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元横綱朝青龍、北朝鮮を訪問 金永南氏らと記念写真 4月22日(朝日新聞)⇒ http://www.asahi.com/international/update/0422/TKY201004220402.html

●スポーツ報知
朝青龍が政治家への道を歩み始めた。ザンダンシャタル外相らモンゴル政府の外交団の一行として北朝鮮を初めて訪問したのだ。日本の国会議事堂にあたる万寿台議事堂で一行と共に金永南常任委員長と記念撮影。北朝鮮のナンバー2との対面で将来の政治家転身に大きなステップを踏んだ。

●スポーツニッポン新聞
引退後の朝青龍は経済界や映画俳優への転身などが話題になっているが、関係者は「政府は1人750ドル(約7万円)の参加費を募って(同行者を)誘っていた」と話した。訪朝を終えた朝青龍は既にモンゴルへ帰国しており、24日にも日本に再来日する予定だ。

 引退した横綱朝青龍が北朝鮮を訪問した写真が報道され、テレビのワイドショーでも大々的に報じられているが、相撲界を追われるようにして引退した朝青龍が、どんな意図で北朝鮮を訪問していようと本人の自由であり、「遺憾だ」とか「好ましくない」などとのコメントは、モンゴル政府や朝青龍に対する越権行為であり、拉致被害者の家族と言えども批判的なコメントはマイナスにはなってもプラスにはならず、むしろモンゴルに帰国してまもない朝青龍が北朝鮮の大幹部と一緒に写真に収まった事実を評価するとともに、日朝関係を打開するヒントにすべきではないか。

 朝青龍のファンであった私からすれば、モンゴル国民として日本に帰化を希望していない若者(現在29歳)に、日本の伝統や横綱の品格まで求めて、本人の責任もあるとは言え評論家が批判を続け、相撲協会自体の不祥事が重なって日本におられなくしてしまった感が強く、今回の訪問はモンゴルとは友好関係にある北朝鮮を訪れただけの事で、今後の人生を切り開くために行動する朝青龍が逞しく思えてくる。

 さて、もっと問題な事は、小泉首相の訪朝以来、日本と北朝鮮との和平交渉は何一つ進展しておらず、唯一信頼してバックアップの期待ができた米国とも民主党政権は信頼関係をなくしており、朝青龍にすがった方が何とかなりそうに思えるのが日本の外交である。

 北朝鮮によって理不尽にも拉致され、自由を奪われた拉致被害者や家族の思いは理解できるが、何も方向性を示せず、日朝間に何の進展も期待できそうもない日本政府よりも、私なら朝青龍にすがって期待した方が得策にも思え、批判よりも参考にしたいものである。

 拉致問題が解決しなければ制裁を訴え、経済交流も制限を求める被害者家族も存在するが、日本と中国の国交回復を例とすれば、日本と北朝鮮の対話によって和平が進み、国交が回復すれば自然と拉致被害者についても明らかになるのは明白で、北朝鮮に対して何でも批判的に考えるのは得策とは思えない。
                                   4月23日の一言