
この犬が我家にやって来たのは12月の初めで、約束であれば3月の初めには飼い主のもとへ帰っていたのですが、飼い主の帰国が遅れたことから、3月中旬に延び、私の希望で3月末となり、悲しくて別れられない私のわがままで、「もうー、返さない」と今晩も一緒です。
何もシツケができておらず、私が「お座り」と「お手」を教え、菓子や食事の「待て」も教えましたが、元の飼い主の家では大小便のシツケができず、所構わず粗相を続ける事から留守となる日中だけでなく、夜もベランダに出されていたようです。
預かってきた長男が「バカ犬」と言っていましたが、教えた事をすぐに覚えた事からバカではありませんでしたが、大便は何とか定めた場所でするようになったものの、小便だけは所構わずで、4ヵ月たってやっと私と寝る部屋だけは粗相しなくなりました。
ただし、私が黙って部屋を離れたり、事務所につないだまま部屋で内緒に菓子を食べていたり、我家本来の愛犬「モモ」を家内が散歩に連れ出すと、戻った部屋はいたるところに小便がしてあり、これは確実に自分の存在感を示しているものと思います。
もっとも、「粗相したら拭けば良いだろう」と、私と家内は黙々と拭いて消毒しますが、私の母親は鬼の形相で怒ることから、最近は私が家を空ける場合は、短時間なら車に同伴となり、長時間となる日は事務所の留守番役となります。
さて、問題は飼い主の考えが判らない事で、大小便の粗相に苦痛を感じて返す日時が延びておれば幸いですか、預かった日時が延びれば延びるほど、相棒となっている私の悲しみから苦痛となる事は確実で、お座敷犬を飼う娘は「犬は最初の飼い主を忘れない」と、早期の返却を主張しますが、4ヶ月も人の傍らにいる犬がベランダ生活を希望するとは(身勝手ですが)思えません。
娘に感化された家内も「飼い主を探している」と言い出し、私と相棒の別れは成り行き任せとなりますが、この寝相を見る限りでは、安心しきっており、人が居ないとこんな格好もしない事から、私は飼い主に訴えられても手放したくない心境となってきました。
外からの来客に必死で吠える姿は、我家の愛犬より激しく吠え(我家の愛犬も過保護ため吠え続けますが)、家族の外出に過度に反応し、私の車には必ず必死で同乗を訴え、添付した寝相を見る限り、確実に我家を居場所としているように感じますが…
4ヶ月にわたり、大小便の粗相も承知で寝食を共にした生活は、我が子のオムツも替えたことのない私にとっては、我が子でも経験した事のない相棒となり、大小便すら汚いと思わない一心同体のようになっており、このまま「今日無事」が続く事を願っている。
4月6日の一言
追伸
「今日無事」は横井庄一さんの座右の銘となる一言です。








