大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2012年09月

台風は無事に通り過ぎました

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 一日の違いではあるが、一昨日から昨日にかけて紀伊半島の和歌山県に滞在しており、猛スピードで迫ってきた台風17号は、現在(午後6時20分)愛知県に上陸する直前となっており、しばらくは激しい風雨にさらされるのを我慢の時間となります。
 
 手前味噌な発言と思われるのは本意ではありませんが、何度も愛知県を台風が通過しているものの、最近は我家のはるか南の太平洋側を通過しており、大型台風の直撃を受けながら津島市の被害は最小限にとどまっています。
 
 ただし、他市よりも面積の小さい津島市内であっても、私の住む旧神守村は田園地帯のため冠水しませんが、旧市内は度々水があふれており、本日も車の通行には心配となる道路状況になっていました。
 
 さて、本日は朝から町内のゴミ拾いがあり、時間を間違えて30分遅れて参加したため、最後の集合時間まで自宅周辺を拾い集めていると雨が降り出し、集合場所にたどりつくと全員が散会して(責任者は居ましたが)おり、私がゴミ拾いをやっている姿を見た人はなく、人の嫌がる仕事には来ないイメージだけを残したかもしれません。
 
 一方で、本日の午後に春日井市で開かれる予定であった歩き遍路友の会東海の総会も、台風の進路と重なるだけでなく、再接近の時間まで重なるために前日中止のメールと電話が入り、一年に一度の情報交換の場が無くなってしまいました。延期との話なので後日連絡はあると思いますが、会場確保も難しい事から役員さんは大変と思います。
 
 また、私の都合が悪い事から、横井庄一記念館へ家内が出向く約束となっていましたが、台風の襲来のためお役御免となり、午後は相棒と休息の一日ともなりました。
 
 幸いにして、現在(午後9時)は風雨は完全に収まり、近隣の市町では用水が水で溢れ避難勧告も出ているようですが、私の済む地域は台風とは無縁のような状態で、大型で超スピードの台風情報が朝から流されていた割には一瞬の出来事に終わったようです。
 
                                    9月30日の一言

西国三十三ヶ所めぐり第二日目

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読経中の西国巡礼者  第5番葛井寺で
 
 昨日より西国三十三観音霊場の巡拝を始めましたが、四国遍路に比べれば余裕と思ってスタートしたものの、第2番の紀三井寺の長い階段で考えの甘さを実感し、4番の施福寺(せふくじ)の険しい900段を超える山(参)道を雨に打たれて上る時に、事前調査も何もせぬままの先導役の反省をする事ともなりました。
 
 本日は、朝8時に宿泊した犬鳴山温泉紀泉閣を出発し、第3番粉河寺(こかわでら)に参拝し、三毛猫のタマ駅長のいる和歌山電鉄貴志川線を訪れ、私以外の7名は二タマ駅長のいる伊太祈曽駅から乗車し、私は徳光さんとテレビコマーシャルにも登場するタマ駅長のいる貴志駅で待ち受けました。
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 次に訪れた紀三井寺(金剛宝寺)は231段の急な石段を登りきった先に本堂があり、朝からの行楽気分も吹っ飛び、身体中が汗で水浴びをしたようになりました。
 
 右に添付したのは、参道の途中にある「身代わり大師」で、奥に見えるのが大師堂ですが、四国と離れた地で鎮座される弘法大師像に祖父に会ったような感覚を実感させられました。
 
 ここで行楽気分も払拭され、昼食は車中でコンビニ弁当として、次の4番施福寺に到着したのは2時近くなっていました。
 
 「大鹿さん、杖はどうしましょう」
 「無くても良いと思いますよ」
 「カサはどうしましょう」
 「菅傘で十分でしょう」
 
イメージ 3 こんな無責任で、事前の下調べも無い発言で車を離れましたが、急な坂道を10分ほど登った先にあった参門に、「本堂まで30分」の案内板を発見し、カサどころか運動靴にも履き替えない革靴のままの自分を後悔するとともに、本日中に予定していた7番寺までの参拝は「絶対に無理」と確信することとなりました。
 
 西国巡礼で参拝が厳しいのは、山道を1時間以上登っていく第11番上醍醐寺の印象しか残されておらず、気楽に構えていましたが、納経所で朱印帳を眺めると、前回に参拝した日時が平成14年10月と記されており、今から10年前は40代だった事を考えると、歳月の経過の速さと同時に、「また、そのうちに」なんて感覚は通用せず、次は簡単にはないことを実感する一日となりました。イメージ 4
 
 ここの参道でも「弘法大師御剃髪所跡地」の石柱の残された「愛染堂」や、弘法大師の髪を納めた「髪堂」などが存在し、四国遍路よりも歴史があると言われる西国巡礼を観光気分でスタートさせた反省をする2日目となりました。
 
 本日は第5番葛井寺(ふじいでら)まで巡拝し、西名阪から近畿自動車道を経由して帰路としましたが、途中の第2名神土山サービスエリアで夕食を摂って午後8時には自宅に到着する余裕の巡拝となりました。
 
 次は来月の17日と18日に再開し、1泊2日を4回続けて年内に満願を目指しますが、明日にも大型台風の接近が予報されていることから、天候に恵まれて同行者の観光気分を満足させられたことを幸いと思う事としました。
 
                                    9月29日の一言
追伸
帰宅した自宅には、相棒と娘が連れてきた孫が私の帰宅を待ち、本日は三男の誕生日のため賑やかな家族団欒の夜にもなりました。早く帰って良かった…

西国三十三観音巡拝

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青岸渡寺の三重の塔と那智大滝(右上)

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第一番青岸渡寺の本堂

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紀伊半島白浜海岸と三段壁

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本日は、西国三十三観音霊場巡拝のため和歌山県に来ています。

写真は第一番青岸渡寺と那智大滝、白浜の三段壁のある海岸線です。
明日は和歌山電鉄の貴志川線へタマ駅長の見物に出向いた後で、二番寺から明日香村の七番寺まで巡拝したいと思っています。

車の運転ばかりの一日でした。
                                                       9月28日の一言
追伸
行程に無理があり、紀伊半島を一周する強行軍の一日となりましたが、心地よい眠りとなりました。

9月議会は終わったものの

 大阪府和泉市の市議会に、初当選した覆面レスラー、スペル・デルフィン市議(45)=本名・脇田洋人=が、初会合に議場へ覆面姿で出席したと写真付きで報道されており、機会があれば一度議会を傍聴して覆面姿を見てみたいものです。
 
覆面レスラー、議場に登場 大阪・和泉市議会、覆面容認
 
 国会でもかつて覆面姿のレスラーが登場したことがあるが、日本語の本名がありながら横文字のレスラー名と、素顔がわからぬマスク姿に、他の議員も戸惑ったと思います。
 3年前に右足が痛んだため、万が一の杖代わりに木の棒を持ち込もうとしたところ、使用しなかったものの議長から全議員に通告されたことから、水面下では喧喧諤諤の議論があったであろうと推察します。
 
 さて、津島市議会は本日が9月議会の最終日となりましたが、議員提出議案として津島市長の問責決議案が提出されました。
 議員提出議案は2名の議員の連名があれば提出できますが、この問責決議は昨年の市長選の公約として、子供医療費無料化の拡大を掲げながら、一部分しか実現されていない事と、昨年9月議会に提出された同趣旨の請願を議員全員で採択したが、今年度予算に1円も反映されなかった事を市長の議会軽視として訴えられました。
 
 結果的には20名の議員から3名の賛成しかなく否決されたものの、反対する議員の中にも市議選で子供医療費の無料化拡大を訴えていた者がある事から、賛成しないことを公約不履行として批判される場面もありました。
 
 私もこの問責決議案に反対の立場であった事から、私の公約の中の「働く女性の立場を、体を張ってバックアップします」を同様に判断されたようですが、私のこの公約は子供医療費の無料化拡大を目的としたものではありません。
 
 
 上に添付したのが、私が過去4回の選挙時に公表した公約ですが、私の公約である子育て支援については、子供医療費などへの補助金拡大ではなく、学校で病気になった子供の保護者の肩代わりなど、環境面での対応を訴えてきました。
 
 4回目の選挙で初めて掲げた「働く女性の立場を、体を張ってバックアップします」の公約については、3年前に名古屋市で出産した私の娘の存在により、子供が病気になっても仕事が休めない娘夫婦の肩代わりで看病に走った経験と、近所に子供の養育のため会社を解雇された女性が存在し、住宅ローンが払えず家を売って市外のアパートに引っ越していった悲しい現実から、自分の身体で親代わりとして頑張るとの趣旨で、あえて公約として入れました。
 
 現実に、昨年からこの公約がある事で、過去の議員生活とは違う対応もしており、公約を軽視するものでもありませんが、この公約がある事で複数の相談があり、対象となる家庭のアッシー君役を果たしたこともありました。
 
 議員は選挙に当選する事も活動するためには重要ですが、選挙目的だけで公約を掲げている議員ばかりではない事を改めて宣言し、選挙公約があることでNPO法人まで創って現実にボランティア活動をしている事を、「人々に理解されている」と思っていましたが、自ら宣伝していく必要がある事を実感させられる議会ともなりました。
 
                                  9月27日の一言

NHKの受信料に私的苦言を

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 本日は私の母校である神守中学校の体育祭が行われ、同僚議員に誘われて来賓として顔を出しましたが、私は議員になって13年目にして初めての参加で、毎年学校から案内は貰っていたものの、来賓とは思っておらず、議員は来賓として紹介されていたことも初めて知りました。
 
 プログラムに目をとおすと、最初に学年ごとの「学級全員リレー」が記されており、1年生から3年生のリレーが終わるまで見物しました。
 
 クラスの中には、身体的ハンディを持つ生徒もありますが、男子も女子もクラス全員でバトンをつなぐ競技で、ハンディを持つ保護者の気持ちはいたたまれないかもしれませんが、足の速い生徒も小柄な女子も全員が一緒に汗を流す姿に涙腺もゆるんで感動させられました。
 
 「良いもんでしょう」
 「伝統が引き継がれているんだね」
 「えっ、前にもあったの?」
 「実は、平成5年にもあったんだ」
 
 学校から帰る祭に校長先生と交わした立ち話ですが、実は私がPTA役員だった平成5年に、スポーツの得意な生徒や苦手な生徒も全員で参加できる学級全員リレーが導入されており、それから19年も経過した現在まで引き継がれ、全員が手抜きなく走る姿からは陰湿なイジメなんかは想像もできません。
 
受信料支払率、秋田94%、沖縄42% NHKが初公表
 
 さて、本日の新聞報道では、NHKの受信料に関する国内各県の受信料の支払い率が公表されたとの記事があり、秋田県では94パーセントの支払率がある反面で、沖縄県では42パーセントしか支払われておらず、これだけ不公平な受信料徴収の現実からは、法律によって強制的に受信料を徴収するNHK受信料の矛盾を実感するとともに、再考を促したいものです。
 
ホテル全室に受信料「高過ぎ」 裁判で東横インが反論
 
 私はNHKの放送番組に、政権与党の国会議員の横槍で番組内容が改ざんされた事件後(これ以後、銀行口座の残金をゼロにしました)に、受信料の徴収に来た職員に苦言を呈したところ、我家には存在しない受診契約書があると発言したことと、見たくない人にはスクランブルをかけられるなど誤った情報を伝えたため、支払拒否を宣言し、NHK名古屋総局から謝罪の電話をもらった事がありました。
 
 しかし、翌月訪れた徴収員が自分の非を認めない事から、再度の受診拒否を宣言しましたが、徴収員は来なくなったものの、請求書が毎月送付され、偶然に振り込まれて残金が出来た銀行口座から勝手に引き落とし、「不足分が落とせない」と電話がありました。
 
 我家はそれ以後にNHKの番組を見ないだけでなく、テレビの周波数を変えてNHKの番組が映らないようにしました(デジタルになってからはできません)が、これでもテレビを持っているだけでNHKの受信料を支払う義務があるため、いずれ裁判に訴えられる運命なんでしょうが、一軒も支払っていない近所のアパートや、半数以上が支払っていない沖縄県を考えると納得はできません。
 
 添付した「東横イン」ホテルの記事では、ホテルの空き室も含めた全室分の支払いを求められ裁判に訴えられていますが、情報機器の進歩によって、スクランブルをかけて見られなくする技術が存在することから、前時代的とも思えるテレビ全部に受信料を課すNHKの在り方にメスを入れ、改善を図ってもらいたいものです。
 
                                  9月26日の一言

料金未納で電話が利用停止に

 24日、宮城県金華山沖東約900キロの海上で、三重県紀北町ののカツオ一本釣り漁船堀栄丸(119トン)と、玉井商船(東京都港区)が運航するパナマ船籍の貨物船「NIKKEI TIGER」(約2万5千トン)が衝突し、乗組員22人のうち9人が仲間の漁船に救助されたが、日本人12人、インドネシア人1人が行方不明になっている。
 
漁船が衝突13人不明9人救助 貨物船と衝突、宮城沖
 
 日本人が艱難事故で行方不明になると、新聞の一面を飾る重大な記事として扱われる半面で、日本の尖閣諸島に出没する中国や台湾の漁船は、日本の海上保安庁の巡視船に進路を遮られ、放水による沈没の危険も顧みずに日本の領海内に出没している。 
 
台湾船団、日本領海から離れる 尖閣諸島周辺
記事の続き…
 船団には、台湾メディアも同乗。台湾のテレビニュースは日本の巡視船とにらみ合う映像を流し、日本の巡視船から放水を受けている、とした。同行している台湾の通信社の報道によると、漁船を追い払おうと放水した日本の海保の船に、台湾の巡視船も放水した。
 台湾漁船団の指揮をとる組織の責任者は午前10時15分、台湾に向けて引き返すことを決定。この間、一部の漁船は魚釣島から5.5キロのところまで近づいたという。
 一方、海保によると、この数日間、尖閣沖の領海や接続水域内を出入りしていた中国船は25日午前9時現在、計10隻が尖閣周辺を航行中。うち6隻が尖閣諸島の久場島沖の接続水域内に入っているという。
 
 今回侵入した台湾漁船は約40隻、巡視船は計8隻に及び、台湾の巡視船は「ここは台湾の海域で正当な業務を行っている。ただちに退去するように」と応答し、漁船は台湾の旗やのぼりを掲げ、横断幕には「釣魚台(尖閣の台湾名)の防衛を誓う」などと書いていたと報じられている
 
 日本に友好的と言われていた台湾の漁船や巡視船が、中国以上に強硬な実力行使に至った背景に、韓国も含めて日本包囲網ができているようにも感じられるが、国益のためには危険も顧みない隣国の人々と、国益どころか生活保護で国の寄生虫となっても恥とも思わぬ日本人が増加しているだけに無力感が漂います。
 
 「お客様の都合で通話ができない状態になっています」の案内テープが流され、私の事務所の電話が不通になっている事も判らず、相手が話し中と勘違いして何度も電話をかけなおしていましたが、電話料金が払われていない事が原因で利用停止になっていました。
 
 NTTへ連絡して確認を試みるも、テープによる案内から担当窓口に転送されるものの、テープから「ただいま電話が殺到してつながらない状態に…」の繰り返しで、事務所の机に置かれていたNTTファイナンスに連絡すると、今までNTT西日本によって銀行口座から自動的に引き落されていた電話料金が、7月からNTTファイナンスに引き継がれ、コンビニで支払う方式に変わっており、どこかのサラ金の宣伝と思って置いたままの手紙が請求書だったんですね。
 
 どうやら、NTTファイナンスに集金を引き継いだ事で、NTT西日本の料金担当窓口にはつながらない状態になっており、NTTファイナンスに今まで一度も窓口で支払った事はないと伝えても、「6月までの事は判りません」の一言で、NTTの身勝手な料金支払いシステムの変更が原因と思っても肉声で訴える場所につながりません。
 
 結局は電話が不通では困る事から、慌ててコンビニに走って支払い、電話回線は回復したものの、今月からは固定電話がNTTからソフトバンクに変わっているため、嫌がらせとしか思えず、自宅はNTTのままですが、しばらくは気をつけないといけません。
 
 こんな時に電話の問い合わせ先が全てテープによる案内で、言われた案内に従って目的地の番号を押すものの、目的となる窓口から「つながらない状態…このまま…かけなおして下さい」のテープが流れ、当方の言いたい事も伝わらないままに時間が経過する現実に、腹立たしい気持ちをぶつける場所にもつながりません。
 
                                   9月25日の一言

本日のブログ訪問者が200人を超えて

 本日は今月14日に開催された文教建設委員会の議事録を前にして、議会最終日となる27日の本会議場で発表する委員長報告をまとめるために、パソコンの前に座ったままの一日となりました。
 
 「今は、何所においでですか」の電話の中には、私が出向けば簡単にすむ市役所の案件もありましたが、出かけたら帰ってこない性格のため、報告書の提出を遅らせないために、我家まで走ってもらう展開となりました。
 
 実際のところは、お昼過ぎには報告書が完成していましたが、来客や電話によって最終確認ができないままに夜を迎え、議会事務局にメールに添付して発信したのは10時を廻っていました。担当職員には申し訳ないの一言ですが、朝から午後まで続いた委員会の議事録をまとめるのも大変な仕事です。
 
 「そんな、棒読みの報告なんか誰も聞いていないのに」
 「全部自分で書いているんだけど…」
 「だったらもっと短くすれば良いのに」
 「発言した議員が納得しないだろう」
 「ふーん」
 
 今晩かかってきた電話口での同僚議員との会話ですが、委員長報告を委員長自らまとめている事も理解されておらず、市役所の職員がまとめた長文を棒読みしていると思われていたようですが、手抜きで報告を怠り「自分の質問はどうして報告しない」と発言されては困りますし、最終日の議決を前に「委員会での審議内容は」と質問でもされたらたまりませんから、本日ばかりは個人の趣向は封印して黙々とまとめました。
 
 さて、私は平成16年からホームページを始めました(ヤフーブログは平成18年から)が、本日は一日の訪問者数が200人を超えたこと(223人)にびっくりとしています。数ヶ月前までは、平日は100人を超えるものの、土・日曜日の訪問者は少なく、リンクやコメントの少ない自分勝手で不人気な発信だけに、初めての大台突破に戸惑ってもおります。
 
 無責任に記していますが、議員の立場で考えると、上高地(ペット禁止)へ相棒を連れて行ったり、四国遍路や旅の発信については、発信するべきでないと思われる書き込みも存在する可能性から、本当は不特定多数には向かないブログかもしれません。
 
 しかし、200人を超える訪問者は素直に嬉しく、これからも飽きられることなく、毎日の発信を続けたいと思います。「そんな時間があるの?」と問われる事がありますが、私は夜に必ず1時間をブログタイムとしています。
 
 ちなみに、添付してあるblogramでは、サクランボ部門で第1位にランクされており、上高地も3位に入っていますが、本業としている議員や政治とは無縁のような状態に反省も感じています。
 
 今月も残りは一週間を切りました。27日には本会議が終了しますが、翌日から西国観音巡礼に出かけ、最終日は歩き遍路友の会の総会が春日井市であり、事前連絡も忘れていると大変な月末になる事から安心もできない日々が続きます。
 
                                 9月24日の一言

ホームレス画伯の待つ雨中の上高地へ

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 本日は、深夜より家内と相棒リマを伴って上高地を目指しました。実は、私の上高地入りを期待する「ホームレス画泊」こと千葉県の渡辺氏よりの電話で、タマネギや生卵などを所望する連絡があった事から突然の…
 と、言うよりも、私はかなりの確信犯として、上高地を訪れる予定をたてていました。
 
上高地 ホームレス画泊 http://blogs.yahoo.co.jp/tokisa3316/16544291.html
 
 午前0時過ぎ(正確には判りません)に自宅を出発し、ひるがの高原サービスエリアで休憩後、安房トンネル前で仮眠し、朝一番で釜トンネルに入る予定でしたが、薄暗い頃から土砂降りの雨音により、雨が大嫌いの相棒を散歩にも連れ出せません。
 
 上高地で雨に降られると写真は撮れず、居場所もビジターセンターなどに限られるため、車中で湯を沸かして味噌汁を作り、遅めの朝食をとってから上高地入りし、バスターミナル駐車場に車をつけたのは午前9時を廻っていました。
 
 本当は相棒と一緒に上高地の時間を堪能したいための同行ですが、相棒をリュックの中に入れたまま雨中で一日滞在するのは不可能なため、相棒は車の中で留守番として家内と「世界の交差点」を目指します。
 
 私のリュックにはタマネギが30個くらいと、ジャガイモも同じくらい入っており、家内は野菜や生卵50個ほどをぶら下げて、雨中の上高地を目的地まで歩き、渡辺氏のテント生活応援に物資補給が本日一番の目的で、激しい雨のためテントに入って世間話だけの一日です。
 
イメージ 2 絵描きが4割で、おしゃべりが6割としている画伯との時間はあっという間に過ぎ去り、一緒に近くの小梨食堂に出向いて昼食タイムになりましたが、上高地で出会った人々との交流が粗末なテント生活を支え、時間や約束に縛られないうらやましい自遊人の生活が続きます。
 
 今年は台風でも来なければ11月1日まで滞在される予定ですが、キャンプ場のある小梨平は夏場とは様変わりして、常設のテントは先週に片付けられており、心寂しい雰囲気となってきました。
 
 来月の8日に明神池で奥穂高神社の大祭があり、この頃から上高地は秋から初冬の雰囲気に変わっていき、11月の閉山式で無人状態となりますが、4月に初々しい気持ちで再会したものが、6月や8月の雰囲気は失せて、9月には「今年も済んでしまった」かのような寂しい雰囲気となります。添付した写真は、来年のカレンダーで、中沢義直さんの撮影した上高地が載せられており、明神池の奥穂高神社かホテル白樺荘でしか手に入らないものです。
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 さて、ペットの持込みが禁止されている上高地へ、ペットを連れて行くのは非常識と言われるかもしれませんが、連れ込むにあたってペット持ち込み禁止の意味を聞き、野生動物への影響を無くすため、大小便を外にさせずに人間の赤ちゃんと同じ扱いで行動しています。
 
 気になることは、街中のペットと全く同じように犬を連れ歩く人の存在で、無秩序となると完全禁止(罰則のある厳禁)になる可能性から、ペットと一緒に旅行する事が当り前に認知される環境やルール作りを訴えていきたいとも考える雨中の一日となりました。
 
 次の訪問は半月後の連休を予定していますが、渡辺画伯がテント生活を続けられている環境が続いていることを祈願したいと思います。
 
                                     9月23日の一言

米軍を頼りにするしかありませんね

 本日は書道展の最終日になっていた事から、作品の後片付けに走りましたが、反省会として2週間後に食事会を行い、11月の第2週目に1泊の慰安旅行を実施することに決めて散会しました。来週は(旧)佐屋町の「きりえ展」が行なわれます。
 
 今回の書道展は、作品の仕上げが暑い夏となったこともあってメンバー全体に練習不足(私の場合は特に)は否めませんでしたが、恩師だけが俄然元気に案内状を出されたため、恩師の住む愛西市の市長をはじめとして多くの人々に観覧をいただけました。
 
オスプレイ、夕方まで離着陸繰り返す 米軍岩国基地
森本防衛相、沖縄訪問取りやめ 県側が延期申し入れ
 
 国民が何も期待を持たず、関心もない間に民主党の代表に野田首相が再選されましたが、原発を廃止するとの発言が修正され、衆議院の解散時期も3党合意とは違う発言に修正されるなど、首相の発言が全く信用できない現実の中で、民主党では圧倒的支持となる現実に民意不在が確信されます。
 
 さて、政府の安全宣言によって、米軍岩国基地に一時駐機している新型輸送機オスプレイの試験飛行が開始され、その様子がマスコミのカメラによって我々にも伝わってきましたが、日本国内の反対の声は無視され、今後は着々と沖縄の米軍普天間飛行場に配備されて行くと思われます。
 
 説明が無いままに運用が始まったため、岩国基地のある山口県や、配備先となる沖縄県の市町村から反対の声が相次いでいるものの、中国漁船や船舶による尖閣諸島周辺の領海侵犯に対抗するため、米軍の後ろ盾を期待する政府には反対することもできないばかりか、むしろ米軍に期待する安全宣言とも思われます。
 
 色々な憶測や評論家の推測などが発信されていますが、海賊のように思われる中国漁船は国の指示が有る無しに関わらず、日本の巡視船や艦艇に拿捕されるのも恐れずに国益のため出港しており、同じ事が日本の漁業関係者には期待できない事から、奇麗事ばかりではなく、領海を守るためには米軍の戦闘能力に期待するのは当然であり、日中のトラブル抑止力として、私はオスプレイ配備は有効と思います。
 
 尖閣諸島を巡り、日中間でトラブルが発生した場合に、飛行能力に勝るオスプレイの存在は大きく、米国の存在感が中国を牽制するため、日本の国益を考える中で、配備される地域の反発には同情するものの、国益のためには日米同盟の堅持は重要であり、現実にはオスプレイの安全運行を確立するしかありません。
 
 それよりも、民主党が民間から登用した森本敏防衛相は、何のために民間人から登用されたのか理解できず、政府の使い走りにしかなっておらず、政権の中で防衛について持論を展開しているとも思えません。
 
 期待された民間人の防衛相が政権の使い走りで、岩国基地のある山口県や、普天間のある沖縄県との仲介役にもなれないのでは民主党政権は限界なんでしょうね。
 
                                     9月22日の一言

宗教施設で集団リンチ殺人が発生して

 本日21日は全国の真言宗のお寺で何らかの行事が行われており、私は町内にある真言宗のお寺で毎月開催されている「阿息観」に参加しましたが、3月以来半年ぶりの参加となりました。
 
 半年ぶりではありますが、7月には四国遍路満願の御礼に高野山を訪れて金剛峯寺で「阿字観」に参加しており、指導してもらう若住職も高野山で修行していることから違和感もなく地元の行事に参加できました。
 
 本日の報道では、京都市の宗教法人「空海密教大金龍院」で、集団で信者の会社経営者に暴行を加えて死亡させたとして、京都府警は信者8人を逮捕したと報道されていますが、「空海」の名前を看板とする真言宗のような名前の施設で、集団リンチや殺人が行われたことに驚きを隠せません。
 
宗教施設で集団リンチか 男性死亡、容疑の信者8人逮捕
記事の続き…
 捜査1課と南署の調べでは、8人は共謀して16日午前10時~正午ごろ、施設内で、同市上京区の会社経営南部忠之さん(当時68)に殴る蹴るの暴行を加え、翌17日午前0時10分ごろ、搬送先の病院で死亡させた疑いがある。南部さんの死因は、全身打撲による出血性ショック死だった。
 亡くなった南部さんと南部洋子容疑者は夫婦だった。施設は「修行道場」として使用されていたという。動機について一部の信者は「教えに反する行為をしたため、暴行した」と供述しているという。
 
 この施設は法人格を持っているようですが、「教えに反する行為をしたため、暴行した」との話を聞くと、オウム真理教やオカルト集団のような行為が、「空海」とか「密教」と冠する名前で市中に存在したことに驚きと警鐘が必要に思います。
 
 「おい、願が叶ったお寺を教えてくれ」の一言は、私が医学だけでは信じられない体験をした事を聞いた地元の知人が、入院中の病室で発した言葉でしたが、不思議とは思えるものの、神がかりだけで病気は治る筈もありません。
 しかし、命に関わる診断(知人は足の切断でした)を受けた人々には、ワラをも掴む心境となり、常識や非科学的な行為でもすがりたいのでしょうが、宗教にはこんな危険な発想も隣り合わせとなる現実があります。
 
 僧侶が人間として何も修行もせぬままに、葬式や法要だけを仕事としている現実の中で、我々生きている人間を相手にして語り、密教の奥義の一端を体験させてくれる真言密教の存在に、私は心の静養を求め、自己反省の機会としています。
 
 本日は阿息観の終わった後に、人間は死んだ後に天国には行けず、49年間にわたって地獄を体験するとの法話の延長で、子供の頃に残酷な地獄界の話を聞かされれば、簡単に自分の命を絶つ自殺は増えないのではないかとの話がありました。
 
 戦争で人間も焼き殺された地獄のような史実や、横井庄一さんの生き残った体験などが語られれば、震災後の孤独死や、イジメを受けた事による自殺も減ると確信しますが、人間の死の向こうに天国(極楽浄土)は存在しない事と、いかにして生きるかを僧侶が語る事も有効と思う一日ともなりました。
 
 さて、来週に議会最終日を迎えますが、それまでに委員長報告をまとめ、議会閉会日の翌日に出発する西国巡礼の準備をして、最終日に予定されている四国の歩き遍路友の会総会が終わると、今年も3ヶ月しか残されていません。
 
                                     9月21日の一言

健診結果を医師から説明されて

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 本日は自分のかかりつけ医としている津島市東愛宕町の彦坂外科を訪れ、7月に受診したガン検診(胃、大腸、肺、前立腺)の結果と、今月に行なった特定健診の結果を主治医の彦坂先生から説明を受けました。
 
 「ガンは異常ありません」
 「そうですか」
 「特定健診は…」
 
 検査結果からは特別に悪い数値は見当たらず、基準値を若干上回るのが「γGTP」、「HDLコレステロール」、「中性脂肪」の3点で、医師の話では基準値そのものが一番厳しい基準となっており、心配する数値ではないとの話です。
 
 「最近は、足の打撲後に浮腫(むくみ)がとれない」
 「うーん、数値からは心臓も腎臓も悪くないよ」
 「身体を酷使すると血尿(結石らしい)が出る」
 「うーん、それも心配ないよ」
 「それは、やっぱり歳のせいですかね」
 「大鹿さん、来年は還暦?」
 「いえ、いえ、まだ2年は…」
 「ごめん、ごめーん」
 
 帰宅後によく考えてみると、来年末には還暦となり、年齢による老化現象は確実に各部に影響していると思われますが、今のところは何とか治療を要する病気は見当たらず、原因の判らない高血圧については医師の処方で正常値を保っています。
 
 確実に反省して自己管理が求められるものは、運動不足と食べ過ぎによる肥満で、これについては自覚していても改善が難しく、この十年間に色々と試してみても、一時的な効果はあったものの根本的な改善にはいたっておりません。
 
 ただし、打撲の浮腫が残る足の脛や、パソコンしか使わない右腕の痛みなど、抜本的肉体改造に励まないと本当の爺さんになってしまいそうな自覚に、来年の検査までに確実な数値の改善に励み、改善されなければ議員は引退する覚悟で臨みたいと思います。
 
 「大鹿さん、そんな軽々しく…」と言われるかもしれませんが、人間の寿命には限りがあり、自分のやりたいことも考えると、自分の身体の自己管理もできない者が、地域のために議員を続けることはできませんし、人の役にも立たないでしょう。それよりも、鏡に写る顔が確実に大きくなっており、ただでさえ色黒で人相の悪い顔を変えないと人前に出られません。
 
 健診の通知表には、「軽く汗をかく程度の運動」や、「先ずは、1000歩、約10分程度は歩く」、「食後すぐの就寝や、夕食後の間食は控える」などを参考にして、確実に実行してみたいものです。
 
 さしあたり、体重を7キロ減らせば確実に数値は改善される可能性は高く、現在の体重80,5キロ(身長,169,3センチ)を年内に75キロまで減らしたいと思いますが、皆さんの知恵を参考にしてこの一言に記録として残していきたいと思います。
 
                                      9月20日の一言

懐かしい記念品を持ち出して

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 本日はボランティアで会員さんを市外の医院まで送ったところ、駐車場には車が一台も停まっておらず、降りて入り口で確認すると「職員休養のため休みます」と、先週末から今週末の日曜日まで一週間の長期休診の案内がありました。
 
 帰宅後に他のボランティアに話すと、「夏休みか?」の一言がありましたが、この医院では盆休みも一週間休んでおり、交通の便の良くない場所にあることから、同じように訪れた他の患者さんもがっかりとされた事でしょう。
 
 「どうしましょうか?」と訊ねましたが、会員さんは80才を超えており、処方されていた薬が切れているとの話から、かなりがっかりとされており、このまま帰るのも酷であり、目的も達していない患者さんから、低額とは言え料金を貰う心境にはなれません。
 
 せっかくだからと買い物へと走ったものの、時間が早く近所のスーパーも開店しておらず、「仏壇のお花でも」と言われる会員さんを、完全にボランティアで遠くの大型スーパーまで運びましたが、時間を無視した買い物同行も今後の課題なんでしょうね。
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 さて、事務所の書庫には、若かりし時に大金をはたいて購入した本が眠ったままになっており、久しぶりに扉を開けたところ、包装も開けないままの小箱を見つけて開けたところ、懐かしい記念品が入っていました。
 
 箱には「朝日新聞名古屋発刊五十周年」と記されており、私のかつての仕事の関係でいただいた記念品でしたが、中には東京の有名店で作られた皮製の財布が入っており、名古屋朝日50年のロゴマークが刻印されていました。
 
 さて、かつての仕事ではありますが、名古屋発刊50周年とはいつのことだったか全く記憶もなく、かつての資料で確認してみましたが…
 
 朝日新聞は、明治12年1月に大阪で創刊され、東海地区は昭和10年に名古屋支社が設立されて印刷を始めており、発刊50周年は昭和60年頃を指すと思われ、この記念品もその頃に貰ってきたと思われます。
 
 現在でも我家の2階には、高校野球の地方大会に使用した朝日新聞社旗が大量に残っており、議員になった平成11年に関係する物品を破棄したり、多くは愛読者に差し上げましたが、未だに関係する物品が箱も開けないままに眠ったままとなっています。
 
 この記念品についても3個も残っているものの、私自身は財布を持たないままに人生を送ってきたことから、今ならカード入れとして使いたいところですが、時代遅れは否めないものの、人生の記念品として今から使用していきたいと思い、懐かしく当時を回顧する一日ともなりました。
 
                                    9月19日の一言

真面目な国民には高負担が続く

 本日は私の国民健康保険に入ったままになっていた息子達の保険証を窓口に返しましたが、これまで72万円を超える納付額が請求されており、今後は私一人に約52万円の納付額へ減額となるものの、家族全員(母親は後期高齢者、家族5人は社会保険、家内、長男、次男、三男、妹)の保険料を合算すると我家はびっくりの負担となります。
 
増税方針、5氏とも賛成 自民総裁選で公開討論会
 
 政権交代の可能性のある自民党も、総裁選に立候補している全候補が消費税の増税に賛成し、国民の世論を無視し続けていた野田政権がやっと発表した「原発ゼロ」の方針にも全員が反対し、国民の求めている脱原発とは反対を唱えている。
 
 民主党の公約違反や、民意を無視した政策にはうんざりさせられたものの、自民党も増税や原発維持など民意が反映される期待もなく、増税は消費税にとどまらず、安住淳財務相は新たな「富裕税」を肯定し、7月の参院予算委員会で資産に対する新たな課税に前向きな考えを示している。 
 
格差・貧困 つながろう 声上げよう 豊橋・名古屋であす~8日イベント
 
 「受け取れる可能性は皆無でしょうね」の一言は、私の老後について、無収入となった場合の生活保護の可能性について担当職員に問うた時の返事ですが、老後に受給する年金と資産を考えると、生活保護どころか、行政から請求される固定資産税や県市民税、健康保険税などを支払うために、一生働き続けるか、資産の売却か運用を考えないと先祖から引き継いだ資産の維持ができません。
 
 「有る者から執れ」とか、「三代で資産は無くなる」と簡単に語られますが、最近では働かずに生活保護を受給する人や、無年金者の高齢者が生活保護に頼るなど、義務も果たさずに努力もしない人が得をする例が多く見受けられます。
 
 私の父親は一生を名鉄職員として真面目に働き、限られた給料から家を新築し、土地を借金で買い、年金がもらえる65歳で他界しました。父親が苦労して増やした先祖からの資産を、私は相続税を支払って相続し、その資産によって私は賃貸住宅に住む以上の税負担を請求されています。
 
 添付した愛知県の記事のように、貧困を前提にした訴えが当り前のように記される新聞もどうかと思いますが、私の知人の中には生活保護の受給を勧められたが否定して、60代になってから未体験の肉体労働に転じた先輩が存在します。
 
 本当に不公平のない税負担はどうあるべきか。本当に必要な公的扶助はどこまで認めるべきか。「有る者から執れ」とか、「貰わなきゃ損」など、何とかしようとする努力が忘れられる社会と、国民への増税しか考えられない国会議員にも失望させられます。
 
                                 9月18日の一言

私の書と弘法大師について

 本日より土曜日にかけて開催されている書道展について、昨日の一言に記したところ、コメントの中に弘法大師の名前があったため、本日も私が出品した書の意味について改めて意識するとともに、ここに記して残したいと思います。
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 右に添付した書は、中国後漢の崔子玉が残した座右の銘の5文字12行の中から引用した2行分ですが、5年前に善通寺の管長を務められる樫原禅澄僧正(当時は宗務総長)から頂いた禅澄法話の資料から引用したものです。
 
 弘法大師の座右の銘として法話を聞かされましたが、この言葉は今から千九百年前の中国の書家が残したものだけに、最近の中国国内の暴動を見ていると、中国共産党の偏った教育の弊害を感ずるとともに、共有する歴史から人と人との関係改善を図れば世界平和も可能に思われますが…
 
施人慎勿念 (ひとにほどこしてはつつしんでおもうことなかれ)
 他人へ施与したり、世話をしたことは口に出さず、いやしくもいつまでも心の中に思うてはならない。
受施慎勿忘 
(ほどこしをうけてはつつしんでわすれることなかれ) 
 他人より施与をうけたり、世話になったことは決して忘れてはならない。
 
中国後漢の崔子玉による座右の銘
無道人之短、無說己之長。施人慎勿念、受施慎勿忘。世譽不足慕、唯仁為紀綱。
隱心而後動、謗議庸何傷。無使名過實、守愚聖所臧。在涅貴不淄、曖曖内含光。
柔弱生之徒、老氏誡剛彊。行行鄙夫志、悠悠故難量。愼言節飲食、知足勝不祥。
行之苟有恆、久久自芬芳。

座右の銘に関する私の一言
 2007/12/10(月)
http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/28266822.html 
 2007/12/8 (土)
http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/28215934.html
 
 さて、恩師が私用に手渡された手本は別の文字で、書道展用に見栄えのする行書体でしたが、私の身勝手なこだわりにより、手本のいらない楷書しか書き込めず、芸術とか書道とは無縁の出展となりました。
 
 
イメージ 2 もっとも、崔子玉が残した座右の銘を自身の銘とされていた空海(弘法大師)は、左のように見事な草書体で座右の銘を書き残されており、比較すれば恥ずかしいの一語となりますが、もっちょっと我流で頑張ってみたいと考えています。
 
                  9月17日の一言

書道展に作品を搬入はしたものの

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神守丈友会書道展が開かれる茜屋店内
 
 我家の2階で毎週火曜日に開かれている神守丈友会の書道会では、明日17日から22日まで西愛宕町の茜屋さんで書道展を開催するために、昨日の夕方に作品を搬入して添付写真のように展示を終えました。
 
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 全くの練習不足で、作品として表装するのも躊躇していましたが、恩師の顔色を見ていると出さざるをえず、清書用紙に書き込む時間も無かった事から、練習として書いた書から選んだのが左の作品です。
 
 右の色紙に至っては、議会開催中のため書く気力が沸かないため、出展する気は全くなく、奇策として数年前に他界した元々の恩師の遺作となる短冊と、木に直接揮毫した書を持ち込む用意をしていたものの、昨日の昼頃にメンバーの一人から「出展できない」と連絡が入ったため、これを聞いた恩師の顔を想像すると、色紙も出さざるをえなくなり、搬入する30分前に書き込んだ代物です。書の心得のある人が見れば、書というよりも毛筆の文字のレベルで、書道展の案内チラシを大量に印刷はしたものの、未だに一枚も配布しておらず、恥ずかしいの一言となる書道展ともなりました。
 
 さて、本日は朝から横井庄一記念館に家内と娘と孫の4人で出かけましたが、夫人からNHKの取材があるから応援を依頼されていたものの、議員である私がカメラに写ってはいけないと言うNHKスタッフのため、私たちは仏間と縁側に押し込められ、存在そのものが邪魔者とされ、撮影が終わるまで声を潜めていました。
 
 「選挙が近いから」との理由でしたが、無党派無所属の地方議員にとって衆議院選挙は無縁でもあり、まるで「カメラに映して欲しい」と思っている乞食のような対応に怒り心頭の一日となってしまいました。「お孫ちゃんも一緒に」と夫人に言われ、何も判らない孫も一緒に連れており、孫が声を発すると襖の戸が開き、NHKスタッフから暗黙の注意を促される我々の心境が理解していただけるでしょうか。
 
 NHKには数年前にも同様な措置をとられ、自分が写るなんてことは一切考えてはおらず、我家はそれ以前にNHKの集金人とのトラブルがあり、それ以来NHKの番組は一切見ておらず、請求書を一方的に送りつけられるだけで、「見たくない権利」を保障して欲しいと思っているのに、全く腹立たしい対応です。
 
 現在の条例では、テレビの受信装置を持っているだけで、NHKの受信料の支払い義務が発生し、支払わないと司法に訴えられていますが、技術的に映らなくできるスクランブル技術も確立されていることから、契約者以外にはNHKの電波を停めて欲しいものです。
 
                                      9月16日の一言

上高地から新聞のコピーと油絵が

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 本日は3連休の初日で、娘が孫と愛犬を連れて帰って来ていることからゆっくりしていると、朝早く事務所から人の気配がして、相棒が娘の愛犬と競うように吠え続けます。家内に任せて寝ていると、「お父さんー」の大声に寝てはおれません。
 
 来客は宅配便の人で、届けられた大きくな箱には「上高地」の主の名前が記されており、中身にはピーンときましたが、本日は中身を伏せたままで、明日までのお楽しみとしておけば、ブログの話題には困りませんが…
 
 本日の夕方には、来週中開催されている書道展の展示に出向いて自分の作品を写しており、明日はマスコミの取材を受ける横井庄一記念館を訪れる約束になっている事から、話題の先送りは感激も薄くなってしまいます。
 
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 さて、箱の中には上高地のテント「世界の交差点」で、上高地と日本アルプスの銀嶺を描き続ける「ホームレス画泊」こと、千葉県の渡辺勝夫さんが穂高を描いた油絵が立派な額に納められており、地元の信濃毎日新聞が取材した渡辺さんの記事のコピーも同封されていました。
 
 今年の8月に私が上高地を訪れた際に、渡辺さんは新聞社の取材を受けており、記事となっている事は判っていましたが、送られてきた記事は思っていた以上に大きなスペースで、しかも大きなカラー写真には穂高をバックにした渡辺さんが写っており、私が憧れるシルバーライフは変わり者の憧れではなく、本当に誰もが憧れていると評価されたようで、大変に嬉しい一日となりました。
 
 仕事を子息に任せて上高地で趣味の絵を書き続ける… こんな最高の人生は無いと思いますが、20歳の時に初めて上高地を訪れてから、50年以上も上高地を描き続けてきたことに敬意を感じずにはおれません。
 
 実は、私も20歳の時に初めて上高地を訪れて感動し、毎年上高地を訪れるようになりましたが、最初に訪れた時の写真は家の中で行方不明となっており、写真を残すようになったのは議員になった平成11年からで、空白の25年が残念に思う一方で、残っていてもフイルムが変質して写した瞬間の感動は残せません。
 
 私は渡辺さんと出会ってから一度も問わなかったのが年齢で、人間の寿命を考えると年齢は残された年数を数えてしまうからでしたが、信濃毎日新聞には「73才」と記されており、世界の交差点が一日も永く続く事を自分のためにも祈らずにはおれません。
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 本日送られてきた渡辺さんの油絵ですが、油絵は新聞記事のコピーだけでは送れないとの渡辺さんの配慮で、掲載された新聞記事を送るのが目的で、付録(表現が失礼ですが…)で同封された油絵であるものの頂くには大きく、絵は遠慮なく頂くとしても、額は相応の物に入れられてある事から、こんな時の御礼はどうしたら良いのか思案する夜ともなりました。
 
 こんな返礼が苦手なんですが、私は油絵は勿論ですが、何も無い上高地のテント暮らしの中で、新聞記事をカラーコピーして送る方が大変だと思われ、金品の返礼は渡辺さんの絵の評価になるのも辛く、何とか真心のこもった返礼はないでしょうかねぇ…
 
                                      9月15日の一言

家族全員の電話代を節約できれば…

 本日は文教建設委員会が開催され、熱心な質疑が繰り返されたことで昼休みまで審議が続き、私は会派控え室で議論を続けていたら午後1時になり、昼食抜きのまま午後に開催された議会運営委員会に出席し、時計を見ると訪問者と約束してあった午後4時になっており、慌てて自宅の事務所に走りました。
 
 訪問者は固定電話をソフトバンクに切り替える関係者で、これまで私個人の電話や携帯電話を使用していたNPO法人に新たな電話番号を引き、事務所から私の携帯電話に転送すると高額となっていた通話料が無料となりました。
 
 もっとも、NPO法人で使用していた携帯電話を母親に提供したため、電話の基本料金そのものは増えますが、これからはボランティアのためにも経費を惜しまずに、法人として最低限の体裁は整えてサービスの拡大につなげたいと思っています。
 
 一方で、母親に携帯電話を譲ったため、我家は8人全員が携帯電話を持ち、親から引き継いだ自宅の固定電話と、私の事務所とNPO法人それぞれの固定電話に、市役所から提供されているファックスなど、電話だけでも大変な支出となっています。
 
 我家のご先祖様となる横井庄一さんは、グアム島で28年間も自給自足の生活を送り、帰国後は耐乏生活評論家と言われた事もありましたが、私は贅沢はしないものの必要不可欠なお金はザルのように飛んでいきます。
 
 家族全員が働いて、倹約に努めれば一財産築けそうな環境かもしれませんが、私は人と人との出会いやお付き合いの感動に酔いしれており、先祖からの土地や遺産は死守するものの、子孫に財産は残せそうもなく、残そうにも働く年齢からは随分と歳を重ねてしまった事から、最後の一日まで自立して子供の厄介にはならぬようにしたいものです。
 
 議会中ですが、明日の夕方には書道展の作品を搬入する予定となっており、明日中に色紙を一枚仕上げる必要があり、こんな即興の作品を出展するのは恥ずかしい限りですが、「どうせこんなもの」との開き直りと、恩師の遺品となる書を出展する奇策も考える夜となりました。
 
                                  9月14日の一言

200円のランの生命力に驚き

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 添付したランは、左が本日の花で、右は7月27日の花ですが、今年1月に家内が200円で小さいながら鉢植えで買ってきたランで、花が散った後に庭の茂みに置いてあったものが、再度花を咲かせていたことに驚いて添付しました。
 
 驚くのは現在も花を咲かせ続けていることで、当分は散る様子もありませんが、売れ残って200円で処分されるように売られたランが、1年間に二度も花を咲かせ、2回目の花が2ヶ月近くも花を咲かせ続けることに花の生命力を感じずにはおれません。
 
 1月に売られる前は、専門家の手によって温室で栽培され、小さな花ゆえに売れ残ったものの、庭に放置された春から夏に向けて生育環境の良い中で、青々と成長して花を咲かせたと思いますが、添付した7月当時より確実に葉の色も悪くなっており、これから秋に入り、冬を向かえる事から、肥料を与えて大切に育てて来年も花を咲かせたいものです。
 
 過去には「フーラン」を集めた事もあり、豪華なランも毎年のように頂きますが、数年後には植木鉢だけのこして全部枯らしてきたため、このランの生命力に自分を重ね併せて何とか同居を続けたいと思います。
 
イメージ 3 我家には私の趣味とする旅行の旅先や、セカンドライフとしている四国遍路関係の手紙などが届き、上高地や四国へ思いを巡らせますが、我家には家族の一員となっている「相棒」リマ宛の手紙も届けられてきます。
 
 右の手紙は、名古屋の「まさき動物病院」からで、「ワクチンの予定日が近づいてきました」と、この手紙を持参して相棒と来院する勧めです。
 
 人間でも健康診断を全くしない人が存在する中で、犬も人間のように健康診断を受ける時代となっており、ホームセンターにも犬が同伴できる時代になり、私のような無愛想な人間でも、相棒と一緒に出会った人とは笑顔で会話が弾む事から、私にとっては大切な後援会長役にもなっているんですね。
 
 さて、本日は議会の厚生病院委員会が開催され、明日は私が所属する文教建設委員会が開かれますが、明日は提出されている議案の中に、最終日の議決に激論が交わされる可能性のある案件が含まれている事から、開会の「15分前には市役所に来て下さい」と連絡がありました。
 
 8月には、明後日からの三連休を上高地か四国へと思い浮かべていましたが、土曜日は書道展の作品搬入と飾りつけがあり、日曜日は横井庄一夫人から「マスコミの取材があるから」と助っ人を依頼され、議会中には不謹慎な旅気分は封印される事となりました。でも、来週も連休なんですね…
 
                                    9月13日の一言

夕暮れの西方に四国を意識して

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 本日は富士山で初冠雪が観測されたと報道され、早朝に冷房がかかっているような寒さを感じたことから、いよいよ秋になっていく事を実感し、夕暮れの東の空には「入道雲」の面影を残す雲が遠くに見え、西の空(上の写真)は青々として夏の終わりを告げているように感じました。
  
 富士山が初冠雪 平年より18日早く
 
 昨日の一言に、「上高地の画伯は10月15日まで」と記しましたが、本日の上高地も確実に寒くなっており、日帰りの観光地としては紅葉が見事になりますが、テントでの生活は身体に堪える日々となってきました。
 
 富士山の積雪は平年より18日早く、昨年より12日早いとありますが、本日の上高地の最低気温は約11度(最高気温は19度)で、ビジターセンターの日記には「 センター脇のシウリザクラが、今年もきれいに赤くなってきました。花付が少なかった分、いつもよりも鮮やかな紅葉で目を楽しませてくれているようです」とあります。
 
 
 上高地のライブカメラでは、夏とあまり変化はありませんが、例年より早い富士山の初冠雪は確実に北アルプスにも影響し、まもなく見事な紅葉に包まれます。
 
第32回四国八十八ヶ所霊場会公認先達大会in松山
 
 さて、私の手帳には、偶然にも本日1日だけ議会の空白となる休会日になっていた事から、松山市の愛媛県民文化会館で開かれた四国八十八ヶ所霊場会の公認先達大会に参加する予定でしたが、昨日の深夜に名古屋市から長距離バスに乗り、今晩の22時30分の深夜バスに乗って明日の9時に議会の委員会に参加するのは、苦痛と後々のダメージもあり断念しましたが、さすがは情報化社会だけあって早速本日の様子が発信されていました。
 
 一方で、本日の我家のポストには、四国別格二十霊場会から、11月1日に開催される先達研修会の案内状が届いており、研修内容になかなか伝授される機会の無い「護身法伝授」が入っている事と、議会日程が空いていることから、一人で気ままな歩き遍路と組み合わせて出向きたいと思っています。
 
 別格霊場会は組織も小さく、先達研修会にも八十八ヶ所霊場会のように多くの先達は集まりませんが、お寺の住職さんの顔が見え、マイクがなくとも直接声が伝わる関係は、別格をバカにする八十八ヶ所霊場会の先達さんも存在するものの、捨てがたい魅力があります。
 
 本日参加していると、「今頃はまだ松山道」かもしれませんが、やはり四国は遠く、高速道路のお蔭で近く感ずるものの、余裕を持って出向かないと苦行となる事では、昔ながらの僻地(へち)のままを実感させられ、上高地なんかは近所のように感じる一日となりましたね。
 
                                    9月12日の一言

議会中にも届く旅先からの誘惑に

 「おーい、手紙が届いたよー」と、上高地の河童橋に油絵のキャンパスを置く「ホームレス画伯」こと(私の勝手な命名です)、千葉県の渡辺さんから(携帯)電話があり、昨日の夜6時に津島郵便局に出した「レターパック」が、翌日の上高地に届いているのですから、民営化されてサービスが悪くなったという意見もあるものの、日本郵政の配達網の素晴らしさを実感させられる夕方となりました。
 
 「ホームレス画伯」の渡辺さんの話では、数日前に私の中学時代の同級生だと言う人物が画伯のテントを訪れており、人と人との縁が「世界の交差点」でつながるところに俗世を離れた世界を夢みる面白さを実感させられました。
 
 早速、思い当たる知人へ連絡すると、数日前に北アルプスの槍ヶ岳へ登頂した後に訪れたという事が判りましたが、上高地を訪れている観光客と観光客が出会えるのも、一年の大半を上高地のテントに生活して、絵を書き続ける画伯の存在があるからでもあります。
 
 さて、画伯の当初の話では、9月一杯は上高地に居たいとの事でしたが、本日は「今年は10月15日までは居たい」に変わっており、信濃毎日新聞の取材を受け、紙面にも掲載されている事から、台風や寒波の襲来が無いことを祈り、画伯が千葉県に戻る前に再会したいと思います。
 
 本日は議会の一般質問が終わったものの、明日の空白の一日をはさんで常任委員会が続き、最終日の本会議の議決で激論が交わされる可能性の高い火葬場の改築関係予算も、私が委員長を務める文教建設委員会の所管のため、しばらくは議会に専念となりますが、僅か3時間の距離にある「上高地」からの電話が、私の心を旅気分へと誘惑します。
 
 毎週火曜日の夜(本日)は、私の事務所の2階で書道会が開かれており、今週末の土曜日に書道展(17日から22日)の作品搬入となる事から、明日から書の仕上げも必要となりますが、「大鹿さん、〇〇にも寄るわねッ」と、議会閉会翌日に出発する西国巡礼を話題にされると、「上高地」と「西国」、「四国」と頭は完全に旅先の景色となり、埋められたスケジュールをどうやって空けるか真剣に考える一日ともなりました。
 
                                  9月11日の一言

津島市議会では関連質問が流行して

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 本日は津島市議会の一般質問が行われ、12人の質問者のうち7人の質問が終わり、明日の9時から残った5議員の質問が引き続き行われます。私は12番目の登壇で、明日の午後になりそうです。
 
 本日の議会は、議員が他の議員の質問に関連質問を続けたことから、他の議員も関連質問を続け、これが当り前とされれば、過去の質問や答弁と比較して議員の発言する機会が増えるものの、質問者の意図と反する質問をされれば迷惑ともなります。今までは、関連質問をしたい場合は、マナーとして質問者に関連質問をする意思を事前に伝えるように言われており、明らかな答弁の違いや答弁が誤っている場合しか突然の質問をしないように先輩議員から言われていたのですが…
 
 関連質問が次々と行われると、あらかじめ通告した質問と答弁を把握したセレモニーのような質問とは違った活発な議論が展開されるように思いますが、かつての尾西市議会(現一宮市)では私と親しかった議員の独壇場となり、他の議員から困られていたことが懐かしく思い出されてきました。
 
 さて、本日は議会終了後に上高地のテントに生活する「ホームレス画伯」へ、郵便物と差し入れの菓子を入れた「レターパック」を投函しようとしましたが、郵便ポストへの投函も可能と記されているものの、ポストに入らないことから、郵便局の夜間受付まで持ち込みました。ポストの改善も必要に思います。
 
 数年前の事となりますが、上高地の河童橋の近くで油絵を描いている渡辺画伯の宛名で郵便を届け、当の本人からびっくりして電話をもらった事もありましたが、上高地の中で郵便を配達している2人の職員さんは渡辺さんを把握しておる事から、上高地の渡辺勝夫様の宛名で発送しました。今月も上高地に出向くことから、再会も楽しみです。
 
 明日の一般質問が終わると、常任委員会が続き、個人的には来週から始まる書道展の作品がまだ仕上がっておりません。議会の最終日が27日となっており、翌日から一泊で「西国三十三観音」に出かける約束が市民の方々としてあり、帰宅した翌日は朝から地域清掃を済ませ、午後には歩き遍路友の会の総会が春日井市で開かれますから、個人的趣味ではありますが、空白の無い日々が来月まで続きます。
 
                                  9月10日の一言

復刻版「サバイバル極意書」を買い求め

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 本日は家内と買い物に出たついでに、書店で「BE-PAL」を2冊買い求めてきました。
 
 「何故、同じ本を2冊も買うの?」と、家内は無駄使いとばかりに私を見ますが、「BE-PAL」10月号には横井庄一さんがグアム島で発見されてから40年が経過したことから、「横井庄一のサバイバル極意書」が付録で付いているのです。
 家内は2冊で驚いていましたが、横井庄一夫人は「50冊くらい買って、知り合いに差し上げたい」と言っておりましたので、横井庄一に関心のある方にはお奨めの1冊でもあります。
 
 「横井庄一のサバイバル極意書」は、昭和59年に小学館から発行されていますが、発行部数が少なかったことから、最近では古本屋さんで探しても見つからず、横井庄一記念館を訪れる人から「どこに行けば手に入るか?」と問われて困ったことがありました。
 
 「BE-PAL」10月号には、横井庄一記念館を取材したページがあるものの、175ページもある「サバイバル極意書」をそのまま復刻して発行するだけでなく、その1冊をまるごと付録に付けた小学館にもびっくりさせられますが、アウトドアーを主題にする本だけに「横井庄一」はイメージどおりの話題かもしれません。
 
 さて、本を購入する前に犬のペットフードを購入するために立ち寄ったホームセンターで、我家の相棒を一回り小ぶりにしたようなポメラニアンを抱えた人を見つけ、暫し談笑となりましたが、今年からは相棒と一緒に旅行するために、5人は入れるテントを購入している事から、「BE-PAL」の中身は参考になることばかりで、買い物中に入った珈琲屋さんで、家内と同じ本を同時に眺めて旅の話題で盛り上がります。
 
 「BE-PAL」10月号は定価680円で小学館から発行(毎月10日発売)されていますが、今回は付録となっている「サバイバル極意書」だけでも、ネットや古本屋で数千円で売買されているだけにお買い得な気がしました。
 
 付録となっているものの、医者や薬どころか仲間もいないグアム島で、28年間も自給自足生活をおくった体験から記された極意は、災害時や日常生活にも参考になるばかりか、最近の社会問題となっているイジメや自殺で命をおとす若者についても、目先を変えて他人に頼らず一人でも楽しい生活が実現できる希望も感ずる一冊となりそうです。
 
                                    9月9日の一言

アフガンの最前線に立つ英ハリー王子に

 生活保護の受給世帯が増大して社会問題となっていますが、母子家庭の7軒のうち1軒が生活保護を受けており、受給率は2006年の調査と比べて、母子家庭は1.5倍になったと報道されています。
 
母子家庭14%が生活保護 5年前の1.5倍に
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 一人親家庭の就業状況も06年調査と比べて悪化した。「働いている」割合は、母子家庭で4ポイント減って81%、父子家庭で6ポイント減の91%だった。働いている場合でも、母子家庭は「パート・アルバイト」が、前回から4ポイント増えて47%になる一方、正社員は3ポイント減の39%になった。父子家庭も正社員は前回の72%から67%に減った。
 母子家庭の10年の平均年収は291万円で、子どもがいる全家庭の平均年収の44%程度。父子家庭の平均年収は455万円で、69%にとどまる。母子家庭の6割は、父親からの養育費を一度も受け取ったことがなかった。(長富由希子)
 
 リーマンショック以後は、働ける場所がないことから、健康な人でも無職で収入が無ければ生活保護の対象にされ、私の住む津島市でも、「働けるのにナマカワで働かない人」への生活保護を批判する市民の声があり、私は来週の市議会一般質問のテーマとして通告していますが、最近は離婚する家庭も増えており、中には偽装離婚と思われるような話を耳にする事もありますから、本当に必要な人ととの見極めが難しい問題にもなっています。
 
 新聞報道によれば、母子家庭の6割は父親からの養育費を一度も受け取った事が無いとありますが、離婚のなかには父親との死別など不可抗力の事例もあるでしょうが、我慢もせぬままの身勝手な離婚は子供の将来にも大きな影を落とすばかりか、身勝手な離婚で生活保護頼みの生活を考えられたら国の税制は維持できません。
 
 世の中が心まで貧困になり、公的負担を逃れることが当り前のようにされ、偽装離婚ばかりではなく、世帯分離などによって税金逃れとなる手法が本となって出版されており、真面目な国民が「知らぬが仏」ではたまりません。
 
英ハリー王子、アフガン派遣 攻撃ヘリ操縦、4カ月駐留
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 01年に派遣をはじめたアフガン駐留英軍の死者は400人を超す。王子や所属部隊がタリバーンなどの標的になると懸念する声もあり、国防省は「派遣に伴うリスクの精査は続ける」としている。アフガンで、英軍のアパッチヘリが撃墜されたことはないという。
 英王室の男子は軍務に就く伝統があり、ハリー王子は07年12月から10週間、アフガンに駐留した。王子は8月に休暇先の米国で裸で女性と遊んでいる写真が報じられ、物議を醸していた。(ロンドン=伊東和貴)
 
 話題を世界に移すと、裸の写真が話題となったイギリスの王位継承順位3位となるハリー王子が、反政府勢力タリバーンとの戦闘が続くアフガニスタンに派遣され、国際治安支援部隊やアフガン軍を支援する部隊に配属されたと報じられてきました。
 
 アフガニスタンでは、国際部隊の米兵士らがアフガン兵や警察官に射殺される事件が急増しており、国際治安支援部隊の隊員は今年に入り45人も射殺されていることから、ハリー王子が標的にされる可能性も否めず、イギリスの名誉のためには危険な紛争地の第一線に立つのもいとわないイギリス皇室の伝統に、神々しい紳士の国と伝統を実感させられました。
 
                                    9月8日の一言

初体験…手首から血液を採取される

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 本日は7月に行った胃がん検診の続きで、大腸がん検診と前立腺がん検診に続いて特定健康診査を受診するために出かけようとしたところ、健康保険証の期限が8月末で切れていることに気付き、新しく届けられた保険証を探すものの見当たらず、保険証を見つけるまでに30分を要しました。
 
 かかりつけの医院の受付で検尿コップを渡され検尿後に、血圧と身長と体重を量りましたが、年々縮小していく身長がなんとか169センチを超えており、遥かなる70センチを実感させられましたが、体重もなんとか大台を下回っていました。
  大台と言うと大きな誤解をされそうですが、私は80キロを下回るのを健康の目安としており、本当はここから7キロの減量をしたいところです。
 
 さて、これから前立腺がんと基本検診のために血液を採取するわけですが、看護師さんは右手から採取したいものの、私は左手から採取して欲しいことから、左手を出したところ、「ウーン」と無言が続いた事から左手を出したところ、今度は腕ではなく手首をさする気配にびっくりしました。
 
 「腕からは採れませんかネ」
 「ウーン、(血管が)出てないんですよ」
 「手首は痛いと聞いたんだけど…」
 「体験してみたら判るかな」
 
 第三者から指に近い部位への注射は痛いと聞いていた事から、何とか腕をさすってみますが、脂肪に覆われた腕から血管は見えず、泣く泣く親指に近い手首の血管に注射針が刺されましたが、出ていない血管を探して何度も針を刺されるのも嫌な事から、やっぱり痩せないと大変になっていきます。
 
 最後に主治医の問診となり、「何か変わった事はない?」と問われ、最近は足を打撲するとむくみ(浮腫)が取れないと足を見せて訴えますが、「それは炎症を抑えるために下半身へ水分が下がっているだけで異常でもない」と言われ、「前はそうでも無かったんですが…」と言って、本日の基本検診の腎臓の数値を待ちます。
 
 最近では、登山や四国の歩き遍路を行なうと、数日後に1日か2日で治まりますが、ピンク色の血尿が出ることがあり、昨年には市民病院で検査をしたものの、どこにも異常がなく原因も判りませんでしたが、医師の推測では腎臓から細かくて痛みもない砂のような結石が下りている可能性があることから、腎臓の機能が気になるところでもあります。
 
 もっとも、一番の気がかりはガンであり、父親や祖父の死因がガンであった事から、何事もない事を願いますが、私は血圧にも不安を抱えていることから、脳や心臓もと心配すればキリがないものの、確実に身体全体が老化現象を起しているため、適度な運動と食事の節制も急務となっています。検査結果が待たれます。
 
                                   9月7日の一言

本日も無策野田政権に腹がたつ報道が続き

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 本日の新聞報道では、「尖閣諸島の購入で地権者と合意した野田政権は5日、東京都が尖閣購入のために集めた約14億6千万円の寄付金の活用を検討することを決めた」とありますが、そもそも先行する東京都に説明もないばかりか、国会の審議もないままに購入を決めた野田政権が、石原都知事の呼びかけで集まった国民からの寄付金を活用することを考えるだけでも腹がたってきます。
 
尖閣国有化、都の寄付金活用検討 野田政権が協議へ 
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 石原知事は尖閣諸島の実効支配強化のため、国に漁船の避難施設の建設を求めている。知事に近い都幹部によると、寄付金の国庫納付をてこに、建設を拒む野田政権の重い腰を動かしたいとの狙いもある。
 1万円を寄付した東京都の会社員男性(39)は「領土を守るための寄付なので、国に譲ることは賛成」と話す。
 都庁内では、国が受け取らない場合、沖縄県石垣市に寄付する案や、基金をつくり、将来、国や石垣市が島の活用事業を進める際に拠出する案が出ていた。ある都幹部は「一番すっきりするのは寄付した人に返すこと」と話す。ただ寄付件数は10万件超で、連絡先の分からない寄付もあり、難しい。
 
 私は寄付金を出していないので、寄付金を出した人々の気持ちが判りませんが、石原都知事が呼びかけて、東京都が受け付けたから10万人を超える人から14億円を越える寄付金が集まったのであって、何も手をつけないと発表している野田政権や野田首相が呼びかけてもこれだけの人々から寄付金は集まらないと思われます。
 
 ましてや、東京都の考えている漁船の避難施設「船だまり」や、自然環境の回復などに何も手をつけずに、このまま購入するのみでは、寄付金を出した人々が納得できるとは思えず、無策の野田政権であっても、購入資金は自力で確保する意気込みが欲しいところです。
 
 尖閣諸島の購入だけを見れば、東京都と国の関係は完全に逆転しており、石原都知事を首相にしたほうが確実に国益となり、大阪の維新に限らず、愛知県の減税日本など地域政党に期待したくなるのは当り前で、ここまで追い詰められていながら平然としている野田首相の存在が腹立たしく思える毎日となります。
 
 さて、添付した案内文は、再来週から開催される書道展の案内ですが、私もへたくそな作品を2点出展予定となっています。神守丈友会は、平成6年に私の恩師である長谷川丈夫先生の指導で書道を始めましたが、恩師は亡くなったものの、後藤毅先生の指導により、あと2年で20年になると考えると感慨深いものがあります。
 
                                 9月6日の一言

こそ泥に成り下がった民主党野田政権

 「こそ泥」としか思えないような国の尖閣諸島の購入が報じられ、国民の民意どころか、適当に決めた購入価格20億5千万円が、国民から徴収した税金との認識も持たない野田首相の、無能だけでは済まされぬ国益を損なう国賊にも思える一日となりました。
 
 東京都が購入するのにも違和感はありましたが、少なくとも石原都知事は税金ではなく、主旨に共鳴する国民の寄付金を募り、尖閣諸島の現地調査を行い、現地に災害時に漁船が避難できる施設を造るなど、目的をはっきりと示した上で購入を発表しており、このまま何も手をつけないと言う国の思いつきの購入で税金を支出する行為を許すわけにはいきません。
 
 そもそも、当初首相周辺の尖閣諸島の認識は、5億円程度と語っており、国民の東京都への寄付金が14億円を超えたため、地主に大金を提示して先行する東京都から「かっさらった」としか思えません。
 
 こんな展開で国が購入しても、自国の領土と主張する中国関係者が領海を侵犯して尖閣諸島に上陸しても、威嚇行為もできないとしか思えず、何もしないと公言する国はこのまま地主と賃貸契約を続けていけばいいのでもある。
 
尖閣、国が購入で合意 20.5億円 都知事にも伝達
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 一方、政府高官は4日、石原知事と東京都内で会談し、地権者側と合意したことを伝達。中国や台湾を刺激するのを回避するため、石原知事が要求している尖閣諸島への港湾施設整備には応じられないことも伝えたとみられる。
 都は尖閣購入を前提に、2日に洋上からの調査を実施。石原知事は10月の再調査に自らも参加し、政府の許可がなくても上陸する意向で、政権の購入に反発するのは必至。政権は尖閣諸島の活用方法や都が集めた寄付金の扱いなどで引き続き都側と協議し、理解を求めていく方針だ。
 尖閣諸島の領有権を主張している中国も国有化方針に反発しており、購入を閣議決定すれば、批判を強めるのは避けられない。首相周辺は、9月下旬の国連総会での日中首脳会談を想定し、「会談で日本政府の国有化方針を伝えたい」としている。
 尖閣諸島をめぐっては、石原知事が今年4月、米国での講演で都が購入する方針を表明。これに対し、野田佳彦首相は7月7日に「尖閣諸島を平穏かつ安定的に管理する観点から所有者と連絡をとりながら総合的に検討していく」と国有化方針を明言。政権側は地権者と独自に交渉を重ね、都が集めた寄付金額を上回る20億円を提示、交渉を優位に進めていた。
 
 過去に忌まわしい女性問題で短命に終わった宇野首相が存在するが、それでも信頼は失墜させても国や国民に損害は与えてはおらず、国民の命を危険と隣り合わせにする原発再稼動や、国民の財布をあてにする消費税の増税と併せて、今回の税金を買い物程度の感覚で支出する野田政権は、日本の総理大臣の中で最悪の無能首相と言わざるをえず、即刻辞めてもらわないと国益を損ないます。
 
 一方では、特例公債法案が成立していないことから、地方自治体への地方交付税の支払い延期は現実となり、国の無策が日本全国の公的施策を遅らせ、国民の生活やサービス低下となる可能性も否めず、国民の国に納めた税金が国民に下りてこない現実から、国民は国税の滞納で抗議していくしか対抗策も見当たりません。
 
 こんな状態になっても、国民に何も語らない野田首相は国賊で、国政を担う国会議員としての資質があるのか疑わしく思い、連日腹が立って仕方がありませんが…
 
                                  9月5日の一言

私の9月議会における一般質問です

 9月議会における私の一般質問
 
1件目 津島市の救急体制について
 要旨 救急車の到着時間と医療機関への搬送について
 
2件目 生活弱者対策について
 要旨 行政の各種支援制度と生活支援について
 
3件目 住民の参加できる防犯対策について
 要旨 節電と一戸一灯運動について
 
 9月議会の一般質問は、来週の10日(月)11日(火)に開催され、今議会には12人の議員が質問に登壇いたします。
 私の質問順は最後に通告したため12番目の登壇となり、予定では11日の午後になりそうです。
 
 1件目の質問は、津島市民病院の経営改善のため、救急患者を一人でも多く市民病院に搬送させるような質問が市議会で続いているが、実際に搬入された患者さんから、搬入されたものの病名の特定ができず、一週間後の検査を予約して帰宅したものの、苦痛からかかりつけの病院に通院したところ、その場で入院となった事例を訴えられたことから、その患者に最善となる搬送を確認するための質問です。
 
 2件目の質問は、市民から生活苦の中で頑張る70代の男性からの訴えで、働けるのに働かずに生活保護を受け続ける50代の隣人への苦言から、生活保護の実態と生活保護になる前の支援策などについて質問します。
 
 3件目は、国の呼びかける電気の節電によって、夜の街が暗くなっている事から、国の訴える電力の安定確保のための節電呼びかけが、電力に余裕のある夜にも経済的節約のために消されている事から、全国ワースト1を続ける愛知県の自動車盗難や住宅への侵入窃盗犯の防止のためにも、住民が主導して展開されている常滑市の一戸一灯運動を例に防犯を訴えます。
 
今夏の節電目標、ほぼ達成 中・西日本の6電力管内
 
 関西電力など中・西日本の6電力管内で、この夏の節電目標がほぼ達成されたことが4日、わかった。節電が進んだため、関電大飯原発(福井県おおい町)を再稼働しなくても中・西日本全体では電力に余裕があり、今夏の再稼働が必要だったかが改めて問われる。
 経済産業省・資源エネルギー庁が中部、北陸、関西、中国、四国、九州6電力の推計をもとに7、8月の電力状況をまとめ、民主党のエネルギー・環境調査会に報告した。
 電力不足が心配された関電は猛暑だった2010年夏より10%以上の節電目標を掲げ、実際は11.1%の節電になった。5%以上の節電目標だった四国は8.6%、数値目標を設けなかった中部、北陸、中国はそれぞれ6.1%、6.0%、5.0%になった。10%以上が目標だった九電も9.5%の節電でほぼ目標に近い水準だった。
 関電管内では8月3日に電力需要が最も高くなったが、電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」は万一に備えて必要な3%を大きく上回る11.6%だった。大飯原発が再稼働していない場合は2.7%で、電力不足になるおそれがあったという。
 ただ、中・西日本全体では3日の予備率は11.4%で、大飯再稼働がなくても8.6%あった。関電に周りの電力会社から電力を送る「融通」を増やせば、再稼働せずに電力を確保できた可能性がある。
 ところが、エネ庁は「『大飯再起動がなくても、電力融通すれば電力は足りた』との指摘もあるが、この余力は想定を上回る供給増と節電目標を上回る需要減によるもの」と反論した。
 とくに供給増では、例年より発電所のトラブルが偶然減ったという「偶発性」や、雨や日射量に恵まれて水力や太陽光発電が増えたことを挙げ、幸運さを強調した。需要減でも節電の効果を挙げつつ、猛暑日(最高気温35度以上)が10年夏の半分以下だったと天候のめぐり合わせを主張した。
 そのうえで、エネ庁は「国民生活を守るという観点からは、大飯再稼働は妥当な判断だった」と結論づけた。政府は「電力不足」を訴えて再稼働したのに、実際は電力がほぼ足りたため、「再稼働の正当化」に躍起になっているとも受け取れる。(高田寛)
 
 野田首相は、国民の大多数が反対していた大飯原発再稼動について、原発を稼動しないと電力の確保ができず、経済の混乱をきたすとして再稼動を発表したが、結果的に全く根拠もないウソであったことが判りました。
 
「需給見通しに誤り」大阪府市会議、大飯原発停止を要求
記事の続き…
 安全基準の見直しや使用済み核燃料対策も進展しておらず、戦略会議が4月にまとめた再稼働の8条件が「まったく満たされていない」と批判した。
 さらに「多くの国民は原発ゼロの世界を目指している」とし、大飯原発の停止を要求。原発停止に伴う電気料金値上げについても慎重に検討するよう求めた。
 会合後、古賀茂明座長代理は報道陣に「今回の声明は、原発問題への国民の意識を喚起する意味もある」と述べた。
 
 野田首相が再稼動を決断した電力不足の情報は、どこから出たものなのか。電力会社の身勝手な主張を鵜呑みにしたとしか思えず、国の確実で正確な調査能力は全く期待できないことを実感する結果にもなりました。
 
 国民の生命がないがしろにされ、危険と隣り合わせとなる原発を再稼動させた責任をとる覚悟は皆無で、訴えても受け止めない政権に、反対運動は何をよりどころとすればよいのか。政治と国民の乖離と無力感を味わう報道でもあります。
 
                                  9月4日の一言

議会が始まると携帯電話も冬眠となります

 ロンドン五輪に出場した義足のランナー「ピストリウス(南アフリカ)」が、パラリンピックの陸上男子200メートルで2位に終わり、優勝者の「義足が長すぎる」と発言したことが報じられており、パラリンピックの勝敗に障がいの度合いや、補助機器の能力差が大きく影響する事を実感させられます。
 
 一方においては、補助器機の力を借りてはいるものの健常者に匹敵する記録が残されており、障がい者となっても何とか社会復帰できる実感を覚えますが、本日は競泳男子100メートル平泳ぎで、両腕のない日本の中村選手が、自分の足の力だけで銀メダルを獲得した記事を目にして、金メダル以上の興奮と我が身に大きな気力をもらったような清々しい気持ちにさせられました。
 
北島のキック「オレも」 パラリンピック銀の中村 
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 初出場したアテネ大会で3位、北京大会では5位。アテネ五輪で北島康介選手の力強いキックを見て、「手があるオレだ」と感じた。腕があれば、きっとあんな泳ぎをしていたはず。障害者水泳の世界ではトップだという自負もあり、競泳界で先頭を走り続ける北島選手に憧れるようになった。
 北京大会後、痛めていた両ひざを手術。リハビリに費やした1年間、自転車型トレーニングマシンをこぐなどの筋力トレーニングで足全体に筋肉をつけた。北島選手の足のけりも参考に、さらに力強く伸びのあるキックを身につけた。
 少しでも速く。その思いで、頭からゴールに突っ込む。近くにいるとゴツッと大きな音がするほど。大谷さんは「私も一度やってみたが、怖かった。恐怖だと思う」。だが本人は「集中しているから、痛さは全然ない」という。
 腕のある選手にはかなわないこともある。優勝したオーストラリア選手は両腕があり、大きな差をつけられた。腕の有無にかかわらず、運動機能による現状のクラス分けには不満がある。「同じような障害だけで細分化してくれたら」というのが本音だ。
 それでも、不利を補うために鍛え上げた脚力で、この大会、この日までメダルの無かった日本水泳界に初のメダルをもたらした。「これでみんなが波に乗ってくれたら」。力強く話した。(山本奈朱香)
 
 本日より津島市議会の本会議が開会し、当分は議会に専念する日々が続きますが、病院に行く方法のない人々には私の電話が一番の頼りとなっており、議会控え室に残された携帯電話には多くの着信履歴が残されており、議会中の連絡方法にも一考が必要と思われます。
 
 もっとも、我々の活動する「福祉有償運送」は、利益とならない少額の費用負担となっており、ボランティアの立場からすれば、タクシーと同じように必要な時に突然連絡をもらっても対応には限界があり、あって当り前と思われてしまう現実の見直しも必要ですが…
 
 さて、議会は明日が一般質問の通告締切日となっており、来週の月曜日と火曜日(10日、11日)に一般質問が行われます。私は明日の午前中に提出予定ですが、本日11名の通告がありますから、火曜日の12番か13番目の登壇になりそうです。
 
                                  9月3日の一言

夏休みを払拭する一日に

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 夏の間収穫していた我家のブルーベリーでしたが、本日はとうとう最後の収穫となり、おまけに家内に枝まで切られていました。最近では庭にブルーベリーを植えてある家庭も増えましたが、我家ではブルーベリーそのものが珍しい頃から存在しており、植えられた経緯も判らなくなりました。
 
 明日からは無いと思うと淋しいものがあり、今年の夏も終わったことが実感させられますが、今年の猛暑の中で枯れさせてしまった花も多く、夏を迎える前のにぎやかさを懐かしく思う一日ともなりました。
 
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イメージ 3 華々しい春の花がリレーのように花を咲かせ、サクランボやアンズの実が庭を彩っていた頃から、過酷な夏を乗り越えた時には、1本を残して枯れてしまったホワイトセージや、挿し木から順調に成長した挙句に虫に食われてしまったアップルミントなど、賑やかな庭が歯抜けのようになってしまいました。
 
 それでも、真夏の太陽を浴びて柚子の実(左)が見事に結実し、バジル(右)も虫や酷暑を乗り切り生え揃いました。
 
 昨日の一言に、タレントの「スギちゃん」が10メートルの高飛び台からプールに飛び降りて入院した記事を添付しましたが、本日は岡山県で知人をダム湖に飛び込ませた事件が掲載されており、被害者は湖面から約4・5メートルの湖面に飛び降りて胸や腰の骨が折れる重傷を負っておる事から、テレビのバラエティ番組の常識がいかに非常識だったかを実感させられます。
 
ダム湖に飛び込み強要した疑い 岡山県警、3人逮捕
 
 明日から議会の本会議が開会しますが、本日の日曜日で8月の夏休み気分も一掃されていきます。
 
                                     9月2日の一言

パラリンピックが開幕して

 パラリンピック・ロンドン大会の開会式が29日夜にロンドンの五輪スタジアムで開幕し、12日間に渡って障害者スポーツの祭典が続けられています。
 義足ランナーとして初めて五輪に出場した陸上男子のオスカー・ピストリウス(南アフリカ)も出場しているが、参加している選手たちは過去の障がい者のイメージを払拭し、私なんかは最盛期でも発揮できなかった記録を堂々と発揮していきます。
 
山本、自作の義足で8位 自己記録に迫る 陸上200
記事の続き…
 他国の選手はメーカーと連携して最新の義足を開発する。義肢装具士の資格を持つ山本は、ひざ上切断のトップランナーとして、一人で試行錯誤してきた。今の義足も見よう見まねで自作したものだ。
 「記録は伸びている。もっとフォームを進化させたい」。30歳の先駆者は開拓をやめるつもりはない。(後藤太輔)
 
 本日の新聞では、パラリンピック陸上男子200メートル、日本の山本選手が自己ベストに0秒04と迫る26秒76でゴールし、8位という立派な結果を残したことが報じられています。
 記事によれば、山本選手はメーカーの力を頼らず、自分で改造を重ねた義足のひざ関節を使っており、それで世界8位の記録を残したことにエールを送るとともに、科学技術の向上が障がい者を健常者と遜色ない生活に導いていることを実感させられます。
 
パラリンピック開幕 参加国・選手最多 発祥地ロンドン
 
 「障がい者が何故に」の言葉を聞いた事がありますが、自動車のF1レースやルマン24時間耐久レースが、乗用車の性能や安全対策に大きく貢献したように、パラリンピックへの挑戦が確実に障がいを持った人々の生活を向上させるのは間違いがなく、万が一障がいを背負っても、何とか社会復帰できる希望ももたらしてくれそうです。
 
 さて、一方において、愛知県出身のテレビタレント「スギちゃん」が、テレビの収録中に負傷し、胸椎骨折によって全治3カ月の重傷を負って入院したと報じられていますが、千葉県内のプールで収録中、高さ10メートルの飛び込み台から飛び込んで負傷したと言うから、芸人と言えども限界を無視した収録としか思えません。
 
 テレビの娯楽番組においても、タレントの身体を張った映像が当り前のように放映され、タレントは何でもできそうにも見えますが、生身の身体ですから万が一の場合は「スギちゃん」のような結果になっても不思議ではありません。
 報道によれば、収録にあたっては、インストラクターが指導し、看護師を待機させていたというが、最近のバラエティ番組はぶっつけ本番の撮影も多く、失敗を笑わせる材料にしている場合も多い事から、反省も必要ではないでしょうか。
 
                                      9月1日の一言
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