本日は津島市議会一般質問が終了し、明日からは厚生病院委員会から常任委員会が連日続きます。
 
 さて、本日は久しぶりに大相撲の話題です。横綱の品格が問われた朝青龍が引退させられ、応援したい力士不在により、相撲そのものに対する関心も薄らいでいましたが、野球賭博や暴力団と相撲界の関係が社会問題となってきました。
 
朝日新聞相撲記事一覧⇒ http://www.asahi.com/sports/spo/sumo.html
 
 木瀬親方が暴力団に特別の桟敷を提供していた事件から、大関琴光喜が野球賭博をしていたと週刊誌に報じられ、いずれも関与を否定していたものの、実際には関与していたばかりか、野球賭博については大量の力士が加わっていたいたことが確認されました。
 
 週刊誌やテレビのワイドショーだけでなく、今では新聞の一面を飾る事件に発展してきたものの、相撲協会全体に暴力団や賭博に対する認識が希薄で、一般社会の常識や犯罪との意識も感覚も全く違うのではないか。
 
 一説には協会理事選で出身一門に造反した貴乃花親方に関係する者に対する内部告発との報道もあるが、かつての芸能界と同じく、暴力団と相撲界の関係は戦後の混乱期から延々と続いていたのではないだろうか。
 
 木瀬親方が暴力団に特別席を提供していた事が問題となった時、テレビ朝日のコメンテーターとして呼ばれた元関取の龍虎は、「暴力団と任侠の人とは全く違いますよ」と、同席した評論家に声高に訴え、誰も異論を示さなかったが、番組の最後に不適切な発言とテレビ局が訂正した事がありました。
 
 つまり、かつて美空ひばりさんと山口組の田岡組長が公然の関係であった頃と全く変わっておらず、今でも地方に行けば暴力団を敵に廻しては組織が成り立たない現実があり、お祭りの露天商についても「その道」の人と無縁では出店もできません。
 
 私は暴力団関係者が大相撲を観戦することを排除する事の方が嫌悪感を感じますが、大関琴光喜の犯した野球賭博は完全なる違法行為であり、仲間内のマージャンや花札とは違う犯罪との認識が相撲協会にない事に違和感を感じます。
 
 もっとも、市議会議員である私が暴力団に甘い認識を記すと問題ともされかねませんが、暴力団を構成するのも人間であり、私の知人の中には交通事故で暴力団員ではない一般人に暴力団顔負けのように脅され、相談した警察も相手にしてくれず、人を介して暴力団関係者に仲裁に入ってもらって揉め事を解決した例もあります。
 
 「罪を憎んで人を憎まず」の諺もありますが、暴力団の一言で排除する事以上に、暴力団ではないものの、暴力団に成り代って人々を泣かす無法者の存在にも目を光らせる必要性を感じています。
                                     6月15日の一言
追伸
法律を犯した大関琴光喜をはじめ、野球賭博に参加した力士については、相撲協会内部の調査と処分でなく、法律によって警察や司法の手に委ねるべきで、このままでは引退させられた朝青龍も浮かばれません。