先週の四国遍路中に奄美大島では大変な水害に遭遇していましたが、幸いにも我々はカサを必要ともせぬままに巡拝を続けたものの、行き先の天候によっては旅は台無しになってしまいます。
 
 今年の秋は、毎週のように上高地へ出向き、時には3日間太陽が姿をみせない事もありましたが、明日に予定している上高地への日帰り旅行は、上高地が初めてという人もある事から天候が気になって仕方がありません。
 
 我々の住む津島市の天気は何とか晴れマークとなっており、上高地のある長野県松本市も曇りではあるものの雨マークがありませんが、岐阜県高山市は今夜に雨が降る予報となっており、微妙な天候となりそうで、私一人ならば一日順延したいところですが…
  
愛知県津島市の天気
長野県松本市の天気
岐阜県高山市の天気
 
 上高地は来月の15日が閉山となっており、釜トンネルが閉鎖されてしまう事から、私にとっては来月の13日の日帰り旅行が今年最後の上高地行きとなりますが、私の希望では閉鎖後の釜トンネルを歩いて、雪の上高地入りを果たしたいと思っています。
 
 もっとも、四国での先達研修会や仲間との遍路も残っており、会報発行や議会日程を考えると難しい現実ともなります。
 
 さて、今回一緒に巡拝しているTさんは、自動車整備や販売会社を主としながらも、全国に営業所を持ち、各種車両のレンタルを手広く展開されており、本日訪問すると自社の案内までされた事から、新車のマイクロバスを借りる事や、来春の選挙時の街宣車の打ち合わせまで話が進んでしまいました。
 
 一方で、本日訪れた市外の運送会社では、社長を呼んでもらったところ、予想もしない若い青年が出てきた事から、「社長って○○さん?」と問いなおす事となりましたが、私と同年であった社長は既に7年前に亡くなり、息子さんが社長になっていました。
 
 この運送会社は、創業した社長(今の社長の祖父)と私の父親が親しくしていた事から、学生時代の私が旅行の添乗員で浮ついた根性を変えるために半年間ゴミ収集車のアルバイトに通った会社です。
 
 久しぶりに出向いた先で聞いたまさかの訃報にびっくりとなりましたが、私の長男より若い社長になったものの、私が通った当時の社員や親族が残っており、当時は数台だった車両が30数台に増えていたのは救いでした。
 
 秋田県から単身名古屋にやってきて、名鉄百貨店のゴミを一手に引き受け、地元自治体のゴミ収集で事業を拡大した創業者(現在の社長の祖父)は働き者で、こちらも早く亡くなっておられ、私は父親と一緒に通夜に出向きました。
 
 こんな悲しみの繰り返しが続き、私は何一つ知らなかった事にもショックで、この運送会社の創業時に名鉄に勤務していた私の父親も深く関わっていた事から、一度に歴史が変わってしまったと愕然とさせられました。
 
 56歳になりながら、まだ父親の息子の気分で、創業者の息子が社長となっているはずの会社を訪れたのですから、身近に感じていた人々の存在がない事は会話にもなりません…
 
 前記したTさん(社長)もこの運送会社の社長を知っておられ、四国遍路中にも偶然の共有にびっくりして話していた事から、社長の訃報を聞いたTさんも「なにー、本当か…」と訃報を共有する一日ともなりました。
                                 10月26日の一言