大鹿一八「本日の一言」

平成16年2月から令和1年7月末までの「本日の一言」です。ヤフーブログ閉鎖により、ライブドアへ過去の記録として引っ越しました。

2014年08月

犬は働き者と実感する一日に

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 本日、一宮市の知人と待ち合わせたジョイフル萩原店に置いてあったマスコットの人形「ジョイ」です。
 私の勘違いで、ジョイフルにはソフトバンクのネット情報が無料で利用できることを示すため、ソフトバンクのマスコット人形が置いてあると思っていましたが、この人形はジョイフルのマスコット「ジョイ(写真右下)」で、ソフトバンクの犬(左下)とは無関係と知りました。
 
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ジョイフル http://www.joyfull.co.jp/
 
 
 2日前に「犬が家族となった現代社会の中で」と記していますが、確かにソフトバンクのイメージキャラクター「カイ」君は、テレビの中でも白戸家の「お父さん」役となっており、今では知らない人がいないほど浸透しているものと思うとともに、ペットが人間以上の働きをしていることが実感させられます。
 
 実は、知人とジョイフルで待ち合わせた時に、この犬の存在から無線ランがあるものと勘違いして、本日はノートパソコンを持参していましたが、私以外にも同じような勘違いをした人がないとは思えません。できれば、総ての不特定多数が利用する場所に公衆無線ランを設置してもらいたいものです。
 
 さて、埼玉県の盲導犬が人為的に背中を刺された事件は、新聞だけでなくテレビでも繰り返し放送されていますが、我家の相棒のようなペットとは違い、飼い主の視力をカバーするとともに、飼い主の身体の一部とも思われることから、盲導犬に意図的に傷を負わせた場合には、人間に対する傷害事件として対処し、同様な事件やいたずらが無くなるようにすべきと思われます。
 
                          本日の体重 78、3キロ
                                      8月31日の一言

映像で姿を確認してから電話で話し

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本日昼ごろの上高地 五千尺ホテルのライブカメラから
 
 久しぶりに晴天に恵まれた上高地をライブカメラから鑑賞し、ホームレス画伯こと渡辺さんが、河童橋の横に油絵のキャンパスを立てて描いているのを確認してから携帯電話へ発信しました。
 
 本日の上高地は晴れてはいるものの、穂高の銀嶺は雲に隠れており、画伯の情報では梓川の水の色が変わっているそうですが、今年は雲ひとつない快晴には恵まれておらず、私の訪れた2日間のうち22日はめったにない快晴だったようです。
 
 「久しぶりの晴れ間ですねぇ」
 「山は雲に隠てるけど」
 「今、渡辺さんを後ろから見ながら話しているんですよ」
 「えっ、何?、何ッ?」
 
上高地ライブカメラ http://www.gosenjaku.co.jp/livecam/
 
 添付した写真は、パソコン画面に流れる五千尺ホテルのライブカメラの映像ですが、この地に立つ知人を見ながら電話できるため、自宅に居ながらにして上高地に滞在した気分になれますが、「それなら行かなくても良いんじゃない」と家内に言われました。
 自宅に居ながらにして、行きたい目的地が見えたら最高ですね。
 
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 さて、我家には妹が名鉄に勤務しているため、名鉄電車の家族券(乗車券)が配布されており、その有効期限が8月末になっていることから、「じいちゃんと電車に乗ってこようか」と孫に話していたところ、夕暮れ間近になってから「電車はどうなったの」と孫に問われ、約束を守らないと聞き分けができないことから、家内の運転で名鉄木田駅まで走り、勝幡駅まで2区間だけですが孫と2人だけの電車体験となりました。
 
 「じいちゃんに、一人で付いて来れれば、いつでも電車に乗れるぞ」
 「うん」
 「行けるか?」
 「行けるー」
 「四国に行きたいか?」
 「うん、行きたーい」
 
 家内や娘が居ない孫と2人だけの車中で、私と2人だけで旅に出ようと言い聞かせていると、降車する勝幡駅が近づき、木田駅から回送していた家内の車が待っており、我家からは直接電車に乗れないため、電車に乗るためには車が必要になる環境でしかない現実を実感させられる乗車体験となりました。
 
 本日の体重 78、2キロ(朝食後)→78、5キロ(昼食後)→78、7キロ(夕食後)
                                   8月30日の一言

犬が家族となった現代社会の中で

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我家の相棒リマ 旅先のカバンの中から何が見えるかな?
 
 我家の相棒リマは、夜は私から2メートル離れた場所で眠り、買い物や外出時には連れていくようせがみ、旅行にいく場合はいち早く察知し、まるで子供のような存在となっており、大声を嫌う相棒の存在が、夫婦のいさかいを減らします。
 
 さて、埼玉県では盲導犬が電車内か駅で人に刺される事件が起こり、大きな傷を負っていたものの、盲導犬は訓練によってむやみに鳴かないよう飼育されていることから、痛みに耐えながらそのまま主人をサポートしており、人間でもありえないような辛抱強さに卑劣な犯人(人間)が許せない心境にさせられます。
 
盲導犬刺されけが 意図的な虐待か 我慢してほえず?
 
 一方で、犬が大嫌いな人々も存在し、我家にも相棒が事務所の留守番(事務局長)をするようになったため、絶対に入ってこなくなった知人もあり、家族と同じ感覚になっていても、犬嫌いの人々への配慮も必要かもしれません。
 
ペットも「家族」 一緒に避難、一歩前進 広島土砂災害
記事の続き…
 「おかしいな」。ベランダから山の方を見ると、雷雨のなか、波のように泥が迫ってきていた。とっさに命の危険を感じ、ランボーと家を飛び出した。
 ランボーの体重は54キロ。抱きかかえて逃げるのは難しい。ぬかるみに脚がはまって動けなくなると抱きかかえて引き上げてやり、泥だらけになりながら梅林小までたどり着いた。
 自宅近くでは多くの人が生き埋めになった。ランボーが異変に気づかなかったら、どうなっていたか。それを思うたび、「ありがとう」と愛犬に声をかける。
 梅林小では初日から、4階の「6年4組」をペットと寝泊まりできる部屋として開放した。飼い主とペットが一緒に過ごすことで、心が穏やかになるという。ペットが苦手な人やアレルギーのある人への配慮から校舎の端にある。連れ出して学校の敷地内を散歩することもできる。「動物の命も大切にしてもらえてありがたい」と女性は話す。
 梅林小の原紺(はらこん)政雄教頭によると、ペットの受け入れは区役所と相談して校長が決めた。飼い主同士でまとまって暮らしてもらうことを条件にしている。
 最近では、「廊下におしっこの跡がある」などと、他の被災者から苦情も出始めた。校内アナウンスや飼い主が集まる際に、注意を促しているという。(半田尚子)
     ◇
■ペットとの同行避難の実例
・別棟をペット専用施設にして、被災者の生活区域と分ける
・教室ごとに同行避難者と一般の避難者の生活区域を分ける
・ドーム形テントで同行避難者の生活区域を設ける
・「散歩時はリードを着ける」など避難所で飼育ルールをつくる
*環境省「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン
 
元捨て犬、救助に生きる 広島土砂災害で活躍「夢之丞」
記事の続き…
 午後7時過ぎ、土砂が流れ込んだ民家の捜索で、ハルクがほえ始めた。しきりににおいをかいだ所から女性の遺体が見つかった。
 災害救助犬は生存者の救助が本来の役目。初日の捜索を終えて撤収した。
 4年前の2010年11月、夢之丞は広島県三原市にある県動物愛護センターにいた。殺処分される順番の日だったが、処分数が多くて翌日に回された。
 PWJは各地で救助犬の活躍を目の当たりにし、その育成を考えていた。この日、救助犬候補を探しに愛護センターを訪れていたPWJのスタッフが夢之丞を見つけ、引き取った。
 生後4カ月だった夢之丞は人への警戒感が強く、救助犬向きとは言えなかった。まずは人に慣れさせ、「待て」「座れ」などの基本動作を覚えさせた。その後、人の指示に従う訓練やがれきの中を歩く練習、山中で人を捜す体験などを繰り返し積み重ねた。
 それでも、人を捜すのに大切な好奇心の持続ができず、臆病な面もあるため、現場に出る一歩手前だった。一方、ゴールデンレトリバーのハルクは競技会で好成績を収め、いつでも出動できる救助犬だった。
 佐野さんには初出動を終えた夢之丞が自信のありそうな表情になったように見える。「人に捨てられた夢之丞が人を救う。夢之丞が生きている証しです」
 
 大きな被害となった広島県の土砂流出災害の報道にも、犬と一緒に避難する小学校の避難所の事例が発信されており、ペットが屋外の留守番役から、家族の一員として認識されるようになっている現代社会が実感させられます。
 
 また、広島土砂災害の現場で、泥まみれになりながら捜索にあたった災害救助犬が殺処分寸前の捨て犬だったとの発信もあり、4年前に薬殺処分を免れた犬が人のために働く現実に世の中の移り変わりを感じさせられます。
 
 新聞にも紹介されているように、環境省は「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を発表しており、動物愛護管理法では「人間と動物が共に生きていける社会を目指し」ており、愛護動物をみだりに殺したり傷つけた場合は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処されるなどの罰則も決められています。
  
災害時におけるペットの救護対策ガイドライン
 
 さて、我家の相棒リマは、当初は3ヶ月の約束で預かっただけでしたが、私が手放せなくなったことと、飼い主の事情もあって我家の一員になり、今では私の助手席を指定席としていますが、小さな子どもが居ない殺伐とした我家では、家族をつなぐ重要な役割を担うようになっています。
 
                         本日の体重 79,0キロ
                                   8月29日の一言 

友人のボランティア体験談です

友人のボランティア体験談です
 
イメージ 1 福知山災害ボランティアは、3泊4日行ってきましたが、いろんな出会いがありました。被災された方達から直接聞いた話、全国からボランティアが来てくれるので自分もボランティアで頑張るという地元の方の話など、いろいろありますが、特に印象深かったのは、添付した写真のΤシャツにまつわる話です。
 
 今回の福知山災害ボランティアでたまたまいっしょの班になった、同じ愛知県の小牧市の方からの話です。
 
 『てきる人が、できる時に、できる事をする。』は、福島県南相馬のボランティアセンター長の言葉で、それをΤシャツにしたもので、南相馬のボランティアに参加した多くの方が着ていて、福知山でも何人も見かけました。当初、有志で、寄付金付で販売しようとして、製造先を探したものの、意外に高くなり、困っていた時に、その話を聞いた先の小牧市の方が、自分の知り合いなら安く出来ることを伝え、小牧市で製造することになったそうです。
 
 製造会社の社長自身もボランティアに参加したかったそうですが、なかなか行くことが出来ないので、Τシャツの製造を通して寄与することになったそうです。まさに先の言葉の通り、できる人が、できる時に、できる事をするを地で行なっているものです。同じ愛知県の者同士の意外な結び付きに驚かされました。
 先の小牧市の方たちは、今でも毎月一回は南相馬に行かれているそうです。私は、今回ほんのちょっと福知山に来ただけなので、本当に頭の下がる思いです。
 一旦家に帰り、少し静養してから、広島に行こうと思っています。もちろん、小牧市の方も、友人を誘って広島に行かれるそうです。
 
イメージ 2 本日は午前中に来客があり、早朝より小雨が降り続けていたため、アンケート用紙を配布する予定を諦め、来客とモーニングコーヒーに出かけようとしていると、郵便配達の単車が止まり、今月2通目となる、今年4月まで配布していたアンケート調査の返信が手元に届き、その中身に「このアンケートを把握下さいまして市制の為に頑張っていただきます様期待しております」と記されていました。
 
 こんな偶然から、「アンケート用紙を配布してから、コーヒー屋に行こうか」と、来客の知人に運転してもらって、津島市で我家から一番遠い地域に走り、小雨降る住宅街に今月増刷したアンケート用紙を配布しました。
 
 「あら、大鹿さんですね」
 「はい、そうです」
 
 初めてお会いするご婦人でしたが、私の顔と名前を認識されており、下水道の問題や防犯の話に花を咲かせることとなり、先週の日曜日に恩師から聞いた「教育と今日行く」の実践が道を拓くことを実感させられる一日ともなりました。
 
                            本日の体重 78,2キロ
                                      8月28日の一言
追伸
ボランティアの体験談を届けてくれた知人は、本日木曽川で採集してきた蜆(シジミ)を大量に持参してくれたことから、夜になってシジミを近所におすそ分けに走る一日ともなりました。

愛知県の高校教頭が盗撮で逮捕されて

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 津島駅に近い農業用水路ですが、子どもや歩行者の危険を回避するためのフェンスが張られており、住宅地での人に対する安全面では有効ですが、地域の人々が草刈りにも入れず、水田の持ち主も水田を通らないと通れません。
 
 地域の人々の要望で、危険回避のために設置された物が、快適な環境維持の弊害になっている例は多く、私の住む地域でも側溝にすべてコンクリートのフタがしてあることで、年2回実施している町内清掃の際には、清掃よりもフタを外して戻す作業に苦労しています。
 
 快適に思える生活の中にも、かつては自分たちで解決できた簡単な問題が、後継者になる若い世代が流出し、高齢者ばかりとなった地域では、行政を頼らざるを得なくなり、行政も動かないと絶望感に襲われます。
 
 「これ、何とかならないかな?」
 「これは行政の仕事ではないですよ」
 「それじゃー、どうしたら良いの?」
 「うーん、市内にはもっと大変な所がいっぱいあるし…」
 
 若い(と言っても60才ですが…)私からすれば、自分の手で簡単に出来てしまいそうな案件も多く、市役所に言わずに「私がやりましょう」と済ませた事案も多く、大変なボランティアとなっている福祉有償運送についても、動かぬ役所に頼らず自ら手を出した結末です。
 
 しかし、自分の手で、10分もかければ済んでしまうことを、わざわざ市役所に代弁して対応を求める必要はなく、助け合いの精神を発揮することが重要で、自分の身体を張ったボランティア精神を思い起こしたいと思います。
 
水着女性を盗撮した疑い 愛知県立高教頭を逮捕
 
 さて、愛知県の公立高校の教頭先生が、海水浴場で水着の女性の尻を盗撮していたとして逮捕されましたが、携帯電話やスマホで簡単に撮影できる社会になっているだけに、盗撮防止策は大きな課題にもなりそうです。
 
 それにしても恥ずかしい事件で、この先生の勤務する高校の生徒に及ぼす影響と、まじめに教育に関わる教職者の信頼を低下させた責任は重大です。
 
 実は、私も数年前に、鳴門の渦潮を鑑賞する観光船に乗っている時、カメラのレンズ前に若いカップルがおり、私を睨んでいたことがあり、びっくりしてカメラの向きを変えたことから余計に誤解を与えたことがありました。
 
 私の場合は、いまだに一眼レフカメラはフイルムを使用しており、この時もフイルムを現像すれば潔白が証明できるものの、カメラを取り上げられ、フイルムを抜かれると撮影した写真が消えてしまうことから、デジタルカメラのようにその場で撮影した映像を見せられないため、疑惑を持たれたままに弁明もできず乗船した苦い経験となりました。
 ただし、フイルムの場合は、現像を業者に依頼するため、普通の常識を持ちあわせた人には卑猥な盗撮は出来ませんが、デジタルカメラの場合は撮影した中身が判らないだけに安心ができません。
 
 最近では、高校野球の撮影についても、球場内で可愛いと思うチアガールを撮影すると問題とされるケースがあり、こんな事件が起こると、海水浴場で望遠レンズのカメラを持つことも咎められるようになりそうです。
  
                          本日の体重 78,1キロ
                                    8月27日の一言 

上高地の画伯からの電話に

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小梨平から望む穂高連峰 8月22日朝
 
 「おーい、あんたのお袋さんに会ったよ」
 「えっ、何処で?」
 「五千尺で、それでもよく判ったなぁ」
 
 本日は、私の母親が地域の人々と観光バスのツアーで上高地を訪れていましたが、天気予報は雨となっており、河童橋を映すライブカメラからも傘をさす観光客の姿が映っており、画伯のキャンパスも無かったことから、母親と遭遇することはないと思っていましたが、雨の上高地では人が居るところは限られていることを実感させられました。
 
 さて、過去に何度も上高地のライブカメラを見ているものの、河童橋の近くで画伯のキャンパスや本人の姿を見た経験がなく、今にして思えば、カメラで本人を確認してから電話をかければ、より上高地が身近に感じられそうです。
 
上高地五千尺ライブカメラ http://www.gosenjaku.co.jp/livecam/
白樺荘ライブカメラ http://www.shirakabaso.com/camera/
西糸屋山荘ライブカメラ http://www.nishiitoya.com/ns-04/ns-04.html
 
 毎年の夏休みとして上高地に出向いていますが、今年は2日間しか行けなかったものの、その前後の天候は雨の日が続いており、本日訪れた母親らの団体についても最悪の一日となったようです。
 
 本日は9月議会の議会運営委員会が開催され、9月1日の本会議開会から、25日まで議会日程が続く中で、三連休と飛び石連休も存在することから、上高地はもちろんですが、しばらく遠ざかっている四国遍路も可能かと思いをめぐらせてみました。
 
 もっとも、この中には、歩き遍路友の会の総会や、公共交通勉強会などと、ボランティアで出動する日程も決まっており、新たに印刷したアンケート用紙の配布や、招待されているイベント参加などを考えると、師走なみの一ヶ月ともなりそうです。
 
 一方で、3ヵ月前には実現させる予定であった、車イスのまま乗車できる福祉車両の導入についても、運輸局から書類を持ち帰ったままとなっており、今月中に具体的な行動に走らないと実現が危ぶまれそうです。
 
                         本日の体重 78,3キロ
                                   8月26日の一言
 

孫のために捕ってきたカニの近況が届き

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  2日前に、私の孫のため三男が捕ってきたカニですが、家に持ち帰って水槽に収まった姿がメール送信されてきました。捕まえるのは簡単ですが、人間の手でどこまで飼育できるかが重要で、5歳になった孫がカニの命を大切にしてくれることを祈っています。
 
 本日は朝から電話が続き、午前10時には保健センターに出向く約束がしてあったことから、ゆっくりと話している余裕もなかったため、「今日行きます」と2人の市民の方に安請け合いの約束をしてしまいました。
 
 電話を受けた時には昼休みまでに行けると思っていたものの、市役所に出向く予定もあり、一軒を後回しにして市役所を訪れ、約束してあった部署を廻っていると、議会事務局から連絡が入り、新たな市民の方から連絡が欲しいとの伝言があったと知らされました。
 
 午後に車のエアーバックのリコール修理の約束がしてあったため車を持ち込み、車を代えて市役所に戻り、新たに自分で作ってしまった仕事の方策を打ち合わせていると閉庁時間をむかえ、早朝に約束してあった訪問宅へ慌てて走り、車を引き取りにもどると家族の夕食は終わっていました。
 
 「今日行きます」の約束は、昨日の母校の同窓会総会において、「教育ときょういく」と題した恩師の話で、高齢となった恩師の健康法として、「今日行く」場所があることの効力が語られていたことから、電話ではなく「今日行きます」となった次第です。
 
 さて、午前中に保健センターを訪れた目的は、私個人の健康維持と成人病予防のために、管理栄養士さんが面談を約束していただいていたためで、一ヶ月前に体重を毎日測定することや、野菜の摂取などを決め、10月に行う健康診査・基本検診の結果を改善したいとの目的での面談でした。
 
 10月の健康診査の数値を改善するためには、体重減が大きな課題となり、そのためには生活習慣を改める必要は十分把握しているものの、自分自身の自制ができないため、検査までの期間限定のお約束を管理栄養士さんと決めてきました。
 
10月検査まで   期間限定お約束
 ① まんじゅう(間食)を昼間食べたら、夕食時のビールなし。ビール(アルコール)が飲みたかったらまんじゅう(間食)は食べない
 
 ② CCレモン2本摂取を1本にする
 
 ③ 夜中の間食はロールサンドやホットミルクにする
 
小さな習慣
 ① シュークリーム…もって帰る…食べない
   行きつけの珈琲店のサービス・シュークリームを検査まで食べない
 ② 今日 行く … 人に会う、電話で済ませない
 ③ 体重計測と野菜摂取は今までどおり 
 
 とにかく、10月の健康診査までは上記の決め事を守りたいとここに記した次第ですが、就寝前に「お父さん、食べてってね」と、賞味期限が切れてしまった一口ようかんを食べるよう勧めた家内の一言に、安易に口にしてしまったのでした。
 
                          本日の体重 79,6キロ
                                    8月25日の一言

母校の同窓会総会と物故者法要が終わり

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我家の裏の電線にとまるムクドリ
 
 添付した写真は、本日夜になる直前の我家前の電線に群がるムクドリの群れです。あまりにも多いためカメラを持ち出しました。
 
 本日は、午前中に私が会長を務める神守中学校の同窓会総会が開催され、私の中学時代の3クラスの担任を勤められた恩師3人と、学年主任で現在も我々の書道を指導していただいている恩師も、全員が健康で出席していただき、出来の悪い問題児であった私をいまだに心配していただける言葉に感謝する一日ともなりました。
 
 私が中学時代や高校時代に非行に走ったり落第した経歴を知りながら、あえて同窓会会長の要職に推挙していただいた先輩役員や、前任会長の恩だけでなく、恩師の先生方にも、平成9年の会長就任からまさか現在までの長期にわたってお付き合いいただくとは思ってもいませんでした。
 
 神守中学校の同窓会では、総会後に場所を近くのお寺に移して物故者法要を営んでおり、前住職(故人)は母校で長く教鞭を執られており、現住職も卒業生であるとともに、前住職と錯覚するような法話に、伝統行事を守り続けることの責任も実感させられました。
 
 さて、本日は昨日に引き続き津島市議会の議会報告会が開催されたため、昼食会場に恩師や会員を残したままの退出となりましたが、議会報告会の参加者は少なかったものの、校区内の会場だったことから、議員の立場ではなく同窓会の延長のような市民側の感覚で司会進行していたように思われます。それはさておき、忙しい(上高地行きも含めて)一週間が終わりました。
 
友人から届いたボランティア(福知山市)の体験記です。 
 
 福知山ボランティア 8月22日
 
イメージ 2イメージ 3福知山でも、特に被害の大きかった福知山城の横を流れる法川の近くの様子です。家の片付けをしている人に聞くと、法川が氾濫して床上150センチ程まで水がきたそうです。道路には濡れた畳や家具などがまだ山積みになっています。パチンコ屋も浸水して休業です。本日22日は急な雷雨でボランティア活動は中止になりましたが明日からまた再開です。3日間程居よう思ってます。
 
 福知山 8月24日
イメージ 4イメージ 5福知山のボランティアは、本日は床上浸水した民家の床下に堆積した泥を掻き出す作業でした。写真は暗くて分かりづらいですが、高さ40センチ程しかない床下にもぐって泥をとっているところです。東京や同じ愛知、奈良、大阪、など全国から来ている人と八人で班を構成して作業しました。這いつくばっての作業でしたので泥だらけになりました。1日で作業が完了しなかったので、明日以降も継続の必要をボランティアセンターに報告する旨伝えましたが、家人は同じメンバーに来て欲しいとのこと。しかし、明日はどういうメンバーになるかは全く解らない旨伝えました。
 
 帰宅してホッとすると相棒の激しい鳴き声が… わざわざ一宮市から知人の訪問に疲れたとも言えず、おしゃべりを続けて散会し、雑用を処理していると時計はすでに日付をまたいでいました。
 
                        本日の体重 79,7キロ
                                 8月24日の一言

被災地に赴いた友人に頭があがらない心境に

 本日は南小学校区の南文化センターで議会報告会が開催され、担当する4人の議員とともに5人で委員会報告を行い、参加された市民の方々から出された質問に答え、我々議員にとっては耳の痛い発言もありましたが、活発な意見交換の場となりました。
 
 明日の午後には、高台寺小学校区の議会報告会が高台寺地区コミュニティセンターで開催され、私も参加するメンバーに入っていますが、午前中に母校である神守中学校の同窓会総会と物故者法要が行われ、私自身が会長を努めていることから、参加された恩師の先生方には最後までお付き合いができないことが心苦しい一日となりそうです。
 
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 本日三男が釣ってきた黒鯛です
 
 「じいちゃん、カブトムシを買って」
 「うん、判った」
 「今から連れて行って」
 「よし、よし」
 
 気軽に引き受けた買い物でしたが、カブトムシを販売しているホームセンターを訪れると、大量に販売されていたカブトムシは一匹もなく、同じ系列店にも問い合わせていただいたものの、お盆頃を最後にカブトムシは売られていないそうです。
 
 カブトムシが居ないことを孫に告げると、理解したように思われたものの、「それで、カブトムシは何処にいるの?」と諦めていない様子に、母親が名古屋市内のホームセンターに問い合わせたところ2匹居ることが判りました。
 
 「明日に伺いますので残しておいて下さい」
 「それはできません」
 「絶対に行きますから」
 「明日になって死んでいるかもしれないので…」
 
 お店の担当者の話では、売ってはいるものの、カブトムシは弱っており、何日生きているかも判らないそうで、セミと同じように夏だけの昆虫だったことも知らず、一年中入手できると思って孫に安請け合いをしてしまいました。
 
 「みたらし団子を買いにいこうか」
 「うん」
 「今日はこれで我慢だなッ」
 「カブトムシはいつなの?」
 
 娘に似たのか、私に似たのかは分かりませんが、あまりにも執念深い孫に困り、「そうだ、ゆうオジサンにカニを取ってきてもらおう」とひらめいたものの、月曜日からは保育園もあるため、三男に魚釣りに行ってカニも捕ってきてもらうように連絡して無事に帰宅することになりました。
 
 そんな展開から、本日は医療系の勉強会に参加していた三男にカニの捕獲を依頼していたため、夜になって木曽川の河口に行った三男が、カニとともに本日釣ったばかりの生きた黒鯛を持って帰宅してきました。
 
 最近の三男は我家から30分程度走った木曽川河口に釣りに訪れており、過去にも大きな黒鯛やウナギを釣ってきており、いつもは殺生をたしなめているものの、本日は孫のために家族公認の釣り行きとなりました。カニの飼育で孫に生き物を飼うことの難しさを実感して欲しいものです。
  
広島の死者49人に 土石流同時多発50カ所
 
被災の広島、ボランティア続々 泥運び「少しでも力に」
 
 「上高地はいかがでしたか?私は福知山市にボランティアに来ています。今日は雷雨で中止です。また連絡します」
 「追伸 広島市に行こうとしましたが、受け入れ体制が出来ていないそうなので福知山にしました。データ送りました」
 
 添付した文章は、青春18きっぷを使って旅行を楽しんでいる友人からのメールで、私が「夏休みが2日間になってしまった」とぼやいている時に、彼は豪雨被害のあった被災地に赴いていました。
 
 私自身は現在の福祉有償移送ボランティアで精一杯と思っていましたが、元々は防災ボランティアとして愛知県の養成講座も受けており、被災地の役に立てる可能性も考えなくなっていた現実に反省するとともに、被災地に赴いていた友人に頭が上がらない心境にさせられました。
 
                         本日の体重 80,1キロ 
                                   8月23日の一言

雲ひとつない晴天の上高地へ

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 3日前の天気予報では、上高地の天気は昨日も雨の可能性があったものの、夜空には天の川も手に届くほど星が輝き、現地から本日も午後からは雨と伝わっていましたが、朝には雲ひとつない穂高連邦が現れ、午後4時過ぎまでは心地よい天候に恵まれました。
 
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 本日の明神橋と明神岳です。
 
 小梨平…明神館池…河童橋…ビジタセンター
 
 ちなみに本日の歩いた歩数は、2万歩を余裕で超えました。
 
 
 
 
 
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 ホームレス画伯こと、千葉県旭市の渡辺さんの隣りにテントを張ったため、多くの出会いがあり、昨晩の夕食は人々が集まって盛り上がりました。
 
 左に添付した写真は、全日本山岳写真協会会員で、昭和30年代から上高地や北アルプスの写真を撮影されている内藤さんで、いただいた名刺には見事な紅葉の写真が添付されていました。
 
 上高地で初めて出会った人々が集まって会食した経験は初めてですが、私自身も昨年知り合った人々とも再会し、人との出会いを体験する上高地滞在となりました。
 さて、明神池周辺で昨日にツキノワグマが目撃されており、明日からは前線の関係で天候は悪くなっていくようです。
 
 車中からの発信のため、本日はここまでとし、後日書き記しますが、私の発信する「ホームレス画伯」は、日本だけでなくイギリスや台湾でも見られているようで、上高地の渡辺さんのテントまで国際郵便が届いている現実にもびっくりさせられる訪問ともなりました。
 
                                  8月22日の一言

上高地ホームレス画伯との一日

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 上高地の河童橋のたもとで観光客に囲まれる「ホームレス画伯」こと、千葉県旭市の渡辺さんです。
 
 上高地を描いて50年以上となる渡辺さんは、油絵を描くために一年の半分を小梨平のテント生活を続けて描いていますが、絵を描くこと以上にお気に入りとしていることが、上高地を訪れた観光客と語ることで、私も何年前かは判りませんが、会話を交わしたことで千葉県の自宅まで訪れるような関係となっています。
 
イメージ 2 自分の好きな趣味とは言え、一年の半分を上高地のテントで生活することは過酷な自然環境となり、昨年の開山式は猛吹雪に見舞われて、一日3本携帯ガスボンベを使用しても寒さに凍え、落雷や豪雨に耐え、台風は公衆トイレや、ホテルに避難するなど大変な生活となります。
 
 私が勝手に「ホームレス画伯」と命名してネットに発信して、本人もホームレスの言葉を気に入っていただいておりますが、一日のテントや入浴にかかる費用は毎日ですから大変な額となり、食材や絵の具の調達も苦労しておられ、本当にホームレスであれば続けられる趣味ではなく、自分の家業である自動車板金塗装の仕事を引き継いだ息子さんや奥さんが存在しているから続く生活でもあります。
 
 上高地に朝日がさす早朝に目覚め、健康維持のため必ず散歩に出向き、自給の朝食を済ますと大急ぎで自作のキャンパス移動器を引っ張って河童橋に行き、観光客と意気投合すると自作のプロフィールを手渡し、その上でも気に入った人には小梨平のテントに戻って油絵か水彩画を差し上げる生活の繰り返しです。
 
イメージ 3 本日も多くの人々との出会いがあるなかで、私が訪れたことから、頂き物とはいえ大きなスイカに包丁を入れ、食べきれないことから通りがかった登山者や観光客にふるまうこととなり、偶然にもドイツから訪れていた人との出会いに立ち会いました。
 
 こんな生活を続けられるのは、故郷で家業を守るご子息と家族のおかげですが、75才の身体が健康であるためで、私との関係も、私自身の健康はもちろんですが、渡辺さんの健康が一番となります。
 
 さて、本日は私が隣りにテントを張ったことで、私へのサービス精神を旺盛にされていますが、上高地の小梨平には、渡辺さんのように一年の半分を生活場所とする人はありませんが、一ヶ月とか半月単位で滞在する人が多く存在しています。
 
 「あっ、大鹿さん」
 「えっ、あっ、お久しぶり」
 
 昨年の8月に渡辺さんのテントの隣りに居られた豊中市の人と再会し、夜には一ヶ月滞在し明日に上高地を後にされる、新大阪駅の近くに住まわれるご夫婦と6人でお別れパーテーとなり大いに盛り上がりました。
 
 そういう私も、明日の夕方には愛知県に戻りますが、雨が多かった上高地にも久しぶりの晴天と、観光客の旧友会に花が咲き、健康で長生きすれば楽しい生活が待っていることと、厳しい年金生活とはいえ十分に満足できることを実感する一日ともなりました。
 
 えっ?相棒リマ?
 
 もちろん、上高地でも周りの人々に可愛がられて一緒に滞在していますよ。詳細は後日に…
                          本日の体重 79,3キロ
                                    8月21日の一言 

愛知県から上高地へ

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高山市(旧丹生川村)から平湯を目指します
 
 昨日に上高地に到着し、携帯電話からブログに発信したものの、本日になるとエラーレポートが届いており、昨日分を送信しなおすことになりました。
 
 本来は18日から上高地へ4日間滞在する予定でしたが、18日に議会日程が入ったため、18日の夜に出発して21日まで滞在する予定にしたものの、出発当日になり隣家のご主人が他界されたため、昨日(20日)の葬儀後に上高地へ出発した次第です。
 
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 午後1時50分に津島市を出発し、上高地で待っていてもらえる人々への土産を買い、途中で懐中電灯を購入して、尾西インターから東海北陸自動車道を経由して高山市に到着です。
 
 先日の局地的豪雨の爪あとが山肌に残り、道路にあふれた土砂により、片側通行の場所もあったことから、現地で多くの人々が大変な思いでおられることが実感させられます。
 
 幸いなことに、天候が安定しており、道路も順調に通行でき、午後5時10分上高地に到着です。途中でひるがの高原サービスエリアと安房トンネル前で休憩したものの、大急ぎの走行です。
 
 ありがたいことは、車を上高地バスターミナルに駐車する前から、私の荷物を運ぶため上高地の人気者「ホームレス画伯」が、リヤカーを用意して待っていてくださったことで、薄暗くなっていく上高地小梨平へもあっというまに到着し、急いで画伯のテントの隣りに我家のテントを設営しました。
 
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 雨が続いた上高地で、幸運にも天候に恵まれ、雨を心配することなく野外で夕食を楽しみ、家族は手に届きそうな星空を鑑賞するために河童橋に出かけていきました。
 
 今回の上高地は22日までの予定で、本来は22日は保健センターの管理栄養士さんと約束がしてあったものの、月曜日に順延していただいたおかげでの上高地滞在でもあります。
 
                                    8月20日分の一言

明日から雨を覚悟の上高地行きへ

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友人から届けられた九頭竜湖駅への到着証明書
 
 青春18きっぷで旅行を楽しんでいる友人が、故郷の石川県から愛知県に戻る途中で、福井県の九頭竜ダムを訪れ、九頭竜湖駅の発行する本日付の到着証明書を持って寄ってくれました。
 
 青春18きっぷは3冊目らしく、九州と北海道以外は自転車を積んで悠々自適の旅を楽しんでいますが、持ち物が限られており、服装や人目を気にする私では真似ができないものの、友人の行動を聞いていると日程や目的地を定めない旅行の魅力を感じずにはおれません。
 
 「明日の夕方には行けるけど」
 「あっ、そう、でも来ない方がいいよッ」
 「どうして?」
 「天候悪いと思うよ」
 
 上高地で7月中旬よりテント生活をおくっている千葉の渡辺画伯との会話ですが、7月より本日まで5日間程度しか晴れた日がないとの話で、今年は雨に降られ続けている様子から、画伯の隣にテントを張ってお隣りさんになる話は難しそうです。
 
 7月にたてていた予定では、昨日18日から4日間の夏休みを予定していましたが、18日に議会日程が入り、突然の隣家の訃報により、本日の通夜と明日の葬儀で3日間がダメになってしまいました。
 
 毎年夏休みは4日間の上高地を予定に入れており、このままでは10月まで訪問できないため、金曜日に約束してある管理栄養士さんとの予定を来週にしてもらい、明日の夜から金曜日まで上高地に滞在することになりました。
 
 「土曜日まで居れないの?」と、金曜日まで居れば次に土曜・日曜と続くために家族に問われましたが、土曜日は午前中に議会報告会が開催され、司会進行役となっているために、どんなことがあっても金曜日に帰ってこなくてはなりません。
 
 もっとも、上高地の渡辺画伯によれば、明日から週末にかけても雨になりそうで、テント生活を希望していることから、「来ない方が良いよ」との会話となりましたが、上高地で雨に遭遇した場合には何もできません。
 
 ただし、駐車場の車で留守番となる相棒リマ(ポメラニアン雄)にとっては、雨の場合には私が車での車中泊になることから、安心して寝られるため、晴れない方が良いのかもしれず、どちらにしても2日間だけの上高地で良かったのかもしれません。
  
「まんだらけ」万引き容疑、男を逮捕 6万4千円で売る
記事の続き…
 警視庁は、被害品が質入れされた可能性があるとみて都内にある約150店の質店などを調べ、18日、同じ型の玩具を中野区内の古物店で発見。玩具を7日夕に持ち込んだ男が、まんだらけの防犯カメラに映っていた人物に似ており、保険証を提示していたことなどから、この男が浮上した。玩具は6万4千円で買い取られた。被害品と同一だと、まんだらけは確認したという。
 この事件をめぐっては、まんだらけが警視庁に被害届を出し、モザイク処理した防犯カメラ画像を5日にホームページで公開。「返さなければ犯人の顔写真を公開する」と警告した。その対応が論議を呼ぶなか、中野署が公開中止を要請し、まんだらけが応じていた。
 まんだらけの古川益蔵社長(63)は19日、取材に対し「多くの人に関心を持ってもらい、警察も力を入れてくれて感謝しています。ただ多くの捜査員を投入するくらいなら、最初から映像を公開したほうが効率的ではないか」と話した。
 
 万引き犯とされる人物の顔写真を公開すると公表して議論になった問題で、警視庁は千葉市在住50歳の男性を本日逮捕したと報道されています。
 
 個人的には、万引き犯が趣味として観賞用に「鉄人28号」のブリキ製玩具を衝動的に盗んだと予想していたため、顔写真公開に同情する気持ちもありましたが、犯人が27万円で販売されていた玩具を6万4千円で売っていた現実から、同情する気持ちも吹っ飛び、「最初から映像を公開したほうが効率的ではないか」との店主の言葉どおり、多くの捜査員に要する経費も考えた厳罰を科して欲しいと思いました。
 
 警察には、これを前例として、車の当て逃げ犯人や自転車泥棒についても、証拠や目撃談があれば真剣な捜査を実施して欲しいものです。
 
                         本日の体重 79,8キロ 
                                               8月19日の一言 

大雨の京都で意外な発見を

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16日に京都で買い求めた雪紫と地ビール3種
 
 本日津島市議会では、午前7時に名鉄津島駅前で週末の土曜・日曜に開催される「議会報告会」の案内チラシを議員が揃って配布し、9時30分からは4班に分かれて当日発表する確認とリハーサルを行いました。
 
 何とか午前中に仕事が一段落したため、今晩から出発予定の上高地小梨平に滞在中の渡辺画伯に、必要とする生活必需品がないかを聞こうとすると、連絡する携帯電話を自宅に忘れており、慌てて自宅に車を走らせて帰ると…
 
 「今から買い物に行くから、急いで !!
 「それが…」
 「どうしたの?」
 「隣のオジサンが亡くなられたので…」
 「えっ、何時なの…」
 
 明日の夜が通夜で、明後日が葬儀との段取りに、今晩出かけて木曜日まで上高地に滞在する夏休みは急遽中止となり、金曜日の日程を取りやめて明後日の葬儀後に出発することにしました。
 
 もっとも、先週から局地的豪雨が飛騨地方を襲っており、高山市では道路が陥没したり橋が流されるなど、不安定な天候が続いており、今週末も天候は決してよいものではなく、長野県は局地的な雨が降るとの予報に優雅な夏休みとはいかず、土曜日は議会報告会が開催されることから不安定な旅立ちとなりそうです。
 
 さて、京都を訪れた16日にも局地的な豪雨に遭遇し、日中は車を降りられないような状態で、夕方に大徳寺門前の細見酒店に到着したとき初めて雨が収まっていました。
 
 添付した夏季限定の純米吟醸と、西陣特別純米酒を選び、地ビール3本を購入してお店を後にしましたが、帰宅後の紙袋を見ると、最高級の純米大吟醸しずく酒が入れてあり、途中より車中に戻って夕食場所を検索し、満足な御礼もせぬままに退散してきたことから、京都に行かれた人々に大徳寺銘酒「雪紫」を宣伝し、少しは売り上げに貢献したいと添付した次第です。
 病気闘病中となっておられたご店主の健康回復をお祈りいたします。
  
山国屋細見酒店 http://www6.ocn.ne.jp/~kitaru/
        商品一覧 http://item.rakuten.co.jp/yukimurasaki/c/0000000101/
 
イメージ 2 今回の京都は大雨のため希望どおりの行動ができませんでしたが、夕食場所の選定にもてこずり、目的地に到着すると営業が終わっていたり、お店はあっても駐車場がないなど、北区の大徳寺周辺から北山通り周辺をうろうろしていると、お客さんが並ぶラーメン店を見つけ、地元の愛知県でもラーメン店には入らないものの、思わず車を駐車場に入れていました。
 
 「なーんだ。京都まて来てラーメン?」と、家族全員のブーイングを受けましたが、店に入れないお客さんが店頭の待合室に並んでおり、「ひょっとしたら有名店?」となり、席が空くまで待って入りましたが、メニューの多さに家族も納得し、出された夕食がラーメンとは言え、家族全員が「美味い」の一言となりました。
 
ラーメン魁力屋 http://www.kairikiya.co.jp/
 
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 お店の名前は「北白川ラーメン魁力(かいりき)屋」北山店で、メニューの多さと美味しさだけでなく、お店で働く店員さんの元気があり、きびきびと働く姿にも驚かされます。
 
 初めて目にしたお店ですが、京都から大阪や三重県、関東から東北まで進出しており、持ち帰った団扇の裏には、「店長50~60万円」、「エリアマネージャー65~90万円」の社員募集の記載があり、「初任給30万円保障」とも記されています。
 
 金額だけをみればまゆつばものですが、店内での店員さんの動きを見れば納得でき、世知辛い世の中も見捨てたものではないと思わされるお店でした。京都でラーメンとは思いませんでしたが、意外なところで魅力発見です。
 
                                     8月18日の一言

京都五山送り火の鑑賞失敗談です

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 左に添付した写真は、昨年の大文字五山送り火の如意ガ岳の大文字ですが、点火されて大文字が最高に鑑賞できる頃に、賀茂大橋の真上へ車を走らせており、交差点の一番前に停車したことから、本来は停車が許されない祭り当日の道路で、警察官によって停車されられており、運転席は最高の桟敷席となりました。
  
京都送り火の車中鑑賞の極意を 昨年8月17日の一言
                  http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/47497298.html
 
 車による五山鑑賞(嵯峨野の鳥居形を除く)は、過去に地元のヤサカタクシーがジャンボタクシーで企画したものに、朝日旅行友の会として多数の人々と参加し、その後は観光バスに乗って廻ったこともありますが、ここ数年は涼しく鑑賞したいとの同行者の声で私自身の車で行なってきました。
 
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 さて、右が昨日の大文字送り火ですが、同じ場所でも目を凝らさないと見えない(肉眼でははっきり見えています)のは、完全に見頃を遅れて通過したためです。
 
 昨日の午後は、京都市内は雷鳴とともに激しい豪雨に見舞われており、夕方から天候は回復したものの、夜になっても車の走行量が極めて少なく、途中で待機して車を走らせたものの、8時10分頃に到着したかった賀茂大橋へ、点火される8時前に到着してしまうため、慌てて河原町今出川交差点を左折したのが失敗の始まりでした。
 
 京都の道路は碁盤の目のようになっており、わかりやすいことから、昨日は迂回して目的を果たそうとしましたが、祭り当日の道路規制をすっかりと忘れていたことが災いしました。
 
 交差点を左折し、賀茂川沿いに北上して交差点を左折して、再度今出川通りに戻る予定でしたが、祭り当日の交通規制で左折ができず、大回りをして今出川通りに戻った時には、車の大渋滞で賀茂大橋まで動きません。
 
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 やっと到着したときには最盛期を過ぎており、右上に添付した写真は、車の対向車のライトの反射光で大文字が見づらいものの、肉眼では大文字がはっきりと見えており、この頃でも賀茂大橋の両側は鑑賞のため訪れた人々でいっぱいです。
 
 賀茂大橋を通過して、百万遍の交差点を左折し、高野交差点を左折すると大黒天山「法」の送り火が見える高野橋に到着します。
 
 ここも点灯から随分経過しており、消えかけの送り火を右側に見ますが、運転中のため右を向いて写真を撮ることはできず、ここは車がほとんど走っておらず、そのまま素通りで走りぬけます。
 
 この車中からも「妙」や「船形」が見られる場所はありますが、運転手の私が横を見て走れぬため、同行者も何も見られないままに走りました。
 結果論で考えると、点火前の賀茂大橋を走り抜けて、左に車を寄せて「大文字」を鑑賞してから走ると最高の瞬間に高野橋を通過でき、北山通り経由で「妙」と「船形」も鑑賞できたと思われます。
 
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 それでも救いとなるのは、金閣寺の近くで鑑賞できる左大文字で、賀茂川を渡ると北大路通りの正面に見え(右の写真)、大徳寺を通り過ぎそのまま突き当たるまで直進していくと、送り火に手が届きそうな臨場感が味わえます。
 
 この頃になると車を停車できるスペースもでき、送り火を終えた関係者が山を降りる姿も歩道から眺められ、コンビニて買い物をして一息つくとあわただしい車中鑑賞も終わりです。
 
 私は平成3年に嵯峨野の鳥居形の送り火を見て以来、一年間を除いて毎年鑑賞に訪れてきましたが、最近は涼しく鑑賞したいという同行者の声に応えていたものの、来年は自分自身の好みで送り火を鑑賞したいと考えています。
 
 さて、台風11号が日本海に抜けて一週間が経過しますが、どうやらこの時より自宅の固定電話が不通になっており、故障している屋外の引き込み器を交換して、本日から連絡が取れるようになりました。 
 しかし、事務所の固定電話と、家族全員が携帯電話を持っているため、自宅の固定電話が無くとも連絡には困らないことを実感するとともに、電話だけでなく無駄になっている物の見直しも必要と思う一日になりました。
 
                                    8月17日の一言

京都・五山送り火に来ています

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 本日は京都五山送り火の鑑賞のため、午後より京都に来ています。例年だと、大原の宝泉院に走りますが、いつまでも私の勝手はいけないと思い、家族が名前を発した宇治の萬福寺にハンドルを切りました。
 
 写真は宇治の黄檗山萬福寺のハスです。
 
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 萬福寺はハスの花と、木魚の原形となった魚の板が有名で、今でも時間を知らせるために使用されているとのことです。
 
 お寺の歴史は新しく、江戸時代に中国から渡来した穏元禅師が開創したお寺で、黄檗宗の大本山で、儀式や作法は中国の明時代のままに伝承されている禅宗のお寺です。
 
 右下に添付した写真から、魚板の大きさが判ります。
 
イメージ 3 ここから大徳寺門前の山国屋細見酒店に寄り、夕食後に送り火を車で鑑賞します。今から出発です。
 
 … … …
 
 毎年16日は京都を訪れていますが、平成になって一度も送り火が中止になったことはなく、雷鳴が鳴り響く豪雨で点火が遅れたことはありますが、本日午後の激しい雨は久しぶりで、萬福寺も立派な回廊があったため参拝できましたが、本当に送り火ができるのか心配となるような天候でした。
 
 幸いなことは、この激しい雨は夕方には小雨となり、送り火の点灯する午後8時には完全に回復していました。
 
 本日の予定は、車中から涼しく4ヵ所の送り火を鑑賞するリクエストで、午後の激しい雨が、過去とは全く違う車の流れをつくり、点火前の加茂大橋周辺は渋滞もなく、このことがとんだハプニングの鑑賞となりました。
 
 顛末は、明日に…
    現在地・新名神土山サービスエリア…午後11時40分
                                 8月16日の一言 

孫が四国遍路から帰ってきて

イメージ 1 「爺ちゃん、コイがいたよ」と、四国遍路から孫が帰ってきました。今年10月に行なわれる別格二十霊場会・先達研修会の子供先達の推薦を受けるため第15番箸蔵寺を訪れていましたが、魚が好きな孫のためにと、ご住職が池の鯉を見せてくださったようです。
 
 5年前に参拝した私が、ここで護摩祈願をしたことがご縁で奇跡的にこの世に誕生した孫が、このお寺の推薦で子供先達の推薦を受けることになるのは、私が意図したこととは言え感無量の秋となりそうです。
 
※右の写真は箸蔵山ロープウェーに乗る参拝前の孫です。
 
 本日は、我家が檀家となっている浄土宗のお寺で、毎年8月15日に開かれる施餓鬼法要が行なわれましたが、毎年のこととは言え、多くの僧侶が集まって読経が行なわれることと、盆休みで行楽が話題となる中で、多くの檀家が13日に僧侶を迎えて本日寺院に集まってくることに驚かされます。
 
 さて、私の住む地域では、浄土真宗の方針なんでしょうが、葬儀の際に浄土真宗の流儀で焼香の作法を説明されることが多く、他の宗派の人までが浄土真宗の作法で参拝する姿を見かけますが、本日も浄土宗でありながら全員が浄土真宗の数珠の持ち方で参拝されていました。
 
数珠・念珠の仕立や持ち方  http://juzuya.jp/jyuzu2.php
 
 「よく似たもんだ」とか、「何でも良いんだ」と言う人もありますが、一度も教えてもらったことがないのが現実で、私自身も四国遍路を始めた時には、「形は関係ない」と、白衣も輪袈裟も、金剛杖もないままに参拝し、同行者が般若心経を唱えなくても何も言いませんでした。
 
 5年前に娘から、「子供が産めない身体」と国立病院の医師から宣言されたと連絡を受け、信じる信じないは勝手だが、お寺のご本尊にお願いに伺うのに、巡拝作法や読経を正しく行なわないで祈願が叶うはずがないと、手抜きのない身だしなみと勤行を次第どおりに行なうようになりました。
 
 箸蔵寺では、納経所の担当者の方から、「このお寺の三代前のご住職は愛知県の出身で…」とか、朱印や数珠についても説明を受けてきたようで、娘だけでなく孫までお遍路の話を嬉しそうに語る夜となりました。
 
          お箸のいけないマナー
迷い箸(まよいばし)
あれにしようか、これにしようかと箸を宙に迷わせる。
探り箸(さぐりばし)
汁物などを箸でかき混ぜて中身を探る。
涙箸(なみだばし)
箸の先から、ポタリポタリと汁を滴らせる。
渡し箸(わたしばし)
茶碗の上に、はしを渡すように置く。
横箸(よこばし)
二本の箸をそろえて、スプーンのようにすくう。
寄せ箸(よせばし)
箸を使って、自分の手元に器を引き寄せる。
くわえ箸(くわえばし)
箸を食膳の上に置かず、口に入れくわえる。
刺し箸(さしばし)
フォークのように、箸で食べ物を突き刺して食べる。
掻き箸(かきばし)
箸を使って、頭や身体をかく。
せせり箸(せせりばし)
箸をつまようじの代わりに使って、歯の間をそうじする。
叩き箸(たたきばし)
ご飯を頼むときやおかわりの時、茶碗を箸でたたいて催促する。
 
 添付したのは、箸蔵寺のホームページに添付された、食事の時にやってはいけない箸のマナーですが、お寺には願い事を祈願するだけでなく、日常生活においても相手を不愉快にしない教えが伝承されています。
 
 さて、明日は京都の五山送り火の鑑賞に出かけます。ちなみに、明日の京都の天気予報は「南西の風 後 西の風 雨 所により 夕方まで 雷を伴い 激しく降る」とあり、午後の降水確率80パーセント、夜は50パーセントとなっており、出かける前から厳しい旅程を覚悟するしかありません。
 
                                    8月15日の一言

青春18切符を利用した友人の旅行記

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友人の四国土産 阿波踊りとよさこい祭りの団扇
 
 私の友人の旅行記です。青春18切符を使って全国各地を旅をしている話を聞いたことを書きます。
 
 まず、青春18切符、について知らない方もあるかも知れないので、簡単に説明します。限られた期間(夏は7月20日から9月10日まで)に、JRの普通列車なら1日中自由に乗り降りできる切符です。5回分の綴りで11850円です。1回当たり2370円です。2370円でどれだけ乗っても自由です。
 
 その友人は、先週は、東北を4泊5日で、青森のねぶた祭り、秋田の竿燈まつり、仙台のたなばた祭り、平泉の中尊寺などを廻ってきたそうです。かかった交通費は、5日分の11850円のみだそうです。宿泊も健康サウナなどを使って安く泊まれたそうです。
 東北を代表する祭りの期間なので、宿の予約も大変ですが、サウナだと予約の必要もなく気楽に宿泊ができるそうです。ただ、数があまりなく、事前に24時間利用可能なサウナがあるかどうか、確認が必要とのこと。そんなこんなで、東北の祭りを巡る旅を、交通費・宿泊費・食費等で、2万数千円で済んだそうです。
 
 その友人が、今週は、四国を巡って、土佐のよさこい祭り、徳島の阿波踊り(本人も誰でも参加できる”にわか連”に入って踊ってきたそうです)などを2泊3日で周り、やはり青春18切符で、2万円ほどで行ってきたそうです。
 
東北の行程を、簡単に書きます。
イメージ 21日目
名古屋5時32分発、一関(岩手)21時32分着
2日目
一関早朝溌 平泉観光 青森午後着 夜 ねぶた祭り
3日目
秋田 竿燈祭りの予定 が雨で東北本線運休で、3日目も 青森ねぶた祭り
4日目
早朝青森溌 12時ごろ鶴岡(山形)着、加茂水族館(くらげで有名な水族館)鑑賞
夜 山形花笠祭り(但し、雷雨で中止、山形駅コンコースで保存会が演技)
仙台へ移動 23時仙台着 泊まり
5日目
早朝 仙台たなばた祭り鑑賞
仙台溌 宇都宮11時30分着 餃子賞味
熱海 15時ごろ着 温泉入浴
名古屋23時着
 
 特に、初日と5日目の移動は800キロを超えていても、1日の交通費は2370円だそうです。時間さえ気にしなければ、信じられない位安い金額で旅行ができるようです。
 青春18切符は8月中は販売されており、9月10日まで使用できるそうです。
 
 四国については、1日目高知県よさこい祭り、2日目徳島県阿波踊り、3日目は高松よりフェリーで神戸に渡ってから、在来線を乗り継いで本日の午後に名古屋に帰ってきたようです。うらやましい話です。
 
                                     8月14日の一言

孫たちの四国遍路珍道中です

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四国第87番長尾寺周辺を父親と歩く私の孫です 本日の夕方
 
 両親とともに四国を訪れている孫は、昨日午後に別格二十霊場第15番箸蔵寺を訪れ、今年10月に開催される先達研修会で、子供先達に推挙してもらうため、ご住職にお願いするとともに関係書類をいただいてきました。
 
 もっとも、孫は子供先達のことを「ちびっこセンダーツ」と呼んでおり、「ちびっこセンダーツって何をするの?」と聞く程度の認識ですが、お寺は嫌いではなく、今年春に善通寺で開催された四国八十八ヶ所千二百年記念大法要と、歩き遍路結願に同行して、初めての四国遍路を体験し、今回は2回目の四国遍路となります。
 
こんぴら奥の院箸蔵寺 http://www.hashikura.or.jp/
 
 箸蔵寺に推薦をお願いしたのは、5年前に名古屋の国立病院で「もう子供はできませんよ」と医師から宣言された娘のため、直後に四国遍路で願をかけて参拝し、箸蔵寺では護摩祈願を依頼しましたが、このとき私は納経帳をお寺に忘れて帰り、不思議なことは忘れた納経帳が参拝していない護摩堂に忘れてあったとの不思議な体験と、その2ヵ月後に妊娠が確認され、翌年に孫が生まれるという因縁があったからです。
 
 信じられないような体験ですが、私と一緒に同行していた人の話では、この時の私の遍路が鬼気迫るものがあったと同時に、護摩堂に忘れてあった納経帳のために2時間もかけて取りに走ったことから、その後の神がかり的な結果とあわせて、同行者にも忘れられない遍路となったようです。
 
 さて、子供先達を希望し、お寺の参拝が大好きな孫とは言え、まだ5才になったばかりの子供ですから、お寺参りだけでは我慢ができず、本日午後には香川県の恐竜が展示してある太古の森を訪れており、その近くの第87番長尾寺と86番志度寺を巡拝し、明石海峡大橋の夜景を見ながら神戸へ移動しています。
 
 
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 明日は大阪の海遊館に寄ってから名古屋に戻ってきますが、我家では娘の愛犬を預かっており、家内が犬の美容院に連れて行く予約がしてあり、我家の暴君リマと一緒となる散歩も必要となり、食事の材料も別々のため、ここにピーちゃんを含めると大変なお盆ともなりました。
 
                                    8月14日の一言

万引き犯の顔写真公開が中止されて

 
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 25万円の玩具を万引きされた古書店「まんだらけ」が、「返さなければ犯人の顔写真を公開する」と警告していた問題で、「まんだらけ」は13日、ホームページでの顔写真の公開を取りやめたことが発信されています。
 
まんだらけ、「万引き犯」の写真公開中止 警視庁が要請
 
警視庁の要請により顔写真の全面公開は中止させて頂きます
今回は予想外に多くの方たちの応援メールやお電話を頂き感謝しております。
それだけ多くの一般市民の皆様が法制度や司法・警察の現状にやりきれない思いをお持ちだということも事実として多々あるのだと思います。
しかしまんだらけの基本的な方針としては、あくまでも法令遵守を基本とした上で警察の捜査に協力する立場をとらせて頂くことと、窃盗した商品を本人の良心にもとづきあくまでも自主的に返還してほしかったことを願っておりましたが、期日である12日 (火) の夜になりますと、報道陣の方々が店舗のあるビルの入り口付近や店舗周りに集まって来られていて、とても犯人が入って来られる状況にはなかったということがありました。
実はその直前に犯人の身内 (女性です) と思わしき方より「8時 (20時) までに返せばいいのだろうか」という内容の電話があり、期待して待っていたのですが、どうも無理なようでした。
今後は証拠も十分あるので、警察の方々のお力を信じてお任せしてまいります。
重ねて今回応援して下さった多くの方々にお礼を申し上げます。
本当に有難うございました。
「万引き犯よ、返さないと顔写真公開」マンガ古書店警告
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 7日に店に来た東京都北区の会社員男性(31)は「これではリンチ。私刑と一緒。怖さを感じる」と話した。
 一方、月に2、3度は店に来るという会社員男性(32)は「警察に届けたって品は返って来ない。今後の抑止力にもなる」と支持。自らの店も万引きに悩んでいる都内の古書店長(40)も「これまでも万引き被害があったのでは。応援したい」と語った。
 警察庁によると、昨年1年間の万引き認知件数は12万6500件。そのうち検挙に至るのは約7割だ。
 日本弁護士連合会の情報問題対策委員会の吉沢宏治弁護士は「犯罪歴を公にすることになり、プライバシーや名誉を侵害しかねない。情報を警察に提供して捜査を待つのが正しい姿ではないか」と言う。
 しかし「まんだらけ」は方針を変えるつもりはない。古川益三社長は取材に「商品を返して下さることを願っております。期日までに返還無き場合は画像公開、犯人の特定という処置を行う予定です」とのコメントを出した。
 
 被害にあった被害者の立場になれば、確実に犯人と特定できるのであれば、犯人から名誉毀損で訴えられても、万引き犯人の顔写真を公開して欲しかったと思うのは、世の中では罪の意識もないままに置いてある物を持ち去ったり、老婆が丹精込めて実らせた畑の果物や野菜を容赦なく盗んでいく事件が私の周辺でも頻繁に起こっているからです。
 
 我家でも、母親が熟すのを心待ちにしていたミカンが、一晩で全部持ち去られる事件が今年起こり、最近でも周辺の野菜や花が盗まれており、スポーツジムで金品を持ち去られた三男が、犯人と思われる人物を管理者に訴えながらも、「証拠がない」と調べもせずに一文無しになり、支払いのため家内が迎えに走って帰ってきたことを思うと、徹底的に公開して欲しかったのが正直な心情です。
 
 テレビのワイドショーでは弁護士や評論家が、名誉毀損など法的基準から公開に慎重な意見を述べていましたが、25万円で販売される商品を成人と思われる万引き犯が盗んでいることから、ひき逃げや殺人犯ではないものの、公開中止は残念に思います。
 
 一方では、警察が交通事故でも物損の当て逃げや、自転車泥棒については書類を受け付けるだけで、実際には捜査もしないのが常識となっており、自分の被害は自分で守る必要に迫られており、捜査関係者や警察への警鐘を込めて、真剣な捜査が行なわれなければ公開すべきと思います。
 
 ただし、未成年者や精神が不安定な犯人も存在する可能性から、反省と更生するチャンスも奪ってしまう可能性も考えると、今回の事件を機会にして議論を高め、理不尽な思いで泣き寝入りする被害者を減らして欲しいと思います。
 
 さて、今晩のテレビ番組「世界仰天ニュース」で、昭和47年にグアム島で発見された横井庄一さんが放映され、私にとっては我家で「大鹿庄一」として小学校5年生まで生活していた血縁者ゆえに、お盆に我家の先祖を迎えて昔を偲ぶ夜にもなりました。この件については、後日に改めて記載します…
 
                            本日の体重 79,8キロ
                                      8月13日の一言
追伸
孫と3人で四国遍路中の娘夫婦と、昨日から高知の「よさこい」、本日は徳島の「阿波踊り」、明日は高松の「讃岐祭」と、四国一人旅を続ける知人の顛末も後日談へ

市民病院での懇談会に参加して

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市民病院の入院患者用昼食も試食しました。 
 
 本日は津島市議会厚生病院委員会の主催で、津島市民病院との懇談会が開催され、市民病院事務局の用意した資料と、本年6月に発表された「津島市民病院経営ビジョン」を中心にして、今後の医療制度や在宅支援について議論を深めました。
 
 65歳以上の高齢者が国民の四分の一を占め、今後も増え続けていくなかで、重度の要介護状態になっても、住み慣れた自宅や生活してきた地域で最後まで生活できる環境を維持する「地域包括ケアシステム」が考えられ、在宅医療が今後の課題にもなっています。
 
イメージ 2 津島市民病院も、「在宅医療への貢献」と「医療と介護の強化」を今後の課題としており、市民病院内にある訪問看護ステーションから、患者の家庭を訪問して看護ケアを行なっており、自宅での療養生活を支援するシステムが確立されています。
 
 そんな背景と、私たちの運営するNPO法人は、在宅で自律して生活する人々を支援するために設立され、安易に病院や施設に頼らず、自力で生活しようとする人々を病院や買い物に移送してきました。
 
 ただし、いくら在宅の支援制度は確立されていても、独居老人や、老々介護の環境下で、持病を持ったまま生活する現実は厳しく、命の限界にある重病人でも、医療保険と介護保険の狭間は大きく、いくら医師や看護士が家庭を訪問してくれても、介護認定がなければ日常生活を支援するヘルパーの料金が全額自己負担となり、健康で支援する家族の存在がなければ在宅を選択もできません。
 
 さて、世間ではお盆休みになっているものの、日ごろの怠慢が災いし、明日も市役所や愛知運輸支局に書類を持って走る一日となりまますが、孫は両親と3人で今晩四国遍路に出発していきました。
 
 孫たちの目的は、別格15番箸蔵寺に子供先達の申請書類をもらいに行くことで、今年10月の先達研修会に参加を予定しており、明日から3日間の四国遍路は、親子3人では初めての四国遍路を体験することにもなります。
 
 明日からの連絡が楽しみでもあり、台風の後遺症から心配でもあります。
                                    8月12日の一言

公務と市民の声で夜まで走り廻り

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 本日は、新たに津島市内2ヶ所で建設されていた学校給食共同調理場が完成し、神守(かもり)中学校内に完成した調理場で竣工式が行われ、日比津島市長と、加藤副議長(写真左)がテープカットした後に、参加者へ施設の内覧が行われました。
 
 現在の共同調理場が老朽化したことにより、神守中学校と暁(あかつき)中学校の2ヶ所に建設され、将来的には市内8校の小学校と、4校の中学校、市立幼稚園の給食が2ヶ所の調理場から配送されることになります。
 
 私が議員になった平成11年より、新しい共同調理場の建設のため検討委員会が設置され、我々議員も先進自治体の視察に訪れていましたが、建設場所の選定にも紆余曲折があって決まらず、市内2校の敷地内に建設されたものです。
 
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 新しい調理場はオール電化で、火を使わない施設になるだけでなく、揚げ物も蒸し物も総て全自動で調理され、関係者の滅菌のためのエアーシャワーや、アレルギーの生徒専用の調理室も完備されており、調理中でも適温に空気調整されているそうです。
 
 もっとも、本日の内覧以後に殺菌作業が行われ、我々は中に入れなくなります。
 
 内覧会が終了後に市役所より連絡が入り、市民の方々からも複数の電話があり、今週中に運輸支局に提出する福祉有償運送の書類にも不備が発覚し、メンバーの印鑑確保に走っていると時間は8時を廻っていました。
 
 さて、日ごろ怠慢ですごしたツケが蓄積しており、明日も朝から電話連絡と、市民病院、市役所の公務をこなす中で、月末の同窓会総会の連絡や、明日の夜に四国に出発する孫と娘夫婦への連絡など、うっかりとできない一日となります。
 
                         本日の体重 79,8キロ
                                   8月11日の一言

台風が日本海に抜けていったものの

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 上の写真は、2日前の我家の向日葵(ヒマワリ)ですが、昨晩から本日午前中に四国から近畿地方を通過した台風11号の影響で、横向きにできる植木鉢の花は移動させて助かったものの、庭に植えてあった大きな向日葵たちは全部横倒しになってしまいました。畑に植えてあった大型の向日葵は根元から抜けて倒れたとの話です。
 
 さて、私の住む愛知県津島市では、午後1時頃まで強い風雨が吹き荒れていましたが、午後3時頃には風も収まり、庭のセミが鳴き出しました。
 幸いにも我々の住む地域の被害は少なかったものの、台風から遠く離れた栃木県や山梨、神奈川など台風に影響された被害が全国各地で発信され、青森県では震度5弱の地震も発生するなど日本中が災害に見舞われる一週間となりました。
 
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 添付したのは、本日午後5時15分に気象庁が発表したレーダー・ナウキャストですが、中部地方から東北、北海道までの東日本は水色の雨に覆われており、わずかな油断が大変な事態を招くことから注意してもらいたいものです。
 
東海地方の交通機関に乱れ、台風の影響拡大
兵庫県内3河川が氾濫危険水位超え 9市で約3千軒停電
京都・嵐山周辺7万人に避難勧告 桂川はん濫危険水位に
熊野川が氾濫 国道の一部が冠水 和歌山・新宮
 
 実は台風が愛知県から大幅にそれていたことから、我家は雨戸も閉めないままに夜を迎えましたが、早朝に強い強風が大きな物音をたてるようになり、確認に行くと家と倉庫をつなぐトタン屋根が吹き飛びそうになっており、飛んで近所の家に迷惑をかけては大変なため、ハシゴに上ってトタンを回収しようと悪戦苦闘していると…
 
 災害後の新聞記事やテレビのニュースを見ていると、見る必要もない川の水位を確認に行って命を落とした人や、台風時に屋根に上って被害にあった人々の報道を他人事のように眺めてきました。
 
 現実には、危険であるとしても、我家のトタン屋根が吹き飛んで、近所の建物や、前の県道を通行する車に被害を与えては大変な責任問題となるため、それほど危険とも思わないままにハシゴの上でトタンを持った瞬間に、凧揚げと同じように強風に吹き飛ばされそうになり、じっと我慢して強風の収まるのを待ちました。
 
 パソコン画面から、天気防災の欄にある気象庁を検索すれば、一週間先の天気予報から、台風の進路についてもリアルタイムで閲覧できます。このことが、台風の中心気圧や進路から素人判断に陥りやすく、今回の台風については雨戸も閉めず、軒下に置いた荷物も何一つ移動してありませんでした。
 
 「非常に強い」との気象庁の発表にも、過去の体験を参考に素人判断しており、予想以上の強風と物音に驚いて家の外に出た自分の行動に、私の父親が台風前に頑丈に補強していた姿を思い出しました。
 
 3日後には、娘夫婦と孫が四国遍路に出発し、お盆直後に我家は上高地へ滞在することを決めているため、天候の回復とともに、台風の後遺症が少しでも少ないことを祈るしかありません。
 
                                    8月10日の一言

市民と口が休む暇のない議論へ

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我家の次男が設置している我家敷地内の自販機です
 
 ビートたけしさんが出演するテレビ「ニュースキャスター」で、夏休みの自由研究で親が子供の工作を手伝う逸話が花を咲かせていましたが、私が小学校6年生の時の工作は、畑の「なすび」に割り箸を半分に切った4本の足を刺しただけの「動物・象」でした。
 
 当時の恩師は故人となられていますが、この5分もかからぬ即興の工作を恩師は何と思われたか聞きたいもので、叱られたり注意された記憶もなく、今でこそ笑い話にできますが、私の工作を真似た知人も存在しました。
 
 さて、本日は久しぶりに政治に関心を持つ市民の方々と3時間にわたって議論を続け、四方八方から発せられる厳しい発言に、希望が適わない理由を述べていると、行政側のような言い訳をしている自分と、市民の要望がいかに行政とかけ離れているかも実感させられました。
 
(人口減にっぽん・中)住民なき島、公費なお
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 しかし、鹿児島市はいまでも週5日、連絡船を運航する。釣り人や市関係者のパトロールなど利用者は毎月40~70人にすぎないが、人件費や燃料代などで年間200万円を負担。電気や水道も通っており、防災無線や公民館も維持されている。
 なぜ、無人島にこうしたコストがかかるのか。鹿児島市桜島支所の宮脇卓支所長は「今後、島にだれも住まないと言い切れない以上、住民がいなくても行政が関わっていくことになる」と話す。無人になったとはいえ墓参りに訪れる元島民がいるほか、廃棄物の不法投棄や不審者、反社会的勢力が住み着かないか、監視も必要という。
 だが、納税者の視点に立てば、自治体の財政が厳しい中で無人島にいつまでお金をつぎ込むべきかという問題が残る。
 無人島になって1年。「新島」は、集落が消えてもコストは消えない自治体の実情を象徴する。鹿児島市は連絡船の運航をいつまで続けるか、決められないでいる。(安倍龍太郎)
     ◇
 人口減と超高齢化で、地域社会を支えてきた「集落」が日本各地で失われつつある。だが、集落にかけるコストは簡単には削れない。財政難の中で自治体は模索している。
 
 添付した記事は、無人になってしまった島に週5日間連絡船を運行して、年間200万円の予算を使っている鹿児島市の現実が記されていますが、本日の集まりでは津島市内に存在する三つの駅の利用について大激論になりました。
 
 津島市には市内の中心に名鉄津島駅があり、私の住む旧神守地区には名鉄青塚駅がありますが、津島市南部に位置する愛西市にはJR永和駅があり、この駅を利用する市民のアクセスが悪いだけでなく、遠回りをして愛西市側の駅に行く必要があることから、直接津島市側から駅ホームに入れるようにして欲しいとの要望です。
 
 ただし、津島市側には改札口もありませんし、ホームまで線路を渡る陸橋が必要と思われ、「実現すれば利用者が増える」と言われても、この駅まで歩いて行ける津島市民の数は限られており、車の駐車場を整備しても、この駅まで車で来る人は直接目的地まで走って行ってしまうでしょう。
 
 津島市の中心となる津島駅の利用客を増やすため、補助金を出して電車の便数を増やしたらどうかの要望についても、利用者が年々減少している現実の中では、補助金を出しても利用者が増えるとは思えず、便数を増やしても利用している人々のメリットはあまりありません。
 
 共通して言えることは、路線の存続が危惧される最悪の状態ではなく、便数の増加や駅の整備を期待する前に、たとえば津島市役所の職員は全員強制的に電車やバスの定期券を利用して通勤する位の覚悟と、具体的な利用者拡大を鉄道事業者に示さなければ民間鉄道会社は真剣に考えません。
 
 もっとも、無理をして利用しない人の利用を見込んでまで公共交通を考えるのも的外れで、バスや公共交通を利用したい高齢者や障がい者が利用しやすい仕組みを考えるのが先決で、病院に行く回数を我慢している人や、買い物ができない人々の増加を解消することが先決です。
 
 駅や電車の利便性を求める市民の声に、非現実的として反論していては、議員としての支持拡大にはなりませんが、だからと言って、あまりメリットのない補助金まで出費する要望を代弁する気持ちにはなれません。
 
 ただし、こんな議論が続く機会が重要で、理想の街づくりについての意見交換は、議員としての責任感と使命感を実感させてくれます。
 
                            本日の体重 80,1キロ
                                     8月9日の一言

台風の進路予想図を眺めながら

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 本日午後9時現在 気象庁発表の台風11号の予想図です。添付した予想図のとおりとすれば、10日の日曜日には日本海に抜けて行きそうですが、大量に降った雨による二次災害を考えると、お盆休みの遠出には注意が必要です。
 
徳島)記録的豪雨で避難勧告5万人超 
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 この雨で吉野川は、三好市の国土交通省池田観測所で3日午後2時40分、はんらん危険水位(8メートル)を超える10・24メートルに達した。増水した吉野川では、午後5時ごろ、美馬市脇町の穴吹橋付近の建設現場で作業中だった東京都青梅市の建設会社員、須藤豊さん(40)が流されて行方不明となり、美馬署や地元消防などが捜索中。
 東みよし町の堤防がない一帯では浸水が広がって道路が一時冠水。水没する田畑もあり、漂着した農業用ネットや木片などを取り除いていた重田悦子さん(62)は「ナスやスイカがほとんどダメになってしまった」。
 つるぎ町半田の岡部健二さん(65)らは、水位が上昇するとの連絡を町から受け、浸水に備えようと、川べりにある東毛田区の集会所に駆けつけて畳を特製の台の上に上げるなどした。岡部さんは「もう少し水位が上がりそうで心配です」と言い、川を見守った。
 県南部も緊迫した。阿南市のYMCA阿南国際海洋センターでは土砂崩れで県道が寸断し、同センターに宿泊していた大阪の小中学生ら74人が一時、孤立状態となった。徳島海上保安部が巡視船3隻を向かわせ、昼過ぎに岸壁から救助。けが人はいないという。
 同市椿町大瀬井では県道わきの斜面が縦15メートル、幅20メートルにわたって崩れた。現場で交通誘導をしていた近所の男性(60)は「40年以上住んでいるが、こんなに崩れるのは初めて見た」と驚いていた。
 県のまとめでは、午後4時現在、阿南市や小松島市、美波町で23棟が床上浸水、100棟以上が床下浸水。また、阿南、三好市の663世帯1561人に避難指示、徳島市など4市4町の2万4117世帯5万6793人に避難勧告が出た。
 
 私の娘夫婦が孫を連れて盆休みに四国の香川県と徳島県を訪れるため、四国の天候や豪雨被害を検索していたところ、徳島で太平洋戦争末期に、松茂町にあった旧徳島海軍航空隊の基地から飛び立った「徳島白菊特攻隊」関係の、出撃前の集合写真。機体の模型や、出撃した人の遺書、日の丸に書かれた寄せ書きなどを展示した資料展が開かれているとの記事を発見しました。
 
徳島)若者の戦争史伝えたい 徳島で特攻などの資料展
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 徳島白菊特攻隊は1945年5~6月、戦闘用に転用した作業練習機「白菊」で基地を出発。沖縄に展開していた米軍艦隊に向けて61機が出撃し、15~25歳の若者56人が海に消えた。
 今回の資料は、特攻隊員だった徳島市丈六町の元海軍中尉、田尻正人さん(91)らが提供している。田尻さんは「白菊」に乗り、鹿児島県串良町(現在の鹿屋市)まで行ったが、「戦機を逸した」という上官の命令で、出撃は直前に中止になったという。
 展示を企画した市地場産業振興協会の上杉和夫理事長(68)は「特攻隊は若い人が多く、いまの若い世代に見てもらういいきっかけ。終戦の日が、不戦への誓いと平和を祈念する日になれば」と話す。展示は17日まで、無料。
 
 太平洋戦争の敗戦から69年が経過しましたが、毎年この時期になると戦争に関連する記事が掲載されるものの、当時の惨状を直接体験した人々が減る中で、独自の推測で描かれる小説や映像が発信され、事実が曲げられることへの心配と同時に、悲惨な戦争を美化した発信に、安部首相の靖国参拝や集団自衛権の行使などとあわせて事実の確認も重要と思います。
 
 私自身は尊敬する「鶴田浩二」さんの残した言葉や、グアム島で発見された「横井庄一」さんの血縁者として、安部首相の発言や行動には相容れないものがありますが、国や親を思い自らの命を散らした旧日本兵の正確な伝承は必要と思っています。
 
イメージ 2 その一人に「小川清」元海軍少尉が存在します。小川少尉は1922年(大正11年)群馬県高崎市で生まれ、早稲田大学政経学部に入学した後、志願して横須賀第二海兵団に海軍二等水兵として入団し、海軍予備学生(14期飛行専修)となり、土浦海軍航空隊に入団している。
 
 昭和20年5月に、南西諸島沖東方122kmにおいて「ワレ突入ス」との無線の後、友軍機安則盛三中尉が搭乗)に続いてアメリカ空母バンカー・ヒルに500kg爆弾を投下後、空母に体当たり特攻して戦死されています。
 
本籍:群馬県碓氷郡八幡村藤塚434の1番地
海軍大尉 小川清 大正11年10月23日生

 小川少尉について記された資料は多く、私の書き込みで氏の尊厳を低下させたくないので、添付した書き込みを参照してもらいたいが、優秀な若者が自らの意思で、国のために命を散らしていった事実を忘れてはなりません。 
 
小川少尉の遺書
父母上様
お父さんお母さん。清も立派な特別攻撃隊員として出撃する事になりました。思へばニ十有余年の間、父母のお手の中に育つた事を考へると、感謝の念で一杯です。全く自分程幸福な生活をすごした者は外に無いと信じ、この御恩を君と父に返す覚悟です。あの悠々たる白雲の間を越えて、坦々たる気持で出撃して往きます。生と死と何れの考へも浮かびません。人は一度は死するもの、悠久の大義に生きる光栄の日は今を残してありません。父母上様もこの私の為に喜んで下さい。殊に母上様には御健康に注意なされお暮し下さる様、なほ又、皆々様の御繁栄を祈ります。清は靖國神社に居ると共に、何時も何時も父母上様の周囲で幸福を祈りつつ暮してをります。清は微笑んで往きます。出撃の日も、そして永遠に。
                                   8月8日の一言 

全国各地より事故の報が発信され…

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 次男の植えた向日葵(ヒマワリ)が我家の庭の主役になり、いっせいに花を咲かせ始めましたが、天候が不順のためか太陽の光を求めて、それぞれの花がそれぞれの方向を向いて花を咲かせています。
 できることなら、太平洋上の台風11号が通過した後の来週も、花を咲かせ続けて欲しいものです。
 
名古屋や岐阜で局地的に豪雨 ナゴヤドームは一時停電
 
 台風はいまだに太平洋上にあるものの、東北地方でも昨日から豪雨が続き、冠水している様子がテレビ画面で映しだされており、私の住む愛知県でも昨日には局地的な雨が降っており、春日井市では1万5817世帯に避難勧告が発令され、名古屋市でも北区の約1万5400世帯に避難準備情報を一時発令したと報道され、プロ野球開催中のナゴヤドームも停電したと発信されています。
 
 過去のこの一言にも記したことがありますが、幸運なことに私の住む津島市については、海抜ゼロメートル地帯にありながら、県内各地で台風やゲリラ豪雨による水害が起こりながらも実害を免れており、昨日にも一瞬の雨はあったものの、本日の庭には水を撒く必要があるほど乾ききっています。
 
落雷の生徒死亡で部活動休止 落雷対策を優先 愛知
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 安藤さんは、野球部では投手で、明るいムードメーカーだった。加藤方郁部長(51)は「非常に気が利く生徒。他人の嫌がることは何でもやる」と話す。
 野球は小学校から地元のスポーツ少年団に所属し、中学、高校と一貫して打ち込んでいた。「野球にめっちゃ真剣なやつ」。中学の同級生、千田翔也さん(16)はそう語る。中学の頃から遊びに誘っても「野球がある」と部活動を絶対に休まなかった。
 高校では練習も増え、なかなか一緒に遊べなかったが、少しでも時間があれば、翌朝が早くても駆けつけてくれた。「野球が一番だけど、俺たちのことも大切に考えてくれていた」
 6日夜、意識不明状態の安藤さんを病院に見舞った。「この前も『夏休みだし、花火をしたり、どこか泊まりに行ったりしよう』と話していた。出来なくなるなんて……。何て言ったらいいのか分からない」と絞り出すように言った。
 
 昨日の愛知県扶桑町では、高校野球の試合中に投手が雷に打たれて死亡する事故が起こっており、雨で中断していたものの、再開された青空のグランドに突然落雷があったことから、これまでの常識にはとらわれない安全対策が求められ、我々も安易な外出には注意が必要と再認識が必要です。
 
催事中の枝落下 業務上過失致死容疑で書類送検 岐阜
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 女児は両親ら家族4人で12年11月18日、大垣市かみいしづ緑の村公園で開かれた間伐の方法などを学ぶイベントに参加した。枝の伐採中、ほかの杉の木の枝(長さ約3・4メートル、太さ約5センチ、重さ約5・35キロ)が高さ約23メートルから落下。女児の頭に枝が直撃し、8日後に死亡した。
 イベント直前、現場付近は最大で風速11・8メートルの風が吹いていた。前事務局長らは周囲に木の枝が多数落ちているのを事前に確認していたという。
 
 さて、2年前の事故ですが、岐阜県大垣市(旧上石津町)の「かみいしづ緑の村公園」で開かれた間伐の方法などを学ぶイベントに参加した女児に、伐採した木とは別の木の枝が頭部を直撃して死亡した事故で、岐阜県警は公園を管理する公社の理事長(70)と前事務局長(41)を業務上過失致死容疑で書類送検したと報道されています。
 
 枝の伐採体験と言うことから、ヘルメットを着用させなかったなどの不備があったことは確かですが、善意で企画される自然体験は各地で行われており、同様な事故に主催者や施設管理者が書類送検される可能性を考えると、善意のボランティアや社会貢献したい人々の足もすくみます。
 
 我々の主導する福祉有償ボランティア移送についても、元々が歩行困難な要介護者や障がい者が対象となっており、損害保険はかけてあるものの、介助者不在のままに送迎すること自体に危険は伴い、運転者の責任は免れないものの、責任のとり方によっては誰もサービスの提供はできなくなります。
 
 過去の話となりますが、不登校や引きこもりの青少年を、四国遍路や上高地に誘って家や部屋から外出させようとの話を提案したことがありましたが、仮に参加者があったとしても、遍路中や上高地の散策中に行方不明になったり、事故でもあった場合の責任を議論していくと、理想とは思っても机上の議論になっただけで、引率する志願者もなく実現には至りませんでした。
 
 添付した落雷による死亡事故や、イベント主催者の書類送検などの記事を読み、何も考えずに善意でボランティアへ参加している人々についても、ボランティア保険や傷害保険を完備して、万が一の事故責任を軽減させないとボランティアが枯渇してしまうような気持ちにさせられる一日となりました。
 
                           本日の体重 80,0キロ
                                     8月7日の一言

かつての交流の場が解体される現場に遭遇し

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 偶然ではありますが、昨年2月に閉店された津島市西愛宕町の茜屋の建物を壊しかける現場を通りかかり、思わず駐車場に車を停めましたが、津島市のアマチュア芸術家の発表の場になっていた場所が消えていきます。
 
 茜屋は画廊喫茶として、一週間ごとに作者が代わって絵画や書道展が開催され、私の所属する神守丈友会も書道展の会場とし、私自身も「上高地」を主題とした写真展を二度ほど開催し、三度目を予定したまま閉店となりました。
 
 四十年間にわたり多くの作者が発表の場としてきましたが、多くの先輩方が鬼籍に入られており、建物の所有者の都合ではありましたが、店主も年齢を重ねて閉店に至り、それに代わる施設が存在しないため、絵画や書、写真などを趣味にする者の発表の場もないままになっていることが寂しく、本日の解体の現場に遭遇し、ここで知り合った落語家の浪漫亭砂九さんや、ピアニストの佐藤由美さんらの輝かしい発表の場が改めて脳裏に浮かびました。
 
08/04 13:45
今、青森ねぶた祭り、秋田竿燈祭りに行くため、
               東北本線宇都宮界わい通過中です。
 
08/06 18:52
昨日ねぶた祭で、今日は秋田竿燈祭の予定でしたが、
            雨で奥羽線がストップしたので、今日も青森でねぶた見ます。
 
 さて、昨日の一言に台風や不安定な天気について記しましたが、青春18きっぷで東北を訪れている知人も大変な道中になっているようで、野宿を基本に行動しているため、この天候不順は多くのバックパッカーに堪えていると思われます。
 
 本日は朝から福祉有償運送のボランティアで、会員さんを名古屋の病院に移送しましたが、名古屋の専門病院でしか治療ができない人々にとっては、病院の治療費以上に高額なタクシー料金が必要になり、我慢して近くの病院に通院して命を削っている人々の存在も考えると複雑な気持ちにさせられます。
 
 高額なタクシー料金と記しましたが、障がい者手帳を持った人々や、難病患者の人々はバスや電車が利用できないためタクシーを利用しており、「障がい者のくせにタクシーを使いやがって」と発言する健常者の声や、タクシー運転手の「上から目線」の応対に我慢している場合が多く、その心理はあまり理解されていないようです。
 
 「大鹿さんがいることで助かった」と、帰宅する車中で聞いた会員さんの一言に、議員には代わりがあっても、ボランティアの代わりがいない現実から、私の後を託せるボランティアを早急に育てる必要性を実感させられました。
 
 さて、本年1月から4月にかけて市内に配布したアンケート用紙は1万五千枚で、残された五千世帯分のアンケート用紙が事務所に届きましたが、一年で一番暑い真夏の配布になるだけに、協力者に無理強いはできず、減量のための試練として配布を始めたいと思います。
 
                           本日の体重 79,9キロ
                                     8月6日の一言

せっかくの盆休みが苦痛の一週間との予報に

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 添付したのは、本日午後6時の天気図ですが、台風11号の東側の太平洋上に高気圧が存在し、日本列島の北側に低気圧の前線が横たわり、北方のロシア方面からも高気圧がせり出しており、台風は高気圧の間を通過するか、高気圧の勢力が強ければ直進するかと、素人ながら今後一週間の天候が気になります。
 
お盆休み前半は台風、後半はゲリラ豪雨に注意 気象会社
 
 気象情報会社ウェザーニューズは、今週から来週のお盆にかけての前半は台風に遭遇し、後半はゲリラ豪雨に注意が必要と発表したことが報じられており、現在被害が拡大している四国地方だけでなく、日本全体に大雨が予測され、後半は北日本でもゲリラ豪雨が発生しやすくなると発信されています。
 
 来週の12日から3日間に、孫を連れた娘夫婦が四国に行く予定で、宿も予約しているものの、これからの台風の進路や、雨の量によっては行き先が山道のため、思った行動がとれるか不安材料ともなります。
 
 一方で、毎年訪れている上高地についても、昨年は盆過ぎの4日間すべてが雨にたたられ、9月の三連休に訪れた際には台風が東海地方を直撃し、上高地を離れたものの、各地の道路が通行止めになっていた記憶がよみがえり、観光地と自然災害は隣り合わせだけに夏に生活をかける人々にも大きな打撃となりそうです。
  
自民、仲井真氏支援へ 沖縄知事選、別候補模索から一転
自民、福島知事選で相乗り模索 原発の争点化回避狙う
 
 自民党が、沖縄県知事選で仲井真現知事の立候補を支援するとの発信がありましたが、県外移設を公約としていた現知事が自民党と結託して県内移設に舵を切っていただけに、別の候補者を模索すること自体が不条理で、県内移設に反対する県民と対決して民意を問う形になりました。
 
 一方で福島県知事選挙では、自民党は与野党が相乗りできる候補者を擁立していく方針を検討していると報じられていますが、国民の多くが反対する原発の再稼動を推進する自民党が、原発政策の争点化を避けたいという思惑があるとすれば、虫の良い話としか思えず、原発の被害に泣かされたままの福島県民には、是非とも選挙で国の原発政索の是非を決めてもらいたいと願います。
 
 偶然にも国の方針の是非が問える選挙だけに、大きな反対を無視して基地の県内移設を決めた沖縄と、大がかりな反対運動を無視した原発再稼動について、自民党の争点外しを許さないことに期待したいと思います。
 
                       本日の体重 79,9キロ
                                 8月5日の一言

相棒リマと愛雀ピーちゃんとの一日に

イメージ 1
 家族のスマートホンで撮影してもらった我家の相棒リマですが、夏用にカットされているため、行く先々で「可愛いー」とは言われるものの、「柴犬ですか?」とか、「子供ですか?」と問われて、「ポメラニアン」とか「大人(犬)です」と答え、「触っていいですか?」と問われると、相手の顔を見てから「ダメです」と「良いですよ」を使い分けしています。
 
 我家では暴君と化して、来客があると帰られるまで吼え続けており、留守番役としても、私の事務局長としても役目を果たしていますが、車で外出した旅先や散歩中には吼えませんし、おとなしくしているものの、家族以外の人に触られるのは好きではありません。
 
 そして、女性に撫でられるのは基本的に大丈夫ですが、少女や若い女性は間違いがないものの、風体が男性的な女性や、言葉遣いが乱暴だと嫌がり、男性については全く受け付けず、小さいと思って安心して乱暴に触ると怒り、機嫌が悪いと噛み付こうとするため注意が必要です。
 
 基本的に、家内に私が同行して出かける場合は車に同行させており、四国や上高地など家族で旅行する場合も一緒で、かつては車中に置いていかれる際に鳴いていましたが、最近は買い物や食事、珈琲屋さんでもおとなしく待っており、家に置いてくるよりは私の助手席で一緒に出向くことを気に入っているようです。
 
イメージ 2 さて、最近の我家では、相棒が主役であることには変わりがありませんが、私にとっては朝から大きな鳴き声で呼ぶ「ピーちゃん」が存在し、慌てて挨拶がわりのミルワームを持って走り、寂しがりやのため鳥かごの横のテレビを点けてやります。
 
 5月3日に保護して明日で3ヶ月が経過しますが、私の影響で深夜族になっているもののきわめて元気で、私の声がするか姿を確認すると呼ぶようになりました。
 
 深夜族のスズメとは言え、眠くなると勝手に寝ますし、日中に鳥かごに手を入れていると、私の手の平の中で眠ってそのまま30分でも寝たままとなり、こんな姿を写真に収めたいとカメラを近づけると察知して暴れますから、3ヶ月記念の写真も撮れそうもありません。
 
 幸いなことは相棒リマを怖がっていないことで、保護した直後のカゴの中を相棒がしきりに見ていたことが幸いして、私と同じように家族として認識したのでしょうが、しばらくすれば鳥かごから出して相棒の頭に乗せられるかもしれません。
 
 本日は、午前中は突然依頼のあったボランティアに走り、午後は来客の相手で一日が経過し、夜は娘が孫を連れて帰ってきたため家族団らんの一日となりましたが、深夜になってこの一言を書き込んでいると電話が入り、気がつくと午前0時を廻ってしまっていました。明日は自由な一日となりますが、来週から手帳の空白は無くなっており、このまま四国遍路に行けないままに夏が経過しそうな気配となりました。
 
                          本日の体重 79,3キロ
                                    8月2日の一言

長野から赤字バス路線の存続問題が発信されて

 本日の新聞報道に、「北信地域で路線バス事業を展開する長電バス(本社・長野市)が、赤字の続く8路線について、運行の見直し方針を打ち出した」との記事があり、長野県内では中山間地域を中心に、さらに路線の廃止がすすむ可能性が高いと報じられています。
 
 便利な世の中になり、24時間営業のコンビニが当たり前となっている中で、かつて飛騨側から野麦峠を歩いて超えた「女工哀史」の舞台になった長野県からの話題に、高齢者や移動する手段を持たない人々には、いまだに同じような問題が残されていたことを実感させられました。
 
長野)赤字続く路線バス、存続の岐路
記事の続き…
 集会で現状説明の後、77歳の男性が手を挙げた。「病院に車で通っているが、目が悪くなり、次の免許更新が心配だ。バスがなくなると、片道5千円かけてタクシーで通うことになる」。バスは現在二つの総合病院を経由しており、バス利用者への影響は計り知れないが、存続への具体案は出なかった。
 温泉利用者からも存続を訴える声が上がる。
 JR長野駅近くに住む田中けさみさん(80)は、保科温泉に通って二十数年。朝9時台の路線バスに1時間揺られて温泉につかり、いこいの家で顔なじみとくつろぐ。「バスがなくなって温泉に行けないと、家に引きこもってしまいそう」と話し、市の支援による存続を期待する。
 自治協が6月下旬に市の支所で開いた住民集会で、会社側の説明はシビアだった。市は病院を経由するバス路線に限り赤字額の半分を補助していたが、乗客数の減少で市の基準を満たせなくなり、今年度の補助はない。長電バス側は、今年度の赤字が840万円になるとの資料を示し、湯本卓邦社長は「路線維持は極めて厳しい」と言い切った。
 長電バスはこのほか、長野市や須坂市、中野市、山ノ内町などの北信7路線の維持にも難色を示す。7路線は保科温泉線と違い、複数の自治体をまたぐため国と県の赤字補塡(ほてん)があるが、バスに平均5人以上乗っていることが条件。満たない場合は補助金が削られ会社負担となるため、長電バスは5人以上になるよう減便や路線統合を検討、満たない場合は赤字補塡(ほてん)を沿線自治体に求めている。検討中の長野市以外の自治体は、応じる意向を示している。
■予約制乗り合い方式に切り替えも
 赤字路線を廃止し、予約制の乗り合い方式「デマンド型」に切り替える自治体も増えている。
 駒ケ根市が昨年4月から運行を始めた「こまタク」は、利用者から事前に予約を受け付けて停留所と自宅を結ぶデマンド型乗り合いタクシーで、運賃は片道400円。運行日は地区によって違い、月~金曜の週2~3日。往路は利用者の自宅を午前8時台と10時台に出発する2便、復路は医療機関や商業施設、公的機関などの停留所を正午と午後2時に出る2便がある。
 前日までに予約してもらい、タクシー会社が市の委託で対応する。
 昨年5月末まで、市地域公共交通協議会が約10年間、「こまちゃんバス」を委託運行していたが、利用者減で廃止。代わりの公共交通として導入された。タクシーは4人定員のセダン型と、最大9人が乗れるワンボックス型があり、予約人数によって変える。
 29日午後、JR駒ケ根駅近くのスーパーから「こまタク」に乗った女性(83)は「医者に通う時や買い物をする時など10回くらい利用した。荷物を抱えた時は助かっている」と話す。
 こまタクの利用者は昨年4月の41人から、今年4月は439人と増加。事前登録が必要で、その数も昨年4月の855人から今年4月は1169人に増えた。
 市の負担額は大幅に減った。バスの場合、約12万4千人が利用した2006年度に市は4295万円を負担。12年度は利用者が約5万8千人に減った一方、負担額は6357万円と2千万円以上増えた。それが、こまタクがスタートした13年度、市が負担した額は2270万円に減ったのだ。
 こまタクの事務局、市企画振興課は「1年目はほぼ順調」と話す。ただ、「事前予約制や片道2便は不便」「停留所が少ない」などの理由でバスを望む声も根強い。
 「利用者がいない時間帯もあり、運行時間の調整など改善が必要。不便との声にもこたえたい」とし、半年ごとに運行日や停留所を増やすなどの対応もしてきた。根本的な見直しは来年度まで3年間の運行実績を見て検討するという。
 こまタクを商機到来と受け止める動きも出てきた。
 6月12日、JR駒ケ根駅前の商店街の一角に待合所「コトブキハウス」ができた。空き店舗を活用し、広小路商店街振興組合が開設。講話や演芸などの催しを開く。商店街の買い物客には、金額に応じてこまタクの無料利用券を配る。
 ハウスの運営をするのは商店街の役員で和菓子店経営の浦野利彰さん(55)。「ショッピングセンターと違い、商店街では利用者の居場所が無いから、こまタクを待つ間に過ごしてもらう場所をつくりたかった。商店街の経済効果にもつながってくれれば」と話す。(高木潔、関根光夫)
■ドル箱路線で補完の方程式、崩壊
 路線バスが安泰な地域は、県内ではもはやゼロと言っていいのが現状だ。
 アルピコ交通(本社・松本市)は87路線中、6割超の56路線が赤字。上田バス(同・上田市)の舟見哲也常務も「全路線が赤字です」と明言する。
 東信地域の千曲バス(同・佐久市)。19路線のうち11路線は廃止された後に地元自治体の赤字補塡で運行されている「廃止代替バス」だ。残る路線も国と県の補助金を受けており、「黒字の路線バスはないのが現状」(同社営業部)。
 バス会社は長く、国による免許制で「地域独占・寡占」を享受してきた。どのバス会社も、高速バスを含め「ドル箱路線」を持ち、この利益で過疎化などで赤字が拡大する路線をカバーする「内部補助経営」を続けてきた。県交通政策課の堀田文雄課長は「免許制で利益が確保できることを条件に、『だから赤字路線も維持してくださいね』という行政との暗黙の了解があった」と話す。
 潮目が変わったのは、2002年の道路運送法改正でバス事業が免許制から許可制になって以降だ。新規参入が相次ぎ、高速バスでは値引き競争が起きた。たとえば長電バスの長野―東京間は2600~3600円だが、新規参入の「高速乗り合いバス」だと2千円を切るものもある。
 アルピコ交通の鈴木立彦・取締役バス事業本部長は「不採算路線に行政が補助金を出して維持するというビジネスモデルは、限界ではないか。収支とんとんでは、車両や施設の更新すらままならない」と話す。
     ◇
 〈信州大工学部・高木直樹教授(環境工学)の話〉 乗客が減って赤字になり、本数が減ってさらに使いにくくなったバスを税金で維持しているのが今の路線バスだ。車のない高校生と高齢者だけが乗るのではなく、車を持つ地域住民もバスに乗る仕組みが必要であり、さらなる税金投入は問題の解決にならない。
 例えばだが、片道700円の保科温泉線で、半年もしくは1年有効の1枚5千円分の定期券を車通勤者に買ってもらう。仕事帰りに飲酒したら、それを使ってバスで帰宅し、翌朝もバスで出勤してもらう。3往復半で定期代の元はとれる。ドイツなどで実際に導入されている仕組みだ。
 最終的には長野市内全域や周辺市町も含め、公共交通乗り放題の定期券を発行する。ドイツではマイカーの移動が減り、渋滞や屋外駐車の解消といった様々な効果が生まれている。
 
 誰もが行きたい場所に行きたいときに行ける「移動権」があるものの、いくら高額な料金を払おうとも人里離れた過疎地にまで来てくれるタクシーすら存在しない現実に、観光地としてイメージの高い長野県でも、生活する人々には日常生活の苦痛と、民間企業の限界のなかで地方自治体の対応が問われていくと思われます。
 
 私の住む愛知県でも、車社会の中で公共交通のバス路線の廃止や、便数削減が問題となり、ほとんどの自治体が各自のコミュニティバスを運営していますが、投入する税金を考えると、利用できる運営とともに、マイカー移動よりも有利な制度を考えて利用者の拡大を考えないといずれ破綻するか、自治体の大きなお荷物に発展する可能性がきわめて高いと思われます。
 
 「○日に予約したいんだけど」
 「はい、判りました」
 「名古屋の○○病院まで行きたいんだけど」
 「名古屋ですか…」
 
 これは私たちの参加する福祉有償運送のボランティアの受付の会話で、日中なら40分程度で到着する距離(20キロ程度)ですが、朝の渋滞を考えて時間をとり、終わる時間が未定となる診察が終わった後に迎えに走ると、午後3時までの覚悟が必要となります。
 
 名古屋まで走ると片道2千円程度の料金にはなりますが、診察が終わるまで待ち続けることは苦しく、津島市まで帰ってくると名古屋まで2往復することになり、ボランティアですから苦痛は当たり前とは言うものの、ボランティアは朝から午後3時までは何もできなくなります。
 
 我々の最低料金は350円ですから、近くまでの移動では待ち時間の間に仕事もできますが、これとて人との約束や、公的行事には参加ができず、拘束される時間は名古屋まで走るのと変わりません。
 
 「それでも補助金は出ているんでしょう」と言われる人もありますが、我々のボランティアは行政や税金の補助金を1円も貰っていないことを誇りに思って活動しており、前記した公共交通や住民の足について、必要だから税金投入との安易な考えにも、新聞報道にある「不採算路線に行政が補助金を出して維持するというビジネスモデルは、限界ではないか」との事業者の声を真剣に議論してもらいたいと思います。
  
徳島)高齢社会のあり方考えて 移動スーパー奮闘記出版
 
高知)町が空き家を借り受け、移住促進
 
香川)瀬戸内海クルーズ就航
 
 四国の地方記事を添付しましたが、長野県よりも立地的に恵まれない四国から、現代社会の問題に対応している発信を見ることが多く、地域の総合力を酷使すれば何とかはなるのでしょうが…
 
 歳をとりました。何でも参加できる年齢ではなくなりました。
                          本日の体重 79,2キロ
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