7月1日(本日)の発信
3月以来となる桑名市大福田寺の「桑名聖天祭」に訪れました。4月は四日市市の一心寺の春の大祭(火渡り)に誘われ、5月のゴールデンウィークは上高地におり、6月も所用で行けなかったため4ヵ月ぶりの参拝となりました。
「この護摩木は何時に焚かれますか?」
「今日中に炊き上げましょうか」
「有難うございます」
ご住職はこの時ご不在だったものの、納経所には受付の男性と揮毫する僧侶がおられ、聖天堂では別の僧侶が護摩木を焚いて読経中で、本日は雨の日でも参拝する人が訪れており、私の住む愛知県津島市や近隣では見られない身近に祈願のできるお寺です。
参拝者は自分の家のように本堂内へ上がって参拝でき、自分の願い事を護摩木に書いて炊き上げてもらう女性も多く、観光目的とは違う参拝する人のためのお寺と言えます。個人的には高野山や真言宗のお寺に多い、鳥居のある神社を境内に奉る神仏習合のお寺は魅力を感じさせられます。
聖天さまは仏さまである十一面観世音菩薩さまが化身され、大聖歓喜双身天とならせられた神で仏さまのご慈悲と神様の威徳とを兼ね備えられるお方なので、特に「天尊」と申し上げます。
お聖天さまは秘仏中の秘仏とされ、皆様の目に触れることを許されていないのです。
一般的に三大聖天には埼玉県熊谷市の妻沼聖天(歓喜院)、東京・浅草寺の子院である待乳山聖天(本龍院)、そして奈良県生駒市の生駒聖天(宝山寺)を数えますが、三重県桑名市の桑名聖天(大福田寺)を加える場合もあり、定かではありません。
さて、本日は…
竜泉寺 名古屋市守山区
本日は午後からNPO法人の活動報告書を愛知県へ提出するため名古屋市まで出向き、せっかくだったので尾張旭市の新居城跡まで足を延ばし、名古屋市守山区の竜泉寺(尾張四観音)へも立寄ってから自宅へ戻りました。