昨年8月に愛知県の認証を受けた『NPO法人・ひとまち生活ネット津島』は、先月の地域セミナーも愛知県より受託したが、活動は始まったばかりで、細々と高齢者や病人を医療機関や買物に付き添う活動をしており、本日は初めて複数の人から同時間に移送を依頼されることになった。

 会員制で会費や入会金を払って会員になってもらう必要があるが、行政と協議中で正式な認可を受けていない事から、低額の利用料だけで試行運営中だが、地域セミナーの費用も愛知県からは5月頃しか支給されず、電話連絡や各種の雑費も現在は私の立替になっており、連絡先も我家や私の事務所となっておる事から、政治と混同されないためにも早急の役員会と会費徴収が必要になっている。

 「600円で市内全域どこまでも走ります」の宣伝を始めたが、現状は毎日が待機中であり、一日に3人位は依頼が欲しいが、運転手のW君は「2人同時はできない」と言い、1人では一日の仕事として考えるとかわいそうなボランティアとなり、現実に2人の注文で一日が経過してしまったのである。

 病院の予約時間は決まっているが、診察が終わり薬を受け取り、会計を済ますと昼を過ぎることが多く、本日は昼食も抜きになったとのグチを珈琲屋に出向いて慰めようと家を出ると、2人目の注文が入り珈琲タイムが急遽変更となってしまったのである。

 「有難い事だ」と私は思って話していると、「もう1人探してくれ」の返事に、いざという時は私も運転手の予備役となりそうだが、「議員だから依頼しづらい人もあるから…」と言うと、「だから、安心して依頼されている」と言われ、本日は助手での出動となった。

 ただし、送迎後の珈琲タイムの料金を支払おうとすると、「今日は2人もあったから…」とW君の支払いとなり、彼のボランティア代は2人の珈琲代に代わってしまったのである。
 こんな展開が週に一度あるかないかの活動だが、税務署と県税事務所からは何度も連絡があり、あまりのしつこさに「無報酬の私に二度と電話してくるな」と税務署に怒り、県税事務所には届け出すら放置してあるが…。

 さすがに地元の津島市は法人市民税の猶予となりそうだが、非営利の看板を上げるNPO法人に、株式会社や有限会社と同じ感覚での届出を求める税務署や県税事務所には矛盾を感じ、W君の財布を見つめながら、ボランティアの継続の厳しさと責任を実感する一日となった。
                             2月25日の一言