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 横井庄一記念館が開館したのは、ちょうど一年前の今日(18年6月24日)であった。多くの新聞社やテレビカメラを前にテープカットしたのが上の写真(左から2人目が横井夫人、3人目が私)である。

 わずか一年間とは言え、全国各地から訪問者を受け入れ、毎週日曜日だけの開館ではあるが、多くの人々に記念館を訪れてもらったのである。さすがに最近では訪問者数こそ減ったものの、相変わらず遠来の客が続き、本日も大阪府や滋賀県など県外からの訪問者も続いている。

 ただし、人の訪問と比例して、建物の床が痛みだし、駐車場の確保やトイレの改修など、館長(横井夫人)の経済的負担は増加するのみであり、ボランティアとは言え他人事とは思えない心配も尽きないのである。

 「そー言えば、あなたも横井さんに似ているねー」、「いやー、こんなに太ってはいませんよ」、「いや、いや、目鼻は横井さんに似ているワ」と、私が親類と判った人から言われる事が度々ある。現実には似てはいないが、記念館の玄関に飾ってある庄一晩年の写真は、私の祖祖母(庄一の母親つるの姉)に似ており、母親つるさんより似ていると思われるから、亡くなって10年が経過した今でも郷愁を誘われるのである。

 さて、今後の展開を考えるとボランティアの存在は大きく、記念館の屋台骨にならないと存続も危うくなってくるが、ボランティアの説明が上達すると、本当の横井庄一像とは違った印象を与えてしまう場面も増え、間違いを訂正すると訪問者は説明役から私に聞き耳を立ててしまうのである。

 そんな展開の中で開館1年を迎え、ボランティアの人々に依頼してあったビデオテープも出来上がってきた。本来なら何らかの記念行事も期待されていたと思われるが、私のぎっしりと埋まったスケジュールから先送りにされている感もする。明日から3日間は埼玉県と茨城県の行政視察である。この一言も関東圏からの発信となるが、私をあてにしている人々には伝わらない事から、空白の3日間となるのでもある。
                                6月24日の一言