「お遍路へ自転車で行くと何日かかりますか?」 「清志郎さんは徳島を四日間で走っているよ」
「徳島は楽だから」
「いや、いや、大変だよ」
「徳島は小さいから」
地図だけを見れば徳島県は高知県よりも小さく、高知県より楽に思われそうですが、徳島県には「遍路ころがし」と言われ、多くの歩き遍路が途中で断念してしまう焼山寺や、鶴林寺、太龍寺など急坂の難所が多く、忌野清志郎さんは徳島県の全行程220キロ(1番から23番)と、高知県室戸岬の24番最御崎寺までの80キロを平成16年に四日間で走破しています。 (写真右)
平面的な地図では感じない山の高低差は、歩き遍路と同様に自転車の遍路にも厳しく、清志郎さんも「あーしんどい」を同行した雑誌記者に連発しています。むしろ、距離は長くても平坦地の多い高知県の方が自転車には楽かもしれません。
「ところで、何を持って行けば良いですか?」
「パンクの修理道具かなあ」
「はあー?」
「だって、軽くないと行けないでしょう」
「あの…お寺でもらうハンコとかは? 朱印かな?」
「そんなの、いらないでしょう」
「せっかく行くんだから…」
本日久しぶりに訪問していただいた知人との会話ですが、暇つぶしに物見遊山の観光で訪れる四国遍路と、真面目に参拝するお遍路とは全く異質に思われ、「ハンコ」とか「朱印」の言葉から、「納経帳」、「輪袈裟」、「白衣」、「菅傘」、「金剛杖」、「数珠と経本」などと語る気力がわいてきませんでした。
せっかく四国まで行こうと考えるなら、朱印のハンコ取りなどと考えず、身だしなみから整えて、経本の一字一句を丁寧に読み上げ、経本の意味を知り、せめて四国に居る間だけでも「十善戒」の教えを忠実に行動したいものです。
ただし、4月の統一地方選挙後なら、自転車では付き合えませんが、バイクでの同行でも良いならと約束し、昨年秋から封印してきた四国遍路の話題で久しぶりに盛り上がりました。
自転車による遍路話のお陰で、平成21年5月に他界した清志郎さんに関する過去の一言を読み直し、久しぶりに映像から歌声を聴きなおしましたが、公式ホームページを検索したところ未だに現役のような元気をもらいました。ぜひ、ご覧下さい。↓
忌野清志郎公式ページ http://www.kiyoshiro.co.jp/
本日の体重 71、8キロ 徒歩数 2521歩
1月31日の一言






さて、書道会の会場としている事務所の2階には、平成5年に他界した父親の残した絵画や書が残してあり、練習のため書き残してあった紙くずの中に、表装して残したいような作品を次々と発見し、親が書き残した書も目にすると、未熟な私の作品では書道展への出展も取りやめたくなってきました。
































今年になって発行された最新号では、戦後中国軍に戦争関係者として身柄を拘束された父親と、一度は拘束されたものの開放された兄など家族の心情が描かれ、線路沿いに大きな荷物を背負って引き上げる日本人や、生きて日本に帰るため自分の小さな子供を置き去りにする母親の様子が描かれています。

出典元は、ビッグコミックオリジナルです。


箱根駅伝は、昨日に往路優勝を果たした青山学院大学が復路も1位でゴールを切り、過去最高のタイムで総合優勝を達成しました。























