4回目の四国八十八ヶ所霊場巡りが満願となり帰宅した。今回は車による野宿遍路で、第46番浄瑠璃寺から第88番大窪寺までを3日間で走破した。

 今回は菩提の道場である愛媛県と涅槃の道場・香川県の巡拝であったが、一昨年に残した巡礼の残りで、通算して6日間で廻ったこととなる。
 さて、今回は車による巡礼で、過去3回のマイクロバスによる巡拝とは運転手のストレスが違う。狭い四国の街で駐車場もなく、山道では車のすれ違いもできないマイクロバスとは違い、乗用車であれば寺の境内まで侵入ができることと、ロープウェーやケーブルカーを使う必要もなく、宿泊の予約や時間の制約もないことから巡礼だけを考えれば気ままな旅となる。

 広島県から同様に廻っている人は、26回目の巡拝との事だが実に速い。完全な週末遍路を繰り返して回数を重ねておられるが、我々とは距離的に環境が違い、週末だけで満願ができる環境が羨ましいかぎりである。
 遍路の納め札を見ると、50回以上巡拝した人の金の札を見かけるが、名古屋からは距離的に難しく思われ、巡拝された人々の思い入れにただ敬服するのみである。

 ただし、車であれば野宿とはいえ、各地に温泉入浴施設が建ち、24時間営業のコンビニがある事から、かつての善根宿や本堂の軒下を借りる野宿に比べれば天国といっても良いだろう。たかだか4回の遍路だが、最初に廻った時とは環境も飛躍的に良くなっている。これからの人生で何回廻れるかは判らないが、次は9月の予定となっており、今度こそ家内抜きでは語れない。
                                    6月18日の一言