木曽川の源流地 木祖村 道路左の小川が木曽川
上高地から奈川村へ 昨日の午後です
木曽福島を過ぎて右折して、御嶽山を目指します
私の祖父の石碑(右) 道成霊神
私が祖父の(享年)年齢に近くなってしまいました
御嶽山からの帰路 左長野 右名古屋方面へ
国道19号を自宅へ帰ります 左側はJR中央本線
私が上高地へ初めて行ったのは、昭和49年に名古屋観光バスのアルバイトの添乗員として訪れましたが、それ以来毎年訪れるようになり、今年からは好きな上高地のために少しでもお役に立ちたいとボランティアを志願して、一人で参加するようになりました。
そんな展開により、これまで家族や知人と走っていた道程を、今年からは一人で走る機会が増えたことから、一緒に訪れた人々で亡くなった人の顔が浮かぶようになり、昨日は昭和47年7月28日に他界した祖父が通い続けた御嶽山の霊神場に車を走らせていました。命日に一日遅れの合掌となりました。
一人で遠出するようになり、「知らない街に行って見たい」とか、「遠くのどこかわからない場所に行きたい」という、少年期の私の旅の原点を思い出し、最近亡くなられた永六輔さんの「遠くへ行きたい」の曲が妙に懐かしく感じられるようになりました。
遠くへ行きたい ジェリー藤尾 https://www.youtube.com/watch?v=FMoRpdJGUbU
遠くへ行きたい デューク・エイセス https://www.youtube.com/watch?v=QgdBSoHf2AY
『遠くへ行きたい』 渥美清 https://www.youtube.com/watch?v=F94eBpOoBGU
遠くへ行きたい 倍賞千恵子 https://www.youtube.com/watch?v=oWMuyffXSQU
「知らない街を 歩いてみたい どこか遠くに 行きたい 知らない海を ながめてみたい … … 愛する人と めぐり遭いたい どこか遠くへ 行きたい … 」
中学時代に学校をズル休みして、朝から自転車で目的もないままに北へ向って走っていきました。「あっ、ここは…」と、父親の車に乗せられて訪れた場所に一人で行けるようになり、見つからないように祖父母の家を眺めてから帰宅したこともありました。
御嶽山は先達だった祖父に連れられて子供の頃から訪れていた場所で、元気だった祖父が多くの信者を引き連れていた姿や、祖母との言葉のやりとりも昨日の事のように鮮明によみがえってきました。
それにしても最後の旅は行先不明の独り旅となりますが、それまでに「知らない街、知らない海、どこか遠くに行きたい」と唄われる永六輔さんの詩のように旅立つとともに、亡くなった人を偲んで鶴田浩二さんのように旅立ちもしたいと思う一日となりました。
本日の体重 71、8キロ 徒歩数 5709歩 間食あり
7月30日の一言