本日は議会中ですが、例月監査の一日となり、午後には市民病院の隣にある津島市立看護専門学校の現地監査に出向きました。
津島市立看護専門学校は、定員30人の看護専門学校で、社会人入学5名、推薦入学10名、一般入試20名の募集で、卒業生の国家試験合格率100パーセントを維持しており、約半数が地元の津島市民病院の看護婦として活躍しています。
受験年度
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本校の合格率
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全国の合格率
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平成20年度
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100%
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89.9%
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平成21年度
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95.0%
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89.5%
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平成22年度
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100%
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91.8%
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平成23年度
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100%
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90.1%
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平成24年度 |
100%
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88.8%
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津島市内には大学や短大もなく、唯一の高等専門学校として存在するものの、学校の所在地が市民病院裏側の敷地内に位置するためか、90名もの学生が存在しているにもかかわらず学校のイメージも湧いてきません。
定員30名の学校と考えると、極めて小さな存在のようにも思えますが、入学を希望する受験者は157名もの応募があり、地元の津島市だけでなく尾張西部地域の看護師を輩出する学校として大きな存在感があることも実感させられます。
本日の監査によって多くの進学希望者の存在と、地域全体の問題として看護師不足が訴えられる事から、募集枠を増やしたらどうかとも思いますが、学校の建物が市民病院の敷地内の限られたスペースに建てられている現状や、実習する施設等の問題もあり募集の拡大は残念ながら現実的ではありません。
さて、地域の切実なる看護師不足を解消するためとはいえ、財政状況の厳しい津島市が看護学校を運営すること事体が大変な事ですが、養成した看護師さんのほとんどが女性のため、結婚によって子育てや家庭を抱えて離職する労働環境の改善も重要と思う一日となりました。
議会の一般質問を来週に控えておりますが、今月の後半は母校の同窓会報の配布に忙しく、本日の監査や明日の公的式典、母校の卒業式と前日の同窓会入会式など、議会以外の日程も連続しているため、自分の確定申告や、運輸局への申請手続きなどを考えると余裕のない日々が連続し、10日から10日間は家内が四国行きで不在となるなど波乱の3月が明日から始まります。
2月28日の一言