地域では様々な出来事が起きている事を実感する。「こんな話を突然に話しても…」と、本当に突然に地域で起こっている出来事が電話で知らされてきた。
 地元に何人かの議員がいる事から、連絡を躊躇されていたようだが、バス一台を借りてまで行政窓口へ抗議と陳情に訪問しても、市役所と県庁の連携も悪く、肝心の地元議員の姿もない事から、「川向こう」の議員と言われる私に一市民から電話があったのである。
 恥ずかしい話であるが、それだけ問題になっていても、何一つ知らずに議員活動をしている自分が情けなく思えたが、現地を通ってもそんな問題がある事も知らなかったため、問題の現地を訪問して地元の町内会長に事情をうかがってきた。

 「ゴミ焼却炉絶対反対、みんなで守ろう町民の安全と環境ゴミ焼反対」の横断幕が、問題の施設横の道路に張り出されている。横断幕は最近の事との話であったが、10年ほど前から地域住民を悩ませていた問題でもあった。
 開口一番に、「議員の力ではダメだ」のキツイ一言が返ってきた。確かに言われるように、地元住民の団結が一番であるが「地元の議員には相談しましたか?」と問うと、「地元の議員達はダメダメ!」との更にキツイ一言が返ってきたのである。しかし、よくよく聞いていくと、縁故のある議員が一人会合に顔をだしており、明らかに地元議員への連絡が後回しにされたような格好に思えた。
 連絡の後先や、議員の縄張りを問題にする気はないが、せっかく住民が頑張っているのに地元議員達の立場がない。「そんな事、解っている筈だ」とは言われても、身勝手に顔を出すと「選挙目当て」と言われかねないし、顔を出している議員の邪魔をしたいとは思わないであろう。もっとも、私自身でも地元住民の葬儀さえ知らない現実があり、やはり幅広い呼び掛けは重要である。

 そんな連携の悪さを感じながら、「近々、国の環境大臣に直訴する」との言葉を耳にした。行政はダメ、議員はダメ、県会議員もダメだと言われると、議員の存在する意味が聞きたくなってくる。住民にもそれぞれの支持する議員はあるだろうが、法令をクリアしている案件を改善させる事は至難の業であり、議員は勿論だが、幅広く多くの人々に呼びかける事が最重要と思われる。難題だけに声をかけられても期待に応える事は難しいが、最初から「ダメダメ」と言われるのも淋しいものがある。議員の無力感を味わったが、連絡をくれた住民もあり、せめて期待感を持たされて帰して欲しかったと思う。
                                   2月2日の一言