本日は議会最終日であったが、過去の事例では午前中に終りそうな少ない議案数であったが、市長の提出した議案について紛糾し、夕方まて審議が続けられた。

 紛糾のもととなったのは、市長の給料を7月から3ヶ月間全額返上し、無報酬とする議案が提出された事にあった。この事については、市長が4月の選挙において発表した、就学前の幼児の医療費を10月から無料にするとの公約が実現できなくなった事の責任として出された議案であった。

 「ちょっとお邪魔したい」と電話をもらい、この議案の提出に理解と支持を求められた。マニフェストの時代であるが、発表した公約が守れない責任から報酬を全額返上するとの話に、公約が守れない大きな原因が医師不足による市民病院の経営悪化にもある事から、市長だけでなく我々議員の責任も感じたが、市長の強い信念から理解はしたものの、「我々は2人だけだから、大きな会派の理解を得て下さいヨ」と言って別れたのであった。

 案の定、本会議では10月の公約実現を優先すべきとの意見や、多数派から異論が出され、委員会でも侃侃諤諤の議論となったのである。考え方だが、公約を守れなかったら報酬カットで責任となれば、マニフェストも公約も意味がなくなってしまう。ただし、市長が純粋に自身の責任として発表した議案を否決すれば、市長のリーダーシップにも疑問符をつける事となり、議会との連携不足から市職員に与える影響も否めない。

 刻々と時間は経過したものの、結局は市長の決断を尊重し賛成多数となったが、この議会で市長は「市民病院の公設公営が維持できなければ責任を取る」との発言も残している。私も一般質問では、「市民病院については4月から市長になった新市長の責任より、それ以前から議員である我々の責任でもある」と発言した。議員の任期は4年あるが、市民病院の公設公営が維持できない場合は市長と道連れとの覚悟が必要である。
                                    6月22日の一言