夫の選挙違反によって辞任した井桁和子議員に関係して、同じ議員の立場として触れたくない話題であったため、この場にあまり記してはこなかったが、6月2日付けの新聞記事は事実と違う記載のためにあえて記しておきたい。

 6月2日の朝日新聞朝刊では、「津島の議員控室 県警が家宅捜査」と題して、「市役所では1日午前、捜査員3人が、同法違反(買収、事前運動)の疑いで逮捕された元同市長の井桁克容疑者(67)の妻和子氏=同日付で市議を辞職=が所属した「無所属の会」の議員控室を捜索。約1時間で段ボール2箱分の関係書類などを押収した。」と記されている。

 しかし、事実は全く違い、何時間捜索しようとも、この無所属の会控室には、肝心の井桁和子議員の私物は何一つなく、議会事務局が差し入れた市役所の事業を紹介する資料が数点あったものの、それ自体は本日になっても置いたままになっており、それ以外で押収した物があったとしたら、朝日新聞社や愛知県警に段ボール2箱分の中身について、会派の代表者として説明を求めたい心境である。

 そもそも、無所属の会そのものが、無党派・無所属であり、議員個人の自由な発言と行動を尊重して結成されており、会派に入る前の新人議員の選挙活動については、まったく無縁・無関係である事と、議員になって3日間しか控室に入っていない議員と会派の関係についても会派の一員として問いたい心境でもあった。

 あらためて問いたい事は、段ボール箱2杯分の押収した資料の中身である。前日と翌日の控室の中身に何ら変わったものは無い。井桁議員のロッカーは何一つ入っていないどころか、一度も扉が開けられた事実がないのである。では、何を押収して持っていったのか。この様子はテレビニュースでも流されたと聞いた。私には、何も押収物が無いのに、空っぽの段ボール箱2杯が持ち出されたとしか思えないが、そうだとしたら報道された内容は真っ赤なウソとなる。

 このあたりについては、今年3月まで一緒の会派で活動しで引退した先輩議員と、無党派・無所属で何らシガラミと汚れの無い選挙で当選した新人議員の名誉のためにも記しておきたかったのである。

 選挙違反を犯した議員が辞任するのは当然であり、一度でも選挙違反を犯した議員には永久に被選挙権を剥奪する厳しさが必要と思っており、4年前の前市長陣営の選挙違反についても、その主旨を会報に記して地域に配布した。厳しい断罪は当然であるが、形式上とか事実無根の捜索と報道は問題でもある。

 選挙の度に発覚する選挙違反と、何事も無かったかのように次点が繰り上がる市議会に対して、市民の厳しい批判も届いており、厳しい追及と事実の解明を求めるのは当然だが、前記の疑問に答えずして事実解明は期待もできず、警察やマスコミには答えてもらいたいものである。
                                    6月4日の一言