通勤ラッシュに満員電車に乗らず、駅に寄らないまま東名高速経由で渋谷に向かう「通勤高速バス」路線に人気が出ているとの発信があった。料金は割高のようだが、ゆったりと座ったままで乗り換えもなくターミナル駅まで行ける事が人気の理由とあるが、目的にあわせたバスの運行は、経営の苦しいバス会社にとっても生き残るチャンスかもしれません。 
 
電車痛勤よりバス 郊外から都心の直行便 
 
 首都圏の東京近郊は、田舎のような過疎化に悩み、貴重な電車やバス路線が廃止される地方の田園都市とは条件も違い、武蔵野市のように自宅から300メートル以内に駅かバス停の無い地域を交通空白地帯として、空白地帯の解消を目指しているような都市も存在します。
 
 私の住む愛知県の西部地域では、車で30分も走れば名古屋市の中心部に到着する事と、トヨタ自動車のお膝元で車の所有率も高い事から、バスや電車で通勤するよりも自家用車を利用してしまい、最近では名古屋市中心部に存在する空き地が安価な駐車場に転用される事で、益々バスや鉄道の収益率も悪くなっていきます。
 
 我家のまん前にはバス停があり、私は雨天でもカサを持たないままで名古屋駅や繁華街までバスで行けますが、朝夕の通勤時間帯は渋滞して時間がかかる事から、どうしても自家用車を利用してしまいます。
 
 そんな事から、私の学生時代には朝夕のラッシュ時に5分間隔で運行していたバスの便数が、最近では1時間に数本に減らされており、今後も更に減らされていく予測が専門家によって指摘されています。
 
 バスを利用しない要因は、バスは時間がかかる事と、郊外までは深夜の運行が無い事なども考えられますが、国が身勝手に年金の支給年齢を遅らせ、高齢者も働くのが当り前となると、高齢者に配慮した運行を考えていく必要も出てきます。
 
 千葉県や神奈川県で始まった「通勤高速バス」の運行は、働く高齢者にも優しい事から、かつて当地方にも存在した特急バスや、目的地への直行バスなど、多種多様なバス運行への期待を感じさせられました。
 
生活バスよっかいち  http://www.rosenzu.com/sbus/
 
 利用者の減少からバス路線が廃止された事から、住民たちが自分たちで考えてバス運行を実現した三重県四日市市の「生活バスよっかいち」は、苦戦するコミュニティバスの中で、行政に頼らず健闘する成功事例です。
 生活バスよっかいちのホームページには、「地域住民と地元企業による新しいバスサービスシステム」とスローガンが掲げられていますが、これからはバス会社も地域の要望に声を傾け、住民と協働して利益を上げる好例として、「通勤高速バス」が定着することを祈りたいものです。
 
                                   2月4日の一言

局長を更迭するより防衛相の辞任が先だ

 沖縄県宜野湾市の有権者である職員や親族をリストアップし、対象となった職員に局長が局内で「講話」を開いて投票を呼びかけた沖縄防衛局の問題について、田中防衛相は、局長が参考人招致される3日午後の衆院の集中審議後に真部局長を更迭する方針を固めたと報道されている。
 
沖縄防衛局長、更迭へ 防衛相が調整指示 
 
 一方において、今回の沖縄防衛局の行為は、対象となる職員や関係者に、国の方針や考えを説明する事により、国の方針がスムーズに進行できるためであり、直後の選挙に関わる特定の候補者への肩入れが全く無かったとすれば、更迭する必要もないばかりか、全国で同じように「講話」が行われている現実をどのように説明するつもりか注視したいものです。
 
 添付した記事は、本日の朝日新聞夕刊の一面トップ記事となっていますが、その真下に、「無断離席中コーヒー」と題して、1月31日の参院予算委員会の審議中に無断で10分以上席を離れた田中防衛相が、国会内の議員食堂でコーヒーを飲んでいたことが判明したとの記事も掲載されています。
 
無断離席の田中防衛相、コーヒー飲んでいた 
 
 国会の委員会の審議中に、政権を担う防衛大臣が無断で自席を離れる事は大問題で、離れる理由が自身の答弁に関するものであっても、委員長の許可無く離れた事自体が問題である認識もなく、食堂でコーヒーを飲んでいた事実は、局長の更迭を発表できる資格も無く、防衛大臣としての不可解な発言だけでなく、大臣そのものの資質に関わる大問題と本人が思っていないことが情けない。
 
 さて、大臣の経験不足は誰でも同じですが、田中直紀防衛相の大臣就任後の発言を羅列すると、国会どころか地方の泡沫議員である私でも間違えないようなレベルで、私は過去13年間の議員生活で一度も議場や委員会室を途中退室した事はなく、津島市の市長をはじめ、副市長や部長が議場や委員会室を途中退室した事もありません。
 
 都会とは言えない地方の津島市ですが、総理大臣を筆頭に大臣や国会議員が起こす問題の中に、地方議会では見逃されない倫理問題が当り前に侵されている現実の中で、更に厳しい議員の倫理が議論されている地方議会と国政が逆転したかのような政治と、住民直結である地方議員を経験した事のない国会議員が起こす度重なる事件に、マスコミも厳しい批判を浴びせる必要がある。
 
 本日は節分となり、各地で「豆まき」が行われていますが、雑用とは言え何処にも出かけられなかった地方議員として、国会議員がのんびりと「豆まき」に参加していようものなら、声を大にして絶叫したい心境で夕刊を読み終わりました。
 
                                  2月3日の一言

雪・我家も墨絵の世界となりました。

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 本日は全国的に積雪の予報が出ていましたが、私の住む愛知県津島市も昨晩から雪が降り積もり、我家や事務所前も雪化粧となり、津島市と名古屋市を結ぶ県道も轍以外は真っ白となり、平日は通勤ラッシュとなる時間ですが写真のように車もほとんど走ってきません。
 
名古屋で積雪15センチ 列島各地、大雪で混乱 
 
 「10万円近くもかけてタイヤを購入したけど、付けなければよかったかも」と、数日前に雪対策としてスタッドレスタイヤを装備した事を後悔する話をしていましたが、今年は2回目の積雪と道路凍結となり、付けてあった事から二度とも外出ができました。イメージ 2
 
 しかし、いくら用意周到にタイヤを装備してあっても、道路管理者となる公務員の感覚は、最適な道路環境を実現しようと考えているわけではなく、行政に責任が及ばない事を優先し、積雪時や道路凍結時には融雪剤を配置し、とにかくばら撒いてあれば良しと考えている事から、道路橋梁付近の上り坂や下り坂の氷の上が水浸しとなっており、氷の上の水面は見事に車を滑らせています。
 
 添付したキャラバンは、私の車と言っても青ナンバーの営業車であることから、タイヤやチェーンは勿論ですが、ロングボディのため凍結時の横滑りを防ぐために、後輪辺りの室内に20リットルのポリ容器4個が重石として積んであります。
 
 そんなわけで、本日の積雪には万全の走行が実感させられ、雪のために徒歩で歩道を歩く知人に声をかけて、頼まれもしないのに目的地まで送り、もっと雪道を走り続けたい心境に襲われていました(異常です)
 
 さて、本日は抗がん剤投与のため、3週間に一度市民病院に通院する患者さんに付き添いましたが、普段は午後6時頃になる点滴の終了が3時には終わり、雪のために病院に来れない患者さんの多さを実感させられる一日ともなりました。
 
                                    2月2日の一言

佐賀県…全生徒にタブレット型端末を

 九州電力玄海原子力発電所が立地する事から、佐賀県では県知事のやらせメール事件を筆頭にして、地元玄海町長の交際費問題など不祥事が繰り返し全国に発信され、1月末には伊万里市の交通安全指導員会長が酒気帯び運転で現行犯逮捕された報道もありました。
 
 このように責任ある人々の不祥事は佐賀県全体のイメージを低下させ、原発関連の不祥事は佐賀県の魅力や観光事業にも確実なダメージを与えていると思われますが、その佐賀県から久々に全国へ新鮮で先進的な話題が発信されてきました。
 
 佐賀県教委は、全36県立高校の全生徒にタブレット型端末を配布する方針を固め、13年度に県立高の全日制・定時制の新入生に配り、3年間で計約2万人の全在校生に行き渡らせる計画を発表しました。
 
全生徒にタブレット端末 佐賀県立高、13年度から 
 
 報道によれば、 購入費の一部を自己負担してもらうことも含め、配布方法を検討中とあるが、『端末導入後は、例えばテストで生徒が手元の端末画面に解答を入力、送信すると瞬時に自動採点され、集計、分析も簡単。教員の手間が省ける上、すぐに間違いの傾向などもわかり、授業が効率化できるという。電子黒板の導入も進め、生徒が端末画面に手書きした内容を映すこともできる』 と報じられているように、実現されればこれまでの学校の常識を払拭し、帰宅後の学習指導や生徒の悩み事相談などに始まり、体調不良時の在宅学習支援まで考えると、佐賀全県の実施だけに夢が広がります。
 
 実は、私の大学でも全ての学生にタブレット型端末が配布されていますが、大学が宣伝のように自慢していた施策を、佐賀県全体に普及させようとする佐賀県の試みは、いずれは全国の高校生の常識と化す可能性は高いものの、莫大な予算を必要とするだけに担当者の英断としてエールを送りたいものです。
 
 さて、私の小学校や中学時代には、宿題を忘れていく事が多く、教師には「忘れてきた」と申告するものの、現実には何もやっていない事が多く、大半は叱られて翌日持ってくるように言われますが、時には私のウソを見越して「今すぐに取ってこい」と言われた事もありました。
 
 こんな時は大変な事態となり、家に帰っても肝心な宿題がやってない事から、家まで全力で走ってから、慌てて宿題を仕上げる訳ですが、肝心な教科書が学校にありますから無茶苦茶大変な作業を終え、学校まで慌てて走った後に、何事もなかったように余裕で歩いてきたように装って提出するものの、身体中から汗を滴らせていますから教師にはバレバレだったのでしょうが…
 タブレット型端末の時代となれば、こんな旧式のウソや悪知恵は通用しません(笑)
 
 2日前の夜に中学校を訪れ、学校の玄関の正面にある時計の修理を打ち合わせてきましたが、私は中学生時代に遅刻の常習犯であった事から、学校の玄関を通らず校庭の裏や横から教室に直行していた事を教頭先生と話していました。
 
 学校の玄関から入って行くと、入り口で生徒指導の先生に遅刻した生徒は生徒手帳を没収され、生徒手帳を返してもらうため職員室に出向くと、教師に寄ってたかって小言を言われる事から、私は学校の校庭から教室に入ったり、いっその事大幅に遅刻して教室に入っていました。
 
 もっとも、今ではフェンスで学校が囲ってあり、昔のように校庭から簡単には入れませんし、遅刻の常習犯では高校進学の内申書が絶望的になりますから、生徒には勧められないものの、登校前の遅刻が教師から生徒に対する精神的圧迫(上下関係)となっている現実は義務教育として考慮してもらいたい問題です。今の私が中学生なら、「入れてやらん」と玄関に教員が仁王立ちしていれば帰ってきます。
 
                                    2月1日の一言
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