本日の報道では、私の住む津島市でも100歳以上の人で安否が確認できない『所在不明人』が存在するとテレビや新聞が大々的に伝えた事から、市民の方からも電話が入り、正論に対して私まで叱られる展開となりました。
 
                         http://www.asahi.com/national/update/0804/TKY201008040121.html
 
 「おい、津島市もあったんだね」
 「そうらしいですね」
 「そうらしいとは無責任な」
 「しかし、市役所の責任は問えませんよ」
 「何をバカな!それでも議員か!!」
 
 添付した新聞記事だけを読めば、
『愛知県津島市では、100歳の男性が、住民登録された場所に住んでいないことがわかった。義妹(80)は「07年を最後に会っていない」と話しているという。』
このまま読めば確かにずさんな市役所とのイメージが沸いてきます。
 
 しかし、マスコミは「津島市よ、お前もか!」と伝えたかったようですが、朝日新聞の夕刊(名古屋本社版)を正確に読めば、市役所の対応に何も問題はなく、毎日新聞を読めば、むしろ問題意識を持って「良くやった」と職員をほめてやりたくなります。
 
毎日新聞記事  
 (津島)市に住む男性の義妹(80)が昨年11月、兵庫県尼崎市からの男性の転入届を出した。義妹は市の調査に対し男性について、「いったん津島に来たが、出ていった」「07年に姉(男性の妻)の葬儀で尼崎で会って以来、会っていない」などと、つじつまの合わないことを話しているという。
 …略… 市が男性の住所地を訪問して調査したという。
 同市は3日、市内の100歳以上の高齢者全員に対し所在確認の調査を実施した。【岡村恵子】
 
 詳しい事実関係から、対象者は昨年11月に津島市に転入しているが、転入届は前住地である尼崎市役所の転出届けが無ければ受理されず、全国の事例から昨日対象者全員を調査して市役所が指摘した事から、市役所に対する批判は的外れと言わざるを得ない。
 
 むしろ、新聞記事にあるように07年から会っていない100歳男性の住所を09年に津島市に転入させた理由は何故か?
 事実関係はこれからだが、所在不明の男性が死亡しておれば、明らかに年金を不正受給していた可能性が高く、今後は警察の手による捜査に委ね、不法行為には厳しい断罪が必要と思います。
 
 地元で発行された記事を正確に読めば、津島市の手落ちではなく、住民の不正行為と思われるが、全国版のテレビや新聞には細かい説明もなく、「津島市もか」となる事から、津島市から全国に出ている関係者には淋しい話題提供となりました。
 
 もっとも、東京や名古屋などの大都会とは違い、津島市は9月の敬老の日に市長自ら対象者の自宅を訪問しており、所在不明が続く可能性は低く、大都会の忘れられた存在とはなりませんので、小さな6万都市ゆえ行政の目が届く利点も訴えておきたいと思います。
 
 一方で、私にとっては事実関係を知らない市民の方の電話に対して、事実関係を話す前に叱られて電話を切られてしまった事から、正論とは言え「聞き上手」な対応ができなかった反省です。
                                   8月4日の一言