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 昨日の新聞に「尾張弁辞典」が出版されたとの記事が紹介されていた。筆者は隣の愛西市在住の伊藤義文氏で、私とは20年来の知人でもあり、懐かしく記事を読んでいると夜には事務所まで訪問を受けた。

 10年以上も会っていなかったが、旧知の人物が相変わらず頑張っている情報は心強く、発行された本を購入したいと考えていた所に、「大鹿さん、買ってください(笑)」と訪問され、「待ってました」と限られた時間ではあるが、懐かしさから暫しの談笑となったが、尾張弁辞典(写真の一番左の本)は我々尾張人にとっても忘れられている言葉が掲載されており、貴重な価値があるので是非お読みいただきたい。

 ※『精撰・尾張弁辞典』ブックショップマイタウン発行・定価2000円電話(052)453-5023

 20年来の知人と記したが、伊藤さんは平成元年にも「海部津島の方言」(非売品・写真中)を発行されており、その当時に私が発行していた「ふるさとアサヒ」に紹介するとともに、シリーズで方言を借用させてもらっており、平成8年に発行された「ザ尾張弁」(写真右)に続く3冊目の本の発行でもあった。

 ※ふるさとアサヒ・昭和63年9月から平成5年まで朝日新聞読者を対象に23号発行(一応休筆中・休刊)

 そうやって思い出していくと、私の発行していた「ふるさとアサヒ」には、当時活躍された人々の様子が記録されており、今となっては手元に1部ずつしか残されていないが、今は亡きランカ堂写真の高橋さんが所蔵された大正時代の写真から、高橋さんが津島市の人々を訪問されて残された記事や、「野武士」と言われた津島市議会の成瀬昇氏の回想録など、自己満足ではなく歴史の一瞬が散りばめられていた。

 「もうこの本で最後だよ」と言われたが、伊藤さんはまだ63才であり、更なる言葉の記録に励んでいただきたいと思うとともに、私も休刊中の「ふるさとアサヒ」を復刻したいと思えてくるのでもある。今年は、書道展への出品と、夏の高校野球の写真展も視野に入れてあり、「あんた、そんなに大丈夫」と知人に言われる一日となった。
                                5月14日の一言