本日の朝日新聞夕刊の投稿欄「ナゴヤマル」に、下記のような書き込みがあったので紹介したい。

『来年9月の演説会 奇妙な選挙ポスター』
 私の選挙区内の道路沿いに最近、自民党演説会と題したポスターが張り巡らされている。弁士麻生首相とあり、地元から立候補しようとしている衆院議員の顔写真が並んでいる。
 首相が来るのなら聞きに行こうと思って日時を見てみると、下のほうに小さな字で「平成21年9月10日」とあり、場所は議員の事務所となっていた(編注 9月10日は任期満了日)。まだ10ヶ月近くも先の話だ。本当に来年の9月に首相演説会があるのだろうか。
 総選挙もささやかれている折でもあり、違反ではないとは思うが、あまりにも奇妙なポスターではないだろうかと思う。
 選挙戦術とはいえ、こんな手段で選挙民に訴える予定者に私は不信を抱く。 愛知県 団体職員(69)


 選挙が近づき、私の地元でも衆議院選挙を意識したポスターが張り出されているが、我々地方議員が自分の名前を印刷したポスターを張り出せば、公職選挙法に触れる違反行為となるが、政党の活動として中身に名前を入れる場合には許される事から、今回のような奇妙なポスターが誕生したと推測できる。

 それにしても、顔と名前を売り込むためとは言え、国の首相の名前と、実際に開催されるかどうも判らない1年も先の演説会をうたうとは、選挙民(国民)を馬鹿にしているとしか思えない。

(この記事から珈琲タイムで)
 A「おい、こんな奴は選挙違反じゃないのか」
 私「違反にはならないんだ」
 A「それなら、来年の9月に演説会をやらなければ罪になるだろうが…」
 私「それよりも来年9月まで麻生さんが首相かな?」
 A「それなら余計に詐欺じゃないか」
 私「首相が代わるかどうかより、いつ選挙かも知れないだろ」
 A「こんな奴が当選したら日本も終りだなー」

 新聞の投稿記事にもあったが、選挙戦術としても「ヒドイ」の一語であるが、先の事は判らず、本当に来年の9月10日に候補者の事務所で麻生首相の演説会が開催されれば問題ないが、新聞社の注釈のように、任期満了日に演説会が開催される可能性は皆無に近い事から、こんな手法は厳しく断罪されるべきと思うが、私の知人(メタボリックの標本)から「こんな奴」と言われるようでは国会議員の資質まで疑われそうである。

 新聞の投稿者の住所が「愛知県」となっているが、新聞の投稿規程では、新聞紙上の匿名は自由だが、投稿には自分の住所、氏名、年齢、職業、年齢を記名とある事から、地域名の特定がされない配慮は新聞社か投稿者の機転かは判らないが、公衆の公道に疑わしきポスターを張り出す神経は市民感情も逆なでし、政治の信頼を低下させる行為でもある。
 
 今から30年ほど前に、江川投手と巨人軍の「空白の一日」が大きな社会問題として報道され、当時は国会議員の名前も調停の場に登場したが、世が変わり、国の指導者たるべき国会議員自らが、人々をたぶらかすような時代になったようで、地方議員としても恥ずかしい限りでもある。
                                 11月14日の一言