今晩の11時から四国の高知県に向けて出発します。「またー、四国かァ」と朝の訪問客に言われたが、私にとっては計画どおりの行程で、今回は高知市にある第31番竹林寺から、愛媛県の第60番横峰寺あたりまでを目標に巡拝予定を立ててあります。

第31番竹林寺 http://www.nbn.ne.jp/~club88/0131.htm  
第60番横峰寺 http://www.nbn.ne.jp/~club88/0160.htm

 さて元気な人ほど自分の体力を過信し、病気や事故によってとんでもない人生を送る人も多い。私の三年先輩で、15年ほど前には学校は違うものの、PTA役員として一緒に活動し、その後も私個人とは親しくしていた人が外傷性の脳内出血により寝たきりとなり、名古屋市内の病院から行き場を探すため家族が奔走されている。

 「津島の人間だから、なぜに津島市民病院に入れないの?」と素朴な疑問を感じるものの、医療制度の狭間でリハビリで在宅の可能性は高いと思われるものの、療養型の施設しか紹介されない現実が立ち塞がっている。

 紹介された施設では車イスも使えず、ベットに寝たきりの条件での入床となっているが、医師の書き示した医療情報報告書には、「マヒの程度は高くない」と記され、家族の話では両手でバンザイもでき、両足も動くために車イスから立ち上がろうとして転倒したり、医療機器を取り外そうとしたりして病院に困られている様子がうかがえた。

 しかし、医療現場では動ける患者は目を離せない事から、事故を防止するために患者が動かないようにする事が多く、この知人も現在ベットに縛り付けられているのである。名古屋でも指折りの大病院でもそんな状況にあり、ここから紹介される病院はリハビリに励んで在宅に導くものではなく、療養型の永久に寝たきりになる可能性の高い施設で、50代にして介護保険による生活となるのである。

 もっとも、本人の不摂生が重病を呼び込み、その後も止められない『酒』の魔力により、一日中が酔っ払ったような状態が続き、私の7月6日付けの一言に「バカな事聞くな!」と一喝され…と記した知人でもある。 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/22266861.html

 依頼された仕事の現場で倒れ、頭を打ち付けて現状に至っているが、重病後にもかかわらず止められなかった酒と、その酒に頼らざるを得なかった面倒見の良い地域の兄貴分としての存在が、酒の苦労が続いた家族に理解されず、困った親父として見られている事が仲間として淋しさを通り越し、悲しくなってくる。

 「おい、5千円もらってないけど」と、地元の中学校の同窓会に協賛してくれたお金を請求したい心境だが、言って理解でき元気になるのであれば請求するが、それもできない淋しさを仲間として実感する。酒を酌み交わし、一晩中彼の好きなビートルズの話をした頃が懐かしく、月日の経過の速さと残酷な現実を痛感せざるを得ない。

 今晩から週末まで四国遍路となるので、来週早々に家族と病院に出向く約束をしたが、「そのうち…」と四国遍路を笑う人々に、「あの時行けば良かった」との言葉をもらう事も多い。代参を依頼された人々の分と、この先輩の祈願も含めて朗報が聞けるようになりたいと思う。
                                 11月13日の一言