本日の夕刊には、元巨人軍のピッチャーで、大リーグに渡っていた桑田真澄選手が、大リーグパイレーツから戦力外通告をうけた事から、退団して帰国する事が記されてきた。

 私にとってはPL学園高校の一年生で甲子園に出場した時から応援してきた選手だけに、甲子園球場で熱戦が繰り広げられている最中の帰国に淋しさを隠し切れないでいる。多くの人々が39才の大リーグ挑戦を、パフォーマンスのように思っておられるかも知れないが、桑田の大リーグ挑戦により再起を目指しているPL同期の清原選手共々に、私は最後のエールを送って(本人達には届かないものの)期待を捨てきれずにいるのである。

 「これからについては、日本に帰って考えたい。まだ8月だし、今年はかなり無理をしたので、まずは体を休ませたい」と話し、「僕は何らかの形で野球にかかわっていくと思う。体と相談して、どうするか決めたい」とも語っている。
 シーズンの初めにケガをして、足の痛みが完治したプレーであったとは思えないが、人々の桑田を見る視線は厳しく、いまだに悪役のイメージを引きずっており、厳しい声も聞こえてくる。

 本日の高校野球の第4試合(下記参照)で、序盤から圧倒的リードを許した聖光学園だったが、ピッチャーの球を受ける捕手は、制球の定まらぬピッチャーにも最後まで嫌な顔や苦しい表情を見せずリードに徹していた。桑田や清原は高校野球の当時とは身体も風貌も変わってはいるものの、私は野球に対する情熱は変わっていないと信じている。

朝日新聞ニュースから
第89回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)第11日の18日、第4試合(3回戦)は広陵(広島)が聖光学院(福島)を8―2で下し、5年ぶりに8強入りした。

 聖光学院は2年生の左腕・佐藤が先発。広陵はエースの右腕・野村が先発した。2回表、広陵は先頭打者の林、山下の連打に続き、野村の右越え適時二塁打で2点先制。ここで聖光学院は佐藤をあきらめ、エースの鈴木健に投手交代したが、広陵は櫟浦が適時右前安打を放ち、3点目を挙げた。
 さらに広陵は3回表、2死からの4連続長短打で一気に3点を加えた。 聖光学院は、広陵・野村の速球と低めに決まるスライダーを打ちあぐね、6回まで3安打に抑えられた。7回途中、野村に代わって2年生の前田がマウンドに上がった。
 聖光学院は8点差で迎えた9回裏、広陵の三番手・森宗の代わりばなを攻め、渡辺が四球で出塁、続く末永の右越え適時三塁打でまず1点。さらに黒羽の犠飛で2点目を入れた。

 さて、桑田が活躍した高校時代には、私も朝日新聞販売店主として地元津島市営球場を愛知大会の会場誘致へと関わった事から高校野球に関係し、PLの桑田達と戦った中京の野中選手や、後には選抜日本一に輝いた東邦の山田選手達と接した事がある。

 本日の新聞報道から、「桑田は元々ダメだ」とか「清原なんか中田(高校球児)に比べれば」などと、子供達が身勝手に評論する言葉を聞かされ、自分の源まで消耗するような気持ちから、二人の奮起を身勝手に期待するものである。さて、さて、二人の結末は如何になろうか…
                                 8月18日の一言