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 愛知県一宮市内の木曽川で、国の天然記念物で環境省から絶滅危惧種に指定されているイタセンパラなどを密漁して飼育するとともに、他人に販売していたとして文化財保護法違反と種の保存法違反で、愛知県警は51才の会社員を逮捕した。

関係新聞記事↓↓(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010011002000100.html
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010011102000141.html

 報道する新聞各紙を見ると、「1200匹密漁」とか「1日100匹密漁」などと報道されており、自宅のベランダや庭で大型の水槽で飼育していたとある。今回の事件ではイタセンパラだけでなく、ネコギギやアユモドキも捕獲して、大分県や岡山県の淡水魚販売業者に売り渡していた。

 現実には、木曽川で釣り糸をたれれば釣れる可能性も高く、私もかつては各地に釣りに出かけて、名前も判らない魚を捕獲して持ち帰って飼育していた事がありますが、世の中には釣った魚が希少価値のある絶滅危惧種とは知らずに持ち帰られる例も多いのではないか。

 さて、新聞に掲載されたイタセンパラ(写真上)については、コイ科のタナゴの一種とされているが、私の少年時代には「トウギョ」と呼んでいた七色に輝く同じようなタナゴが存在していました。
※トウギョは正確な名前ではなく、子供の勝手な呼び名でした。

淡水魚については下記を参照して下さい↓↓
http://www.hpmix.com/home/katuuya/katuuya2013/T1.htm

 子供時代には近くの河でいくらでも捕れた魚ですが、同じように小川でバケツですくえるように繁殖していたナマズについてもほとんど存在せず、最近では大きなライギョの釣り場として遠くから釣り人が訪れ、50センチ以上のコイが悠々と泳いでいきます。

 ナマズについては隣町との境界を流れる用水の排水場近くで釣られ、タナゴの一種については我町とは水系の違う排水場で採取したことがありましたが、川や用水を稲の運搬に使っていた水郷地帯だった事から、今では見なくなった「ウグイ」や「ウナギ」も生息していました。

 もっとも、近所を流れる2級河川日光川についても、戦後に上流で染色工場が操業するまではシジミがいくらでも採れたそうですから、戦後60年の間に自然界から多くの動植物が消え去り、中には希少価値のある水生動植物も存在していたと思われます。

 前記したナマズについても、アメリカザリガニや田んぼのタニシについても、バケツに溢れるように捕れて食材にされ、トンボのタケヤンマやギンヤンマが夕暮れの空を真っ黒にしていたかつての自然は戻る事は不可能ですが、存在した事自体の記録は重要と思います。
                               1月11日の一言