今までの津島市議会では、質問回数が3回に限定されており、議場壇上で質問した答弁に、自席に戻って再度質問し、この答弁に対する質問が最後となっていたが、今回の議会から質問回数の制限がなくなり、一問一答方式に変更となった。

 3回しか質問ができないと、1回の質問に多くの質問を並べる事となり、質問に対する答弁漏れがあっても質問者すら気づかない事もあり、市民にも解かり難いとの声もあったが、いざ一問一答式に変更となると長年続いた慣例とは違う事から、市役所職員だけでなく質問する私にも違和感がある。

 議員にとっては一問一答方式は、答弁漏れがなく、必ず何らかな答弁を引き出せるメリットもあるが、事前に質問内容に対する十分な資料と学習がなされていないと、何度も中身のない質問の繰返しとなり、質問そのものの質を問われる事ともなる。

 一方では、議員の質問に答える理事者(市役所)側の幹部職員は、質問に答弁できないと大変な事となる事から、我々が質問を通告した直後より、質問内容を把握すべく質問に関係する職員が走りまわる事となり、ここで議員に答弁内容まで伝わってしまう事から、議会がセレモニー化する可能性も否めない。

 質問内容が判らないと、「資料がないので後日報告します」と、答弁が出ない可能性もあるが、質問に対する答弁が議会前から判り、次の質問を考え、理事者側がそれも知り、答弁を用意するとなると、議員と職員の台本付き朗読劇と化してしまいそうでもある。

 私も今回の議会前に質問する内容について県職員の知恵を借りた。何処で誰の知恵を借りようと勝手な話であるが、質問する前に自分の知恵の出所を教えてしまっては、議会の臨場感は半減してしまうようにも思われ、初めての方式への戸惑いは隠せない。

 さて、議会中であるが8月に終わらせるべき仕事を残しており、災害時には防災ボランティアとして現地に走ると決めていたが、議会中に地元を離れる事もできず、東海地区を襲ったゲリラ的集中豪雨の被災地を横目に、自分の無能さを実感する日々ともなっている。
                              9月4日の一言