地元の中学生が橋の下でタバコを吸っている現場に到着したのが午後5時頃の事で、異様なハンドルの自転車などが数台置かれ、125㏄のピンクのナンバーが引きちぎられたスクーターが1台堤防上に置いてありました。
場所は津島市と愛西市を結ぶ狭い橋で、車がすれ違えない事から、もう一度引き返して自転車に張られたシールとカゴに置かれたヘルメットで学校名を確認し、私の母校である事を確認してから学校に連絡しました。
もっとも、母校の校長は私の同級生である事から、校長の携帯電話に連絡したものの不通だった事(来客に応対中)から、学校に直接電話して事の次第を伝えるとともに、担当の教員(教務主任)に代わってもらいました。
「お宅の生徒が数人タバコを吸っているが…」
「そうですか」
「自転車だけでなく、ナンバーの無い単車もある」
「それなら警察に電話して下さい」
「えっ?警察!?」
「ナンバーの無い単車となると不法行為ですから」
「それは判るけど、お宅の学校の生徒なんですよ」
「場所は何所ですか?」
「〇〇の△▽の橋の下だけど」
「それなら、昨日も電話があって」
5分程度の会話ですが、「今すぐ行きますから待っていて下さい」とか、詳しい場所でも聞かれる事を期待していましたが、全くそんな応対ではなく、あくまで警察への通報を主張する学校に、とても母校の生徒を通報はできず携帯電話で写真だけでもと現場に戻りましたが、生徒と目と目が合って…
私を車に乗せて同行してくれた知人に、「もう一度戻って」と言うと、「戻ってどうするの?」と問われ、「しばらく様子を見る」と言うと、「直接乗り込むんじゃないのか」と言われましたが、中学生とは言え10人近い不良を相手に単身で乗り込む度胸はありません。
「じゃー、あんたも付いてきてくれるか?」
「…」
「中学生でもナイフでも持っている可能性もあるだろ?」
「…」
私が現場の中学生と直接対決するのを期待されても、橋の下で刺されたり、川に落とされる可能性もあり躊躇していると、「そんなら何にもならないから帰ろう」と知人は車を戻しはじめ、しばらくして現場にあった単車に2人乗りの少年が我々を追い越していきました。
通報を受けて現場に走りながら、何の行動もできないままに現場の子供達が解散していく可能性に、警察には通報できなかったものの、教育委員会の教育課長に事の顛末を電話し、帰宅後に1人で現場に戻った時には誰もおらず、学校の関係者も来た様子がありません。
母校であるだけでなく、同窓会長でもある事から、何とか現場で解決したいとの思いで学校に連絡したものの、その後に連絡が取れた校長からも、「(予想される生徒達が)どうしようもなく警察に相談している」との一言が聞かされました。
その警察は「現場を押えない事には何ともできない」と言っているらしく、「ほんの一部の生徒だけなんだが…」と言われても、市民目線では過去と比較して「かなりひどい」と思われており、学校の泣き言を聞いても同情には限界があります。
「じゃー、大鹿は現場で何をしたの?」
「ナイフでも持っていたら危ないから何もできなかった」
「そんな生徒ではないから」
「我々では生徒の事は判らないから…」
「判らないのにアレコレ言われても」
「じゃー、何で警察に事を預けてるの?」
「一部の生徒だけなんだけど…」
「そんな事は過去も今も一緒だッ」
他人のことに首を突っ込んでケガでもすれば堪りませんが、匿名とは言え厳しい通報を二度ももらい、現場で中学生の姿を確認しながら無力となった現実に、「お父さん、大声は出さないで…」と家族に釘を刺される夜となりました。
10月6日の一言
追伸
市民からの通報や、自分で現場を直視したことから、学校と『地域力』で解決に向けて協力すると話しましたが、生徒の卒業まで半年となった今、自分に何ができるか自問自答ともなります。








