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 車イス三台によるバリアフリー検証会を本日実施しました。本日の検証会は、昨年に引き続き「愛知県ひとにやさしい街づくりアドバイザー」の津島市のメンバーの主催で、津島市保健センターを出発し、津島神社から天王川公園、図書館を経由して、巡回バスに車イスで乗車して目的地の市民病院に到着しました。

 今回の企画には、岡崎市から電動車イスのユーザーである天野裕史さん (http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/26673434.html) が介助者同伴で駆けつけてくれ、名古屋市の港区からも視覚障がい者の稲垣さんが参加され、津島市職員も同行して実施しました。車イスを彩雲館から3台借り、天野さんと4台での検証です。

 私も車イスを自力で押して参加しましたが、保健センターから津島神社までの道の傾斜が強くて一人では通行できません。おまけに津島神社にはスロープがなく、車イスの人は参拝もできません。幸いにして、現在神社の各所が改修工事をしていることから、工事車両用の通行帯から参拝を果たしました。

 さて、今回の検証に天野さんと稲垣さんが参加された事で、図書館のトイレの形状と市民病院の視覚障がい者の誘導に問題がある事が発見された。これなどは我々が真剣に検証しても、まったく気づかない部分だけに、当事者を交えた検証が有効であることを実感した。

 稲垣さんに言わせれば、市内のヨシヅヤ本店についても、視覚障がい者の誘導案内が正面玄関しか存在せず、建物が旧いためと勘違いしておられたが、新しい建物であっても建築基準を満たすためだけで、誘導案内のその目的が完全に忘れ去られているのである。

 さて、一行は再度巡回バスに乗り、津島駅で乗り換えて保健センターを目指す事と(天野さんとはここでお別れ)なったが、乗り換える巡回バスのスロープが故障して下りてこないために車イスでは乗車できないハプニングとなった。幸いにして我々は歩ける事から乗車ができたが、電動車イス一台の乗車が限界であり、車イスが複数となったらどうなるのかと心配にもなった。

 最後になるが、来月にも2回のバリアフリー検証会を実施し、来年1月に文化会館で開催予定の「地域セミナー」で発表する予定である。又、岡崎の天野さんには、当日のパネラーとして、障がい者の視線で地域社会の改善点を発表してもらう予定でもある。彼らの社会参画が確実に社会を変えていく事を実感する一日ともなったのである。
                            10月23日の一言