民主党が公約としている高速道路の無料化に対して、中日本高速道路の会長が反対する意見をテレビニュースから目にしたが、無料化に賛成の立場の人からは会社の利権を守るための発言と批判されるであろうが、利用者である私も同感なので添付するとともに考えてみたい。

高速道路無料化に対する猪瀬発言
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090814/plc0908140745004-n1.htm

東日本高速道路会長の発言
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090812/biz0908121819016-n1.htm

中日本高速道路の会長発言を取り上げたブログ
http://minkara.carview.co.jp/userid/148722/blog/14363338/

 私も利用する側にあるから、高速道路の割引は有難いし、無料となれば尚更負担は無くなるわけだから経済的には恩恵を被る立場にあるが、今年の割引制度による休日の渋滞状況を見れば、高速道路としての目的である高速走行が不可能であり、無料化されれば高速道路としての機能は果たされない。

 高速道路関係者の指摘するのは道路維持に必要な財源は利用する受益者負担である事と、2万人以上となる料金所で働く中高年労働者の雇用問題と同時に、高速道路の機能を失う事などであるが、私は時間をかけて議論した猪瀬氏ら専門家の公団民営化は何だったのかと問いたい。

 無料化の是非については、添付した猪瀬発言の中に、無料化に賛成する山崎養世氏の主張も掲載されているので、比較して議論してくだされば幸いだが、私が19年間も続けてきた京都大文字送り火鑑賞を今年は断念したのは高速道路の渋滞が原因であり、山崎氏の主張では高速道路は自動車道と化し、一般道となるのは目に見えている。利用する立場では、有料でも目的地に早く到着したい。

 もっとも、こんな事に目くじらを立てて議論しても、私が長距離運転ができるのもせいぜい10年位が限度であり、現在取得中の大型二種の運転免許に至っては、旅客用の大型バスには一生乗らない可能性も高く、政治が何でも干渉できるのであれば、新幹線や鉄道、長距離バスの割引きか無料化を公約としてもらいたい。

 高速道路の無料化は国民の関心を引いたかもしれないが、私は政治家が専門でもない事を公約にする事よりも、専門家による審議会を国民に公開し、国民も参加できる議論の場を提供する事の方が先決と思うとともに、このままでは利用者の声は無にされたままに選挙公約として実施されるのも無念である。
                                8月26日の一言