昨晩の11時になろうとした時、手帳の予定表に目を通すと、3日後の日曜日に「ピアノ」と記されていた。まだ先の事と思い、まったく忘れていたピアノコンサートであったが、私に与えられていたノルマが10枚だった事から、落ち着いては眠れない事となった。
そもそもピアノ奏者の父親が私の知人だった事から、私の紹介で始まった珈琲屋を借り切ったコンサートだっただけに、主催者であるマスターから「おい、あんたは10枚だよッ」と言われた言葉は忘れていないものの、3日後に迫ったコンサートの時間も料金も知らずにどうすべきか。
「おい、日曜日ヒマないかなァ」、「えっ、何かあるのか?」、「実はピアノコンサートがあるんだけど…」、「ナイナイ(手をふりながら)」、続ける言葉も出てこない。
昼になって奏者の父親から料金の2千500円と、日曜日の2時開演までは判ったものの、薦めるにも私自身がピアノどころか音楽そのものに無縁の生活から、薦める相手すら想像もできず、旅行のように高齢者に勧めても押し売りとしかなりません。
10枚で2万5千円の自腹は覚悟しても、肝心の会場に空席をつくっても失礼だし、誰に声をかけるか考えて午後の日程を上の空ですごしたが、「もしかしたら、チケットが完売されているかもしれない」との期待と、「参加者少数で延期」も期待しながら、会場となる閉店間際の珈琲屋へ。
後片付け中のマスターを覗くと、「オー、覚えていてくれたかー、〇△さんが『きっと忘れとるわー』と言っていたぞー」との言葉が返ってきた。「実は、昨日の夜まですっかりと忘れていてびっくりして飛んで来たんだわ」、「やっぱりー」との笑顔に救われたが、予定通りの開演である。
もっとも、チケットの売れ行きは今ひとつだったが、「無理はダメだよ、次につながらないから」とのマスターの言葉に、明日一日頑張って人に薦める気力とともに帰宅した。「病気で入院にでもなれば」と後ろ向きだった気持ちが前向きになった瞬間だったが……。
2月22日の一言
そもそもピアノ奏者の父親が私の知人だった事から、私の紹介で始まった珈琲屋を借り切ったコンサートだっただけに、主催者であるマスターから「おい、あんたは10枚だよッ」と言われた言葉は忘れていないものの、3日後に迫ったコンサートの時間も料金も知らずにどうすべきか。
「おい、日曜日ヒマないかなァ」、「えっ、何かあるのか?」、「実はピアノコンサートがあるんだけど…」、「ナイナイ(手をふりながら)」、続ける言葉も出てこない。
昼になって奏者の父親から料金の2千500円と、日曜日の2時開演までは判ったものの、薦めるにも私自身がピアノどころか音楽そのものに無縁の生活から、薦める相手すら想像もできず、旅行のように高齢者に勧めても押し売りとしかなりません。
10枚で2万5千円の自腹は覚悟しても、肝心の会場に空席をつくっても失礼だし、誰に声をかけるか考えて午後の日程を上の空ですごしたが、「もしかしたら、チケットが完売されているかもしれない」との期待と、「参加者少数で延期」も期待しながら、会場となる閉店間際の珈琲屋へ。
後片付け中のマスターを覗くと、「オー、覚えていてくれたかー、〇△さんが『きっと忘れとるわー』と言っていたぞー」との言葉が返ってきた。「実は、昨日の夜まですっかりと忘れていてびっくりして飛んで来たんだわ」、「やっぱりー」との笑顔に救われたが、予定通りの開演である。
もっとも、チケットの売れ行きは今ひとつだったが、「無理はダメだよ、次につながらないから」とのマスターの言葉に、明日一日頑張って人に薦める気力とともに帰宅した。「病気で入院にでもなれば」と後ろ向きだった気持ちが前向きになった瞬間だったが……。
2月22日の一言








