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 昨日の上高地行きは突然の決定となり、前日の夜10時に津島市を出発し、尾西インターから東海北陸道に入り、長良川のサービスエリアで持参する土産物を買い、ひるがの高原サービスエリアで休憩後に、飛騨清見インターから中部縦貫道に入り高山西インターにある道の駅で仮眠の休憩です。ここまで我家から2時間もかかりません。

 さて、仮眠と言っても夜型の私は眠くもならず、家族のいびきで眠れませんので、一足飛びに平湯温泉まで走り、バスセンターと目と鼻の先にある足湯の駐車場に停めて、とにかく仮眠です。上高地行きの始発は午前7時で、約30分で上高地のバスセンターに到着です。とにかく3時間で到着して早いものです。

 私の目的は写真家の中沢義直さんのカレンダーで、例年は明神池にある穂高神社奥の宮で購入してきましたが、今回は河童橋の前にあるホテル白樺荘の売店にある事が判ったので、昨年夏に登山中の事故で亡くなられた愛知県の作田さんの供養と思って、家内と母親を連れて明神池を目指します。

 途中の小梨平の売店も閉鎖され、明神館も閉店で板が打ち付けられ、冬季用のトイレが一つあるだけで、夏と違って途中でも人とはすれ違う事もありません。昨年も同時期に上高地へ来ていますが、今年は小梨などの果実が見当たらず、昨年よりは冬の訪れが早いようにも感じられます。

 明神池も奥の宮に参拝後は夏には人で賑わう嘉門次小屋にも客がなく、入ってみようとも思えず、一目散に河童橋まで戻りましたが、今年は道路に動物のフンが多く、歩くのも要注意です。それでも11時には河童橋に到着し、予約してあったカレンダーを購入した事から何もやる事がありません。

 「大正池まで行こうか」と言ったものの、家内と母親は歩けないと一歩も譲りませんので、私のお気に入りのレストラン「小梨」でちょっと早い昼食です。
 「あれッ、大鹿君じゃない」の一言は、中学時代の同級生で、河童橋で偶然に出会いました。「よく解ったねェ」「どうも声からそうじゃないかと」のやりとりに、「お父さんの声って特徴があるのかしら」の家内の声ですが、私はこの河童橋で昔から多くの知人と出会う事があり、ここにいればまだ誰かと会えそうに思えてきます。

 しかし、さすがに朝から歩いていると、歩く事しか何もない場所ゆえに、今回はビジターセンターで上高地の自然の映画で転寝です。私にとっては春や夏以上ににおう木々の香りや、刻々と変わる山の景色など一日が足りない位の上高地が、家内にとっては帰った後の心配で、早く帰りたいのが見え見えで手袋が必要な寒さも帰宅を促します。

 バスに乗った上高地入りは学生時代以来であったが、かつての松本から電車やバスを乗り継いでの上高地入りの習慣で、今でもわざわざ安房トンネルを通過し、松本側の沢渡方面から上高地入りしていた車のトンネル通行料や駐車場代ばかりか、時間についても飛騨側からの上高地入りの合理性に気づかされた。

 一方で、飛騨側の旧丹生川村には、学生時代からスキー(朴の木平)で訪れ、最近ではマイクロバスで訪問しても千光寺へ案内するなど、一時は格安で居住できる施設を捜していたくらいの場所で、昨日も地元の人間のような気分で知人を訪ねたが、蛇口より流しっ放しの水(清水からの井戸水)を見ながら、改めて自然の魅力に惹かれるのでもあった。

 昨年も同時期の11月10日に上高地に一泊しているが、このときはマイクロバスで出向いており、自然の魅力は人それぞれ感じ方と楽しみ方が違う事から、改めて自分の居場所探しがしたい心境となる上高地の一日となりました。昨年の上高地の様子と、私の居場所についての一言を下記に添付しました。
                               11月10日の一言
昨年の一言 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/27383512.html
私の居場所 http://blogs.yahoo.co.jp/s281218/27346998.html