本日は愛知県の心のバリアフリー推進事業「地域セミナーin津島」が開催され、日本福祉大学社会福祉学部教授の児玉善郎先生による「障がい者の自立を支えるバリアフリー」についてと題した基調講演のあと、パネラー3名を加えたディスカッションが夕方まで続けられた。

開催要項は下記↓
http://www.kuronowish.com/~oshika18/newpage7.htm

 セミナーは、「人にやさしい街へ」のテーマで、障がい者から高齢者まで誰もが安心して地域で生活できる街づくりと、いざという時に困らない社会の仕組みについて、3年前から連続して開催されており、過去2年間は愛知県の「人にやさしい街づくり」地域セミナーとして、今回は心のバリアフリー推進事業として開催しました。

 パネラーには、津島市で知的障がい者施設「しらさぎ福祉園」の園長を務める沢田一郎さんから、現在の取り組みと障がい者が地域で生活していく上での課題と、福祉施設やケアホームの今後の課題について話され、施設に通う園生が地域で生活していく上での問題点が披露された。

 次に、平成10年に交通事故によって車イス生活となった尾西市の三好宏和さんから、健常者から障がい者になって感じた病院の対応や自分の障害を受け入れていく上での心の葛藤や、自立して生活していく上で苦労話を聞いた。

 最後に、地元津島市民病院の副院長で統括外科部長の神谷里明先生から、入院患者を在宅に導くための医療面の対応と、同行した病院のソーシャルワーカーからの実例報告を交え、医療現場の医師不足の実態と勤務医の環境など、患者への責任ある対応が語られた。

 それらを児玉教授のコーディネートでディスカッションを進め、一日の日程を終えましたが、今回のセミナーはNPO法人ひとまち生活ネット津島が単独で企画運営したものの、愛知県の資金支援とともに、津島市の建築課職員や市民病院職員と一体となった準備により開催されており、県と市と市民活動が一体となった事業として津島市では貴重なイベントとなっています。

 今から来年の話は早すぎますが、児玉教授から「是非とも来年も続けていって下さい」との言葉や、パネラー役の神谷副院長からも引き続いて参加していただける事から、今回のセミナーの中で問題となった災害時の障がい者や高齢者の対応などテーマを絞って早期から準備にかかりたいと考えています。

 さて、以前の一言にも記しましたが、ここ数年間は誘われるままに、何でもボランティア活動には一市民として参加を続けてきましたが、私の身体が一つしかない事から、これからは自分の限定したポジションから市内外のイベントに積極的に参加していきたいと思います。

 NPO法人についても、現実に困っている人の存在から、人の手足となれる活動に徹して、私も人の手足となれる実践を残す事を課題に、ボランティアを必要とする人と、身体に余裕がありボランティアに参加できる人を加えた目に見える活動に発展させたいとの意欲をもらえるセミナーとなりました。
                              1月12日の一言