2018年01月
私が初めて阿字観を体験した日時は判りませんが、町内のお寺の「阿息観」には平成23年7月に初めて参加しており、その2年前の春と秋に高野山の「結縁灌頂」を受けていることから、今から10年ほど前から阿字観に参加しており、結果は伴っていないものの、私なりの瞑想法にしてきました。
※以下のスケジュールは2017年の予定です。
第一番 青岸渡寺 | 那智山経塚発掘佛像 | 3/25~5/7 |
第二番 金剛宝寺 | 本堂内陣特別公開 | 3/25~5/7 ※4/15~5/7は土・日・祝日のみ |
第三番 粉河寺 | 千手堂本尊御開帳 | 3/25~5/7 |
第四番 施福寺 | 天台18世座主 慈恵大師良源御木造 1躰 | 3/25~5/7 |
第五番 葛井寺 | 未公開寺宝展示 | 4/22~5/6 |
第六番 南法華寺 | ① 大雛曼荼羅公開 ② 多宝塔開扉 秘仏大日如来像(平安時代)御開帳 | ① 3/1~31 ② 4/1~6/18 |
第七番 岡寺 | 三重塔壁画・扉絵特別開帳 | 4/1~5/7 ※土・日・祝日のみ Saturdays, Sundays, and Holidays only during April 1-May 7 |
第八番 長谷寺 | ① 春季 本尊大観音尊像特別拝観 ② 秋季 本尊大観音尊像特別拝観 | ① 3/18~6/30 ② 10/14~12/3 |
第九番 南円堂 | 仮講堂特別拝観(阿修羅像他) | 3/15~6/18 |
第十番 三室戸寺 | 重要文化財 仏像5体(阿弥陀三尊、 釈迦如来、毘沙門天)御開扉 | 4/1~30 |
第十一番 上醍醐 准胝堂 | 重要文化財 弥勒堂及び弥勒菩薩坐像 快慶作 重要文化財 純浄観 重要文化財 奥寝殿 | 4/1~5/7 ※弥勒菩薩坐像は4/20まで ※法要、行事等で拝観できない場合あり |
第十二番 正法寺 | 本堂内 礼拝(重要文化財 地蔵菩薩公開) 三十三観音堂開扉 | 1/1~12/31 |
第十三番 石山寺 | 役行者及び前鬼後鬼像 | 1/6~11/30 |
第十四番 三井寺 | 愛染明王像(重要文化財)、毘沙門天像他 観音堂内陣諸尊特別参拝 | 4/1~5/14 |
第十五番 今熊野観音寺 | 本尊御開帳 特別内陣参拝 刀八毘沙門天特別公開 | 3/11~20 |
第十六番 清水寺 | ① 陸前高田震災流木松造 大日如来結縁参拝 ② 東日本大震災七回忌追善法要 厳修 於) 陸前高田流出松造 大日如来座像御佛前 | ① 3/11~18 ② 3/11 |
第十七番 六波羅蜜寺 | 特別内陣参拝 後光御影参拝 | 3/11~13 |
第十八番 六角堂 頂法寺 | 秘仏 御本尊如意輪観世音菩薩 御開扉 | 3/11~4/10 |
第十九番 革堂 行願寺 | 特別内拝 (御本尊御開帳と革堂の名のいわれの皮衣を堂内で展示) | 3/11~17 |
第二十番 善峯寺 | 文殊寺宝館春期公開 | 4/1~6/30 ※土・日・祝日のみ ※4/1~16は毎日 |
第二十一番 穴太寺 | 安寿姫・厨子王丸肌守御本尊特別拝観 | 5/1~6/30 |
第二十二番 総持寺 | 寺宝特別拝観 | 6/1~30 |
第二十三番 勝尾寺 | 寺宝拝観 | 6/1~6/30 ※土・日曜のみ |
第二十四番 中山寺 | 宝物拝観 | 6/1~6/30 ※土・日曜のみ |
第二十五番 播州清水寺 | 根本中堂御本尊十一面観世音菩薩御開帳 | 11/1~30 |
第二十六番 一乗寺 | 重要文化財 大悲閣の内陣拝観と秘仏御本尊特別拝観 | 5/3~5、11/10~15 |
第二十七番 圓教寺 | ① 「新緑まつり 春の文化財公開」大講堂釈迦三尊像、 常行堂丈六阿弥陀如来坐像、開山堂性空上人像特別公開 (建物仏像いずれも重要文化財) ② 「もみじまつり 秋の文化財公開」塔頭十妙院拝観、 金剛堂公開(重要文化財) | ① 5/3~8 ② 11/17~19 |
第二十八番 成相寺 | 涅槃図特別公開(室町時代) | 5/1~10 |
第二十九番 松尾寺 | ① 松尾寺宝物殿第18回春季展観 ② 松尾寺宝物殿第19回秋季展観 | ① 3/18~5/21 ※3/22、4/18、19を除く ② 9/23~11/26 ※10/23、24を除く |
第三十番 宝厳寺 | 三重の塔開扉 | 10/15~31 |
第三十一番 長命寺 | 重要文化財 三重塔内陣拝観 | 10/15~29 |
第三十二番 観音正寺 | 千手観音絵図の公開、御本尊お身拭い内陣拝観 | 10/15~29 |
第三十三番 華厳寺 | 御本尊御前立特別拝観 | 10/15~31 |
西国巡礼
――三十三所の歴史と現代の意義――
西国三十三所札所会監修
文・絵;
五叟鐵太郎(ごそう・てつたろう)
四六判並製本 本文368ページ
(地図・イラストはオールカラー)
本体価格 2,500円(税別・送料サービス)
購入申込み http://www.denkijoho.jp
日本人の巡礼の原点とその思想・哲学を現代に活かす
西国三十三所巡礼は、世界の巡礼の中でも独特な光彩を放つ。日本人の巡礼の原型であり、幾つもの巡礼文化を生み出してきた。また、京畿の名だたる寺院で構成され、国宝級の堂塔や仏像類をはじめ、境内やその周囲の風景も見事な寺院が多い。本書では、三十三所寺院の紹介はもちろん、観音巡礼の黎明期(飛鳥時代)からの歴史を追いつつ、各時代の巡礼思想や哲学、巡礼が流行した経済的な背景などを俯瞰。さらに現代に活かす巡礼の意義や価値までも考えていく。
〈西国巡礼とは〉
近畿地方の代表的な観音霊場を巡る「西国巡礼」は平成30年(2018)に草創1300年を迎える。伝説では、奈良時代に長谷寺を開基した徳道上人が、人々が地獄に堕ちることのないよう閻魔大王との約束で「33の観音霊場巡り」を広めようとしたのが始まりとされる。しかし、人々は観音巡礼の功徳を信じなかったため、徳道上人はその弘宣をやむなく中断。270年後の平安時代前期に、花山法皇によって再興されたと伝わっている。史実としては、平安時代後期に、園城寺(三井寺)の高僧が33の観音霊場を巡ったのが始まりとされ、当初は僧侶の修行の一環であったが、室町時代中期頃から庶民の参加が目立ちはじめ、江戸時代には物見遊山を兼ねながらの観音巡礼が大流行する。そして現在においても、33の観音霊場の全てがその法灯を守り続け、現代人に巡礼の醍醐味と意義を伝え続けている。
〈本書の構成〉
いまこそ慈悲の心を・序にかえて 西国三十三所札所会 会長 鷲尾遍隆
序章 世界の代表的な巡礼と西国巡礼――巡礼の定義・類型と21世紀の動向
第1章 紀州から和泉、河内を経て大和へ――7世紀から9世紀の三十三所巡礼の黎明期を探る
青岸渡寺・金剛宝寺(紀三井寺)・粉河寺・施福寺・葛井寺・南法華寺(壷阪寺)・岡寺・長谷寺・南円堂(興福寺)
第2章 宇治から洛中、洛外へ――10世紀から13世紀の観音霊場形成期を探る
三室戸寺・上醍醐准胝堂(醍醐寺)・正法寺(岩間寺)・石山寺・三井寺(園城寺)・今熊野観音寺・清水寺
・六波羅蜜寺・六角堂頂法寺・革堂行願寺・善峯寺
第3章 丹波から摂津、播州を経て丹後、若狭、近江、美濃へ――14世紀からの庶民化と現代の意義を探る
穴太寺・総持寺・勝尾寺・中山寺・播州清水寺・一乗寺・圓教寺・成相寺・松尾寺・宝厳寺(竹生島)・長命寺
・観音正寺・華厳寺
終章 現代における西国巡礼の意義と価値――三十三所の歴史をさらに鳥瞰し、今後を探る
番外 西国三十三所の創始と再興の物語――徳道上人と花山法皇の伝説を探る
法起院・元慶寺・花山院菩提寺
〈西国三十三所地図や各札所の境内図付き。各寺院のワンショットをイラストで描写〉
電話03(6458)8122 FAX03(6458)8355
URL http://www.denkijoho.jp
1月3日の一言
本年も宜しくお願いいたします