大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2014年07月

湧水の郷栃木県塩谷町に原発汚染ゴミ処分場の発表に

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 仙台市で出会った愛知県西尾市の岩瀬康大君(21歳)と私のツーショット写真です。6月に愛知県を出発して「日本一周」に挑戦中の岩瀬君の決断と、そんな決断を温かく見守るご家族とともに、こんな体験のできる社会に希望も感じさせられます。
 
 私自身は憧れだけで日本一周の体験もなく、限られた荷物を積んだだけで旅立つ決断もできないものの、車中泊や野宿にあこがれて上高地や四国に旅立っておりますが、最近は単車に荷物を積んだバックパッカーが増え、車による車中泊の旅行者も増えてきました。
 
 かつては、車中泊の旅行者の肩身は狭く、公園や道の駅の駐車場の片隅にひっそりと車を駐車していましたが、最近は安全面を考えて車中泊らしき車が寄ってきて並んで駐車するのが当たり前になってきました。
 
イメージ 2 常識的に考えると、車中泊には綺麗な洋式トイレを完備した道の駅が便利で、大きな駐車場のあるコンビニでも堂々と車を停めている人もありますが、最近では大型ショッピングセンターのイオンなども、夜間でも24時間営業する店舗が多く、食事や飲料水の確保にも困らず、トイレも堂々と利用できて安全なことからお薦めです。
 
※左は24時間営業中のセイユー仙台店です。
 
栃木・塩谷に候補地選定を通知 汚染ゴミ最終処分場
 
 東京電力福島第一原発事故で汚染された稲わらなど「指定廃棄物」の最終処分場建設をめぐり、環境省井上信治副大臣は30日、栃木県の塩谷町役場を訪れ、県内に1カ所建設する処分場の候補地として、同町の国有林を選んだと見形和久町長に伝達したと報道されています。
 
 迷惑な放射線に汚染された廃棄物ですが、栃木県塩谷町という日本の原風景のような山と綺麗な水環境に恵まれた場所を選んだ国の無神経さが理解できません。
 
 実は、昨日に塩谷町の道の駅を訪れたばかりで、作曲家の船村徹さんの出身地であることと、友情の証として多くの名曲が誕生したことを知りました。
 
 
 塩谷町にある道の駅「湧水の郷しおや」には、作曲家船村徹さんの記念碑が建ち、碑の正面に人が立つと、スピーカーから 「故郷の山が見える」の名曲が自動的に演奏される仕組みとなっています。
  
 故郷の山が見える
 木下龍太郎 作詞  船村徹 作曲
一、いちど東京へ 行くと言いながら
いつも口だけで ひとり野良仕事
老けたおふくろの やせたあの肩を
さすってあげたい
峠 越えれば 俺のふるさと
山が見えてくる
二、
村を出るときは ひとり踏切りで
汽車が消えるまで 背伸びしていた娘
町へ嫁に行き 母となったいま
しあわせだろうか
恋を失くした 遠いあの日の
山が見えてくる
 
 この道の駅では、早朝にボランティアのご婦人たちが訪れて、敷地内の植木や花に水をまいて清掃しておられ、店舗や自動販売機でも地元の名水や農産物が販売されていますから、放射能に汚染された廃棄物の最終処分場が水源となる山に建設されると確実にイメージを低下させます。
 
 安部首相も選挙区は山口県ですが、生まれ育ったのは東京で、国会議員の多くが選挙区で生まれ育っていないため、山や自然環境の価値を見出せず、山を切り崩したり、人の入らない奥地はゴミ置き場程度にしか認識できないとしたら問題で、補助金をちらつかせるような発言には馬鹿にされているようで、寂しさよりも悲しみと怒りを覚えずにはおれません。
 
                                  7月30日の一言

日光山輪王寺で鬼門除けを授かり

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 本日は朝から世界遺産となった日光山輪王寺に来ています。日光は東照宮が有名で誰もが訪れていますが、輪王寺は天平神護二年(766年)に勝道上人(しょうどうしょうにん)により開山された日光のもとになる古刹で、江戸時代に徳川家康の東照宮や、三代将軍家光公の大猷院廟が建立され関東の一大霊山になってきました。
 
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 さて、私が仙台からの帰りを一日延ばして日光に立ち寄ったのは、輪王寺で左に添付した鬼門除けを授かりたかったためです。
 
 この鬼門除けを家族の集まる部屋の北東の位置に掲げていくことで、家族の健康や災いから身を護ってくれるというものです。
 
 我家では平成5年に他界した父親が毎年授かっており、20年ぶりに授かった縁起物でもあります。
 
鬼門除け
毎年、立春から節分までのご家族の災厄をはらい、福をもたらす祈願ふだです。
 
 現在の輪王寺三仏堂は、約50年ぶりの大修理が始まっており、写真のように建物全体が仮囲いで覆われており、解体修理の様子が7階の空中回廊(展望見学通路)から見物することができます。
 
 「完成した姿も見に来てください」
 「完成はいつですか」
 「平成32年度までの予定です」
 「それま

仙台で開かれていた自治体学校が閉校し

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 26日(土)から開催されていた「自治体学校」が、本日午前中に閉校となりました。最終日の特別講演として、福島大学の柴崎直明教授が「福島第一原発の汚染水問題の現状」として講演があり、東京電力の発表するデータが不十分なことと、発表されるデータが原発敷地内に限られていることから、県や地元自治体がしっかりと汚水対策と廃炉作業の監視をする必要性を訴えられました。
 
 開会初日に、浪江町の馬場町長より、「津波ではなく、地震で配管が破損したことと、検証が済んでいないこと」をあげ、地元民に何も説明がなく、現状回復ができていないときに、国が原発再稼動を進めていることへの批判もありました。
 
 講演のあとに参加者の感想が述べられ、主催者の閉校挨拶で締めくくられましたが、議員が学生のような気持ちになって参加できたことに感謝し、来年は統一地方選挙があるので、議員の身分であるかどうかが判りませんが、次回に開催される金沢にも出向きたい気持ちで会場の仙台国際センターを後にしました。
 
イメージ 2 午後には20年ぶりとなる秋保大滝に足を延ばしましたが、秋保温泉のホテル瑞鳳の前を通過した時に、朝日新聞社の販売店の総会が仙台で開かれ、当時は豪華なホテルに宿泊させてもらっていたことが懐かしく思い出されました。
 
 メンバー全員が飛行機の移動でしたが、飛行機に乗らない私だけは、新幹線を乗り継いでの参加でした。
 
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 さて、本日はその足で、福島県猪苗代湖まで足を延ばし、野口英世記念館も訪れました。
 
 閉館間際のため、急ぎ足の見学となりましたか、千円札の肖像のイメージで忘れていた、野口英世さんの幼少時のヤケドや、左手に大きなハンデを持ちながら、世界の医学史に残された大きな足跡に驚かされました。
 
 当時の何もない時代の、貧しい農家をそのまま保存された生家に、志を持ち続ければ何事にも通じることと、我家の苦しい苦難の時代を重ね合わせ、そのまま静寂の夕暮れを迎えたい心境も時間切れです。
 
 本日はここから郡山まで移動し、明日に日光の輪王寺に参拝してから愛知県に戻ります。輪王寺には、父親が生存中にはいつも掲げてあった輪王寺の鬼門よけがあると思われ、これからは私が授かってこようと考えています。
 
                          本日の体重 78,6キロ
                                    7月28日の一言 

西尾市から日本一周に挑戦中の青年と出会い

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 私と同じ愛知県の西尾市の岩瀬康大さん21歳。
 
    6月30日に愛知県を出発し、日本一周に挑戦中との話です。
 
      27日現在、宮城県仙台市から北上中です。
 
 半年か、一年か、旅の期間は未定との話でした。頑張ってください。
 
 ※岩瀬さん、このブログを見たら、時々旅の写真を添付して、私に送ってもらえませんか。下記に私のメールアドレスを残しておきます。
                              s281218@yahoo.co.jp
 
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 うん? 何かな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 日本一周かぁ
 
 うらやましいなぁ
 
 うっん?
 
 西尾市?
 
 
 
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 「おーい」
 
 プッ プー (車のクラクション)
 
 やっと追いついた
 
 えっ 若いじゃないの
 
 「西尾市って、愛知県の西尾市だねッ」
 
 「おんなじ、同じ、愛知県だ」
 
 遠方で愛知県ナンバーの車とすれ違うことは多いものの、クラクションで合図して、窓を開けて合図まで出して、まるで警察のように車を停めたのは初めての経験ですが、小さなカブで日本一周中の同県人がいとおしくて声をかけました。
 
 後日談を聞くことができれば最高ですね。
 
 
 
 

自治体学校イン仙台 2日目が終わり

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 自治体学校イン仙台2日目は、午前9時30分から10項目の分化会が開催され、午後4時30分から2時間にわたっては、ナイター企画として午後6時まで5項目の交流会が開かれ、私は公共交通の部に参加しました。
 
地域交通の政策をつくる
安心して暮らせる地域づくりには、生活交通の確保が欠かせません。通学、福祉、防災などの課題にも交通問題が潜んでいます。国の交通政策基本法成立を受け、地域の交通をどう確保していくか、講義と交流を通じて語り合いましょう。
 
イメージ 2 司会役には、私が公共交通の勉強会に参加している東海自治体研究所の可児紀夫事務局長が努め、講師に土井靖範立命館大学名誉教授と、名古屋大学で教育を研究する丹間康仁講師があたり、全国各地の公共交通の現状と対応について質問が出されました。
 
 首都圏や都市部と、北海道や過疎化した場所では条件は違うものの、誰もが行きたい場所に自由に行動できる移動する権利を有していることから、方法は違っても課題は共通しており、私のように自分で運んでしまう方法も含めて熱心な発言によりあっと言う間に時間が経過しました。
 
 丹間講師より、子どもの学習権から公共交通が語られたことは新鮮で、今でこそ福祉タクシー事業と福祉有償運送のボランティアに参加しているものの、私の原点は「障がいのある生徒も、当たり前に地元の学校に行かせたい」との思いで、平成17年に障がいのある幼稚園児の移送を始めたのが最初でした。
 
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 参加者の多くが議員のため、地域の交通事業者の路線廃止や、地方自治体の運営する巡回バス等への対応が主に語られましたが、民間企業は利益が出なければ何も考えませんし、地方自治体の原資は地域の人々の納めた税金ですから、全体の利益を考えていると何もできないままに時間が経過してしまいます。
 
 私のように、ボランティアで手を上げれば目前の課題は簡単にクリアできるものの、私自身もボランティアもあっと言う間に年齢を重ねてしまうため、継続していくことが課題となってきています。
 
 明日の午前中で、自治体学校の3日間が終わりますが、本日の会場となった東北大学の学舎に夕陽がさすのを見て、懐かしい学生時代のような白黒のイメージが頭をよぎりました。
 
                            本日の体重 78,6キロ
                                    7月27日の一言

仙台で開催された自治体学校へ

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  本日は、宮城県仙台市の仙台国際センターで開催された第56回自治体学校に参加しました。
 開会前には開会セレモニーとして、地元の「ゆずりの葉少年少女合唱団」の歌声が披露され、学校長を努められる八幡中央大学教授の挨拶と、実行委員長の挨拶があり、最初に「日本国憲法の地方自治-この多重危機のなかで考える」のテーマで、杉原一橋大学名誉教授の記念講演が行われました。 
 
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 次に、リレートークとして、福島県浪江町の馬場町長が、「原発災害の現状と自治体の役割」のテーマで話され、憲法の生存権、財産権、幸福追求権が犯された被災地の現状と、被災地の原発事故の検証が済んでいないこと、原発は津波で破壊されたのではなく、地震によって配管が破損した事故であることが訴えられ、被災地の現状回復もできずに、住民に満足な説明もないままに、各地で原発が再稼動されることに警鐘が発せられました。 
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 次に、「地域の中の保健師」として、被災地大槌町の岩間保健師より被災当日の様子や、被災後の復旧にあたった苦労話を聞きましたたが、 一緒に働いていた仲間が死んでいったことや、家族や我が子と数ヶ月も離れて復興にあたった話には、客席から涙をすする音が聞こえてきました。
 
 体験者の話は貴重です。
 
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 最後は、地元河北新報の記者で、震災時には宮城県南部の岩沼支局に勤務していた小島震災取材担当デスクから、被災当日の写真や記事を示しながら、当時の様子から現在の復興状態などの説明がありました。
 
 被災地の現場を取材した記者の生々しい話と、他地区の我々に対するアドバイスは熱を帯び、予定時間5時を大幅に上回るトークとなりました。
 
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 さて、最後の写真は、誰も知らない孤独な会場到着時に「大鹿さーん」と、大きな声で案内していただいた東海自治体研究所の可児事務局長です。
 
 公共交通の専門家で、日ごろから公共交通勉強会の案内をいただいており、明日のナイター企画でも一緒になる先輩でもあります。
 
本日はここまでで…
 
                                  7月26日の一言

みちのくの蔵王権現と山寺巡拝へ

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  本日はみちのくの「蔵王巡礼」と、「山寺」立石寺(りっしゃくじ)を訪れました。山岳信仰の聖地「蔵王」は、日本有数の霊場ですが、私は初めての訪問となります。
 私が大学生の頃の話ですが、名鉄に勤務していた父親が、上司から出世するために名鉄のグループとなった宮城交通に出向する話を打診され、当時の宮城県から北海道にかけて関心を持っていた場所でもあります。
 
 蔵王と言えば樹氷とか、スキーなどに注目が集まりますが、元々は神々が宿る信仰の山で、蔵王権現を崇拝する行者や、温泉による湯治場として歴史を刻んでおり、神秘のエメラルドグリーンの御釜と、万年雪に感動の一日となりました。 
 
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左に添付したのが山寺ですが、日ごろから四国霊場の山々を歩いているため、1千段の階段も苦にならず、本堂から奥の院、五大堂まで、久々に観音霊場の御経を唱えることとなりました。
 
 「閑しさや 岩にしみ入る 蝉の声」…元禄2年の句だそうです。
 
俳聖と言われる松尾芭蕉がこの山寺を訪れてから数百年が経過していますが、五大堂の辺りから眺める風景には、当時とまったく変わっていないような錯覚を覚えます。
 
 さて、上高地や四国遍路ばかりを話題にしており、突然のみちのく巡礼の発信に驚かれるかもしれませんが、明日から東北大学を会場にした「被災地で学ぶホンモノの地方自治」をテーマにした自治体学校が3日間開催されるため、一日早く訪れています。
 
 「議員が視察中に大相撲観戦」や、政務調査費の不正流用が社会の大問題や事件となっている時だけに、「観光旅行」とお叱りを受けるかもしれませんが、今回の自治体学校参加は行政からの視察ではなく、私が個人的に参加する勉強会で、旅費等については全額自己負担で、政務調査費や税金を使わずに参加していますから誤解のないようにお願いします。
 
                         本日の体重 78,4キロ
                                   7月25日の一言

ボランティア(福祉有償)運送について

 昨日開催された「海部西部圏域福祉有償運送運営協議会」について、協議会の傍聴者も存在したため、ここに記録するとともに、他地区の参考になればと思い簡単に書き残しておきます。
 
 海部西部圏域福祉有償運送運営協議会は、私の主導するNPO法人が活動する白ナンバーの車を使用して料金をいただくボランティア輸送について、その必要性と課題について検討するとともに、利用者の安全と安心のため、適切な実施を確保するために必要に応じて開催されており、今回は来月で旅客運送者として運輸局の登録期限を迎えるため事業継続のための協議会となりました。
 
 委員会とは言っても、委員のメンバー13人のうち、国土交通省の専門官やタクシー協会の会長さんと福祉関連委員長、タクシーの労働組合代表を除いて、学識経験者以外は旅客運送の法的知識がなく、当事者側の私とのキャッチボールとなり、他の委員さんは津島市と愛西市の各種団体の会長さんや、老人クラブの会長さんらが占めておられることから、我々の活動内容についても正確に理解されているとは思えず、タクシーより安ければ良い程度の感覚ではないでしょうか。
 
 福祉有償運送については、タクシー料金の半額以下の料金設定となっており、ともすると安いことを理由に問い合わせを受けますが、障がい者認定を受けている人や、介護認定を受けている人、病気等によってバスやタクシーが容易に利用できない人を対象にして運行しています。
 
 津島市と愛西市の総人口は13万1280人で、このうち1万1785人が我々の移送対象者となります。
 その内訳は、要支援・要介護認定者5039人、身体障がい者手帳交付者数4434人、療育手帳交付者832人、精神障がい者手帳交付者790人、難病患者690人となっており、行政から福祉タクシー料金助成や外出支援サービスも存在するものの、高齢者や障がい者手帳受給者の増大が見込まれる中で、公共交通やタクシーのみでは対応ができないため我々の活動が引き続き認められました。
 
 現実には、現在利用されている会員は34人しかおらず、対象者全員がタクシーを利用する対象にはなりませんが、全員にサービス内容を案内すると、ボランティア4名では対応が不可能となり、これまでの口コミではなく、幅広いサービスを展開するためにはボランティアの延長では成り立ちません。
 
特定非営利活動法人 ひとまち生活ネット津島
 ≪利用者から収受する対価一覧≫
 【運送の対価】 
  距離制対価
    初乗り  1,3km以内     350円
          2,0km以内     470円
          3,0km以内     600円
    加算   3,0km超え 500mごとに50円
   利用者の乗車した地点から降車した地点までの走行距離に応じて適用
 【運送の対価以外の対価】
    待機料金
    待ち時間5分ごとに100円
 利用者の都合により車両を待機させた場合に適用
 
 昨日の資料は、私が提出した資料が66ページ分あり、行政側の資料とあわせると添付するのは困難で、何よりも協議会終了後に資料は回収されていることから、この程度にとどめますが、私の提出した資料の作成に行政書士を依頼すると20万円程度も請求されることから、(新たに参入しようとする団体に対しては)企業秘密ともなります。
 
 昨日の協議会の中でも話しましたが、愛西市と津島市には我々の法人しか福祉有償運送が認められていないものの、無認可(白タク)で人を移送している団体や、他地区から無許可で入っている法人も存在し、積み上げてきたボランティアを維持していくことの難しさも実感させられます。
 
                         本日の体重 79,7キロ
                                   7月24日の一言

知人の青春18切符の体験記です

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イメージ 2 添付した写真は知人が(押し売りのように)提供してくれた写真で、昨日22日に奈良県に行ってきた時のもので、左に添付した写真は自転車のロードマン憧れの坂道らしく、知人は熱く語るもののよく判りません。
 
 「今中大介って知ってます?」
 「うん、知っているよ」
 「片山右京は判ります?」
 「知ってるよ」
 
 この坂道は一般国道308号線沿いにあるようで、前記した2人が走ったこともあり、ロードマンにとっては一度は走りたい場所のようです。知人はJR関西本線で奈良駅まで乗車し、ここから法隆寺まで自転車で移動した後に、JR大阪駅まで自転車で走り、東海道線で名古屋に戻ったとの話でした。
 
 今中 大介(いまなか だいすけ)は、広島県広島市出身で私より10歳若く、「日本人で初めて近代ツールを走った」元自転車ロードレース選手で、現在は株式会社インターマックスの代表を努められる実業家です。
 
 片山右京さんについても私より10歳若く、元F1ドライバーとして活躍し、現在は登山家や自転車競技選手としても活躍中です(私が説明する必要もありませんね)
 
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イメージ 4 こちらは20日の写真で、名古屋駅からJR金谷駅まで東海道本線に乗車し、自転車で千頭駅まで走ってきた記録で、左は大井川鉄道のSLで、右は最近話題になり多くの人々を集めている機関車トーマスです。
 
 ともに、携帯電話の画質の悪い写真ですが、本日木曽川で採取した「シジミ」を持参して夜遅くなってから訪問してもらったことから添付しました。
 
 「ところで、上高地はどうしました?」
 「行かなかったよ」
 「三連休に行くって言ってたでしょう」
 「そっちから連絡も無かったから」
 「そっちが、連絡するって言ってたでしょう」
 「そうかなぁ」
 「僕は3日間空けていたんですよ」
 
 「とにかく雨が降っていたから、行かなくて良かった」の一言で締めくくりましたが、テントを持って上高地に行く約束がしてあり、天気予報を見ながら見送ったものの、スケジュールを空けていた知人には悪いことをしてしまいました。
 
 本日の家族の話では、知人と同じく今年3月で定年退職した同級生が、「ゆっくりと温泉でも行きたい」と家族に語っていたと聞き、「定年になったら」と話をしていた知人も多いことから、知人を誘い合って温泉でも行こうかとの話で知人とは散会となりました。
 
 さて、本日は3年ぶりとなる「海部西部圏域福祉有償運送運営協議会」が開催され、我々の運営する福祉有償運送ボランティアの審査と、来月で任期が迫る運輸局の認可について協議が行われましたが、運輸支局やタクシー協会の関係者と忌憚のない意見交換ができ、ボランティアの実情と課題についても前進する会議となりました。本日の一言に記す予定でしたが、知人の訪問により明日に書き残します。
 
                         本日の体重 79,4キロ
                                   7月23日の一言

したたる汗と格闘する書道会に

 岡山県倉敷市小学5年の女児(11)が行方不明になっていた事件は、19日に無職藤原武容疑者(49)が現行犯逮捕されているが、女児が行方不明になった現場から7キロしか離れていない場所に監禁されていたことに驚きを隠せません。
 
 逮捕された容疑者は、警察に「自分好みの女性に育てて、自分の嫁さんにするつもりだった」と供述しているが、49才の年齢になって11才の子供を監禁し続けて将来結婚しようと言うような考えは過去に聞いた記憶がありません。
 
 こんなことを真剣に考えていたとしたら精神異常者としか思えませんが、昨年12月に防音処理を施した監禁部屋を新たに造り、数ヶ月前に監禁した女児を見つけ、今年2月から女児の自宅周辺で機会を伺っていたと発信されている。
  
倉敷女児監禁「数カ月前に見つけた」 自宅近く通行記事
 
不審車のナンバーから容疑者浮上 倉敷女児監禁事件
記事の続き…
 藤原容疑者宅に捜査員が入ったところ、女児は1階の洋間で藤原容疑者とともにテレビを見ていた。突然入ってきた捜査員を見た女児は驚いた様子で「なに?なに?」と言い、捜査員が氏名をたずねると「はい」と答えたという。
 藤原容疑者が逮捕されるきっかけとなったのは、乗っていた車のナンバーを目撃されていたことだった。近所に住む女性からの通報内容によると、4月下旬に住民の自宅前に止めていた不審な車両があり、男がナンバープレートを外し、その下に別のナンバーが見えたため、不審に感じ、県警に通報していたという。
 また女児の母親も自宅周辺で同じナンバーの不審な車両を目撃し、これらが一致したことから藤原容疑者が浮上したという。
■連日100人態勢で捜索
 県警は連日100人態勢で捜索活動をつづけ、女児の自宅と小学校、携帯電話のGPS機能で反応があった地点の周辺を重点的に調べてきた。
 携帯電話のGPSは、行方不明当日の午後5時半~午後9時の間、母親が約20回にわたり位置情報を確認し、自宅の北東約2キロの中学校の周辺2カ所に集中していた。水田と住宅が近接し、スーパーもある場所だが、不審者が同じ場所にとどまる可能性は低く、県警は携帯電話を捨てた可能性もあるとみて、遺留品の捜索を続けてきた。
 不審なシルバーの小型車の目撃情報も重視した。コンビニエンスストアなどの防犯カメラと、タクシーやバス計約60台分の車載カメラの映像を回収し、解析を進めた。母親が記憶していたナンバーをもとに不審車両の絞り込みも進めたが、捜査は難航した。
 県警幹部は「シルバーでナンバーがわかれば、県内で数十件くらいに絞れるはず。覚えていたナンバーとは違う可能性がある」との見方を示していた。
■「よかった」「ほっとした」
 下校途中に突然、行方不明になってから5日。岡山県倉敷市の小学5年の女児(11)が19日夜、岡山市内で無事に保護された。女児を監禁した容疑で男が逮捕された。学校は夏休みに入ったが、警戒が続いていた。女児の無事を願い続けた関係者は、ほっと胸をなでおろした。
 「よかったです。ありがとうございました」。女児が無事保護された19日夜、祖父は女児の自宅前で、報道陣の取材に対して涙を流し、何度も頭を下げた。
 保護された女児と同級生の女児(10)は、テレビニュースの速報で保護を知った。中学1年の姉(13)は「妹はニューステロップに驚き、ホッとして力が抜けたのか、すぐに寝てしまった。本当に良かった、と喜び合った」と話した。
 女児の同級生の父親は「保護されてとても良かった。同じ小5の子をもつ親としてほっとした。息子もテレビの速報を見て喜んでいた」。
 女児と同じ校区に住む70代の女性は「よかったですね、ほっとしました」と話した。通学で女児の自宅のそばを通るという高校1年の男子生徒(15)は「無事で良かった。犯人がどうしてこんなことを起こしたのかわかるまで不安だ」という。
 女児が行方不明となった岡山県倉敷市の現場付近から、岡山市北区の発見現場までは北東に約7キロ。
 
 今回の事件を解決に導いた原動力は、犯人の車のナンバーを不審車両として警察に訴えていた母親や、犯人の行動を記憶していた地域の人々の存在があげられますが、今回の事件は「あまりにもお粗末」な犯人だったことと、地域コミュニティが機能する地域だったから救われたものの、他人の行動に無関心な都会や、凶悪な犯人なら大変な事態が想定され、自分の住む地域に想定した対策が必要です。
 
 一方で、あまりにも正常とは思えない行為に、精神喪失を理由とした軽い司法判断が示される可能性も高く、過去にない異常な犯行が精神喪失を理由にして厳罰が科せられない例も多いことへの見直しも必要と思います。
 
 さて、本日は毎週火曜日に開催している書道会がありましたが、あまりの暑さから早めに切り上げて近所の珈琲店に退散したものの、全国各地より梅雨明け宣言が発信されており、これからの一ヶ月間は最悪の環境での書道となります。
 
 今年は書道会「神守丈友会」が始まって20年が経過しており、秋には2年ぶりの書道展を開催する予定になっていますが、この話を切り出すと恩師がハッスルして手本を用意されてしまうため、お盆過ぎまでは封印して涼しくなるのを待ちたい気持ちと、秋までに作品を仕上げるための時間に追われていきます。
 
                         本日の体重 79,9キロ
                                   7月22日の一言

愛知県も梅雨明けしたようです

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 愛知県も梅雨明けした可能性が高く、快晴とは言えないものの、久しぶりに雨の心配のない一日となりましたが、本日の飛騨地方には大雨警報が出ており、この三連休は上高地にテント持参で行く予定を止めて正解だったと思う一日にもなりました。
 
 「大鹿さん、来るの?」
 「うーん、止めた方が良いかと…」
 「そうだな、わざわざ悪い時に来ることないわな」
 
 連休前に上高地の渡辺画伯と交わした会話ですが、テントを用意して上高地に入る予定だったものの、昨年は雨ばかりに遭遇したことと、予報も確実に晴天となっていなかったことから家にこもる3日間となりました。
 
北アルプス・涸沢岳で男性滑落、心肺停止
 
 昨日の事故ですが、北アルプス・涸沢岳(3110メートル)の北約100メートルの稜線(りょうせん)から46歳の男性が滑落し、頭など全身を強く打ち、心肺停止の状態で発見されたものの、悪天候のため天候の回復を待って搬送するとの発信がありました。
 
 死亡した男性は上高地から入山しており、神々しい北アルプスと、観光客でにぎわう河童橋は別としても、山に足を一歩踏み出すと自然の厳しさと背中合わせとなる上高地のもうひとつの顔を見せられたような気持ちとなりました。
 
長野)南木曽の土石流から1週間
記事の続き…
 被災家屋ではボランティアによる泥出しや清掃が続いている。町災害ボランティアセンターによると、連日100人以上が作業しているが、落ち着くまで1カ月以上かかりそうという。
 一方、土石流で損壊した県道の梨子沢橋の仮橋(長さ18メートル)がこの日、開通した。県が国土交通省中部整備局の技術支援を受け、もとの橋の真上に設置。大型車両も通行できるので、復旧作業に弾みがついた。
 
 さて、台風8号の被害を受けた南木曽町では、道路は何とか復旧されているものの、依然としてJR中央本線の運行が不通となっており、観光客が4割減との発信もありますが、地域全体に与えた損害は甚大となりそうです。
 
 気がつくと学生にとっては夏休みになり、高校野球の熱戦が新聞より発信されていますが、最近は近距離のボランティアしか車を走らせておらず、車のケアが全くできていなかったことから、本日は車のオイル交換と点検にジェームスを訪れました。
 
 来週からお盆過ぎまでは長距離の行程が続きそうです。
                          本日の体重 79,6キロ
                                    7月21日の一言

昨日記した岐阜柳ケ瀬商店街の記事が発信されており

 昨日の一言に、鶴田浩二さんの映画「湯島の白梅」を鑑賞するため、岐阜市柳ケ瀬商店街にある「ロイヤル劇場」を訪れた顛末を記しましたが、同日の朝日新聞岐阜版には、柳ケ瀬商店街の空き店舗で新たに店を開店させた3人の女性の記事が掲載されており、訪れた映画館と同じビルが舞台となっていた偶然にびっくりとする一日となりました。
 
岐阜)柳ケ瀬に新しい風 アラフォー女性3人、店をもつ
記事の続き…
イメージ 1 新しい店は約10畳の広さになり、調理場や客がくつろげるカフェスペースも設けた。店主の川島祐里(ゆり)さん(38)=岐阜市=は「買い物などで柳ケ瀬を訪れるマダムたちによく利用してもらっています」。
 以前の店を開いたのは約3年前。当初、市内の住宅街に出店しようと考えた。だが予算オーバーで断念、柳ケ瀬に格安の場所を見つけた。「最初は柳ケ瀬には人は来ないかもと思ったけど、そんなことはなかった。新しい店舗も柳ケ瀬に決めました」
 クッキーにはベーキングパウダーや香料、着色料を一切使わない。人気のチョコレートも防腐剤や香料を使わないため、傷みやすい夏場には作らない。
 「柳ケ瀬に昔のにぎわいを」とは望まない。「昔ほどじゃなくていい。店独自の商品など柳ケ瀬にしかないものを楽しんでほしい」(竹下由佳)
■若者に面白い場所提供を
 沖縄のドーナツ「さーたーあんだーぎー」や「かまぼこおにぎり」の店「ティダティダ」は、岐阜市日ノ出町の名作シネマを上映する映画館「ロイヤル劇場」が入るビル1階の一角にある。水野陽子さん(38)=各務原市=が4月に開いた。
 岐阜市内の沖縄料理店で働いた後、8年前からイベントなどで移動販売を始めた。店を探していたところ、柳ケ瀬で5坪の店舗を紹介された。「若いオーナーや出店者が増え、面白そうだと思った」。レトロな雰囲気も気に入った。
 「かまぼこおにぎり」は5、6年前、石垣島で食べた「おにぎりかまぼこ」を再現。黒米の入ったご飯を、アオサのりを練り込んだ魚のすり身で包んで揚げる。「10年、20年と続けて、ここに当たり前にある店になるのが理想」。あまり知られていない食べ物だけに手にとってもらうまでが一苦労だが、徐々にリピーターが増えている。
 近所のおばちゃんがスイカをお裾分けしてくれたり、気軽に話しかけてくれたり。柳ケ瀬には親戚付き合いのような温かみがある。「若い子たちに面白いと思ってもらえるような場所にしたい」と思っている。(伊藤秀樹)
■ブラブラしたくなる街に
 アンティーク調の店内に入ると、タイ米の香ばしい香りに包まれる。岐阜市徹明通のアーケードに4月、オープンしたカフェ「KAKA」は、ランチとディナータイムになると「タイごはん ポーヤイ」というタイ料理店に変身する。
 店を開いたのは、祖母の代からここに住む古田カズコさん(40)。時計店を営んでいた両親の引退で、店を改装してカフェを始めた。
 人気メニューは、パッタイというタイの焼きそばやトムヤムクンなど。厨房(ちゅうぼう)で腕を振るう夫タビーさん(47)は同市内のタイ料理店元コック。古田さんがその店でアルバイトをしていた数年前に知り合った。
 店を訪れるのはサラリーマンやお年寄りたちが多い。だが、同世代の女性からは「柳ケ瀬に行く用事がない」などの声も聞く。
 「だからこそ、間口の広い、色々な人が出入りできる店にしたい」。店内で雑貨展を開くこともある。今後もライブなどを開く予定だ。「個性的なお店が集まれば、足をのばしてくれる人は増えるはず」と古田さん。ブラブラと歩きたくなる柳ケ瀬になってほしい。
 
 車で行動するため近くは通過しているものの、初めて柳ケ瀬商店街を訪れた当日の新聞記事に、訪れた場所の話題が掲載されていた時間のいたずらは皮肉のようですが、商店街が空き店舗に悩むのは全国共通の問題です。
 
 昨日の一言にも記しましたが、柳ケ瀬商店街には空き店舗も目立つものの、おしゃれなお店も多く、あえて昭和時代の名作映画を上映して、高齢者とは言え私のような隣県からも訪れる映画館が存在することから、介護施設や福祉施設に入所や通所してサービスを受けるよりも、かつて栄えた商店街に人々を誘導する仕組みを考えることも有効と思います。
 
 私の所属するNPO法人は、高齢者や障害を負った人々が、通院や買い物など必要とされるときに応えるため福祉有償運送をはじめ、私個人に認可された福祉タクシーについても、通院や買い物だけでなく、観光地や何処にでも足を運べる仕組みは創ったものの、認知症予防のためにも魅力ある場所を紹介して運んでいく必要性も実感させられる岐阜柳ケ瀬商店街への訪問と新聞発信になりました。
 
 明日は祭日ですが、山積させたままの仕事に走ることとなります。本日の体重は、何とか79、9キロにしました。
                                   7月20日の一言

昭和名作シネマ上映会のため岐阜市へ

イメージ 1
岐阜市の映画館 ロイヤル劇場の受付と通路です
 
 昨日の一言に記した『鶴田浩二』さんをネット検索したところ、本日より25日まで岐阜市の映画館で、鶴田さんが主演した「湯島の白梅」が上映されることが判り、劇場のスクリーンで鑑賞できる機会は少ないと思い家内と一緒に出向きました。
 
イメージ 3 「明日にしたら…」
 「明日のことは判らないから」
 「明日なら一緒に行けるんだけど…」
 「一緒だと恥ずかしいぞっ」
 「泣ける映画なの?」
 
勝幡駅(愛西市)12時16分…須ヶ口…岐阜駅13時03分…徒歩(約20分)…ロイヤル劇場へ
 
イメージ 2 久しぶりの電車ですが、家を12時過ぎに出発して、1時間で岐阜に到着したことにびっくりで、車人間のため高校1年生の時以来の電車による岐阜行きとなり、空は鉛色でしたが幸いなことに岐阜市にはアーケードの屋根がありました。
 
 ロイヤル劇場は岐阜駅から近く、美川憲一さんの歌で有名な柳ヶ瀬(やながせ)商店街にあり、閉店された店が目立つものの、おしゃれなお店も多く、家内は映画よりもショッピングに興味があり、映画の開演を待つ前に帽子を購入してきました。
 
 さて、ロイヤル劇場では、昭和名作シネマ上映会が続けられており、今回の「湯島の白梅」については、「春高楼の花の宴」が上映予定だったものの、フィルムに不具合があったことから急遽変更されて上映されることになったようです。
 
イメージ 4 私にとっては偶然とは言え、鶴田浩二(さん)主演の映画を映画館で鑑賞できることとなり、今月の26日から8月1日にも鶴田浩二(さん)主演の「人生劇場・飛車角と吉良常」が上映されるため、今月末にも再度訪れることになりそうです。
 
 湯島の白梅については、「おツタ、別れてくれ」のセリフで有名な泉鏡花による婦系図の映画化で、鶴田浩二さんと言えば戦争映画や任侠映画が有名ですが、今回共演した山本富士子さんだけでなく、岸恵子さん、嵯峨三智子さんなどと、青春ロマンの二枚目スターとして多くの映画に出演しています。
 
 映画の内容については、下記のネット情報を参照して下さい。
 
 
 
 
イメージ 5 「さあ、行きましょう」
 「うん、ちょっと待ってくれ」
 「 … … … 」
 「悲しい映画だったな」
 「最後はねぇ」
 「涙が止まらなかった」
 「最後はねぇ…」
 「俺なんか途中からずっと涙が止  まらなかった」
 「うそでしょう」
 
 今では職業の上下もなくなり、男女の関係も対等になってきましたが、当時は教師と芸者が付き合うことも許されず、恩師の発言にそむくこともできず、好きな男性のために我慢をし続け、最後には病気で亡くなってしまうという悲しみだけを残して映画は終わりました。
 
 さて、意外だったことは、斜陽と言われる邦画と映画館ですが、高齢者ばかりではありますが予想よりも多くの観客があったことと、私と同じ「鶴田浩二ファン」が遠くから映画館に足を運んでいたことです。
 
 ちなみに、入場料は500円で、入れ替えなしで一日中見ていても良いとの話に、入場者は高齢だけでなく、車イスの人も存在したものの、介護施設で「お遊び」をしている人々よりも元気で、昔の映画と出演する俳優は認知症対策にもなるだけに大いに活用していくべきだと思います。
 
 岐阜県では羽島市歴史民族資料館に映画資料館も存在し、毎月「映画のつどい」が上映されており、ロイヤル劇場とあわせて足を運びたい施設が存在することをうらやましく思って帰宅しました。
 
鶴田浩二出演映画リスト http://movie.walkerplus.com/person/81225/
 
                          本日の体重 79,9キロ
                                    7月19日の一言

「岡山の熱血おじさん」の記事の転載です

イメージ 1
 この写真は、私がお気に入り登録している「岡山の熱血おじさん」に添付された『一枚の写真は語る』に引用されていた写真ですが、本日の一言は熱血おじさんこと「安東壯文」さんの書き込みを転載することしか思いつきません。
 
1945(昭和20)年8月 長崎。
 
原爆投下の被爆地
 
10歳くらいの少年が、背中に弟か妹を背負って、臨時の特設火葬場に現れた。
 
原爆でやられたのかもしれない。
 
弟(妹)の死体を荼毘(だび)に付してもらうために順番を待っていた。
 
学校教育の教練で習った通りの直立不動の姿勢で。
 
レンズを向けたのは、米海兵隊カメラマンのショー・オダネル軍曹。
【ショー・オダネル軍曹の話】
「少年は重大な目的を持ってこの焼き場にやってきたと感じられた。
しかも裸足。焼き場のふちまで来ると、硬い表情で目を凝らして立ち尽くしています。
背中の赤ん坊はぐっすり眠っているのか、首を後ろにのけぞらせたまま。
少年は焼き場のふちに5分か10分も立っていたのでしょうか。
(火葬場の)白いマスクの男たちがおもむろに近づき、背中の赤ん坊を受け取り、焼き場の熱い灰の上に横たえた。
まず幼い肉体が火に溶けるジューという音がしました。
それからまばゆい程の炎がさっと舞い立ちました。
真っ赤な夕日のような炎は、直立不動の少年のまだあどけない頬を赤く照らしました。
その時です。炎を食い入るように見つめる少年の唇に血がにじんでいるのに気づいた。
あまりキツくかみ締めているため下唇に赤くにじんでいました。
夕日のような炎が静まると、少年はくるりときびすを返し、沈黙のまま焼き場を去って行きました…」
 
一枚の写真は語る 岡山の熱血おじさん
 
「焼き場に立つ少年」 YouTubeから引用
 
 私の生まれるわずか8年前の写真ですが、わずか8年前にはこんな無残な環境が存在していたことと、兄に背負われた弟か妹と思われる幼子が、名前を確認されることもなく火葬場で焼かれたことに、何度繰り返して見ても涙が止まることはありません。
 
 愛犬が死んでも葬式をあげて深い悲しみに包まれる現代社会を考えると、写真の少年のように悲しみを堪えて、歯を食いしばって弟や妹が焼かれるのを見て、無言で立ち去ることは脅威で、地獄のような戦争の悲惨さとともに、簡単に戦争の是非を語る国会論議についても、人の命に関わる重大な問題が認識されているか疑問になってきます。
 
 昭和47年にグアム島で発見された旧日本兵「横井庄一」さんが、私の血縁者と言うだけでなく、幼少時には我家で生活していた「大鹿庄一」と判ってから、私は多くの資料を集める中で、旧日本軍海軍予備学生として多くの仲間を見送った「鶴田浩二」さんの言葉にも心酔するようになりました。
 
 戦争体験の無い私が、「伯父の遺骨さえ帰ってきていない」とか、「伯父の魂が靖国神社にあるはずが無い」と発言するよりも、事実を示す写真や映像は雄弁で、想像や持論で戦争を語る前に、多くの命が物のように葬られた事実を忘れてはなりません。
 
 戦争に関する映画についても、戦争体験の無い俳優や監督の推測する映像より、体験に基づく表現や演技には真実味があり、「鶴田浩二」を検索すると、我家から近い岐阜市で鶴田浩二さんが主演する映画が上映されていました。
 
昭和名作映画専門上映館 岐阜ロイヤル劇場
 
岐阜市の名画座 ロイヤル劇場  http://blog.pmoon.co.jp/royal/
 
 いずれもビデオテープでは保存していますが、大きな劇場で「鶴田浩二」さんを見る機会は稀なため、何とか足を運ぶとともに、最近著作権の侵害を意識して記していない「鶴田浩二」さんについても記していきたいと思う一日となりました。
 
私の鶴田浩二さんに関する過去の一言 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/folder/998529.html
 
                         本日の私の体重 80,1キロ
                                      7月18日の一言

広島県の観光スローガンは「泣ける」へ

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 2日前に訪れた尾道市については訪れた場所が「公立みつぎ総合病院」だけで、広島の観光地とか雰囲気は何も紹介できませんでしたが、帰宅後にデジタルカメラを見ると、意外な場所から広島らしさを実感させられました。
 
 添付した写真は、公立みつぎ総合病院の玄関横にあるレストラン「ビアンモール」ですが、入り口に一番近い正面に広い身障者用駐車スペースが設けられており、病院だけでなく福祉や介護施設を併設する病院ゆえの設置と思います。
 
 当たり前のようにも思われますが、病院の玄関正面に身障者の駐車スペースが設置してあるのは珍しく、尾道市と合併する前は御調(みつぎ)御調町の公立病院だったことから、私は素朴な広島を実感させられました。
 
イメージ 2
 10日前にお墓が不足していることと、後継者が遠隔地に居住してお墓の維持ができないことを記しましたが、「公立みつぎ総合病院」の施設の中では、原爆供養塔の納骨堂の遺族を探すため、多くの物故者名を記した大きなポスターが掲示されていました。
 
 広島に原発が投下された8月6日が近づきますが、原爆が投下されたのが昭和20年(1945年)ですから、70年近くが経過しており、毎年大きな式典が開催されている陰では、納骨した人々の遺族が不明になっている寂しい現実も実感させられます。
   
広島)県の観光スローガン 「おしい」から「泣ける」へ
 
 さて、2日前の新聞記事には、広島県の観光スローガンが、「おしい」から「泣ける」へ代わると発信されていますが、 「泣けるは、感動の、一歩先」という意味を込め、広島には涙が出るほど感動できるものがあふれているとPRされるようです。
 
 集団的自衛権の解釈が安部政権によって変わり、将来の若者たちが戦争で命を落とす可能性から、全国各地で反対運動が繰り広げられていますが、原爆の被害を受けた人々も高齢になり、減少の一途をたどりますから、広島県への観光客の増加も戦争の歴史をとどめる貴重な体験になるため、観光スローガンの「泣ける」にも広島らしさを実感させられました。
 
                            本日の体重 80、5キロ
                                     7月17日の一言

久々の鉄道移動となって…

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新大阪駅から尼崎へ移動中に隣のホームに停車した「こうのとり」 話題の城崎温泉へ行く列車です
 
 本日は兵庫県尼崎市役所を訪れ、平成21年に「尼崎市子どもの育ち支援条例」を制定し、子ども(0から18才)の人権尊重を基本とした子どもの育成を目標にした施策を地域で推進している背景と現状について報告を受けました。
 
 岡山市…新大阪…(新快速姫路行)…尼崎…尼崎市役所…(昼食)…尼崎…(新快速野洲行)新大阪…名古屋…名鉄バス…越津
 
 ノートパソコンや、四国先達手帳など、持参する荷物が増えると四国や広島県あたりは車での移動にしてしまうため、列車での移動は議会の視察しか機会がなく、添付したような列車を見る機会も限られています。
 
 昨日の視察場所尾道市や岡山市については、四国遍路の通過点にあたるものの、ほとんどそのまま通り過ぎてしまい、久しぶりの街歩きとなりますが、本日訪れた尼崎市も、私の住む津島市も山や岡が無く、自然環境に恵まれた視察先からは新鮮な魅力を感じさせられます。
 
 さて、本日の紙面には、四国と本州を結ぶフェリーの新しいサービスが発信されており、高速道路の割引料金の減額や、ガソリンの値上げもあることと、フェリー移動中は身体の休息にもなることから、今晩は四国へのフェリー便について調べることとしました。
  
香川)四国急行フェリーでポイントサービス 16日から
記事の続き…
 堀川満弘社長は「実質的な割引で、瀬戸大橋の料金に近づけた。ぜひ、フェリーによる船旅をしてもらいたい」と話している。
 
四国徳島⇔和歌山 http://www.nankai-ferry.co.jp/
四国高松⇔神戸三宮  http://www.ferry.co.jp/index2.htm
四国高松⇔岡山宇野 http://www.shikokuferry.com/route_taka_uno.html 
四国東予⇔大阪南港 http://www.osaka-ferry.net/1kouro/index.htm#1
 
 高速道路やガソリンの高騰を考えても、車の移送運賃と時間を考えると、名古屋からは乗船中に休養できることしか利点はなく、四国遍路満願後に和歌山に渡る航路か、深夜の四国行きで神戸から高松まで仮眠できることくらいでしょうか…
 
                          本日の体重  80,0キロ
                                    7月16日の一言 

広島県尾道市へ視察に訪れています

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 本日は津島市議会厚生病院委員会の視察として、広島県尾道市にある「公立みつぎ総合病院」を訪れ、地域包括ケアシステムをテーマにして、先進地事例について副院長の先生や事務局長さんの説明を聞き、施設を案内していただきました。
 
 公立みつぎ総合病院は、病院本体は240床の病院ですが、医療の提供だけでなく、行政と一体となった保健、福祉サービスも提供する拠点となっており、介護老人保健施設「みつぎ苑」や、特別養護老人ホーム、ケアハウス、デイサービス、グループホームなども一体になって運営されています。
 
イメージ 2 公立病院を中心とした地域包括ケアシステムは珍しく、寝たきりゼロ作戦(介護予防)と保健・医療・介護・福祉が連携しており、リハビリテーション病棟とともに、在宅リハビリテーションや、医師が在宅診療として現地に走っていきます。
 
 地域には地域独特の歴史や、民間開業医の数や、介護施設の数にも違いがありますが、公立病院が医療だけでなく、保健施設や介護施設なども含めて住民の在宅支援をし、病院を訪れる患者を診察するだけでなく、介護保険制度も考えて訪問診療にあたる姿に心強さを感じさせられました。
 
 名古屋…岡山…新尾道…公立みつぎ総合病院…新尾道…岡山…
 
イメージ 3 明日は兵庫県尼崎市役所を視察する予定のため、本日は岡山市まで戻り、駅前の三井ガーデンホテルに宿泊しており、夕食場所への移動は岡山電気軌道の路面電車を利用しましたが、低床の新車両は確実に市民の足となっていました。
 
 岡山電気軌道(両備ホールディングス)は、赤字により廃線の危機に陥っていた南海電鉄貴志川線を引継ぎ、和歌山電鉄として赤字を解消した両備グループの中核企業で、和歌山電鉄は小嶋社長のアイデアで三毛猫のたま駅長を誕生させ、外国からの観光客も訪れる鉄道として再生されました。
 
 意外な機会に岡山の路面電車に乗ることができました。
 
                                  7月15日の一言

全国から交通事故の発信が続き…

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我家の庭で咲き誇る鬼ユリ 私の身長と同じ高さです
 
 台風は去ったものの、天候が安定せず、当地方は朝から雨が降ったりやんだりのの一日となり、エアコンが必需となっていた昨日までとは違い、湿気の少ないすごしやすい日曜日となりました。
 
イメージ 2
 「南木曽町の写真欲しいですか?」
 「南木曽町って何っ?」
 「土石流の被災地の…」
 「写真ってどうしたの?」
 「行ってきたから…」
 「現場で遭遇したの?」
 「そうじゃなくて、行ってきたの」
 「どうやって行ったの?」
 「中津川から自転車で…」
 
 3日前の話となりますが、この3月の定年退職で完全無職となった知人が、列車に自転車を積んで名古屋駅から中津川駅まで行き、中津川からは自転車で土石流の氾濫した南木曽町の現場まで行ってきたとの話に、JR中央本線が不通になっているため、普通の人なら行けませんが、自転車族ゆえに考えられる行動です。
 
 国道19号は昨日(12日)午前中に復旧したとの報道があり、現代は全国の隅々まで舗装された立派な道路が整備されていますが、災害時に鉄道や道路が寸断される時に、自然の摂理の限界スレスレで生活する人々の存在を意識させられます。
 
ビーチ近くで女性3人死亡 ひき逃げ容疑で男聴取 小樽
 
軽乗用車が横転、街路灯に衝突 2人死亡2人重体 佐賀
 
川口市職員、ひき逃げ容疑 1.3キロひきずり、飲酒か
 
車で1キロ引きずられ?女性死亡 埼玉、ひき逃げの疑い
 
「事故前にハーブ吸った」 大阪で交通事故2件相次ぐ
 
 本日の朝日新聞デジタル版には、飲酒運転やハーブ吸引などを原因とする悪質な交通事故やひき逃げ事件が全国各地より発信されており、連日のように報じられる脱法ハーブはもちろんですが、いまだに飲酒運転で無関係の人々の命が奪われている現実に、あらためて酒を提供した責任追求も急務です。
 
 今から30年ほど前の話になりますが、知人が遭遇した交通事故の相手が、飲酒運転のため「任意保険が出ないから」と翌日に警察に届けるように依頼され、翌日になったら相手から事故の過失の多くは知人にあると警察に言われて相談を受けたことがありました。
 
 知人は相手が飲酒運転をしていたと訴えたものの、警察から飲酒そのものが存在しないままに事故処理された事が脳裏に浮かび、今でも飲酒さえ判らなければとひき逃げ事故が続いている現実に、ひき逃げ事故は飲酒運転と同じ刑量にして、逃げずに救助すれば命が救われた可能性があれば、殺人事件として厳罰を科す必要を感じます。
 
 さて、明日は市役所の一日となり、明後日からは行政視察が続き、手帳の予定表に空きのないスケジュールが続くことから、しばらくは熱い日々が続きそうです。
 
                           本日の体重 80,2キロ
                                     7月13日の一言

歩き遍路友の会の打ち合わせに小牧市へ

 本日は9月7日(日)に春日井市で開催予定の歩き遍路友の会・東海の総会打ち合わせのため愛西市在住の会長とともに、待ち合わせた小牧市の「コメダ珈琲店桃花台店」に走り、会の創立者である元会長さんと4人で「会の存在意義」を熱く議論してきました。
 
 「このまま会が存続する意義はあるか」
 「あると思いますよ」
 「じゃー、何故に会員が減っていくんだ」
 「 … … 」
 
 かつて熱気があった総会についても、会員の高齢化によって、会員の歩いた20年前の思い出話を長々と聞かされ、カーナビ頼りで初めて一巡した体験を本にして出版までされた体験談は、四国4県をすべて歩いて結願した経験者には幼稚な自慢話としか聞こえません。
 
 20年前に定年退職し、有り余る体力と時間で四国を歩いた会員も、「もう一度」と思いながら年月を重ねて、車での遍路には「今更」と抵抗感があり、体力の減退とともに行く機会も無くなってくると、四国遍路の現役ではなくなっており、新たな会員を誘うどころではありません。
 
 さて、私は一緒に四国霊場会公認先達になった知人に誘われ、先達になった翌年の平成20年に入会した新参者で、2年前に新会長より指名され副会長になっていますが、歩き遍路は部分的な経験しかなく、先輩会員との会話が歩き遍路の参考にはなるものの、遍路自体は行こうと思えばいつでも行ける事から、会の存続にはこだわりませんが、若い歩き遍路が増加しているなかで、会員の高齢化によって会が消滅する可能性については寂しさが隠せません。
 
 9月の総会までに、高野山への町石道ウオーキングと、昨年実施した深夜バスを利用した1泊2日の歩き遍路の新企画と、電車やバスを利用した「ナマカワ四国遍路」の資料等をまとめて提案していくことと、現役お遍路への入会の働きかけも考えてみたいと思っています。
 
 さて、厳しい話となりましたが、散会してまもなくして、元会長より平成17年に実施した高野山への町石道ウオーキングの記録がメールで送られており、高齢化したとは言え、年齢にあわせた企画も有効と思う一日となりました。
 
[高野山・町石道ウオーキング]
   日 程:平成17年11月19日(土曜日)~ 20日(日曜日)
   参加者:上野さん、伊藤(君)さん、牛島さん、日高 以上4名
   費 用:約 32.800円
       交通費
         自宅・春日井駅往復(タクシー) 5,700円
         春日井駅~名古屋駅往復      640円
         名古屋~高野山往復       9.960円
           「3・3・Sanフリー切符」      (5.000円)
近鉄特急券 名古屋・難波往復  (3.700円)
         南海特急券 難波・高野山往復  (1.260円)
          宿泊費1泊2食ビール付(4人相部屋) 11.500円
          食事・ビール等          5,000円
                   合計          Σ:約32,800円
   宿 所: 高野山 「福智院」 宿坊
         和歌山県伊都郡高野町高野山657 
          TEL 0736-56-2021
          
http://www.fukuchiin.com/

  [高野山・町石道ウオーキング] 第1日目 (10:45~17:50⇒約7時間 36,000歩)
   自宅発(タクシー 04:15) (\3,150)
   春日井駅(05:48)⇒名古屋駅(06:09) (\320)
   近鉄名古屋駅集合(06:30)
   近鉄名古屋駅発(07:00) ⇒近鉄難波駅着(09:13)
   南海難波駅発(09:36) ⇒[南海電鉄高野線]⇒ (南海)九度山駅着(10:39)
   [10:45]:町石道を「大門」に向かってウオーキング開始
   [11:10]:真田庵
   [11:30]:慈尊院
   [12:20]:展望台(昼食)
   [12:20]:雨引山分岐
   [13:15]:六本杉峠
   [14:50]:二ツ鳥居
   [14:25]:神田応其池
   [14:50]:笠木峠
   [15:30]:矢立茶屋
   [16:10]:展望台
   [17:00]:大門の赤い屋根が右遠方に見える
   [17:20]:大門
   [17:50]:宿所(福智院)着
   [18:20]:入浴(大浴場)
   [19:00]:夕食(ビール+日本酒)
   [20:00]:入浴(小浴場)
   [21:00]:就寝(4人)
326:[高野山・町石道ウオーキング] 第2日目 (09:00~14:00⇒約5時間 
21,000歩)
   [05:20]:起床
   [05:30]:入浴(大浴場)
   [06:00]:朝の勤行
   [07:00]:朝食
   [09:00]:宿坊出発:檀上伽藍・金剛峰寺・各寺院拝観・奥の院 等参拝
   [12:00]:高野山のうどん屋で昼食、土産物購入
   [12:40]:極楽駅(南海鉄道)に向かってウオーキング
   [14:00]:南海極楽駅着
   [14:00~14:40]:極楽駅・高野山駅間をケーブル便で1往復(333切符で無料)
   [14:43]:南海極楽駅発
   [16:18]:南海難波駅着
   [17:00]:近鉄難波駅発
   [19:08]:近鉄名古屋駅着 [解散]
   [19:14]:JR名古屋駅発
   [19:37]:JR春日井駅着 (\320)
   [20:00]:タクシーで自宅帰着 (\2,550)
 
コメダ珈琲店 http://www.komeda.co.jp/
 
 さて、集合場所としたのはコメダ桃花台店(小牧市)ですが、愛知県では何処でも見かけるチェーン店となっており、午前9時から12時過ぎまで長居したものの、外装と内装が統一されているため、近所に来ている感覚で時間の経過も感じさせられません。
 
 かつての四国遍路中に、高松市の栗林公園前でコメダに入った時に、名古屋に帰ったような懐かしさを覚えましたが、今では北海道と東北、九州以外では全国にコメダが出店しており、「珈琲が高い」と文句を言う以上に、自然にくつろげる空間としての価値観を感じさせられました。
 
                          本日の体重 79,4キロ
                                    7月12日の一言 

台風が消滅し、ボランティアの一日に

 「大鹿さん、これからも続きますね」
 「そのつもりですが…」
 「こんな料金では続けてとも言えないし…」
 「それがボランティアですから」
 
 3日前に、福祉有償運送へ新たに入会された新会員さんとの会話ですが、350円や470円、3キロまで600円の料金で人を運び、「夜でも遠慮なく電話下さい」との発言に、私が議員であることから、「安易には頼めない」意味の会話となりました。
 
 タクシー料金の半額以下となっている福祉有償運送ですが、現実には3キロ以上は1キロ100円の料金ですから、タクシー料金の三分の一程度の料金となるばかりか、通院の場合には診察が終わる時間が決まっていないため、往復700円のために半日待機する場合もあり、需要は多いものの大々的な宣伝もできません。
 
 一方で、会員は増えたものの、会員さんの高齢化はもちろんですが、会員さんの老化と重症化により、入院中の会員さんや施設に通所サービスを受ける会員さんが増え、「どうせなら全部施設がやってくれれば良いのに」と、施設の不採算部門を引き受けているような被害者意識まで感じてしまいます。
 
 前記した新会員さんの場合は、ご主人の身体に生じた後遺症のため、階段のあるマンションからエレベーターのあるマンションに転居までしておられ、通院する足を確保するため他の会員さんからの紹介で依頼を受けており、「お金にならないから」とボランティアを放棄することもできないものの、いつまで続けられるかの質問に応えることもできません。
 
 本日は、名古屋の朝日会館で開催される予定だったセミナーが台風のため中止となり、医師から命の期限宣告を受けている会員さんを病院に移送しましたが、医師の勧める抗ガン剤治療を断っておられるため、車を停めて顔を直視するまで心配で車を走らせ、次の予約を受けて降ろした後ろ姿を凝視してしまいます。 
 
 「今年、新たにガンと診断されるのは約88万人」とは、ガンの患者数や死亡者数の予測を初めて発表した国立がん研究センターに関する記事ですが、死亡者数は36万7100人との発信に、残りの50万人は救われている可能性に、明るい希望と同時に、完治する人の実態にも興味は尽きません。
  
14年のがん発病者88万人 国立がん研究センター予測
記事の続き…
 予測によると、今年新たにがんと診断される人は88万2200人で、2010年より約7万7千人増える見込み。胃がんは13万700人、肺がんは12万9500人、大腸がんは12万8500人で、乳がん、前立腺がんが続く。
 死亡者数は36万7100人で、2012年と大きく変わらない。肺がんが7万6500人と多く、胃がんは5万300人、大腸がんは4万9500人。膵(すい)がんは3万1900人で、肝がんの2万9700人を抜いて4位になると予測した。
 片野田耕太・がん統計解析室長は「膵がんが増えるのは糖尿病が増えていることが要因。肺がんは喫煙率が高かった時の影響が出ている」とみている。
  
がん未承認薬6割、月100万円超 保険外なら重い負担
記事の続き…
 月100万円を超えた24種のうち、6種は300万円を上回った。最高額は前立腺がんを対象にしたがんワクチン「シプリューセルT」で、月620万円になるという。
 月100万円を下回った残り10種は、月5万2千円から96万5千円だった。
 公的医療保険が適用された薬であれば、自己負担は1~3割。患者の年齢や収入によって異なるものの、高額療養費制度を使えば、薬代を含めた1カ月の医療費を大幅に減額できる。
 一方、未承認のまま使う場合、公的医療保険と自由診療を組み合わせる「混合診療」は原則認められないため、薬代に加えて、本来なら保険が使える検査費や入院費なども含めて全額自己負担になる。政府は混合診療の拡大を打ち出しているが、かりに混合診療が認められたとしても未承認薬の薬代は自己負担となる。
 藤原氏は「がんの薬物治療は数カ月かかるケースが多い。混合診療が認められても、重い薬代の負担は変わらない。また、欧米では使える対象の患者を限定しており、同じ領域の患者すべてに使えるわけではない。費用負担と薬の効果をよく理解したうえで、治療を選択すべきだ」と話す。
 
 作曲家の「なかにし礼」さんは、高額な陽子線ガン治療によりガンを克服したと宣言されましたが、助かる命が高額ゆえに治療ができない人々の存在と、ガンとは戦わないとの専門家の発信もあります。
 
 本日同行した会員さんは、医師の勧める入院治療を「受けた周りの人たちは全員死んでいった」と断り、自分の信ずる治療と食事療法によって、医師の示した期限を大幅に上回って延命している現実に、ガンになってから慌てても遅いと実感させられます。
 
 ちなみに、胃ガン検診を今月18日に予約してきました。 
                           本日の体重 79,2キロ
                                    7月11日の一言

過去最大級の台風8号が通過して

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 本日午後6時のパソコン画面の上高地の様子で、台風と梅雨前線の影響から人の行き来が少なく、このライブカメラが静止画ではないかと錯覚しそうですが、梓川の水は豪快に流れており、もともと人のいない時間ですが、まったく人が移動しない上高地の風景も珍しい反面で寂しさも隠せず、やっと歩く人影を見つけてホッとしました。
 
 来週には千葉の渡辺画伯が上高地入りし、私も直後の三連休にテントを持ち込む予定としていることから、梅雨や台風は気になるところで、昨年は行く度に雨が降っていただけでなく、台風にも直撃されたことがあり、荒天の上高地の厳しい環境をライブカメラから実感させられせる一日ともなりました。
 
上高地河童橋ライブカメラ http://www.gosenjaku.co.jp/livecam/
 
 7月の台風としては「過去最強クラス」と言われた台風8号は、「鈍足台風」とも表現されており、本日は家中の雨戸を閉め、屋外の荷物を全部移動させ、過去にない対策をしていたものの、私の住む愛知県西部地方では、午後9時にはまったくの無風状態となり、雨もすっかりとやんでいます。
  
「鈍足」台風、影響長期化の恐れ 警戒呼びかけ
記事の続き…
 台風8号は9日午後8時現在、東に向かっている。九州西方の海面水温が24~27度と平年並みか低めだったため、勢力は落ちてきたものの、暴風域を伴って九州に上陸する恐れがある。
 過去の台風被害を見ても、九州北部を通過すれば、1999年の台風18号のように内海や湾に向かって風が吹き、高潮被害などが起きやすい。南部を通れば2007年の台風4号のように九州山地の東側で大雨になりやすいという。
 同気象台予報課の担当者は「強風や大雨が長引くおそれがある。最新の情報を見て、警戒を強めてほしい」と呼びかけている。
 
 もっとも、昨日までに全国各地で大きな被害が出ており、木曽川の上流域となる長野県南木曽町では、大がかりな土石流により死者がでるだけでなく、JR中央本線の橋桁が流失し、中津川と野尻間で運転を見合わせているが、復旧と運転再開には長期間かかると報道されています。
 
 何事もなかったものの、私の住む地域は木曽川と長良川、揖斐川の河口部にあたり、海抜ゼロメートル地帯のため、昨日報道されたような激しい雨が続き、台風の勢力が昨日のままで進路に入ると大変な水害になる可能性が高く、本日午前中に吹き出した強風には慌てましたが…
 
JR中央線、橋桁流される 中津川―野尻、運転見合わせ
 
 さて、ガソリンの値上がりが止まらず、ガソリン価格は11週連続で値上がりしているとの報道があります。
  東京、京都、福岡、新潟など18都府県は170円台になっており、私の住む愛知県も170円前後の価格となっているものの、地域間の格差が際立ち、素人の私の直感ですが、あってはならない価格協定が存在するとしか思えず、原油価格の動向と市場価格が完全に連動しているとは思えません。
 
ガソリン、11週連続値上げ 全都道府県165円超える
記事の続き…
 同研究所によると、今週のガソリン価格に反映された6月24~30日の原油価格は、前週より1リットルあたり0・6円下がった。それでも、ガソリン価格が上昇したのは、ガソリンスタンドが、これまでの値上がり分を一気に転嫁したことが原因とみられる。
 来週のガソリン価格に反映される7月1~7日の原油価格は、さらに1・0円下がっている。担当者は「来週は値上がりが一服する可能性がある」と見通す。
 
 私だけの感覚かもしれませんが、消費税の値上げ後にガソリンもどんどん値上がりし、高速道路の割引制度の廃止により、車での遠出を考えるようになり、過去の常識とは違う自然災害が各地で起こると旅立ちの足も鈍ってきます。
 
 今月発売された青春18きっぷを購入した知人についても、中央本線の不通が長引くと、長野方面への旅程がたちませんから、早期の復旧が望まれますが、地域の人々にとっては日常生活のために公共交通の確保は急務です。
 
                           本日の体重 79,4キロ
                                    7月10日の一言  

無戸籍のまま成人した事例が複数発信されて

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我家のブルーベリーが熟しはじめました
 
 一年の経過は早く、今年もブルーベリーが実った事(4日前から)で夏になったことが実感させられました。このブルーベリーについては、父親の植えた遺品ではないようで、私が持ち帰ったものとの話ですが、私自身が忘れているくらい昔から植えてあり、ブルーベリーが何かすら判らない頃から存在します。
 
 今年はアンズとウメの結実が悪かったものの、ブルーベリーは例年以上の実が実っており、過去の一言を確認すると、昨年や一昨年よりも10日ほど熟すのが早く、2年前には9月2日が最後の収穫と記してありますから、今年は8月中には収穫が終わりそうです。
 
 残念に思うのは、ブルーベリーの収穫が夏の一ヶ月程度に限られていることで、最近は老眼だけでなく視力も低下しているため、一年を通じて収穫できればと思うのは私だけではないと思います。
 
 さて、本日の新聞報道には、生まれたときから出生届を出さずに戸籍もない子供が多数存在していることと、親が一切の届け出をせずに隠し続ければ、義務教育どころか健康保険も年金も無縁の生活となります。
 
親に隠された子どもたち…国は「存在つかむ端緒がない」
 
 下記に添付した記事は、子供の頃からパチプロの父親と軽自動車で車上生活をおくり、22才になり父親に捨てられた広島県で保護され、父から「ショータ」と呼ばれていたため、広島家裁に「翔太」として新たな戸籍ができた青年の取材記事です。
 
父と車で生活、学校も知らず…22歳、僕は翔太になった
記事の続き…
 父がパチンコをしている間は公園で過ごした。コンビニ弁当で食事をすませ、父が買ったひらがなと算数のドリルで勉強した。
 警察には10回ほど補導された。何を聴かれても黙り込んだ。普通の人と違う自覚があった。「弱みを握られるのが嫌だった」。父の所在を聴かれて初めて口を開き、引き渡された。
 10代半ばになると、街で会った同年代の男女とカラオケや買い物をした。身の上話はせず、その場限りのつきあいだった。飛び入りの工事現場で日銭稼ぎもした。夜になると父と合流した。互いに用事がなければ話さなかった。「いま考えると、父は僕に関心がなかったように思う」
 21歳まで続いた父子の車上生活は2011年8月、突然終わった。
 夜、大阪・梅田の街をぶらついた翔太さんがコインパーキングに戻ると、車がなかった。手元に残る小遣いでカプセルホテルに泊まり3日待ったが、車は戻らなかった。「捨てられた」と思った。
 父の出身地と聞いていた鹿児島をめざし、住み込みの建設現場で稼ぎながら西に向かった。金が尽きた12年2月27日夕、JR広島駅からすぐのハローワーク広島東に駆け込んだ。
 翔太さんの尋常でない生い立ちを聴いた職員は、生活困窮者を支援するNPO法人「反貧困ネットワーク広島」の秋田智佳子事務局長(47)に引き合わせた。
 一時避難所「シェルター」のワンルームマンションに案内され、翌日から社会の一員になる諸手続きが始まった。広島市役所に生活保護を申請し、アパートを借り、広島家裁に新たな戸籍を作る許可を求めた。
 家裁は翔太さんの述べる生い立ちを「不自然」「不可解」と納得しなかったが、昨年1月、「犯罪ないし前科を隠蔽(いんぺい)するため本籍を秘匿し、就籍を申し立てたと疑うべき事情は見出せない」と「父母の氏名 不詳」として許可した。
 一人暮らしを始めた当初は台所の流しに見境なく生ごみを捨て配水管を詰まらせたり、節電しようと冷蔵庫のプラグを抜き中の食品を腐らせたりした。
 空白の学齢期を補うため昨年4月から市内の夜間中学に通ったが、クラスメートの大半は中国人ら外国人で、今年に入りほとんど行かなくなった。他人とのつきあいが苦手だ。「他人との間は二重線を引いてちょうどいい関係。自然と感情を殺している」
 今年6月、「アニメクリエーターになる」と周囲の制止を振り切って広島を去り、全財産10万円あまりを持って上京した。千葉県松戸市の古アパートを借り、2年前からネットのチャットでやりとりしてきた彼女と住む。家賃保証会社への支払いや日々の食費で手元の金はすぐに尽き、彼女のバイト代で暮らす。
 「生活保護に頼りたくない。バイトすればなんとかなる」。いま24歳。心配する広島の支援者とは連絡を絶たないこと、夜間中学に入り卒業することを約束している。
 
  何事もなく成長したのは幸いだが、途中で病気になっても医者には通えず、死んでいても何者か判らない存在のままに成長し、戸籍がなければ婚姻の届け出もできないため、地獄のような人生と思いますが、戸籍のない生活は想像すらできません。
 
無戸籍17年、誰も知らない 親に隠された子どもたち
記事の続き…
 康子さんが社会に“発見”される契機となったのは2007年。父の兄が家賃を滞納し、家を追い出された。父は釜ケ崎時代に知り合い、後に伊丹に移り住んだ女性(77)を頼り、女性の生活相談にのっていた久村真知子・伊丹市議(62)と出会った。
 2年後、体調を崩した康子さんの医療費の支払いに行き詰まった無保険の父は、久村さんに娘の生い立ちを告白した。「なんで早く言わないの」。久村さんは事態をのみ込むと康子さんの戸籍作成を勧め、母を捜させ、法務局に康子さんの出産を証言するよう説得した。
 民法では妻が婚姻中に妊娠した子は夫の子と推定する。このため父は「父」と認定されず、康子さんは母と戸籍上の「夫」の四女として入籍した。
 いま父子はアパートを借りて生活保護で暮らす。康子さんは久村さんら周囲の夜間中学入学の勧めにも応じず、先の展望は見えない。
 「残された人生は娘の自立に注ぎたい」。前立腺肥大症や高血圧で通院する父のことばを、娘は無言で聞いていた。
 
 認知症のため行方不明になったままの高齢者についても話題となり、死んだ親族をそのまま放置する家族が存在し、死亡届を出さないままに親の年金を受給して生活する家族など、常識を疑うような現実が発信し続けられましたが、生まれたときから無届けのまま成人した人間が多数存在することに驚きが隠せません。
 
                          本日の体重 79,6キロ
                                   7月8日の一言 

愛西市の森川ハス田を訪れて

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 津島市と隣接する愛西市にある「森川はす田」に開花するハスの花です。我家から20分の距離にある「道の駅立田ふれあいの里」の隣に位置し、6月下旬から8月上旬まで多くの花を咲かせていますが、今から一週間ほどが最高の見ごろとの話です。
 
 2日前に大阪から津島神社に訪れていたいた観光客も、昼食をかねて蓮田を訪れていましたが、愛西市は「レンコン」を生産する蓮田が多い水郷地帯で、「レンコン」を名産品としており、「レンコン」を利用した食事や土産物も「道の駅」で販売されていました。
 
 ここから車を西に走らせ、木曽川の対岸を左に下ると、船頭平河川公園があり、木曽川と長良川を渡りきった場所に岐阜県海津市の木曽三川公園センターがあり、この2ヶ所の「ハス」と、三川公園に近い海津市の「アクアワールド水郷パークセンター」と、岐阜県羽島市の「かんぽの宿岐阜羽島」に近い「大賀ハス田」の5ヶ所を訪れる『ハス花ネットスタンプラリー』も企画されており、スタンプを完成させると海津市の海津温泉や、南濃温泉「水晶の湯」の入湯料も100円が割引になります。
 
 愛西市では、ここから近い木曽川の葛木港から船頭平河川公園のヒ門を通り、長良川に入ってから戻ってくる3時間コースの観光船も土、日曜日に運行されており、三重県の桑名市も加えると魅力のあるドライブが楽しめそうです。
 
イメージ 2 さて、3日前の話となりますが、我家が檀家となっているお寺のご住職から、お墓の改修工事の話があり、改修に伴い我家のお墓も一時移転が必要だと告げられました。
 十年ほど前に本堂の建て直しがあり、それに伴い新たな場所に移転しており、二度目となるお墓の移転になりますが、我家だけでなくお寺自身の寺族のお墓も一緒の話だけに「またか」の不満は封印しました。
 
 今年のお盆は施餓鬼の塔婆を立てるお墓がありませんが、このお墓を建立した私の父親については、まだ仏壇の中に遺骨が残してあり、二度目の移転とは言え、入れるお骨があるので苦にはなりませんが…
 
 同じ日に、高齢化社会に伴い、首都圏でお墓が不足している問題をテレビで特集していましたが、首都圏に限らず私の住む愛知県でもお墓の確保は深刻な問題となっており、その反面においては後継者が遠くに転居したままのお墓の維持も深刻な問題となっています。
 
イメージ 3 私の叔父は、かつてはこのお寺の住職になるべく生活しておりましたが、二人の娘をお寺の縁から解放する(自身が親を亡くして預けられたため)ため、近くの説教所に出て生活しており、結果的には娘が嫁いで大鹿家は継続しないことになりました。
 
 こんな背景から自分たちの入るお墓は、このお寺の檀家であれば誰でも入れるお墓を建立し、自分もこのお墓に入ると語っていましたが、皮肉にも叔母の遺骨を先に納めることになり、自身は老人ホームで生活することになりました。
 
 私が議員になった15年前の叔父は元気で、娘の家も新築して、自分たちの生活する2階建ての部屋まで一緒に建設し、これまでの家と2軒も家を所有したものの、一度も生活することなく伴侶を亡くし、「こんな筈じゃ無かった」とホームの部屋で寂しく語りました。
 
 他人事ではありません。我家も、4人も子供がいるものの、嫁いだ娘以外には3人の息子が家に残っており、先祖代々住み続けている我家の固定資産税が極めて高いため、この家を維持していくことは大変で、判っているだけで3百年以上前から住んできた土地に対する愛着が続くとは限りません。
 
 ハスの花からお寺とお墓の話を思い出した一日でした。
                             本日の体重 78,9キロ
                                      7月7日の一言

上高地の名物画伯より落花生が届いて…

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 本日は久しぶりに一度も外出しないままの日曜日となりましたが、午後には宅配便業者から大きな荷物が届き、差出人を見ると上高地の小梨平でテント生活をおくって油絵を描き続ける渡辺画伯で、自宅のある千葉県の名産落花生が入っていました。
 
 私は無責任にも「ホームレス画伯」と命名しており、知人から「それは失礼だろう」と言われますが、画伯は一年の半分を上高地のテントで生活しており、河童橋の近くにキャンパスを立てて、出会う人々との会話を楽しんでおり、今年は3ヵ月遅れの上高地入りとなりますが、今月16日から10月中旬まで滞在予定としておられます。
 
 添付した写真は、2年前に地元の信濃毎日新聞の一面を飾った記事と、昨年8月に放映された日本テレビ「遠くに行きたい」で、女優の竹下景子さんと一緒に出演した写真で、今では上高地の有名人でもあります。
 
 学生時代に美術部で油絵を描き、仕事とした自動車板金塗装でペンキを塗り、息子さんに仕事を託した十年前から半年間は上高地でテント生活となり、人生のほとんどが絵の具を塗る生活となりました。
 
 私も学生時代に訪れた上高地が好きで、機会があれば上高地に走って行き、より行きやすくするためマイクロバスで入るようになり、マイクロバスも規制日ができたことから、現在はタクシー事業主となってタクシーで上高地に入るようになりました。
 
 学生時代に初めて訪れて上高地を描き、半世紀にわたって上高地を描き続けた画伯については、上高地の釜トンネルが閉鎖されたシーズンオフは、千葉県の自宅で上高地の下絵を描き、翌年の上高地入りの道具を準備し、昨年は結婚式場を借り切って絵画展を主催するなど、一年中が上高地の生活となっています。
 
 今年は上高地を描き続けて55年になることから、4回目となる「上高地展」を開催される予定で、今夏は穂高岳に挑戦するとの話です。画伯の上高地入りにあわせて、直後の三連休には自分も上高地入りする予定のため、天候に恵まれることを祈る日々となりそうです。
  
名古屋市バス、減らぬミス 路線間違いや停留所通過…
記事の続き…
 市交通局がミスの全容を知る仕組みができたのは昨年1月だ。11年の事故隠し発覚を機に、報告義務を怠った事故が過去10年間で1989件あると判明。市は交通局長ら239人を処分した。その反省から全営業所に、事故に至らないミスも報告を義務づけた。
 すると、13年度のミス報告は前年度比6割増の662件になり、路線やダイヤの誤認が6割、バス停通過が2割。今年度も似た傾向が続くが「ミス対策は後手に回った。事故防止策を優先した」(宗田課長)。12年度671件、13年度591件を数える交通事故の方の対応に追われてきた。
 ミス対策の遅れから「現場に危機意識が浸透していない」と宗田課長。市交通局は中部運輸局が選ぶ外部専門家の助言をふまえ、9月をめどに抜本的な対策をまとめる。効果のほどは、報告された大量のミスの実態と背景にどこまで迫れるかにかかっている。
■運転士「現場の声が届かない」
 運行ミスが減らないことは、現場からどう見えているのか。あるベテラン男性運転士はこう語った。
 現場の声が上に届きにくい。これではミスは減らない。本丸は市役所本庁の職員、営業所の幹部はそれを守る外堀で、運転士はその外。どうせ上は守ってくれんと不信感が募っている。
 11年の事故隠し発覚前は、営業所の管理ミスで遅延しても運転士だけ処分され、事故が表にならないよう自腹で示談にするよう求められることもあった。
 事故隠し発覚後は、細かく報告を上げつつ運転士だけのせいにして上を守る傾向が強まった。タイヤを縁石に軽くこすっても事故にされ、車いすの客を手伝って数分遅れても問題になる。現場は疲弊している。
■川崎市の改善を手本に
 運行ミス対策を探る名古屋市が強く関心を寄せるのが川崎市営バスだ。車両は名古屋の3分の1ほどの約340台。経路ミスや遅れが10年度に72件に達し、学者らによる改善委員会を設けた。対策は、運転士らの提案を改善委で精査して採用。ミスは11年度39件、13年度13件にまで減った。
 運転席に備え付け、路線に応じ「この先右折」などと示す小型モニターが好評という。約1億3千万円かけ全車両につけた。車内での自動案内アナウンスは女性の声だが、「スターフ(運行表)確認」など運転士への注意喚起は男性の声にして区別している。
 市交通局の小林直樹・安全指導課長は「人間はミスを起こす前提で対策をとる。どんなにいいアイデアも当たり前の風景になっては意味がない」と話す。今も運転士の声を採り入れ、バス停の注意書きのデザインを年度ごとに変えるなど対策内容を更新している。(中村真理、日高奈緒)
■一喜一憂せずに対策を
 川崎市営バスの改善委員会で委員長を務めた東京海洋大の寺田一薫教授(交通政策)の話 名古屋市は原因分析が不十分で、結果を急ぎ過ぎている印象だ。件数に一喜一憂せず、重大な事故につながりかねないミスとそうでないものを分け、2~3年かけ対策に取り組むべきだ。運転士にも提案させ、集中力が切れないようにする工夫が必要。ミスを重ねる運転士がいる背景には、処分の仕方や職場環境の問題がある可能性もある。配置転換は現場へのプレッシャーを強め、士気を下げる。
 
 名古屋市の市バスの運行ミスが減らないと、大きなスペースの新聞記事が発信されていますが、名古屋市の公営ゆえに厳しい視線が注がれるが、民間の交通機関でも同じようなミスが起こっている可能性は高く、安全のための改善は重要と思われますが、運転手叩きとしか思えない密告としか思えない内部告発はいかがなものか。
  
日本一遅くまで走る地下鉄に 名古屋・東山線が終電延長
 
 同じ名古屋市の市交通では、休日前夜の地下鉄の最終ダイヤを遅らせ、日本で一番遅くまで走らせる地下鉄との明るい発信もあり、財政面の改善から運行を民間の指定管理にされてきた市バスの組織や体制にも何らかの問題がありそうですね。 
 
                          本日の体重 79,3キロ
                                    7月6日の一言

大阪から来た観光客への案内を聞きながら…

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 添付した写真は、大阪から観光バスで津島神社を訪れた団体さんで、今月開催される尾張天王川祭りに使われる山車のレプリカ(本物はもっと大きい)の前で、観光ボランティアのIさんが説明中です。
 
 本日は午前中と午後に一台ずつ観光バスが訪れており、この一行は愛西市のハス田の鑑賞と食事後に到着し、津島神社から文化財となっている堀田家住宅を見学して大阪に帰るとの話でしたが、神社本殿の前に立ちながら拍手を打つ音も聞こえず、ボランティアのIさんの存在がなかったら印象にも残らない旅程となってしまったかもしれません。
 
イメージ 2 津島神社の歴史は古く、スサノオノミコトを祭神とし、東日本の牛頭天王の総社として全国に約千五百社の末社をもち、戦国時代の武将織田信長は、津島神社の紋と同じ紋を陣幕に掲げ、津島衆と呼ばれる武士とともに全国に進出していきました。
 
 織田信長の象徴ともなっている鉄砲については、大阪の堺港から海路で津島湊まで運ばれ、当時の尾張の商都津島の経済力を背景にして、尾張で勢力をのばし全国統一の足がかりにしていきました。
 
全国天王総本社 津島神社 http://tsushimajinja.or.jp/
 
 高速道路の整備によって、大阪から日帰りで津島市に来てもらえる時代になりましたが、本日の旅程を聞く限り、よほど行き尽した団体でもない限り、京都や奈良だけでなく、滋賀県や三重県を通り越して大阪から来てもらうのには限界があり、隣接する愛西市の水郷資源や、長島温泉と連携した売込みを図っていく必要がありそうです。
 
 さて、本日の朝日新聞には、9月に原子力規制委員会の委員になることが決まっている田中知(さとる)・東京大工学部教授(64)が、規制を受ける側の原子力事業者の「三菱FBRシステムズ」(東京)など、複数の原発メーカーから先月まで報酬が支払われていたことが報道されています。
 
 田中教授は原発を審査する規制委員として国会承認を受けているが、原発を厳しく審査する立場にありながら、国会承認を受けるまで原発推進メーカーから報酬を受け取っていたという事実に、安部政権の常識が疑われます。
 
規制委員候補の田中氏に、原子力業界から報酬 先月まで
記事の続き…
 いずれも会社の事業内容について助言する役割で、報酬や交通費を受けていたが、開示資料では金額は黒塗りにされた。田中教授は規制委の委員として国会承認を受けた6月、三菱FBR社の役職を辞任したという。
 日本原燃は使用済み核燃料の再処理や処分を、三菱FBR社は高速増殖炉の開発を事業としている。両社とも、事業内容は規制委の審査の対象になる。
 田中教授は今年4月、規制委の審査委員になる際、規制委の内規に基づき、業界との関係についての自己申告書を規制委に提出。両社からの報酬は記入されていない。内規では年間50万円以上の報酬は記す決まりだ。
 この他にもすでに原発メーカーや電力会社などから06年度以降に奨学寄付金を計510万円受け、東京電力の関連財団から報酬を50万円以上受け取っていたことが、東大の財務資料や自己申告書から判明している=表。同財団は公益法人で審査対象ではない。奨学寄付金は研究支援名目で会社や団体が教授を指定して大学の口座に振り込む仕組みで、報酬とは性質が異なる。
 現在の委員では、更田豊志氏が09~11年度、日本原子力発電から講義やテキスト作成の報酬として計約46万円を得ていたことなどを申告している。
     ◇
《田中教授の話》
 現在はすでに規制委の参事となっており、立場上、お話しすることはできない。
《日本原燃報道部の話》
 専門家の立場から業務について指導、助言を頂いた。社内の規定に基づき謝礼金や交通費を支払ったが、詳細は回答を差し控える。
 《三菱FBRシステムズ業務部の話》
 会社の動きについてアドバイスを頂き、報酬を支払ったが、金額については個人情報のため言えない。規制委員就任が決まり、辞められた。
■「原発事故の反省」骨抜きに
 12年9月に規制委が発足する2カ月前、民主党政権時代の政府は、審査の中立性や透明性を確保するためとして「就任直近の3年間に原発事業者などやその団体の役員や従業員だったり、年間50万円以上の報酬を受けていたりした人は委員から除外する」「原発事業者などからの寄付額を公表する」などとするガイドラインを制定。規制委に同趣旨の内規もできた。
 規制委員に名が挙がった時点から、田中教授は電力会社の影響が強いとされる日本原子力学会の元会長で、原発業界から寄付も受けていたことが分かっていた。福島第一原発事故後も「原発は必要」という姿勢を示し続け、10~12年度に原発の業界団体「日本原子力産業協会」の理事を務めており、与野党から「ガイドラインに抵触する」「原子力ムラとの決別をうたった原子力規制委員会設置法の趣旨が尊重されていない」との指摘が出ていた。
 だが、石原伸晃環境相は6月の衆院環境委員会で「民主党時代のガイドラインについては考慮していない」「(ガイドラインをつくる予定は)ない」と答弁。原発事故の反省を骨抜きにする形で、田中教授の人事案は数日後に衆参両院で承認された。両院とも野党は反対した。
 田中教授は現在、規制委の「参事」。9月、審査の厳格な姿勢で知られた島崎邦彦氏らと交代し、委員に就任する予定だ。
 
 安部政権と自民党は、原発の再稼動どころか、原発を海外に輸出する営業役までしており、福島原発の事故以来多くの福島県民が住み慣れた故郷に帰れない現実と、度々報道される健康被害についても封印し、原発の審査に厳格な姿勢で知られた島崎邦彦氏を委員から外し、原発推進派を規制委員にすえる世紀末の行いに国民の正論が届くとは思えません。
 
 電力会社から政治資金を得ている自民党はもちろんですが、電力会社で働く労働者が所属する連合の支援を受ける民主党にも脱原発を期待することは不可能で、マスコミ各社も電力会社から多額の広告費を受け取っていると言われると、この新聞報道もどこまで追求されるのか疑問も残す発信となりました。
 
                          本日の体重 79,8キロ
                                    7月5日の一言

アンズのご縁で来客と話がはずんで…

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 我家の事務所裏に実るミニトマトで、ホームセンターで売れ残って格安で売られていた苗を、畑にもミニトマトが植えられていますが、孫が帰ってきたときに見せて収穫させるために植えておいたものが連日実をつけています。
 
 私の子供の頃のトマトは、独特な匂いがあり、青臭くてそのまま食べられるような代物ではありませんでしたが、品種改良を積み重ねて果物感覚で食べられるようになり、我家では連日取れるキュウリとともに食卓にのってきます。
 
 「大鹿さん、これ食べてッ」
 「こんなに沢山どうしたんですか?」
 「先日ジャムをもらったから」
 「これではもらい過ぎになっちゃうでしょう」
 
 我家の畑で取れるトマトもそのままで食べられますが、本日頂いたトマトは健康のためこだわって購入しておられる方からの頂き物で、販売できないB級品と言われたものの、我家のアンズの倍返しのような頂き物に恐縮です。
 
 本日は津島市議会の議会だより編集委員会が開かれており、事務所を不在にしていましたが、留守中にも孝行息子「アンズ」のご縁で、身体によさそうなパンを届けていただいており、一年に一度のアンズの収穫によって多くの人々との交流になっていきます。
 
 昨年6月の一言に、「来年は専用ラベルを作って…」と記していましたが、今年は結実が少なく、昨年の2割から3割程度しか収穫できなかったものの、昨年は多くの人が直接実を採りに来られており、収穫したもののほとんどを家内が捨てていたことから、今年も少ないもののなんとか皆さんに届けることができたようです。
 
昨年6月16日の一言の一編
 今年は既にアンズジャムを80本以上人々に差し上げており、「来年は専用ラベルを作って売ろうか」なんて冗談も出ていますが、来年のことは今後の毛虫の発生や、開花時期の強風などが影響するので、本業の農家のようにはいきませんが、是非とも挑戦してみたいと思うのも、年々増すアンズの甘味が後押ししています。
 
 「16日に入ることにしたから…」
 「そうですか」
 「あんたはいつ来るの?」
 「三連休には行きたいと…」
 
 千葉県の画伯からの電話連絡で、上高地に入る日程の確認ですが、半年を上高地で生活することを当たり前にされており、ここで出会った人々との連絡が日常生活となっていることと、携帯電話の普及が我々を隣近所のような人間関係にしています。
 
 「四国にはよく行くんですか?」と、本日トマトをいただいた人に問われ、「気持ちは毎月行きたいんだけど…」と答えるとびっくりされ、四国とのご縁について話していると、この方の出身が高知県で、大学が徳島県であることと、私を先達に推薦していただいた松山市の太山寺の近くに姉妹がいることなど四国の話題にも花を咲かせました。
 
 旅の楽しみ方は様々で、一度訪れた所には二度と行かず、たえず新しい観光地を目的にしている知人もいますが、何度も同じ場所を訪れていると旅先で知り合った人とのご縁ができ、こんな交流が各地に故郷や幼馴染が存在するような錯覚を生み、日ごろのストレスを払拭してくれます。
 
 この時間を仕事だけに費やせば、もっと大きな新たな仕事が達成できそうで、その気にはなるものの、遠くの知人から近所からかかってきたような連絡が入ると、人間関係が優先してしまうところに、私の限界があるのかもしれませんね。
 
                          本日の体重 79,5キロ
                                    7月4日の一言

名古屋の高校で、大量の結核感染が発生し

 
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 昨日から治療中の奥歯に違和感があり、朝から気にすればするほど痛みが増してくることと、私のかかりつけ医としている歯医者さんが、明日木曜日が定休日となっていることから、慌てて訪れて治療してもらいました。
 
 昼ごろに過去にもらった炎症を抑える薬を飲んだところ、確実に痛みが減少したことから、夜にもう一度飲んで様子を見ようかとも考えましたが、歯の痛みだけは予測がつかないため治療を受けました。この奥歯だけで半年苦しんでいます。
 
 名古屋市の私立高校の男性教諭が肺結核にかかり、生徒や卒業生、ほかの教諭の計39人が感染し、このうち4人は発病して投薬治療を受けているとの報道があり、患者数が減少していることや、治療効果が上がっているため結核が軽視されているものの、罹患した患者の職業によっては大量の患者に蔓延するため注意が必要です。
 
 男性教諭は昨年秋ごろから、せきが続き、食が細くなってやせてきたが、昨年7月の健康診断では異常は見つからず、最寄りの医療機関では原因がわからなかったと言い、学校関係者は「がんを心配して病院にかかるよう勧めたが、知識がなく結核だと思わなかった」と発言しています。
  
教師が結核、生徒ら39人感染 名古屋の私立高
記事の続き…
 同校は市保健所などの指導を受け、全教職員と男性教諭が授業や担任を受け持った生徒と卒業生の計293人に検査をしてもらった。その結果、7月1日までに生徒1人、卒業生2人、教諭1人の発病を確認した。いずれも投薬治療中で、行動制限はなく、普通に生活しているという。また、このほかに生徒19人(2年生14人、3年生5人)、卒業生9人、教諭7人の感染を確認した。
 同校によると、男性教諭は昨年秋ごろから、せきが続き、食が細くなってやせてきた。昨年7月の健康診断では異常は見つからず、最寄りの医療機関では原因がわからなかったという。
 鈴木勇治副校長は「がんを心配して病院にかかるよう勧めたが、知識がなく結核だと思わなかった。教師一人ひとりが健康管理に万全を期すよう指示した。学校も教師の健康管理の把握に努めていく」と話した。
 厚生労働省によると、名古屋市では2012年、575人が新たに結核を発病。人口10万人当たりでは25・4人に上り、政令指定都市では大阪(42・7人)、堺(27・9人)に次いで3番目に多い。学校での集団感染は03~12年の10年間に全国で計47件あった。
 
 平成20年4月の話となりますが、グアム島で発見された横井庄一さんの夫人が肺結核のため病院に隔離され、入院している病院を訪れたり、記念館の留守番をしていたことから、私自身の感染が心配になり、保健所やかかりつけ医で検査を受けた顛末が、下記に添付した私の一言に書き残してありました。 
 
肺結核・一年前の体験を振り返り 09年4月 私の一言
                   http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/39786857.html
 
 横井夫人が結核で入院した時も、前年の9月頃に咳がとまらず近くの開業医で診察を受けたものの、肺のレントゲンを撮影して異常が発見されていたが、医師は結核患者を診た経験がなく、肺がんの可能性を疑い、現実には翌年の4月まで風邪として診察を続けて肺結核の診断がなされず、総合病院を受診するまで結核が見つかりませんでした。
 
 ただし、結核に感染し、結核の種類によっては、診断された翌日には指定病院へ強制的に隔離され、軽くとも最低2ヵ月か3ヵ月は入院となるため、仕事で重要な任務をおっている人や、家庭環境によっては大変な事態を招きます。
 
 さて、結核のような長期入院には至りませんが、インフルエンザについても、感染していることが判明すると、学校の通学や職場への出勤が法的に禁止されているものの、風邪との区別ができないことから、インフルエンザが疑われても風邪として受診し、不特定多数に菌を撒き散らす人も存在します。
 
 後日談ですが、私の家族が次々とインフルエンザに罹ったため、特別に異常はなかったもののかかりつけ医で検査したところ、無症状でもインフルエンザに感染しており、感染すると5日間は外出が禁止されており、何も異常がない状態で自宅待機したことがありました。
 
 「大鹿さんは議員だから…」と、議会中にインフルエンザが判明すると議会を欠席することになり、議長から「大鹿議員は病気療養のため欠席です」と言われ、世間に病気と宣伝される可能性があるため、我慢できるのであればドラッグストアの市販薬でしのぎ、絶対にインフルエンザの診察を受けてはいけないと言われた政治関係者がありました。
 
 私は議員ですが、ボランティアとは言え高齢者や病人を車で病院まで移送しており、インフルエンザに罹患したまま同行することは、同行者の生命の危機に至る可能性もあり、第三者に感染させないためには、一部とはいえ仕事の責任を優先している現実を改めることも急務と思います。
 
                            本日の体重 79,3キロ
                                      7月2日の一言

僧侶がテレビで不倫も許されると発言し

 記事に登録できない文字列が含まれています。」
 
 こんなメッセージが表示され、決定ボタンを押して発信したはずの、本日の一言はあとかたも無く消えていました。 それで、日が変わってから書き直しです。
 
 昨日のテレビ番組「ビートたけしのTVタックル」では、「日本一贅沢な人生相談?」として、4人の僧侶をゲストにして「お坊さんサミット2014」が報道されましたが、僧侶の発言を聞いてびっくりとさせられました。その内容とは…
 
 最初のテーマにあげられた「不倫は許されないことか?」について、浄土宗の僧侶が発言した内容は、「三つの条件があえば許される」として、「心の支え」、「金の支え」とともに、「SEXの支え」が整っていれば許されると発言し、「本気なら良い」と説明しました。
 
 この番組には、4人の僧侶がゲストとして出演し、このテーマに対して、真言宗の僧侶は「倫に不ず(非ず)」と発言し、曹洞宗の僧侶は「不邪淫戒」と答え、ともに許されないと発言しましたが、浄土宗は前記した内容で、浄土真宗の尼僧は「業縁」として「多少は良い」と発言しました。
 
 我家の宗派は浄土宗ですが、同じ愛知県の浄土宗の僧侶が、生々しい単語を用いて、条件付とは言え「不倫が本気なら良い」とテレビで発言したことは驚きで、浄土宗の本山や、我家の旦那寺の住職も同じ考えならば浄土宗とはお付き合いができません。
 
 こんな発言が、浄土宗の僧侶の口から発せられたことは驚きで、他力本願の浄土宗では我々を導くことは不可能で、何を発言しても自由になった社会とは言え、宗教界にとっても信頼を失うような発言と思ったのは私だけでなく、ネット上でも批判する発信が存在します。 
 
ビートたけしのTVタックル
ゲスト
増田俊康(真言宗豊山派円東寺住職)
大童法慧(曹洞宗大本山總持寺監院寮主事)
川村妙慶(浄土真宗 真宗大谷派僧侶)
廣中邦充(浄土宗西居院住職) 
 
  「記事に登録できない文字列」の記載は、前記した文言であるかどうかは定かではなく、うかつに記して発信すると書き込んだ記事が消えてしまうことから、恐る恐るの書き込みとなりますが、私の信心する真言宗では前記した僧侶の発言のように「不倫」は許される行為ではありません。
 
 真言宗では、即身成仏が教義の中心となり、生きている人間がそのままで究極の悟りを開き、仏様になることを目標に、仏と自分とが一体になった状態こそが即身成仏で、そのためには真言行者は身と口と心の修行である三密行(さんみつぎょう)を実践し、日常的には十善戒(じゅうぜんかい)という正しい生活の基本を実践することが求められます。
 
十善戒 高野山金剛峯寺のHP参照
 
 その十善戒の中に、不邪淫として「不倫をしない」ことが記されており、真言宗だけでなく曹洞宗の僧侶も「不邪淫戒」として戒めた発言をしていることから、条件つきとは言え、不倫を認める浄土宗僧侶の発言や、「多少は良い」と発言した浄土真宗尼僧の発言の真意が判りません。
 
 「お寺は生きている時に行く所で、死んでから行くのはお墓」との一言について、過去に名言として感心した記憶があるものの、不倫を認めるような僧侶のもとを訪れて相談する気にもなりませんが、他力本願で葬式仏教と言われる浄土宗の限界をみせられたように思います。
 
イメージ 1 さて、冒頭に記した消えた画面により、何度も書き直して2時間が経過しましたが、登録できない文字列はネット上の問題と思われ、記した単語ではないと思われますが、何度も受け付けない画面を見つめ、視力も限界となってきました。
 
 右に記したのはJRの「青春18きっぷ」で、今年定年退職した知人が本日購入してきた切符で、知人は明日に名古屋から豊橋経由で天竜峡を訪れるとの話で、そのまま北上して塩尻から中央本線で名古屋に帰るとの話です。
 
 「もしかして、行きたいですか?」
 「いや、いや」と、甘い誘いには乗れませんが、健康であれば大学時代のような旅程も可能になっているものの、完全無職になったときに健康でなければ何処にも行けないため、健康維持がこれからの人生の課題となってきます。
 
 「えっ、まさか」と、毎日の日課としている体重測定の数値を見た瞬間の話となりますが、78,9の数字にびっくりとしたものの、最後には79,0を示していました。
 
                            本日の体重 79,0キロ
                                     7月1日の一言
追伸
登録できない文字列については、他のホームページからコピーした文字が原因で、不邪淫やSEXなどの単語の問題ではなかったようです。8年前にヤフーブログをはじめて初の体験で、単語の削除や書き直しに試行錯誤し、原因は判らないまま2時間も要してしまいました。
ただし、この2時間の経過が、体重を78,7キロに下げました。
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